(前回「その16 香港の駅のポスター2018春」からのつづきーっ!)
(「その1 二階建てトラムと夜景2008秋」はこちら)
ひさびさに香港のつづきだよーっ★
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うわぁぁぁぁぁーーーーーーーっちっ★
バックドロップをしそうな感じでコケていく小心地滑(しうさむていわーっ)くんだ★
※「小心地滑」は日本語だと「しょうしんじすべり」かなぁ~。
意味は「スリップ注意」だよん。
さて、今回は「その17」として、廟街の老舗の海鮮料理屋「堂泰海鮮菜館」をご紹介
※文中のふりがなは、ひらがなが広東(かんとん)語読みで、カタカナは英語読みだよん。
(地名・道路名や駅名は、広東語と英語で全く違う時があるのでご注意を。)
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…さて、今回も食べに行きますか。

オラが初めて香港に来た1992年以来、訪港すると必ず食べに来ている海鮮料理屋さんがある。
もうすっかり顔も覚えられていて、お店のオニイチャン(今や店主かも!?)に「My best friend~★」と言われるくらいになっている。
(すでに26年目に突入かぁ…)
でも、今回は3年半ぶりの香港なので、果たしてまだ覚えてくれているか…な?
※今までこのブログでも何度か登場しているが、ちゃんとお店を紹介したことは無かったので、この機会にご紹介しておこう♪
(ユーラシア大陸鉄道横断旅行の「Go West!」(1996年)」と、シルクロード一人旅の「我的長征」(2006年)でも紹介しているよん)
…さてさて。
その海鮮料理屋さんは、ここにある。
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(2018年のグーグルマップより)
★の位置だよん★
ネオンきらめくメインストリート「彌敦道(ねいとんとう:ネイザンロード)」からちょいと裏道に入った「廟街(みうかーい:テンプルストリート)」(通称「男人街(なーむやんかーい)」)にある。
毎晩道路上に露店が出て、賑やかな夜市が楽しめる観光スポットだ
まずは、地下鉄の「佐敦(ちょうとん:ジョーダン)」駅(地図の★の右下にある駅ね)で降りて、「A」出口から地上に出る。
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(2004年12月に撮影)
キンキラリぃぃぃぃぃ~~~~~~ン
左に見える「裕華國貨(ゆーわーくぉっくふぉー)」の横にA出口がある。
出口を右に、上の写真で言うと左へ進む。
すると、3つ目の小さな交差点の右側に、こんな門が見えてくる。
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どどーーーーん!!
世界中のチャイナタウンにあるような門で、扁額には「廟街」と書かれている。
昔は無かったが、観光客に判り易くするために建てられたっぽい感じがする。
香港はリアルに「チャイナ」なので、必要ないんだけどねぇ…
まぁ、この門の辺りには露店が出ないので、初めて来る人には判りづらかった。
事実、オラも昔は何度も曲がる道を間違えた…
…で、門をくぐって少し歩くと、目の前の小さな交差点から露店が並んでいるのが見えてくる。
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(2014年6月に撮影)
わくわく
通称「男人街」の名の通り、主に男性向けの日用品や雑貨・おみやげ品がたくさん売られている。
(少し離れた所に女性向けの「女人街(のぃやんかーい)」(通菜街:とんちょいかーい)もあるよん)
まぁ、訪れる人は男女の区別なく、どちらも賑わっている。
そして、この細い道を進んで行くと…
1つ先の小さな交差点に出る。
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ここだぁーーーーーーっ★

右の角にある「堂泰海鮮菜館(とんたーいほいしんちょいくぅん:トンタイシーフードレストラン)」と書かれたお店だ
…あぁ、もう我慢が出来ないっ★
リミッター全開で店に近付き、「やぁ♪」と挨拶して席に座る。
(2018年3月17日のこの日は満席に近くて、店員全員がドタバタで挨拶出来なかった…
)
このお店、彌敦道から直に曲がってやって来ると、ネオンがあるので判り易い。
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(2014年6月に撮影)
おぉ、いぇい★
このネオン、オラは数年前まであること自体に気付いていなかった…。
いつも露店の中から現れるのでね★
お店自体は小さいのだが、混んでくると路上にテーブルを出して、じわじわと拡張されていく。
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(2008年9月に撮影)
にぎやかぁぁぁぁぁーーーーーーーっ★
中央の白いボーダーのポロシャツがオラだ♪
1990~2000年代は日本人観光客が多っかたが、2010年代は西洋人が多い感じ。
なので、かなり国際的な雰囲気になっている。
(イスラエル男性と日本女性と同席した事もある)
昔は、左に見える緑のシャツのお姉さんがいる所は酒屋さんで、飲料はそちらから別途やって来ていた(料金も別払い)のだが、いつの間にか吸収されて同化してしまった。
来る度に拡張されていて、今では交差点の向かい側(この写真だと右ね)のお店も吸収したようだ。
現在、飲料はそちらの場所(倉庫として利用)からやって来る。
そうそう、おトイレは緑のお姉さんの奥に行って左にカクカク曲がった先にあるよん。
香港の地下鉄は駅のトイレがないので、店にいる時にトイレを済ませておくことを強くお勧めする。
(近所に巨大な公衆トイレもあるが、日本のような清潔さは保証出来ない)
余談だが、昔は、警察官が見回りにやって来ると、すごい勢いで道路上のテーブルを撤収した。


(無許可で広げているので)
そして、去った後はすぐに元に戻る。(笑)
リアルに香港コメディ映画を観ているようで楽しかった♪
今はどうなんだろう?許可を取っているのかな?
…さぁ、食べよう★
このお店は壁一面にメニューの写真が貼ってあるが、店先の実物を見て注文することも可能。
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(2012年5月に撮影)
せいぞろいぃぃぃぃ~~~~~~~っ★
どの店員も、英語・北京語・広東語は普通に通じるのでモウマンタイ(無問題)♪
あのオニイチャンだったら「えび」「あさり」とかの日本語も多少は通じる。
あなたが日本語しか喋れない場合は、素材を指さして「ボイル」「ガーリックフライ」等の調理法を片言の英語で言えば大丈夫。
…まぁ、壁のメニューを指さしたほうが早いけどね★(笑)
まずは飲み物をご注文~♪
オラが座ると、大体はこれがやって来る。
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ハイチュぅぅぅぅぅーーーーーーーウ★
「海珠啤酒(ほいちゅーぺーちゃう:ハイチュービール)」と言うビールで、キリンビールが技術提携している中国本土(広東省珠海)のビールだ。
これが安くて美味しいので、いつも注文していたら覚えられた。
裏側は、こんな感じ。
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チュぅぅぅーーーーーーーーーハイっ★
「珠海(ちゅーほい:チューハイ)」市はマカオの隣にあるご近所さんなので、地ビールも同然だ。
(香港とマカオはすごく近い)
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★ おまけ ★
ここで、香港で飲めるビールをご紹介しておこう。

香港は東京都の半分しかないので、純然たる「地ビール」は存在しない。
1997年9月末まで英国領だったので、欧米のビールが輸入または香港内で醸造されていた。
まず代表的なのがこれ。
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(長洲島で撮影)
酸味ゲルぅぅぅぅーーーーーーーーっ★
「生力(さーんれっく:サンミゲル)」と言う名の、フィリピンのビールだ。
昔はほとんどこれで、多くの香港人も「香港のビールはこれですぅ~♪」と言っていた。
お味はなかなかのモノよ
昔はさんざん飲んだよ…
お次。
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(長洲島で撮影)
あおいちゃぁぁぁぁーーーーーーーん★
「藍妹(らーむむい:ブルーガール)」という名の、ドイツのビールだ。
これもメジャーで、コンビニでも普通に売られている。
瓶の女性がブルーガールなのだが、ドイツから香港に来ると、このように変化する。
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(長洲島で撮影)
わぁ~~お
「妹」の名に相応しい萌えっぷり


そして、もう1つ。
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(2014年6月に撮影)
かぁーーしぃーーぱぁぁぁぁーーーっ★
「嘉士伯(かーしーぱーっく:カールスバーグ)」という名の、デンマークのビールだ。
これもメジャーで、オラも英国時代からしこったま飲んだ。
後は、お約束の「青島啤酒(ちぇんとうぺーちゃう:チンタオビール)」ですかねぇ~。
青島は日本では売っていない種類が色々あるので、コンビニやスーパーで買って飲み比べるのも楽しいよん♪
これらの名前を覚えていれば、お店で「ビールください
」と注文した時に「どのビールにしますか?」と聞き返されても焦る事はナ~イ♪
どれもハズレの無い味だよん
お試しあれ
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香港では、外国人観光客が「どのビールにしますか?」と聞かれてうろたえていると、ほとんど青島ビールが黙って出される。
飲茶のお茶の場合はジャスミン茶と、言葉の通じない外国人に対しての対応はある程度決まっているようだ。
堂泰では、周りの西洋人はほぼ青島ビールを飲んでいる。
この日は、テンパッたオニイサンが顔も見ずに「青島ビールか?」と言って来たので、顔を見ながら「海珠だよっ
」と伝えた。
…あれ、やっぱりオラのこと忘れちゃったのかなぁ~。
でも、その後でオラを思い出したらしい。
3日後に再訪したら、向こうから笑顔で「海珠だよね♪」と言って来たから。
次に、食べ物を注文しよ~~~う★
テーブルの上にはクリアファイルのメニューもあるが、広東語と英語で書かれていて写真が無い物も多い。
なので、心配な方は壁のメニューを見て指差そう。
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これなら安心
言葉の心配もナ~~イ♪
値段は、ファイルのメニューの同じ料理名の所を見れば良い。
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右の数字が値段だよぉぉぉぉ~~~ん★
注文する時は、左の番号を言えば良い。
唐辛子マークは辛いもので、親指(
グッド)マークはお勧め品。
世界各国から食べに来るので、うろたえることなく堂々と指差せばモウマンタイ。
日本人はオドオドし過ぎるので、自分の言いたい事はハッキリと伝えよう。
(カタコトの英単語でも充分通じるからね)
テーブルは、こんな感じ。
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シンプルぅぅぅぅぅ~~~~~~~っ★
このシンプルさが、屋外で食べている感じがして良い

清潔さは全く問題無いので、ご安心を。
そうそう、さっきお話しした、対面の飲料倉庫は奥の建物ね。
開店時間は16時から。
なので、ガマン出来ずに早めに行くと…

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まかなってるぅぅぅぅぅ~~~~~っ★
厨房の戦士達が戦闘前の賄い(まかない)を食べているシーンに遭遇出来る。
いっぱい食べて美味しい料理を作ってね
その間、店主格のオニイサンは…
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獲物を狙う獅子のようだ…(笑)
夕飯を食べに来そうなお客がいないか、賄いを食べながらチェックしている。

路上の露店は18~19時くらいにならないと揃わないので、まだ観光客の数は少ない。
地元の人やオラみたいなハマリ客は何時であろうと食べに来るので、全く気にしていないご様子。
とりあえず、立っているお姉さんの左下にある中華鍋でコトコト煮えている物を頼んでみよう。
皿に盛るだけなので、注文すると秒殺でやって来る。
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早ぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~いっ★
これは、おでんの白身ボールをカレー味で煮たもの。
素朴でまいう~~~~♪
名前は失念したが、店先で湯気が上がっているので「これ
」と指させばモウマンタイ♪
お次はこれでしょう♪
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アッサリぃぃぃぃーーーーーーーーっ★
定番の「あさりの豆豉(とうち)炒め」だ♪
このお店では「豉椒炒蜆(しーちうちゃうひん)」と言う。
これもすぐに出てくるので、お勧め♪
(半生や貝が開いていないのは気を付けてね
)
そうそう、このお店での重要なシステムを解説せねば。
回転寿司屋と同じように、会計はお皿の枚数を数えて計算する。
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どどーーーーん!!
なので、テーブルに皿が溜まるが「お皿下げてくださーい」は受け付けてくれないからね。
テーブルがお皿でいっぱいになったら、足元に重ねて置いておく方法が取られている。
上の写真は、ビールのお皿。
この時は、1人でもう5本(大びん)も飲んでいるよぉぉぉぉぉ~~~~ん♪

さて、一品料理が続々とやって来た。
まずは、オラが超~お勧めする、これ。
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観光客には秘密だよぉぉぉーーーーん★
あっさりした白身魚のフライで、「椒鹽九肚魚(ちういむかうとうゆー)」と言う。
食べた感じは、ハゼやアナゴの天ぷらに近いねぇ~。
英語だと「Deep Fried Bombay Duck Fish」って書いてあるから調べてみたら…
日本語では「テナガミズテング」と言うんだって。
「エソ」の仲間らしい。
インドではカレーの具にするそうで。
ほのかに塩味が付いているので、付属のタレを付けなくても、そのままで充分美味しい♪
…って言うか、アツアツのうちは是非何もつけないでそのまま召し上がれ。
ホックホクでまいう~ちゃんよ
中国人以外の観光客はまず気が付かない、隠れた逸品だ
お肉ちゃんもやって来た。
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ご飯が欲しぃぃぃぃーーーーーーいっ★
「牛肉のオイスターソース炒め」だったかなぁ…?(名前は失念
)
まぁ、中国…と言うか広東地方では定番の一品で、どこにでもある。
肉はあらかじめバンバン叩いているので、超~柔らかい♪
この味は、必ずご飯か酒が欲しくなる。

…あなたはどっち派?
そして、このお店のリーサルウェポン(最終兵器)がやって来た。
どん!
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Welcome to Hong Kong~~~~~★
「シャコのガーリックフライ」で、「椒鹽瀨尿蝦(ちういむらーいりうはー)」と言う。
(「尿」は「にう」だが「りう」と発音するほうが多い。広東人は「N」と「L」の区別が付かない。日本人の「R」と「L」と一緒)
オラはこれを食べに香港へ通っているようなものだっ★


このお店では必ず注文する。
大きさによって値段が全然違うので、大きいサイズ(上の写真)を注文する場合は、事前に「いくら?」と聞いたほうが良い。
ちなみに、これでHK$170弱(約2200円)。
小さいシャコたん達をいくつも揚げたタイプは、もっと安い。
(年々値上がりしている感が……
)
今まで香港に連れて行った仲間には全員食べさせた。
そしてハマッた★(笑)
広東地方では定番メニューなので、海鮮料理屋さんだったらほとんどの店で食べる事が出来る。
また、「小心地滑友の会」の定番メニューでもある
食べる前に、お姿をじ~っくりと拝もうじゃぁ~ないか♪

まずはアップで。
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美しぃぃぃぃぃぃ~~~~~~~~っ★
ガーリックの粒々が金色に光って美しい

この日のシャコたんは、おめめがはっきりと見えていなかったので、前に撮ったシャコたんをば。
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(2014年6月に撮影)
きらきら
つぶらなおめめだ
続いて、お背中をば。
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いいラインだ
下手なグラビアアイドルよりも美しくて美味しそうだ★
…すぐに脱がしてあげるからね
そして、尻尾をば。
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カワユス
短いしっぽがカワユイ♪
食べる前に、「いかにも堂泰」な光景で撮ってみた。

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これだーーーーーーっ★

全てのエキスが詰まった1枚だ
これぞ香港、これぞ堂泰
では、いっただっきまぁ~~~~~っす♪
バリバリバリ……とは食べないよ。
シャコたんの食べ方は…
1.頭をもぐ。
2.お腹の足(ヒラヒラ)を取る
3.中身がバラバラにならないように、慎重に背中の殻をはがす。
4.尻尾の中身が切れないようにして、尻尾の殻を取る。
5.手でガーリックの粒々をつかんで、シャコたんのお腹に巻いて豪快に食べる。
(海苔巻きっぽくシャコたんでガーリックを巻いてね♪)
…そう、殻付きエビの食べ方と同じだ。
ただ、殻が厚くて硬いので、慣れないうちは料理と一緒に出されたハサミで切ったほうが無難だねぇ~。
注意:面倒臭くなって輪切りに切ると、食べる時に切った自分に怒りが収まらないほど、もっと面倒臭くなるよん★

日本の寿司ネタになっているくらいの小さいサイズは殻を剥くのが面倒臭いが、手抜きをしないほうが無難だねぇ~。
以前、隣に座った中国娘が殻ごとバリバリかじって身だけ上手く食べていたが、殻はトゲトゲしているので唇や口の中に刺さりやすい。
オラも、唇の横に何度も刺さって、翌日に腫れたりしたからねぇ…
これを一度でも味わったら、アナタはもう香港の、と・り・こ
(まじで通うでー)
正直、この堂泰は都心のど真ん中の観光スポットなので、お値段が少々高めだ。
日本で言えば「銀座」や「神戸」のお店のようなもの。
もっと安く食べたい場合は、良いお店をご紹介するから連絡チョーダイ★(笑)
…ふぅ、結構食べたのであっさりした物が食べたくなったねぇ…
メニューを見たら美味しそうなのがあったので、注文してみた。
少しして、ぐつぐつ言いながらやって来た。
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ぽぽぽのぽぉぉぉぉーーーーーーーぅ★
小さな土鍋に入った「咸魚鶏粒豆付煲(はーむゆーかいらっぷたうふーぽう)」と言う豆腐料理だ。
「咸魚」は「鹹(から)い魚」で塩漬けの魚、「鶏粒」は「鶏をサイコロくらいの大きさに切ったもの」、「豆付」は「豆腐」のこと。
そして、最後の文字「煲」は、小さな土鍋(「煲仔(ぽうちゃい)」)のこと。
魚と鶏と豆腐を醤油味で煮込んだ、日本料理に近い一品だ。
味も日本料理にかなり近く、これなら日本人は大喜びだっ★
見た目で想像したとおりのお味でございます~♪
今まで食べた事が無かったので注文してみたが、大当たりだったようだねぇ~♪

香港で風邪や腹痛で具合が悪くなったら、今後はこれを食べよう
(気温差や半生料理、食べ過ぎ等で、たまに具合が悪くなるのだ…
)
あまりの美味しさに、光速で食べ切ってしまった★

…もう1つ注文するか。
今度はあっさりした蒸し魚にしてみた。
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姿煮ぃぃぃぃぃ~~~~~~~~~っ★
白身魚をまるまる1匹を蒸した、「豉汁蒸[魚倉]魚(しーちゃっぷちん●ゆー)」と言う一品。
([魚倉]は、魚偏に倉で一文字で、「𩼺」の草かんむりが無いもの。発音は不明(●)。ちなみに「倉」と「蒼」は「ちぇぉん」と読む)
上に載っている黒い粒々は豆豉味噌だ。
(豆豉は日本のスーパーでも売っているよん)
豆豉味噌とは言っても、味は醤油に近い。
なので、しょうゆ味の蒸し魚をイメージしていただければ、ほぼそのままのお味♪
(ほ~んの少し油が足されている)
これもご飯か酒が欲しくなる料理だよねぇ~~~~~★

オラ、香港(広東)の蒸し魚が大好きで、香港在住の友達と会ってレストランに行く時は必ず頼んでもらう。
(魚の種類とかが難しいので、この時は香港人の友達に全てお任せ~~♪(笑))
ぷっぷーーーーっ!!ぶぉぉぉぉぉ~~~~~~ん★
…そうそう、この店の名物はもう1つある。
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しうぱぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ★
「小巴(しうぱー:ミニバス)」が横切るのだ★

マイクロバスなので大きくはないが、この横道は立派なバス路線なのよん♪
(本数はそれほど多くない)
賑やかな夜市(露店)があって、CDの露店から中国の古い歌謡曲が流れ、ミニバスが通過する中で、夜空を見ながら宴をする…



最っ高~のシチュエイションだ


オラはこの雰囲気にすっかりハマッて、この店に通い出した。
近くにも同じような店があるが、あちらでは違うのだ…
この堂泰でないとダメなのだ…

…ふぅ、そろそろ締めにしますかいのぉ~。
まりりん、酔っぱらっちゃったよ
(笑)
さて、締めは何にしよっかな?
メニューを見ると、日本の中華料理屋さん定番の「チャーハン」「焼きそば」がある。
(堂泰にはラーメンは無い)
「炒飯(ちゃうふぁん)」は日本の物とほぼ同じ。
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(2008年9月に撮影)
パラパラごはぁぁぁぁぁ~~~~~ん★
香港のチャーハンは、レタスが入っていることが多いので、びっくりしないように。
最近は、日本でも「レタスチャーハン」として女子に人気だね♪
…では、焼きそばにしよう♪
「焼きそば」と言っても、香港(広東)のは日本人がイメージする物とは、ちょいと違うのだ。
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美味そぉぉぉぉぉ~~~~~~~~う

多分「豉油王炒麺(しーやううぉんちゃうみん)」と言う名前の焼きそばだ。
色の割には味(醤油系)は薄いので、ご安心を。
昔は超~大好物の「肉絲炒麺(よっくしーちゃうみん)」(豚肉の細切りともやしのあんかけ塩焼きそば)があって、死ぬほど食った。

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(2008年9月に撮影)
とろ~~り、あんかけぇ~~~~~ぃ
これは食った、まじで食いまくった。(笑)
昔のオラは、海珠ビールとシャコと茹でエビ「白灼蝦(ぱっくちょっくはー)」と肉絲炒麺があれば、ご満悦だった


白灼蝦は、これ。
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(2008年9月に撮影)
アツアツ茹でたてを食べろぉぉーーっ★

真ん中のタレは醤油だよん。
唐辛子を少し入れると、超~美味い
※これは時価(海が時化ると変わる)なので、事前に値段を聞いてね。
堂泰ではおおよそでHK$160(約2100円)くらいするから。
昔はHK$80~100くらいだったのになぁ…
他に安いお店もあるよん。
周りを見ると、宴会をしている観光客は洋の東西を問わず、ほぼチャーハンを食べている。
たまに焼きそばが出て来る感じ。
(食事で来ている人は焼きそばが多い)
だが、このお店…と言うか、香港に来たならこれを食べねばっ★
どん!
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ぽぽぽのぽーーーーーーーーちゃいっ★
「煲仔飯(ぽうちゃいふぁん)」という、土鍋の炊き込みご飯だ。
先ほどの煲仔に米を入れて強火で炊き込む。
具はかなりの種類の中から選べるので、メニューと睨めっこしてねん♪


(この写真のは、広東地方の腸詰(蠟腸:らっぷちぇぉん)だよ~ん)
専用のタレをかけて、熱いうちにハフハフ食べるのがお作法
…底のおこげが美味いんだな★
煲仔飯は冬の食べ物なのだが、堂泰では年中食べられるので、お試しあれ♪
(廟街の北の終点にも、煲仔飯のお店がいっぱいあるよん)
ハフハフ、もぐもぐ。


…ふぅ、食べ切った。
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もう食えへんでー。


ビールの皿(緑の皿とその下)を見ると、7本は飲んでいる感じが…
(最後は初心に帰って青島ビールを飲んでみた。
)
さて、お宿に戻りますか。
「唔該、埋単!(むこい、まいたん!)」
(「すみません、お会計!」の意味。「唔」は口を開けずに「m(む)」を発音する。「ng(ん)」ではないのでご注意を)
「埋単」は今や世界中の中国人に通じる便利な広東語になったので、中国本土や世界中のチャイナタウンで使ってみてね♪
(「まい」を低く「たん」を高く言う。「うっそぉ~ん★」の「うっそ」と同じアクセント★(笑))
声高に「埋単!」と叫ぶと、オニイサンが皿を数えにやって来る。
そして紙に数字が書かれて、その金額を現金で支払うシステム。
実に簡単であっさりしている。
今日も美味しかったよ、またねぇ~~~~~ん♪

みなさんも香港に行ったら、ぜひ堂泰の雰囲気を味わってみてね。
オラはもう26年も通っているので、お店の味と質は保証します★
(忙しくてテンパッている時のぶっきらぼうさは勘弁してあげてね…
)
…んぢゃ、バイバイキンの再再見(ちょいちょいきん)~~~~~~★
(つづき「その18・地下鉄の新線を探検!南港島綫2018春」はこちらーっ!)
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