旅と鉄道(13京急・東急)

2023年6月26日 (月)

お散歩日記 ~「縮尺1/1のジオラマです。品川・大崎広小路駅」2023初夏~

いやぁ~、最近は夜勤も多いよ…

日勤→夜勤→日勤と、寝る間もなく働かれている今日この頃。
…と言っても、1勤務当たりの実労働時間はそれほど長くはないし、互いの勤務地も家からそれほど遠くはないので、寝る時間は何とか確保出来ているけどぉ~。
(連勤後は爆睡よ

今回は、梅雨時なので雨で常駐現場が中止になった時に、代わりに行かされた現場の近くで見た光景をご紹介
(雨でもやる現場はあるんだよぉ~~~~ん

今回の場所は、東京都の品川区にある、東急池上線「大崎広小路(おおさきひろこうじ)」駅。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・品川「縮尺1/1のジオラマです。東急池上線・大崎広小路駅」2023初夏-1001
(2023年のグーグルマップより)
の位置ね

…大崎広小路駅
…品川駅
…北品川駅

品川区の中央北部にある、ごくごく小さなローカル駅。

すぐ近くにJR山手線の「五反田(ごたんだ)」駅があり、その「街の端っこ」という感じ。
実際、駅前から五反田駅が目の前に見え、駅間距離も300mほどしかない。
さらに、南東に600mほどの距離にはJRのジャンクション駅「大崎(おおさき)」駅もあり、正直言って「こんな所にこの駅は必要なの」という謎の存在だ。
まぁ、開業した当時はこの辺が繁華街だったので、「その名残り」と考えたほうが良さそうだ

この東急池上線、天下の大東京の山手線の駅から発着する路線なのに、列車は全て3両編成と極端に短い。
しかも、車体長も標準より2m短い18mしかない。
バスよりは輸送量は多いけど、「ゆりかもめ」等の新交通システムとそれほど輸送力に差は無い。
なので、「東京の(おしゃれな)下町のローカル線」という雰囲気が強い。
(以前書いた池上線の日記はこちらをクリック

余談だが、地図上にあるの「品川(しながわ)」駅は、品川区ではなく港区にある。

みなさん意外と気付いていないのだが、品川駅の南側に京急の「北品川(きたしながわ)」駅がある。(地図の
こちらはちゃんと品川区にある。

そして、「目黒(めぐろ)」駅(地図の左上の駅)は品川区にあり、目黒区ではない。
(駅前は目黒区だけどぉ~)

この2つは、品川区が仕掛けた大きな罠だ。

さてさて。

この大崎広小路駅、駅前に来たのは数億年ぶりだ。
まだ緑色の旧型電車が走っていた時代だったと思う。

駅前は、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・品川「縮尺1/1のジオラマです。東急池上線・大崎広小路駅」2023初夏-1002
大都会ぃぃぃぃ~~~~~~~~~っ

駅前には、環状6号線・通称「山手通り(やまてどおり)」が通っていて、目の前には国道1号線との交差点もあり、交通量が終日激しいので大都会の駅の雰囲気もするが、駅の規模は超ローカル級だ。

ここから左側を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・品川「縮尺1/1のジオラマです。東急池上線・大崎広小路駅」2023初夏-1003
ビルのはざまぁぁぁぁ~~~~~~っ

大きなオフィスビルに囲まれた、小さな駅だ。

この光景を見ているうちに、ふと思った。

…これって、鉄道模型のジオラマっぽくね

ビルの大きさや配置といい、駅前の道路といい、鉄橋のデザインといい、限りなく鉄道模型のジオラマっぽいのだ。
しかも、「完成品を買って来て、そのまま置いてみた」という感じだ。

専門的に言うと「TOMIX感が半端ない」。(笑)
(TOMIX(トミックス)は、日本のおもちゃメーカー「タカラトミー」のブランド名)

やって来る電車も3両編成なので、部屋に置く小型レイアウト(ジオラマ)にはちょうど良い。
6畳間で遊べるサイズだね

山手通りも入るように撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・品川「縮尺1/1のジオラマです。東急池上線・大崎広小路駅」2023初夏-1004
都会風ミニレイアウトぉぉぉ~~~ぅ

う~ん、TOMIXのカタログに出て来てもおかしくはない。
KATO(カトー)ではないな。

縮尺1/1のジオラマだ

ちなみに、鉄橋の奥に見える黄色と黒のお店は、「ラーメン タロー」と言う。

どこかで聞いた事のある名前だなぁ…

しかも、お店の上はこんな看板が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・品川「縮尺1/1のジオラマです。東急池上線・大崎広小路駅」2023初夏-1005
(2023年のグーグルストリートビューより)
ニンニク推奨ぉぉぉ~~~~~~~ぅ

ニンニク入れましょう!!」だって。(笑)

これも聞いた事あるなぁ…

このお店、有名な本家のパクリなのか、リスペクトなのか。
それとも、こちらが本家なのか!?

職人さん達が、ここで昼食を摂って帰ったよ。
その間、我々は雨の車道上で車の見張り番。

まぁ、仕事も午前中で終わったし、楽しかったからいいっか

以上、東京の隠れたジオラマ風スポットでしたとさ

では、またぁ~~~

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2023年3月27日 (月)

お散歩日記 ~「国際的なバス停です。 渋谷・南平台町」2023春~

いやぁ~、相変わらずお仕事が忙しいよ…

3月は、週に1日休めるかどうか…の状態。
まぁ、来週からは仕事が激減するので、急に暇になるんだろうけどね。
(工事現場は、入札の関係で年度末から年度初めの1ヶ月ほどは仕事が無い所が多いのだ)

なので、今回もサックリと。

2月・3月は、仕事の常駐先である東京都世田谷区の北沢地区(シモキタ界隈ね)の工事の他に、別の工事現場も行かされている今日この頃。
(3月はお花見の警備もね

…と言っても、会社の本部が気を遣ってくれているのか、普段と同じ世田谷区内だったり、その周辺の区内だったりと、我が家からそれほど離れていない近場をウロウロしている。

今回は、別の工事現場付近で発見したバス停をご紹介

まずはバス停の全景をば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・渋谷「南平台町バス停」2023春-1001
ちっこいバス停ぃぃぃぃ~~~~~っ

これは渋谷区南平台町にあるバス停で、その名も「南平台町(なんぺいだいちょう)」と言う。
JR渋谷(しぶや)」駅から道玄坂(どうげんざか)を登り切った所の、交差点の裏道にある。
すぐそばには、東急の本社ビルもある。

道はそれほど広くはない一方通行で、走っているバスもミニサイズだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・渋谷「南平台町バス停」2023春-1002
かわゆいぃぃぃぃぃ~~~~~~~っ

東急トランセのミニバスで、渋谷駅とこの道の少し先にある東急「代官山(だいかんやま)」駅間を循環している。
東京都心ではこのようなミニバスが多く、区が運行に係わっている路線は運賃が100円の場合が多い。

さて、このバス停、ちょいと変わっているのを発見した。

近寄って見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・渋谷「南平台町バス停」2023春-1003
インテルナツィオナァ~~~~~レっ

何と日本語・英語の他に、アラビア語・マレー語・デンマーク語でも書いてあるっ

…と言っても、アラビア語以外は同じだけど。

アラビア文字が書いてあるバス停って、日本国内ではそうそう見掛けないよねぇ…
何とも国際的な…

逆に、ひらがなが書いていないので、小さい子は読めないのでは
…と思ったけど、最近は義務教育でも英語を教えているので、今どきのお子様は読めるのだろう。

何でこんなに色々な言語で書かれているのかと言うと、この付近には各国の大使館がたくさん存在しているからだ。
バス停の目の前にはフィリピン大使館があり、この大使館横の小さな交差点を右に進むと、エジプト・マレーシア・デンマーク等の大使館がある。
(エジプト大使館の前にはスフィンクスがいるよっ

各国の大使館が並んでいる「旧山手通り(きゅうやまてどおり)」は、日本とは思えないような西洋っぽい洗練された街並みが続き、観光客も多い。
高級住宅地なので、日本人も金持ちが多く住んでいる。
なので、走っている車は外車の高級車ばかり。
外交官ナンバーの車も多く、警備員としては神経を使うエリアでもある…
(大使館内や外交官ナンバーの車の中は「その国の管轄であり、日本ではない」から、何かトラブルがあると警察も深入り出来ずに、国際問題にまで発展するのよ…

代官山駅からこの一帯を歩くのが、お決まりのデートコース
オラは夜勤明けの深夜に歩いたので、周囲がはっきりとは見えなかったけどぉ。(笑)
(その歩いた数日後に、まさかこの付近の現場に配置されるとは思ってもいなかったよ…

いやぁ~、東京って、細かぁ~く歩くと色々な「おもしろアイテム」を発見するねっ

仕事ついでにブラブラ発見の街歩きをするのぢゃぁぁぁぁぁ~~~~~~~っ

では、またぁ~~~

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2022年10月10日 (月)

お散歩日記 ~「昭和の侵略者。世田谷・三軒茶屋」2022秋~

今回はサックリと。

2022年9月下旬、東京都世田谷区の「三軒茶屋(さんげんぢゃや)」までお仕事に行った。
いつも常駐している現場(下北沢界隈)からもそれほど遠くはなく、地理的にも馴染んでいる場所。
でも、今までは三軒茶屋駅周辺を数回うろついただけで、街並み(商店街)をじっくりと観た事はなかった。
(特に国道246号線から南側ね)

9月は、数回も三軒茶屋の現場に行く機会があったので、毎回行きと帰りに違う道を通って、商店街を探検。

南側はほぼ初めてなので、景色が新鮮だねぇ~
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都世田谷区・三軒茶屋「昭和の侵略者。」2022秋-1001
閑静な住宅街ぃぃぃぃぃ~~~~~っ

北側のごちゃごちゃした下町風の大きな商店街とは違って、比較的大きめのマンション等に囲まれた中規模の商店街が存在している。
その端っこの一角に、明らかにレトロな雰囲気を醸し出している、周囲とは異質な空間があった。

最初は通り過ぎたものの、あまりに気になったので、再度通った時に撮影してみた。

上の写真の、左側に見える小さなアーケード商店街を覗いてみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都世田谷区・三軒茶屋「昭和の侵略者。」2022秋-1002
昭和の侵略者、健在ぃぃぃ~~~~っ

まぁ、何とも昭和レトロなアーケードだこと。
ここだけ40年近く時が止まっているような感じだ。

(荏)食堂」の看板もナイスなのだが、その左に見えるカタカナの文字に、思わず足が止まってしまった。

インベーダーゲーム

…おいおい、やっぱり40年も時が止まっているよ

これは、1978年から日本中で爆発的にヒットしたゲーム機の名前で、当時の人でインベーダーゲームをやった事のない人はいないのでは…というくらいの一大ブームになった。
今の各種ゲームの「ご先祖様」と言っても過言ではない。

オリジナル製品は「スペースインベーダー」と言うのだけど、ライセンス生産以外の亜流のコピー品は商標登録の関係で「インベーダーゲーム」と名乗った。
(詳細はこちらのWikipediaをご覧あれ

いやぁ~、足が止まった商店街は久々だったよ。
東京の三ノ輪橋商店街と、大阪の鶴橋駅周辺と、那覇の牧志公設市場周辺以来だなや

インベーダー(侵略者)は昭和で宇宙に帰ってしまったけど、その秘密基地はまだまだ日本全国に残っていそうだ

では、またぁ~~~~

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2018年7月 9日 (月)

プチ旅日記 ~「京急大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ」2018夏~

前回「その4・鈴木町駅2018夏」からのつづきーっ!
「その1」はこちら

2018年6月3日)に、久々に京浜急行の大師線を歩いて制覇したぞ
(全5回シリーズ)

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さぁ、ゴールまではあと少しだ

その前に、お隣の「港町(みなとちょう)」駅付近の鉄ちゃんスポットを2人に解説しておこう。

港町駅はココにある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1501
(2018年のグーグルマップより)
やでぇ~~~~

…鈴木町駅
…鉄橋(水門)
…現在地
…港町駅
…鉄ちゃんスポットの橋
…京急川崎駅(ゴール地点)

へと進む。

現在はにいる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1502
見晴らしバツグ~~~ン

右の白い建物の裏側が「鈴木町(すずきちょう)」駅で、その白い建物の手前から多摩川の土手に出て歩いて来た。

この地点の右には港町駅があるが、その間にデカい高層マンションが聳えているッス。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1503
(2018年のグーグルストリートビューより)
どどどぉーーーーーーん!!

全部で3棟建っていて、かなりの存在感

右の道の、4階建てのアパートの手前には踏切があり、その右側が港町駅のホームだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1504
土手からこんなに近いッス

電車の上の奥に見える監視塔のようなモノの向こう側は川崎競馬場で、開催日はお馬さん好きの人で混む。

こんなにキレイなこの一帯だけど、昔はコロンビアの工場だった。
その工場が移転したのか、更地にされてマンションが建った次第。

工事中の光景が、これ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1505
(2008年11月に撮影)
まるで違うぅぅぅ~~~~っ

ほぼ同地点だと思われるが、雰囲気はまるで違うね…
4階建てのアパートもまだナイや。
監視塔っぽいのだけが、唯一の手掛かりだ…

2つ上の写真と同じ地点を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1506
(2008年11月に撮影)
ガレキの山ぁぁぁぁ~~~~

ココに建っていた工場はかなり大きく、解体するだけでも結構な月日が掛かっていた。
途中から道路整備のため(スーパー堤防化もかな)に土手が通行止めになったので、1年くらい来なかったなぁ…
この時は、まさかこんなにキレイな高層マンションが建つとは、夢にも思っていなかったッス

左端にかろうじて見えている、多摩川の対岸へと伸びていた送電線(東京電力の大師線)と鉄塔も撤去されてしまった…

少し先に進んで、小さな橋がある地点に来た。(地図の
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1507
川崎の中心部ぅぅぅぅ~~~

正面に見える橋は、国道15号線の「六郷橋(ろくごうばし)」で、この一帯の最重要道路橋だ。
大昔は渡し船だったらしく、橋のたもとに記念碑が建っている。

我々が目指す「京急川崎(けいきゅうかわさき)」駅は、正面やや左のマンション群の奥にある。

さてさて。

2人には「鉄ちゃんスポットだ」ということをまだ告げていない。
なので、素っ気なく「左の橋を見てごら~ん」と言って、2人の視線を左に向かせる。

するとそこには…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1508
くねくね線路ぉぉぉぉ~~~~ぅ

多摩川との位置関係がよく解るように撮ってみた。
大師線はココで多摩川に最接近する。

行きの電車の中で解説していたので、2人とも「あっ、ココかっ」と言う顔で橋のフェンスに近づいて線路を覗き込む。

…少年か(^艸^)

フェンスの隙間や上から覗くと、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1509
結構イイっしょ

電線類がいっぱいあるので本格的な撮影には向いていないが、通過する列車を目で楽しむならココが最適だ

大師線の開業当初は、この辺に起点駅があったと思われる。
(当時、川崎駅までは車夫の反対運動で乗り入れられなかった)

列車がやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1510
キキキキーーーーーッ、ゴッゴッゴゴゴーーーー

どの列車も超低速でゆっくりと通過する。
勾配の付いたS字カーブで曲線半径もキツいため、制限速度は25Kmという大手私鉄らしくない特殊な区間になっている。

路面電車で開業したままの線路配置なのかな…と、小さい頃から思っていた。
確かに、1両の路面電車なら難なく走ることが出来るよね。

車内から観ていても楽しい区間なので、外から観ても楽しくないワケがない

2人ともぢ~~っくりと観察している。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1511
お屋根も見放題ぃぃぃぃ~~~~

我々は鉄道模型集団なので、屋根上の機器や配管の配置にはヒジョーに興味があるのだ。
自分で写真を持っておけば、模型の細密化加工時に困らナ~イ

ノコちんはもちろん、特にsigepeちゃんがコーフンして何枚も撮影をしている。

…よっぽど京急が好きなんだねぇ~

ココは上り列車の通過後1~2分で下り列車が来るので、下り列車も撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1512
キキキキーーーーーッ、ゴッゴッゴゴゴーーーー

これまたカタツムリ級の速さで走り去って行った。

列車が去ったので、8分ほどは次の列車が来ない事になる。
なので、橋の横の段差に座ったら…

…もう立ち上がれなひ。(・ ・

股関節がロックされてしまったようだ。
イスのように直角に座れば立ち上がれたのだが、体育座りくらいまでしゃがんだらアウトだった…

立ち上がれるようになるまで、すぐ横にいるネコ達を眺めることに。
(昔からノラ猫達がココ(電車左のフェンス部分)に住み着いていて、近所の人が餌をあげたり小屋らしきモノを作ってあげているようだ

その間、2人は周囲を探検。
良い撮影スポットを探しているようだ。

オラが動けるようになるまで、皆さんには港町での撮影スポットを昔の写真でご紹介しよう。

上の写真の右にある道を線路沿いに下ってクルッと振り返ると、超有名撮影スポットが目の前に現れる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1513
(2005年10月に撮影)
観たことあんべ~~~な

…えっ列車がいないと判らない??

ほれ、列車が来ると、このとーり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1514
(2005年10月に撮影)
ゼッタイ観たことあっぺや

オラは、奥からひょっこり顔を出したところを撮るのが好きだった。

手前に来るまで待って撮ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1515
(2005年10月に撮影)
迫力のS字ぃぃぃぃぃ~~~っ

もっとちゃんと計算して撮れば、迫力ある1枚を撮ることが出来る
(オラはいつもスナップ写真としてテキトーに撮っているから…

この地点でクルッと振り向くと、目の前に港町駅がある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1516
(2005年10月に撮影)
近いっしょ

電車でココに来る時は、港町駅で降りて線路沿いに川崎方面へ1分ほど戻って来れば良い。

ついでに、改装前のホームもご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1517
(2005年10月に撮影)
ごくフツーーーーーーぅ

何の変哲もない、ごくごく一般的な駅だった。
その後、高層マンションが出来たと同じ頃にキレイにリニューアルされ、おされなドーム屋根が出現した

さて、イイ加減に立ち上がろう。

ノコちんに腕を引っ張ってもらって、ジジィのように「よっこらせぇぇぇぇ~~~の」と立ち上がる。
ゴールはもう近くだ、がむばるべぇ~~~

では、前に進もう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1518
日差しがマヴすぃ……

まずは、目の前の六郷橋の向こう側に行こう。

いつもなら白いマンションの前にある歩道を歩くのだが、今回は初として川の土手沿いに橋をくぐってみよう。
…ってなワケで、この道の右にある土手の下に行ける階段を降りる。

段差が大きくて股関節に響くぅーーーーっ

これは予想外の攻撃だった…。

橋の下は、水面に近くて日陰なので、釣り人やBBQをしているファミリー等で意外と賑わっている。
もちろん、ホームレスの方々もお住まいになっている。
(昔から多摩川沿いにはホームレスが多い)

橋をくぐり抜けると、大きなカンバンが…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1519
たまりばーーーーーーっ

やはり、多摩川は上流から下流までレジャー客の溜まり場なのだ

ちなみに、この看板の目の前にある大師線の位置が、昭和元年(1926年)からの「六郷橋(ろくごうばし)」停留所だったそうな。
(開業時の駅とは別とのこと)
僅かにホームの痕跡が残っているとか…
六郷橋の上から観ないと判らないや。

ゴーーーーーーーーーっ

前方で、いきなり轟音がしだした。

判っちゃいるけど、前方を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1520
カッ飛ばせぇぇぇぇぇぇーーーーーっ

京急本線の鉄橋だ。
ローカルな大師線と違って、あちらは時速120Kmでカッ飛ばしている。
(横の大師線は25Kmでカッ飛ばしている

結構頻繁にやって来るので、アップでも撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1521
逆光だけど、イイカンジぃ~~~

いかにも川崎」なシーンが撮れますな、ココは
(東京都側には特に目立った建物がナイ)

初めて歩くルートなので、キョロキョロしながらゆっくり目に歩く。

…こっちだと線路の真横を歩けるんだねぇ~。
何で今まで来なかったんだろう

テコテコ(オラはズリズリ)歩いていたら、近くの踏切が鳴った。
フツーに撮影をしたら、ノコちんが「次に120年が来るからココで待とう」とポツリ。

仕方ナイ、待ちますかいのぉ~~~。
僅かな段差に腰掛ける。
(結構ラク

7~8分後、また踏切が鳴った。

オラも立ち上がって、3人でカメラを構えて待っていると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1522
あゆみちゃぁーーーーーん

120年の歩み号」がやって来た。
この子を見るのも、本日はこの往復がおそらく最後であろう…。
(下り列車で来るのがラストチャンスだね

最後にまた、色の違いが判るように撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1523
これまた上手く全色が写ったぞ

順光なので比較がし易い

そして、おシリもしっかりと撮影。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1524
チト傾いた…

金網の隙間や上から手を伸ばして撮っているので、フレームが見えないから傾いちゃったね…

実際は、こんなカンジで撮っていた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1525
結構ムリがある…

では、先に進みまひょ。

さっきから音が聞こえる踏切に到着。

…わ、渡れなひ。

この道は「川崎大師(かわさきだいし)」駅前を走っていた川崎市の大幹線なので、踏切に沿って横断するのは不可能に近い状態だった。
横断歩道までは少し離れているので、踏切が鳴るまで待つことに。

5~6分待ったぞ。

やっと渡れる状態になり、ギシギシと足を速めに動かして無事横断。

ココまで来れば京急川崎駅は目の前だ

最後の線路沿いの直線区間を3人で歩く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1526
近いけど今のオラには遠い…

奥のビル群が川崎駅前だ。

意外と撮影に良さそうな場所なので、今行った列車が戻って来た時に、振り返って撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1527
イイんでないのぉ~~~

ちゃんとしたカメラと技術があれば、ココで結構イイ写真が撮れるのではなかろうか…
(この細い道に意外と車が来るので要注意

そして、ついに京急川崎駅の構内にある踏切にたどり着いた。(地図の
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1528
ゴールは目の前ぢゃぁぁぁぁーーーーーっ

高架部分が本線のホームで、大師線ホームは目の前の地上にある。

ココから右を向くと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1529
りゅうちせぇ~~~~~ん

大師線の留置線があり、1500形がお寝んねしている。
そのお昼寝小僧の後ろには、高架線路への連絡線があり、たま~に回送列車が本線からシレ~~~ッと降りて来る。
一度ココで見たことがあるが、降りてきたらアッと言う間に留置線に入ってしまった。

京急の折り返しや連結作業って、早業過ぎるんだよねぇ…
(それだけポイントが切り替わるのが早いという事だろう)

最後に、今まで歩いて来た大師線を振り返って撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1530
達成したッス

今回は超絶キツかったけど、無事に踏破出来たッス~~~~
(1駅間は除いてね)

では、京急川崎駅に吸い込まれよう。

最後の力を振り絞って、京急川崎駅の改札前に移動。
後は「横浜(よこはま)」駅でJR根岸線に乗り換えるだけだ。
(中華街に行くので「石川町(いしかわちょう)」駅で降りる)

…あれ

ココ、川崎だよねぇ~。

それなら、目の前にあるJRの川崎駅から京浜東北線に乗れば、乗り換えナシなんでねーの

2人に話したら「そうだよね」という事になり、JRの川崎駅まで移動開始。

…まだ歩くのぉ~~。

そしてら2人が「それなら、駅前にある模型屋さんに寄りたい」とニコニコ顔。

…オラ、もう限界ッス。

そんなオラを無視するかのように、地下街への階段を下りて行く。

地獄の階段ぢゃーーーーっ

オラにとっては地獄の地下洞窟でも2人にとっては天国のようで、店内を物色しまくり
そしていくつか商品をお買い上げ~~~。
(これから中華街でお金使うんだよ、キミ達…

地獄から天上世界へと向かう光まばゆいエスカレーターに乗り、JRの改札へたどり着く。
そして、すぐに来た京浜東北線に乗り込み、イスに座る。

…やっと苦行から解放された。

あとは石川町駅からお店まで歩くのみ。

なぁ~に、帰る頃までには麦汁パゥヲーで復活するっしょ

そして石川町駅で降りて、中華街に到着ぅ~。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1531
(ノコちんが撮影)
歓迎光臨~~~~~

お店はいつもの所なので、そそくさとご入店~
待ち時間なしに、すぐに座ることが出来た。
ラッキー

さぁ、いよいよ「sigepeちゃん就職内定」祝賀会の始まりぢゃ。

カンパーーーーーイ

うんめぇぇぇぇぇぇーーーーーーーぃ

…あぁ、ココに来るまでが長かった。(長過ぎた)

2人は中華街の飲茶(やむちゃ)食べ放題は初めてのことなので、システムを説明しながらいろいろご注文。

そして来ました、絶品達が。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1532
(ノコちんが撮影)
安定の美味しさぁ~~~~~~

いつ来てもこの店は美味い
(昔の、食べ放題ではなかった時代はもっと美味かったが)

このお店はお値段が周りの店よりも少し高いが、味も高いので毎回ココを利用している。
(飲茶の本場の広東人が「この店は美味い」と言っているんだから、他には行けませんって

これ以上混んだらオラが座れなくなるので、お店の名前はナイショということで(^艸^)

いやぁ~~、食った、飲んだ

そろそろ帰ろうぜぇ~~~
制限時間いっぱいぢゃ。
(相撲ではナイ)

お会計をして、お店を出る。

電車に乗る前に、軽く腹ごなしで歩くべぇ~。
中華街の中だったら足も痛くならんべ。

街の路地等の説明をしながらテコテコ歩いて、「関帝廟(かんていびょう)」へ…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その5・港町駅から川崎駅へ2018夏-1533
閉店、ガラガラ

さすがに、もう閉まっちゃっているねぇ…

最後に、中華街名物のスイーツも軽くいただき、3人ともご満悦で帰宅しましたとさぁ~~~

いやぁ~~、今回は超キツかったけど、その分の満足度も高かった
(中華街も入れたら10Kmちょっとは歩いたべ…

2人とも、超~おつぅ~~

また「ブラまりりん」やろうね

んぢゃ、おやすみんみ~~~~~ん

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次の日の深夜。

…両足つったーーーーーーーっ

股関節は復活していたのだが、寝ている時に何と両脚の内モモの筋が同時につったのだ。

…何をしても起き上がれナイ。

コレではトイレも行けないぞ…
必死にモミモミして筋を伸ばすも、痛みは治まらない…
明日出社出来るのか、これ???

みなさん、普段から運動しておきましょうね。

ちゃんちゃん。

(おしまーい!)

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2018年7月 5日 (木)

プチ旅日記 ~「京急大師線を歩く。その4・鈴木町駅」2018夏~

前回「その3・川崎大師駅2018夏」からのつづきーっ!
「その1」はこちら

2018年6月3日)に、久々に京浜急行の大師線を歩いて制覇したぞ
(全5回シリーズ)

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では、お隣の「鈴木町(すずきちょう)」駅へ行こう。

鈴木町駅はココにある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その4・鈴木町駅2018夏-1401
(2018年のグーグルマップより)
やでぇ~~~~

…川崎大師駅(現在地)
…鈴木町駅
…鉄橋
…港町駅

までは500mしかない。

…でも、もうヘロヘロなのよ。

くずもちサンデーのエナヂーが入って多少回復したとはいえ、股関節から下が痛くて腰砕け状態…

それでも、進もう。

目の前の「AJINOMOTO」の建物の向こう側まで行くのだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その4・鈴木町駅2018夏-1402
電車で行こうよぉ~~~~。(笑)

暑さと股関節の痛みに耐えながら、ノコちんとオラの2人はダラダラへろへろと歩く。
その前をチョロチョロとアホ…軽快に走り回っているsigepeちゃん。

…何か変なクスリでも打っているの(笑)

よくそんなに、ずっ~と軽々と歩けるよなぁ…
すでに6Kmは歩き続けているというのに。

僅かな日陰を求めてへにょへにょ歩くと、ほどなく右側に1本の道が現れた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その4・鈴木町駅2018夏-1403
鈴木さぁぁぁぁぁ~~~~~ん

鈴木町駅が現れた

ココの駅舎、たいぶキレイになったよねぇ~。

昔はこんなカンジだった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その4・鈴木町駅2018夏-1404
(2005年10月に撮影)
こっちのほうが京急っぽい

大師線は全線地下化の計画があるが、川崎~川崎大師駅間の計画は2017年中止になったそうだ。
なので、今のキレイな駅舎は、これからもずっと使われるようだ

では、駅全体をサックリと眺めよう。

まずは、目の前の踏切脇からホーム側をば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その4・鈴木町駅2018夏-1405
シンプルぅ~~~~~。

ココも「産業道路(さんぎょうどうろ)」駅や「東門前(ひがしもんぜん)」駅と同じく、構内踏切が残っている貴重な駅だ。
駅自体は、至ってシンプルでフツーのスタイル。

踏切の中央で、もう1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その4・鈴木町駅2018夏-1406
屋根がカッチョエェ~~~~~

奥に川崎大師駅が見えるねぇ~。
あんなに近いのだ

クルッと振り返って川崎方面を見ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その4・鈴木町駅2018夏-1407
真っ直ぐぅ~~~~~

途中で線路が盛り上がっているが、あの場所には鉄橋があり、かつては運河らしき水面があった。(地図の
でも今は埋め立てられてしまい、鉄橋だけが残っている状態。
(後ほどご紹介)

…あっ、今気が付いたっ

送電線がナぁーーーーーーーーイ

線路上にあった東京電力の送電線が、キレイサッパリ無くなっっちょるぅぅぅぅぅ~~~

昔はこうだった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その4・鈴木町駅2018夏-1408
(2005年10月に撮影)
…ほらね。

ほぼ同地点(踏切上の手前か奥かの違いのみ)なので、上の写真と見比べてみてね♪
2005年の大師線の日記はこちらをクリック

鉄橋の少し先で、多摩川を越えて東京都側に送電していたんだよなぁ…
地中線化されたのかな

…で、踏切の向こう側を見ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その4・鈴木町駅2018夏-1409
KEEP OUTっ

遮断機の先がイキナリ立ち入り禁止区域に…

そう、遮断機の向こうは味の素の工場の敷地なのだ
なので、我々一般人は進むことが出来ない。

人は遮断機(駅舎)まで来れるが、車は駅前の交差点から曲がって入って来ることも禁止されている。
交差点部の路面に「進入禁止」と書かれているし、車線(センターラインと路肩の線)の色が赤くなっている。
(下の写真を見てね)
この道路は、すでに味の素の敷地内の私道なのだろう…。

なので、パンダがにっこり微笑んで歓迎しているが、我々はココで引き返すしかナイのだ…。
(平日は、工場の門番さんが睨み効かしてるで~

駅舎前まで戻る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その4・鈴木町駅2018夏-1410
クルッと振り返って引き返そう。

…ちょいと待て。

駅舎の横(上の写真だと右側ね)に、気になる自販機があるぞ…

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その4・鈴木町駅2018夏-1411
あぢぱぁーーーーーーーーーん

AjiPanda(アジパンダ)」という、味の素のキャラクターがデザインされている。
さっき工場の入口にもいたねぇ~。
(アジパンダの公式サイトはこちらをクリック

なかなかカワユイな

この自販機、残念ながら「味の素」は売られていないので、あしからずー。

歩道を歩き出すと、足元にフシギな模様があるのに気が付いた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その4・鈴木町駅2018夏-1412
あぢぱんの通り道ぃぃぃぃぃ~~~~

改札口から道路を挟んだ建物まで、アジパンダの足跡が

向かいの建物は工場見学用らしく、キッズ向けにカワユクされているっぽい。

味の素の工場は、東門前駅からこの先の鉄橋近くまで、多摩川沿いにどどどーーーーん!と広大に存在しているのだ。 
この鈴木町駅、昭和19年(1944年)までは「味の素前(あじのもとまえ)」駅と名乗っていたそうな。
今の「鈴木」も、味の素の創業者の名字だそうで。

ほな、お隣の「港町(みなとちょう)」駅に行きますかいのぉ~。

こちらも800mと、近距離にある。(地図の

ぐんにょりへんにょり歩いて(sigepeちゃんだけは異様な軽快さで小走りで)右に曲がって、まずは手前の鉄橋(地図の)に到着ぅ~。

入口側から土手のほうを見ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その4・鈴木町駅2018夏-1413
(2005年10月に撮影)
低くて狭いッス

この道は舗装されていない砂利道なので、左右のセメント工場のダンプやミキサー車が通ると、砂埃がもうもうと立ち上がる。 
地元住民の通行も多く(大半がチャリンコ)、この周辺で撮影する場合は周囲に充分注意するように

鉄橋下から奥を向くと、目の前に多摩川の土手が見える。
薄緑の鉄骨(パイプ)のすぐ後ろ)

sigepeちゃんが、列車を撮るためにガーダー橋(注意桁下2.3mと書いてある所ね)と土手との間を走って往復している。 

…バケモンか、あ~た。(ーー;)

オラとノコちんは定点に立ち止まって、3列車ほど撮影することに。
上下合わせて5分に1本くらいのペースで来るので、撮影待ち時間はあまりナイ。

鉄橋の横で少し待って、列車を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その4・鈴木町駅2018夏-1414
ゴーーーーーダダン、ダダン

ちょうど「120年の歩み号」が来たッス

奥の先頭車がいる鉄橋が、かつての水路跡。
故に、目の前の奥へ行く道は、昔は水面だった。
今はセメント会社のダンプやミキサー車がたくさん停まっていて、頻繁に出入りしている。

さぁ、土手に行こう。

目の前の土手を上がって、かつての水門の前に出る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その4・鈴木町駅2018夏-1415
(2005年10月に撮影)
ニコタマ~~~~~~

この水門は「川崎河港水門(かわさきかこうすいもん)」と言い、遠くからでも見えるテッペンの丸いオブジェが目印
オブジェは、この辺の名産品「ぶどう」が彫られているそうで。
(「その3」で出て来た、出来野の産物かな

クルっと振り返って、川崎駅(上流)に向かって歩き出す。
今日は天気が良いからサイコーの眺めぢゃ 

港町駅の入口付近まで来て、後ろに振り返ってみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その4・鈴木町駅2018夏-1416
すーぱーびゅーーーーーーーぅ

…ね、イイ眺めでしょ

正面奥から右に見える白い建物達が味の素の工場で、その少し手前の木々の場所が、さっきの鉄橋(水門)部分。
今いる右には新しいマンションが何棟か建っていて、その向こう側が港町駅。
そして左側が、大東京シチーぢゃ

東京都神奈川県の県境は多摩川の中心ではなく、昔の流れの中心のままとなっているので、意外とウニョウニョくねっている。
こちら岸にも僅かに東京都(大田区)があれば、向こう岸(大師橋周辺)にも神奈川県(川崎市)がある。

水面の突き当りには羽田空港があり、向こう岸のマンション群の裏側辺りには京急の空港線が走っている。
ご覧のように、道路橋は4Kmに亘ってナイので、県境を移動する際はご注意を。
(背中側にある国道15号線の「六郷橋」の先は、奥にチラッと見えている白い吊り橋の「大師橋」までナイ)

ココから振り返ると、京急JRの鉄橋があり、高速で通過する列車達の轟音が聞こえる。
(次回にご紹介~

さぁ、苦行も残り少しだ。

けっぱって歩くべぇぇぇぇぇぇ~~~~ぃ

つづき「その5・港町駅から川崎駅へ2018夏」はこちらーっ!

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2018年7月 2日 (月)

プチ旅日記 ~「京急大師線を歩く。その3・川崎大師駅」2018夏~

前回「その2・産業道路駅2018夏」からのつづきーっ!

2018年6月3日)に、久々に京浜急行の大師線を歩いて制覇したぞ
(全5回シリーズ)

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…では、今日の2番目のメインイベント「川崎大師詣で」に行こう。

股関節がガクガク・ギシギシだが、がむばって歩くべ…。

今から歩こうとしているルートは、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1301
(2018年のグーグルマップより)
直線だけど遠いッス…

…産業道路駅(現在地)
…商店街
…川崎大師(平間寺)
…川崎大師駅

からを歩いてでお参りし、軽く休憩してまで移動するッス。
その先のことはの「川崎大師(かわさきだいし)」駅に着いた時点で考えよう…

疲労度がMAXのためあまり撮影しなかったので、今回はぐーぐる先生にお助けしてもらったッス…

まずは、「産業道路(さんぎょうどうろ)」駅の改札を背にして、右側(横浜方面)へと進む。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1302
(2018年のグーグルストリートビューより)
トラックや大型トレーラーだらけ…

広めの歩道があるので安心だが、空気が良くないので、この道はあまり長い距離は歩きたくない。

…ってなワケではないが、今回はオラも初めての場所へ潜入

いったん右に曲がって、目の前の丁字路で産業道路駅の脇から「不自然なキレイなカーブ」でやって来た道路を2人に見せる。
アヤシイでしょ」とオラが言うと、2人も「アヤシイですねぇ~」とニコニコ顔。

道なりに目を追っていくと、ピッタリとこの幅で少し斜めにマンションが建っている。

…ほぼ確定だなや。

調べたら、ココも貨物線があった跡らしい。
でも、どこへ続いていたのかまでは書いていなかった…

では、進もう。

本来の目的の道は、この斜めマンションの向こう側だ。
なので、産業道路まで戻ってもう1本先の交差点まで行って、右に曲がる。

この交差点、「出来野(できの)」と言う名で、子供の頃から「変わった名前だなぁ~」と思っていた。

調べたら「埋め立てて出来た野原」が由来だそうで。
フツーは「出来田(できだ)」と言う地名が多いだそうだが、ココは出来野…
つまり、「埋め立てて開墾したはイイけど、地質(水はけ等)の関係上か、田んぼにはならなかった土地」との意味らしい。
なので、この周囲だけは梨・ぶどう・桃・いちじく・りんご等の果樹が植えられていたとか。

由来が判ってスッキリしたので、先に進もう

ココから先は、川崎大師駅までず~~~~っと商店街が続いている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1303
(2018年のグーグルストリートビューより)
まっすぐーーーーーーーぅ

距離にして1.5Kmほど。
歴史も古そうで、この辺の一大商店街だ

日差しが強くて溶けそうなので、僅かな日陰を求めて商店の庇(ひさし)の下を移動。
(すでに日焼けしているっぽい…

少し歩いて、お隣の「東門前(ひがしもんぜん)」駅への入口がある小さな交差点付近まで来た。

この辺りに、プチ観光スポットがあるのだ

ちょいと横道に入り、2人にこの光景を見せる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1304
しょうわーーーーーーーっ

映画「三丁目の夕日」もビックリするくらいの、本物の昭和レトロなプチ商店街「昭和マーケット」だ。

これには2人もビックリ顔
急にデジカメを撮り出して撮影している。

正面から中を観ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1305
ますます良い

この上に鶴見線の茶色い旧型電車が走っていそう

奥を見ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1306
懐かしいねぇ~~~~~

オラの家の近くの駅前にも、昔はこんなプチ商店街があった。
魚屋があったので、床にいつも水が流れていたのを思い出す…

ちなみに、奥で右に直角に曲がっていて、商店街からも「昭和マーケット」のカンバンを見ることが出来る。
日曜日だったので、今も営業しているかは不明だった…
(営業時は賑やかだよ

股関節が限界に達する頃、目の前に「あの門」が見えて来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1307
(2018年のグーグルストリートビューより)
やっと辿り着いたぁ~~~~~

いつもなら鼻歌交じりで来れるのに、今日はエベレスト山頂に来た気分だ。

奥が川崎大師駅で、お大師様は左斜め前にある。
この交差点の左が門前町(表参道)の入口で、正月はこの奥まで大行列となる。
(お寺では日本一の参拝者数だからね

左に曲がると、すぐにこのような光景が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1308
(2018年のグーグルストリートビューより)
なかみせーーーーーーっ

ココからが「大師仲見世(だいしなかみせ)」という門前町で、表参道はこの道だ。
正月の三が日は、お寺から出て来るのみの一方通行になり、参拝客はもう1本左の住宅地に行列を作る。
その道の両側の家は、車もチャリンコも終日出すことが出来ないくらいな状態になるので、事前に近くの駐車場に避難する処置が毎年取られているっぽい。

自分の家の前を、3日間で何万人もゆっくりと歩かれたら、オラだったら家にいる気分にはなれないねぇ…
別の所へ泊りがけで初詣に

ちなみに、この参道の両側に見える「せき止め飴」のお店は大昔から両側で競い合っていて、店先でまな板に包丁で「トントコ、トントコ、トコトコトントコ」と軽やかなリズムで客寄せをしている。
そこで切られた飴は「とんとこ飴」と言い、コレも大師名物として超有名

個人的には、右側の「元祖 総本家 家伝」と書かれた「松屋総本店」で小さい頃から買っている。
この店のせき止め飴は効きまっせ

左は「元祖 老舗」と謳った「評判堂」というお店だ。
(申し訳ナイが、今まで食べたことは一度くらいしかない…
呆気(ボケ)封じ飴」と言うのが気になるけどね…

…この類の競合店って、必ずって言うくらい両方で「元祖」とか「本家」とかを前面に出して競い合うよね。
「元祖」も「本家」も意味は一緒ぢゃん。(笑)

参道の中心に立って奥を見ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1309
にぎやかーーーーーーっ

奥がお寺の山門で、そこまでお店がビッシリと並んでいる。
とんとこ飴のお店以外にも、ダルマまんじゅうのお店も多い。
(もう1つ超~名物があるが、お参り後にご紹介~(^艸^)

特に達磨(だるま)さんは有名で、色々な大きさや色やデザインのモノが売られていて面白い

そのためか、京急の800形電車は「ダルマさん」と言われて親しまれている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1310
(2017年の大晦日に撮影)
…ね、お顔がダルマさんでしょ

さっさと左右にある茶店にでも入って座りたいところだが、まずはお参りせねば。
(バチ当たるべ

山門に到着ぅー。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1311
どどどぉーーーーーん!!

金剛山(こんごうさん)」の文字がマヴスィ
(「金剛」はダイヤモンドの意味

sigepeちゃんが突然「クムガンサン(金剛山)だっ」としゃべり始めたが、ココはサラッと無視。(笑)
今は川崎にいるのであって、北朝鮮にいるワケではナイ。

山門をくぐる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1312
ただ今やって参りましたっ

子供の頃は毎年正月に初詣に来ていたのだが、いつの間にか不定期に…
12月にその年初めて来た…なぁ~んてぇ~こともあったり。

今年は何とか年の前半(6月)に来ることが出来た…
遅くなって申し訳ござりませぬ。m(_ _)m

では、参拝しよう。

ちなみに、元日はココから正面の本殿のお賽銭箱まで20~30分は余裕で掛かる。
警官が勢揃いで行列の整理にあたっている。

余談だが、そんな中でもスリをする奴がいて、警官に追いかけられているのを見るとビックリする
すぐ傍に何十人も警官がいる中で、よく犯罪を起こす気になれるよねぇ…
そいつ等は、そのスリルが快感なのか…な
その近くの門前で、キリスト教徒が「悔い改めよ」とスピーカーで流しているのは笑える。
スリ達よ、悔い改めなさい。

今日はご覧の通りサクサクと進めるので、スタスタ歩いてお賽銭を百万円投入して、しっかりお参り。(ー人ー)
(そのくらいのセレヴになりたひ…

これで2番目のイベントも無事終了した

さぁ、何か食べようぜぇ~~~~~ぃ

境内の左側(上の写真での左ね)には庭があって、一年中屋台が出ている。
そこで軽くつまもうか

屋台を覗いて回るも、イマイチ今の心にヒットするモノが無い…
ノコちんも同様だった。
(sigepeちゃんは特にリクエストなし)

なので、境内を出て、門前町のお店に入ることに…

再び山門の前に立つ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1313
すみよしーーーーーーーっ

…そう、川崎大師と言えば「住吉の久寿餅(くずもち)」なのだっ

コレは、そんじょそこいらの葛餅とは美味さが違うでーーーーっ 

2人に「住吉がいかに美味いか」と力説して、左のお店の喫茶に入ろうかと近付いたら…
…席とメニューが少ない。
入れなさそうだな…

すると、目の前に案内板が。
2軒向こうのお店で、くずもちサンデーを作っているから食いやがれ

…食いまぁ~~~~~~っす

これは行くしかないっしょ

いそいそとカニ歩きして、お店の前に出ているサンデーの写真を確認して、吸い込まれるようにご入店~ 

まずは席に座る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1314
ふぅ、疲れ切った…

イチバン(異様に)元気なsigepeちゃんに注文と会計をお願いして、席でマッタリ。
(彼は今日の主賓だぞ。(笑))

そして、ほどなくやって参りました。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1315
いぃぃぃぃぃやっほぉぉぉぉぉ~~~~ぅ

美ん味そぉぉぉぉぉ~~~~う

くずもちサンデー」の名の通り、目の前には住吉の久寿餅様が
ワッフルっぽい形のコーンのカップに、底にはバニラアイス、上にはあんこと黒蜜が…

いやぁぁぁぁぁぁ~~~~~ん
(↑完全に女子目線)

これで500円はステキでしょ
(もちろん、主賓にはおごってまっせ)

いっただっきまぁ~~~~~っす

あぁ~~ん、おいしいぃぃぃぃ~~~~
(↑超~女子モード)

炎天下を歩いて疲れ果てた後に、涼しい店内でひんやりスイーツを食べれば、そりゃぁ~女子モードにもなるっしょ。(笑)

3人で「や~~~~ん」と、幸せ顔に

生き返るぅぅぅぅ~~~~

…やっぱ、疲れた時には甘いモノですな

好天の日曜日に、お散歩して観光スポット(大師)に来てスイーツ食べて…

…完全にデートやん。(笑)

ただ、我々3人には「鉄分」が豊富に含まれているため、随所に「線路と車両」が挿入されているのでデートらしさは微塵もナイ。
それ以前に、「男子3人」ぢゃ。(笑)

…あぁ、美女と2人で来たかった。

こんな事が考えられるくらい気力と体力が復活して来たので、2人に「この先どうする」と聞くと、「川崎駅まで歩くつもりで行ってみよう」とのお返事が。

…では、がむばって行ってみっぺ

お店を出て、真っ直ぐの商店街に戻る。
川崎大師駅はもう近いので、日陰を選んでテコテコ歩く。

ほどなく、川崎大師駅が見えて来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1316
おぉ、いぇい

通常では、この駅からこの門をくぐってお参りに行くのが定番コースだ。
我々はいつもの通りにコースの逆からやって来た。 

なので、くるっと振り返ると、本来の参拝ルートの光景が見られる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1317
歩道の屋根が目印っ

ちゃんと「お出迎え」用の、表玄関に相応しい屋根があるのだ

ちなみに、三が日以外は車道に車がそれなりに走っているのでご注意を。
(三が日は、通行止めで歩行者天国になる)

駅前に到着。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1318
やっと着いたぁ~~~~

また足が痛くなりだした。

さぁ、電車に乗るなら今しかチャンスはナイぞっ

ノコちんにファイナルアンサーすると「歩いて行こう」との頼もしいお返事が…

…決まりだな。

では、落ち着いて川崎大師駅を眺めよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1319
…あれ駅名板が変わっちょる。

他の駅とは違い、レトロ調な色と書体で「川崎大師驛」と「」が旧字体で書かれている。
さらに、「京急」の文字がどこにも入っていない。

…まぁ、コレもアリだな

では、この駅の解説を2人にしましょうかのぉ~。

ホーム脇の踏切を見せるために、左(川崎寄り)に移動開始。
すぐ目の前に、「京急で一番最初に開通した」記念碑が建てられているのをハッケン

…オラ、今まで気付いていなかった。

子供の頃は親と来るので、親(特に母親)のペースで移動するために、このようなモノは完全にスルーされた。
帰りはいつも東門前駅から乗っていたので、川崎大師駅は降りるだけで、すぐに参道へ行ってしまっていた。
(今思えば「ただ慌ただしくお参りに来ただけ」だったなあ…

再びカニ歩きして、ホーム脇の踏切に到着ぅ~。

踏切からホームを眺める。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1320
ごくフツーですな。

知名度の割には、駅としての構造はごくごく一般的な相対式ホームだ。
構内踏切が地下道になって、ホーム屋根が伸びて、下り線側にも改札口が出来た以外は、昔から変化がナイ。

駅の柱は、お寺のように赤いのが特徴。
(1つ上の駅舎の写真と同じね)

強いて特徴をもう1つ言うとするならば、この駅は「道路の中央分離帯にある」ということか。
駅前広場を確保するためか、道路の片側車線を駅の裏側にバイパスさせているのだ。
なので、駅前の道は川崎方面のみの一方通行で、駅の裏側は産業道路方面の一方通行になっている。
(駅前は両側通行だが横道へ曲がるためモノので、産業道路方面への通り抜けは出来ない)

そのため、ホームの前後が踏切になっていて、駅全体が道路の中にあるような格好になっている。
この道は車の交通量が半端ナイ(デッカいタンクローリー等が頻繁にやって来る)ので、踏切を横断するのは至難の業だからね。
遮断桿(棒)が下りるまで無理しないで待とう

そして、クルッと振り返って川崎方面を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1321
これまた一般的。

何の変哲もナイ、ごく一般的な踏切と線路だ。

…今はね。

実は、昔はこの踏切の右半分に、大師線で最大の「お楽しみスポット」があったのだ。
なので、右半分(下り線側)に移動する。

下り線のレール周りを確認すると……まだ残っていた

2人を線路際に立たせて、オラが指をさして「ココぢゃ」と一言。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1322
ズレてるぅぅぅぅぅ~~~~

レールの間の踏切板の中心が向こう側に偏っていて、何か不自然でしょ。

これは、手前のアスファルトで埋められた部分にもう1本レールがあった跡なのだ

三線軌条(さんせんきじょう)」と呼ばれるもので、線路幅(軌間)の違う路線を1つにまとめて、広い幅の車輪の車両と狭い幅の車輪の車両のどちらも走れるようにしてある。
現在の日本国内でも数ヶ所で見られ、関東では京急の逗子線と箱根登山鉄道の「箱根湯本(はこねゆもと)」駅手前が有名。

京急の線路幅は新幹線と同じ国際標準軌間(1435mm)で、アスファルトで埋められたレールはJR在来線と同じ1067mmだった。

つまり、国鉄時代の「塩浜操車場(しおはまそうしゃじょう)」(今の川崎貨物駅)から貨物列車が乗り入れていたのだ。
1997年まで列車が走っていたが、トラックやコンテナ輸送に切り替えられて廃止となった。

…で、この貨物線はどこまで伸びていたかというと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その3・川崎大師駅2018夏-1323
めのまえーーーーーーっ

そう、踏切の目の前にある味の素の工場に引き込まれていたのだ。
(2つ上の写真と比較してね)

右の建物の手前、架線柱の横に白い門柱が見えるっしょ。
門自体は草に覆われて見えづらいが、今でも残っているのが判る。

コレも「不自然に斜め」でしょ。
アタマの中で、踏切からこの門へレールを曲げて敷設してみると…
ピッタリ合うべ

三線軌条も撤去され、工場の建物も新しくなったため、今残っている「遺構」はこの門と踏切板だけとなった。
産業道路駅の踏切にも同じ「遺構」があったのだが、単線に切り替えた頃に撤去されてしまった。

今でも残っている踏切板を探すとしたら、川崎大師東門前駅間で見つかるかどうか…だねぇ~。
最近は目視確認をしていないので、Youtubeの前面展望の動画等でチェックしてみてね

ちなみに、貨物列車の運行形態は、ご覧の通りに下り線しか走れないようになっているので、日中は走ることが出来なかった。
なので、大師線の終電後に、塩浜操車場から神奈川臨海鉄道のディーゼル機関車が貨車を牽いて、のてのてとココまで走って来た次第。
最盛期は1日2往復あったそうな。

貨車は、ちっこいちっこい2軸タンク車で「タム5000」と言う形式だった。
中身は「アミノ酸」で、当然ながら味の素の原料だ
側面に味の素のロゴと社名も書かれていたので、通称「味タム(あじたむ)」と呼ばれていた。
画像はこちら

オラはさすがに走行シーンを観たことがナイ。
子供の頃に深夜に川崎まで行けるハズもナイっしょ。
(末期は不定期で週2便ほどだった)

大学生くらいで見ていたら、オラも立派な「あじたまー」になっていた事だろう
(20代は一時鉄道趣味から離れていたのでね…)

さて、これで川崎大師駅も解説終了ぢゃ。

いよいよ本日最大の難関「京急川崎駅への行脚(あんぎゃ)」ぢゃな…
駅間距離にして2.5Km、コレは覚悟して行かねば。
(歩く距離としては3Kmになるであろう…)

オラの股関節はどこまで耐えられるか。

オラのお股、さらにガンバレ(笑)

ほな、行くでぇ~~~~~~

つづき「その4・鈴木町駅2018夏」はこちらーっ!

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2018年6月28日 (木)

プチ旅日記 ~「京急大師線を歩く。その2・産業道路駅」2018夏~

前回「その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏」からのつづきーっ!

2018年6月3日)に、久々に京浜急行の大師線を歩いて制覇したぞ
(全5回シリーズ)

-------------

…もうアカン、足が動かないッス

足の裏と股関節の痛みが半端ナイ…。
とにかく座りたい。

…これは1駅だけでも電車に乗って「ワープ」するべ

ノコちんもヘタり顔だからねぇ~。
sigepeちゃんは全く平気そうなので、放っておこう。(笑)

お隣の駅との位置関係は、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1201
(2018年のグーグルマップより)
近いッス

…小島新田駅(現在地)
…産業道路駅

距離にして僅か700mだが、これを今歩けと言われたら絶対にムリ。

それに、線路沿いは絶賛工事中だし、ごくフツーの住宅地の中を歩くので特に見どころもナイのでねぇ~。
今まで何度も来た事があるけど、この1駅間だけは多分2回しか歩いたことが無いかもしれない…

そんなワケで、改札へと吸い込まれまぁ~~~~す
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1202
目指せ、涼しい楽園~~~~

電車の中で涼もうぜぇ~

ちょうど電車が来たので、乗り込むべぇ~~~~
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1203
快適ぃぃぃぃぃ~~~~~

でも、ココ「小島新田(こじましんでん)」駅での折り返し時間は短く、列車はすぐに発車。

…もっとゆっくりしてイイのよ

動き出して1分もしないうちに減速しだして、ゆっくりと大きな踏切を渡ってお隣の「産業道路(さんぎょうどうろ)」駅に到着ぅ~。

…全然涼めて無ぇーよ。

仕方なく列車を降りる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1204
もうちょっと休もうぜぇ~~~~~

まだ歩き出す体力がナイ。
特に股関節が言うことを聞いてくれない…

改札まで辿り着くことすら出来ナイ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1205
遠いのぉ~~~~~。

構内踏切を渡って、奥の高速道路の手前まで歩くと改札口がある。
昔は、ホームは改札口の目の前まであったのだが、地下化工事で奥の線路が単線になり目の前にポイントが挿入されたため、ホームが川崎寄りに移動してしまったのだ。

列車のドアが開いたら、ちょうど目の前にベンチがあった。

座るぞーーーーーっ

ベンチにノコちんと腰掛けて、まったりモードに。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1206
次の列車まで座っていようぜぇ~ぃ

sigepeちゃんはチョロチョロ移動してホームを撮りまくっているので、放置。(笑)

向こうのホームに下り列車がやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1207
ブレた…

駅名板と電車のお顔を撮ろうとしたら、ちょいと電車の速度がまだ速かったようだねぇ…
まぁ、これも20年くらいしたら貴重な1枚になることでせう

座っている目の前の部分を、激写
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1208
うん、フツー。(笑)

ごくありふれた京急の光景だ。

行先表示器は「京急川崎⇔小島新田」で固定されたままになっている。
10分で終点にたどり着くので、その度に表示を変える手間を省いたのだろう。

…手抜きだな。

まぁ、全ての中間駅が上下線でホームが別々(相対式ホーム)なので、誤乗もナイだろうしね。

立ち上がるのがメンド臭かったので、座ったまま撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1209
これはこれでイイんでないの(笑)

普段の利用客の目線」と言うカンジがして、生活感が漂う1枚に
これも、20年もしたら「そうそうよくこのベンチで、こうやって電車を眺めたよなぁ~」と懐かしむ方も現れるだろう。うん、うん。

この編成も、すぐに小島新田から折り返して戻って来た。
発車後に立ち上がろうとしたら、ノコちんが「次に120年が来るから、それも観たい」とポツリ。

…えーまだ観るの~ イイよ(笑)

あと10分座れるのだから、オラが文句を言うはずがナイ。
そのまま座り続ける。

そして、10分後。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1210
来たぁーーーーーーーっ

日中の大師線は3編成しか動いていないので、どう考えても来るわな。
京急川崎(けいきゅうかわさき)」駅で車両交換していなければね。

さすがに、この「120年の歩み号」は立ち上がって撮影することにした。
…い、痛ひ。

先頭車が目の前に停まった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1211
これもフツー。

…だけど、1500形のこの塗装(ラッピング)は、コレ1両しかいないので新鮮だ

よ~く見ると、ドアの周囲には気泡が入りまくってポコポコ出っ張っているし、ドア左右の白帯の裾が少しズレていてオリジナルの白帯がチラリと見えていたりする。
ちょいと上手にラッピングが出来なかったようだ…

ココでは、全車両を撮ることにした。
…と言っても、車両ごとの色の違いが解るように、連結部分を中心に撮る作戦で

2両目と3両目を撮ったぞ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1212
違いがよく解るぅぅぅぅ~~~~

この日記の「その1」でもおハナシしたとおり、黄色い車両の赤色は、現在の赤色(手前の車両)と色調が違うのだ。
この違いがハッキリ写っている画像をネットで検索したが出て来なかったので、自分で撮った次第
みんな1両ごとに撮っているので、並んで比較出来る写真は何気に貴重なのだ

そして、3両目と4両目。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1213
凹凸をもラッピングで表現っ

4両目の色は、近鉄電車の昔の標準色「近鉄マルーン」に近いのかなぁ…
(こっちのほうが、もう少しくすんでいるか…)
この車両が養老鉄道(三重~岐阜県の私鉄で、元は近鉄線)と並んでくれれば、違いがハッキリ判るんだけど

いや、富士急の「富士登山電車」か、しなの鉄道の「ろくもん」のほうが近い気がする…

ドアや窓の上下のリベット(鋲打ち)もラッピングで表現されているので、表面はつるっつるだ。
明治昭和30年くらいまでの車両は、結構凸凹(でこぼこ)していたのだ。

ラッピングはどの車両も側面のみで、妻面(連結面)はオリジナルの赤色が見えている。
(ほんの少し妻面に回り込んだ所までラッピングされている)

そうそう、「その1」で話題になった、黄色いほうの車両の裾に「KHK」ってハッキリ書かれているでしょ
4両目は、ラッピングで「KEIKYU」のプレートが隠されているねぇ~。
(2両目の白帯車は、フツーに現在の「KEIKYU」が見えている)

列車が去って行く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1214
バイバイキ~ン

やはり、4両目は「ろくもん」っぽい色だな…

さぁ、先に進もう

川崎大師まで行って、お参りして何か食べようぜぇ~~~~ぃ

重い足を引きずり、目の前の構内踏切まで移動。

踏切の中心で愛を叫ばずに、今から行く方法を眺めてみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1215
まっすぐーーーーーーぅ

突き当りまではキレイな直線が続き、そのすぐ左奥に川崎大師駅がある。
左右には地下化工事用のフェンスがあり、線路下はトンネルが掘られている。

このフェンスが途切れた所に、次の「東門前(ひがしもんぜん)」駅がある。
ご覧のように線路沿いは歩けない(そもそも道がナイ)ので、東門前駅は今回は寄らずにスルーする。

今から歩くのは、この左側にある線路と並行した商店街だ。
線路からは少し離れているので、2つ先の川崎大師駅までは「鉄ちゃん」はお休みぃ~~~

クルッと振り返ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1216
合体

ココで単線になっている。
踏切を挟んだすぐ先で複線(単線が2本並んだ「単線並列」)に戻る。
昔は、小島新田駅直前まで複線だった。

何でこんな工事をしているのかというと、目の前の高速道路下に大きな「産業道路」が通っていて、そこを踏切で塞いでしまっているために地下に潜らされているのだ。
産業道路」の名の通り、大きなトラックやトレーラーがバンバン行き交い、交通量は半端ナイ。
そこを朝ラッシュ時に踏切で塞いでしまったら…

…わかるよね。(By 護得久栄昇

では、その踏切に行こう。

改札を出て右を見ると、目の前に踏切ガール …いや、踏切がある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1217
長ぁ~~~~~~い

道幅が広いので遮断棒(遮断桿)が長く、中央分離帯にも遮断機がある。
我々が今立っている場所(目の前の黄色と黒の低い柵)に、以前は上り線の線路もあった。

すぐに、警報機が鳴り、先ほどの「120年の歩み号」が戻って来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1218
ゴゴゴゴゴゴ……

意外とカーブがキツい上に真下を掘っているし、目の前にポイントがあるので、比較的ゆっくり目に通過する。
この踏切の幅は、電車の長さ(1両が18m)から見て30m近くあるカンジだねぇ~。

高速道路の高さが低いので、この産業道路はかなりの圧迫感がある。
多摩川の大師橋を渡って神奈川県側に入るとすぐに上空にフタをされ、この一帯の下り線側は昼でも暗い。

ココでも色の違いを撮ることにした。
こういう写真は何種類でもあったほうが、比較し易くなって良い

まずは4両目と3両目ぇ~。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1219
何気にナイスショット

全ての車体色が直近どうしでハッキリと映り込んでいる。

4両目(手前)のマルーンと、3両目の朱色と、妻板のオリジナルのが、判り易く比較出来るっしょ

つづいて、3両目と2両目をば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1220
これも良く判るぅぅぅぅ~~~~

赤味の違いが一目瞭然なのぢゃ

そしてラスト。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その2・産業道路駅2018夏-1221
イイねぇ~~~~

大師線にこの塗り分けの車両は滅多に入って来ないので、結構貴重ッス
1500形が検査等で工場入りすると代走でやって来る程度)

…ノコちんよ、コレで満足かぇ

では、本日の2番目のメイン「川崎大師詣で」に行こう。

ココから川崎大師駅までは1.3Kmあり、お大師様はその途中(東門前駅と川崎大師駅の中間)にある。
ちなみに、京急川崎駅までは3.8Kmある。

…この先の行動は、ノコちんとオラの体力と、オラの股関節次第だ

オラのお股、ガンバレ

ほな、行くでぇ~~~~~~

つづき「その3・川崎大師駅2018夏」はこちらーっ!

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2018年6月25日 (月)

プチ旅日記 ~「京急大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅」2018夏~

一応、「リバーサイド・ハツモーデ:川崎大師2011」からのつづきーっ!
「京急大師線2005」はこちら

2018年6月3日)に、久々に京浜急行の大師線を歩いて制覇したぞ
(全5回シリーズ)

オラが所属する鉄道模型集団「特攻野郎Bチーム」の展示会に毎回顔を出してくれる「sigepe(しげぺ)」ちゃんから「就職決まったッス~」と連絡が来たので、「ノコnoko」隊員と3人でプチ祝賀会を開くことにした。
3人とも武蔵野っ子なので、「ほな、昼は近場で鉄ちゃんして、夜は横浜中華街で打ち上げまひょか~」となった。

横浜に近く、それなりに鉄分の多い所と言ったら「京急大師線」しかあらへんがな。(笑)

なので、オラが昔っからよく歩いていた「定番コース」を、この若き2人にも教えることにした。
(中華街でのちゃんとした食事も初めてとの事なので、こちらも伝授することに…

京急大師線は、こんな所を走っている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1101
(2018年のグーグルマップより)
神奈川県のはじっこーーーーーーぅ

…京急川崎駅(JR川崎駅の目の前)
…川崎大師駅
…小島新田駅

神奈川県川崎市の多摩川沿いで、対岸は東京都大田区という、神奈川県で一番東京寄りを走る路線だ。

しかも、京浜急行の路線の中で開業が一番古く、「京急川崎(けいきゅうかわさき)」駅(開業時は少し手前の土手辺りに駅があった)~「川崎大師(かわさきだいし)」駅間は明治32年(1899年)とのこと。
関東の電車運転としては最古だそうで。
(機関車が牽く列車は東海道線が最古)

対岸の東京都側にも京急線が並行して走っていて、あちらは地図の右上にある羽田空港へ行く「空港線」と言う。
空港線は、羽田空港直下に乗り入れるようになってからは急成長&大変貌し、この大師線と兄弟のようなのんびりした雰囲気と面影は全く無くなってしまった…
(昔はホントに似ていた…)

今回は、起点の京急川崎駅から終点の「小島新田(こじましんでん)」駅まで電車で移動し、下の地図の等の秘密スポットを巡った後、京急川崎駅まで歩いて戻って来ようという作戦だ。
歩行距離が半端ナイ(8~10Km)ので、体力・気力次第では電車での「ショートカット」も使わせていただこう。
(今日の本当の目的は夕方の中華街だからねっ

では、スタート

-----------------------

まずは、朝10時京急川崎駅の大師線ホームで集合~

高架の本線ホームから地上の大師線ホームに降りると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1102
おぉ、いぇい

早速、期間限定ラッピングの「京急120年の歩み」号がお出迎えっ
開業当時から現在までの車体の塗装を再現した編成で、1両ごとに時代が新しくなっていくラッピングがされている。
今見えているのは現在の京急線の塗装で、白い部分が広いタイプだ。

大師線がイチバン古いので、当然、この編成は大師線をメインに運行されている。
2019年2月までだって~)

目の前にノコちんもいたので、すぐにも乗り込みたい気分なのだが…

しげ蔵がいねーーーーーよ。

…こんな時に限って遅刻だって。
まだ品川駅にいるとのこと。

仕方ない、10分ちょっとココで待機だ。

乗れないと判ったので、編成をじっくりと観る事に。
(発車時間が近いのでゆっくりとは見れないが…)

先頭車と次の車両は、現在でもフツーに京急各線で見られる塗装だ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1103
うん、フツーだね。

今日は日差しが強いので、ホームの点字ブロックの黄色帯がキョーレツに車体に反射して映り込んでいる。

ノコちんが「右の細い帯は真っ白で、左の広い帯はアイボリーなんだよ」とポツリ。

…あ、そうなの

広いほうのアイボリーは知っていたけど、細いほうは真っ白だったのね

近寄ってよ~~~~く見ると、広いほうのラッピングはあまりお上手ではナイようで、気泡が入りまくりで、しかも下辺にわずかにオリジナルの白帯(右の車両と一緒)が見えている。
日差しの反射に影響がナイ角度で見ると、確かにわずかに色合いが違う。

…なるほど~。

お勉強になったので、今度はオラがノコちんに教える番だ。

1両分カニ歩きし、2両目と3両目の連結部分へ…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1104
黄色い~~~~~~

大昔はこの黄色の塗り分けで、かなり目立つ色合いだった。
今のJRの「なつかしの新潟色」に近い色だ。

…で、この車両も黄色い部分だけをラッピングしているのかというと……違うのだぁ~よ。

よ~く見ると、赤い部分の色は今の色よりも明くて(明度がある)、朱色っぽいのだ。
今の赤い色は少し青みが入った赤紫系で、色の系統としてはかなり違うのだ。
この場所で見るとほとんど区別がつかないが、後で色々な場所で見られる(写真に写っている)ので、チョット気に掛けて見てみてね

ノコちん、全く同じ赤色だと思っていたので「へぇ~~~~っ」とオドロキ顔。

…コレでおあいこだなや。

最後尾は、時代があまりに古過ぎて興味が湧かず、スルーすることに。(笑)
これも後で見てね

sigepeちゃんを迎えに本線ホームへ移動。

大師線の線路を見下ろすと、ほどなく発車していった。
…あ~~あ、行っちゃったぁ~。

そして遅れて来た本日の主賓を叱り付け(笑)、再び大師線ホームへ降りる。

次に来る列車はノーマルな編成だと判り切っているので、淡々と乗り込む。
(日中は3編成で往復している)

列車が発車。
先頭で景色を見ながら、大師線の歴史や見所ポイント等を解説する。

そして、10分ほどで終点の小島新田駅に到着ぅ~
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1105
短い旅だった…

この駅周辺は地下化工事の真っ最中で、来る度に少しずつ変化している。
昔は今列車がいる線路しかない片面ホームだったのだが、途中区間の線路配置変更の関係で、左側にも線路と乗り場が増設された。

ほれ、このとーり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1106
何とな~く新しいでしょ。

この2番線が出来たせいで、それまであった廃線跡等もキレイサッパリ消えてしまったので、オラ的にはこの2番線は「」に思えるのだ…

昔からの1番線のホントの端っこは、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1107
ここまでぇ~~~~~~~

もう先に進むことは出来ない。
(実は、この先にこれからのヒミツが…

左に見える高架は、この先にある「あれ」を越えるために作られた道路橋だ。
今からこれを上って行く。

改札を出て、振り返って駅舎を見る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1108
かせつーーーーーーーぅ

部分的に仮設になっていて、昔の面影は少し無くなったねぇ~。
でも、周囲の街の雰囲気は変わっていなさそうだ

さて、今から探検する「秘密スポット」はこんな場所にある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1109
(2018年のグーグルマップより)
いろいろあるでぇ~~~~

…小島新田駅(現在地)
…旧小島新田駅跡
…岸壁(海)
…千鳥線の踏切(夜光)
…浮島線

↑結果的には、この順番で歩いたッス。

まずは、2人にはナイショでへ行こう(^艸^)

達の間にはJRの線路があるのが、地図で読み取れるっしょ。
道路橋はこれを越えるためのモノなのだ。

…ってなワケで、駅前にある階段を登って道路橋に上がる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1110
(2005年10月に撮影)
目指すは奥の建物ぢゃぁ~~~~~

右下が改札口で、その前にある小さい小屋が売店とトイレ。  
ココで水分を補給。

向こう側は工場地帯で、飲み物類は自販機がたくさんあるのでモウマンタイ(無問題)だが食べ物の調達は難しいので、小腹が空いている時はこの売店でパン等を買っておくことをおススメする。

今から目指すのは、正面奥に見える駐車場の部分。
2人にはナイショで先に答えを言ってしまえば、あの駐車場の先までこの足元から線路が伸びていたのだ。
線路は駐車場からさらに右へカーブし、右の茶色いマンションで見えなくなる辺りに旧小島新田駅があったとのこと。
(路線自体はもっと先まであった)

ナゼ、今の位置に小島新田駅が移動して来たかというと、1964年に国鉄がここに線路を敷いて貨物駅「塩浜操車場(しおはまそうしゃじょう)」を造るために分断されてしまったからだ。
昔の国鉄は「親方日の丸」で、私鉄や企業は逆らうことはほとんど出来なかった。
(高度経済成長期で、近くにある「浜川崎(はまかわさき)」駅の貨物処理能力が限界を超えたのが最大の理由
この貨物駅、現在は「川崎貨物(かわさきかもつ)」駅と言い、JRの貨物列車と神奈川臨海鉄道が乗り入れている。

道路橋の向こう側まで行ったら2人に説明しよっと

広大な線路だらけの敷地を横切る。

さぁ、説明をしよう…と思ったら。

ガルンガルガルガルガル…

ディーゼル機関車のエンジン音だぞ。
音のするほうを見ると…

わーーっ!貨物列車がやって来たぁーーっ

3人で慌てて橋のフェンスの隙間から撮影開始っ
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1111
タキタキっタキタキッ

長~い石油タンク貨車だ。

そして…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1112
ギギギギギギーーーーーっプシュー。

この位置で停まった。

音と線路の位置からして、中身は空のようだ。
石油(ガソリン)が満タンだったら、もっと重い音がするハズだからねぇ~。
奥のヤードでの入換えをしているのだろう。

ちなみに、機関車の左に見えるトンネルの入口はJRの貨物線で、東海道新幹線の車庫の横にある「東京貨物ターミナル(とうきょうかもつたーみなる)」駅へとつながっている。
このトンネルに入るとすぐに、羽田空港の敷地脇を通過する。
旅客線化して空港アクセスにっ」という動きもある。
夕方~深夜~早朝は、長大なコンテナ貨物列車が頻繁に爆走しているよん

…さてさて。

ココで説明をしながら、時刻表に書かれた貨物列車(石油タンク車)が来るのを待つことに。

…待つことに。

…マツコと共に。

…来ねぇーぞ。

到着予定の列車も来なければ、ココから発車予定の列車もいない。

今日は日曜日なので、どうやら全て運休っぽいな。

1つ上の写真で、白いコンテナ列車が2本並んでいるのはそのためか。
(この場所で出発&到着する)

…仕方ない、先へ進もう。

動く列車が無くても、今日はネタがいっぱいなのだ
のんびりしている時間は無いぞっ

2つ上の写真で駐車場だった場所に、今ではアパートが立ち並んでいる。
(1つ上の写真の左端にある、3階建ての白とグレーのアパートの部分ね)
そのため、昔は何も考えずに線路沿いに奥のほうへ行けたのだが、今はこのアパートが道を塞いでしまったので「」の字状に迂回しなくてはならない。
メンド臭いが、「明らかにヘンな建物の配置」なのが解るので、廃線跡の理解をしてもらうにはサイコーのアイテムぢゃ

説明をしながらテコテコ歩き、貨物駅内の機関区に到着ぅ~。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1113
でーでーがいっぱい

お休みのためか、機関車(DD)がいっぱいいるぅ~~~~

ココは神奈川臨海鉄道の塩浜機関区と言い、機関車の整備等をする拠点だ。
ご覧のように中には入れないので、道路から眺めよう。

いきなり目の前にレアな光景が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1114
御開帳ぉ~~~~~~ぅ

車体側面の扉を開けて、エンジン回りのお掃除をしていた。

やっぱ、機関車のエンジンってデッカいよねぇ~~~
右のトラックの運転席ぐらいの大きさがある。

右半分のお掃除をしたら、今度は左半分。

ずっと見ていてもキリがないので、先へ進もう。

このまま奥(左)へ進んで、突き当りに見える検修庫(工場)の入口を見せる。
ココはJR貨物川崎車両所で、貨車等の全般検査(車で言う車検)や修理を行っている。
機関車や貨車が数両いたので、とりあえずは撮影している2人…

では先に進もう……としたら、目の前の古レール柵が気になるSigepeちゃんがいた。
レールに刻印された年代やメーカーを「魚拓」のように紙と鉛筆で2人掛かり取ろうとしたけど上手くいかず…

傍から見てたら、超~アヤシイ2人だなや

いったん線路際を離れて、1本裏の細い道へ。

何の変哲もナイ町工場の建物なのだが、そこに移動してオラが一言。

ココが昔の小島新田駅だよん」(地図の

2人が「へぇぇぇぇ~~~~っ」という顔で周囲を眺める。
確かに、さっきの駐車場(アパート)からの曲線を追ってくれば、キレイにココにつながる。

そして、「右にももう1本貨物線が伸びていたんだよぉ~ん」と言うと「えっ」と言って、2人とも指さす先を目で追う。
これも確かに線路跡っぽい、住宅地には不自然なカーブが伸びている…
(碁盤の目状になった町割りに斜めの家が建っていたら、そりゃ不自然でしょ…

駅の痕跡は何もナイので、かつて線路があった痕跡が残っているであろう場所に移動してみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1115
まだあった

ネットで事前調査した時と光景がかなり変わっていたが、痕跡は無事に残っていた。
(昔はダンプの位置に送電線の鉄塔があった

目の前に立っても気が付かない2人に、地面を指差して「コレだよ」と一言。
2人は「???」顔。

ダンプのおシリの地面に、小さな角柱があるっしょ。
上面には赤く「」と彫られているので、土地の敷地の境界を表す標識だ。
手前側の側面を見て、彫られた凹みを指でなぞると…

KHK

確実にココが京浜急行の土地だったということが判る貴重な遺構だ

2人が「KHKって」という顔をしていたのにはビックリ

今ドキの若ぇ~モンは「KHK」を知らんのかっ

オラが指差しながらゆっくりと「Kei Hin Kyuko」と言うと「あぁ」という顔に…
ちょっと前までの京急車両の全車両の側面に「KHK」って書いてあったべ…
いつも展示会をやっているホビーセンターカトー東京店の前にいる、京急の名車「デハ268」ちゃんにも「KHK」って書いてあるべ…
さっき見た「120年の歩み号」の黄色い車両にも「KHK」って書いてあるべ…

…やれやれ。

余談だが、東急は「TKK(Tokyo Kyuko Kabushikigaisha)」、小田急は「OER(Odakyu Electric Railway)」、江ノ電は「EKS(Enoshima Kamakura Sightseeing:旧社名「江ノ島鎌倉観光」)」、京王は「KTR(Keio Teito Electric Railway:旧社名「京王帝都電鉄」)」だからね。
戦時中に東急に強制合併された会社達には、フシギと揃ってこういう3文字の略号がある。
(西武・東武・京成にはナイ)

ダンプの先には直線の木々が見えるっしょ。
コレも判り易い廃線跡だ。
(旧)小島新田駅から先は、この木々の部分を走っていたのだ。

次の目的地はこの木々の先なのだが、ココでちょいと寄り道を…

ダンプの前を左に曲がって進んで、目の前の大きな道を横切ると、すぐ目の前にこんな光景が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1116
岸壁のハッハーーーーーーーっ

いきなり岸壁と海が現れたっ

そう、実は小島新田駅は海のすぐ傍にありながら、工場の建物が大きくて密集しているために海が見えないのだ。
なので、今までオラも多摩川は見はすれど、海を見たことが無かった。

ホントにすぐ近くに海があったよ…

奥の突き当りまでは入っても良さそうだったので、この船溜まりの両側を一周することに。
どれも釣り船のようで、釣り客を乗せるモノと漁業用のモノがあるっぽい。
目の前には、釣り人も数人いる。

水は意外とキレイで、クラゲがぷぅ~かぷか浮いているのもハッキリと見える。

Dash海岸みたい…」と2人がポツリ。

…確かに。

そういえば、Dash海岸はココから近いよねぇ~。
(こちらは川崎市川崎区、あちらは横浜市鶴見区)

先端まで行ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1117
おぉ、いぇい

いかにも京浜工業地帯」な光景だっ

正面は全て工場のようだ。
右の傾いた漁船がイイねぇ~

与那国島(日本最西端)の「Dr.コトー」のセットみたいだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1118
(2006年10月撮影)
海のキレイさは雲泥の違いだが。(笑)

この水面は、左奥に開けていて東京湾につながっている。
ココは運河の一部分ってなカンジかな

大昔は完全に海で、「小島新田」の名が示すとおりに、埋め立てて新田開発を行った場所だ。
田んぼがこんな重工業地帯になるとはねぇ…。

ちなみに、ココは小島氏が新田を開墾したので「小島新田」と言う。
このすぐ先には池上氏が開墾した「池上新田」がある。
なので、この周囲には「小島さん」「池上さん」が多く住んでいるそうで。

さて、先に進もう。

先ほどの緑の木々の入口へと戻る。
そして木々の木陰の中をテコテコ歩く。

涼しくて快適ぃ~~~~

工業地帯では貴重な日陰だ
広い道路の対面側の歩道は日陰が全く無く、太陽サンサン七拍子だ。(←死語)

少し歩くと、門が現れた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1119
コンテナがいっぱぁ~~~~~い

JR川崎車両所の玄関のようだ。
日曜日なので人もいなく、静かな雰囲気。
でも門は開いているので、人と車の出入りはあるのだろう…

sigepeちゃんが異様な反応を示し、落ち着きなくチョロチョロと門の前まで行って写真を撮りまくっている。
確かに、奥には車輪や連結器等の部品がゴロンと置いてあるからねぇ~。

ほな、先に行きまひょか~。

木々が途切れた地点に、踏切が現れた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1120
ココだーーーーーーーっ

オラが一度は来てみたかった、あこがれの踏切だったのだぁ~よ(地図の
昔、この線(神奈川臨海鉄道千鳥線)の前面展望ビデオを観て、貨物列車の入換えにコーフンしたっけなぁ~。
まさか、自分の足で歩いて来る日が来ようとは

ココは「夜光(やこう)」と言う交差点のすぐ横にある踏切で、町名の「夜光」は川崎大師(弘法大師)に縁があるそうで。

この交差点の左側に、昔の「塩浜(しおはま)」駅があったとのこと。
((旧)小島新田駅の隣駅)

線路の奥はさっきの川崎貨物駅で、今からこの線路沿いに進む。

…でも、その前に。

オラが観たかったのは背中側ぢゃーーーい

なので、クルッと振り返ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1121
無くなってるぅぅぅぅぅぅーーーーーっ

奥の送電線の鉄塔の辺りに、左の旭化成内に入る引込み線があったのが、キレイサッパリ無くなっている…
当時の面影を知っている者でなければ判らないくらい、塀が直線化されて痕跡も無く揃えられている。

奥からやって来た列車がこの踏切の手前で停まって、いったん引込み線の中に機関車を入れてコンテナ貨車を出し入れするのが魅力的だった。

…引込み線が無くなってしまったのでは、もうココには魅力がナイ。

この先の島まで行かないと、この千鳥線は楽しめなくなってしまったのか…。
時代の流れよのぉ~。
ウチにあるVHSのビデオを大事に観よっと(笑)

振り返って進むべぇ~~~~

道路の向こう岸まで戻って、線路沿いにテコテコ歩き出す。

踏切からは、ひたすら右にカーブしている線路だ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1122
おはなばたけぇぇぇぇ~~~~~

沿線の人が植えたのか(自生っぽいが)、お花たんがあちこちに…
鉢植えもあるので、両方混ざっているようだ。
キレイやのぉ~~~~

混ざる」と言えば、この線路のバラスト(砂利)には色々なモノが混ざっている。
ガラスの破片や空き缶や…

真っ黒い瓦礫のようなものもあるぞ

何だろう、コレ???
石油(アスファルト)が掛かった砂利混じりのコンクリートが砕かれたような…

重工業地帯だから、何でもアリですな。
不法投棄も結構ありそう…。

日陰のナイ線路脇をひたすら歩いていると、左から広大なヤード(留置線)が現れて合流した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1123
タッキーーーーーーーーズ

石油タンク貨車「タキ1000」と「タキ43000」がズラリと並んでいる。
ココ川崎と横浜(本牧)は石油コンビナートがあり、本州の内陸部(信州や東北)へ石油(ガソリンや灯油等)を届けているのだ。
やはり冬場のほうが列車本数が多いようだ。

現在の石油タンク貨車は、色が「」「」「」の3種類がある。
その全てがココに揃っているうえに、色褪せ具合もバラバラなので、観ていて楽しい

ちなみに、手前の線路が今歩いて来た千鳥線ね。
右奥が今の小島新田駅方面。

この合流地点、どこまでが公道で、どこからが私道なのかがよく判らない。
幸い、事前にグーグルストリートビューで見て来たので、「カメラカーが入っていない場所が私道」というので判別出来た

これで「コラーっ勝手に入っちゃダメだっぺーっ」と怒られることもナ~イ

合流地点の踏切脇に、トラックが停めてあった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1124
フツーの建材用トラックだねぇ~~。

でも、荷台の上のほうを見ると…

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1125
オイーーーーーーーッス (_´д`) アイ~ン

右上に小さくスパイスの効いたステッカーが…

…アンタも好きねぇ~ (*◎ω◎*)~ チョットダケヨ~

手積みだョ!全員集合」…って~ことは、ユンボやフォークリフト等の重機は持っていないのね。

さて、どっちに進もう……ってか、可能な道は1本しかない。
小さな十字路なのだが、左は遠のくし真っ直ぐは進入禁止なので、右に進んでさっきの木々の歩道に戻るしかないのだ。

千鳥線の小さな踏切(1日に数回しか鳴らない)を渡り、進入禁止の道の右側を眺めると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1126
むらたきーーーーーーーーーっ

をぉぅ久々に出会えたよ、「むらタキ」ちゃん

右側は川崎車両所の敷地内のようで、整備中の貨車が留め置かれている。
この子(タキ43543)は廃車予定らしく、車体中央部の標記の下に「廃車」と書かれた黄色い紙が挿し込んである。

この子の元々の色は紺色(横須賀色や旧型客車と同じ青15号)で、日焼けとサビとホコリで薄紫色になった。
3つ上のタッキーズの左端に写っている子が、本来の色ッス。

我々「特攻野郎Bチーム」では、この薄紫のタキのことを「むらタキ」と呼んで愛でている

…では、右へ進もう。

道なりに進むと、川崎車両所のはじっこに出た。
左の塀の先には車両所の中が見える。

見晴らしが良い場所に、機関車がいるのをハッケーン
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1127
ぶーちちの色ぉぉぉぉーーーーっ

グーゼンなのか、目の前にいるJR貨物のディーゼル機関車の色が、オラとノコちんが先日観て来た秩父鉄道の電気機関車(デキ)の色とソックリなのだ
なので、2人で「ぶーちちだ」と盛り上がる

その機関車の奥にももう1台、朱色のディーゼル機関車がいるねぇ~。
あちらは小型の構内入換え専用のモノだ。

…で、その手前にいる銀色バディの2両の貨車が見えるっしょ。
コレは試作品の車両「ワ100形」で、「DMT(Dual Mode Trailer)」と呼ばれる、大型トレーラーの荷台(トレーラー)部分をそのまま鉄道の台車に載せて線路を走らせようと計画されたもの。
なので、銀色車体にも「dmt」の文字がデザインされている。
全部で3両(3車体に4台車)しか製造されなかった」とのことなので、ココに写っている子達で全てということだね。
(手前のぶーちち機関車の後ろに1両隠れている)

他にも色々停まっていたので、フェンスの隙間から何枚か撮影し、木々の歩道に戻った。
日陰を涼しく歩き(そろそろ歩き疲れてきた)、再び川崎貨物駅の線路沿いにご帰還~

さっきの「御開帳」の機関庫の前で1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1128
こぢま志んでん駅が遠い…

奥の茶色いマンションの右下が小島新田駅だ。
白いコンテナ貨車のすぐ上に道路橋が見えるっしょ。

ちなみに、この白いコンテナは川崎市のモノで、中にはゴミが入っている。
川崎市は多摩川沿いに縦に細長いので、市の北西部(新百合ヶ丘等の地区)で集めたゴミを、同じく川崎市を縦断しているJRの貨物線(武蔵野線)を利用して南東の臨海部まで運んでいるのだ。
貨物列車としては僅かな距離だが、市内を清掃車がガンガン走るよりもクリーンでエコだということで採用された。
JR貨物としても、毎日確実に荷があって安定した収益が上がる列車は魅力的に感じたようだ

コンテナは、ゴミの種類によって何種類か存在するようだ。
川崎の「」をデザインした柄に、マスコットキャラの「キレイクン」が目印

道路橋の下まで戻って来た。

どうやら、本日の貨物列車は全滅のようだ…

…さて、どうする

神奈川臨海鉄道には、さっき見た「千鳥線」の他に「浮島線」というのもあるんだけど…
…ってか、こっちがメインの本線なんだけどね

そんなのを2人に話したら「とりあえず、浮島線の入口部分だけでも観に行こう」という結果となった。
まぁ、入口部分なら近いし、奥までよく見通せるからねぇ~。

ほな、行きまひょ。

重くなってきた足を引きずるように動かし、もそもそ歩く。
sigepeちゃんだけは、異様に軽やかにチョロチョロ動きまくっている。

…何か変なクスリでも飲んでいるのか(笑)

右にカーブした線路沿いに歩いて、広い道の踏切(さっきの夜光の踏切と同じ道ね)を渡ると、上空に高速道路が近付いて来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1129
ほたる~~~~~~~

コレが東京湾アクアライン(海ほたる)につながっている高速道路で、この先数キロほどでトンネルに潜る。
最初に来た頃は、まだ支柱すらも建っていなかったよなぁ…
(工事用地は確保されていた気がする…)

目の前の踏切の、線路が直線になる部分にたどり着いた。(地図の
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1130
ココからまっすぐぅぅぅぅぅ~~~~~

この先は突き当りで軽く右に曲がるだけで、後はひたすら真っ直ぐな線路が続く。
でも、途中に運河を渡る盛り上がった橋もあり、遠くまで見通すことは出来ない。

…ココで引き返しますかいのぉ~。

列車が来ないのでは、この先に行っても何の面白味もナイ。
それに、石油タンク列車は工場の敷地内に入ってしまうので、石油の積込みや入換え作業は見ることが出来ないのだ。
コンテナ列車は、道路沿いにある小さな駅で積み下ろしをするだけで、あまり楽しくはナイ。

車かチャリがあれば行ってみたいけど、徒歩で行くには疲労の割には収穫が少な過ぎるのだ…
(バスもあるが、休日の日中は本数があまり多くない)

これから川崎駅まで歩こうというのに、逆方向に無駄なエネルギーを使う余裕はナイのだ
すでに3Kmは歩いているだろうか…

さぁ、戻ろう。

クルッと振り返って、小島新田駅を目指す。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線を歩く。その1・小島新田駅と川崎貨物駅2018夏-1131
遠いのぉ~~~~。

奥のマンションの左下が小島新田駅だ。

…タクシー乗ろっか(笑)
(近距離過ぎて全く意味がナイ)

テコテコ歩いて道路橋を渡って、小島新田駅の改札前に到着ぅ~~……の前に。

ついでに、昔の川崎大師駅から塩浜操車場(川崎貨物)まで伸びていた貨物線の跡地も探検することにした。
小島新田駅の横に150mくらいしか存在していないのでね。

跡地」と言っても、現在は全て住宅が建っているので、当時の事を知っている人と歩かないと全く気が付かない。
手掛かりとしては、ココも先ほどのJRの向こう側と同じように「不自然に斜めに家が建っている&敷地境界線がある」だ
それを伝えると、2人が「不自然な角度」を探して歩いている。

…「ブラタモリ」みたいだなや。

いや、「ブラまりりん」だね
(内容的には「タモリ倶楽部」のほうか

小島新田のホームの先端部分の小屋から「不自然な斜め」を追って行ったら、無事に川崎貨物駅の線路際にたどり着いた。
コレで京急の貨物線跡の探索は無事完了~~~~

そんな我々を祝福するかのように、JRの貨物列車が来ることを知らせる警報が鳴った。
(踏切警報機と同じ音

3人でワクワクしながら線路を見ていると、JRの機関車「EF65-2000」が高速でやって来た。
…だが、音が軽い。

荷が無ぇーーーーーーよ。

何と、機関車単体での回送(専門用語で「単機回送」と言う)だったのだ。
しかも、目の前でトンネルに潜り始めて、オラたちの真横では完全に隠れてしまう有様…

…今日はとことん貨物列車に恵まれていない。

まぁ、オラとノコちんは秩父鉄道で「ヲキ」をヲ気に召すまで鑑賞して来たからねえ~
sigepeちゃん的には貨物よりも京急の車両のほうが好きみたいで、これでも良いカンジぃ~。(笑)

歩き出して2時間後、ヘロヘロ状態で小島新田駅の改札前までご帰還~~。
4Kmは歩いたぞ…

…もうアカン、1駅だけ涼しい電車で「ワープ」しよう。

お隣の「産業道路(さんぎょうどうろ)」駅から川崎大師へお参りに行って、川崎大師駅へ行こう。
これだけは今回の2番目のメインなので外せないッス
その後の事は、川崎大師駅に着いたら考えよう。

ほな、電車に乗るでぇ~~~~

つづき「その2・産業道路駅2018夏」はこちらーっ!

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2018年1月18日 (木)

旅日記 ~「なんくるないさぁ~♪那覇で年越し 2018」その1 旅立ち~

「その5」はこちら)(「その10」はこちら)(「その15」はこちら

2017年12月31日から2018年1月4日まで、10年ぶりに沖縄県の「那覇(なは)」に行って来たぞ

しかも、全くの思い付きの無計画で。(笑)
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1101
オリオンビールが待ってるさぁ~~~

2018年は暖かい那覇で新年を迎えるのぢゃ
(全17回シリーズ)

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事の始まりは、実に単純だった。

師走の忙しいさなか、オラは毎日変化の無い日々を淡々と過ごしていた。
仕事から帰って、部屋でNHKの「ブラタモリ」を観ながら麦汁を飲むのが唯一の楽しみ

そんなある日、那覇の回のブラタモリを観ていたら…

…おっ、ココいいな

と、麦汁のパゥヲーで一人盛り上がってしまった。

2006年に行ったきり、もう10年になるのかぁ…
(当時の那覇の日記はこちらをクリック

何気に、年末年始のお宿(東横イン)の空き室状況を見てみると…

…空いちょる

予約するだけはタダなので、とりあえず「ポチッとな」とクリックして、10年前に泊まったお宿を12月31~1月4日で予約してしまった
宿泊料金は、19,444円

…でも、さすがにひこーきは取れまい。

ひこーきがダメなら、お宿の予約をすぐにキャンセルしよう。

何気にANA(全日本空輸)のサイトを見てみると…

…空いちょるーーーーーーーーぅ

残り僅かだが、どの便も空席があるっ

…コレはまぢで行くか???

麦汁のパゥヲーのせいか、何のためらいもなく、往復の便を座席指定までして「ポチッとな」してしまった
クレジットカードのデータを打ち込んで、全ての予約が完了。
運賃は、往復で51,880円

あとは、当日に必要なQRコード付きの予約確認書をサイトから印刷するだけ。
コレは明日にでも職場で印刷しよう。
(ウチのプリンターはへっぽこなので)

…あれホントに那覇に行く事になっちゃった

部屋に居ながら、わずか数分で全ての予約が簡単に完了するとゎ…

ネット社会、恐るべし。

その後は、ブラタモリを観ながら「待ってろよ~~~」と更に1人で大盛り上がり
そして、おやすみんみん~

翌朝。

…ホントに予約しちゃったんだよなぁ~。
しかも7万円分も。

軽く自責の念に駆られながらも、10年ぶりに那覇に行ける嬉しさが少しずつ込み上げて来る。

職場でQRコードを印刷して、大事にしまって全て完了。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1102
これを無くしたらヒコーキに乗れないのだ

早く仕事納めが、来っないっかなぁ~~~~(笑)

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そして大晦日。

出撃ぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーっ

9時ちょい前に家を出る。

さて、那覇に行くには、まずは空港に行かねばならない。
沖縄まで線路がつながっていないからね。

さすがに日本国民であれば沖縄県の位置はご存知かと思うが、お子様や海外の方も見る可能性が結構あるので、一応地図を載せておこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1103
(2018年のグーグルマップより)
はじっこさぁ~~~~

…東京
…那覇

からまで、ひこーきでまっしぐらさぁ~~~

東京の空港は、あの超有名な「羽田空港(はねだくうこう)」なので、まずは羽田まで行こう。

JRの最寄り駅まで行って、電車に乗る。

…おいおい、雪が降って来たよ

新宿(しんじゅく)」駅辺りで雪が降って来た。
車内にいたみんなも「降ってるよ~」とビックリ顔。

オラは今から暖かい沖縄に行くのよ

やっぱ、行く事にして正解だったかもぉ~~

山手線の「浜松町(はままつちょう)」駅から東京モノレールに乗ろうか、「品川(しながわ)」駅から京浜急行で行こうか悩んだが、こんな天気なので京急で行くことにした。
モノレールに乗っても、東京湾岸の景色がキレイに見えないだろうしぃ~。

…ってなワケで、品川駅に到着。

京急線のホームへ移動。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1104
おひさぁ~~~~

京急に乗るのも久しぶりのような気が…

オラ、小さい頃から初詣は「川崎大師(かわさきだいし)」だったので、必ず年に2・3回以上は乗っていたんだけどねぇ~。
それだけ三浦半島へも遊びに行っていない証拠だなや。

最近の京急の品川駅は、三浦半島よりも羽田空港に行く客に重点を置いている。
今や品川~羽田空港間だけでも潤沢な利益が出ているとか。

そんなワケなので、ホームの案内も徹底されている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1105
選んで並べぇぇぇぇぇぇーーーーっ

行先や始発駅や車両のドア数によって、並ぶ位置がハッキリと示されている。
当然、屋根からぶら下がっている発車案内表示器にもその情報はしっかりと表示される。
しかも4ヶ国語で。(日英中韓)

各方面の列車(快速特急)はそれぞれ10分おきに来るので、慌てず何も考えずに待っていられる。
5分待つべぇ~。

その間に、向かいのホームに品川止まりの列車がやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1106
だるまさぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~ん

おぉっダルマさんだっ

しかも、登場当時の塗装に復元された「ダルマさん」こと800形の特別編成だ。

こいつぁ~春から縁起がイイぜっ
(まだ大晦日だよ)

今観ると、「白い部分が結構広かったのね…」と感じてしまう。
この塗り分けが登場した当時は、誰もがビックリしたものだ
それまでは細い白帯の車両(下の写真のような)しかいなかったからねぇ~。

ほどなく、羽田空港行きがやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1107
わくわく

今回は短距離なので、車種は何でも構わない。
三浦半島の奥まで行く時は、クロスシートの車両を選ぶけどね

車内に入ると、大きな荷物を持った人がたくさんいる。
どう見てもみんな空港へ行く客だ。

帰省の家族連れよりも、ビジネスマンや外国人の姿のほうが多い感じ…

余談だが、羽田空港には成田空港と同じく2つの駅がある。
羽田空港国際線ターミナル(はねだくうこうこくさいせんたーみなる)」と「羽田空港国内線ターミナル(はねだくうこうこくないせんたーみなる)」だ。
終点は国内線の方。

ただ、電車の行き先表示器に「羽田空港国内線ターミナル」と表示すると長過ぎて字が潰れて読めなくなってしまうので、単純に「羽田空港 Haneda airport」と表示している。
その方が誰が見ても解りやすい。

列車はすぐに発車。
通い慣れた道を、そこそこカッ飛ばす。
(前がつっかえているっぽい)

そして地下に潜り、終点の羽田空港国内線ターミナル駅に到着ぅ~
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1108
超~~~~~久々っ

多摩川対岸(神奈川県)の大師線はよく乗るし沿線を歩くのだが、こちら(東京都)側はほとんど乗らない。

ドアが開くと、荷物と人がドッと吐き出される。
それと同じくらい、乗り込もうとする人と荷物もいる。

車掌のおねいさんの立ち姿がかわいかった

さぁ、ターミナルビルに行こう。

ANAは海側の第2ターミナルだそうで。
JALは陸側の第1ターミナル)

京急の改札は前後2つあるので間違えないでね~
(もちろん、案内表示はしっかりとあるが)
第2ターミナルは、先頭車側の前方ッス。

大勢の人と一緒に、ゾロゾロ歩く。

すぐに、目の前に出発ロビーへ行く長~いエスカレーターが見えた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1109
混んでます

空港に来たら、キッズの姿もたくさん見かけるようになった。
みんな、じぃじばぁばに会いに行くんだろうねぇ~

エスカレーターに乗って、ふと上を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1110
すごぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーいっ

まるでUFOが着陸する寸前のようだ
昔の図鑑等に載っていた「未来(21世紀)の想像図」みたいだなや(笑)

エスカレーターを降りると、右側にこんなオブジェが…
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1111
ぢゃぺぁ~~~~~~~ん

和風な正月飾りが置かれていた。
ココはステージになっているので、記念撮影している人も多い。
もちろん、外国人観光客も。

さて、国内線は多分10年ぶりに乗るので、もう勝手が解らない。
新人気分で学習しよう

まずは、指定されている保安検査場の前へ行って様子を伺おう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1112
混んでいるね…

オラは「」を通れと指定されているので、そこまでテコテコ行ってみることに。

途中の左上に巨大な案内板があったので見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1113
いっぱい飛んぢょるぅぅぅぅ~~~~っ

同時に別方向へ出発という便も多いので、かなりの人がいるのだ。

オラの乗る11:20発「NH471」便は、右の上の方に表示されている。
まだ余席が僅かにあるようだね。

ただ今、10時15分
まだ1時間もある。

国内線は15分前までにココに来ればOKなので、45分くらいは余裕があるという事だ。
(国際線は、2時間前までに来なければイケナイ)
まぁ、事前に「年末年始は30分前に」とアナウンスされているので、今日は30分ほど余裕があるという事か。

QRコードを持っていない人乗り継ぎのある人機内預けの大きな荷物がある人は、必ず事前にカウンターに行ってチェックインしないとイケナイので注意
なので、もう少し早く来ないと乗れないよん

では、ターミナルの中をプチ見学しまひょ

さっきのエスカレーター部分まで戻り、上の階を観に行くことに。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1114
キレイやのぉ~~~

ショッピングモールか劇場みたいだなや
東京はスゴか街ぶぁい

上の階から、さっきの正月飾りを見てみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1115
人気ですな

人がいない時を狙うのに苦労する。

エスカレーターは、2つ下の階から直に上がって来たッス。
何とな~く「みなとみらい」駅にも似ているような…

奥の窓側からこっちを見ると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1116
まぁるいぃぃ~~~

全体的に「」でデザインされているようだ。

このエリアはおみやげ屋やレストラン等がたくさんあり、内容的には他の空港とあまり変わりない。
なので、サラッと観ただけで戻って来た。

ココからゲートのほうを見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1117
やっぱり混んでいるね…

これは少し早目に保安検査場を通過しておいた方が良さそうだな。
天下の羽田空港だから、搭乗ゲートの周りにも何か店があるだろう。
のんびりしに行くのに、慌てて移動するのはナンセンスだしぃ~。

成田空港で、涙目になって「スミマセ~~~ン」と係員に誘導されて出国審査の列の先頭に行く女子達をよく見かけるのでね。
買い物に夢中になり過ぎたか、国内線の感覚で空港に遅れて到着してしまったのか…

ゲートの前に立つ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1118
…これヤヴァい

10:40発の便があと4分で締め切られようとしている。
それなのに、この行列では…
(Cのゲートは4つあるのに)

慌てて並んで待つ。

列はゆっくりながらもコンスタントに進んで行く。
ココで入口のおねいさんからのアナウンス。

●●分発の△△行きのお客様いらっしゃいますかーっ お急ぎこちらまでお越しくださーい

ギリギリ客や団体客のために、奥にあと2つゲートがあったのだ。
直前にカウンターで正規運賃でチケットを買った客等が通る事が多いのだろう。

時間が経つごとに便名が変わりながらアナウンスし続けている。

すると、目の前にいた男子学生の団体がそちらに移動して行った。
目の前がスッカスカに。

ラッキーーーーーーーっ

…ってなワケで、予想よりも早く保安検査場に入ることが出来た。

では、ココでの「お作法」をご紹介しよう。
コレを知っていないとアタフタしてしまうのでね

まずは、自分が乗る便のQRコードが印刷された紙やスマホ画面等を用意する。
それを自動改札機のような読み取り機にタッチさせて、QRコードを読み込ませる。
そして、荷物をカゴに入れ、X線に通してもらう。
その間、自分は金属探知機のゲートをくぐる。
最後に検査済みの黄色いカードをもらう。

持ち込み禁止物品は、航空会社や時期によって多少違うので、必ず乗る直前に各社のサイトで確認して欲しい。
カンタンに言えば「国際線よりはユルい」という事。(特に液体系)

ココでもらう黄色いカードは、目的地の空港を出るまで必要なので、必ず持っている事
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1119
絶対に無くすなよっ

何か異常事態があった時に、コレを持っていないと大騒ぎになるぞ

案外サックリと通過することが出来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1120
これで安心

右が保安検査場で、奥が今から行く搭乗ゲート(65番)で、左は駐機場だよん。

国際線の場合は、もうココは「日本であって日本で無い」空間になるのだが、国内線ではどこまで行っても日本国内だ。(笑)
ワクワク感は、国際線ほどではナイが盛り上がって来る

65番ゲートに向かってテコテコ歩く。
搭乗開始まであと40分ほどあるなぁ…

ゲート周辺のお店は小さいので、すぐに観終わっちゃった。
もっと奥の方まで行くのもメンド臭いし…

…おっ、ナイスな空間があったぞ

該当のクレジットカードを持っていれば入れるラウンジをハッケーン
オラは持っていたので、それを受付の美女に見せて中に入る。(無料だよん)

中はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1121
ゆったり

アルコールはナイが、ソフトドリンクは飲み放題
イスも、搭乗ゲート前のモノに比べたら申し分ない

あぁ、もっと早くココに来ていれば良かった…

お茶を飲みながら、まったりと前を眺める。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1122
良い

ラウンジ内は静かな空間にするために、搭乗アナウンスは流れないのでご注意を

さて、あまりマッタリしていられないので、そろそろ搭乗ゲートに行こう。
20分も居なかったなぁ…(残念)

65番ゲートに行くと、ちょうど搭乗開始の時間だった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1123
いよいよやでぇ~~~~

ココでもまた、QRコードを改札機にタッチさせて通過する。

その時に、ピンクのカードをもらう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1124
コレが搭乗券代わりッス。

昔の大きな搭乗券に比べると、病院の待合室や銀行の整理券みたいだなや。

オラは下民だから席は後ろの方(37B)なので、矢印に従って進む。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1125
右の通路に行くでぇ~~~

左は、お金持ち様がお通りになられる通路だ
(正規運賃だと、片道で5万円ちょっとする。プレミアムクラス(ビジネスクラス)はさらに高い)

席に座る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1126
…ふぅ。

ココまで来た感想としては…

中国の鉄道に乗るよりもカンタンだ。

という事。

日本の国内線って、今やこんなに簡単に乗れるのね
コレでは、新幹線にとっては大きな脅威だなや…
(俗に言う「3時間の壁」と言うヤツですな)

座席はかなり薄っぺらい。
国際線と国内線ではシートピッチも違い、国内線のほうが少し狭いのだが、シートの厚みが薄いせいかあまり窮屈さは感じない。

…あ、モニタ-が無い。

座席の目の前にある小さなモニターがナイねぇ~。
だから厚みが薄いんだ。
今ドキでは、スマホの普及によって国際線でもモニター非設置が増えて来ているそうで。
自分のスマホを機内のWiFiにつなげてコンテンツを観る…というシステムだって。

時間になり、ひこーきが動き出した。

滑走路(C滑走路)は目の前なのだが、ひたすらテコテコと地上を飛んでいる。(笑)
3列シートの真ん中の席なので、外があまり良く見えない。

…あれ海の上にいるぞ。

窓からかすかに見える外の景色は海だった。

…こ、こりゎっ

どうやら海上に浮かんでいるD滑走路に向かっているようだ。
新しく造った4本目の滑走路だよん。

飛んでもいないのに海が見えるって、何かヘン。(笑)

昔の香港啓徳(カイタック)空港みたいだ。

余談だが、羽田空港って東京都の狛江市よりも広いのだ
大田区の一部分なのに、市よりも広いって…
もう狛江市の半分は移動しているぞ。(笑)

そして、東京都の端の端まで移動して来た。
すぐ目の前には、東京湾アクアラインの換気塔(風の塔)が見える。

ひこーきは、一旦停止。

すぐにゴーカイにエンジンを回し始めて、テイクオフ

久々の離陸の感覚ぅぅぅぅぅぅ~~~~

最後に香港に行ったのが3年前なので、実に3年ぶりの体感だ

ひこーきは揺れもなく、実に快適に飛んでいる。
新幹線よりも揺れていない。

ただ、今日は日本中が曇りなので、眼下は雲で真っ白だ。
どこまでも空の青と雲の白の世界。

シートベルト着用サインが消え、飲み物が配られ始めた。
ソフトドリンクは無料なので、リンゴジュースをもらう。
そして、搭乗ゲート横の売店で買っておいた、麦汁とカツサンドを食べ始める。
(国内線に機内食は無いよん)

はぁ~、まいう~

年末年始なので、もう飲み始めて良いっしょ

でも、機内なので1本で止めておこうね。
トイレに行くのも真ん中席なので面倒だし、緊急事態があったらイケナイからね

しばしまったりとした時間が続く。

飛び始めて2時間半ほどしたら、ゆっくり降下しだして着陸態勢へ…
相変わらず窓の外は雲で真っ白だ。

そして、3時間ほどで那覇空港に着陸した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1127
着いたでぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~~っ

でも、空の色がかなりアヤシイ…

滑走路からの移動中、機体に激しい雨が叩き付けた。

…おいおい、傘持ってナイよーん。

ひこーきを降りてロビーへ移動する頃には雨は止んでいた。
スコールだったのかな

ロビーに出た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1128
懐かし~~~~~~~~い

10年ぶりに見るこの光景
変わっていないなぁ~。

那覇空港は、出発客も到着客も同じフロアーを歩く。
なので、かなり混雑している。

到着客がぞろぞろと列をなして出口に向かう。

オラもそれに混じって移動する。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1129
おきなわやぁ~~~~~

おきなわ」の文字が気分を盛り上げる

左奥に免税店があるのも変わっていないね。
沖縄は特区として、国内線でも免税店があるのだ
(まぁ、厳密には「免税店」と言う名のショップなんだけどね~

ここを出たら戻れません」と書かれた自動ドアを通ると、到着ロビーに出た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1130
めんそぉ~~~~~~れっ

ついに来たでーーーーーーーっ

このすぐ右には、こんな設備も…
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1131
ハイサ~~イ

美ら海(ちゅらうみ)水族館のお魚さん達だろうか
いかにも南国カラーでわくわくする

さぁ、市内へ移動しよう。

まずはビルを出てモノレール(ゆいレール)乗り場へ行こう。

ビルのドアを出る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1132
もわぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~ん

…あ、香港だ。(笑)

この暖かさと湿気とマイクロバスと人の数、どう見ても香港国際空港
周りは中国人観光客だらけなので、余計にそう見えてしまう。

気温は20℃近くあるようだ。
すぐにコートをバッグの中にしまう。

今(那覇)は、沖縄県のどこにいるかと言うと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1133
(2018年のグーグルマップより)
ッス

沖縄県は、緑色の線で囲まれた範囲ッス。

那覇は、沖縄本島の南西のはじっこにある。
ちなみに、石垣島与那国島は南西へ400~500Km先にあって、かなり遠い。
(500Kmだと、東京~大阪間くらいある)

右の北大東島(きただいとうじま)の少し先は、何と東京都(小笠原村)だ
左の与那国島の100Km先は、もう台湾
石垣島から北へ200Kmくらいの所に尖閣諸島がある。(緑の線の辺り)

そうそう、沖縄本島のすぐ北にある与論島(よろんとう)は鹿児島県なので、お間違えなく。

ほんで、今からどこへ向かうかと言うと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1134
(2018年のグーグルマップより)
ッス

…那覇空港(現在地)
…お宿(旭橋)
…国際通り(繁華街)
…首里城

お宿はゆいレール沿いにあるので、そのまま乗って行けば楽勝ッス~~~~

…ってなワケで、目の前のゆいレールの「那覇空港(なはくうこう)」駅に向かう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1135
空が黒い…

駅までは雨が降ってもモウマンタイ(無問題)なのだが、問題は降りた後だ。
天気予報では、今日は曇りで、明日からはずっと晴れなんだよね…
雨が降っていたら近くのコンビニまで走って傘を買おう。
(むしろ、お宿まで走ったほうが早いかもしれない…

駅への通路は、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1136
ゆるいスロープぅぅぅ~~~~

先日、中部国際空港でスロープを観た時の感想は、やはりそれほど間違っていなかったな。
規模は違うが、雰囲気(ニオイや気配)は似ている。

正面の奥まで行くと、こんなオブジェが…
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1137
はじっこぉ~~~~~ぅ

日本最西端の駅」の記念碑だ。
石垣島にでも鉄道が敷かれない限り、ココが最西端で居続けるだろう。
(昔は離島にもトロッコや軽便鉄道があったらしい)

ちなみに、日本最南端の駅はお隣の「赤嶺(あかみね)」駅だ。

そうそう、那覇の古い写真や地図には路面電車鉄道の路線が見られる。
ブラタモリを観てビックリしたのだが、那覇に路面電車が走っている写真がハッキリと映っていた。
(後の回でご紹介するかもぉ~)

この碑の左に、何やら気になるカンバンが…
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1138
何ですとぉぉぉぉぉーーーーっ

…Suica使えないのかよ。

まぁ、そうだよね。

全てのICカードを「県外の」と一括りにしてしまっている所が、沖縄らしくて好き

では、切符を買いまひょ

お宿のある「旭橋(あさひばし)」駅までの切符を買う。
券売機の横に無料の地図があったので、速攻GET

これは街歩きには助かるぅ~~

中国語版だったが、オラ的にはモウマンタイ
(日本語と中国語の併記なので)

切符を自動改札機に入れようとしたら…

…挿入口がナイ。

あれれれれ????

全ての改札機に切符の挿入口がナイのだ。

1秒ほど悩む。

すると、改札機の上面に「切符はココにタッチ」と書かれていた。

切符をよく見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1139
なるほど。

普段、本土で鉄道しか乗っていないオラのような人たちは慌てるが、ひこーきで那覇に来た人だったら「あぁ」とすぐ理解出来る。

さっきのひこーきと同じぢゃん

切符のQRコードを改札機に読ませるのね
超~納得

コレも島ならではのアイデアですな。

むしろ、この方が改札機の構造が簡単になって、安くてメンテナンスしやすいという鉄道会社側のメリットもある。
自動改札機本体の価格は、運賃にも係わって来るのでね

本土の鉄道会社さんも、おひとついかがッスか(笑)

改札機に切符を「タッチ」して、ホームへと上がる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1140
混んぢょる…

大晦日の午後なので、さすがに混んでいる。

列車も撮りたかったので、ココは1本見逃してホームのはじっこで待機。
年末年始ダイヤで、今日は6分おきくらいに走っているようだ。
(平日の日中は10分おき)

走り去って行った列車をずっと目で追う。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1141
バイバイキ~~~~~ン

この駅は、はるか先まで列車が見えるのだ

すると、遠くで対向列車とすれ違った。
目の前のポイントも切り換わった。

そして、その列車がどんどん近づいて来て…
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1142
ハイサ~~~~~イ

10年ぶりでおま

昔と変わっていないそのお姿にホッとする。

周りの大きな荷物と一緒に乗り込む。
中国人と韓国人の観光客がヒジョーに多く、ケースもかなりデカい。
なので、人数の割には車内がパンパンな状態に…
運よく座れたのでラッキー

ほどなく、列車が動き出した。

車内アナウンスの曲も昔と同じだ

この沖縄風の曲たち、好きなんだよね~

中には有名な曲もあり、聞いていると結構楽しい

ただ、それ以外は中国人だらけなのと南国な景色も相まって、台湾に来てしまった感がハンパない。
香港は高層ビルだらけなので、明らかに台北(タイペイ)市内の雰囲気だ。

10分ほどで旭橋駅に到着ぅ~
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1143
なつかしやぁ~~~~~~

この駅も、パッと見は10年前と全く変わっていないカンジぃ~。

走り去っていく列車を眺める。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1144
バイバイキ~~~~ン

今夜から泊まるお宿は、今まさに列車がいる場所に建っている「東横イン」だ。
近いっしょ 

レールが曲がっていて奥が見えないが、実は県庁前や沖縄一の繁華街の国際通りにも歩いて行けるくらい近くて便利
しかも国際通りからは離れているので、このお宿は静かで良い
さらに、長距離のバスターミナルはこの駅のすぐ右側にある。
美ら海水族館や北谷(ちゃたん)のアメリカンビレッジ等に行くにも便利。

改札階に下りると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1145
めんそ~~~~~れ

ゆいレールの顔出しパネルがお出迎え~~~~
ちゃんと今日の日付も入っている。

左のゴミ箱も列車と同じ色合いなのがイイでしょ 

改札機で切符を「タッチ」して出る。
当然、切符は回収されないので、改札機の先っぽに置かれた赤いカゴに入れるようになっている。
ローカル線でよく見るシステムぢゃ。

もちろん「お持ち帰り」もOKで、オラは記念に持ち帰った。
(この日記用に切符を撮影するためもある)

駅舎を出て、道路上に行く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
沖縄・那覇で年越し2018その1・旅立ち-1146
…おっ、雨も止んで陽が出て来た

これはラッキー

やっぱ日頃の行いがイイんだね、オラってば

ただ今、15時15分くらい。
お宿は16時からチェックイン出来るので、40分くらい時間があるね~。

ほな、ちょいとこの辺をお散歩(探検)しながらお宿に行きまひょか~~
スーパーやコンビニの位置も把握しておかないとね

ほな、れっつらご~~~~~~ぅ(←死語、好きねぇ…

つづき「那覇で年越し2018・その2」はこちらーっ!

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2012年3月26日 (月)

実物・ジオラマ日記 ~「桜にまつわるエトセトラ」2012春~

今回はサラリと。

そろそろ桜も咲きそうな時期なので、ひと足早く東京都内の桜の光景をご紹介

まずは、これ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都内「桜にまつわるエトセトラ」2012春-1001
にっぽんの春ぅぅぅぅぅ~~~~~っ

きれいだねぇ~

この桜は、こんな所に咲いている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都内「桜にまつわるエトセトラ」2012春-1002
桜並木ぃぃぃぃぃ~~~~~~~~っ

中野区の、西武新宿線「新井薬師前(あらいやくしまえ)」駅~「沼袋(ぬまぶくろ)」駅間にある「中野通り」の踏切だ。

ここは桜の名所で、桜並木がJR中央線「中野(なかの)」駅から北にまっすぐ3Kmほど続いているのだ
毎年大勢の人で賑わう。

写真の真ん中に西武新宿線の踏切があって、電車が来ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都内「桜にまつわるエトセトラ」2012春-1003
ピンクと黄色ぉぉぉぉ~~~~~~ぅ

黄色い電車が菜の花の色っぽくて、桜の淡いピンクと良く似合う

この場所を、模型(ジオラマ)で作ってみた。

ほれ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都内「桜にまつわるエトセトラ」2012春-1004
季節は初夏ぁぁぁぁ~~~~~~~っ

…似ているかな

このジオラマは初夏をイメージして作ったので、緑の葉に差し替えればもっと似るんだけどねぇ~。

実物の踏切を反対側から見てみると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都内「桜にまつわるエトセトラ」2012春-1005
スマイルぅぅぅぅぅぅ~~~~~~っ

ちょうど、新車の30000系(スマイルトレイン)が通過中。

これも、ジオラマで似せて撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都内「桜にまつわるエトセトラ」2012春-1006
いい感じぃぃぃぃぃ~~~~~~~っ

いかがかな
(踏切の見た向きが反対だけどね…

もういっちょ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都内「桜にまつわるエトセトラ」2012春-1007
スマイルアゲェェェェ~~~~~イン

これと同じ向き(場所)からのジオラマの写真もあったぞ

これだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都内「桜にまつわるエトセトラ」2012春-1008
おぉ、いぇい

実物とは季節は違うけど、夏はこんな感じになるよん。
車両もバスも、古いタイプの物を置いてみた。
昔の西武線は赤かったのだ。

さて、ところ変わって…

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都内「桜にまつわるエトセトラ」2012春-1009
春らんまぁぁぁぁぁ~~~~~~~ん

こちらは、武蔵野市のJR中央線と京王井の頭線の「吉祥寺(きちじょうじ)」駅近くにある、「井の頭恩賜公園」の池だ。

そのものズバリの「井の頭公園(いのかしらこうえん)」という駅も、写真の奥にある。
(京王井の頭線の、吉祥寺駅の隣駅)

ここは武蔵野地域の花見の一大名所で、花見客が半端ない。
都心の公園と同じくらい、人でごった返す。

普段は、緑豊かで静かな楽園だ。

…で、その井の頭線の電車と桜を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都内「桜にまつわるエトセトラ」2012春-1010
井のヘッドぉぉぉぉぉ~~~~~~ぅ

ここは杉並区の「高井戸(たかいど)」駅の近くで、奥の建物は清掃工場と温水プール等が合体した施設だ。
すぐ左に「環八通り」が通っている。

足元には、神田川が流れている。
まだ上流なので川幅も狭く、ここは川沿いに緑道が続いている静かな場所だ。

電車は3000系で、もはや「過去の車両」になってしまった…。
列車の色もちょうどピンク色だったので、いい感じに撮れたね
(井の頭線の電車は編成ごとに色が違い、全部で7色もある)

さらに南へ行こう

今度は東急池上線だ。

まずは、この光景から。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都内「桜にまつわるエトセトラ」2012春-1011
この桜吹雪が目に入らぬかぁぁーーっ

桜吹雪がきれいだねぇ~~
個人的には、満開の桜よりも散り始めの桜吹雪の方が風情を感じて大好きだ

場所は、大田区の「洗足池(せんぞくいけ)」駅~「石川台(いしかわだい)」駅間だよん。

…おっ、電車が来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都内「桜にまつわるエトセトラ」2012春-1012
アオガエルぅぅぅぅぅぅ~~~~~っ

これは、新車の新7000系だ。
緑色なので、周囲の草と色が同化しているね

昔の東急の電車は緑色だった。
なので、当時を知る人達にとっては、あまり新車っぽくない感じがする。(笑)
むしろ、昔に戻った感じが…

これも、ジオラマで模型化してみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都内「桜にまつわるエトセトラ」2012春-1013
春真っ盛りぃぃぃぃ~~~~~~~っ

…どうかな

架線柱や竹はしごの位置等、結構ポイントは掴んでいると思うけど…。

ちなみに、電車は7200系と言う、東急線内でも少しレアな形式だ。
昔は東横線等の本線でも走っていたけど、中型の18m車なので、次第に支線に移ってきた次第。
池上線や目蒲線(現在の東急多摩川線)では、お馴染みの形式だ

もう1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都内「桜にまつわるエトセトラ」2012春-1014
深い切り通しぃぃぃぃ~~~~~~っ

これは、1つ上の写真の反対側から見たもの。

電車はかなり使い古された7700系(旧7000系)だ。
もう40年以上も走っているんじゃない

ここを、石川台駅前の踏切上から撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都内「桜にまつわるエトセトラ」2012春-1015
おぉ、いぇい

奥の右側に洗足池駅がある。
これも結構有名なアングルだ。

余談だけど、この付近には「洗足」「北千束」「洗足池」の3駅がある。
洗足」も「千束」も、どちらも「せんぞく」と読むので、かなり紛らわしい。
目黒区にある駅が「洗足」で、大田区にある駅が「千束」だ。
地名もそうなっている。
「洗足池」だけが、大田区にあるにもかかわらずイレギュラーな存在になっているので、混乱する要因となっている。

さてさて。

このアングルで見た光景をジオラマで再現すると、こうなる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都内「桜にまつわるエトセトラ」2012春-1016
どうだぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ

これはオラの自信作

背景は、実際の風景(上の画像)を使ってみた。
パソコンのモニターの前にジオラマを置いて、線路が上手くつながって見えるように角度を調整して撮影した。
モニターを撮影すると、画面に縞模様が出るので、ちょっと工夫が必要だった。
最新のモニターだったら、縞模様は出ないんじゃないか…な

この画像を見て、真似をしてジオラマを作った方もいるようだ。
この後に、鉄道模型の展示会で見掛けたのでね
(あちらのほうが、お上手に作っていたが…

…という感じで春の光景をまとめてみた。

そろそろ桜も咲くので、ちょっと眺めに行かれてみては

ではでは~

上記の、石川台駅の詳細はこちらをクリック
 その模型(ジオラマ)はこちらをクリック

つづき「西武新宿線・中野通りの桜だよ2015春」はこちらーっ!

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