旅と鉄道(04甲信越)

2021年1月 4日 (月)

グルメ日記 ~「京都のビール・黄桜Japanese SpiritとFor your Dream」2021新春~

前回「スコットランドのビール・BREWDOG PUNK IPA2020冬」からのつづきーっ!
第1回目はこちら

…明けましておめでとー御座ゐますっ

正月休みは、高級なビールを暖かい部屋でゆっくりと味わって飲みたいよね 

せっかくの休日も、新型コロナウイルスのせいで気軽に出掛けられないしぃ~。
(最近、危機的状況だしぃ~)

なので、2021年も毎晩自宅で「ビールで巡る世界の旅」を実行する事にした。(笑)

そんな訳で、第26回目は、またもや悠久の古都「京都(きょうと)」へ

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第22回目に登場したうし君から、「お正月は京都に来るんだモ」とお誘いが掛かった。

なので、脳内新幹線で「東京(とうきょう)」駅からのぞみちゃんでぺろりんちょ~~と「京都(きょうと)」駅まで移動して、うし君と合流。

そこで「お年賀だモ」と言って、これを手渡された。

どん!
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京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1001
おめでたやぁぁぁぁぁ~~~~~

おぉぅ何てぇ~「ぢゃぱにーづ」な絵柄の缶ビールなんだっ

金色のボディに浮世絵風の絵が目立つ、京都・黄桜(旧・黄桜酒造)のビール「Japanese Spirit・ペールエール」と、白色のボディに日の丸風のデザインの「For your Dream 夢をあきらめないで・ゴールデンエール」だ。
ペールエール」と「ゴールデンエール」は、原材料や製造法の種類の1つ。

Japanese Spirit」は「大和魂(やまとだましい)」、「For your Dream」は「あなたの夢のために」と言う意味になる。
これらは、東京オリンピックを意識して造られた物っぽい感じがするぅ~。

メーカーは「黄桜(Kizakura)」で、日本酒では超有名な老舗メーカーだ。
スーパーや酒屋でカッパの絵を見た事があるでしょ
(「キザクラカッパカントリー」の公式サイトはこちらをクリック

なので、最初にこの缶を見た時は、まさか黄桜が造っているとは思いもしなかった。
逆に、黄桜だと判ってからは「本当にビールか日本酒のカクテルじゃないの」と疑ったりもした。
ちゃんと下に「BEER(ビール)」と書いてあったので、安心した次第

いやぁ~、それにしても、明らかに外国人客をターゲットにしたのが誰でも解るデザイン。(笑)
欧州の酒屋で売られていそうだね

オラ、以前にこれと似たような感じの実景を撮っているので、ご覧いただこう。

ほれ。
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京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1002
(2010年1月撮影)
おフジと日の丸ぅぅぅぅぅ~~~~っ

2010年の初詣の時に、静岡県の富士宮にある「浅間神社(せんげんじんじゃ)」で撮ったもの。

やっぱり「日本のお正月」はこれだよね

では、お年賀をじっくりと観ていこう。

まずは「Japanese Spirit」から。
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京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1003
うきよえぇぇぇぇ~~~~~っ

浮世絵っぽいデザインが秀逸だ

BEER」の下の小さな英文は「シトラホップによる、フルーティで柑橘系の風味とシャープな苦み」という意味で、さらにその下には「ゆるやか「ろ過」製法」と書かれている。

お正月は、ゆるやかぁ~に行こうぜ

缶の側面も見てみると…
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京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1004
ごくふつぅぅぅぅ~~~~

ごく一般的な表記が書いてあるだけだ。

反対側を見てみると…
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京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1005
母がいるぅぅぅぅぅ~~~~

これも「酵母入り」と書かれていて、原材料名を見ると「麦芽・ホップ」となっている。

缶の容量は350mlで、日本ではごく一般的。
アルコール度数は5%で、これも国内のビールでは一般的。

では、飲んでみよう

キンキンに冷やした陶器のジョッキに注いで、いっただっきまぁ~~~~~っす

ごくごく。

苦ぁぁぁぁ~~~~~いっ

大和魂」という名の通り、かなり苦味が強く、サンマのわた(内臓部分ね)の味みたい。(笑)
余計な味や香りは無く、シンプルに苦くて後味はスッキリしていて美味い。
色は濃い目で、レモンティーくらいかな。

酵母入りなので、ほ~んの少し白く濁っている。
なので、グラスに注ぐ時は缶を少し回転させて、中の酵母が全部出るようにしたほうがベターだね。

これは、じっくり味わって飲むタイプだねぇ~
肉にも刺身にも合う。
刺身にも合うのは、さすが日本酒メーカーのビールだ

次に「For your Dream 夢をあきらめないで」をば。
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京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1006
日の丸ぅぅぅぅぅ~~~~~っ

どう見ても、日本の国旗でしょ [ ]
しかも、日本を代表する桜の花びら付きだし。

BEER」の下の小さな英文は「米も入れて醸造。飲みやすくて透明な味」という意味で、さらにその下には「ゆるやか「ろ過」製法」と書かれている。

やはり、これもゆるやかぁ~に行こうぜ

缶の側面も見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1007
ごくふつぅぅぅぅ~~~~

これも、ごく一般的な表記が書いてあるだけだ。

反対側を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1008
母がいるぅぅぅぅぅ~~~~

これも「酵母入り」と書かれていて、原材料名を見ると「麦芽・ホップ・米」となっている。

缶の容量は350mlで、日本ではごく一般的。
アルコール度数は5%で、これも国内のビールでは一般的。

では、飲んでみよう

キンキンに冷やした陶器のジョッキに注いで、いっただっきまぁ~~~~~っす

ごくごく。

さっぱりぃぃぃぃ~~~~~っ

英文の通り、クセの無いシンプルな味で、さっぱりしていて飲みやすい。
最初の一口目は、米も入っているせいか、日本酒っぽいアルコール分を感じた。
その後は、軽い苦みがほんわ~りやって来る。
色は薄い。

これも酵母入りなので、ほ~んの少し白く濁っている。
なので、グラスに注ぐ時は缶を少し回転させて、中の酵母が全部出るようにしたほうがベターだね。

これは、ガンガン飲めるタイプだけど、そんな事をしたらMOTTAI-NAIねぇ~
肉にも刺身にも合うが、刺身や魚料理にお勧め

お正月なので、これらに用意する料理は…やっぱりこれでしょ
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京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1009
(2017年1月に静岡で撮影)
しーすーまいうぅぅ~~~~~

正月に「にぎり寿司」に勝てる料理があるだろうか

昔から「一富士・二酒・三は寿司」って言うでしょ

なので、あとは富士山の写真を用意するだけだ。(笑)

…という訳なので、富士山の周りをくるっと一周してみよう

Japanese Spirit」の缶と似たような場所から、時計回りにスタート

まずは、神奈川県から。
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京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1010
(2010年8月に江の島で撮影)
見えなぁぁぁぁぁーーーーーーいっ

雲が多くて、稜線がぼんやりとしか見えていないね。
(正面の一番奥にいるよ)

海面に飛び出しているとんがった岩は、サザンオールスターズで有名な「茅ケ崎(ちがさき)」にある「烏帽子岩(えぼしいわ)」。
その先の陸地が「大磯(おおいそ)」~「国府津(こうづ)」の辺りになる。

次は、もうちょい富士山に近付いてみよう。
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京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1011
(2016年11月に芦ノ湖の三国峠で撮影)
さんせっとぉぉぉぉ~~~~ぅ

見事な夕景だ

ちょうど神奈川県と静岡県の県境にある展望台で、右の麓が「御殿場(ごてんば)」、左の山が「一富士・二鷹・三茄子」で有名な「愛鷹山(あしたかやま)」だ。

さらに西へ進むと…
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京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1012
(2017年1月に沼津港で撮影)
穴っぽこぉぉぉぉ~~~~~ぅ

富士山の中腹に大きな穴が見えるね。
これは「宝永火口(ほうえいかこう)」と呼ばれるもので、江戸時代中期に大噴火が起きた火口だ。
ちなみに、この火口の下側には、太古の富士山の一部が顔を出している。

この宝永火口が見えるかどうかで、今いる場所が静岡側か山梨側かが判る。

では、もうちょい進んで軽く北に移動すると…
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京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1013
(2017年1月に富士宮で撮影)
雄大ぃぃぃぃぃぃ~~~~~っ

恐らく、JRの在来線で一番きれいに富士山が見える場所はここではなかろうか

JR身延線の「西富士宮(にしふじのみや)」駅の近くで、列車内から撮ったもの。
先ほどの宝永火口が、右の稜線部分に回り込んでいるのが判るね。
(雪の裾の右にちょっこととんがっている部分が、宝永火口の下側(宝永山)だよん

これは東京側からは絶対に見られない、優美な姿だ

さらに、身延線に乗ってちょこっと進むと…
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京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1014
(2017年1月に芝川駅付近で撮影)
ちょこっと

もうこちら側まで来ると、手前にある山で富士山が遮られてしまい、ほとんど見る事が出来ない。
ほんの一瞬現れたおフジを、特急列車内から狙って撮ったもの。

左の稜線にある大きく削れた部分は、「大沢崩れ」と言う有名な場所で、落石多発地帯だ。
この大沢崩れを正面から観るには、車で「まかいの牧場(馬飼野牧場)」や「朝霧高原(あさぎりこうげん)」や「田貫湖(たぬきこ)」に行くしかない。

山脈に遮られておフジが見えないので、身延線で北上を続けていたら、山梨県の「甲府(こうふ)」駅まで来てしまった。

とりあえず、駅前の甲府城に登っておフジを探してみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1015
(2014年1月に甲府城で撮影)
ちっちぇぇぇぇよぉぉぉぉ~~~~ん

甲府盆地(こうふぼんち)」と言う地形上、おフジの前に山がたくさんあるのは仕方がない。
なので、山頂付近の僅かな範囲しか拝めない。

さっきの大沢崩れが右側に移動しているのが判るかなぁ~

余談だが、どこの駅前でも富士山を撮ろうとすると必ず「東横イン」の看板が入り込むのは内緒にしておこう。

さて、同じ方向からでも、盆地の山の向こう側(富士山に近い側)に行くと、こんなにはっきりとおフジが拝める。
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京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1016
(2014年1月に西湖付近で撮影)
どどぉぉぉぉぉぉ~~~~ん

ここは富士五湖の1つ「西湖(さいこ)」近くにある「紅葉台展望レストハウス」の屋上だ。
遮る物が無いので、このような絶景が拝める

正面の森は樹海で、有名な「青木ヶ原樹海(あおきがはらじゅかい)」はもっと右のほうにある。

こちらの山梨側(北側)から観るおフジのほうが「稜線が優美できれいだ」と言う人も多い。

今度は東へ移動しよう。

富士急行線に乗って、の~んびり東京(大月)方面に移動すると、都留市(つるし)にある「田野倉(たのくら)」と言う駅にたどり着く。
そこから「高川山(たかがわやま)」と言うお山に登ると、こんなおフジが拝める。

ほれ。
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京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1017
(2011年5月に高川山で撮影)
いふーどーどぉぉぉぉぉ~~~~ぅ

左右に山々を従えて、奥に威風堂々と鎮座する孤高のおフジが拝める。
正面奥の裾野の辺りが富士吉田市で、富士急の「富士山(ふじさん)」駅がある。

そして、東京都内に戻って、見慣れたおフジを観てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1018
(2013年2月に高尾山で撮影)
いつものお姿ぁぁぁぁ~~~~っ

東京都民にとっては「安定のフォルム」だ。(笑)

高尾山頂からは、このように正面におフジが見えるので、江戸時代の昔から人気が高い。

今立っている場所が東京都、富士山は山梨県、そして右下に見える観覧車は「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト(旧:さがみ湖ピクニックランド)」で神奈川県だ。
JR中央線が、「高尾(たかお)」駅を出ると神奈川県を通過して山梨県へ入っていくのは、世間では意外と知られていない。
(「相模湖(さがみこ)」駅と「藤野(ふじの)」駅が、神奈川県相模原市にある)

では、最後に真上からのおフジをば。
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京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1019
(2018年3月に静岡県上空で撮影)
おぉ、いぇい

すごいねぇ~~~~~~~ぃ

宝永火口の位置からして、静岡県の上空だという事が判る。

ちょうど、御殿場と富士宮と愛鷹山の中間点くらいだね。
右に見える茶色い土地は、陸上自衛隊の演習場であろう。
(戦車がドッカンドッカン撃っている所ね)

こうやって見ると、本当に宝永火口って大きいんだね…

おっしゃ、これでおフジも一周ガッツリと眺めたぞ

さぁ、そろそろ東京へ帰ろう。(笑)

京都駅で新幹線に乗り込もうとしたら、うし君が見送りに来てくれた。
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京都のビール・黄桜「Japanese Spirit」と「For your Dream 夢をあきらめないで」2021新春-1020
今年もよろしくだモォ~~~~~ゥ

…そうだ、2021年丑年だったねぇ~。

今年もみんなを楽しませてね
うし君の活躍に期待しているよ

また来るぜっ

バイバイキ~~~~~~ン

…ふぅ、今回も堪能した

さぁ、ワクチンと薬が流通されるまでは、お家で「味の世界旅行」をしていこう。

さて、次回はどこに旅しよう…冬だから北国かなぁ~。(笑)

つづき「岩手のビール・ヘリオス ユキノチカラ白ビール2021新春」はこちらーっ!

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2018年1月15日 (月)

旅日記 ~「特急「ふじかわ」の旅」2017~

一応、「しぞ~かおでんトレイン2017」からのつづきーっ!

2017年1月29日、静岡から甲府まで特急「ふじかわ」に乗ったぞ

昨日の28日は、静岡鉄道の「しぞ~かおでんトレイン」に乗って大盛り上がり
その翌日は静かにまったりと東京に戻ろうと決めていた。

…!!

そうだ、どうせ帰るなら普段は乗らない、変わったルートで帰ろう。
時間はタップリあるしぃ~

…ってなワケで、昨夜のうちにお宿の目の前にある「藤枝(ふじえだ)」駅の窓口で切符をGET。
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7001
まわるでぇ~~~~~~ぃ

静岡から東京へ行くには、新幹線か東海道本線で一直線に向かうのが一般常識であろう。

だが、今回は身延(みのぶ)周りで山梨県へ抜け、富士山を半周するかのように戻る作戦に出た

地図でご覧いただくと…
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特急ふじかわの旅2017-7002
(2017年のグーグルマップより)
おフジを舐め回せーーーーーーっ

…藤枝駅
…静岡駅
…富士駅
…身延駅
…甲府駅
…東京駅
…新宿駅
…東海道本線
…中央本線
…身延線

→(経由)→→(経由)→と進む。

かなり遠回りのようにも思えるが、距離だけで見ると1.3倍くらいしかないのだ。

…距離だけで言うとね。

では、出発しよう。

朝、東海道線の藤枝駅から普通列車に乗る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7003
めざせ、しぞーーーーかっ

まずは特急「ふじかわ」の始発駅「静岡(しずおか)」まで移動~。
わずか数駅なので、お街(静岡駅前の商店街は昔からこう呼ばれている)へ遊びに行く学生達と一緒に座ってのんびり。

ほどなく、静岡駅に到着ぅ~。
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特急ふじかわの旅2017-7004
はなやかぁ~~~~~

静岡地区の東海道線って、いつも学生達…特に美少女が多くて華やかでイイね

ふじかわ」が来るまで少し時間があるので、いったん改札を出て駅ビルの惣菜売り場へ…
(この切符は100Kmを越えているので、途中下車が可能なのだ)

そこで、車内で食べる秘密兵器と麦汁をGET

またホームに戻る。

ほどなく、「ふじかわ」がやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7005
よろしくーーーーーー

わずか3両しかないので、自由席にちゃんと座れるかどうか…

なぁ~~~~~~~んてね

この列車が混むという事は年に数回しかないので、今日は余裕ブッこいていてもモウマンタイ(無問題)

列車が停まった。
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特急ふじかわの旅2017-7006
待ってろ、信玄

今からは、山梨県の首都(笑)にある「甲府(こうふ)」駅まで行く。

ドアが開いた。

乗り込む客はポツポツ程度。

なので、余裕で眺めが良い席をGET。
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特急ふじかわの旅2017-7007
…あれ後ろむきだぉ。

そうそう、途中の「富士(ふじ)」駅までは座席が後ろ向きのまま走る。
富士駅で進行方向が変わり、身延線内ではちゃんと前向きになる仕組み。
後ろ向きで走る時間は短いので、誰も気にせず座っている。

オラは富士山が見えるようにと、身延線内では右側が見えるD席を選んだ。
(結果的には長所・短所の両方あった…

発車はお昼ちょい前なので、お腹空いちゃった…
もう食べちゃおう(笑)

なので、発車すぐにおべんとタァ~~~~~~イム

まずは、コレ。
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特急ふじかわの旅2017-7008
ラッキー楼~~~~~~~ぅ

好運楼」の点心パックと「伊豆の国ビール」のコラボから

昼から飲茶(やむちゃ)ッス。

…いや、飲酒(やむちゃう)か。

この好運楼の点心、超~まいう~~~~
前から店の前を通る度に気になっていたんだよね。
買って良かった

伊豆の国ビールも、修善寺の旅で買いそびれてからずっとGET出来ず…
何と静岡駅で発見したので、速攻GET

コクがあって、まいう~ちゃん

…あ、もう点心が無くなっちゃった。(笑)

なので、お次の最終兵器の登場だ。
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特急ふじかわの旅2017-7009
しーーすーーまみつぅぅぅぅ~~~~~ぅ

せっかく静岡の駿河湾にいるんだから、やっぱ寿司でしょう

魚がし握り」という名前で、お値段は1315円

ウニとデッカいアナゴと身の厚いアジが載って、このお値段だぜぇぇぇぇぇぇ~~~~い

コスパ最高

寿司を食べ始めたら、由比(ゆい)の海が見えて来た。
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特急ふじかわの旅2017-7010
…あ、向こう側。

でも、天気が良いので眺めはサイコーだ

検札も済んだので、後は甲府までのんびりしよう。

ほどなく、長~~い鉄橋を渡る。
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特急ふじかわの旅2017-7011
ふじかわ~~~~~~~~ぁ

そう、この川がこの列車名にもなった「富士川」だ。

余談だが、この富士川は色々な面で「日本の境目」となっている。

まず、「電気の周波数が違う」。
写真の右側が東京電力で50Hz(ヘルツ)、左が中部電力で60Hzとなっている。
昔は周波数が違うと使えない家電製品が多かったが、今では両方対応出来るようになっているので、それほど境目を感じないだろう…。

次に「地層が違う」。
みなさん、「フォッサマグナ」という言葉を学校で習ったと思う。
その、地層(プレート)の境目がこの周辺なのだ。
富士川沿いに北上して、日本海の糸魚川(いといがわ)まで境目がある。

ちなみに、東海道新幹線は60Hzの電気で走っているので、この川から右(東)は、変電所で特殊な装置を使って50Hz→60Hzに変換している。
(周波数を変えるのは、簡単には出来ないのだ)
東海道本線は直流の電気なので、周波数は関係ナ~イ。

…ってな説明をしているうちに、富士山が見えて来た。
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特急ふじかわの旅2017-7012
おフジぃぃぃぃぃ~~~~~ん

今日のおフジは良く見えるッス

そして、列車は富士駅に到着した。(地図の
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特急ふじかわの旅2017-7013
向きが変わるでぇ~~~~~

運転手交代やらなんやらで、数分停車。

そして、身延線に入って走り出した。
東海道線とは違って曲線が多いので、速度はあまり出せない。

次の停車駅までは何度か乗った事があるので、この区間はマッタリとおフジを眺める。

ほどなく、お次の「富士宮(ふじのみや)」駅に到着ぅ~。
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特急ふじかわの旅2017-7014
建物がデカ~~~~~い

この駅は富士登山の起点で、近くに浅間神社(せんげんじんじゃ:富士山頂にもある)があるために、江戸時代から参拝客が多い。

昔はこの駅まで、日本全国から初詣の団体列車がやって来た。
そのため、臨時の長いホームや留置線があり、客車列車の機関車も前後付け替えられるような線路配置になっている。

今日は1月末なので、まだ少し初詣客がいるようだ。
浅間神社周辺の「富士宮やきそば」はまいう~ちゃんよん
(富士宮やきそばの日記はこちらをクリック

列車はすぐに発車。

車窓におフジと鳥居が見えたので、慌てて撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7015
う~ん、まぁまぁか…な

車内からにしては良く撮れたほうでは…
…ってか、いつの間にか高架区間になっていたのね、ココ。

そしてすぐにお隣の「西富士宮(にしふじのみや)」駅をゆっくり通過。
普通列車は、この西富士宮駅までは頻繁に走っているのだが、ココから先は1~2時間に1本しか走っていない「秘境」の区間となる。
日中は、2時間に普通・特急が各1本ずつしか走らないので要注意

さて、撮るか。

おもむろに席を立とうとしたら、他の人も知っているらしく、数人が動き出した。
西富士宮から次の「沼久保(ぬまくぼ)」駅の間に絶景ポイントがあるのだ

オラが乗っている車両は、すぐ後ろが後部の運転席なので、そこまで行ってスタンバイ。
この車両はガラスがデカいので、前後左右の展望が良いのだ

列車は平地から山際に入り、尾根沿いにクネクネと坂を登り始める。
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7016
おフジが右へ左へ~~~~

おフジが反復横飛びのように左右にスライドする。
その一瞬を狙って…

今だっ
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7017
おぉ、いぇい

Yes! Yes!! Yes!!!

キレイに撮れたよぉぉぉぉぉぉ~~~~~~ん

昔、何も知らないで山梨県側からこの坂にやって来た時に、いきなりこの光景…しかも夕日に当たるおフジを見て感動したのだ
それ以来、「いつか撮ってみたい」と思っていた次第。
あの夕日もキレイだったぁ…

長年の念願が叶ったので、ウキウキしながら席に戻る。

このイベントが終わると、もう山の中に入ってしまい、景色は目の前の木々だらけになる。
ちょうど斜め前にいた観光客が車掌さんに「富士山はもう見えないの」と尋ねていて、その答えを静かに盗み聞き。(笑)

そして、その一瞬を狙って撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7018
Yes!!

シャッターチャンスはわずか一瞬しか無かったのに、これはよく撮れた

もうコレでおフジとはバイバイキ~ン

オラが座っているD席側(今の進行方向で右側)は、この先はずっと山肌を見ることになる。

左のA席側はと言うと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7019
イイながめぇ~~~~~

富士川がずっと車窓から見えるのだ。

…座席のチョイスをミスったか。

清水の付近でも、由比の海岸が良く見えたしなぁ~。

でも、今日はお天気が良いので、由比でも富士川でもずっと日差しが当たりまくりなのだ
富士山+日陰」を取るか、「由比の海岸+富士川+直射日光」を取るか…

これはお好みでどうぞ

曇りの日なら、断然A席側が良い

富士川はクネクネと山裾を流れているのだが、この身延線はトンネルでショートカットしている場所も多い。
でも、線形は良いとは言えず、山と川の間の僅かなすき間をの~んびり淡々と走り続けている状態。
途中駅で対向列車待ちのために停車しない分、普通列車よりは速いという程度。

少ししたら、対岸の道路の様子が変わって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7020
どーーーーーーもんっ

…エラいゴッツい洞門(どうもん)ですな。

崖に無理やり道を通したようで、落石から守る設備がハンパ無い。
大糸線の姫川沿い(「南小谷(みなみおたり)」駅以北)に近い重装備だ
(やはりフォッサマグナの影響か

テコテコ順調に走っていた列車は、駅に停車した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7021
久々の対向列車(笑)

2時間に普通・特急各1本なので、理論上では30分に1本すれ違う計算だ。
あちらの列車は、普通で2両編成。

停車した駅は…
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7022
うつぶな~~~~~ぁ

内船(うつぶな)」駅と言うそうな。

もうここは山梨県
山向こうの飯田線とは違い、アッサリと静岡県を出た感じだ
そう言われてみれば、どことなく「山梨県のニオイ」がする。
(各都道府県には固有のニオイがある感じがしているのは……オラだけ

こちらは特急なので、すぐに発車。

もうオラ側のD席の眺望は無いに等しいので、A席側の景色をまったりと眺める。
席を移ってもイイのだが、直射日光が延々と続いているので「ま、イイっか」という状態。

15分ほどで次の停車駅に到着ぅ~。(地図の
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7023
ちうしーーーーーーーーん

身延(みのぶ)」駅だ。

身延線と言うだけあって、この街はこの辺の中心地だ。
やはり身延山への参拝客が多く、駅の階段に高齢者用の杖が置かれているのが昔から有名。

以前、甲府から乗った普通列車は、この駅で1時間近く停車していた。
乗り通す客にとっては迷惑以外の何物でもなく、JR東海お得意の「特急に乗れ」という作戦だったのかもしれない。
(静岡地区での「こだま」への誘導作戦は、呆れるくらい見事なモノだ…

今回はその特急様なので、すぐに発車した。

…おっ、こちら側も景色が開けてきた
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7024
枯れた色ぉ~~~~~

さすが山梨、静岡と違って緑色がナイ。(笑)

それだけ夜の寒さが違うのだろう…
右の山々の向こうは富士五湖(本栖湖)だからねぇ~。

10分弱で、次の駅に到着~ぅ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7025
…来た事あるっ

下部温泉(しもべおんせん)」駅と言い、その名の通り温泉がある。
昔、本栖湖畔のキャンプ場に泊まった時に、みんなで車でココまで来た事がある。
(結局、温泉に入らなかったけど…

なつかしい~~~ねぇ~~~

列車はココで対向列車待ちとのこと。
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7026
しばしのんびり~~~~~

…ってか、特急様を待たせるのはどこのどいつだっ

ほどなく、その主がやって来た。
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特急ふじかわの旅2017-7027
…おっ、特急様ね。

お互いに特急であれば仕方がナイ。

静岡行きも乗車率は同じくらい。
でも、思っていたよりは乗客が多い。
山梨静岡を行き来する人がそれなりにいる」という事だ。

昔は急行「みのぶ」が、新宿甲府身延間を走っていた。
だが、高速バスによって乗客がどんどん減っていき、廃止となった。

当時、「ふじかわ」も急行として走っていたが、乗車率は似たようなもの。
でも、JRになって新車を投入して「特急」として復活させたのだから、それなりに需要は見込めるのだろう…

確かに、山梨県(甲府盆地)から海へ出るには、この身延線が最短距離だ。

…距離だけはね。

この先は、10分弱ごとにこまめに停車していくようだ。

山間部だけど、静岡寄りの富士川のような険しい地形では無い。
なので、小さな町が点在しているのだろう。

とりあえず、全停車駅を撮ってみることにした

お次はこの駅。
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特急ふじかわの旅2017-7028
かいぃ~~~~~~~わま

甲斐岩間(かいいわま)」駅と言うそうな。

やっと「甲斐」の文字が目の前に

…おっ、向こうに高速道路のような道を建設中だ。
(後で調べたら、まさに身延線と並行する高速道路だった)

あれが出来たら、この特急「ふじかわ」はどうなっちゃうんだろう…
明らかに向こうのほうが線形も良く、時速100Kmくらいは出せそうだからね

そしてほどなく、次の駅に到着ぅ~。(1駅通過したのみ)
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特急ふじかわの旅2017-7029
かじかって見た事ナーーーーーーーーイ

鰍沢口(かじかざわぐち)」駅だ。

ここは甲府盆地の南端で、甲府発の普通列車はココまで止まりが多い。
つまり、静岡県の西富士宮駅~山梨県の鰍沢口駅の間が、超~ローカル区間という事ッス。

目の前に見えている列車は、ココ止まりの区間列車で、折り返し甲府行きになるのかな

以前乗った時、この駅で足止めを食らい(ボックスシート車だったのでワザと乗った)、富士行き(ロングシート車)が来るまでの30分くらいの間、駅前をテコテコ歩いた想ひ出が…
ホゲ~~~~っと駅前を歩いていたら、突然床屋の前にいたキッズに「こんにちは~~」と警戒心の全くないナイスな笑顔で大声で挨拶されてビックリした

その時に「あっ、イナカってイイなぁ~」と、じみじみ感じた次第

もうココまで来たら、甲府に着いたも同然
山々もだんだん遠くに離れていく。

そしてすぐに次の駅に到着ぅ~。(ホントにお隣の駅)
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特急ふじかわの旅2017-7030
大門くんっ

市川大門(いちかわだいもん)」駅ッス。

意外な事に、この辺から乗ってくる客もいるのだ
ビジネスや「ちょいとお急ぎ」系の人達っぽい。
(後で知ったが、この列車に乗ると最速で新宿(東京)にたどり着けるのだ)

周りにだんだん家が増えて来た。

視界も広がって来た。
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特急ふじかわの旅2017-7031
ひろびろ~~~~~~ぉ

畑や工場がチラホラと。
もう完全に甲府盆地に入って来たね

そしてすぐに、次の駅に停車。(3駅通過)
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7032
…まだ停まるの(笑)

東花輪(ひがしはなわ)」という駅で、もう甲府はすぐそばなんだけどねぇ~。
まぁ、ココから静岡に行く人だっているでしょうからね
一般的に、両端の駅近くではこまめに停まる方が、便利で乗車率が良くなる法則がある。

さぁ、次は甲府駅だろう」…と思ったら。
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7033
が付いているよぉぉぉぉぉぉぉーーーーん

南甲府(みなみこうふ)」駅に停車ッス。(4駅通過)

さすがに、この先はわずか3駅だからも~~~~う停まらないだろ。
次の「善光寺(ぜんこうじ)」駅は中央本線から枝分かれしたすぐ先にあるちっこい駅だし、その次の「金手(かねんて)」駅は中央本線の脇にある「あれって駅」レベルの存在だしぃ~。

オラが予想するまでもなく、すぐに中央本線の立派な複線が近づいて来て、アッと言う間に甲府駅に到着してしまった。(地図の
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7034
着いたでぇ~~~~~~

これで身延線を久々に完乗。
しかも、「ふじかわ」初乗車~~~

ただ今、14時2分
静岡駅を出たのが11時40分だったので、2時間22分掛かった事になる。

…静岡駅から2時間22分あったら、東海道線の普通だと「大船(おおふな)」駅まで来ているよ。

富士駅発が12時11分なので、身延線内だけだと1時間51分掛かった事になる。

…東海道線の普通より遅い特急。(笑)

まずは、お約束でホームの写真をば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7035
超~久々のアングルぅぅぅぅ~~~~

写っているのは別の普通列車で、オラが乗って来た特急「ふじかわ5号」は右側にいる。
余談だが、このホームはJR東海で、残りのホームはJR東日本だ。
なので、同じ駅構内なのに駅名板の色とデザインが違っている。

乗り換え案内を聞いていたら、すぐに「新宿(しんじゅく)」行きの特急が来るようだ。

う~ん、どうしよっかな

普通列車でのんびり帰ろうか…
奥に見える特急が停まるホームの自由席部分には、それなりの人の列が。

まずはあの列まで行ってみまひょ。
それで無理なら普通列車で戻るッス。

階段を上がってコンコースに行くと、次に来る特急は「スーパーあずさ18号」と表示されていた。

…おっ、「超あづさ」か。

それならハナシは別だなや。

スーパーあずさ」は中央線最速の特急列車で、とにかく速いのだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7036
(2009年6月に松本駅で撮影)
ボーリングのピンではナイ。

その速さは笑っちゃうくらいで、普通列車とは雲泥の差なのだぁ~よ。

何となくの流れで、自由席の列に並ぶ。

ほどなく、あずさちゃんがやって来た。

…おっ、座れそう

午後の新宿行きなんて始発列車じゃなきゃ座れない事が多いのに、今日は少し空いているッス

イキオイで車内に入ってみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7037
窓側に座れたッス~~~~

ほな、このまま新宿まで戻りまひょ

あずさちゃんはすぐに発車。

動き出してすぐにアナウンスが。

次は八王子に停まります

何ですとーーーーーーーっ

…コレが「とっきう」というモノだよ。うん、うん。

八王子(はちおうじ)」駅は東京都の西の主要都市。
つまり、今から山梨県内はノンストップで走り抜ける。
東京都内は「立川(たちかわ)」駅に停まるだけで、3駅目はもう終点の新宿駅だ

すぐに、近くにいた人が、仲間がいる席の横が空いたらしく移動して行った。
なので、速攻で進行方向右側の窓側の席に移動。

検札が来たので自由席特急券を買う。

甲府から新宿までで1340円

…あれ

ふじかわ」よりも「あずさ」のほうが安いぞ。

ココで、両者の走行距離や時間などを比較してみよう。

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スーパーあずさ18号
甲府14:09発→新宿15:33着
1時間24分・123.8Km
自由席1340円

ふじかわ5号
静岡11:40発→甲府14:02着
2時間22分・122.4Km
自由席1830円

ふじかわ5号」(身延線内)
富士12:11発→甲府14:02着
1時間51分・88.4Km
自由席1180円

以下、参考

東海道線普通列車
富士12:27発→辻堂14:02着
1時間35分・91.4Km(乗り換え時間含む)
自由席0円

東海道線普通列車
富士12:27発→横浜14:21着
1時間54分・117.4Km(乗り換え時間含む)
自由席0円

中央線普通列車
甲府14:46発→新宿17:28着
2時間42分・123.8Km(乗り換え時間含む)
自由席0円

------------------------

ふじかわ」のほうが、同じ距離で500円高いぢゃねーかっ

身延線内では、東海道線の普通列車に遠く及ばず、静岡~甲府間では中央線の普通列車(乗り換え時間なし)とほぼ同速度。

逆に、「スーパーあずさ」の中央線でのカッ飛ばしっぷりがハンパ無いのが良く解る
(普通列車の乗り換え時間は、高尾駅で6分

…これでは「ふじかわ」に乗らんわな。

ただ、先ほどのように「静岡県⇔山梨県」内の移動には需要があるので、この路線で攻めていくしかない。
山向こうの似たような飯田線とは違い、活路はまだある方だろう…

そんなことを考えていたら、超あずさちゃんはアッという間に甲府盆地のフチを登り始め、「勝沼ぶどう郷(かつぬまぶどうきょう)」駅付近まで来てしまった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7038
今日も良い眺めぇ~~~~~~ん

もう何十年も通い慣れた道、景色は全て把握している。

そして甲府盆地とはバイバイキン
長いトンネルに入った。

超あずさちゃんは、ココぞとばかりにフル加速する。
普通列車でも唸りを上げる区間で、115系のモーターが壊れそうな悲鳴を上げていたのが懐かしい…
(鉄ちゃんには堪んねぇ音ッス

国境の長いトンネルを抜ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7039
雪国であった。

まぢっすかーーーーーーーっ

そうだよね、今は1月なんだよね。
温暖な静岡県にずっといたから、忘れていたよ。(笑)

山梨県はすっかり雪景色。
日陰の雪は、融けずにかなり残っている。

…という事は、今外に出たら寒いんだよね

しぞ~かって、やっぱ暖かいんだね

思わぬ2017年初の雪景色に、ちょいとコーフンして眺める。

すると、ほどなく「大月(おおつき)」駅まで来てしまった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
特急ふじかわの旅2017-7040
3倍速ぁーーーーーーーーいっ

正面から見ると3倍速そうな、「富士山ビュー特急」が富士急線ホームに停まっていた。
こちらも3倍速いので、相対的に9倍の速さですれ違ったため(ウソ)、上手く撮れなかった。

大月まで来たら、超あずさちゃんだったら、もう東京に戻って来たも同然。
ほどなく東京都に入り、最初の「高尾(たかお)」駅を通過し八王子駅に停車。

ココから先は通勤線区なので、超あずさちゃんとは言え速度は下がる。
甲府~八王子間(86.7Km)が54分なのに対し、八王子~新宿間(37.1Km)は29分掛かる。
(それでも、29分は京王線より約10分早いけどね)

夕日を浴びる高層ビルを見ながら、列車は新宿駅にサックリ到着ぅ~。

…メッチャ速かった。

いやぁ~、「ふじかわ」って何だったんだろう(笑)

まぁ、単純に比較してはイケナイ要素がタップリあるので、「ふじかわ」は「ふじかわ」、「あずさ」は「あずさ」で見ないとね
旅的には、両極端の在来線特急に乗れて楽しかったッス

また乗ろっ~と

今度は逆に、静岡へ行く時にでも…

…あっ、兄弟分の「伊那路」(豊橋⇔飯田)にも乗らないとっ

1日で「ふじかわ」「伊那路」に乗って一周したアホ2人が、「Bチーム」とか言う団体にいたっけなぁ~~~(笑)

さぁ、お家に帰ろう。

ほんぢゃ、またねぇ~~~~~~ん

2018年1月のおでんトレインに乗ることが急遽決まったので、おそらくつづくーっ(笑)

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2017年8月17日 (木)

お休み日記 ~「夏休みなう 2017」その2~

前回「その1」からのつづきーっ!

みんなーっ夏休みだよぉーーーーーん

ちゃんと休んでいるかーい

前回に引き続き、今週と来週はいつもの長~い旅日記の更新をお休みするのだ

みなさんも、涼しい部屋での~んびりとオラの過去の日記を読み返して、まったりしてくださいませませ
(画像をクリックすると拡大するよん)
夏休みなう2017その2-7201
(2013年長野県王滝村(木曽)で撮影)
ひまわりさんさん、さんふらわーーーーっ

今回は信州の夏山の光景をご覧いただきませう
長野県の世界的有名観光地「上高地(かみこうち)」のおさしんをば
2012年2014年に撮影)

まずは、コレ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
夏休みなう2017その2-7202
ハイジはどこだーーーーっ

まるでスイスアルプスのような絶景だべ

大正池の上流、河童橋の手前の光景。
左にホテルが建っている場所ッス。

そして、河童橋の上から見た穂高の光景が、コレ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
夏休みなう2017その2-7203
おやくそくーーーーーっ

上高地」と言えば必ずこの光景が出て来るくらいの、超有名ポイントッス
氷河が融けてこの川の水になっているのが、一目瞭然っ

そして、この付近を散策すると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
夏休みなう2017その2-7204
もののっけーーーーーーーっ

全てが緑色の世界が

水の流れは速く、超透明で冷たい。
(水温は一年中7℃くらいだそうな)

そして、早朝はこんな光景に…
(画像をクリックすると拡大するよん)
夏休みなう2017その2-7205
神秘の森ぃーーーーーっ

辺り一面が霧に包まれ、超~幻想的な世界となる。

どうッスか
少しは気分が涼しくなったかな~

オラのこの上高地日記(2012年版)を読んでみたい方はこちらをクリック
2014年版はこちらをクリック

ほなまた~~

つづき「その3」はこちらーっ!

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2017年6月 8日 (木)

旅日記 ~「一枚の写真から:旧型客車で軽井沢」1994~

今回はサックリと。

先日、オラのブログ(日記)にコメントが来た。

何と、1993年に乗った旧型客車「上野発長野経由新宿行き」臨時貸し切り列車(夢列車)のスタッフの方からだった
25年も前の出来事なのに…
(その日記はこちらをクリック

当時の写真を紛失してしまった」とのことだったので、これを機会にと、その日記の画像(写真)を全て再スキャンして大きいサイズの物にアップし直した。
その時に、同じ貸し切り列車シリーズの写真も出て来たので、全て一緒にスキャンした。

その中で、今では絶対に見ることの出来ない1枚が出て来た。

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
旧型客車で軽井沢1994-9901
(恐らく1994年撮影)
重い列車が軽いざわーーーーーーっ

恐らく1994年に撮った「軽井沢(かるいざわ)」駅での1コマ。

まだ新幹線の「」の字も無い頃だ。
左側の線路辺りに、現在の北陸新幹線のホームがあると思う。

この時は、「宮原(みやはら)」駅発の軽井沢駅往復というダイヤだった。
(宮原駅は大宮駅の1つ先)

前回、「尾久(おく)」駅で機関車故障のため40分ほど立ち往生してしまったので、今回は上野~大宮間の乗り入れが出来なかったらしい。

比較的短距離だけど、碓氷峠も楽しめて満足した旅だった…

これも、時間がある時にちゃんと日記に書こう…

…あぁ、「横川(よこかわ)」駅のホームにいた「峠の釜めし」売りのおじさん達が懐かしい。

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2017年5月 8日 (月)

旅日記 ~「一枚の写真から:糸魚川駅」2010~

今回もサックリと。

2009年12月2010年1月に、「青春18きっぷ」で東京金沢を2往復した。
(詳細はこちら(12月)こちら(1月)をクリック

その時に撮った写真を見直していたら、今となっては貴重な1枚となってしまったモノが出て来た。

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
糸魚川駅2010-8001
(2010年1月11日撮影)
おぉ、いぇい

新潟県の西の端っこにある、JR西日本の北陸本線「糸魚川(いといがわ)」駅構内の、レンガ車庫とディーゼルカーだ。
ホーム上から撮ったモノ。

日本海の豪雪地帯なだけあって、車庫の作りは頑丈だ。
この形の建物で線路が3本あるというのが珍しく、鉄ちゃんには有名な車庫だった。
(一般的には2本のみ)

左手前で寝ている車両は、大糸線用の「キハ52」と言う国鉄型ディーゼルカーで、昔は全国的に広く存在していた。
この色は昭和30年代くらいの時の標準塗装で、引退前に復刻版として塗られていた貴重な1両だ。

この車庫も車両も、今はすでに無い。

車庫の位置には北陸新幹線の駅が出来てしまった。
そして、車両はステンレスのディーゼルカーに置き換えられている。

…ってか、このホームの線路もJR西日本ですらなくなってしまったのだ。

新潟県内の北陸本線は「えちごトキめき鉄道」という第三セクターになり、大糸線だけがひっそりとJR西日本のまま残った。
地図上では新幹線でJR西日本の路線とつながっているが、実際の線路(在来線)としては分断されて、完全なる盲腸線となっている。
(大糸線の長野県側はJR東日本につながっている)

もうJRではないので「青春18きっぷ」での旅も出来なくなってしまったなぁ…
来たとしても、北陸新幹線との並行区間は車両も設備も新しくなっているので、昔の面影はあまり残っていない。

…あぁ、乗っておいて良かった

(おしまい)

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2016年10月31日 (月)

旅日記 ~「秋の木曽路」2014~

10月は「特攻野郎Bチーム」の展示会があり、準備等で時間に余裕が無かったため、今回は2014年11月木曽へ紅葉を観に行った時のおさしんをご覧くだされ~~っ 
これらのおさしんの旅日記(詳細)は、こちらをクリック

ちょうどなので、脳内トラベルしてねっ

では、スタート

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まずは、信州の拠点「松本(まつもと)」駅から中央西線で8駅南下して、木曽路の北の玄関「贄川(にえかわ)」駅へ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秋の木曽路2014-9501
雨で靄(もや)が掛かっていてイイカンジぃ~

チト寒かったケドね…

駅舎横の飲食店も、雰囲気タップリ
(画像をクリックすると拡大するよん)
秋の木曽路2014-9503
時が止まってるぜぇ~~ぃ

列車は2時間に1本しか停まらナイので、車が来ないと無音の世界になる。

南に2駅移動して、「奈良井(ならい)」駅へ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秋の木曽路2014-9601
宿場町ぃ~~~

ココは「奈良井宿(ならいしゅく)」と言う、江戸時代からの宿場町だ。

橋の上から見る街並み(南側)は、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秋の木曽路2014-9606
紅葉まっ盛りぃ~~~~っ

見事な光景だ

北側はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秋の木曽路2014-9607
紅葉のグラデーションがナイス

あいにくのお天気なので、観光客が少ない。
おかげでゆっくり観れるケドぉ~

観光スポットには人がチラホラ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秋の木曽路2014-9609
ちょうど特急「しなの」が通過中。

列車が去ったら、また時が止まった静かな空間に戻った…。

宿場町の南のはじっこから眺めると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秋の木曽路2014-9629
もうかれこれ300年は時が止まっているぞ

宿場町の中から紅葉を観る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秋の木曽路2014-9632
あー、炊き立てご飯と川魚の塩焼きと味噌汁食べてぇぇぇ~。

この奈良井の街をもっと詳しく見たい方は、こちらをクリック

さらに4駅南下して、「木曽福島(きそふくしま)」駅へ移動。
そこから車で山奥へ…

途中のお店で一休み。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秋の木曽路2014-9719
木曽路は全て山の中。

さらに進むと、湖が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
秋の木曽路2014-9723
雨の音しか聞こえナイ。

実は、この山側に森林鉄道の廃線跡が隠れているのだ

その森林鉄道の復元された場所「王滝村(おうたきむら)」に行くと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
秋の木曽路2014-9731
お見事っ

わざわざ山奥まで観に来た甲斐があった

この森林鉄道は、有志団体でたま~に走らせている。
りんてつ倶楽部」のサイトはこちらをクリック

もっと山奥まで森林鉄道が伸びていたので、車で観に行くことに。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秋の木曽路2014-9802
この先に集落は1つしかナイ。

その集落に着くと、予想以上の人がいた。

集落のはじっこの川からお山を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
秋の木曽路2014-9820
山は見えぬが絶景はあった。

道はこの先、岐阜県まで繋がっているが、車は途中から先へは進めナイとのこと。
長野県の西のはじっこまで来てしまったようだ。

この王滝村御嶽山:おんたけさん)周辺の観光案内サイトは、こちらをクリック

…さぁ、紅葉も堪能したので、松本へ戻ろう。

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木曽路は、東京や名古屋から特急列車でサックリ行けるので、ぜひぜひ行ってみてくだされ
ただし、中津川塩尻間の普通列車は2時間に1本なのでご注意を

中津川や塩尻駅でレンタカー」がオススメ
国号19号以外は渋滞もナイので、ドライブにも最適 

ちょうど紅葉の季節。
みなさんも秋を楽しんでねぇ~~~~

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2016年2月 4日 (木)

グルメ日記 ~「河口湖でほうとう食べたよ♪」2015~

前回「河口湖駅2015」からのつづきーっ!

2015年12月5日、「特攻野郎Bチーム」の「ヒロ」隊員と晩秋のドライブへと洒落込んだ時のおハナシ。

さて、超~遅くなった「お昼ご飯」を食べに、河口湖(かわぐちこ)の湖畔へ移動だ
車に乗り込み、再び出発

出発して数分、駅前の坂道を降り切ると湖畔に出る。
歩いて行っても良かったが、湖畔の駐車場は無料なのでね

駐車場に車を停めて、降りる。

目の前の景色はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖でほうとう2015-7201
おぉ、いぇい

相変わらずおキレイでいらっしゃる(笑)

さすがに紅葉の時期は過ぎちゃったねぇ~。
富士山の麓なので、河口湖の冬は早いのだ。

このままに視線を移していくと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖でほうとう2015-7202
…スワンちゃんも暇そうに佇んでいる。

河口湖」と言えば「足漕ぎスワン(白鳥)」だろう

さらに右を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖でほうとう2015-7203
狭い湖畔にビッシリと建物が

右上のほうが河口湖駅。

左の山頂に建物が建っているっしょ。
ココから下を見て行くと、ロープウェイが通っているのが見える。

ご幼少の頃から何度も来ているのに、今まで一度も乗った事がナイ。
地元の人と観光客の会話を盗み聞き(笑)したところ、テッペンからの景色はスゴいらしい。

だって、目の前におフジがどどーーーん!!だぜぃ
いつか乗ってみよう

さて、どこで食べようか…

いつもは目の前の「みはらし亭」で食べているので、とりあえず行ってみた。

…あれ、食堂が閉まっている。

仕方ナイ、他の店に行こう。
左側にスライドして行くと……開いていた

河口湖荘」というお店に入った。
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖でほうとう2015-7204
昭和の香り漂う、ナイスな店内

喫茶店」と「食堂」の中間といったような雰囲気。
15時半と、中途半端な時間なので空いていた。

窓側の景色が良さそうな席に座る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖でほうとう2015-7205
…あぁ、チョット建物がぁ~

イチバン見晴らしの良さそうなテーブルは、すでに先客がいた。
…そりゃそうだ。(笑)

さぁほうとう食うぞっ

山梨県と言えば、ほうとう」というくらいの名物だ。
オーサカに行ってタコ焼食べないのと同じくらい、絶対に外せナイ。
(「ほうとう(宝刀)」とは、平たくて太いうどんを鍋で煮込んだモノ。と~っても具だくさんなのだ

メニューを見ると、ほうとうが何種類かあった。
山梨県」というのを考慮すると、やはりココは王道の「キノコほうとう」なのだが…

季節限定!「カニほうとう」

…何ですとっ

カニは珍しいぞ
迷わず注文することに
ヒロちゃんはお約束の「キノコほうとう」を注文。

ほどなく、やってまいりました
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖でほうとう2015-7206
わくわく♪

フタからはみ出ているカニさんが気になってしょーがナイ

横から覗いてみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖でほうとう2015-7207
まさに磯の岩場に隠れたカニさんッス

沸騰するまでしばしのガマン…

…まだかな? まだかな?

そして店員さんの「Go!」サインが出たので、フタを開けると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖でほうとう2015-7208
Yes Yes!! Yeーーーーーーーーーsっ

…もはや「ほうとう」ではなく「カニ鍋」だ(笑)

ふーふー、はふはふしながら頂く。

…たまんねッス

コレは美味いっ

ヒロちゃんにもカニ足を2本ほどプレゼントし、黙々と食べる。

途中で、味比べのために、ヒロちゃんの「キノコほうとう」のスープを飲んでから「カニほうとう」のスープを飲むと…

うんんんんめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーぃ

えーーーっこんなにカニのダシが出ていたのぉぉぉぉ!!
気が付かなかったよ

ヒロちゃんにも味見してもらったら、同じくビックリ
いやぁ~、コレは美味い

当然ながら、ソッコーで食べ終えてしまった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖でほうとう2015-7209
かなりボリュ~ミィ~なので、胃袋は空けてから臨むべしっ

すっかり満足してイスにもたれ掛っていると、次から次へと観光客が入って来た。
気が付くと日も暮れて夜は間近だ。

山から降りて来たような格好をした外国人観光客に周囲を囲まれた。
富士山人気はスゴいのぉ~~。

そしてメニューを見るも良く理解できない外国人達が、キョロキョロしている。
店員さんもロクに英語が喋れナイ。

オラのカニほうとうを見つめていたので、「Very good」と言ってあげたら、ニコニコして頷いてくれた。
そしてよく理解出来ていないまま、カニほうとうを注文していた。

値段は高めだけど、味はバツグンだから楽しんでね

あぁ、食った食った

さぁ、いよいよヒロちゃんのおうち(三島)に向かうぞーーーっ

車に乗る前に、おみやげ屋さんでいくつかおみやげを買う。
よし、これで準備OK

三島の居酒屋で、静岡県の美味いモン達を食べまくるのだーーーっ

つづき「しぞ~かグルメin三島 2015」はこちらーっ!

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2016年2月 1日 (月)

旅日記 ~「電車がいっぱい、河口湖駅」2015~

前回「山梨リニア2015」からのつづきーっ!

2015年12月5日、「特攻野郎Bチーム」の「ヒロ」隊員と晩秋のドライブへと洒落込んだ時のおハナシ。

山梨県立リニア見学センター」で楽しんだ後は、河口湖(かわぐちこ)へ移動だ
車に乗り込み、再び出発

またもや、富士急行線と並行する一般道を走り続ける。
残念ながら、走行中の列車を見ることは出来なかった…。

富士吉田市内の迷路を通り抜け、「富士急ハイランド(ふじきゅうはいらんど)」駅の横を通り、「河口湖(かわぐちこ)」駅に到着した。
とりあえず、駅前の駐車場に車を停め、駅構内を撮影することに。
ココにはいろんな列車が留置されているのだ

まずは、駅構内のはじっこ、つまり駅への入口部分に移動。
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖駅2015-7101
この奥が富士急ハイランド駅(大月・東京方面)だ。

そしてココから振り返ると、こんな光景が見える。
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖駅2015-7102
駅のホームが並んでいる。

富士急行線はココが終点で、この先に線路はナイ。

パッと見ただけでも個性的な列車が並んでいるので、「落ち着いて」順番に観て行こう。(笑)
ホームの左横はヤード(車庫)になっているので、まずはそこから

このまま左に、カニ歩きで数歩移動すると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖駅2015-7103
留置車両が一望出来る

同じ車両が一つとしていない
まるで、鉄道模型の運転会時の車庫みたいだ

アップで見てみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖駅2015-7104
せいぞろりぃ~~~~~~~ん

レアな車両が勢揃いしている

右から解説していこう。

一番右にいるのは「フジサン特急」(2000形)だ。
国鉄時代に中央線で活躍した団体用列車「パノラマエクスプレスアルプス」(165系)を譲り受けて改造したモノ。
前面が展望席になっているのが最大の特徴
(運転席は2階にある)
もうお歳なので、まもなく引退する。

そして、隣にいるクリーム色のが、1000形
元京王線の5000系で、京王線当時の色に復元されたレアな編成だ。
高尾と大月は近いので、「お隣さん私鉄」という仲
この1000形は色々なバージョンがあって、それぞれデザインが凝っているので楽しいよん

さらに、奥にいる白いのは、8500系
コレはJR東海が特急「あさぎり」として使用していた列車(371系)を譲り受けたモノ。
1編成(7両)しか製造されなかった、激レアな車両だ。
富士山の南側(御殿場)から北側(河口湖)へご転勤

まだ来たばかりで、これから「富士山ビュー特急」へと改造しようとしているところ。
この改造中の姿は、レアかもしれない…
デビューは2016年春の予定だ

最後に、左手前にいる銀色ピンク帯の車両は、6000系
JR東日本の205系で、この車両は国鉄末期に山手線で走り始めたレアな初期型だ。
(側面窓が「田」の字の、国鉄時代の設計版)
京葉線へ転属した後に廃車になり、富士急にやって来た。

6000系はもうすでに走り始めているので、この車両は恐らく「部品取り」用の予備車両だろう。
中古車両は補修用の部品がもう製造されていないモノもあるので、このように実車をキープしている事が多い。

余談だが、この他に「フジサン特急」2代目の、8000系というのがいる。
写真右端の2000形が老朽化したので、その代替用として登場。
これは元小田急ロマンスカー「RSE」(20000形)で、特急「あさぎり」で左端の8500系と同じ線路を走っていた。

つまり、御殿場を走っていた2種類の特急列車が、反対側の河口湖へやって来たということ。
第一線を離れても、再びおフジを眺めながら走れる幸運な奴らだ

では、ホームのほうへ視線を移していこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖駅2015-7105
いかにもフジQ

典型的な「フージの休日」だ
休日に走る観光用列車がたくさん

…お、イチバン奥にさっきの6000系ピンク帯のヤツね)の営業用列車が停まっているッス
ちなみに、営業用車両は水色ベースのカラーリングだ。

…んでは、右に停まっている水色の列車をば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖駅2015-7106
あず~~~~~~~~~さっ

元中央線特急「あずさ」用の、JR東日本の189系(183系)だ。
休日は「ホリデー快速 富士山」号として、「新宿(しんじゅく)」駅から乗り入れて来る。

普通運賃だけで特急型車両に乗れるので、この列車の人気は高い
(6両中、指定席が1両だけある)
時々、昔の国鉄特急色(クリーム)の編成も運用に入るので、その時は沿線でカメラを構えた鉄ちゃん達が増える。 

この列車をベースに、おフジとコラボさせて撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖駅2015-7107
カァ~~~ッチョエェ~~~~のぉ~~~~

以前、この光景を真似して模型でも撮ってみたことがある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖駅2015-7108
どぉ雰囲気似てるぅ~~~

さらに、「フジQ3点セット」で撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖駅2015-7109
どうよ

おフジ」「河口湖駅名板」「ホリデー快速」の、鉄板セットだ

数年後にはコレが貴重な写真になる……予定。(笑)
(189系は余命いくばくもナイ)

駅のイチバン手前には、こんな列車も停まっていた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖駅2015-7110
ぽっぽーーーーーーーーーっ

お子様に大大大人気の「トーマスランド」号(5000形)だっ

昔は超~地味ぃ~~~~な列車だったのだが、トーマスに変身してからは超人気モノに。
キッズの熱い視線とカメラの列が途絶えナイ。

外見だけでなく、車内もトーマス1色だっ
なので、キッズ達はもう乗りたがってしょーがナイ

アングルを変えて見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖駅2015-7111
ホリデー快速とのコラボ。

このトーマスランド号は、昭和に国鉄部品を多用して新造されたので、元国鉄車両の並びにも全く違和感がナイ。

現在フジQにいる列車の中で、この5000形2両だけが唯一の富士急オリジナル車両だ。
それ以外は、JR・京王・小田急の中古車両ばかり。
(昔からそうだった)

チョット横に移動したら、こんな写真が撮れた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
河口湖駅2015-7112
カァ~ッチョエェ~べな

ブリリアントなトーマスだ

さて、日も傾いてきちゃったから、さっさと「お昼ご飯」を食べに行こう。(笑)
(…もう15時半だよぉ

超~~~腹減ったぁ…

リニア見学で時間を使い過ぎた。
朝から何も食べてナイ。

お昼ご飯は、やっぱ河口湖畔で山梨名物の「ほうとう」ッスね 
駅と湖は、あまり離れていない。
(歩いても余裕で行ける)

さぁ、とっとと行くべぇ~~~

つづき「河口湖でほうとう食べたよ」はこちらーっ!

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2015年12月24日 (木)

旅日記 ~「どきどき・わくわく 山梨リニア」2015~

前回「青梅街道のはじっこ2011」からのつづきーっ!

2015年12月5日、再び晩秋のドライブへと洒落込んだぞ

特攻野郎Bチーム」のヒロ氏から「大阪展示会の荷物を返しに行くので、またドライブに行きましょう」と連絡が来た。
静岡県の三島からオラの家(東京)まで、大阪に持って行った荷物を車で置きに来るのだ。
今回もそれだけで帰るのはMOTTAI-NAI!と思ったのか、またもやドライブに行くことに…

さすがに前回(奥多摩)は運転し過ぎたので、「今回はサックリ行こう」ということになった。

11時、ヒロ氏がウチにやって来た。
聞けば、すでに東京の鉄道模型屋で買い物を済ませていると言う。

…有効活用し過ぎる。(笑)

荷物を下すのは、積み込みと違ってほんの10分程度で終わってしまった

…さて、出掛けますか。

支度をして11時半に出発~~~っ
今日行きたいルート「ウチ→河口湖→御殿場→三島」を言ったら、ヒロちゃんも快く納得。

…そりゃそうだ、まっすぐ自宅に帰るだけなんだから。(笑)

東名高速でウチ(東京)まで来て、そのまま別ルートでヒロ氏の家へ戻る」という大胆な作戦
(東名経由も中央道経由も、走行距離は大して変わらナイのだ)

すぐに首都高速に入り、そのまま中央道へ。
天気もヒジョーに良く、富士山や奥多摩・秩父の山々もクッキリ見える
高尾山辺りの紅葉も素晴らしい

雲一つナイ」というのは、「風が強い」ということでもある。
所々で横風に煽られ、ヒロちゃんが吠える。 

そして、山梨県の「大月(おおつき)」インターで降りて、あとは一般道を進むことに…
中央線の石油貨物列車と併走して、ヒロちゃん大喜び
すぐに曲がって、富士急行線と並行している道(国道139号)を、富士山(河口湖)に向かって走り出す。

しばらく走っていると、目の前の交差点に小さなカンバンが…

リニア見学センター →
Maglev Exhibition Center

…となっ

目の前にいたバスの行先も「県立リニア見学センター」となっている。
この「山梨県立リニア見学センター」は、JR東海が建設している浮上式リニアモーターカーの実験線(中央新幹線)が間近で観られるのだ

ココでヒロちゃん、「行ってみちゃったりします~ぅ」と一言。
バスが走っているくらいだから、予約ナシでも観れるのだろう。
こんなチャンスは滅多にナイので、「んぢゃ、このバスを追跡しよ~う」ということに

そして、バスのおしりにくっついて、畑を進んで坂をぐにょぐにょ登りながら、数分でセンターに到着した。 

まずは、指定された一般用駐車場に車を停める。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7001
ウチから1時間半でココまで来ちゃった

途中でトイレ休憩を挟んだにしては、なかなかの俊足であ~る
(途中にあまり信号ナイからねぇ~)

車内は日差しで結構暑かったので、コートを着ないで車を降りる。

センターの入り口に向かって進み始めると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7002
大きな鉄橋と、施設が見える。

この施設の周囲には、明らかに「冷却装置」と思われる機器がギッシリ
浮上式(超電導)リニアモーターカーには、マイナス250~260℃級の冷却装置が必要なのだ。

余談だが、都営地下鉄「大江戸」線や大阪市営地下鉄「長堀鶴見緑地」線もリニアモーターカーだ。
でも、これらは浮上しない方式なので、見た目には一般の電車と同じ。
線路間にある鉄板が、台車に付いているモーターの一部分の役目を果たす。
鉄板が直線に並んでいるので「直線の(リニア)電動機(モーター)」というワケ。

歩行者用通路に向かって歩いていると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7003
おっしゃ今日はやってるね

…って、駐車場にコレだけたくさん車が停まっているから解るべな。(笑)

おんや?入場料420円ぢゃとぉ~
うん、払うよん

通路の先にあった自販機が気になった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7004
あざぶじゅばぁ~~~~~~~ん

まるでフランス国旗のような色の並び。(笑)
…いや、青の色合いからするとオランダ国旗かな。

ココで、のへへんとしていたら、施設のほうから急に「どぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーん」という音が聞こえて来た。
姿は見えず、わずか1~2秒ほどで音は去って行った。

…あぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ

何とリニアモーターカーが超高速で通過して行ったのだ
今日は走っているんだ

こ、こりゎ早く行かねばっ

…ってか、去ってしまったんだからすぐには戻って来ないだろうケド。

急坂を少し下って、入口が見えた所にカンバンがあった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7005
…ほうほう。

わくわくやまなし館」と「どきどきリニア館」の2つがあるワケね
んで、お金取るのはリニア館のほうッスか。(まぁ、そうでしょう

さぁ、入り口に着いた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7006
正面のトンネルのような細い道が入り口。

左上への階段は、リニア車両の乗降用だろうね。
右下へ行く道は一般道で、コレを登って来たのよん

線路(と言うのかな…?)をくぐり、向こう側に出る。

正面の景色が急に開けた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7007
イイ風景~~~~~~ぃ

のんびりとした大月(都留市:つるし)の光景が広がっている。
手前に見える広い道は、中央高速道の河口湖へ向かう支線(富士吉田線)。
そして、奥の山裾に沿って富士急線国道139号が走っている。
(左が大月・東京方面、右が河口湖方面)

この場所を、別の場所から見るとこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7008
(2011年5月撮影)
この小さな平野を横切るように、中央新幹線は建設されている。

右に見える建物が、リニア見学センター。
その下にある、こちらに向かって伸びている道は、中央高速道。

再び細い坂道を登って、センターの前にたどり着いた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7009
ココは起伏が激しいぜ…(ぜぇぜぇ)

建物の色は、リニアモーターカーの色(東海道新幹線と同じ)に合わせられている。

まずは、目の前にある「わくわくやまなし館」から。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7010
こちらはおみやげ等が売っているコーナーだそうで。

入口にこんな標識があった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7011
結構凝ってるよね~~~~

お子様はわくわくするだろうなぁ~ 

何気にチョット横を見たら、ココならではの面白いモノが…
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7012
汚れたくっくは脱いでねぇ~~~~~っ

さすが山梨、泥で汚れた登山靴対策もカンペキだ(笑)
(汚れていなかったら、そのままでOKなんだって~)

案内板の右横に貼ってある紙を見ると、「新館→」になっているね~。
…そっか、昔はこの建物しか無かったんだ。
新しく造ったから入場料取るワケねぇ~ 

ほいぢゃぁ、どきどきしに新館へ行こう
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7013
どきどき

この矢印の先を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7014
リニア館がどどーーーーーん!と建っている。

…おっ、さっき前にいたバスも停まっているね

その手前には、軽食が食べられるお店(軽自動車)もあった。
一応、くつろぐことは出来るねぇ~
(冬はちと寒いケドね

…日陰は何気に寒いなぁ~。
コート着てくれば良かった。
風があるので、お店のおねいさんもチト寒そうにしている…。
(何か可哀そう…)

ちなみに、リニア館の後ろに見えるお山があるっしょ。
これは「高川山(たかがわやま)」と言って、比較的登りやすい登山コースがあるのだ
富士山がどどーーん!と見える、頂上の絶景が人気よん 

この山頂からこちらを見下ろすと、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7015
(2011年5月撮影)
さすがリニア、その名の通り「直線」だ

この、の~んびりしたお山の足元に時速500Kmの列車が通り抜けているっていうのも、チョット不思議な感覚ぅ~~

向こうの山裾に、ず~~~っと富士急の線路が伸びているのが判るかなぁ~

では、リニア館に入ろう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7016
…まだ新しいよねぇ~~~~

右奥には、観光バスが数台停まっている。
バスは頻繁にやって来る。

結構お客が来るんだね~。
観光ツアーのコースに含まれているようだ。

建物を見上げてみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7017
どどーーーーーーーーん

全てが新幹線の色だね。
2階と3階の窓には、線路を見学している人もいる。

入場料を払って中に入る。
すると、受付のおねいさんが「もうすぐリニア車両が来ますよ~」と一言。

おぉ~~っすぐに上階に行って窓にへばり付かねば~~~っ

ヒロちゃんと2人でいそいそと3階へ上がる。
ガラス張りの展望デッキに行くと、数人が外を見ている。

すると、係員さんが「今回は予定を変更して、目の前の駅(乗降ホーム)に停まっていま~す」と一言。
本来は通過する予定だったのが、駅に停めたらしい。

ゆっくり観られるチャンスなので、窓にへばり付いて駅を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7018
停まってるぅぅぅぅぅぅ~~~~~っ

…何だよぉ~、あっちの建物(やまなし館)に残っていれば、目の前で観れたのにぃぃぃ~~~っ 
(しかも、あちらは入場無料

アップで見てみよう。

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7019
おぉ、いぇい

スゲーーー鼻が長いねぇ~~
編成は7両のようだ。

コレは実際に人が乗れる「L0系」という車両で、今までの最高時速は603Kmだって
営業運転時の最高時速は、505Kmとのこと。
開業時に使用される車両は、ほぼコレであろう」と言われている。

お鼻の先っちょが赤く光っているので、向こう(奥)向きに走り出すようだ。
事実、ほどなくゆっくりと向こうのお山に消えて行った…

館内には、列車が今どこにいて時速何Kmで走っているのかが判るようになっている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7020
このような案内モニターがあちこちにあり、係員さん達もすぐにみんなに知らせてくれる。

列車はしばらく走って、途中の位置で停車したようだ。
次に動き出すまではしばらく時間があるとのこと。

なので、館内の設備などを観てみることにした。

まずは、まだ行っていない2階の展望デッキに行ってみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7021
こちらのデッキは屋外にあって、目の前を通過する列車を五感で感じ取ることが出来る

安全上、ネットが張ってあるのは仕方がナイね…

眼下には、作業用の車両がいくつも停まっている。
どの車両もヘッドライトがたくさんついていて、古代生物(オパビニア)のようにも見える…

この車両達、タイヤと鉄道用の車輪が両方付いた「軌陸車(きりくしゃ)」なのかな?と話していたら、ヒロちゃんが一言。

リニアモーターカーの路面にはレールがナイ

…φ(゜O゜;)ハッ

…おーーーーまいがーーーーーーーっ

肝心なことを忘れていた。

そうだよ、浮くからレールはナイんだよ。
路面は真っ平らなコンクリ床だ。
なので、保線用車両は一般の自動車と全く同じくゴムタイヤだけでイイのだ。

この場所からを見ると、すぐトンネルになっている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7022
コレは1階で近寄って撮ったモノ。

中央新幹線は日本の大山脈を通り抜けるため、ほとんどがトンネル区間になっている。
なので、このトンネルもどこまで続いているのやら…

この高川山の向こう側(「初狩(はつかり)」駅横)に僅かに地上に出る区間があるけど、地上区間が短いからか、防雪の為なのか、全てフードで覆われている。

ほどなく「まもなく列車が動き出しま~~す」とアナウンスが。
走行状況の詳細情報が、逐次センターに送られてくるようだ。

みんなわらわらと展望デッキに集まって来た。
我々はモニターの前で、位置と速度を見ながら待機。
東南アジアからのTV取材班もいる。

そして、でんじろう先生のような白衣を着た博士っぽい職員さんが「あと3秒位で来まーす」と一言。

…3秒って、まだ車両が見えてナイぢゃん。

…と思ったその直後。

向こうのお山のトンネルを出た列車が、ホントに2秒くらいでやって来た。
そして目の前を…

どーーーーーーーーーーーんっ

…と、一瞬で通り過ぎて行った。
その時速、約420Km
列車が視界にいたのは2秒ほど。

…今のナニ(笑)

吹き矢の筒から矢が放たれたのをスロー再生した、TV映像のようだ。

通過時にお顔から発生する「風切音(かぜきりおん)」がスゴいのだけは判った。
そして、トンネルに入った後に、出口付近にしばらく響き渡る低周波数の「ぐぉぉんぐぉぉん…」という騒音も。
(この低周波騒音が、新幹線沿線で問題になっている)

スマホで撮影しようと思っていた隣の女性等は、みんなその速さに付いていけなかったみたい。
東南アジア隊のTVカメラ撮影も失敗に終わっていた。
(準備するのが遅すぎたようだ)
オラは敢えて撮らずに、肉眼で見ていた。

列車はさらに加速して500Kmほどで走行。
今回はイチバン西側の端っこ(甲府)まで走るようだ。

目の前を通過して2~3分位だろうか、減速を始めた。
まだまだ終点には遠いが、今から減速しないと停まれナイ

それをモニターでじ~~~っと見つめる、オラとヒロちゃん。

やがて列車は車輪走行に切り替わり、約28Km離れた終点(甲府)に停車した。
それまでの所要時間は、10分も掛かっていない

…は、速ぇぇぇぇぇぇぇ。

もし、「品川(東京)~甲府(山梨)」間が開業して、甲府駅から「今から乗るね~」と友達のメールが来たとする。
それを品川駅で受信して、走行モニターを見ながら20分ほど待っていれば、友達が着いてしまうということだ。

逆に言えば、乗って20分で東京に着いてしまうということは「座ってお茶を飲んでいる時間もナイ」ということ。
それって、車内販売どころか、座席も要らナイんぢゃぁ…
乗車時間は「スカイライナー」や「ラピート」並みぢゃ。

ちなみに、東京~大阪間でも約1時間とのこと。

列車は停止したまましばらく動かナイそうなので、建物内を観に行こう。
建物内は暖房がガンガンで、暑いくらいだ。

解りやすく、本来の一般的な順路でご紹介しよう。

まず、入口(受付)から入ると、コレが目の前に見える。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7023
どどーーーーーーん

実物のリニア車両だ。

お顔の前で記念撮影出来るようになっていて、みんな撮りまくっている。

よく見ていると、外国人(東洋人)のグループが多い。
富士山観光ツアーの途中で寄ったのか、自由旅行で来たのか?
日本の「おぢさん」バスツアー客も多く、彼らは大抵が酔っぱらっているのですぐ判る。(笑)

この車両の周囲をぐるっと回れるようになっているので、反時計回りで眺めてみた。

車体側面の裾には、こんな装置が。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7024
ちょーーー、でん、どーーーーーっ

コレがリニアモーターカーの「モーター」部分であ~る。
(「モーター」と言っても回転しないよ)

超電導磁石の磁力によって「推進」と「浮上」の2つの力を制御している。
この超電導磁石は、キンキンに冷やしておかないと機能しない。
マイナス250~260℃位だそうな。

昔は絶対零度(-273℃)近くまで冷やさないとダメだったそうで。
極低温の世界では、この「10℃の差」はデカいとのこと。

向こう側に行ってみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7025
おぉ中に入れるぞ

ドアは上にスライドするのね…。

車体の丸さと色合いからして、何か「500系新幹線を0系の色に塗り替えた」ようなカンジ~。
模型でも、「ウソ電」としてカンタンに作れそうだ

ドア付近では、キッズが車掌さんごっこをして遊んでいる。
なぁ~~つかし~~ねぇ~~~

車内に入ってみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7026
…思いのほか狭い。

座席が「2+2」の配置なので、幅は在来線特急や秋田新幹線「こまち」等と同じくらいであろう。
(普通の新幹線は「2+3」配置)

ただ、高さがイマイチ低い。
外国人などは頭をぶつけてしまいそうだ……いや、真っ直ぐ立って入れないかも~。
まぁ、コレは試験用車両なので、今走っている車両(L0系)は改良されていることでせう

上の階に行こう。

階段またはエレベーターで3階に行くと…
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山梨県立リニア見学センター2015-7027
カァ~~~~~~ッチョエェ~~~~~

何ともおされな壁画が、どどーーーーーん!と視界に入る。
1階から3階まで吹き抜けになっているので、この画はかなりデカいぞえ

ちなみに、上から「特急スーパーあずさ」「東海道新幹線(のぞみ)」「中央新幹線」となっている。
スーパーあずさ」は山梨を走る最速列車、「のぞみ」はJR東海の最速列車。
んで、「中央新幹線」は「それらよりも、も~っと速いんだぞ」ということをアピールした構図になっている。

3階の奥には仕切られた大きな展示コーナーがあり、こんなモノが展示されている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7028
じおじおぉぉぉぉぉ~~~~~ぅ

鉄道模型(HOゲージ)の巨大なジオラマなのぢゃ

実際に中央新幹線が山梨県内を通るエリアを、凝縮して再現している。
余談だが、右上に書いてあるハングルは「リニォ ディオラマ(リニア ジオラマ)」と書いてある。

ジオラマを覗いてみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7029
やっけーーーーーーーーぃ

ちょうど夜景の演出の時だった。
建物などにもライトが入っていて、天井から順番に当てられるスポットライトの演出などもあり、かなりしっかり造られているのが解る

夜景を撮ろうとシャッターを押した瞬間に、昼間の演出に切り替わってしまった。
…あぁ、1秒遅かった。

奥のほうに行くと、甲府駅前をイメージしたエリアがあった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7030
いちごーーーーーーーーーっ

手前のクリスマス、奥の紅葉の間に紛れて、何かいるぅぅぅぅ~~~

…そう、駅前広場にナゼかいちごのケーキが置いてあるのだ。
コレはかなりアバンギャルトな演出だぞ

ジオラマの解説をしていた女性の係員さんも、ケーキの説明をしていた。
(クリスマスの時期なので置いてあるそうな)

んでは、2階に行ってみよう。

このフロアは、実際に触ったり動かしたりしながら体験出来る展示物が多い。
キッズが楽しそうにいろいろ動かしている。

さっき、白衣の博士が東南アジアのTV取材班に説明していた展示物を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7031
ぐんにょぐにょの、ぐ~るぐるだ

コレはリニアモーターの原理を説明するマッシーーーンのようだ。
コースの金属板上を、高速で移動する車両とかが見れるのだろう。

おんや?台の下に注意事項が…

すんげぇ~磁力が強いから、おめーら、デジカメとかスマホ近づけるなよん

なるほど、強力な魔界のパワーが出ているワケね。
でも、ビビらせている文章のその下に、変な誤解を与えないように一生懸命訴えている一文が…

この装置は実際に走っているリニアモーターカーと原理が全く違うので、中央新幹線からはこんな強力な磁力は出ていないッス

とも書いてあった。
まぁ、物理や電気・磁気に詳しい連中が見れば一目瞭然なんだけど、一般客は不安になるわなぁ~。

昔、大学の文化祭で、研究チームが似たような装置を展示していたのを思い出した。
蒸発した液体窒素なのか?装置の周りに白い煙がもうもうと漂っていた。
(水に入れたドライアイスをイメージしてね

そして、奥にはキッズの桃源郷が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
山梨県立リニア見学センター2015-7032
やっぱ乗り物っしょ

実際にリニアモーターで動く乗り物のようだ。
ただし、速度はカタツムリ級ではあるが。(笑)

…さ、コレで一通り観たぞ

列車はまだ動く気配がナイ。
では、次へ行きますか。

リニア館を出て、やまなし館に移動。
ココでおみやげを物色するも、今から行く河口湖畔のほうが充実しているのは判り切っているので、何も買わず。
(ヒロちゃんは買ってたで~~)
おみやげを買って満足したのか、何も考えずに建物を出て駐車場へと向かおうとした。

…あ、やまなし館の展望デッキに行ってナイ。

まぁ、イイっか。(笑)
お腹も空いたし、河口湖で「ほうとう」食べるべぇ~~~~

ほとんど期待しないで来たのに、2人ともかなりの満足
いやぁ~~~、何気に楽しいね、ココ

またこの周辺を通る時には寄ってみよっと
列車が走る日を要確認

みなさんも、ぜひ観てみてねぇ~~~

つづき「河口湖駅2015」はこちらーっ!

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2015年12月14日 (月)

旅日記 ~「青梅街道のはじっこ」2011~

前回「秋の奥多摩2015」からのつづきーっ!

前回の秋の奥多摩ドライブで、「青梅街道のはじっこ」のハナシが出て来たので、昔(2011年6月5日)訪れた時に撮ったおさしんでご紹介しよう

青梅街道(おうめかいどう)」とは、東京都の上半分(北半分)をひたすら横断している、古来から東京(新宿)~山梨(甲府)間を結ぶ重要な道のこと。
奥多摩の険しい山間部を通り抜けるため、南側の「甲州街道(こうしゅうかいどう)」の裏道的な存在ではあるけど、都民にとっては超重要な存在であることには変わりがナイ。

古来からの青梅街道は、現在の「新宿三丁目(しんじゅくさんちょうめ)」駅付近から、甲府駅手前の「酒折(さかおり)」駅付近までの区間。
でも、現在の「道路名」としては、東京都内だけの区間(新宿駅大ガード~奥多摩の山梨県との県境)になっている。

…んでは、早速「はじっこ」を見てみよう

まずは地図から。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6001
まさに県境にいるぜぇ~~い

現在地」から右が山梨県で、左が東京都
水色の部分は「奥多摩湖」で、東京都民の飲み水として貯えられている。

この地図、山梨県に建っているのに、右上には「東京都水道局」の文字…。
…おかしくね?

実は、この周辺の森林は東京都が水源保護のために保有・管理している所が多いので、都外なのに「東京都」の表示があちこちで見られる。

この位置の光景はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6002
県境から山梨県側を見たところ。

このような山間の道が、甲府盆地まで続いている。
昔はかなり険しい道だったけど、今はだいぶ改良されてきたので通りやすくなった。

この道、立派な「国道」ちゃんである。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6003
よん・いち・いちぃ~~~~っ

青梅街道は、奥多摩町内の途中から「国道411号線」となって甲府方面へ抜けている。
東京都心側は「都道」だよん。

この周辺は、こんな所になっている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6004
父のタマ痒ぃぃ~~~~~っ

秩父多摩甲斐国立公園(ちちぶ・たま・かい・こくりつこうえん)」の中なのだ。

テッペンに書いてある「雲取山登山口」は、ごく細~い小道だ。
雲取山(くもとりやま)」は、東京都の最高峰・最西端の山として有名。
山頂は、東京都・埼玉県・山梨県と、3つの県境となっている。

では、山梨県側から東京都へアプローチしてみよう

山梨県側には、小さな集落がある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6005
奥に見える白い家が、山梨県側のはじっこの家だ。

そして、右奥に見える灰緑色の橋が県境。

…ん?電柱の上に何かいるぅぅぅぅぅぅ~~~~っ
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6006
タバスキーーーーーーーっ

タバスキー」というゆるキャラで、ココ「丹波山村(たばやまむら)」の「丹」の文字からデザインされている。
丹波好き~」が名前の由来だとか(笑)

ちなみに、息子(兄)は青色で、娘(妹)はピンク色だ。
(タバスキーが気になる方はこちらをクリック

タバスキーに見守られている(監視されている?)民家達は、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6007
カァ~~~~ッチョエェェェェ~~~~っ

何とシヴくてナイスな家なのぢゃ
雑貨屋も兼ねた酒屋さんのようだね。

店先をアップで。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6008
田舎の店のエキスが詰まってるぅぅぅぅ~~~~

…コレ、完璧でなくね

登山・釣り・キャンプ客に応えられるような品揃えなのだろう。
道路の対面には細長い駐車場があり、夏場はレジャー客で結構混むのだ

ココから、県境の橋を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6009
…橋しか無ぇ。

東京都側は山が迫っているので、民家は一軒もナイ。
(この山の右奥に「留浦(とずら)」という集落がある)

余談だが、この時は「異常渇水」だったので、普段は見ることの出来ナイ湖床(河床)が丸見えになっている。

…コレはちょっとレアな光景だぞ

通常(満水)時の写真と見比べてみてね~
(グーグルストリートビューでも比較できるッス)

はじっこの家の前には、こんなモノも…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6010
ばすてーーーーーーーーぃ

JR青梅線の終点「奥多摩(おくたま)」駅から、延々と走って来る「西東京バス」のバス停だ。
ココ「小袖川(こそでがわ)」は、山梨県最初のバス停。

バスの本数はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6011
登山客がメインなので、こんなモンっす

さぁ、ついに目の前に県境(「関東」と「甲信越」の境目)が見えて来たぞ

橋の正面に立つ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6012
おぉ、いぇい

コレが青梅街道のはじっこ(終点)部分だ。

…なんか、道路周りは標識だらけだね。
これらの標識を見てみよう。

まずは、すぐ手前にある、背を向けた茶色い標識達から。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6013
山なっし~~~~~~~っ

ココからは山梨県なっし~」だそうだ。(笑)

あらゆる標識に「山梨県」のステッカーが貼ってあるね。
さらに、荒天時の封鎖ゲートもある。 

ココでくるっと後ろを向くと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6014
橋の向こう側にも標識が…

向こうの標識を見に行く前に、右側にも標識があるので先に見てみよう。

標識の下には、橋の名前が掲げてあった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6015
かもかもぉ~~~~~

かもざわはし」(鴨沢橋)と書かれている。

そして、標識を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6016
封鎖出来ましぇぇぇぇ~~~~ん

荒天時の案内板だ。
これは「東京都」の標識だね。

…う~~~~ん、ココが県境らしいぞ。

周囲をくまなく点検開始っ★ 
すると、いろんなことが判った。

この地点をアップで見てみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6017
景色に反して、ココだけ異様に賑やかだ…

赤いのマンホールは山梨県のモノ。
青いのガードレールには「東京都」のステッカーが貼ってある。

さらに、ちょうどこの地点に、電力メーターらしきモノも設置されている。

…ほぼココが県境だな。

でも、ガードレールの先に立っている茶色い標識には「山梨県丹波山村」と書かれているので、たぶん山梨県のモノなんだけど…
…ハッキリと区切られているワケではなさそうだ。

橋を渡ろう。

橋の(東京に向かって)左側はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6018
この小さな小袖川が県境だ。

ず~~~っと上流まで県境が続いている。

右側はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6019
対岸が大きく出っ張っているね…

この出っ張りの中央辺りが県境であろう。
普段は木々の下辺りまで水没しているので、この出っ張りは見ることが出来ナイ。

ちなみに、奥多摩湖はココ辺りから始まっている。

さぁ、橋を渡ったぞ

目の前を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6020
ダイトーーーキョーーーーっ

世界最大の巨大都市、日本の首都「大東京」は、ココから始まるのだ。

ココにも標識がたくさん建っているので、順番に見て行こう。

まずはコレからっしょ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6021
Welcome to Tokyo~~~

おいでませ、東京

東京都のマークは、「」の文字をデザインしたもので、色は緑色が基本。
(都の木「イチョウ」の葉っぱのデザインではナイそうだ)
Tokyo Met.」の「Met.」は、「メトロポリス」の略字。

東京都の下には「奥多摩町(おくたままち)」の標識も。
この「奥」をデフォルメしたマークが、ぷりち~で好きなのよ

そして、左にはこの日記の本来の目的物が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6022
ここからぁぁぁぁぁぁ~~~~~~ん

青梅街道」の、片方にしか矢印のナイ標識は、都内に僅かしか建っていないのだ
ココと新宿駅の大ガード(おおがーど)付近のみ。
(途中の、直角に曲がる交差点にもあるかもぉ~)

しかも「ここから」付きは、この場所だけ。

この貴重な標識を撮るためにココに来たのだ 

さらに左奥には…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6023
ちょーぢゅーーーーーっ

鳥獣保護区」だそうな。
野生動物、獲っちゃダメよ★ 

右側の標識達はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6024
けーーーしちょーーーーぅ

東京都」「警視庁」の標記の中に、1つだけ「山梨県」の工事案内板が…。
まぁ、コレは臨時の案内板だしね

でも、グーグルマップなどで拡大して見てみると、この工事案内板の位置が県境になっている。
…と思ったら、国土地理院のサイトで見ると、橋の中心が県境なんだよねぇ~。

…結構曖昧だなや。

余談だが、東京都の警察だけ「東京都警察」ではなくて「警視庁」となっている。
(山梨県は「山梨県警察」だ)
コレは、首都であり人口や街の規模が大きいのと、皇族や政府要人や諸外国の大使館等の警護も含まれているからだそうな。
なので、東京都の警察なのに、警察庁の直轄となっている。

県警」「府警」と同じように「都警」と呼ばれることはナイ。
(今まで聞いたこともナイ)

ちなみに、電力線が県境を越えて伸びているが、同じ東京電力の管轄内なのでモウマンタイ(無問題)。
もし向こうが長野県だったら、中部電力となって電気の周波数が異なる(60Hz)ため、一般の電力線が伸びていることはナ~イ。

東京都から、山梨県を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6025
斜面に家がへばり付いちょるぶぁい

結構スゴい所に密集しているよね…。

…んでは、最後に東京都側から橋を眺めてみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6026
この橋から先は「大菩薩ライン(だいぼさつらいん)」という道路名に変わる。

いやぁ~、ほんのチョットの山梨観光だったなや

さぁ、東京都心に戻ろう。

振り返って、道を進みますか。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6027
めざせ、都会っ

クネクネしていて落石も多く、トンネル出口が直角に曲がっていたりする道だけど、変化に富んでいて楽しい道でもある

移動する前に、この異常渇水の姿をしっかり見ておこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6028
スゲーーーー少ねぇ…。

普段は木の下が水面なのにねぇ~。
いつもはココにドラム缶の浮橋が掛かっているんだけど、今は必要ナイね。(笑)

こうやって軽い気持ちでヘラヘラ~~っと見ているけど、コレって「飲み水がナイ」という緊急事態なのだ
東日本大震災から3ヶ月しか経っていないので、事態は何気に深刻なのだ…。
都民の危機意識も高かった。
(東京の水の大半は利根川水系を利用しているので、「絶体絶命」状態では無かった)

この時は、確か神奈川県のほうが超水不足で大騒ぎだったような記憶が…

青梅街道を戻りだす。

ほどなく、多くの狭いトンネルが姿を現す。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6029
つるつるぅ~~~~~~~ん

このトンネルは「鶴の湯トンネル」と言う。

その名の通り、入り口横には…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6030
源泉徴収ぅぅぅぅぅ~~~~っ

ココで、鶴の湯温泉が源泉徴収出来る(笑) 

たしか、地元の人(温泉宿の職員?)がトラックで汲みに来ていた記憶が…
(地元民専用の設備があったと思う)
観光客は、大人しくペットボトルやポリタンクでゆっくり汲みまひょ
(2015年の今もあったっけかなぁ…?

…んぢゃぁ、また奥多摩に来るねぇ~~~
バイバイキ~~~~~~ン★ 

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そうそう、青梅街道のもう一つのはじっこ(起点)はココだよん

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・青梅街道のはじっこ2011-6031
かぶっきーーーーーーーーーーーぃ

日本一の歓楽街、新宿「歌舞伎町(かぶきちょう)」だ。
このJR線の大ガードが、青梅街道の起点なのであ~る。

…何か、今回はどーでもイイ、理屈っぽい事をグダグダと書き並べちゃったねぇ~。

みなさんも、魅惑タップリの奥多摩を、いろんな観点から探検してねぇ~~~

つづき「山梨リニア2015」はこちらーっ!

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