旅と鉄道(16西武・秩父)

2023年12月 4日 (月)

実物日記 ~「西武新宿線 新井薬師前駅」2023秋(ダイジェスト版)~

前回「西武新宿線 沼袋~新井薬師前駅間2023秋」からのつづきーっ!

今回も、前回に引き続き、西武新宿線の地下化工事現場の現地調査レポートをば

前回では、西武新宿線の「沼袋(ぬまぶくろ)」駅からお隣の「新井薬師前(あらいやくしまえ)」駅手前までの変化をご紹介した。
今回は、新井薬師前駅をご紹介しよう

この日記も「ダイジェスト版」なんだけど、以前の調査(2018年春)と比べると駅周辺の変化が激しいので、写真が多くなっちゃった
(この1年間くらいで急に変化した)
2018年春のレポートはこちらをクリック

では、またまた地図をご覧頂こう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1001
(2017年のグーグルマップより)
が新井薬師前駅だよん

…西武新宿駅
…高田馬場駅
…地下化区間の起点
…新井薬師前駅
…新井薬師前の崩壊アパート
…沼袋駅
…地下化区間の終点

の間(中野区内)が地下に潜る範囲で、途中には新井薬師前駅と沼袋駅がある。
この2駅が地下駅になるのだ。

今回調査した区間は、工事が完成すると全てがきれいさっぱり消え去ってしまうので、今撮っておかないとね

では、スタート

まずは、前回の日記でご紹介した終点(地図の)辺りから、新井薬師前駅に進んでいこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1002
(2023年11月4日撮影)
その子ぉぉぉぉぉ~~~~~~~~ぅ

ちょうど、お顔の白い「6000系」電車がやって来た。
この子は、元々は池袋線で走っていて、東京メトロや東急東横線にも乗り入れていた。
その乗り入れ開始時に、色々と機器を更新&追加したので、それに合わせてお顔が白く塗り替えられた。
昔から新宿線で走っている6000系の初期車は、お顔が銀色のままだ。
池袋線に「40000系」の新車を入れたので、新宿線の黄色い電車(2000系)を駆逐するために転属して来たのだ。

余談だが、今まで数回ほど、地図のの線路際(この写真のすぐ右側)にある、崩壊しかかっているアパートをこのブログでご紹介して来た。
今回も、この時点で撮影しておいたので、後日ご紹介しよう
興味のある方はこちらをクリック

ほどなく、目の前にある駅前(北口)に到着ぅ~。

その北口改札は、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1003
(2023年11月4日撮影)
何も無ぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~いっ

沼袋駅同様、駅舎も以前にあった施設も送電線も、何もかも無くなった。

空が開けて見晴らしが格段に良くなったが、逆に、日が沈むと真っ暗なゴーストタウン状態になった…
沼袋駅前よりはまだ明るいが、以前に比べたらかなり暗いよね…

北口の改札は、写真で言うと中央奥にあって、昔の改札と位置はほぼ同じ。
北口駅舎(ビル)を解体している間は、左奥に臨時改札口を設置していた。
(後程ご紹介するね

前回(2018年春)のレポート時には「ここは解体されないだろう」と言っていた、左にあったビル(トラックが停まっている位置ね)も、きれいさっぱり解体されてしまった…
あぁ、オラのシュークリームの想い出が無くなってもうた…
(ここには大昔「ヒロタ」のシュークリーム屋さんがあった)

余談だが、このビルを解体している時にアクシデントが起こった。

それは、これぢゃ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1004
(2023年8月1日撮影)
ふっ飛んだぁぁぁぁぁーーーーーーっ

2023年8月1日の昼過ぎ、突然の突風によって解体現場の防護板が外れて飛ばされて踏切の線路上に落ちてしまい、電車がストップするという事故が起きた。
中央にいる警備員さんの頭上の板が、剝がれかかっているのが見えるでしょ。

ちょうどその時、オラは何も知らないでJR総武線の車内にいた。
すると、車内の案内板に「西武新宿線が止まっている」との情報が。

…何ぢゃいな」と思って、JR中野(なかの)」駅からテコテコ歩いて来たら…

…あれすごい人だかり…何だ

踏切の周囲には、警備員や職人さん達が大勢集まっている。
おまけに、オラの目の前にはTVカメラがあって、どこかのニュース番組がロケ(生中継か)をしている。
とりあえず、防護板は除去して運転が再開されたようで、電車が超低速で通過して行った。

…シュークリームの祟りぢゃ

さてさて。

この踏切から新井薬師前駅のホームを見ると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1005
(2023年11月4日撮影)
絶賛工事中ぅぅぅぅぅ~~~~~~っ

手前の線路の下は、ガンガンに掘られている状態。
新井薬師前駅はだいぶ掘り進んだようで、所々の隙間から広い地下空間が見える。

ホーム自体は、2018年から変化が無い。
北口改札が少しの間だけ移動していたくらいだ。

以前、ここにあった跨線橋(こせんきょう)は、ホーム中程の位置に仮設で移設された。

地下に出来る新駅は、ご覧のような急曲線を緩和する為に、現在の線路よりも左側(北側)に造られる。
なので、写真の左側はまっさらな更地になってしまった。
ビルやマンションの解体が進んで大きく変化したので、今からご覧いただこう。

ここから、駅の周りを時計回りに一周するね

…という訳で、ここから左側を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1006
(2023年11月4日撮影)
結構な更地ぃぃぃぃぃ~~~~~~っ

以前の駅ビルの横にあったファミリーマートが入ったビルも、きれいさっぱりと解体されてしまった。
写真の左に写っているオレンジ色のネットの地下に線路が来るので、右に写っている電柱辺りに上り線の線路が通るのではないかと思われる。

余談だが、奥の道路右側に建っているウッドブラウン色の建物は「東亜学園(とうあがくえん)」と言う私立高校だ。
野球やバレーボールで有名になり、今では結構名が知られている。
(昭和時代の東亜学園と言ったら……以下省略(笑))
南に行くと女子校もあるので、隣の沼袋駅と違って、この駅前には制服姿の学生が多い。

この道は「哲学堂通り(てつがくどうどおり)」と言い、この先に哲学堂という区立公園がある。
この辺の小学生なら、学校行事で必ず訪れる名園だ
花見会場としても有名。

写真の奥(北)に行くと「中野通り(なかのどおり)」と合流して、板橋区の「大山(おおやま)」方面に行ける。
背中側(南)を道なりに行くと、新井薬師(梅照院:ばいしょういん)の前を横切って中野通りの横っ腹に突き刺さる。
現在では、中野通りの裏道的な使われ方をしている。
昔(1970年代)は、中野通りは「新道(しんどう)」と呼ばれていたので、こちらの道のほうがメインだったのだろう。

では、白いフェンスと建物の間に行ってみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1007
(2023年11月4日撮影)
ここが運命の分かれ道ぃぃぃ~~~っ

この細い道の左側の建物群は生き残ったが、右側は全て解体された。
カラオケ屋や居酒屋とかがあったよなぁ…

今では、白いフェンスが延々と続いている。

奥に進むと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1008
(2023年11月4日撮影)
地面がカラフルぅぅぅぅ~~~~~っ

地面には、3色のスプレーで線が描かれている。
埋設している配管(電気・ガス・水道・下水道等)の位置を描いたのであろう。

そして、フェンスの下から鉄板が道路上にせり出しているのが見えるね。
この鉄板の端っこが、地下駅の上り線の端っこになると思われる。
鉄板との境目に立って振り返ると、ファミマやヒロタのビルが解体された訳が判る。
きれいな緩い曲線でつながっているのだ
(まぁ、航空(衛星)写真で見ると一発で判るんだけどね

ちなみに、仮設の北口改札は、電柱の右斜め前辺りにあった。
高田馬場(たかだのばば)」駅で地下鉄東西線に乗り換える人達にとっては、と~~~っても面倒臭い場所に造られたので、結構不評だった。
一度奥の改札口まで行って、またホームを手前まで戻って来なければいけないのでね。
(まぁ、沼袋駅も似たようなもんだけど…ね)
駅より新宿寄りに住んでいる人達には、ラッキーな出来事だったんだけどねぇ~。
現在の仮設の跨線橋も、この位置にある。

さらに奥に進むと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1009
(2023年11月4日撮影)
鉄板祭りぃぃぃぃぃぃ~~~~~~っ

道路が全て鉄板だ。
…という事は、地下の上り線はこの道の真下に造られるという事だ

そして、今見えている一帯の建物が解体されて、それまでクランク状だった道路が真っ直ぐになった。
これが、昔と比べると一番大きな変化だろう。

クランクがあった時代は、一瞬行き止まりに見えて、途中で引き返す人もいただろう…
オラも最初は戸惑った。

奥まで進み切り、駅構内の端っこに着いた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1010
(2023年11月4日撮影)
更地はここまでぇぇぇぇ~~~~~っ

広い更地は、ここで終わっている。
ここから新宿寄り(踏切の左側ね)は、線路1本分のスペースが更地になっているだけだ。
この道から右側が新井薬師前駅構内で、左側が線路が地上に出て来る部分だ。
左側は33‰(パーミル:1000m進むと33m上下するという意味。3.3%と同じ値)の急勾配なので、水平に走っていても地上に出て来れるくらいだ

ちなみに、この道が沼袋駅の回でもお話しした「新宿方面からの最短距離の道」なのだ。
上高田中通り(かみたかだ なかどおり)」と言い、奥(南)に道なりに進むとJR東中野(ひがしなかの)」駅前に最短で行ける。
背中(北)側は、すぐに哲学堂通りと合流しておしまい。
途中のY字状の交差点を左に進むと、クネクネしながらも都営大江戸線の「新江古田(しんえごた)」駅前まで行ける。
こちらの方が昔からある感じの造りの道なので、新井薬師への参詣道とかで江戸時代からあったのかもしれない。

ここから、今歩いて来た方向に振り返ると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1011
(2023年11月4日撮影)
白い壁ぇぇぇぇぇ~~~~~~~~っ

沼袋駅同様、白い壁が延々と続いている。

ちなみに、左側の白いフェンスの部分には、かつて「東京ムービー新社」のビルがあった。
今で言うと「トムス・エンタテインメント」という会社だ。

ルパン三世」や「アンパンマン」等のアニメを作っていて、それらのポスターが窓に貼られていたので、ホームや列車から見る事が出来た。
ビルの玄関には、アンパンマンやばいきんまんのかわいいミニ石像があったのだが、ビル解体と共に姿を消した。
この道の左右に複数あったトムスのビルは解体されたが、今は線路の向こう側(南側)に1つだけ残っていて、そこには石像が3つある。
(昔のアンパンマンの石像の日記はこちらをクリック

右に写っている豆腐屋(山新)さんは、深夜の3時くらいから豆腐を作っていて、たまに夜勤明けでこの道を通ったりすると、1軒だけ明かりが点いていてガチャガチャと機械の音がしている。
店の周囲に漂う豆乳の匂いを嗅ぐと、飲みたくなっちゃうんだよねぇ~

白いフェンスに地下化工事の件名板が立てられているんだけど、それを見ると工期は「2027年3月31日まで」となっている。

…本当に4年後に完成するのぉ???

大抵の立体交差化工事の工期は、信用してはいけない事になっている。(笑)

さて、踏切を渡って線路の南側(下り線側)に移動しよう。

踏切の横には、仮設の歩道橋が設置されている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1012
(2023年11月4日撮影)
無理やり造ったぞぉぉぉぉ~~~~っ

買収した土地に無理やり設置したので、階段部分がクネクネしている。
右側の階段なんて、ビルの玄関(敷地内)にあるんだから
このビルもトムスの所有だったけど、今では工事現場の事務所(詰所)として使っているようだ。

この歩道橋は、近くにある「新井小学校」と「上高田小学校」の生徒の為に造られている。
今は両校は統合されて、新井小学校の位置に「令和小学校」として新設された。(前回の日記を参照)
なので、今でも通学路には変わりがない。
(あぁ、「中野五中」の生徒も使うか…

踏切を渡って、右に進む。

現在も残っているトムスのビルを通り過ぎると、昔あった歩道橋の位置に着く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1013
(2023年11月4日撮影)
広々ぉぉぉぉぉ~~~~~~~~~ぅ

今では駐車場になっていて見通しが良いが、かつてはここに寿司屋さんがあった。
なので、この道からは歩道橋の入口が見えないので、初めて通る人には判らなかった。
ホームからは良く見えるので、それほど困らなかったけどねぇ~。

正面の黒い車の後ろにある薄緑色のフェンス部分が、歩道橋の登り口だった。

近付いてみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1014
(2023年11月4日撮影)
わずかな痕跡ぃぃぃぃぃ~~~~~っ

薄緑色のフェンス部分に、登り口の石段が3段分だけ残っている。
それ以外はきれいさっぱり消え去っている。
初めて見る人には、ここに歩道橋があったとは信じてくれないだろう…
2018年の写真と比べてみてね

余談だが、ここからクルっと後ろを振り向くと、横道の奥に垣根のある家が見える。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1015
(2023年11月4日撮影)
垣根の垣根の曲がり角ぉぉぉ~~~ぅ

童謡「たきび」の発祥地の古民家がある。
つい最近、奥に見えるように新しい家が増築されたが、それ以外は昔のまま(歌詞のまま)の光景が残っている。
(この古民家の日記はこちらをクリック

今はここで焚き火をしたら、即通報されて消防車が何台も来るわよん(笑)

では、先に進もう。

線路沿いの道をテコテコ歩くと、昭和のままのミニ商店街が現れる。
ここは柳原可奈子さんの父上が飲食していたエリアだそうで、TVでその話をしていた。
インスタント袋麺をそのまま作るだけの専門の小さなお店もあって、なかなか面白いエリアだった。
今では、コロナ禍の影響もあり、寂しい商店街になってしまった…

ミニ商店街を抜けると、広々とした空間に出た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1016
(2023年11月4日撮影)
何も無ぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~いっ

ここにも飲食店がいくつもあったのだが、駅前広場になるために全て解体された。
とんかつ・油そば・焼き豚・居酒屋……あぁ、全てが無くなった。
駅の南側では、ここが一番大きな変化があった。

右に僅かに写っているファミリーマートは生き残るようだ。
でも、その奥に建っている郵便局は解体されるんだろうなぁ…
さらに奥にあったパチンコ屋は、早々に解体された。

新井薬師前駅は、沼袋駅と違って解体予定地にスーパーマーケットは建っていなかった。
なので、この街には激震は走らなかった。
奥に見える「マルエツ」で、安心してお買い物が出来る M
元々マルエツが出来る前は、大きなスーパーが存在しない街だった。
(小さな個人経営っぽいスーパーが北口にあるだけだった。マルエツが出来たのは2015年5月

このマルエツの存在は、何気に大きいのだ
オラも時々お買い物するぞ

ちなみに、沼袋と新井に住む大抵の住民は、新井薬師(梅照院)近くにあるスーパー「ライフ」に通っている。
品揃えも多くて規模も大きいので、いつも混んでいる。

そのマルエツから南口の改札を見ると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1017
(2023年11月4日撮影)
改札が見えるぅぅぅぅぅ~~~~~っ

今まで全く見えなかった改札口が、見えるようになった
南口改札前は本当に狭くて、自転車も通り抜けにくい変な構造になっていた。
右に見える2階建ての建物が、新井薬師前駅の駅舎。

正面にどでーん!と建っているビルは、色々なお店が入った雑居ビルだった。
これも駅前広場を造るために、近々解体される事になった。
なので、この数ヶ月で次々と閉店していき、今はほぼがらんどう状態。

上の写真とは逆に、南口改札から更地の方向(マルエツの方向ね)を見ると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1018
(2023年11月4日撮影)
奥まで見えるぅぅぅぅぅ~~~~~っ

改札を出た瞬間にマルエツが見えるようになった日、「あぁ、ついに解体工事が本格化した…」と思った。
右に写っている部分も、解体されたら広大な更地になってしまうんだろうなぁ…
まぁ、そうすると、いままで日が当たらなくて常に暗かった改札口が「日当たり良好物件」になるんだろうけど。(笑)

南口改札から、最初に立った哲学堂通りの踏切方向を見ると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1019
(2023年11月4日撮影)
廃墟ビルぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~っ

八百屋・お好み焼き屋・クリーニング屋・古本屋・ラーメン屋・定食屋・そば屋・居酒屋・唐揚げ屋……全部無くなっちゃった。

これって、駅前にあった飲食店の大半が消え去ったという事だ。
この辺で働く人達にとっては、昼食時は相当の打撃だろう…
仕事帰りの人も困っているだろうし、下校する学生達も楽しみが無くなってつまらなくなっただろうし…

…何か寂しいね。

踏切側から南口改札を見ると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1020
(2023年11月4日撮影)
あんなにあった店が1つも無ぁ~いっ

かつては左側にも「西武新井薬師前名店コーナー」があって、駅前は賑やかだったのになぁ…
何度買ってもさっぱり当たらない宝くじ売り場も、もはや過去の想い出だ。(笑)

最後に、ここで左に振り向いて、最初に立った踏切を見てみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・新井薬師前駅2023秋ダイジェスト版-1021
(2023年11月4日撮影)
これで一周ぅぅぅぅぅ~~~~~~っ

はい、これでちゃんと一周して来ましたわよん

左に建っている交番は、このままなのかなぁ~
駅前広場が出来たら、もっと駅(地下への出入口)寄りに移動するかもしれないね。
現時点での計画では、この哲学堂通りは、踏切が無くなるだけで大きな変化はないそうだ。
(沼袋駅前の道は、現在の一方通行を両通行にする為に拡幅されるので、商店街が激変する)

最終的には、どこまで変化するのやら。
これからも観察していきまひょ

…まぁ、こんな感じで取材して来ましたよ、えぇ。

とりあえずは「ダイジェスト版」でご紹介して、時間のある時に改めてじっくりと日記に書こうと思っておりまする。

あまり期待せずに、気長~に待っていてくだされ。

では、また~

(つづくーっ!)

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2023年11月27日 (月)

実物日記 ~「西武新宿線 沼袋~新井薬師前駅間」2023秋~

前回「西武新宿線 沼袋駅2023秋(ダイジェスト版)」からのつづきーっ!

今回も、前回に引き続き、西武新宿線の地下化工事現場の現地調査レポートをば

前回では、西武新宿線の「沼袋(ぬまぶくろ)」駅の変化をご紹介した。
今回は、沼袋駅からお隣の「新井薬師前(あらいやくしまえ)」駅までの区間をご紹介しよう

再度、地図をご覧頂こう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1001
(2017年のグーグルマップより)
の間だよん

…西武新宿駅
…高田馬場駅
…地下化区間の起点
…新井薬師前駅
…新井薬師前の崩壊アパート
…沼袋駅
…地下化区間の終点

の間(中野区内)が地下に潜る範囲で、途中には新井薬師前駅と沼袋駅がある。
この2駅が地下駅になるのだ。

今回調査した区間は、工事が完成すると全てがきれいさっぱり消え去ってしまうので、今撮っておかないとね

では、スタート

まずは、沼袋駅から新井薬師前駅に向かって歩いて行こう。
この区間は、線路際に道路がずっと続いているので、全区間を間近に見る事が出来る。

沼袋駅構内を抜けると、最初の踏切が現れる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1002
(2023年11月4日撮影)
何も変化が無ぁぁぁぁぁ~~~~いっ

この「朝日通り」の踏切は、以前からほとんど変化していない。
細かい部分は変化しているのだけど、それは後程ご紹介しよう

この朝日通りを奥に進むと、都営大江戸線「新江古田(しんえごた)」駅や、西武池袋線「江古田(えこだ)」駅方面に行ける。
背中側に進むとJR中央線の「中野(なかの)」駅方面だ。
道なりに進むと「東中野(ひがしなかの)」駅前にも行ける。

新宿で飲んだくれて終電を逃した場合、この道で帰ってくると最短距離になる。
(もっと近道があるんだけど、説明が難しい。

この辺の踏切は、なるべく渋滞しないように対策されていて、線路際の道との交差部分に信号機が無く、一方通行にしてある。
さらに、踏切からは右左折出来ないように規制されている。
東京西部の踏切と構造的には同じなのだが、車の流れはスムーズだ

この奥には、かつて「朝日通り商店街」があって、それなりに賑わっていたが、世代が変わると閉店してしまい、今では数店舗しか残っていない。
タクシーの抜け道等で車の量が増えて、ゆっくり買い物出来なくなったというのも一因だ。
商店街の端っこには「第二朝日湯」と言う銭湯があった。
この銭湯の脇の道(コインランドリー横)でキムタク(木村拓哉)がCMを撮影していたのが、放映されて初めて知ってびっくりした記憶がある。(笑)

おっ、踏切が鳴った

そんじゃぁ、電車も撮ってみようかいのぉ~

程なく、電車が両方向からやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1003
(2023年11月4日撮影)
どっちもラッピングぅぅぅぅ~~~っ

何という偶然か、どちらの列車もラッピング車両だった。
左の紺色のが「L-Train」(20000系)で、埼玉西武ライオンズの各選手の雄姿が貼られている。
右のスマイルトレイン(30000系)は、「川越ボーイズシング」と言うご当地アニメのラッピングが施されている。
珍しくヘッドマークまで装着されていて、何気に目立っているね

電車が走り去ったので、先に進もう。

この踏切から、新井薬師前駅方面を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1004
(2023年11月4日撮影)
まっすぐぅぅぅぅぅぅ~~~~~~っ

この区間だけ、きれいな直線となっている。

パッと見は何も変化が無いように思えるが、アップで見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1005
(2023年11月4日撮影)
何かいるぅぅぅぅぅぅ~~~~~~っ

以前には無かった「鉄橋」が現れた

この部分には「妙正寺川(みょうしょうじがわ)」と言う川が流れていて、昔から橋はあった。
だが、その橋はコンクリート橋で、線路際に出っ張りは無かった。

橋の部分を横から見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1006
(2023年11月4日撮影)
絶賛工事中ぅぅぅぅぅ~~~~~~っ

橋を取り囲むように、ガンガン工事が行われている。

手前の道路橋は「第十五号橋(だいじゅうごごうばし)」と言う名前で、この一帯の橋の名前とは違って番号が振られている珍しいものだ。

…で、この鉄道橋だが、道路からの見た目は鉄橋にはなっていない。

近寄ってみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1007
(2023年11月4日撮影)
以前のままぁぁぁぁぁ~~~~~~っ

側面はコンクリート橋がそのまま残っている。
でも、中身はこっそりと鉄橋に取り換えられた。
なので、走行音も鉄橋独特の「ゴーッ」という音に変わった。

余談だが、この第十五号橋から撮った昔の写真が出て来たので、ご紹介しよう。

まずは、これ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1008
(1980年頃撮影)
いつの時代ぢゃぁぁぁぁ~~~~~っ

恐らく1980年頃であろう。
まだご幼少だったオラが、親が持っていたへっぽこハーフカメラで撮ったものだ。
(ハーフカメラとは、フィルムの1コマを半分しか使用しない仕様の経済的カメラで、1本のフィルムで倍量撮れるが、当然画質は半分になる)

写っている車両は「クハ1411形」で、第二次世界大戦前の車両を改造したりして生まれた形式だ。
国鉄で言えば「クハ55形」とほぼ同型で、車内の床は木だった。
(今の「フローリング」とはちょっと違う)
運転席は向かって右側の窓1枚分しかなく、非常に狭い。
だが、乗客にとっては、中央と左の窓部分が鉄の棒1本でしか仕切られていなかったので、前面展望を楽しむには最高の車両だった

オラはこのクハ1411形が大好きだった
なので、撮っていたと思われる。

線路周りはさっぱりしているが、基本的には今も変わっていない。

この車両を横から撮ったものもあった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1009
(1980年頃撮影)
唸る吊り掛けぇぇぇぇぇ~~~~~っ

コンクリート橋の構造は、一度改修されているが基本的に変わっていない。
妙正寺川の川底は、洪水対策として倍の深さに掘り下げられた。
その時に鉄道橋も改修された……はず。

この赤い電車は「吊り掛け駆動式」と言う旧型のシステムで、この辺りから加速しだすので「う゛ももももぉぉぉ~~~~ん」という轟音が楽しめた。(笑)
今では、旧型の路面電車とJRの電気機関車くらいでしか聴く事が出来ない。

おまけにもう1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1010
(1980年頃撮影)
珍しやぁぁぁぁぁ~~~~~~~~っ

西武線内でも数の少ない「601系」と言う形式だ。
駆動システムは「カルダン駆動式」と言う、昭和中~後期では一般的な物なのだが、車体デザインは昔のままの、過渡期に製造された悲運の形式だ。
この時代を考えると、後ろにつながっている車両が写っていないので、オリジナルの601系(クハ1601形)のままだったのか、すでに旧型電車に組み込まれて「クハ1651形」となった後の姿なのかが判らない。
恐らく、クハ1651形ではないかと思われる。

オラ的には、この601系は好きではなかった。
なので、この1枚しか撮っていないようだ…
(同じお顔の551系は好きなんだけどね

ちなみに、後ろに写っているマンションは、リニューアルされて色合いは変わっているけど、現在でもそのまま建っている。
かなり昔、このマンションで事件があって、TVのニュースで映っていたなぁ…
(この写真と同じくらいの時代だと思う)

さてさて。

この妙正寺川は、現在では川の上にも工事用の資材置き場が造られていて、蓋がされている。

川の下流側から線路を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1011
(2023年11月4日撮影)
何にも見えなぁぁぁぁ~~~~~いっ

白いフェンスだらけで、何も見えなくなっている。
ちょうど6000系電車が通過中なのだが、銀色電車なので目立たないから、アップで見ないと判らないね…

ちなみに、この左側の川沿いの道は、白いフェンス部分だけ車両通行止めになっている。
なので、車は下流側から線路沿いには出られなくなった。
(川の両側の道は、川を挟んで一方通行になっている)

先に進もう。

妙正寺川の少し先には「中野通り」の踏切がある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1012
(2023年11月4日撮影)
定番スポットぉぉぉぉぉ~~~~~っ

この中野通りは桜並木で有名で、春には多くの人が訪れる。
(桜並木の日記はこちらをクリック

その桜の時期に撮った昔の写真が、これ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1013
(2017年4月10日撮影)
桜満開ぃぃぃぃぃ~~~~~~~~っ

2017年4月の写真だから、6年半前になるね。

パッと見は、特に変わっていないね。
車両も、昔の写真と同じになるように、黄色い「2000系」が来るまで待ってみた

ちなみに、この中野通りは、北(写真だと右)に進むと板橋区の「大山(おおやま)」に行ける。
南に進むと、品川区の「鮫洲(さめず)」に行ける。
正式名称は「都道420号線・鮫洲大山線」で、小田急線の「東北沢(ひがしきたざわ)」駅から「淡島通り(あわしまどおり)」までの1Km程の区間が未完成のため、京王井の頭線の「池ノ上(いけのうえ)」駅付近の狭い一方通行の道をむりやり都道に指定して、形式的には一応全通している事になっている。
現在のオラは、その未完成エリアで仕事をする事が多いので、「いずれ中野通りがここを通るのかぁ…」と密かにニヤニヤしている。(笑)

この踏切で、以前と変わった点は2つある。

1つ目は、踏切の警報機や表示器類が新しく更新された事。

警報機類をアップで見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1014
(2023年11月4日撮影)
丸くてのっぺりぃぃぃぃ~~~~~っ

まずは、赤いランプが最新式のLEDタイプになった。
これは、どの方向から見ても赤く光っているのが判る仕様で、遠くからでもハッキリ見えるようになった。

お次は、電車がどっちの方向から来るかを矢印で示す表示器で、最近、こっそりと最新式のLEDに取り換えられた。
今までと違って非常に薄く、雨除けのひさしも無いので、すごくのっぺりとした印象になった。
道路の信号機も、最新式はのっぺりしているからねぇ~。

さらに、遮断桿(しゃだんかん)を動かすモーターが入った箱も、縦長の物に取り換えられている。
黄色と黒の塗分け方も、少々変わっているね…

2つ目は、線路脇(写真だと左側)にある小学校が改築された事。

まだ出来立てなので、ピッカピカだ
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1015
(2023年11月4日撮影)
令和の学校ぉぉぉぉぉ~~~~~~ぅ

中野区立「令和小学校」で、以前は「新井小学校」と言う名前だった。
少子化で、近くにあった「上高田小学校」と統合されて、改称された。
(バス停の名前も改称された)

新井小学校は、元々は上高田・野方・江古田の各小学校から分割・独立されたので、元に戻った感がある。
なので、新井小の歴史はそれほど古くはない。

まだ新井小学校だった時の写真は、これ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1016
(2015年3月30日撮影)
桜の学校ぉぉぉぉぉぉ~~~~~~ぅ

入学式や卒業式には最高のシチュエーションだ

ピンクの提灯が並んでいるのは、毎年行われる「中野通り桜まつり」の物で、期間中は中野通りに吊り下げられる。

奥に見える水色の歩道橋の上からこの踏切を見ると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1017
(2023年11月4日撮影)
見晴らしが良くなったぁぁぁ~~~っ

ちょうど「20000系」のハリーポッターラッピング編成が通過中。

以前は、道路左側の桜の木も右側と同じく大木だったので、夏は葉が茂って小学校が全く見えなかった。
この数年、中野通りの桜の木々が老木となり、若い木に植え替える工事が少しずつ行われている。
なので、令和小学校に建て替えられる時期と同じくして、桜の木も植え替えられた。
そのため、現在では左側の見晴らしか良くなっている次第。
(歩道橋部分の歩道も広くなっている。以前は狭くて、自転車が来ると危険だった

逆に言うと、昔の写真のような桜のトンネルは、あと10年くらい経たないと復活しないだろう…。

この踏切で撮った昔の写真が出て来たので、それも比較してみよう

令和小学校の対角線上(踏切の北側ね)には、中野区清掃事務所の建物がある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1018
(2023年11月4日撮影)
白くてきれいぃぃぃぃ~~~~~~っ

この建物の裏にはゴミ収集車がたくさん停まっていて、朝は一斉に出動する。
写真で言うと右横にはリサイクルセンターもあり、古着等が無料でもらえる。
(持ち込みも可能)
時々掘り出し物があるので、要チェック

この建物の昔の写真が、これ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1019
(1980年頃撮影)
茶色いぃぃぃぃぃぃぃ~~~~~~っ

建物の色合いが茶色系だね。

リニューアルはされているけど、建物の形は昔と同じなので、改築はされていないと思う。

写っている車両は「701系」と言い、当時の西武線では一大勢力を誇っていた形式だ。
さっきの601系とは性能が同じだが、デザインが見直されて、少しイケメンになっている。
この後に出て来た「801系」や「101系」もほぼ同じデザインなので、当時の西武線と言えばこのお顔だった。

この赤い車両も、後に冷房装置を搭載されて黄色くなった。

余談だが、この時代の時刻表は、確か各駅停車は「拝島(多摩湖)・上石神井・新所沢・田無」行きが順番にやって来るパターンだったと思う。
その間に急行本川越」行きと準急新所沢」行きが走っていたような記憶が…

日曜日には、西武新宿~西武秩父間に特急おくちちぶ」も走っていた。
5000系のレッドアロー号が1往復)
快速急行の西武秩父行き「奥武蔵」も、2往復走っていたよねぇ…

さらに先に進もう。

この踏切の新井薬師前駅寄りには、こんな看板が立てられている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1020
(2023年11月4日撮影)
スマイルトンネルぅぅぅぅ~~~~っ

30000系(スマイルトレイン)」が地下トンネルを走っている画だ。

みなさん、かなり誤解しているのだが、都内の鉄道の立体交差工事って、事業主は「東京都」だからね。
各鉄道会社では無いので、鉄道会社に文句言っても「うちではないので知りませぇ~ん」と返って来るだけだからね。

高架(地下)で複々線化する場合、従来の複線分は東京都が事業主だけど、増線分は鉄道会社が事業主となる。
なので、この場合は少々ややこしくなる。

今回の工事は中野区内だけなので、東京都と中野区と西武鉄道が協力して進められている。
(駅前広場の整備等は、中野区がメインで行う)

この看板が立っている場所も、昔と比べたら大きく変化した。

まずは、現在のお姿をば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1021
(2023年11月4日撮影)
拝島でないライナーぁぁぁぁ~~~っ

ちょうど「40000系」電車が通過中。
この車両は、平日の朝晩は座席指定列車「拝島ライナー」として走っているが、平日の日中と休日は一般運用にも入る。
この時は、急行列車として走っているもので、座席はロングシート状態に固定されている。

40000系の背後に、2019年頃に巨大な高級マンションが建てられた。
それ以前は、ここに砕石プラントか建築会社の資材置き場が(砂利の山)があり、ダンプカーが出入りしていた。

その当時のお姿が、これ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1022
(2014年4月7日撮影)
見晴らしが良いぃぃぃぃ~~~~~っ

青空が広々としていた。

このマンション、結構遠くからでも見えるので、この辺の新しいランドマークにもなっている。
近くの新井薬師(梅照院(ばいしょういん))横にもタワーマンションが建っているので、この2つが新たなランドマークだ
(沼袋駅の白い鉄塔は、間もなく撤去されるでしょうからね…)

さらに昔のお姿が、これ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線・沼袋~新井薬師前駅間2023秋-1023
(2007年5月3日撮影)
鉄塔まつりぃぃぃぃぃぃ~~~~~っ

以前は、線路上に東京電力の「目白線」が通っていた。
沼袋駅の白い鉄塔で「西武沼袋線」と分岐し、「下落合(しもおちあい)」駅の構内にある変電所まで続いていた。
雷がよくこの送電線の鉄塔に落ちて、瞬間の停電と共にすごい音がしたものだ。(笑) 
大雨の日は、送電線から漏電して鉄塔に電気が僅かに流れ出し、それが「ジジジジジ……」と静かに音を立てていたのが怖かった。
高校・大学では電気が専門だったので、感電する機会も多かったから、余計に怖かった…
(西武沼袋線のレポートはこちらをクリック

ちなみに、今立っている場所から左側を見ると、地図の崩壊アパートが建っているんだけど、これは別の回でご紹介を
(現時点では、以前から大きな変化はない)
今までのレポートを観たい方は、こちらをクリック

…まぁ、こんな感じで取材して来ましたよ、えぇ。

お次は新井薬師前駅周辺のレポートだけど、あまり期待せずに、気長~に待っていてくだされ。

では、また~

(つづくーっ!)

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2023年11月20日 (月)

実物日記 ~「西武新宿線 沼袋駅」2023秋(ダイジェスト版)~

今回は久々の新ネタで、しかも鉄三昧な日記だぞ

2023年10~11月にかけて、西武新宿線の「沼袋(ぬまぶくろ)」駅に大きな変化が現れたので、久々に行ってみた。
2017年3月16日以来の、6年振りのちゃんとした取材だ
(2017年春の日記はこちらをクリック

この間にもちょこちょこ撮ってはいたものの、それほど大きな変化はなかったので日記にしていなかった次第。
お隣の「新井薬師前(あらいやくしまえ)」駅にも大きな変化が現れたので、今回は「ダイジェスト版」として両駅間を「速報」的にご紹介

西武新宿線は、東京都の「新宿(しんじゅく)」と埼玉県の「川越(かわごえ)」を結ぶ路線。
通勤輸送が主体だが、最近は「小江戸(こえど)」と呼ばれる古都・川越への観光輸送も増えている。

現在、この沼袋駅と新井薬師前駅は地下化工事の真っ最中で、将来的には地上にある駅設備が全て無くなってしまうのだ
沿線住民としても、これは放っておけない一大イベントだ。

6年経っても「沼袋ってどこぢゃいな池袋ちゃうのん新井薬師前ってどこぢゃいな西新井ちゃうのん」とお思いのあなた、まずはこれを見たまへ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線沼袋駅2023秋ダイジェスト版-1001
(2017年のグーグルマップより)
が沼袋駅だよん

…西武新宿駅
…高田馬場駅
…地下化区間の起点
…新井薬師前の崩壊アパート
…沼袋駅
…地下化区間の終点

の間(中野区内)が地下に潜る範囲で、途中には新井薬師前駅と沼袋駅がある。
この2駅が地下駅になるのだ。

ちなみに、「池袋(いけぶくろ)」駅はの「高田馬場(たかだのばば)」駅から北(上)に2つ目の所にある。
西新井(にしあらい)」駅は、足立区の東武伊勢崎線(スカイツリーライン)にある。

池袋も沼袋も、名前の由来はほぼ一緒で、「袋状に窪んだ沼地(池)」という意味。
つまり、どちらもジメジメしている土地という事。

新井は「新しい井戸」の意味で、どちらも「新しく開墾した土地」というニュアンスだ。

今まで数回ほど、の線路際にある崩壊しかかっているアパートをこのブログでご紹介して来た。
今回も移動中に撮影しておいたので、後日ご紹介しよう
興味のある方はこちらをクリック

では、スタート

まずは沼袋駅のお顔、北口駅舎から。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線沼袋駅2023秋ダイジェスト版-1002
(2023年11月4日撮影)
何も無ぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~いっ

駅舎も以前にあった施設も送電線も、何もかも無くなった。

空が開けて見晴らしが格段に良くなったが、逆に、日が沈むと真っ暗なゴーストタウン状態になった…
(新井薬師前駅も同じ)
本当に駅前に明かりが無い状態。
奥多摩の方の駅だって、もうちょっと明るいぞ。(笑)

余談だが、ちょうど20000系の「ハリーポッター」ラッピング車両が通過中。
この編成は池袋線から貸し出されていて、期間限定で新宿線でも走っている。
しばらくしたら、また池袋線に帰ってしまうので、まぁまぁ貴重な1枚かもしれない

北口の改札は、写真で言うと中央奥に移設されていて、もう5年くらい経っている。
南口の改札は、ほぼ同じ位置の横に移設された程度。

その北口改札は、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線沼袋駅2023秋ダイジェスト版-1003
(2023年11月4日撮影)
絶賛工事中ぅぅぅぅぅ~~~~~~っ

改札前の通路以外は、ガンガンに掘られている状態。
このエリアはだいぶ掘り進んだようで、時々隙間から地下空間が見える。

この駅前には地域猫が数匹おり、実に堂々とのんびり歩きまわっている。
歩いている女性達にも人気のようだ

余談だが、目の前にある黄色いカラーコーン、西武線を意識したのか、101系2000系っぽい色合いになっている。
昼に見ると白い帯が巻かれているようにみえるが、夜になると…

ほれ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線沼袋駅2023秋ダイジェスト版-1004
(2023年11月2日撮影)
しぇいぶしぇぇぇぇぇぇ~~~~~ん

白い帯が銀色に反射して、完全な西武線の車両状態に

…えっ近江鉄道??

北口改札から駅前広場の方に振り返ると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線沼袋駅2023秋ダイジェスト版-1005
(2023年11月4日撮影)
ホワイトクリフぅぅぅぅぅ~~~~っ

レッドクリフ(赤い壁)ならぬ「ホワイトクリフ(白い壁)」が万里の長城のように続いている。
(新井薬師前駅も同じね)

さて、つい先日、ここに大きな変化が現れた。

買い物難民」だった沼袋の民に、明るい一筋の光が降り注いだのだ

ここから右側を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線沼袋駅2023秋ダイジェスト版-1006
(2023年11月4日撮影)
家族の市場ぁぁぁぁぁ~~~~~~っ

ファミリーマート沼袋駅北店」が開店したのだぁ~

更地だった小さな空き地に、突然平屋の建物が建てられた。
最初は「…駅前に平屋って、何て贅沢な造りだ」と思ったのだが、よく見ると仮設(プレハブ)っぽい簡素な造りになっている。
…もしかして、コンビニ」と思ったら……案の定って~やつ。(笑)

沼袋民待望のファミマは、2023年11月8日にオープンした。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線沼袋駅2023秋ダイジェスト版-1007
(2023年11月4日撮影)
開店準備中ぅぅぅぅぅ~~~~~~っ

面積が広くないので、販売アイテム数はやや少ないものの、今まで何も無かった改札前に出来たのは大きな効果がある
これまでは南口改札前のセブンイレブンしかなかったのでね。
(後は「スーパーマーケット問題」だけなんだよねぇ~

建物の造りからして、北口改札(仮設)が存在している間だけ商売する気なのかもしれない。
まぁ、西武鉄道とファミリーマートは仲良しなので、いずれ完成した駅前広場に移転するのでしょう。
(現在のエキナカのコンビニ「トモニー」は、ファミマがやっている。昔のファミマは西武グループの企業だった)

さてさて。

このファミマ以外にも大きな変化が表れているので、ご紹介しよう。

下りホームから少し新井薬師前寄りに進んだ所に、新しい変電所が造られた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線沼袋駅2023秋ダイジェスト版-1008
(2023年11月4日撮影)
本格稼働開始ぃぃぃぃぃ~~~~~っ

建物はだいぶ前に建てられたが、中の設備や送電線等の工事をしていたのだろう、本格的な稼働は今年になってからだと思う。
(新しい送電線は、この周辺の道路の地下を通っていると思われる)

それに伴って、既存の沼袋変電所は役目を終えて、解体されることになった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線沼袋駅2023秋ダイジェスト版-1009
(2023年11月4日撮影)
街のシンボルの終焉~~~~~~~っ

上りホーム脇に建つ旧変電所に、10月25日に足場が架けられ、11月1日頃から緑色のネットで覆われた。

沼袋のシンボル「西武沼袋線の白い鉄塔」も、そう遠くないうちに撤去されるのだろう。
他の西武沼袋線の鉄塔は、完全に撤去されている。

ちなみに、地下に潜る新駅は、女性が立っている場所までずれる事になっている。
女性の位置が、上りの待避線部分になる。
毎晩、その境界線まで地面の蓋が開けられて、ガンガン掘られている。

新井薬師前駅も、新駅が来る位置まで道路上に鉄の蓋がされているので、どこを通るのかが地上からでも判る。
スプレー等で道路に境界線が描かれているので、今なら一目瞭然だ
(両駅とも、急曲線緩和のために、現在のホームの位置から左右にずれる事になっている)

旧変電所が稼働停止したので、それに付随する設備は全て撤去された。

なので、空中の送電線や本線の架線に給電する設備(複雑な架線柱群)も、きれいさっぱり無くなった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西武新宿線沼袋駅2023秋ダイジェスト版-1010
(2023年10月13日撮影)
何も無ぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~いっ

JR中野(なかの)」駅前も再開発で更地になっているので、中野区内の駅の上空はどこも広々としている。
この数年で、急に見晴らしが良くなったよなぁ~。

余談だが、写真に写っている40000系電車、平日は毎朝6時50分頃に「急行 西武新宿」行きで通過して行く。
それが折り返し「急行 拝島」行きとなり、更にその折り返しが上りの「拝島ライナー」となる。
なので、この列車か折り返しの下り列車に乗れば、座席指定料金なしに拝島ライナー気分が味わえるのだ(笑)
(座席は全てロングシート状態なので、あくまで「気分」で

…まぁ、こんな感じで取材して来ましたよ、えぇ。

とりあえずは「ダイジェスト版」でご紹介して、時間のある時にじっくりと日記に書こうと思っておりまする。
近日中に「沼袋~新井薬師前駅間」と「新井薬師前駅」のダイジェスト版も書くつもりです…が、果たして仕事の都合でちゃと書く時間が取れるのか…な
(何せ、仕事の拘束時間が長過ぎて、この数年間まともに休日を楽しめていないのよ…

あまり期待せずに、気長~に待っていてくだされ。

では、また~

つづき「西武新宿線 沼袋~新井薬師前駅間2023秋」はこちらーっ!

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2023年10月 9日 (月)

つぶやき日記 ~「秋になったら風邪ひいたよ」2023秋~

いやぁ~、急に冷え込んだよね。

30℃超えの酷暑からの突然の10℃台……体調も狂うよ。

なので、コロナ禍以来、数年ぶりに風邪をひいてしまった…。

熱は無いんだけど、喉がイガイガするのと、鼻水の大放出祭りの今日この頃。
この3連休でガッツリ寝ていたら、少しは良くなったんだけどねぇ~。

仕事も、本部は気を利かせてくれているのか、自宅待機を2回も入れてくれた。
(緊急出動が掛かったら、出掛けなきゃいけないんだけどね)

そんな感じなので、暖かくした部屋に籠ってパソコンをいじっている毎日。

おかげで、古い日記をリニューアルする時間がたっぷり出来た(笑)

ここ最近は、「西武鉄道」に関連するカテゴリーの日記をリニューアルしている。
この日記の「旅と鉄道(16西武・秩父)」の日記達ね。

今までの小さなサイズ(470ピクセル)の画像を、大きいサイズ(1024ピクセル)に取り換えて、文章も解り易く直している。
地図も追加して、どこの事を書いた日記なのか解り易くもした。

まず最初に、西武多摩川線の日記をリニューアル。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「秋になったら風邪ひいたよ」2023秋-1001
西武線と言ったらこのお顔ぉぉ~~ぅ

一昔前の西武線と言ったら、大半の車両がこのお顔だった。

これは、このお顔の最後の車両達(101系)が引退する直前に、府中まで出掛けて撮った日記。
確か、中野杉並から自転車で行ったよなぁ…

次に直したのが、この日記
(画像をクリックすると拡大するよん)
「秋になったら風邪ひいたよ」2023秋-1002
絶賛工事中ぅぅぅぅ~~~~~~~っ

現在、東京都が進める鉄道立体交差化工事の1つで、西武新宿線の「中井(なかい)」駅~「野方(のがた)」駅間を地下化するというもの。
これは、その中間にある「沼袋(ぬまぶくろ)」駅を詳細にレポートした時の日記。
西武鉄道の公式サイトがいつまで経っても更新されないので、自分で調べて皆様にご紹介した次第

地下化工事が発表された頃から撮り続けていたので、年を追うごとの比較写真が豊富にある、オラ的決定版だ

最近、また新たな進捗があったので、気力があったら撮影しに行こう…
(隣の「新井薬師前(あらいやくしまえ)」駅も変化があったのでね)

今回の3連休では、この日記をリニューアルした。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「秋になったら風邪ひいたよ」2023秋-1003
小江戸ぉぉぉぉぉぉ~~~~~~~ぅ

小江戸(こえど)」こと、埼玉県の「川越(かわごえ)」にフラッと出掛けた時のものだ。
地元の西武新宿線を使えば、乗り換えなしで終点まで乗っていると、簡単にこのレトロな光景に出会える
休日のぶらり旅に最適だ

そして、今夜はこの日記をリニューアル。
(画像をクリックすると拡大するよん)
「秋になったら風邪ひいたよ」2023秋-1004
癒しの空間~~~~~~~~~~~っ

東京都を横断して流れている「玉川上水(たまがわじょうすい)」の日記だ。
多摩川の上流から分岐して、新宿の高層ビル群がある場所(都庁の周辺ね)まで流れていた、水道用の用水路だ。
現在は、途中までの区間は今でも使用されているが、都心に近い部分では使用されていない。
でも、当時の雰囲気が楽しめるように、一部の区間では水を流して再現されている。

この日記は、この玉川上水と「残堀川(ざんぼりがわ)」と言う川が直角に交差している、日本全国でも珍しい光景をご紹介したもの。
子供の頃からの謎が、この調査によって更に深まって、家に帰ってネットで調べたらあっさりと解決したというオチもあった。(笑)

リニューアルしたい日記は、まだまだたくさんあるんだけど、少しずつやってききますよ、えぇ。

とりあえずは、風邪を治さないと頭がボーッとして何も出来ないので、それからだね。
でも、元気になると出掛けちゃったりするんでしょ、オラってば。(笑)

コロナ禍もだいぶ落ち着いてきたので、そろそろ遊びに出掛けても良さそうな感じだしぃ~
でも、仕事が忙しければ、休みの日に外出する気力も無くなるんだろうけどぉ~。

まぁ、気力・体力・財力のバランスを考えて行動しますよ。はい。

では、またぁ~

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2020年12月 7日 (月)

お散歩日記 ~「♪垣根の垣根の曲がり角ぉ~。東京都中野区・新井薬師前」2019秋~

オラが今まで何年も目の前を歩いていたのに全く気が付かなかった、日本人なら誰でも知っている「名所」があった。

なので、紅葉の時期に改めてゆっくりと訪ねてみることにした。

その場所とは、ここ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1001
垣根の垣根の曲がり角ぉ~~~

そう、童謡「たきび」の歌の発祥地だ

確かに、垣根がず~っと並んでいるし、曲がり角もある。

…まさか、家のこんな近くでこの歌が作られたなんて

何で今まで気付かなかったかと言うと、夕方の暗い時間にしか通過しなかったから。

前職はずっと座り仕事で立つ機会がほとんどなかったため、帰りは数駅手前で降りてずっと歩いて家まで行くという「歩け歩け運動」をしていた。
歩くルートは数種類にほぼ固定されていたので、数年間、週2~3回のペースでこの垣根の前を歩いていたという訳。
(途中の銭湯やスーパーに寄ったりして、なかなか楽しいお散歩コースだった

垣根の対面の建物も古めかしくて、そっちも気になっていつも見ていたから、余計にこの垣根の正体が判らなかった次第。

2019年12月16日、お天気が良かったので昼前に訪ねてみた。

この時は無職(転職活動中)で、コロナウイルス騒ぎもまだ初期段階で、時間は限りなくあったので。
9月に死亡した父親の身元がDNA鑑定で確実に判明するまで、警察に「待っててね」と言われて就職活動が出来なかったのもある)

2020年の今年は、新しい仕事にまだ慣れていないのと、貴重な休日の時間がバタバタして忙しいので行けなかった…
毎日外で立って勤務しているので、休日くらいは部屋に籠って座っていたいというのもあるし…ね。

まずは、この垣根がどこにあるか、地図で見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1002
(2020年のグーグルマップより)
だよん

…垣根の家
…西武新宿駅
…新宿駅
…東京駅

東京都中野区にある、西武新宿線「新井薬師前(あらいやくしまえ)」駅の近くだ。

アップで見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1003
(2020年のグーグルマップより)
えきちかぁぁぁぁぁ~~~~

駅から徒歩4~5分くらいかな。
住宅街の細い生活道路に囲まれた場所にある。

なので、地元の住民しか通らないような道なので、意外と世間には知られていないのだ
オラも含めて、中野区民だって知らないよ。(笑)

では、行ってみよう

まずは、西武新宿線に乗って、新井薬師前駅で降りよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1004
(2018年5月撮影)
足元にちうい~~~~~~っ

カーブがきつい線路上にあるホームなので、車両とホームの隙間に注意

只今、絶賛地下化工事中なので、数年後にはこの光景は激変しているかもしれない。

都心方面から来る場合は、西武新宿駅または「高田馬場(たかだのばば)」駅で西武新宿線の各駅停車に乗れば、10分ほどで着く。

電車から降りたら改札に行こう。

(上の写真で)今立っている場所(1番線本川越方面)の、右斜め背中側に南口改札がある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1005
ひろびろぉぉぉぉ~~~~ぅ

立地の割には広々とした改札がある。
改札機奥の右側を見ると、1つ上の写真の光景が見える。

多くの人は、この改札を出ると左側の駅前バス通りに行くのだが、今回は右側の細い道へ。

ここから右を見ると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1006
狭ぁぁぁぁ~~~~~い

とても「駅前」とは思えないような狭さだ。

でも、この一角は雑然としているが故に小さな飲食店が多く、それがいい味を出している

右側に見える店舗達は、駅の地下化工事に伴う再開発(駅前整備)で、そう遠くないうちに無くなってしまう可能性もあるので、ご利用はお早めにぃ~

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余談だが、焼き鳥(焼き豚)の居酒屋「四文屋(しもんや)」は、ここが発祥(本店)なのだ。
西武線・中央線沿線では多く見かけるチェーン店で、ここ数年で急に全国展開を始めた。
コスパも良くて美味しいよん
(公式Twitterはこちらをクリック

その四文屋本店は、上の写真の右側の道の裏側にあり、一角はレトロな雰囲気を醸し出している。

ほれ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1007
(2020年9月撮影)
昭和レトロぉぉぉぉぉ~~~~う

たまたま人が歩いていない時に撮ったので、映画のセットやテーマパーク内のようにも見える。

正面やや左の、燃えているような赤い提灯(笑)が四文屋本店で、奥の横断歩道が駅前のバス通り。
南口改札は、右の建物の裏側にある。

ご覧の通り、この駅前には焼き鳥(焼き豚)屋が多い。
有名な芸能人(芸人)達も意外と住んでいて、こっそり通っている店もある。

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先に進もう。

この細い道を道なりに真っ直ぐ進むと、すぐに隣に並行していた広い道と合流する。

そして、最初の十字路に立って後ろを振り返ってみると…
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東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1008
景色が一変~~~~~~っ

この辺は、いたって普通の駅前の住宅街だ。
この道は広いけど交通量がすごく少ないので、いつ来ても実際よりも広々しているように感じる。

赤いの奥から出て来たところで、今度はへと進む。

ちなみに、この地点の右側を見ると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1009
行き止まりぃぃぃぃ~~~~っ

すぐ目の前に駅のホームがあって、先には進めない。
以前はここに歩道橋があってホームの向こう側に行けたけど、地下化工事の進展で新宿寄りに移設されてからは「ただの行き止まり」になってしまった。

さぁ、後ろに振り返って先に進もう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1010
もうすぐーーーーーーーぅ

目的地は、奥に見える高い木々の場所。

…ね、結構近いでしょ

つまり、「駅のホームからも、たきびの垣根は見える」という事。

真っ直ぐテコテコ歩くと、すぐに到着ぅ~~~。(地図の
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1011
垣根の曲がり角ぉぉぉぉぉ~~~~ぅ

…まさに歌詞の通りだ。

でも、目の前にある段ボールで焚き火しちゃダメよ(笑)

ここから少し左側を見てみると…
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東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1012
良いっしょ

オラは、いつも日が暮れてから、奥(高田馬場方面)から手前に向かって歩いていた。
家の明かりも無いので、そりゃ気付かないわな。
道の反対側の、古めかしい工場跡のような建物のほうが気になっていた次第。

…でも、何となぁ~く「垣根の垣根の曲がり角ぉ~」と心の中で歌って、「歌詞に似ている場所だよねぇ~」とは感じていた。
きっとこんな雰囲気の場所が歌詞の舞台だったんだろう」と思っていたら、まさかここがまさにその場所だったなんて…

では、垣根の周りを一周してみよう

いつも歩いていた道(左側)ではない、右側から反時計回りで回ることに。

こちらは竹で組まれた背の低い垣根があるだけなので、中の様子も良く見える。

柵の周りで作業をしている植木職人さんがいるので、邪魔にならないようにサクッと撮影開始っ

中の建物が見えたので、見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1013
…で、でかい。

建物は大きいけど敷地が広くて遠いから、小さく見える。(笑)

昔は相当立派なお屋敷だったのだろう。

正面に、まだ新しめのクーラーの室外機や湯沸し器が見えるので、人が住んでいるようだ。
物の置かれ方に「生活感」を感じる。

…んぢゃ、あまり撮影は出来ないな。

当然、中にも入れないだろうから、外観だけをくるっと見ることにしよう。

さっき職人さんがいた場所に、小さな門があった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1014
立派ですな

小さいながらも立派な門だ。

家の規模からしたら「勝手口」かな

門の先に、カクカクッとした曲がり角が現れた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1015
へっこんでますぅぅぅぅ~~~

真四角な土地ではなく、ちょいと欠けた形をしている。

この辺は生垣になっているので、歌詞の「さざんか~さざんか~」かと思ったら、グーグルストリートビューで見ると赤い葉になっていたので、「山茶花(さざんか)」ではないようだ。
全国でごく一般的に見る、赤い葉の生垣だね。

生垣の上に中野区の「保護生け垣」の標識が見える。
区内のあちこちの大木等にも「保護樹林」の標識が付いている。

右側の、カクカクした奥のほうに進むと、普通サイズの一軒家がいくつか建っている。
ここもこの屋敷の一部なのだろうか分譲した土地なのだろうか

…相当な地主だな。

昔は庄屋だったのだろう。

オラの家も昔は庄屋だったっぽい。
実はオラ、世が世なら「旦那様」になるはずだったのよ(笑)
でも、ひい爺さん辺りが散財してしまったらしく、もう土地も金も無いよ。
今では、あっしは「ただの下民」でさぁ~な。

一軒家を過ぎて角を曲がって歩いていると、駐車場の奥に母屋の全貌が見えてきた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1016
武蔵野だぁーーーーーーーっ

これぞ本当の「武蔵野の雑木林」だっ

令和にもなって、昭和初期の姿を留めているなんて…

オラがお子様の頃は、こんな感じの家と庭が中野区内にもいっぱいあったんだけどなぁ~。
懐かしや

今では、東京の西側の国分寺市府中市辺りまで行かないと、こんな光景は見られないんだろうなぁ…

目の前に大きな入口が見えたので、近付いてみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1017
…すげぇ

これは誰がどう見ても立派なお屋敷でしょう

門が無いので、どこまで入っていいのか判らない。
多分、この道路から一歩も入ってはいけないのだろう。

正面から中を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1018
ご立派

とても令和の中野区内とは思えない、超レトロな光景。

右側の建物を見ると、昭和でも初期の頃に建てられたっぽいよねぇ~。
90年くらい経っているんじゃないの!?

入口の左横に案内板があったので、近付いてみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1019
動かぬ証拠ぉぉぉぉぉーーーーぅ

「たきび」のうた発祥の地……やっぱり、まさにここがそうなんだ。

解説を読むと、たきびの歌は昭和5年頃に作られたようで。
すると、この家もそれ以上昔から存在するわけで…

…えっ大正時代の建物??

この一帯の住所は「上高田(かみたかだ)」と言い、高台にある平らな場所なので、新田開発して庄屋になったのかもしれないね。
上高田の両側は「新井」「中井」なので、井戸水には困らなかったはず。
隣駅は「沼袋」なので、水運にも便利な場所だったであろう。

オラ子供の頃は、近くを流れる「妙正寺川(みょうしょうじがわ)」沿いに町工場がたくさんあった。
カメラ業界では有名な「オリエンタル写真工業」の大きな工場を、外から観るのが好きだった
(現在の「哲学堂公園(てつがくどうこうえん)」の横に立っているマンションの位置)

関東では有名な「神州一味噌(しんしゅういちみそ)」の「宮坂醸造(みやさかじょうぞう)」の工場も妙正寺川沿いにあった。
今でも会社は川沿いにあるらしく、横にあるセブンイレブンでは神州一味噌のキャラクター「み子ちゃん」のクッキーが売られている。
このクッキーはかなりレアなので、東京土産にいかが
(公式サイトはこちらをクリック

…話を元に戻そう。(笑)

正面からいつも歩いていた道に曲がろうと歩いていたら、垣根の近くの敷地内に小さな祠(ほこら)があった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1020
小さいながらもご立派ぁぁぁ~~~~っ

この土地の神様だろうか農作の神様だろうか

まだ新しいから、最近修繕されたのかもしれないね。

いつも歩いていた道に出たので、振り返って見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1021
いい感じぃぃぃぃぃ~~~~

紅葉を見ると、「ちょっと来るのが遅かったかなぁ~」という感じ。
一週間前くらいがベストだったか

奥に写っているご婦人2人組も、この垣根を見にやって来たようだ。
ガイドブックっぽい物を見ながら歩いて、たきびの解説板の写真も撮っていたので。

最後に、いつも見ていたアングルで見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区・新井薬師前駅付近の「たきび」の歌発祥の地2019秋-1022
そうそう、これこれ

これで日が沈んだら、見慣れた景色になる。

真っ直ぐ奥に歩いて、近くにある銭湯「新越泉(しんえつせん)」に寄って、の~んびり温まって帰ったなぁ~
(公式サイトはこちらをクリック

もうコロナウイルスのせいで生活が一変してしまったけど、たまにはこの辺をお散歩してみますかいのぉ~

都会の中に貴重な昭和が残っているので、みなさんも、ぜひ行ってみてくださいな
この一角はなかなか面白いエリアだよん。

でも、垣根の前で焚き火しちゃダメだからね

…んぢゃ、またねぇ~~~~ん

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2020年7月13日 (月)

お仕事日記 ~「一枚の写真から:東京郊外の朝」2020夏~

今回もサックリと。

2020年5月から、警備業の仕事で都内の各地に行くようになった。

最近は、当面の間は同じ現場に行くことになっている(オラがその現場のリーダーに任命されているので)のだけど、天候によっては別の現場にも行く。
先日は雨の予報で、前日のうちから工事中止が決まっていたので、久々に別の現場へ飛ばされる事に…

朝の7時前から西武線の電車に揺られ、たどり着いたその先は…

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・国分寺の朝2020夏-1001
ラララ無人くぅ~~~~~~ん

…人がいねーよ。

ここは東京都の西部にある衛星都市「国分寺(こくぶんじ)」駅前。
JR中央本線と西武国分寺線と西武多摩湖線が接続する、東京西部では「立川(たちかわ)」「八王子(はちおうじ)」「吉祥寺(きちじょうじ)」に次ぐ一大ターミナルだ。

余談だが、JR中央本線の都内には「」の付く駅名が3つある。
(「高円寺(こうえんじ)」「吉祥寺」「国分寺」)
そのどれも賑わっているので、沿線では「~~寺駅」はちょいとしたブランド名となっている。
(まぁ、八王子も北条氏の時代には「八王寺」と書いていたっぽいんだけどねぇ~)

この国分寺は、その名の通り「武蔵国分寺」があった場所で、大昔(西暦700年代)は武蔵の国の首都だった。

歴史の授業でも習った、日本全国にある「国分寺」は、国の施策として全く同じ時に建てられた。
(トップである総国分寺は、奈良の東大寺)

…それが今やどうだい

この写真は、朝8時過ぎの駅前を撮影したもの。
奥の黄色いビルの右側すぐに、駅前ロータリーと駅ビルがある。

通勤時間帯で駅も人が多いのに、僅か100mほど歩いただけでこの無人さ…

オラ、ちょいとビックリしてしまったよ、えぇ。

まぁ、正直言えば、国分寺で発展しているのは駅ビルだけで、その周囲は小さなお店が少しあるだけで、あとは住宅街になっている。
アーケード商店街のような、大きな商店街が存在しない。
学校と住宅と研究所と工場が多いような街だ。

この撮影した場所の背中側のちょっと先には「国分寺崖線(こくぶんじがいせん)」という多摩川が造り出した長~い崖があり、東急東横線の「田園調布(でんえんちょうふ)」駅の先まで崖が伸びている。
河岸段丘なので何段かの崖があり、途中の小田急線「成城学園前(せいじょうがくえんまえ)」駅付近の高低差はかなりなものだ。
チャリンコで坂を下りたらブレーキが効かずにパトカーに追突しそうになったり(笑)、上りではキツ過ぎてチェーンが外れそうになったり…と、チャリにはかなりの難所なのだ。

でも、崖のあるおかげで湧水も多く、清流がいくつか流れている。
(全て多摩川へ合流する)

そんな高低差のある複雑な地形なので、近くの現場で警備していても人と車の往来が少く、正直、普段の現場(23区内)の1/20も仕事をしなかった。
ボケーッと2時間半ほどつっ立っていたら、職人さんに「これで仕事終わりです。帰りますねー」と言われて本日の業務終了。

…10時半に今日の仕事終わっちゃったよ。(笑)

昼飯持って来た意味無ぇーよ。

さすが、東京の地方都市は人が少なくて、のんびりしていて良いねぇ~~~

オラ、本当はこういう東京都下で働きたかったんだよね。
前回の西武池袋線「清瀬(きよせ)」駅に近い「下里団地(しもさとだんち)」も、最高の労働環境だった
幸い、今日は僅かな小雨程度で済んだしね

週に1回くらいは都下の現場に行きたいねぇ~。

まぁ、梅雨時だから来れたんだろうね。
23区内は人が多過ぎて、かなり神経を使うよ。

会社に電話したら「帰っていいよぉ~」と言われたので、そそくさと西武線で帰宅しましたとさ。
行きの最短時間でのルートとは別の経路で帰っても、11時半には家に着いたよ。(笑)
(これでも1日分の賃金はちゃんと支払われる)

…何か、「仕事をしに行った」というより「西武線のあらゆる支線を久々に乗りまくった」日だった。
(国分寺の北側は、西武線の各路線が複雑に入り組んでいるのだ。歴史的な流れでそうなった)

西武線好きのオラにとっては、またとない1日でしたとさぁ~~~~~ 

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2020年6月29日 (月)

通勤日記 ~「一枚の写真から:だいたい、そこそこ」2020夏~

今回もサックリと。

毎日電車で通勤していて、いつも気になっている看板がある。

あまりに気になったので、ついに撮ってしまった。

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・新宿「だいたい、そこそこ」2020夏-1001
たまには来てねぇぇぇぇぇ~~~~~っ

西武新宿線「西武新宿(せいぶしんじゅく)」駅のホームにある「オスロ―バッティングセンター」の看板だ。

このバッティングセンターは有名な老舗で、オラが小さい頃から存在していて、何度か行った事がある。
東京…いや世界の歓楽街「新宿・歌舞伎町」の真ん中に突如現れるグリーンのネットと「カキーン」という野球の金属バットの音。
確か、1階はゲームセンターになっていたよなぁ…

昔は地味ぃ~~~な存在だったけど、この看板になってからはやたらと目について、気になるようになってしまった。
これと大体同じデザインの正方形の広告シールが、西武新宿線の車内(連結面の窓部分)にも貼られている。

何と言っても、気になるのは「だいたい」「そこそこ」「あんまり」「たまには」の、ユ~~ルユルな文言だ。

居酒屋系の「元気いっぱい」「今日も張り切って」「一生懸命」「年中夢中」とは対極的な、何という控え目さ。(笑)

さらにやる気の無さ…と言うかユルさが感じられるのは、各キャラ達のネーミング。

めぐみ」「たかぎ」「けんた」は解るよ。
(「たかぎ」だけ名字なのが気にはなるけど)
像さんの「まんもす」もナイスな名前だよ。
小鳥の「こんどる」も軽くひねりが効いていてナイスだよ。

…で、熊さんの「なつみ」はどこから来た???
(個人的には好きなひねり方

そして、もぐらの「もぐろー」、もうひねりが感じられなくなってきた。

うさぎの「うさやま」は、立ち位置からして多分メインキャラクターだと思うので良しとしよう。

最後に残った、豚さんの「ぶたやま」……完全にネタ切れか面倒臭くなったのか…

西武新宿は始発駅なので、発車まで数分間はこの看板を眺めている事が出来る。

…するとね、何かぢわぢわと笑いが込み上げて来るのよ

多分、この広告制作者の思惑は、オラにはド直球でヒットしている。

…恐るべし。(笑)

まぁ、みなさんも時間に余裕があったら、たまには行ってあげてください

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2020年2月24日 (月)

つぶやき日記 ~「骨董品?西友ストアの毛布」2020春~

前回「丸井中野本店創業50年記念トランプ」からのつづきーっ!

またまた懐かしグッズが発掘されたぢょん

…というか、長い間目の前にあってたまに使っていながら、気付いていなかっただけの事ぉ~

それは、これぢゃ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西友ストアの毛布2020春-1101
毛ぉ布ぅぅぅぅぅ~~~~

タネも仕掛けも無い、ごく普通の毛布だ。

冬に時々こたつ用として使ったりしている。
触り心地が良くて厚みがあって暖かいので、結構重宝している

子供の頃からあったような記憶が…。

つい先日、この毛布を何気なく「ぺらりんちょ」とめくったら、この商品のタグが表面に出て来た。
なので、ちょいと見てみると…

おーまいがっ

アップでご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
西友ストアの毛布2020春-1102
せいゆぅぅぅぅぅぅーーーーーん

あらまっ、懐かしい(笑)

…そういえば、そうだったね。

そのタグには「ボンネル®スイート毛布 アクリル(ボンネル)100% seiyu store 三菱レイヨン」と刺繍されている。
ボンネル」は三菱レイヨンの素材の商品名のようだ。

この中で、何が懐かしいかって、西友ストアのロゴマークだよ

seiyu」の文字の左にある野球のボールのようなロゴは、関東地方…特に東京都民と埼玉県民は半数が知っている有名なものだ。

このロゴマークは何かというと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
西友ストアの毛布2020春-1103
しぇいぶしぇぇぇぇ~~~~~~ん

そう、西武線の車体にも掲げられている通り、西武グループのロゴマークなのだ。

漢字の「西」を丸くデザインしてある。
西武ライオンズが出来るはるか昔から使われているので、野球のボールと間違えないように。

…つまり、西友ストアは、昔は西武系列だったのだ。

昔の西武グループは鉄道系と百貨店(流通)系の2つがあり、創業者の息子2人がそれぞれトップに君臨していた。
(まさに殿様のように君臨していた)
流通系(セゾングループ)には西武百貨店・西友ストア・PARCO・無印良品・ファミリーマート等があり、吉野家ダンキンドーナツも一時セゾングループだった。

なので、西武沿線…特に駅前にこれらのお店が多くあるという訳。

今は、創業者の堤家は経営から完全に離れ(と言うか違法行為で失脚し)、これらの会社はバラバラになって別々のグループ会社に組み込まれていった。
絶対君主的な堤王国を知る世代にとっては、まさかの信じられない展開だったのだが…

西友ストアは、現在は米国ウォルマート社の傘下なので、西武時代の面影は僅かしか残っていない。
(商品の質はだいぶ変わった(価格と共に下がった)ね…)

この毛布ちゃんは、西武王国が華やかで繁栄していた時代の生き証人なのだ
(…生き毛布か(笑))

生地がしっかりしているので、まだまだ活躍してもらうわよん

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…とりあえず、今回はこんなところでぇ~。

また発掘されたらご紹介するねん

では、またぁ~~~

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2019年11月 4日 (月)

実物日記 ~「形あるもの、そろそろヤヴァい。東京・中野 新井薬師前」2019秋~

前回「形あるもの、意外と残る。2018新春」からのつづきーっ!

2019年10月末、1年9ヶ月ぶりにまた「あの場所」へ行ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
新井薬師前・崩壊アパート2019秋-2501
ろくどめぇ~~~~~

そう、西武新宿線「新井薬師前(あらいやくしまえ)」駅付近だ。

今からご紹介するモノは、2014年の春から5回に亘って経過をご紹介して来たが、ここしばらくは大きな変化が無かった。
だが、2019年の夏は超大型台風が3度も襲ってきたため、気になって調査しに来た

5年に亘って撮影していると、付近の景色も変化する訳で…
線路の向こう側にあった石材工場が、高層マンションに建て替わっている最中だ。

さて、ここはどこかと言うと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
新井薬師前・崩壊アパート2019秋-2502
(2018年のグーグルマップより)
だよん

…西武新宿駅(歌舞伎町)
…高田馬場駅(JR山手線と東京メトロ東西線との乗換駅)
…地下化区間の起点(新宿区と中野区の境)
…新井薬師前駅
…現在地
…沼袋駅
…地下化区間の終点(環七のアンダーパスの手前)

の間(中野区内)が地下に潜る範囲で、絶賛工事中。
途中には新井薬師前駅と「沼袋(ぬまぶくろ)」駅があって、この2駅が地下駅になるのだ。

ちなみに、「池袋(いけぶくろ)」駅はの「高田馬場(たかだのばば)」駅から北(上)に2つ目の所にある。

…おっ、電車がやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
新井薬師前・崩壊アパート2019秋-2503
めずらしいぃぃ~~~~~

52席の至福」(4000系)と言う、レストラン列車だ。
車内で一流シェフによるランチやディナーを楽しみながら、川越や秩父への旅が出来るのだ
これは新宿まで帰って来て、回送で車庫に戻っている途中。

運転日がそれほど無いので、出会えるのはかなりラッキー

ここから右に視線を移すと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
新井薬師前・崩壊アパート2019秋-2504
崩壊ぃぃぃぃぃ~~~~っ

そう、「崩壊アパート」なのだ。

老朽化して壁が剥がれ始めたところに、2014年末の大雪と強風で壁が完全に崩壊。
線路際に落ちると危険なので、壁を強制的に落下させ、周囲をフェンスで覆われてから5年になろうとしている…。
2019年の春以降に、フェンスに落書きされたねぇ…

ちなみに、今写っている列車(6000系)も、新宿線には2編成しかいないレアなモノなのだ
今日は珍しい列車がよく来るなぁ~。

さて、今回の台風3連発でどう変わったか…

アップで見ると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
新井薬師前・崩壊アパート2019秋-2505
…ちょいと変わったねぇ~。

パッと見は変化していないように感じるが、部屋の中がちょいと変化している。

1階も良く見えるように、斜めから見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
新井薬師前・崩壊アパート2019秋-2506
…あぁ、だいぶ進行しちょるのぉ~。

斜めから見ると、崩壊具合が進んでいるのがはっきりと判る。

以前の撮影時と比べると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
新井薬師前・崩壊アパート2019秋-2507
(2015年6月に撮影)
ありゃ、全然違うわ

2階の側壁下部が剥がれ落ち、部屋と流しの間の壁も剥がれかかっている。
とりあえず」的に塞いでいた障子は、完全に1階に落ちてしまったねぇ…。

…あぁ、1階の壁と窓も無くなってるわ

やはり、あの強風の連発はキツかったようだ…

2階をアップで見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
新井薬師前・崩壊アパート2019秋-2508
剥き出しぃぃぃぃぃ~~~~~っ

右にある洋服ダンスが、ついに剥き出しになった。
以前床にあったスーツケースや段ボールの箱は、床の崩落と共に1階へ消え去ったようだ。

左の流し(小窓)下部の壁も外側に膨らんで来たので、そろそろ崩落する感じぃ~

前回の撮影時と比べると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
新井薬師前・崩壊アパート2019秋-2509
(2018年1月に撮影)
まだ体裁を保っていたぞ

室内が丸見えになった。
中も歪んでいそうだねぇ…

よく見ると、右側面の窓に付いていた目隠し用の波板も、落ちちゃっているねぇ~。

アングルを変えて見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
新井薬師前・崩壊アパート2019秋-2510
タンスも剥がれかけてるぅぅぅぅぅーーーっ

やはり雨に直接触れると劣化が早いよねぇ。

今後は、「レタス」と書かれた段ボール箱の行方を見守るしかない。

これも、前回の撮影時と比べると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
新井薬師前・崩壊アパート2019秋-2511
(2018年1月に撮影)
ぢわぢわ進行中ぅぅぅぅ~~~~

2階の庇(ひさし)も半分以上落ちているし、その上の壁にひび割れも数本入っている。
ゆっくりと歪みが進行しているようだ。

これはそろそろ崩壊しそうだ。
大地震と台風が来たら、あと数年以内には壁が落ちるね。

みなさんも、注視して見守ってあげよう

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さて、崩壊するアパートとは対照的に、新井薬師前駅の地下化工事は鋭意進行中だ

2019年10月末現在の駅前のお姿は、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
新井薬師前・崩壊アパート2019秋-2512
空が広い~~~~~~

建物がすっかり無くなってしまったので、空が良く見える状態に。

撤去される前は、こんな感じだった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
新井薬師前・崩壊アパート2019秋-2513
(2018年5月に撮影)
全然違うよねぇ~~~~~~

まぁ、昔から沿線に住む者として観れば、「1970年代の新井薬師前駅の光景に戻った」状態だ。
跨線橋も北口改札(左のビル)も南口の平屋の駅前商店も無く、新宿方面のホームに行くには構内踏切を渡っていたからね。
強いて言えば「東京電力の送電線(鉄柱)が無い」くらいか。

正面に見える白いフェンスの位置に新宿方面の線路と地下ホームが出来る予定。
(今と違って、上りと下りの線路の間にホームがある「島式ホーム」になるよん)
急カーブ上の現在地からかなりずらしたので、カーブが緩くなって通過列車の速度も向上するだろう。

こちらは楽しみに見守ってあげよう

崩壊アパート、まだまだ気になる物件である…

…あぁ、諸行無常。(ー人ー)

(つづくと思うーっ!)

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2018年6月21日 (木)

旅日記 ~「秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ。その6・秩父駅からジンギスカン」2018春~

前回「その5・上長瀞駅と荒川橋梁2018春」からのつづきーっ!
「その1・西武秩父駅」はこちら

さぁ、今回の旅もいよいよラスト

荒川橋梁の貨物列車(ヲッキーズ)も撮れたし、お腹が空いたので秩父の街へ飲みに行こう
一応、西武秩父駅前のフードコートでホルモンなんぞを焼いて食べようと目論見ちう
秩父の町の飲食店は、観光客相手なので閉店時間が早いから、夕方のうちからスタートせねばっ

まずは、「上長瀞(かみながとろ)」駅へ戻ろう。

河原からすぐ上の道に出る。
実はこの道、昔の秩父鉄道の路線だったのだ。
荒川が渡れなかった明治時代、この少し先に初代の秩父駅が造られたとのこと。

線路沿いに坂道を上り、踏切を渡って、駅に到着ぅ~。
秩父(ちちぶ)」駅までの切符を買ってホームに入る。

ほどなく、列車がやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9601
お顔が黒ぉ~~~~い

この編成は7800系と言い、秩父鉄道では最新車両だ
(元東急8090系で、7500系とは兄弟分)

列車が着くと同時に、上り列車もやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9602
ちちぶぢぃーーーーーーーっ

有料急行「秩父路(ちちぶじ)」号だ
あちらは急行様なので、通過。

この急行様は6000系と言い、元は西武101系で、白い4000系と兄弟分。
(4000系の走行機器は、101系等からの再用品ッス)
西武の特急「ニューレッドアロー」号(10000系)のリクライニングシート(更新前のモノ)を再利用し、リッチな室内に改造されている
急行料金は一律200円とお安いので、ぜひ乗ってみてね(自由席のみ)

実は、オラはまだ乗ったことがナイ…
(いつも短距離移動ばっかりなので

こちらの列車のドアが開いた。
暑いのでそそくさと車内に入る。

すんずすぃぃぃぃぃ~~~~

けど、

すんげぇ~~~混んぢょるぅぅぅぅーーーー

好天の土曜日の夕方だ、観光客と学生でかなりの混雑だ。
なので、先頭の運転台のすぐ後ろで立つことにした。
(秩父路の撮影に気を取られて後で気付いたが、7800系は短い2両編成だったのだ…

列車が発車した。

そしてすぐに荒川橋梁へ突入ぅ~っ
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9603
おぉ、いぇい

線路上から見ると、すんごい光景ですな

そして、さっきまでいた場所を見ると…
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9604
完全に日陰ッス

右下の日陰の部分ね。

やや左奥の河原が長瀞ラインくだりの出発地点。
その上にある橋が、上長瀞駅からイチバン近い道路橋。

そして振り返って下流側を見ると…
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9605
ほぅほぅ。

舟下りにはちょうど良い、小さな段差がいくつも見えるねぇ~。
これなら面白そうだ

オラがいきなり鉄橋の上で両側を撮り出したので、すぐ近くに座っていた観光客のおねぃさんもつられて左右の車窓をキョロキョロ。
何か観光スポットがあるのかしら」という、超~判り易い表情をしていたッス。

そして、列車は快調に走り、さっきまで見ていた武州原谷駅等を高速で通過。
途中で、目の前にある遮断機の無い踏切を男子小学生が自転車で横切った時は、オラも運転士さんもヒヤッとしたが、少年は慣れた感じで余裕で通過して行った。
(これが大野原の踏切死亡事故につながっている行動なのだよ…。列車が見えたらとにかく手前で止まって、通過するまで待とうね

オラの疲労度と空腹度がMAXになりかけた頃、列車は秩父駅の構内に入って来た。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9606
をぅをっきーーーーーーーーっ

意外な所にヲッキーズがいたっ

もう貨物の時刻表を見ていなかったので、油断していたな…
これは撮らねばっ

列車を降りると同時にホームの後ろ(熊谷寄り)に移動し、ヲキフちゃんを激写
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9607
もへ~~~~~~~ん。

これが本日最後の「もへ~ん」顔になるのだろうか…

すぐに奥の信号機が青に変わり、ヲッキーズが「ガチャガチャガチャン」と連結器の轟音を立てた後、超ゆっくりと静かに動き出した。

…あぁ、もう行ってしまうのね。

今日はありがとうね、超~楽しかったよ

バイバイキ~~~~ン

さぁ、駅の外に出よう。

振り返って階段を下る前に、昼に見た黒い放置貨車も撮っておいた。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9608
十年一日」ですな。

昔から全く変わっていない。
サビ具合が進んでいるくらいか。

ちなみに、この広大な留置線は、ココに秩父セメントの巨大な工場があった名残だ。
かつてはデルタ状の引き込み線もあり、SLはココで方向転換をしていた。
終点の「三峰口(みつみねぐち)」駅に転車台(ターンテーブル)が出来てからは、デルタ線は使用されなくなり撤去された。

今は、なぁ~~~~んにも残っていないッス。

地下道を通って改札を出る。
改札は駅ビルの中にあり、お隣はおみやげがいっぱい売っている「じばさん(地場産業)センター」になっている。
なので、ちょいとお店を物色ぅ~。

余談だが、オラはこの「じばさんセンター」の文字を外で遠くから初めて見た時「じいさんばあさんセンター」と、まぢで読み間違えた。
…あ、駅に直結した老人施設なら、人も多くて安心だね」とまで思った。

ちゃんと漢字で「地場産センター」と書いたほうが解り易くて、観光客ももっと来る気がするんだけど…
地場産おみやげセンター」のほうが良くない

おみやげもオラ的には見慣れ過ぎたモノばかりだったので、今回は何も買わずに駅ビルを出た。
(このまま帰るなら、夜のおつまみ用にいっぱい買ったけどね

さて、今からどのように行動するかというと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9609
(2018年のグーグルマップより)
まで線路沿いに歩くっ

…秩父駅(現在地)
…御花畑駅
…西武秩父駅

駅が3つもあって距離が遠そうにも感じるが、のホーム端は80mくらいしか離れていない。
故に、まで歩いても1Kmくらいしかナイのだ

ノコちんに「秩父駅前の居酒屋にでも入る」と聞いたら「え~、食べた後は歩くのメンド臭くなるから、西武秩父駅前まで行っちゃおうよ~」とのお返事。

…確かに。

ノコちんはまだ未成年だから(もうすぐ二十歳)飲んでヘロヘロにはならないが、オラは麦汁様のダークパゥヲーによって脚力を奪われる可能性は否定出来ナイ…。

…おとなしく西武秩父駅まで歩きまひょ。

…ってなワケで、線路沿いに歩き出すと、すぐに列車がやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9610
きうこう~~~~~

再び急行「秩父路」号様の御成りだ

…いや、ヘッドマークには「急行 芝桜」と書かれている。
ゴールデンウィークだから、臨時急行かな
(さっきの列車も、違う柄の芝桜ヘッドマークが付いていたねぇ~

もう早く麦汁が飲みたいので、ノコちんへの秩父神社等の観光スポットの説明は全てパスし(笑)、ひたすら線路沿いに歩く。
線路沿いに歩いていれば、鉄ちゃんはどんな平凡な景色でも文句言わないのでね。

途中にあったレトロな建物だけは説明し、御花畑駅に到着。

改札前を素通りして、「秩父夜祭(ちちぶよまつり)」で有名な踏切に行くと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9611
しぇいぶしぇ~~~~ん

池袋(いけぶくろ)」行きの、2本目の直通列車(西武4000系)がやって来た。
この駅で西武鉄道の運転士さんに交代する。

今、列車が停まっているホームは直通列車専用で、1日に2往復しか停まらない。
なので、何気に貴重な光景なのだ。

すぐには発車しなさそうだったので、ノコちんにこの踏切の特殊性(この道路上だけ架線が外せる)をサクッと説明し、早足でお隣の踏切へ移動。

間に合ったぞ
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9612
…これだけしか離れていないからね。

目の前の踏切だけ架線柱が鉄製でゴツいのが判るっしょ。
その2本の柱の間だけ架線が外せるようになっていて、毎年12月3日の夜だけ外されて、巨大な曳山(ひきやま)が何台も通過する。
ココが夜祭りでイチバンの見所で、この踏切の周囲には人がたくさん集まる。

架線が外される」ということは、その間は列車が運休するので、夜祭りの日はご注意を
(夜祭の晩に架線を外している光景はこちらをクリック

運転士さんが交代して、出発前の点検をしている。
行先表示器も再チェックされたのか、種別の表示が動いたっぽいぞ。

何か、いつもと違う色が出ているぞ…
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9613
かいそっくーーーーーーーぅ

おぉっ激レアな「快速 池袋」行きになっちょるっ
(水色は「快速」で、オレンジが「急行」)

でも、すぐに元の「急行 池袋」に直っちゃった…

少し前までは、紫色の「快速急行 池袋」だったんだけどねぇ~。
ダイヤ改正で急行に格下げされちゃった。

確かに、8両編成で快速急行では、都心部では激混みになってしまう…
なので、途中の「飯能(はんのう)」駅で直前に10両編成の快速急行を先発させて、この列車はゆったりとした空間のまま池袋まで戻させるという作戦なのだろう。
急ぐ人は快速急行に乗り換えるだろうし(飯能始発なので座れる)、ボックスシートに座りたい観光客はゆったりしたいので、10分程度の時間の差は関係ないと思われる。
(どーせ、オッチャン達は車内でも飲んでるんだろ。

池袋行きが発車した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9614
今日は一度も乗っていないよぉぉぉぉぉ~~~~

秩父に来る時は必ず乗っているのに、今回は何度も眺めるだけ…

この踏切でクルッと振り返ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9615
斜め上にもいるーーーーーぅ

列車の前方ちょい上にも、もう1本お仲間が停まっているのが見えるっしょ。
あそこが西武秩父駅のホームだ。
(先頭車の手前連結面(トイレ)上部に見える高い位置にある架線柱が、西武秩父駅のホントのはじっこ

…で、この2本はお隣の「横瀬(よこぜ)」駅で連結するのだ。
西武秩父駅にいるのは三峰口駅からやって来た直通列車で、西武秩父駅で進行方向が変わる。

このような特殊な位置と地形上に造られた駅同士なので、素直に西武秩父駅での連結・切り離しが出来ないのだ。

列車が通過した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9616
一見どこにでもあるようなフツーの光景に見えるが…

…もうすでに隣の西武秩父駅構内にいる事実。(笑)

JRの「新宿(しんじゅく)~代々木(よよぎ)」駅のマジックに近い。

列車は連絡線を登って行く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9617
西武秩父駅、通過ぁ~~~~

正面の連絡線の編成の後ろに、左上の編成が横瀬駅でくっつくというシステム。

なんかフクザツだよねぇ…

でも、この複雑(ユニーク)さが秩父鉄道直通列車の魅力の1つでもある

バイバイキ~ン

踏切が開いたので、先へ進もう。
1つ上の写真に見える白いビルの横に細~い通路があって、そこが西武秩父駅開業当初からの両駅間の連絡通路になっている。
ケモノ道が連絡通路としてそのまま整備されたカンジだ。

すぐに西武秩父駅前に出た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9618
混んぢょる…

やはり、さっきの秩父駅前とは雲泥の差だ。
観光客はほとんどこちら側(と、すぐそばの国道沿い)に来ているようだ。

右のフードコートを軽く覗くも、ノコちんがご不満顔…
左のひなびたお店達でイイから、そっちで食べたい~」とリクエストが。

…えっ、イイの

悲しい目に遭ったんだけど、イイの

前回「ボブ」隊員と来た時には、店員の連携がダメダメで料理が一向に出て来ずに、お客達が怒って途中で帰ってしまうお店に入ってしまったのだ。
トイレ前も乱雑で、ビア樽に足をぶつけてしまう足場の狭さ。
お客の動線を完全に無視した店内配置で、店員も含めてみんな歩きにくそうだ。
店主にやる気が無いのか、片付けられない店員達なのだろう…

…まぁ、その店さえ避ければダイジョーヴか。

そうと決まれば、さっさと駅前広場の向こう側に移動しよう

…と、その前に。

目の前の武甲山をアップで撮っておこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9619
今回もありがとうございましたぁ~~~~

武甲山様のおかげで、今日も楽しいヲッキータイムを過ごせました

…ってか、前回よりもさらに削れてなくね???

中央に見えるピラミッド状のモノが、さらにハッキリしてきたんですけど…
あと20年もしたら、武甲山のこちら側は無くなってしまうのか…な

さぁ、お店探しだっ

とりあえず広場の向こう側に行き、「あの店」以外の店を見比べる。

おっ、横道の奥のほうにも鉄ちゃんが好きそうな焼き鳥屋もあるねぇ…
信号機や踏切警報機が光っている
(店の入口や店内に、鉄道グッズ(本物)がいっぱい展示してあるよん)

一通り見比べた結果、左に見えるジンギスカンのお店に決定~~~
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9620
(2018年のグーグルストリートビューより)
さぁ、行くわよ

お店の名前は「つくも」と言うようだ。

ちなみに、右に見える赤い建物が西武秩父駅のフードコートと温泉ね。
このビューの撮影時でも駐車場がビッシリだ

黄色い「一番搾り」ののぼりと提灯(ちょうちん)に吸い込まれるようにご入店~~~~
(観光客向けではナイ、地元住民向けの雰囲気の入口に一瞬躊躇(ちゅうちょ)したが…

カラカラ、カラカラ……

はい、いらっしゃい

…う、やっぱり。

完全に地元住民向けの小さなお店で、すでに地元のおじさん達が出来上がっていた。(笑)
…でも、悪くナイね

すぐに奥から店主が出て来て「ご飯終わっちゃったから、定食は出来ないんですよ~」と言って来た。
ジンギスカンが食べたくて来ましたー」と明るくお返事したら「あ、どうぞ、どうぞ」とダチョウ倶楽部のように歓迎された。(笑)

そして、お店のママらしき人に手前のテーブルに案内される。
…ってか、そこしか空いていない。

メニューを見ると、ジンギスカンは種類は2つ(ラムかマトン)しかないので、選ぶ間もなく店主が「ジンギスカン2人前でイイねえ~」と言ってきてオーダー完了。

…早い。(笑)

オラは麦汁を、ノコちんは柔らかドリンク(ソフトドリンク)をご注文。

そして、カンパァ~~~~~~~~イ

ごくごく。

うんめぇぇぇぇぇ~~~~~

いやぁ~、今日はイイ一日だった

これでこのお店が「残念な店」でなかったらカンペキだな
少しドキドキ

すぐに、カセットコンロとジンギスカン鍋がやって来た。

早いねぇ~~~

これで「残念ポイント」の憂いが1つ消えた。

野菜とお肉ちゃんもすぐにやって来ました

さぁ、焼くぞぉ~~~~

…と思ったら。

横にいたおじさんが「そのヒモを引っ張って換気扇回してね」と一言。

…そうだよねぇ~、店内がケムケムになっちゃう

ノコちんがヒモをクイッと引っ張って、お準備完了

まずは脂身を鍋に馴染ませて、野菜とお肉を載せると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9621
(ノコちんが撮影)
わくわく

お鍋が「ぢゅーぢゅー」と心地良いサウンドを奏で始めた
早く焼けないかな

その間、隣のおじさん達を見ていると……何か書いているね。
よく見ると、みんなで競馬の予想をしているようだ。
お店のママまで一緒に飲みながら予想いているよ。

オ肉ガ焼ケタゾーーーーーー

いっただっきまぁ~~~~っす

もぐもぐ…

うんまぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーいっ

この店、アタリーーーーーーーーっ

いやぁ~、イイよ、ココ
残念ポイント」はゼロだ。
何の心配もなく、安心して美味しく食べられるぞ

たった数軒しか離れていないのに、何だろう、この質の差は。(笑)

ノコちんも黙々と食べている。
お気に召されたようだ。

朝から「みそポテト」しか食べていなかったので、腹減りまくりぢゃ

あっと言う間に食べ切ってしまったので、壁に書いてあったホルモンも各種頼んでみることにした。

ホルモンもくださぁ~い」と言うと、ママさんが立ち上がって「どれにします」と聞いて来た。
全種類1つずつ」と言ったら真顔で「食べ切れませんよ」と一言。

…我々の体型を見れば判るっしょ。(笑)

朝から何も食べていないので、ぜぇ~んぜん余裕ッス~」と答えると、とりあえず半分の4種類を用意してくれることに。

焼き台も専用のモノに交換され、お肉様がやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9622
(ノコちんが撮影)
ホルモン」ちゅうより「焼肉」ぢゃーーーーーーい

…これは美味そうだ

早速、ぢゅーぢゅーと焼く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9623
(ノコちんが撮影)
あぁ、この香りと光景だけで飲める

そして、もぐもぐ…

麦汁10杯おかわりーーーーーーーーっ

うんめぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーっ

次回もこの店ぢゃ

あー、もう麦汁のペースが止まらなぁ~い

結局、追加で全種類のホルモンをご注文~
ママさん、ほら~、全部食べられたぢゃん。

でも、ママさんはすっかりおじさん達と飲んで予想して盛り上がっている。

なので、ココからは東南アジアのおねぃさんが料理や飲み物を運んで来るようになった。
…店員さんだったのね。

このおねぃさん、性格が明るくて話しやすい
色々ハナシを聞いちゃった

幸せタイムを過ごしていたら、もう閉店時間になったようだ。
ただ今、19時過ぎ。

…早くね???

でも、おじさん達も会計しているし、オラ達もお会計~~~。

ごちそうさまぁ~」と気分良くお店を出ると…
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9624
真っ暗くらすけ

お店の看板の照明も消え、周辺は真っ暗に…

19時半でこの暗さかい…。

まぁ、そうだよね。
今から東京まで戻ると、最速でも21時だ。
フツーに帰れば22時にはなるだろう。
観光客はもうほとんどいない時間だよねぇ…

秩父にはホテルがあまりないし、「泊まったことがある」と言う人に出会ったこともナイしぃ~。
完全に「日帰り旅」メインの場所なんだね、秩父って。
(まぁ、「駅前」というのもあるのだろう。国道沿いはどうなのかな

この周辺で明るいのはココだけだ。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9625
楽天地ぃぃぃぃ~~~~

砂漠のオアシス、荒野のラスベガスのように、西武秩父駅だけが光り輝いている
昔はもっと地味で薄暗かったんだけどねぇ…

とりあえず、改札前まで行って列車の時間を調べる。

…で、気が付いたら手元に…
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9626
買っちまったよ。

やはりココは気分良く「レッドアロー」様でご帰還でしょう

発車は20:25なので、50分くらい余裕が出来た。
ほな、駅周辺を探検しまひょかぁ~~~。

手持ちの貨物時刻表には、そろそろ1本来ることになっている。
なので、暗くて細い道を歩いて、今日一番最初に見た西武秩父駅の目の前にある踏切へ行くことに…。
(ノコちんの、たっての希望なので)

踏切で待つ。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9627
…何も来ねぇーよ。

電車は来るが、貨物列車の来る気配はまるでナイ。
(右の明るいのが西武秩父駅で、奥の赤い信号が御花畑駅ね)

明日は日曜日なので、鉱山(三輪駅)に送り込む列車は運休になっているのだろう…。

結局、何の成果もないまま、再び西武秩父駅前に戻る。

そして、おトイレ様に行くついでにフードコートを探検~~~
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9628
ふむふむ。

左上のホルモン以外は、全部「軽食・スイーツ」か「定食」系ね。
飲んで楽しめるメニューは少なそうだ。
(ホルモンは焼き台がある専用のテーブルでのみ食事可)

やっぱ「つくも」に入って正解だったようだな

では、れっだろーに乗り込む前に、麦汁とおつまみの買い出しぢゃーーーーい

売店はおみやげコーナーの奥(改札寄り)なので、ついでにおみやげも眺める。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9629
ほうほう。

パワスポ女子向けの新しい商品も増えているようだが、昔ながらの定番アイテムも結構残っているカンジ。
商品内容は秩父駅の「じばさんセンター」とあまり変わらない気もするのだが、この人の数の差は…

売店(コンビニ)で買い込んで、改札前に到着ぅ~。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9630
何かムーディ~~~~~

ピンクのライトが、天井の高さと雰囲気を盛り上げてますな

もう乗れる時間になったので、改札を通って特急ホームに行くと…
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9631
おぉ、いぇい

超~久々の「レッドアロークラシック」号だっ

見るだけならさんざん秩父で出会っているのだが、乗るとなると超~久々だ。

旅のシメに相応しい車両ぢゃぁ~~~~

いそいそと車内に入る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9632
快適ぃぃぃぃぃぃ~~~~

白い4000系には悪いけど、今日はれっだろーで帰らせて 

指定された席に着く。
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9633
ゆったり

…あれ、席が後ろ向きだ。

全車両の席が進行方向後ろ向きにセットされている。

途中の飯能駅で進行方向が変わるので、このような措置がなされているのだろう。
夜は景色が全く見えないから構わないけど、日中の列車も後ろ向きなのかな
秩父から日中に発車する特急の席をまじまじと見たことがナイので、今度チェックしてみよう

さっそく、買い込んだ「お楽しみグッズ」をテーブルに載せる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9634
これで道中も安心

乗車時間は80分なので、軽めにしておいたッス。
(おいおい、さっきどんだけ飲んだんだっけ

列車は静かに発車。
そして実に快適に里へと下りていく。

…ってか、速いよ、れっだろー。
各駅停車とは明らかに所要時間が違う。

もっとゆっくり走ってくれないと、麦汁飲み切らないよぉぉぉぉ~~~ぅ

本来だったら2人とも途中の「所沢(ところざわ)」駅で降りたほうがラクなのだが(朝の集合駅ね)、帰りは池袋まで直行~。
そしてJR山手線に乗り換えて、それぞれのおウチへ帰りましたとさ。

今日はサイコーの一日だった
ノコちん、ありがとーーーー

また絶対秩父に遊びに行こうね
(ヲッキーズが最大の目的だけど)

みなさんも、ぜひ秩父に行ったら、この「もへ~~ん」顔を見てあげてね
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秩父鉄道の貨車「ヲキ」を楽しむ・その6秩父駅からジンギスカン2018春-9635
もへ~~~~~ん

秩父は地味だけど、楽しみ方の幅が広くて奥が深過ぎるのぢゃ
色々体験してみてね。

それぢゃぁねぇ~~~~ん

(おしまーい)

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