旅と鉄道(03関東)

2023年7月31日 (月)

お仕事日記 ~「隅田川花火大会に仕事で行ってきた」2023夏~

このクソ暑い日に休日出勤かよぉぉぉぉーーーーっ

2023年7月29日、東京の「浅草(あさくさ)」駅付近で行われた「隅田川花火大会」に「お仕事」として行ってきた。
コロナ禍の影響で、4年ぶりに開催されるとの事。
なので、来場者数はとんでもない事になりそうな気配…
例年は100万人くらいとの事なので、それよりは少し多いくらいか…と。
(結果的には103万人だそうで)

100万人と言えば、秋田県や香川県の人口よりも多い。
今日この数時間で、宮崎・富山・山形県クラスの全県民が一斉に移動する事になる。
(ちなみに、東京都の人口は1400万人

こんな日本最大級のイベントの警備をやれと言われても……本当に出来るのか???

まぁ、とりあえず、会場の集合場所(墨田区の「向島(むこうじま)」)まで行く事にしよう。

お家を昼に出発し、電車を乗り継いで地下鉄銀座線浅草駅に到着。

地下鉄車内はやや混んではいるものの、まだまだ余裕はある。
浴衣姿の人も多く、明らかに普段の日とは違った雰囲気。

集合時間ギリギリに来ると、大混雑で身動きが取れなくなるから、余裕をもって早めに来~い」と言われていたので、素直に30分ほど早めに浅草駅に到着した。

駅前の交差点には、すでに大勢の観光客が。
そして、警察の機動隊の皆さんも集結して、交通整理(通行止め等)の準備をしている。
企業の広告が入ったうちわを配っている人達もいて、あっという間に手元になくなるくらい、多くの通行人が持って行った。
オラも、信号待ちの時に1個もらったぢょん

すぐそばに有名な「雷門(かみなりもん)」があるのだけど、今日は酷暑と混雑で、そこまで行く気力・体力が無い。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・浅草・向島「隅田川花火大会に仕事で行ってきた」2023夏-1001
(2022年5月に撮影)
ごろごろどっかぁぁぁぁーーーーーん

恐らく、雷門前は浴衣姿の観光客が記念撮影しまくって、ごった返していることだろう…

駅前に立って思った事は、「浴衣姿の外国人観光客がものすごく多い」という事。
洋の東西を問わず、どの女性もきれいに着こなしている。
超かわいいグループがいると、ほとんどが中国語を話している。
中国・台湾・香港・韓国からの観光客だけで、日本人と同じくらいの数がいるのでは…という感じ。
その次に、西洋人とインド系の観光客が少しいるという状態。
西洋美女の浴衣姿は、芸術作品ものよ

さて、日なたの混雑した交差点にいるのもキツいので、さっさと移動しよう。

この界隈は、以前にお仕事で2回来ているので、道には詳しい。
(以前書いた浅草・向島エリアの日記「東京・朝の浅草プチ観光その1・仲見世と雷門・2022春」はこちらをクリック

最短ルートで集合場所まで移動しようと思って歩き出したら、何と、すでに通行止めになっていた。
駅前の公衆トイレも使えなくなっていたので「おーまいがっ」状態。(笑)

橋の上から花火見物が出来ないように、通行止めになっている(これからなる)橋も多い。
なので、少し遠回りだけど、浅草駅前の吾妻橋を渡って墨田区役所と隅田川の間の道を通り抜けて行く事にした。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・浅草・向島「隅田川花火大会に仕事で行ってきた」2023夏-1002
(2022年5月に撮影)
ビール飲みてぇぇぇぇぇーーーーーぃ

このクソ暑い日にビールジョッキをオラに見せたらダメでしょ。(笑)

お金持ちは、このアサヒビールのビルのレストランから、優雅に花火見物をするんだろうねぇ~。

対岸の、高速道路の下の細い道をいそいそと歩く。
貴重な日陰スポットだぞ

でも、この道もあと少しで通行止めになるとの事。

…これは早く来て正解だ

花火は、奥に見える東武線の鉄橋の左奥で打ち上げられるとの事。
我々の集合場所は、その対岸付近。

今日は絶対に飲み物の自販機は全て売り切れになるぞ」と思ったオラ、とりあえず2本買っておいた。
会社支給の飲み物もあるそうなので、とりあえず2本でいいだろう…
(イベントの警備って、始まっちゃうと水を飲む時間もないくらいに忙しくなるのよ)

炎天下の集合場所に到着。

すると、仲間の隊員がいて「もうみんな、すぐ近くのテント(詰所)に移動しているよ~」との事。
オラもさっさとテントの日陰に移動しよう。

さて、今はどこにいるのかと言うと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・浅草・向島「隅田川花火大会に仕事で行ってきた」2023夏-1003
(2023年のグーグルマップより)
の位置から少し左下の場所だよん

…浅草駅(東武・東京メトロ・都営地下鉄)
…花火観覧エリア
…花火の打ち上げ場所

周囲に駅はたくさんあるのだが、浅草駅周辺を走る路線はどれも輸送能力が低い
ほとんどが小型の6~8両編成なので、帰りは乗れないのでは…と思った。
(案の定、改札で入場規制が掛かっていた)
この付近で一番輸送力があるのは、「押上(おしあげ)」駅の地下鉄半蔵門線だ。

帰りはよく考えてから行動しよう…っと。

仲間と合流したけど、みんな暑さでヘロヘロ顔だ。
今日は社長も一般隊員として来ていたのだけど、あまりの暑さにウンザリ顔。(笑)

しばらくして、警備員全体の朝礼が始まった。

全体的にはものすごい数の警備員が配置されていて、ここにいる集団はそのうちの1つに過ぎない。
敬礼の後、部隊長等のあいさつが手短に行われて、いったん解散。

各警備会社ごとに担当が違っていて、我々は歩行者の案内と誘導を行うとの事。

以前、別の花火大会で地獄絵図の中に放り込まれてダウン寸前にまでなったので、今回はそうならないように願いたい…。
(イベント警備は、実行委員の事前計画と準備次第で、地獄にも天国にもなる)

今回の隅田川花火大会は、「立ち止まらずに歩きながら花火を鑑賞する」という方法をお願いしている。
だけど、こういうイベントって、絶対に立ち止まってスマホ掲げて撮影しだすんだよねぇ…
どこまで立ち止まる事を抑止出来るか
まぁ、今までの経験から言って、半分以上は無理だろう…。

歩きながら見るのは、打ち上げ場所に一番近い、隅田川の土手の歩道の部分。
それ以外の指定された場所では、座って見物する事が出来る。

その場所は、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・浅草・向島「隅田川花火大会に仕事で行ってきた」2023夏-1004
(2023年のグーグルストリートビューより)
道の上ぇぇぇぇぇ~~~~~~~いっ

この「墨堤通り(ぼくていどおり)」の車道を通行止めにして、右半分を観覧スペースにする。
左側は、緊急車両が通れるように空けておく。

左側の木々の裏側が土手の歩道で、手前から奥への一方通行になる。
そこを歩きながら花火鑑賞してもらうという計画。

右側の高速下の歩道は、自由に歩ける。
仮設トイレも、この歩道にたくさん設置される。
(女子トイレが圧倒的に多く、男子トイレは1/3くらいしかない)

出店(露店の屋台)は、東京都が許可しない方針らしく、一切見掛けない。
近隣の飲食店が、焼きそばやかき氷等を売っているようだ。

この観覧スペース、ご覧のように、頭上には高速道路があり、目の前には桜の木が並んでいるので、場所によっては上手く見えない。
土手の歩道のフェンスには、わざと「一方通行→」と書かれた横断幕が長~く張られているので、前に行ったからと言って完全に見える訳ではない。

土手の下にある観覧席(有料なのかな招待客用なのかな)だと、はっきり見える。

一番良いのは規制区域外の、対岸の土手や、少し離れた橋の上から見る事だ。
リッチな人は、付近のビルのレストランやバーから見るという方法もあるだろう。
オフィスがある人はラッキーだよね

18時の時報と共に、人々が一斉に車道に流れ込んだ。

まだ交通規制が完全に済んだ訳ではないので、車がやって来る。
これが一番危険な状態だった…。
車の流れが完全にストップしたら、後は花火が上がるまでは、しばしの静寂が訪れる。
その間に我々は準備を済ませて、スタンバイ。

19時、花火大会が始まった。

最初は、花火は穏やかに上がっていたのだが、段々迫力が増してきた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・浅草・向島「隅田川花火大会に仕事で行ってきた」2023夏-1005
(2016年4月に別の祭りで撮影)
おぉ、いぇい

最初の大きな花火が「どどぉぉぉぉーーーーーん」と炸裂すると、途端に大勢の人が土手の歩道に集まって来た。

案の定、中盤頃になると立ち止まる人ばかりになって、全く動かない状態に…

このままでは事故が起きるので、警察官と共に一生懸命に「ゆっくりでいいので歩いてくださーいっ!!」と、警備員みんなが叫びまくる。
警察の判断により、いったん人が減るまで入場規制を掛けたりして、土手の歩道にいる人の数を調整する。

ずっと声を出して喋りまくっているので、のどが痛くなってきた。

…まぁ、6時間くらいカラオケで歌いっ放しするよりは楽だけど(笑)

その混雑とは別に、路上で座っている人達は、動き回らずに実におとなしく盛り上がっている。
迫力がある花火が上がる度に、大歓声が起きる。
相当飲んでいる人も多いようで、何人かは警察官のお世話になっていたり…
(暴れている訳ではないよ)

仕事中は花火を見るな(警備に集中しろ)」と強く言われていたけど、自分が立っている場所は目の前に桜の木があるので、打ち上がった瞬間と散っていく燃えカスしか見る事が出来ないので、物理的に不可能だ。(笑)
ちょうど対岸で打ち上げているので、その音は大迫力で聞く事が出来る。
戦車や戦艦が大砲を撃っているくらいの音量だ。

まぁ、どうせTV中継もあるし、Youtubeにたくさんアップされるだろうから、後日観ればいいからね

後半になると、人の流れが逆方向になりだした。
賢い人は、「早めに浅草駅まで戻ってしまおう」という訳だ。

1時間半ほどで(20時半頃)、今年の隅田川花火大会は終了した。

すると、みんな一斉に帰りだした。
気を付けてゆっくり歩いてくださーい」と声を掛けると、何故か外国人ばかりが「ありがとうお疲れ様っ」と挨拶してくれる。
お疲れ様」って、もはや世界に通じる日本語なのかぇ!?(笑)
(まぁ、日本のドラマ・映画・アニメを見ていたら覚えるよね)

会場のアナウンスでは「現在、浅草駅は入場規制が掛かっていて、相当な時間が掛かります。上野駅南千住駅まで歩くと乗りやすいので、ご協力をお願いします」と言っている。

…どっちも相当歩くんですけどぉ~。

やはり、浅草界隈の最大のネックは「鉄道の輸送能力が低い」という事だ。
近くの外の駅まで行っても、浅草駅と同じ路線なので、乗り込む事が出来ない。
JRの複々線並みの輸送能力があれば、1時間くらいの混雑で済むんだけどねぇ…。

さて、オラはどうするか

浅草駅の南にある「蔵前(くらまえ)」駅まで歩いて、地下鉄大江戸線で帰るか
時間は掛かるけど、他の路線に乗り換えないで帰る事が出来る。
普段乗っている一般的なルートの、地下鉄銀座線東西線西武新宿線だと…無理かな
まぁ、お仕事が終わる時間までには、混雑が収まっていればいいけどねぇ~。

22時、お仕事が終了して解散となった。

ダメ元で銀座線の浅草駅に行くと、混雑が収まっていて、そこそこ混んではいたけどすんなり乗車出来た。
(しかも座れた
なので、そのまま「日本橋(にほんばし)」駅まで行き、東西線に乗り換え。
東西線はガラガラで快適だったので、西武新宿線に乗り換えずに、そのまま終点の「中野(なかの)」駅まで行って下車。
そこからテコテコ歩く。

…あっ今夜のおつまみが無いっ

途中のコンビニで少しだけおかずを買って、何とか24時前に帰宅。
(一応、会社から夕飯代わりのサンドウィッチが支給されたけど、足りる訳がない

さて、ガラガラ声になる直前の、痛め切った喉を癒さなくては。

良薬口に苦し」と言われているので、苦い液体のお薬を飲もうね

キンキンに冷やしたビールをジョッキに注いで…

プハァーーーーーーーーーーっ

生き返るぅぅぅぅ~~~~~ん

この1杯の為にお仕事をしているようなものだ。(笑)

今年の隅田川花火大会の警備は、以前の外のに比べたら平穏だったな…
次の土曜日も花火大会があるそうなんだけど、出来ればご遠慮したい。

まぁ、とりあえず、今年もタダで(金もらって)花火が観られたから、良しとしますか。

ではでは~

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2023年6月26日 (月)

お散歩日記 ~「縮尺1/1のジオラマです。品川・大崎広小路駅」2023初夏~

いやぁ~、最近は夜勤も多いよ…

日勤→夜勤→日勤と、寝る間もなく働かれている今日この頃。
…と言っても、1勤務当たりの実労働時間はそれほど長くはないし、互いの勤務地も家からそれほど遠くはないので、寝る時間は何とか確保出来ているけどぉ~。
(連勤後は爆睡よ

今回は、梅雨時なので雨で常駐現場が中止になった時に、代わりに行かされた現場の近くで見た光景をご紹介
(雨でもやる現場はあるんだよぉ~~~~ん

今回の場所は、東京都の品川区にある、東急池上線「大崎広小路(おおさきひろこうじ)」駅。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・品川「縮尺1/1のジオラマです。東急池上線・大崎広小路駅」2023初夏-1001
(2023年のグーグルマップより)
の位置ね

…大崎広小路駅
…品川駅
…北品川駅

品川区の中央北部にある、ごくごく小さなローカル駅。

すぐ近くにJR山手線の「五反田(ごたんだ)」駅があり、その「街の端っこ」という感じ。
実際、駅前から五反田駅が目の前に見え、駅間距離も300mほどしかない。
さらに、南東に600mほどの距離にはJRのジャンクション駅「大崎(おおさき)」駅もあり、正直言って「こんな所にこの駅は必要なの」という謎の存在だ。
まぁ、開業した当時はこの辺が繁華街だったので、「その名残り」と考えたほうが良さそうだ

この東急池上線、天下の大東京の山手線の駅から発着する路線なのに、列車は全て3両編成と極端に短い。
しかも、車体長も標準より2m短い18mしかない。
バスよりは輸送量は多いけど、「ゆりかもめ」等の新交通システムとそれほど輸送力に差は無い。
なので、「東京の(おしゃれな)下町のローカル線」という雰囲気が強い。
(以前書いた池上線の日記はこちらをクリック

余談だが、地図上にあるの「品川(しながわ)」駅は、品川区ではなく港区にある。

みなさん意外と気付いていないのだが、品川駅の南側に京急の「北品川(きたしながわ)」駅がある。(地図の
こちらはちゃんと品川区にある。

そして、「目黒(めぐろ)」駅(地図の左上の駅)は品川区にあり、目黒区ではない。
(駅前は目黒区だけどぉ~)

この2つは、品川区が仕掛けた大きな罠だ。

さてさて。

この大崎広小路駅、駅前に来たのは数億年ぶりだ。
まだ緑色の旧型電車が走っていた時代だったと思う。

駅前は、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・品川「縮尺1/1のジオラマです。東急池上線・大崎広小路駅」2023初夏-1002
大都会ぃぃぃぃ~~~~~~~~~っ

駅前には、環状6号線・通称「山手通り(やまてどおり)」が通っていて、目の前には国道1号線との交差点もあり、交通量が終日激しいので大都会の駅の雰囲気もするが、駅の規模は超ローカル級だ。

ここから左側を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・品川「縮尺1/1のジオラマです。東急池上線・大崎広小路駅」2023初夏-1003
ビルのはざまぁぁぁぁ~~~~~~っ

大きなオフィスビルに囲まれた、小さな駅だ。

この光景を見ているうちに、ふと思った。

…これって、鉄道模型のジオラマっぽくね

ビルの大きさや配置といい、駅前の道路といい、鉄橋のデザインといい、限りなく鉄道模型のジオラマっぽいのだ。
しかも、「完成品を買って来て、そのまま置いてみた」という感じだ。

専門的に言うと「TOMIX感が半端ない」。(笑)
(TOMIX(トミックス)は、日本のおもちゃメーカー「タカラトミー」のブランド名)

やって来る電車も3両編成なので、部屋に置く小型レイアウト(ジオラマ)にはちょうど良い。
6畳間で遊べるサイズだね

山手通りも入るように撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・品川「縮尺1/1のジオラマです。東急池上線・大崎広小路駅」2023初夏-1004
都会風ミニレイアウトぉぉぉ~~~ぅ

う~ん、TOMIXのカタログに出て来てもおかしくはない。
KATO(カトー)ではないな。

縮尺1/1のジオラマだ

ちなみに、鉄橋の奥に見える黄色と黒のお店は、「ラーメン タロー」と言う。

どこかで聞いた事のある名前だなぁ…

しかも、お店の上はこんな看板が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・品川「縮尺1/1のジオラマです。東急池上線・大崎広小路駅」2023初夏-1005
(2023年のグーグルストリートビューより)
ニンニク推奨ぉぉぉ~~~~~~~ぅ

ニンニク入れましょう!!」だって。(笑)

これも聞いた事あるなぁ…

このお店、有名な本家のパクリなのか、リスペクトなのか。
それとも、こちらが本家なのか!?

職人さん達が、ここで昼食を摂って帰ったよ。
その間、我々は雨の車道上で車の見張り番。

まぁ、仕事も午前中で終わったし、楽しかったからいいっか

以上、東京の隠れたジオラマ風スポットでしたとさ

では、またぁ~~~

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2023年6月 5日 (月)

お散歩日記 ~「品川・シーサイドの八潮橋」2023春~

いやぁ~、最近は日曜日しか休ませてくれないよ…

本来は「土日祝休み」という話しだったので入社したけど、最近は仕事(受注)が多過ぎて、日・祝にしか休めない感じぃ~。
…まぁ、道路工事の現場は雨が降ると中止になってしまうので、土曜日に出勤しておけば、雨が降った日は土曜出勤分の振り替え休日として堂々と休めるので、それほど苦痛でもないんだけどぉ。
特に梅雨時は雨が多いので、積極的に土曜日出勤しておかないと…
(出勤日数が足りないと、当然給料が減るのでね)

…という訳で、今回は土曜日出勤で常駐現場以外の場所に行かされた時に見た光景をご紹介

今回の場所は、東京都の品川区にある、「八潮橋(やしおばし)」。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・品川「シーサイドの八潮橋」2023春-1001
(2023年のグーグルマップより)
の位置ね

…東京駅
…八潮橋

品川区のはじっこ(湾岸部)にあり、京浜運河に架かる橋だ。
すごく大雑把に言うと、「東京(とうきょう)」駅と羽田空港の間にある。
の右斜め上(港の対岸ね)にある島は、一般的に言うと「お台場」だ。

アップで見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・品川「シーサイドの八潮橋」2023春-1002
(2023年のグーグルマップより)
しぃさいどぉぉぉぉ~~~~~~~ぅ

東京港にほど近く、大きな公園と団地と鉄道の車両基地とコンテナ埠頭がある島につながっている、重要な橋だ。

橋のすぐ横には首都高速の湾岸線(と中央環状線)があり、そしてその横には東海道新幹線の車両基地が、さらに横にはJR貨物の「東京貨物ターミナル(とうきょうかもつたーみなる)」駅がある。
線路の海側は全てコンテナ埠頭と倉庫で、住宅はほとんどない。

逆に、橋から内陸側は住宅とオフィスの街になっていて、橋を境にまるで景色が違っている。

仕事が早く終わったので、最寄り駅のりんかい線品川シーサイド(しながわしーさいど)」駅までテコテコ歩く事にした。
朝の集合場所が、大田区にある東京モノレールの「流通センター(りゅうつうせんたー)」駅だったので、仕事中に大分移動した事になる。
(仕事の内容によっては、移動しながら仕事をする場合もある)

木々に囲まれた公園のはじっこを歩き、八潮橋に差し掛かった時、急に目の前が開けて都会的な光景が現れた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・品川「シーサイドの八潮橋」2023春-1003
これぞ東京ぉぉぉぉぉ~~~~~~ぅ

運河とモノレールとタワーマンションとオフィスビル……東京湾岸のエキスが詰まっているね

おまけに、モーターボートが通り掛ったので、急いで撮ってみた。
なかなか良い感じに撮れたんでな~い

この八潮橋、S字にカーブしていて、ちょっと変わった形をしている。
以前、那覇に行った時にもS字橋があったなぁ…
(その橋が架かっている湖の名前は「漫湖」と言う。気になる方はこちらをクリック

目の前の青緑色のオフィスビルの所が、品川シーサイド駅だ。
運河上を走っているモノレールには駅は無く、右奥のほうに「天王洲アイル(てんのうずあいる)」駅が、左の先には「大井競馬場前(おおいけいばじょうまえ)」駅がある。
八潮橋を降り切って少し進むと、京急線の「青物横丁(あおものよこちょう)」駅と「鮫洲(さめず)」駅もあり、湾岸部にしては交通の便が良い

JR西日本の「博多南(はかたみなみ)」駅みたいに、東海道新幹線の車両基地内にも駅を造ってくれると、東京駅からダイレクトに来れるので便利になるんだけどねぇ~。
まぁ、その代わりに、東京駅方面から羽田空港までJR東日本が線路を伸ばす計画が動き出したから、その時にここにも駅が出来たらラッキーですな
(線路は、東京貨物ターミナルにつながっている貨物線の一部を再利用する)

さてさて。

ここから左側を見てみると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・品川「シーサイドの八潮橋」2023春-1004
うぉーたぁーふろんとぉぉぉ~~~ぅ

幅の広い京浜運河と、モノレールと団地と倉庫群……東京ウォーターフロントぢゃ

この辺りを船で通ると、頭上にモノレールが豪快に走り抜けていく姿を見る事が出来る。
なかなかカッチョエェ~で

奥に見える茶色い団地の周囲には巨大な公園があり、かなり緑豊かな環境なのだ
その右横、運河上にクリーム色の柱のような物が建っているでしょ、そこが団地の入り口の人道橋で「かもめ橋」と言う。
かもめ橋の奥に、大井競馬場前駅がある。

東京モノレールに乗る時は、海側の席に座ると、東京湾岸観光が出来るよん
レインボーブリッジが、何にも遮られずにデカデカと見える)

そのモノレールが、奥からやって来るのが見えた。

タイミングを合わせて……今だっ
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・品川「シーサイドの八潮橋」2023春-1005
おぉ、いぇい

カッチョエェ~く撮れたでぇ~

たまたま来た列車がラッピング車両だったので、色彩的にはちょいとぼんやりした感じになってしまったなぁ…。
列車のカラーリングは何種類かあり、結構印象が異なる。
個人的には、昔の赤い色が好きなんだけどなぁ~。
(以前書いた東京モノレールの日記は、こちらをクリック

さて、写真も撮れたので帰りますか。
仕事でかなり歩き回ったので、疲れたよ…。

土曜日だったので、品川シーサイド駅から座って帰ろうと思っていたら……まさかの激混みでしたとさ。
(たまたま前の列車との間隔が開いている列車で、お台場周辺から帰って来る人達がたくさん乗っていたので)
まぁ途中で座れたので、良しとしましょう

以上、東京ウォーターフロントの隠れた観光スポットでしたとさ

では、またぁ~~~

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2023年5月22日 (月)

お散歩日記 ~「一枚の写真から:新宿・売る気のない自販機」2023春~

今回はサックリと。

ここ最近、夜勤に駆り出される事が多い。
そのため、東京都の中心地「新宿(しんじゅく)」駅周辺を、夜中にうろうろしている時がある。

そこで、昔から気になっていた「売る気のない自販機」と、じ~っくりご対面出来る時間があったので、撮ってみた。

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・新宿「アルタ裏にある売る気のない自販機」2023春-1001
値段も位置も高過ぎぃぃぃ~~~~っ

まぁ、値段は最近の値上げで180円前後になったので、ある意味では仕方が無い。

だが、何だよ、この設置位置は…。

身長が170~180cmくらいの人でも、最上段のボタンに手が届くかどうか…だ。
子供や小柄な女性では、まず無理だろう。

車いす対応の親切な自販機には、コイン投入口くらいの低い位置に「最上段の飲み物は、こちらボタンでも買えます」と書かれてボタンが並んでいるが、これは全くの非対応。
踏み台があるとはいえ、この高さではほとんど役に立っていない。

上から目線の、高飛車な商売してまんなぁ~。

記憶では、20年以上も前からこの位置にあったと思うので、売り上げはそれなりにあるのだろう。

設置場所は、「新宿アルタ」の裏口なので、東京観光の1つとして見てやってくださいな

では、またぁ~~~~

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2023年5月15日 (月)

お散歩日記 ~「へめへめくつじ。世田谷・八幡山」2023春~

いやぁ~、ゴールデンウィーク中は仕事が無かったので、強制的にのんびりさせられたよ。

その反動で、5月出勤日数がギリギリの状態…。
なので、雨が降ると常駐現場以外の現場に無理やり押し込められる…と言うか、押し込んでもらわないとヤヴァいのだ
(欠勤扱いになって給料が減るので)

…という訳で、今回は雨のせいで夜勤に回された時に発見した物をご紹介

今回の場所は、東京都の世田谷区と杉並区の境にある、京王線「八幡山(はちまんやま)」駅。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・世田谷「八幡山駅のへめへめくつじ」2023春-1001
電車来ないよぉぉぉぉ~~~~~~ん

これは、夜勤が早めに終わったので、始発電車が来る前に改札付近で待っていた時に撮ったもの。
(改札は4時20分に開く)

余談だが、この八幡山駅の改札は杉並区の上高井戸(かみたかいど)なのだが、左の道路は世田谷区の上北沢(かみきたざわ)で、奥の道路の先が世田谷区の八幡山(はちまんやま)となっている。
最初に来た時に、駅前商店街の住所は杉並区なのに、街灯には世田谷区の見慣れた商店会の旗がはためいているので「???」と思っていたんだよねぇ…
後で調べたら、道路の向こう側の商店は世田谷区だったという次第。

先日は、区議会議員の選挙があったので、このエリアには杉並区と世田谷区の選挙ポスターの掲示板が入り乱れて立っていて、不思議な感覚だったよ。
(掲示板で区境が解るくらい)

さてさて。

この八幡山駅は、東京の大動脈である環状八号線(通称「環八(かんぱち)」)と交差している。
なので、昔から高架になっていて、あまり京王線らしくない存在だった。
他の駅は地上なので、現在は鋭意高架化が進められている。
数年前に、京王線は「開かずの踏切」で全国ワースト1という栄光に輝いたので、国や都が「早ぉ何とかせんとっ」と頑張っている次第。
(都内の高架化(立体交差化)工事の主体は東京都で、鉄道会社ではない)

その環八の高架下の柱に、落書きがされているのを発見した。

ほれ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・世田谷「八幡山駅のへめへめくつじ」2023春-1002
へのへのもへじぃぃぃぃ~~~~~っ

近寄って見ると「へのへのもへじ」がGoodサイン付きで書かれていた。

まぁ、へのへのもへじ自体は特に変わったものではないので「ふぅ~ん…」という感じで眺めていたのだが(今どきへのへのもへじが書いてあるというのは逆に珍しいかもしれないけどね。(笑))、その1本先の柱を見たら…

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・世田谷「八幡山駅のへめへめくつじ」2023春-1003
へめへめくつじぃぃぃぃ~~~~~っ

おぉ、いぇい

まぁ、何と美人なへのへのもへじだこと。(笑)

よく見ると「へめへめくつじ」になっている。

だから、お目めがパッチリしているのね
お鼻もスッキリしているしぃ~。

センスが良いね
ちょいと芸術作品っぽい。(笑)

真夜中の薄暗い高架下で、ポツンと1人で美術鑑賞していたオラであった。
(写真は夜明けに撮ったものね。この日記のUP後に再び行かされたので、撮り直したよん)

美術作品の全体像は、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・世田谷「八幡山駅のへめへめくつじ」2023春-1004
ミニギャラリぃぃぃぃ~~~~~~っ

以上、八幡山の隠れた観光スポットでしたとさ

では、またぁ~~~

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2023年5月 1日 (月)

お散歩日記 ~「今のうちに…。中野サンプラザと桜」2023春~

いやぁ~、やっとお仕事の忙しさから解放されたよ……と思ったら、再び忙しい状態に。
(ゴールデンウィーク中は仕事が無いんだけどね)

やれやれ、この先どうなる事やら。

そんな訳なので、今回もサックリと。

今回は、通勤途中で見た、地元のJR中央線中野(なかの)」駅前の光景をご紹介

中野駅は、東京の中心「新宿(しんじゅく)」駅から、黄色い各駅停車で3駅目の所にある。
オレンジ色の快速電車だと1駅、わずか数分で到着する。

その中野駅前には、日本人であればかなりの人が知っている有名な建物がある。

それは、これぢゃ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・中野「中野サンプラザと桜」2023春-1001
太陽広場ぁぁぁぁぁ~~~~~~~っ

この白い建物は「中野サンプラザ」と言い、中にあるコンサートホールが全国的に知られている。

昔の正式名称は「全国勤労青少年会館」と言ったのだが、地元民ですら知っている人はいない。(笑)
子供の時から、通称が「サンプラザ」だった。
途中から正式名称も「中野サンプラザ」に変わった。

…みんな間違えるけど、「サンプラザ中野」じゃないからね。(笑)
まぁ、彼のおかげで知名度が全国区になっているけどぉ~。

現在は、建物の中央部に「帝京平成大学」の大きな広告があるため、大学の建物と勘違いする人もいるとか。
…まぁ、中野以外から電車で来た人は間違えてもおかしくないな。

ちょうど桜の季節だったので、横の「中野通り」の名物の桜並木と一緒に撮ってみた。
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東京・中野「中野サンプラザと桜」2023春-1002
判りにくいぃぃぃぃ~~~~~~~っ

大きなビルが並んでいるので判りにくいが、この奥のビル辺りから先(北側)は、見事な桜並木が3Km近く続いている。
桜並木の終点(「哲学堂」がある場所ね)で交差する「新青梅街道」の桜並木と合わせると、全長は4Kmを超えるのではなかろうか…。

余談だが、中野区の文化と生活圏は、中野駅(中央線)を境にして南北で違っているので、お互いに行き来する事は少ない。
東西に移動すれば生活出来てしまうので、南北に移動する必要が少ないのだ。
みんな中野駅まで来て、そこから都心に向かうので、中野駅エリアから越境しないのだ。
なので、オラは南側地域の事は、あまり詳しくない。

南北住民で唯一同じ事は、「都心に向かうには、まず新宿か高田馬場を経由する」という事。
西武新宿線・都営大江戸線・JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・京王線は、全て新宿に行く。
池袋や渋谷経由で都心に行く人の割合は少ない。
(北端の西武池袋線沿線の住民と、南端のバス通勤の住民くらいだろうか…)

ちなみに、サンプラザの後ろに見えるビルが「丸井」の本社で、中野駅の南側に丸井本店がある。
この事実を言うと、大抵の人が「丸井の本店って、新宿や渋谷じゃないの???」と驚く。

昔は、中野の田舎臭いデパートだったのだ。(笑)
ファミリー向けに生活用品全般が売られていて、今のようなファッション性は無かった。
ビルの看板も「OIOI」じゃなくて「(井)」だったしね。(笑)
地下のスーパー「大丸ピーコック」が、唯一お洒落な店舗だった感じがする。
(子供の頃の感想だよ

オラがお子様の頃は、4階(だったかな)のおもちゃ売り場を覗いて、レストラン街の「森永」でお子様ランチを食べて、屋上広場で遊ぶのが大好きだった
いつまでいても飽きない、楽園だったさぁ~~~
レストラン街の下には、ボーリング場もあったんだよん

さてさて。

この中野サンプラザ、コンサートホール以外にも色々な施設がある。

全部で20階建てで、地下にはプールとアスレチックジムがあり、ボーリング場も地下だったか…な
1階から上は、コンサートホール(大・小の2つがある)・オフォス・テニスコート・レストラン・結婚式場等がある。
テニスコートは(確か)10階にあり、「天空のテニス場」のような感じがして面白かった。
今はネットカフェ等が入っていて、昔と内容は変わっている。

オラ、子供の頃は泳げなかったので、地下2階にあるプールに通っていた。
お陰で、今ではクラゲのように水中を漂えるくらいにまで泳げるようになった

コンサートホールは、中野区民であれば成人式で必ず入る場所。
オラもここで立派な成人になった。

ところで、ビルの形が何か変に見えるよね。

中野サンプラザは、正面から見ると普通の四角いビルに見えるのだけど、横や裏から見ると…
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東京・中野「中野サンプラザと桜」2023春-1003
三角いぃぃぃぃぃぃ~~~~~~~っ

見事なまでの直角三角形なのだ

恐らく、日照権等の理由でこの形になったと思われる。
建造当時は、周囲は雑居ビルや店舗がゴチャゴチャ並ぶ下町だったのでね。

建物のコンセプトが「三角形」だったような…。
なので、正面も三角形のひさしのような出っ張りがある。

ビルの中央部に見える木々の所がテニスコートと思われる。
今までの人生で一度しか行った事がないので、もはや記憶に無い。

目の前に見えるトラックがいる場所が、コンサートホールへの機材搬入口で、ライブが開催される時には有名歌手の専用の大型トレーラーが横付けされるので、それを見ると「あぁ、今日はこの人のライブなんだ」とすぐに判る。

ちなみに、このトラックの左側が楽屋(控室)になっていて、外から見る事が出来るが、当然ライブ開催時にはカーテンで遮られる。

子供頃は、この斜めの部分が「巨大なすべり台」に見えて、一度でいいから滑ってみたくて仕方がなかった。
今改めて見ると、ちょっとダムの堤体っぽいね。

中野駅前(北口)は、夕方になるとちょっとした絶景スポットになるのだ
目の前の黒いNTTビル等を除いて、左右の周りに大きなビルが無いので、夕日がきれいに見えるのだ。
帰宅途中にスマホで撮影する人も多い。

そんな中野駅前からサンプラザ周辺を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・中野「中野サンプラザと桜」2023春-1004
空が広いぃぃぃぃぃ~~~~~~~っ

中野は住宅地なので、空が広いのだ

サンプラザの左横にあるのが中野区役所で、その隙間から奥に見えるのが、建築中の新庁舎。
昔は中野体育館があったが、西武新宿線の「沼袋(ぬまぶくろ)」駅付近に移転して、その跡地に区役所を移動させる事になった。
左の黒いビルがNTTで、その右横に見えるビルが、中野で最も新しくてきれいな空間にあるビル群だ。
帝京平成と明治の2大学が入り、隣のビルには、オラの生きるエネルギーである「キリンビール」の本社がある。

このように、急に駅の利用者が増えたので、現在は中野駅とその周辺の大規模再開発工事が行われている。
なので、今見えている光景も、あと5年もしたら全く違う光景になるからね。
新宿と吉祥寺の大都会の間にある、地方都市っぽいローカルな駅前」ではなくなる。(笑)

それに関連して、中野区役所とサンプラザは解体される事が決まった。

サンプラザに関してはかなり議論されて、「取り壊し反対っ!!」と声高に訴えた酒井氏が新区長に当選したが、就任後に「やっぱ壊すぅ~」と手のひらを返した。
大物歌手達も「我々の想い出の場所を残してくれっ!!」と言っていたのだが…

まぁ、「老朽化」という観点からは「そりゃそうだよねぇ…」と思える。
内部の構造は子供の頃から変わっていないので、今のビルと比べたら、柱も多くて空間が狭い。
バリアフリー対応だって万全ではないでしょう…多分。

余談だけど、中野区役所のある一帯は、昔は「囲町(かこいちょう)」と言った。
江戸時代の「生類憐みの令」の犬の保護施設「御犬囲(中野犬屋敷)」があったそうな。
お犬様」といえば中野駅前なのよ。はい。

そして、その跡地には陸軍中野学校が出来て、それが警察大学や警察病院等になり、現在は大学とキリンビール等のビルになった次第。
オラ的には「おキリン様」のお屋敷だね

移転した中野体育館の場所には「中野刑務所」があった。
刑務所の高い塀の横の道で、壁打ちテニスやキャッチボールやサッカーをするのが、当時の学生達の遊びだった。
小学校から帰ってくると、ランドセルを玄関に放り投げて「ちょいとムショ(刑務所)に行ってくるわ」と母親に言う。
母親はごく普通に「夕飯までには帰って来なさいよ~」と返事する。
遊び終わると「さて、シャバ(娑婆)に帰るか」と言ってみんなで帰る…という感じだった。(笑)

一度、塀の中にボールが入ってしまった時は「刑務所に入っている怖いおじさんが、怒って出て来るーっ」と思って、みんなで一目散に家に帰った事があったなぁ~。
絶対そんな事はないのにね。

刑務所の跡地は「平和の森公園」の一部となり、地下には下水処理場もある広場になった。
刑務所時代からの建物もいくつかあるのだけど、それは残すのか移築するのか??取り壊すのか???

中野は今、激変する最中なのだ

さてさて。

改めて中野サンプラザの「現在の日常」を撮っておこう。
解体が始まる頃には大勢撮影しに来るだろうしね。

まずは、ごく普通に1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・中野「中野サンプラザと桜」2023春-1005
基本のキ~~~~~~~~~~~~っ

この、「何の変哲もない1枚」が良いのだ

オラ…と言うか、中野区民がいつも見ている光景は、これなのだ。

そして、さらに中野っぽさを出してみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・中野「中野サンプラザと桜」2023春-1006
かっ飛ばすぅぅぅぅ~~~~~~~っ

中野サンプラザと関東バス」、これが中野駅北口駅前の日常なのだ

関東バスは、新宿区・中野区・杉並区・武蔵野市等の、中央線と西武線沿線のエリアを走っているバスで、沿線住民なら誰でも知っている。

昔は、運転が乱暴でかっ飛ばすので有名だった。
踏切でもスピードを上げて通過して、最後部の座席に座っていたら飛び上がった事がある。
今は安全運転で、そんな危険な事は無いからね

…ふぅ、これで中野サンプラザの事は充分だろう。

あれ冒頭で「今回もサックリと」とか書いた割には、熱く長々と書いてしまったねぇ…。

まぁ、それだけ「想い出の詰まった建物」だという事

残りわずかな時間しかないけど、温かく見守ってあげましょ

…あぁ、諸行無常。(ー人ー)

では、またぁ~~~

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2023年4月10日 (月)

お散歩日記 ~「今のうちに…。京王線・代田橋駅と桜」2023春~

いやぁ~、やっとお仕事の忙しさから解放されたよ…

とりあえずは平日の日勤のみで、平和な日々を過ごしている。
まぁ、いつまた「日勤+夜勤&日勤」という過酷な状況になるか判らないけどぉ~。

4月はのぉ~んびりしたいので、今回もサックリと。

普段は、仕事の常駐先である東京都世田谷区の北沢地区(シモキタ界隈ね)を、平日はほぼ毎日徘徊している。
駅で言えば、小田急線「東北沢(ひがしきたざわ)」~「梅ヶ丘(うめがおか)」間と、京王線「笹塚(ささづか)」~「明大前(めいだいまえ)」間と、京王井の頭線「駒場東大前(こまばとうだいまえ)」~「明大前」間ね。

今回は、その通勤途中で見た、京王線「代田橋(だいたばし)」駅の光景をご紹介

まずは、代田橋駅はどこにあるのかと言うと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・世田谷「京王線・代田橋駅と桜」2023春-1001
(2023年のグーグルマップより)
の位置だよん

…新宿駅
…代田橋駅

東京の中心「新宿(しんじゅく)」駅から、各駅停車で2駅目の所にある。

京王線は、線路の構造上、各駅停車も途中の「初台(はつだい)」「幡ヶ谷(はたがや)」駅には停車しない
…と言うか、ホームが無い

この両駅は「京王新線」という別の線路にあり、都営新宿線に乗り入れる列車だけが停車する。
なので、「急行は停まるが各停は通過する」という変な駅でもある。

さて、この代田橋駅、場所で言えば東京都の世田谷区の入口にある。
この付近は世田谷区・渋谷区・中野区・杉並区の4区が複雑に接していて、どの区っぽくもない独特の雰囲気がある。

すぐ近くには、環状7号線(環七)と甲州街道が通っていて、交通の要衝でもある。

そんな大都会の一大交差点の近くにありながら、この代田橋駅は大変にローカルな存在だ。

両側のすぐ近くに「笹塚」「明大前」という大ターミナル駅があるため、そこに挟まれた代田橋駅は「忘れられた存在」になっている。(笑)
各駅停車が10分おきに停まるだけだ。
故に、駅前も小ぢんまりしていて、老朽化した商店街らしきものが僅かにあるだけ。

こんなローカル駅も、あと数年もしたら高架化工事でピッカピカの新駅に激変してしまうため、「今のうちに撮っておこぉっと」と思って、へっぽこスマホで撮った次第。
レンズカバーにひびが入っているため、白っぽく霞んで撮れてしまうので、あまり良い写真とは言えないが…

まずは、笹塚駅(新宿駅)方向をご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・世田谷「京王線・代田橋駅と桜」2023春-1002
う~~~~~~~~~~ん、ローカル

高架化が決まっているので、駅の設備は更新されていなく、昭和の時代とそれほど変わらない感じがする。
左側のフェンス部分が高架化工事真っ最中の場所で、線路の奥に見えるのが笹塚駅だ。
笹塚駅の折り返し線の先端が目の前に見える。
それほど両駅は近いのだ。

右に見える桜の木、今回はこれが主役
後でまた出てくるからね

…で、ここから背中側、明大前駅方向を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・世田谷「京王線・代田橋駅と桜」2023春-1003
線路が真っ平ぁぁぁぁぁ~~~~~っ

夜間に工事用の車が出入りするので、走りやすいように線路の間に木材が敷き詰められている。

駅の構造は真っ直ぐな対向式ホームで、実にシンプルな構造。
ホームの先端部分に地下道があって、改札も地下にある。

明大前駅は見えないけど、奥のカーブを右に曲がったら、すぐ目の前に見える。

ホームの先に踏切があるけど、ラッシュ時間はあまり開かない。
今や日本でトップを争うくらいの「開かずの踏切が連続した路線」に指定されてしまって、国土交通省からも「どうにかせぇや、うぉい」と言われてしまっている。
なので、急ピッチで高架化が行われている次第。

まぁ、立体交差化の工事は東京都が主体なので、京王だけの責任ではない。
都内の開かずの踏切を順番に解消してきたら、京王線のこの区間が残ってしまったような感じ。
JR中央線と小田急線が解決したら、急に京王線が目立ったね。

あとは西武新宿線もだねぇ。
こちらも地下化工事が行われている。

…さて、先ほどの桜ちゃんに再度ご登場いただこう。

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・世田谷「京王線・代田橋駅と桜」2023春-1004
満開ぃぃぃぃぃ~~~~~~~~~っ

見事な桜の木だ。
ちょうど満開の状態だったので、天気がイマイチだけど撮ってみた。

何故、こんなビルに挟まれた空間にこんな大きな桜の木があるのかって

…それはだねぇ~。

ここに小川が流れているからだよぉ~。

この小川は「玉川上水(たまがわじょうすい)」と言い、江戸時代に多摩川(今の羽村市)から江戸の町まで通された、飲み水用の上水路だ。
現在は上水路としては使用していなく、いったんは水も流れていない状態になったけど「せせらぎを復活させる」という運動で、少しだけ水が流されている。
(蓋をされて遊歩道になっている部分も多い)
川なので、ホームのその部分だけが橋になっている。

この桜の木の向こう側が良い休憩スポットで、付近で働いている人達の憩いの場所にもなっている。
(遊歩道になっていて、桜並木がある)
オラも、たま~に訪れる。

余談だが、改札の前にある大きな施設が今の水道用の施設で、「給水所」と呼ばれている。(2つ上の写真の左側奥ね)
現在は多摩湖(西武ドームのそばにある湖ね)等からの水が、道路(井の頭通り)の下を通ってここまで運ばれている。
線路の右側奥にも、大きな給水所がある。

この一帯は、東京の水道にとっては重要な場所なのだ

…おっ、電車が来たぞ

通過列車だとカッ飛ばして来るので、ゆっくり近付いて来る各駅停車(8000系ね)を撮影した。

ほれ。
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東京・世田谷「京王線・代田橋駅と桜」2023春-1005
良い感じぃぃぃぃぃぃぃ~~~~~っ

へっぽこな写真だけど、10年後くらいに見たら「懐かしいねぇ~~~~」という光景になるんだろうね、きっと。

…って言うか、駅周辺が整備されちゃって、どの地点で撮影したのか判らなくなってしまうだろうね。
玉川上水だけが唯一の手掛かりになりそうだ

まぁ、こんな「想い出写真」も撮っておくと、いいんでなぁ~い(笑)
他の場所も撮っておこぉ~っと

では、またぁ~~~

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2023年3月27日 (月)

お散歩日記 ~「国際的なバス停です。 渋谷・南平台町」2023春~

いやぁ~、相変わらずお仕事が忙しいよ…

3月は、週に1日休めるかどうか…の状態。
まぁ、来週からは仕事が激減するので、急に暇になるんだろうけどね。
(工事現場は、入札の関係で年度末から年度初めの1ヶ月ほどは仕事が無い所が多いのだ)

なので、今回もサックリと。

2月・3月は、仕事の常駐先である東京都世田谷区の北沢地区(シモキタ界隈ね)の工事の他に、別の工事現場も行かされている今日この頃。
(3月はお花見の警備もね

…と言っても、会社の本部が気を遣ってくれているのか、普段と同じ世田谷区内だったり、その周辺の区内だったりと、我が家からそれほど離れていない近場をウロウロしている。

今回は、別の工事現場付近で発見したバス停をご紹介

まずはバス停の全景をば。
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東京・渋谷「南平台町バス停」2023春-1001
ちっこいバス停ぃぃぃぃ~~~~~っ

これは渋谷区南平台町にあるバス停で、その名も「南平台町(なんぺいだいちょう)」と言う。
JR渋谷(しぶや)」駅から道玄坂(どうげんざか)を登り切った所の、交差点の裏道にある。
すぐそばには、東急の本社ビルもある。

道はそれほど広くはない一方通行で、走っているバスもミニサイズだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・渋谷「南平台町バス停」2023春-1002
かわゆいぃぃぃぃぃ~~~~~~~っ

東急トランセのミニバスで、渋谷駅とこの道の少し先にある東急「代官山(だいかんやま)」駅間を循環している。
東京都心ではこのようなミニバスが多く、区が運行に係わっている路線は運賃が100円の場合が多い。

さて、このバス停、ちょいと変わっているのを発見した。

近寄って見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・渋谷「南平台町バス停」2023春-1003
インテルナツィオナァ~~~~~レっ

何と日本語・英語の他に、アラビア語・マレー語・デンマーク語でも書いてあるっ

…と言っても、アラビア語以外は同じだけど。

アラビア文字が書いてあるバス停って、日本国内ではそうそう見掛けないよねぇ…
何とも国際的な…

逆に、ひらがなが書いていないので、小さい子は読めないのでは
…と思ったけど、最近は義務教育でも英語を教えているので、今どきのお子様は読めるのだろう。

何でこんなに色々な言語で書かれているのかと言うと、この付近には各国の大使館がたくさん存在しているからだ。
バス停の目の前にはフィリピン大使館があり、この大使館横の小さな交差点を右に進むと、エジプト・マレーシア・デンマーク等の大使館がある。
(エジプト大使館の前にはスフィンクスがいるよっ

各国の大使館が並んでいる「旧山手通り(きゅうやまてどおり)」は、日本とは思えないような西洋っぽい洗練された街並みが続き、観光客も多い。
高級住宅地なので、日本人も金持ちが多く住んでいる。
なので、走っている車は外車の高級車ばかり。
外交官ナンバーの車も多く、警備員としては神経を使うエリアでもある…
(大使館内や外交官ナンバーの車の中は「その国の管轄であり、日本ではない」から、何かトラブルがあると警察も深入り出来ずに、国際問題にまで発展するのよ…

代官山駅からこの一帯を歩くのが、お決まりのデートコース
オラは夜勤明けの深夜に歩いたので、周囲がはっきりとは見えなかったけどぉ。(笑)
(その歩いた数日後に、まさかこの付近の現場に配置されるとは思ってもいなかったよ…

いやぁ~、東京って、細かぁ~く歩くと色々な「おもしろアイテム」を発見するねっ

仕事ついでにブラブラ発見の街歩きをするのぢゃぁぁぁぁぁ~~~~~~~っ

では、またぁ~~~

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2023年3月20日 (月)

お散歩日記 ~「世田谷ふしぎ発見★ 世田谷・北沢地区」2023春~

いやぁ~、相変わらずお仕事が忙しいよ…

なので、今回もサックリと。

2月・3月は、仕事の常駐先である東京都世田谷区の北沢地区(シモキタ界隈ね)の工事の他に、別の工事現場も行かされている今日この頃。

…と言っても、会社の本部が気を遣ってくれているのか、普段と同じ世田谷区内だったり、その周辺の区内だったりと、我が家からそれほど離れていない近場をウロウロしている。

今回は、いつもの常駐現場で発見した「世田谷のふしぎアイテム」を2つご紹介

まず1つ目は、これ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・北沢「世田谷ふしぎ発見★」2023春-1001
格安アパートぉぉぉぉ~~~~~~ぅ

これは代田1丁目にあるアパートで、京王井の頭線「池ノ上(いけのうえ)」駅から徒歩数分という好立地にある。

一般的に、下北沢周辺は交通の便と知名度が高いので家賃も高いのだが、この右側のミニサイズの部屋だったら格安で借りられるのでは
ドアの左奥にも空間があるなら、たたみ1畳分くらいの生活空間は確保出来るだろう

左側の住人さんがドアを開けたら、外に出られないというのが唯一の難点。(笑)

2つ目は、これ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・北沢「世田谷ふしぎ発見★」2023春-1002
ごっつい椅子ぅぅぅぅぅ~~~~~っ

北沢5丁目の「わかたけ公園」で発見した、やけにゴツいベンチ。

世田谷区内の公園のベンチは、色々なデザインの物があって、これもその1つだろうと思った。

この椅子、何か七輪みたいだよねぇ…。
ちょいとアバンギャルト(前衛的)過ぎるデザインだ。

仲間と冗談で話していたら、1人が椅子の下を覗き込んで一言。

これ、本当に七輪だぁぁぁーーーーっ!!

…うっそぉぉぉぉ~~~~~ん

よく見ると、上の木の座面は外せるようになっていて、下の穴が開いている部分には焼き網が入っているのが判った。
間違いなく七輪だ。

どこかで不要になった物を転用したのかな」と、みんなで話しながら周囲を見渡してみると……おぉ、納得

世田谷区内の公園には、災害時用の色々な設備や器具が置かれている。
井戸のポンプや仮設トイレ等々…。

この七輪も、そのうちの1つなのだろう。
非常時には、これで米を炊いたり温かい汁物を作ったりするのだろう。

…う~~~ん、よく考えられている。

これを発見した後に、別の公園もよく観察してみると、似たタイプの七輪椅子が置いてあるのが判った。
世田谷区内には結構設置してあるかもしれない…。

世田谷区はだだっ広いので、もっともっと「ふしぎアイテム」が隠れているに違いないっ

発見の旅に出掛けるのぢゃぁぁぁぁぁ~~~~~~~っ

では、またぁ~~~

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2023年3月13日 (月)

お散歩日記 ~「反抗期?な自販機 目黒・駒場」2023春~

いやぁ~、相変わらずお仕事が忙しいよ…

なので、今回もサックリと。

2月・3月は、仕事の常駐先である東京都世田谷区の北沢地区(シモキタ界隈ね)の工事の他に、別の工事現場も行かされている今日この頃。

…と言っても、会社の本部が気を遣ってくれているのか、普段と同じ世田谷区内だったり、その周辺の区内だったりと、我が家からそれほど離れていない近場をウロウロしている。

この日は、JR目黒(めぐろ)」駅付近でのお仕事だった。
予想以上に仕事が早く終わった(午前2時半)ので、次の現場(朝9時開始)の京王線「明大前(めいだいまえ)」駅まで歩いてみる事にした。

家に帰るには電車が走っていないし、タクシー代もバカにならない。
かと言って、目黒駅前にはカラオケルームしかない。
近くのJR渋谷(しぶや)」駅まで歩いて行けば繁華街で時間は潰せるものの、あんな、夜中じゅう若者が叫びまくって徘徊している街には行きたくない。

なので、途中で休み休みしながら、の~んびり歩く事に…
静かな高級住宅街をずっと歩いて行くので、変な奴に絡まれる心配もない。

2時半、品川区の目黒駅前を出発。

…そう、目黒駅は実は品川区上大崎にあるのだ。
目黒区は、目黒駅前のほんのちょっと手前(西側)で終わっている。

ちなみに、「品川(しながわ)」駅は品川区には無い。(港区にある)
品川駅の南に、京急の「北品川(きたしながわ)」駅がある不思議に気付いていない人は多い。

…さて、人も車もほとんど通っていないお洒落な道を、ひたすら歩く。

目黒→恵比寿→中目黒→代官山と移動し、途中の公園でちょっとトイレ休憩。
ちょうど、目黒区と渋谷区の境目に沿って移動している感じ。

東急「代官山(だいかんやま)」駅付近は、超お洒落な街で、大使館も多い。
あまりに日本離れした景色に、地方から来た観光客みたいにキョロキョロしながら歩く。
(この数日後、この公園のすぐ近くの現場に配置された時は笑ってしまった。縁があり過ぎだろ

代官山の異国エリアを抜けて、再び一般的な住宅街に入る。
ここからは、「淡島通り(あわしまどおり)」と言う道をひたすら歩く。

この道、オラの常駐現場エリアの最南端にある道で、しょっちゅう歩いている。
なので、この道に入ってしまえば、勝手知ったる「地元」と言っても過言ではないほどに地理が完璧に解る。
トイレや公園の位置も完璧だ

その淡島通りが目黒区から世田谷区に入る手前の「駒場(こまば)」地区に、暗闇の中に煌々と輝く自販機があるのが目に入った。
都立駒場高校の斜め前ね)

…いや、これだけ眩しければ、気付かないほうがおかしい。(笑)

ほれ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・駒場「反抗期?な自販機」2023春-1001
深夜のラスベガスぅぅぅぅーーーーっ

まるで、荒野の中に突然現れる、きらびやかなラスベガスの街のような明るさだ

…でも、この自販機、何かが変だぞ。

横から見て「あれ」と思って、後姿を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・駒場「反抗期?な自販機」2023春-1002
逆だろぉぉぉぉぉーーーーーーーーっ

一般的には、正面はこちらの広いほうを向いているよね
何故に狭っこい壁側を向いているの…か

人が1人入るのがやっとのスペースしかない。

真横から見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・駒場「反抗期?な自販機」2023春-1003
(2023年のグーグルストリートビューより)
おぉ、いぇい

これ、力士には無理かもしれない…

何で壁側を向いているんだこの子、反抗期なのかシャイなのかと思ったけど、昼間の写真を見て納得。

この奥に続いている道は私道で、この道の所有者が一般人の立ち入りを拒否したのだろう。
入り口にチェーンが張ってある事から想像が出来る。
なので、この自販機のオーナーは、自分の土地側に正面を持ってくるしかなかったという事だろう…。
淡島通り側に正面を向けるには、幅が無さ過ぎるしね。

真夜中に1人で「おぉぉぉぉ~~~っ」って盛り上がって写真を撮っていたオラ、寝不足でハイになっていたのかもしれない。

このすぐ後には、我がテリトリーである世田谷区内に入り、コンビニ・トイレ・ベンチの位置の知識をフルに駆使して、無事に明大前駅に到着しましたとさ。
途中の「下北沢(しもきたざわ)」駅で電車が動き始めたけど、「あと3駅分だしぃ~」と、そのまま歩いてしまった。

今思えば、シモキタから電車に乗っておけば、その後がつらくなかったのに…
歩き過ぎで股関節が痛くなって、立ち仕事がキツかったというオチ。
(いつも通りに、下北沢駅のホームのベンチで寝ておけば、快適だったのになぁ~)

まぁ、キツかった分、色々な発見があって面白かったッスよ

たまには東京観光してみると良いね

…でも、良い子は深夜に歩き回らないよーに。(笑)

では、またぁ~~~

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