旅と鉄道(08中国)

2018年5月28日 (月)

旅日記 ~「岡山・水島港の海保コンテナ」2018春~

えー、仲間達に写真を見せたら「何だこれ」とみんな驚いていたので、急遽ブログに載せることにしました。

2018年3月24日、岡山県の「倉敷(くらしき)」まで、召集令状により出頭した。
その翌日(25日)、朝からタップリ時間があったので、水島臨海鉄道水島港を探検することに。

その探検途中でのおハナシ。

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まずは、JR倉敷駅前にある、水島臨海鉄道の「倉敷市(くらしきし)」駅へ行こう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山・水島港の海上保安庁コンテナ2018春-1101
超~~ローカル線っ

1両の気動車が、の~~んびり走っている。
あまりにのんびり過ぎるので、近いうちに乗車記を書くッス。

この列車に乗って、列車の終点「水島(みずしま)」駅まで行く。
水島港は、そのすぐ近くだ。
(路線の終点はもう1つ先にある「三菱自工前(みつびしじこうまえ)」だが、自工前に停まる列車は1日数本しかない

さて、「水島港ってどこにあるの」とお思いのアナタ、オラも直前までよく知らなかったので地図をご覧いただこう。(笑)
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岡山・水島港の海上保安庁コンテナ2018春-1102
(2018年のグーグルマップより)
だよん

…岡山駅
…倉敷駅(倉敷市駅)
…水島港

地図を見るまで気が付かなかったが、山一つ向こうには本州と四国を結ぶ大幹線の本四備讃線が走っている。

水島臨海鉄道の名は昔から知っていて、水島が臨海工業地区なのは理解していた。
でも、どこにあるかの詳細は知らなかったのよ…

…で、水島駅に到着。
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岡山・水島港の海上保安庁コンテナ2018春-1103
…遅過ぎる。

この近距離をこんなに時間を掛けて走るなんて…(ーー;)
あまりに鈍足過ぎて、チャリと大して変わらへんで…

…まぁ、実際の時の流れでは、この近くのお宿に1泊して朝10時から徒歩で行動開始したのでモウマンタイ(無問題)なんだけどね

ご覧のように、地上からホームも見えなければ、人も片手で数えられるくらいしか見えない。
列車は最長でも2両編成なので、高架の色が明るい部分にしかホームはナイ。

では、ナゼこんなに高架駅の幅が広いのかというと、「臨海線」の名の通りコンテナ貨物列車が結構走っているからだ。
その待避スペースというワケ。

…で、この静かな駅前を通過し、高架橋に沿って奥へと進む。
(三菱自工前駅の先のある車庫に行きたいのだが、2時間くらい停まらないので歩くしかないのぢゃ

すると、すぐに高架線路が左右に分岐する交差点へ着くので、右へ進もう。(左は貨物線)
高架沿いにテコテコ歩いて公園のような場所を抜けると、左側に港が見えてくる。

左に曲がってちょいと進むと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山・水島港の海上保安庁コンテナ2018春-1104
おぉ、いぇい

想像していたより広くて立派な港だったのでビックリ

見晴らしがイイねぇ~~~

ココからクルッと後ろに振り向くと…
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岡山・水島港の海上保安庁コンテナ2018春-1105
小屋があるねぇ~。

ドアの上には「水島港船客待合所」と書かれている。
…定期航路でもあるのかな

ちなみに、奥に見えるカラフルな高架橋が水島臨海鉄道の線路ね。

この待合所の左横に、大きな地図があった。
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岡山・水島港の海上保安庁コンテナ2018春-1106
インフォルマツィオーーーーン・メァ~ップ

…あれ全部英語で書かれている。
(ちなみに、今は下の赤いの所にいる)

…って~ことは、「外国船が頻繁にやって来る」という事だ。
へぇ~、チョット意外

なので、よく見ると目の前には…
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山・水島港の海上保安庁コンテナ2018春-1107
税金払えーーーーーっ

CUSTOMS」と書かれているので、入国した人への税関の目が光っているようだ

地図をよく読んだら、待合所の両側の建物ってお役所関係がビッシリと入っているんぢゃん
人がいないから気付かなかったよ。
(日曜のせいか、釣り人は多い。

では、奥へ進んでみよう。
(目的地の三菱自工前駅が奥のほうにあるため)

奥を見ると…
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岡山・水島港の海上保安庁コンテナ2018春-1108
突き当りが水島臨海線の高架だね。

さっきの分岐した交差点から地上へ降りて来ている。
まずは、そこまで行ってみよう

港を撮影しながらテコテコ歩いていると、何やら青いコンテナがあるのが目に入った。(上の写真の中央やや左ね)
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岡山・水島港の海上保安庁コンテナ2018春-1109
…何だ、これ???

見慣れないコンテナだなぁ…

JRの貨物列車に載せるタイプではなさそうだ。
(標記がナイ)

しかも、「海上保安庁」って書いてあるではないか…
海上コンテナかぁ~。

もうちょっと詳しく見てみよう。

側面を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山・水島港の海上保安庁コンテナ2018春-1110
英語のみぃぃぃぃ~~~~

中央に書かれている「OIL SPILL RESPONSE EQUIPMENT」を訳すと、「油流出対応機器」とな。

…なるほどねぇ~。

タンカーの事故等で油漏れ処理をするのは、この子達だったのかぁ~。
ありがたや。

…おぉ、後ろの建物は海保の倉庫だったのか

超~納得。

裏側の扉も撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山・水島港の海上保安庁コンテナ2018春-1111
全く同じだね

どのコンテナにも「B2361-01X」と書かれているので、「B2361」が形式名なのだろうねぇ~。

海保のコンテナなのに、ナゼに日本語が書かれていないのだろうか…
まぁ、皆さん英語が話せるから必要ナイのかな

ちなみに、左の高架線路からも、ご覧の通りにこのコンテナは見えるよん
…ただし、本数はごく少ないけどね。
(通過列車は多いのだが、乗せてくれないのだ

先へ進みだすと、すぐに変わったコンテナのようなものが目に入った。
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山・水島港の海上保安庁コンテナ2018春-1112
…国鉄貨車

色のせいか、国鉄貨車っぽく見える。

端面(妻板)上部にランプがあるので、トラック(トレーラー)に載せる昔のタイプであろう…。
」マークが気になる…
(「S&B」食品の字の形にソックリなんだよなぁ…

ココからクルッと振り返ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山・水島港の海上保安庁コンテナ2018春-1113
デカぁーーーーーい

デカい鉄骨が建っている。
船を岸壁上に引き上げる、巨大クレーンだろうか。

…おっ、目の前のプレハブ小屋にも「」マークがあるね。

そして、鉄骨には「砂田船舶」の文字…
恐らく「砂田」の「」だろうね

いやぁ~、鉄骨から奥は超~重工業地帯の工場ばっかりだなや。
車があれば、貨物線探検もサクサク出来るんだけどねぇ~。

でも、自分の足で歩くからこそ達成感があって面白いのだ

…さ、目的地の水島臨海鉄道の車庫に行こぉ~~~~っと

(水島臨海鉄道日記につづく予定~)

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2018年5月10日 (木)

グルメ日記 ~「新幹線で瀬戸内グルメ・岡山」2018春~

前回「倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春」からのつづきーっ!

2018年3月25日)、岡山県の「倉敷(くらしき)」まで出掛けた帰りのおハナシ。

…さぁ、東京に帰るべ。

JR倉敷駅前に立つ。
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8001
…さて、どうしよう

もう1つくらいどこか観光しようかと思ったが、何かメンド臭くなってきた。
昼前はず~っと水島臨海線沿いを歩いたのでね…
早く家に帰って寝っ転がりたいッス。

ほな、最後に右にあるデパート「天満屋(てんまや)」でも見て、岡山駅に行くけぇ~のぉ~。

中に入ってサックリ見学。
そして、地下の食品売り場で「ご当地モノ」を探す。
数点を買ってレジでお会計を済ませると…

…おっ、レジの外に面白い店が

出張販売の屋台が数店。
そこの商品に目が留まった。
すると、すかざず店のおじさんが「お兄さん、味見してって~」とオラを口説き始めた。(笑)

…美味しかったから思わず買っちゃったよ、えぇ。

地上に出て、目の前の倉敷駅へ向かう。
ほどなく来た黄色い普通列車で岡山駅へ…

…で、岡山駅。

まずは、新幹線「のぞみ」の指定席をGET。
すごい混雑だったので、窓側の席を取ろうとしたら1時間半後の列車になってもうた…

時間がかなり余った。

ほな、駅周辺をうろつきまひょかぁ~

まずは駅前に出る。
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8002
ももたろーーーーーーっ

前回来た時に撮り忘れた桃太郎像を激写っ

…コレで悔いはナイ。

そして一通り駅周辺を歩き回って、再び駅の中へ…
おみやげや屋もチェックし、横にあった食品売り場で追加のおかずをGET。

さぁ、乗り込もう。

改札内に入って、ホームへのエスカレーターに乗る。

すると、壁面に…
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8003
びじーーーーーーん

こんな和服美人達には巡り合えなかったが、倉敷の街並みは昨日しっかりと見て来たで

そして、こんなのも…
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8004
おやつまみぃ~~~~

JRもいろいろご当地みやげの戦略を練っているようだが、今回のオラのおつまみチョイスには敵うまい。

ホームに着いた。

今回乗る列車は、これ。
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8005
ゆうやけトレイン~~~~~~

夕日をずっと浴びながら富士山辺りまで行ける、車窓の旅派にはもってこいの列車「のぞみ178号」だ。
熱海くらいで日が沈むであろう…

今回の指定席は、超~珍しく「16号車」だっ
直前に買うと「11号車不変の法則」は適用されないのね。

16号車はどこかというと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8006
戦闘車両~~~~~~っ

時速280Kmの風と戦う先頭車両だ。

なので、途中にある売店(セブンイレブン)で冷えた麦汁様をGET。
これで車内のエンターテインメントは揃った

ホームのイチバン前まで行く。
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8007
遠かったぁ~~~~。

新幹線は1両が25mある。
なので、真ん中(8号車付近)から歩くと、約200mもあるのよ…

人がいないので、周囲をいろいろ撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8008
長ぁ~~~~~い

線路の間には、到着した列車の情報をやりとりする細長い装置(トランスポンダ)が設置されている。
ここの情報のやり取りで、進路のポイント切り替えや駅の列車案内表示などを制御する。

列車を待っていたら、向こうのホームに伝説のあのお方が…
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8009
聞いてないよーーーーーーっ

山陽新幹線で初めて300Km運転をした、伝説の500系がっ
予告なしに、しかも逆方向(博多方)からコッソリ来たので、完全にノーマークだった。

…あぁ、判っていればホームの中程で待っていたのにぃぃぃぃぃぃ~~~っ

昔は「のぞみ」ちゃんで16両編成で疾走していたのに、今や8両編成で新大阪以西の「こだま」ちゃん用だ。

ほどなく、オラの乗る「のぞみ」ちゃんがやって来た。
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8010
ぢうろくぅぅぅぅぅ~~~~~~

オラ的には滅多に見る事のない「16」の文字が目の前に…

途中駅なので、さっさと乗り込む。

そして、指定された席に着く。
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8011
ほとんど先頭~~~~~ぅ

前から3列目の、限りなく先頭の座席だった。
ひこーきだったら、ファーストクラスかビジネスクラスの席だよ。(笑)

列車が発車した。

さて、もぐもぐタイムにするけぇ~のぉ~~~

テーブルを倒そうねぇ~。
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8012
おぉ、おぇい

これもオラ的には滅多に見ることのナイ、先頭車のイラストだ。
(「のぞみ」は11号車、「こだま」は2号車がオラの標準)

まずは、先ほど岡山駅構内で買ったこのコンビで
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8013
チキンどっぽーーーーーーぅ

やき鳥しんぱち」のガーリックチキンと、地ビールの「独歩(どっぽ)」(ピルスナー)だ。

パックを開けると、ほのかにガーリックの香りが…

では、いっただっきまぁ~~~~っす

もぐもぐ。

まいうーーーーーーっ

これ、香ばしくて美味いっ
皮もカリッとしていて、なかなか

パクパクもぐもぐしていたら、隣に座っていた男の子が横のパパに「僕も食べるっ」と言って、食べかけでしまっていたお弁当をもらって広げだした。
そして、鳥の唐揚げをもぐもぐ。

…カワイイ真似してくれるぢゃねーか

そんなにおいしい香りだった、これ(^艸^)
隣でバーチャル体験している姿がカワイイ

独歩様はご覧の通り、オラからしたら「一口サイズ」なので、瞬殺で終了してしまった。
少な過ぎるよ、国木田君…
(お値段は、フツーの500ml缶並みよ。「独歩」の名の由来はこちらをクリック

なので、すぐにバッグから強力な助っ人「一番搾り」選手を登場させた。

これで安心

そして、鶏さんが終わったので、お次のご当地グルメをば…

どん!
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8014
おぉ、いぇい

これぞ、まず一般の観光客が新幹線内で食べないであろう「釜あげ新子」(いかなご)ちゃんだ
倉敷の天満屋で買ったッス。
岡山県産」「今が旬です」の文字にやられたッス

アップで見ると…
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8015
これが証拠だーーーーっ

どっからどー見ても、岡山県ならではの食べ物だ

ココで「はた」と気が付いた

…醤油が無ぇーよ。

まぁ、シラスと一緒でほのかに塩味がするだろうから、そのまま食べまひょ

もぐもぐ。

…うん、予想通りの味。(笑)

カンタンに言えば、「シラスのデッカいの」だ。

ただ、これだけを単品でもぐもぐし続けるのは、淡白過ぎてややツラい。

…そうそう。

さっきから右側に写っている「キリン一番搾り」、何かヘンでしょ

アップで見てみると…
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8016
イイ気分~~~~~

岡山駅ホーム上の売店が「セブンイレブン」になっていて、そこで買ったらこのデザインだった次第。

裏側を見ると…
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8017
ありがとぉ~~~~~~~う

ありがとう2万店」と書かれている。

…そっか、セブンとキリンのコラボ商品ね。

麦汁はいつもスーパーで買っているから、こんなデザイン見たことなかったよ。
(ウチの近くにセブンはナ~イ)

これもある種の「限定ビール」で、旅の気分は盛り上がる
(キリン本社はウチからそんなに離れていないんだけどね

新子ちゃん、味が淡白なので飽きてきた。
ココで強力な打者に代打で登場してもらった。

どん!
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8018
うちうじーーーーーーん

宇宙人がいっぱい寝っ転がっている。

コレも天満屋で買った(レジの外の屋台ね)、瀬戸内名物「明石のタコ」や
明石海峡を挟んだ両側では「タコのやわらか煮」がたくさん売られていて、大抵は量り売りで売っている。
昔、明石の「魚の棚(うぉんたな)」商店街で買ってハマッた逸品だ

まさか倉敷で出会えるとはねぇ~~~ 

真ダコイイダコを半分ずつ入れてもらったッス
これで500gだったかな…

もぐもぐ。

う~~~ん、期待通りの柔らかさ

味は、一般的な醤油の甘辛煮だよん。

さっきから箸が止まらねーよ。(笑)

隣の子は唐揚げを食べたら満足したらしく、寝てしまっていた。(^艸^)

ひたすら食べて完食

…あ、京都駅を過ぎている。(笑)

どんだけ食べ続けとんねん。

ホントは明石海峡を見ながらタコを食べたかったのだが、のぞみちゃんが速過ぎた。
でも、しっかり瀬戸内海を見ながら瀬戸内グルメは堪能出来たぞ

新大阪駅でJR西日本からJR東海に代わり、一緒に車内販売も乗り込んで来ていた。

…おっ、買っちゃいますか

朝や夜の新幹線では買う気が起らなかったのだが、本日は夕方とお日柄が良い

なので、車販嬢が来た時に買ってみた。
(16号車なので、なかなか来なかった…

どん!
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8019
来たーーーーーーーっ

鉄ちゃんには「シンカンセンスゴクカタイアイス」(←半角カナがお作法)として有名な、東海道新幹線名物のアイスだ。

凄く硬いアイス」と言われるにはワケがある。

どん!
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8020
スプーンが中に入らなぁーーーーーい

ご覧のように、カッチコチ過ぎてスプーンが全く中に入っていかないのだ。
これは海外でも有名で、外国人観光客がTwitterやFacebook等で紹介しまくっている。

期間限定で「信玄餅アイス」もあったのだが、残念ながら売り切れ…
イチゴちゃんで手を打っておいた。

アイスが溶け出すまで、しばしの車窓タイム。

ふと外を見ると…
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8021
ナイスサンセットぉ~~~~

今日は日本中が快晴だね
…これは木曽川かな長良川かな揖斐川かな

そろそろ名古屋駅だ。
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8022
ちょい欠けぇぇぇぇ~~~~

列車も入れて夕焼けを撮りたかったのだが、0.5秒遅かった…
替わりに、車庫から本線へやって来る連絡線が写ったので、良しとしよう

すぐに名古屋駅を発車。
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8023
キレイだねぇ~~

今日はイイ日だ

ただ、思ったよりも日没が早そうだ。
富士山までは持たないねぇ…
浜松辺りで暗くなりそう。

アイスも無事食べ終わった。
美味ちかった
(実は初めて

案の定、静岡付近で暗くなったので寝落ち。 

そして「ダーワラ・デ・サ・メール」の法則通りに、小田原駅付近で目が覚めた。

のぞみ」に乗る人達に聞くと、大抵の人が「静岡→小田原間って寝落ちするよね」と言う。

恐らく…

1.名古屋駅から乗ってお弁当を食べる。
2.浜松駅辺りで食べ終わってマッタリ。
3.適度な揺れで静岡駅付近でネムネム…
4.新富士駅通過の記憶がなく小田原駅の明かりで目覚める。

…という人類普遍の原理が働くのだろう。

そして、東京駅に到着ぅ~。
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8024
はじっこーーーーーぅ

もうこれ以上は走れまへんでぇ~。

16号車ならではの光景ですな

ついでに、並んでいる列車も撮ってみた。
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岡山・新幹線で瀬戸内グルメ2018春-8025
カァ~ッチョエェ~~~のぉ~~~

…さ、おウチ帰ろっと

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…まぁ、こんなカンジで「少々ひねくれた、新幹線瀬戸内グルメの旅」を楽しんでみた。

やはり、観光地のスーパーやデパートの食品売り場は必見よ
ステレオタイプな「駅ビルで駅弁とおつまみ」以外の楽しみ方も、ぜひ味わってチョーダイ

ほなまたぁ~。

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2018年5月 7日 (月)

グルメ日記 ~「倉敷でぶっかけうどん・ふるいち」2018春~

…休ませてくれよ。

2018年3月24日(土)、岡山県の「倉敷(くらしき)」駅前まで駆り出された。
その3日前の21日(水)まで4泊5日で香港1人旅に出掛けていた、このオラをだ…。

傍から見ていれば「休んで出掛けてばっかりでゼータク言うな」とお思いでしょうが、カラダも気も全く休めていないので御座居ます…。
(1人で外国にいると、結構疲れるのよ)

…まぁ、とにかく召集令状が届いたのだから出掛けるしかない。
一緒に宝塚歌劇団を観に行ったお嬢様達からだよん)

…ってなワケで、早朝から新幹線で一路岡山

倉敷はここにある。
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9001
(2018年のグーグルマップより)
だよん

ざっくり言えば、「オーサカとヒロシマの中間」だ。
県庁所在地の岡山駅からは、普通列車で15分程の近距離にある。

まずは、いつものとおりに東京駅だ。
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9002
のぞむでぇ~~~~~

これまた、いつものとおりの、ちょいと特殊な車両(車販準備室付き)の「11号車」。
オラが「のぞみ」の指定券を買うと、ほぼ11号車の切符が出てくる…

しかも、今回は一度見たら絶対に忘れない座席番号だ。
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9003
こいつぁ~春から縁起がえぇ~でぇ~~~~っ

11号車11A席」…ヤラセか(笑)

のぞみ11号」か、到着時刻が「11:11」だったら完璧だったな
11月11日の切符、誰か買ってみて(笑))

…んで、岡山駅でまったりと乗り換えて、キイロイ電車に乗り込む。

満員電車に揺られること15分、やっと着いたで~、倉敷駅。
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9004
激混みよ

好天の土曜日、観光客と地元の買い物客で階段もパンパン

無事に遅刻せず到着したので、まずは指定された建物へ馳せ参じる事に。

駅前に出て…
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9005
人生で二度目ぇ~~~

一度目は雨の日だったので、印象がまるで違う。

そして、観光客で溢れる美観地区を素通りする。
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9006
ゆっくり観たいんだけどねぇ…

そして、美観地区の先にある建物に入り、指令を出したお方達に謁見する。

何のためにココまで来たのかと言うと…
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9007
だいだらぼっちぃーーーーーっ

人形劇を観るためだ。
(「とらまる人形劇団」と言う、倉敷市が本拠地の劇団)

観劇料は500円(当日買うと700円)。

…たった500円の人形劇のために、5万円掛けて来るって…。 

まぁ、ココまで来たからにゃ~、タダでは帰らないぞ
倉敷市を満喫して帰るのぢゃ

劇を観終わった後に、美観地区をテコテコ散策。
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9008
キレイぢゃのぉ~~~~

和のテイストが満開ぢゃ

そして、運河にはこんなお舟も…
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9009
めでたいのぉ~~~~~♪

結婚式には最高の演出ぢゃ

…さて、目は楽しめたので、今度は腹で楽しもう。

地元ならではのグルメ情報は、すでにお嬢様達からGETしている

実際は、この日はココでお宿に行っておしまいで、以降は翌日のハナシぃ~。

駅前に戻る。
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9010
まだ電車に乗っちゃダメよん

お腹が喜ぶお店は背中側にあるのだ。

ココでクルッと振り返ると…
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9011
ぶーーーーーーーーっ

(ぶ)のマークを探せ」という指示だったので、「そういえば行きに駅前で目に入ったなぁ…」と思い出していたら、アッサリと見つかった

ふるいち」と言う名前のうどん屋さんらしい。
…で、横断歩道を渡って建物の前まで行くと…

「↑うどん屋はあっちだよん」

…何をぉぉぉぉぉ~~~っ

この建物はスイーツ専門店にしてあるようで、本家のうどん屋はほんの少し奥にあるとのこと。
徒歩1分も掛からないので、行きまひょか~

サックリ到着う~。
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9012
ぶっかけろぉーーーーーーーっ

中国・四国地方で「うどん」と言えば「ぶっかけ」ぢゃろうが

カンバンには「ふるいち仲店」と書かれているので、支店があちこちにあるようだ。

お昼時なので、もたもたしているとヤヴァそうだったので、メニューもよく見ずに中に入った。 

そのせいか、すぐに座ることが出来た。
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9013
満席ぃ~~~~

オラが座った1分後には10人くらいやって来たので、ギリギリセーフだったよっ
でも、2階席もあるようなので、客の回転は結構早い。

まずはメニューを見よう。
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9014
…ふむふむ。

最初に「ぶっかけ」タイプか「」タイプを選ぶのね。
そして載せる具を選ぶワケか。

本場の高松で食べたうどんと同じ方式ですな

ココは迷うことなく「ぶっかけ」でせう

ぶっかけ」とは、濃いめのつゆをちょいと入れた(ぶっかけた)だけの、汁なしのスタイル。
中華の「汁なし担々麺」や「油そば」をイメージしてちょ。

具は何にしようか…

メンド臭いから全部載せちゃおぉ~~~~っと(笑)

気に入った具が見つかったら、それだけに絞ってまた食べに来れば良い。
(また倉敷まで来るつもりなのかよ

…ってなワケで、最高値の「ぶっかけスペシャル」(890円)をご注文~

ぶっかけなので、すぐにやって来た。
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9015
おぉ、いぇい

盛り盛り沢山ですなぁ~~~

薬味も合わせると、9種類も載ってまっせ

では、いっただっきまぁ~~~~~~っす

もぐもぐ。

まいうーーーーーーっ

さすが瀬戸内、うどんは間違いないですな

具の味は…

いろいろ入り過ぎて味が渋滞起こしちょる。

1つずつもぐもぐして味を確認。

佃煮生姜の味が他をノックアウトしてますな。
この2つがつゆにも入って、すっかり佃煮味になってもうた…

もぐもぐした中で「をぉぅ」と驚いたのは、右のお肉ちゃん

…これ、超絶美味い

肉だけでおかわりしたぁーーーーーいっ

オラ的には、次回は「ミニ牛丼」か「肉天ぶっかけ」「肉釜たま」で攻め込みたいね
(全部頼んじまえっ(笑))

…気に入った。

また倉敷に来たら食べに来るぅぅぅぅ~~~~っ

混んでいる(背中に待ち客が数人いる)ので、さっさとお会計しよう。

満足してお店を出ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9016
並んぢょるぅぅぅぅぅ~~~~っ

…タッチの差だなや。

さすが地元民が薦めるだけあって、人気店だねぇ~~~。

(ぶ)、東京に帰っても忘れないよ

さて、お腹も満たされたので、東京に帰ろう。

倉敷駅まで戻り、岡山行きの電車を待つ。
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9017
まっきいろぉ~~~~

幸せの黄色い電車」というテーマになっているが、車両自体は国鉄時代からの廃車時期が近い連中なので、口の悪い鉄ちゃん達は「末期色」と呼んでいる。
(岡山~広島~下関を走る古い電車は、ほぼこの黄色に塗り替えられている)
関東の人間からしたら、すでに首都圏では絶滅してしまった懐かしい車両ぢゃ。(115系と言う)

そして、快適に岡山駅まで戻りましたとさぁ~

あぁ、美味しかった

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 おまけ 

お嬢様達から、こんな倉敷情報も…

倉敷では、スニーカーやパンプスのようなデザインの地下足袋が流行っとるけぇ~」(←香川出身)

そんな訳の解らんヘンテコリンな靴、流行っとるわけ…
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岡山・倉敷でぶっかけうどん・ふるいち2018春-9018
…あった。

なるほどねぇ~~~~

西日本の文化は奥が深い。

ほなまたぁ~。

つづき「新幹線で瀬戸内グルメ・岡山2018春」はこちらーっ!

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2017年6月15日 (木)

旅日記 ~「行くぞ!松山 2016冬」その22 寝台特急サンライズ瀬戸・後編~

前回「その21 寝台特急サンライズ瀬戸・前編」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

2016年12月3~5日、10年ぶりに四国・愛媛県の「松山(まつやま)」に行って来たぞ
その帰りのおハナシ。

いよいよ最終回っ

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列車は「岡山(おかやま)」駅に到着した。
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9201
ココから東京までは1本道だ

山陽本線・東海道本線と、道なりに進んで行けば黙っていても東京に着く。

サンライズ号の走行ルートは、以下のとーり。
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9202
ひたすら東西に移動ーーーーーぅ

…高松駅
…出雲市駅
…児島駅
…岡山駅
…米原駅
…熱海駅
…横浜駅
…東京駅

上り「サンライズ瀬戸」号の停車駅は、高松・坂出・児島・岡山・姫路・三ノ宮・大阪・静岡・富士・沼津・熱海・横浜・東京の各駅。

本線から脇道に寄り道せず、日本の重要都市群をひたすら高速(時速100~130Km)で走り抜ける。
深夜の東海道・山陽線は、高速コンテナ貨物列車の大動脈となっているので、のんびり走っているワケにはいかないのだ

途中の「児島(こじま)」駅でJR四国からJR西日本に、「米原(まいばら)」駅でJR東海に、「熱海(あたみ)」駅でJR東日本のエリアになる。

さてさて。

後ろに「出雲市(いずもし)」駅始発の「サンライズ出雲」号を連結し、堂々の14両編成となった列車は、静かにゆっくりと発車した。

今日の車掌さん、「この放送を以って、緊急時以外は翌朝の横浜(よこはま)駅到着前までご案内いたしません」と言うのを忘れているようだ。
まぁ、深夜の放送がナイのは夜行列車では当たり前の方式なのだが、初めて乗って途中駅で降りる人は不安だろうねぇ~

オラの麦汁の宴も終了し、完全にまったりモードに…

3年前、鹿さんとぶつかった場所も、今夜は無事に通過。
(1人でドキドキしていた

山沿いに走っているので外の街明かりもなく、完全に暗闇の中だ。
山間部ゆえに路線もクネクネしていて、少々寝にくいエリアでもある。

…さて、寝る前におトイレ様へ行っておきますか。

…おぉ、そうだっ

ついでに列車内の各設備も撮っておこう
今夜なら空いているだろうしぃ~。

…ってなワケで、ジーンズに履き替え、カメラを持って部屋を出る。 
列車の個室外は公共空間だから、ホテルと一緒でちゃんとした格好ぢゃないとダメだよーっ

まずはおトイレ様に寄って、スッキリ

では、列車内を点検するのぢゃ

まずは、トイレの対面にある洗面台をば。
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9203
マヴすぃぃぃぃぃぃ~~~~っ

相変わらずのマヴしさだ

女子のメイクにも、男子のヒゲ剃りにも対応されている、シンプルながらも使いやすい洗面台だ

では、この車両(14号車)の2階へ行ってみよう。

この場所からそのまま左を向くと…
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9204
お2階へどうぞぉ~~~~

2階の廊下が見える。
オラの部屋からは、左下の階段を登って来た。

ココで、右に部屋が見えるっしょ。

この位置は台車の上なので2階建てには出来ず、逆にその制約を利用して2段ベッドの2人用個室シングルツイン」(B寝台)にしてあるのだ

誰もいなくてドアが開いていたので、失礼しまぁ~~っす

正面から見ると、こんなカンジ。
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9205
ゆったり

オラの部屋「シングル」よりは、高さにゆとりがあるねぇ~。

ただ、幅は一緒なので、ドアを閉めると上下段ベッド間の移動はかなりキツい。

右の、ドアとベッドの間にある本棚のようなモノは、階段だ。
つまり、この幅しか余裕がナイということ
おデブちんはドアを開けないと登れないねぇ… 

左側(頭側)は、こんなカンジ。
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9206
同じ設備が上下2段っ

各ベッドの天井高さは、昔の「ブルートレイン」の2段寝台車と同じようだね。
フツーにあぐらかいて座る分には全く問題ナイ

では、階段を登ろう。

登って廊下を進んでいると、空室があったので撮影開始っ

2階の「シングル」は、こんなカンジ。
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9207
こっちもイイ~~~~~ん

2階なので天井が高いケド、壁が丸く迫って来ているのでトータルでは変わらナイか。

夜行列車なので、夜間の車窓はあまり関係ナイが、翌朝の眺めは当然2階のほうが格段に良い
それに、鉄橋通過時の騒音も格段に違う。

ただし、山間部のクネクネ区間では、1階よりも左右の揺れが大きいこともお忘れなく。
(特に「サンライズ出雲」号の岡山~出雲市駅間は超~クネクネだよ

足側には、1階と同じようにテーブルがあった。
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9208
壁のカーブ以外はほぼ一緒だね

では、お隣の13号車へ…
(「サンライズ出雲」は1~7号車で、設備は「サンライズ瀬戸」8~14号車と全く同じ。なので、今解説している号車数から7を引いて脳内変換してね

車端の貫通扉が開くと…
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9209
似てるぅぅぅぅぅぅ~~~

14号車と基本的にはソックリだ。
でも、こちらの平屋部分には、片側2部屋ずつあるねぇ~。

手前(写っていない)が「シングル」で、奥の左右は「シングルツイン」だそうな。

この13号車喫煙車なので、通路も少々タバコ臭い。

平屋部分の「シングル」は、こんなカンジ。
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9210
ココが一番理想的ぃ~~~~~っ

天井高さは申し分なく、壁も真っ直ぐで広々している。

各車両に1~2部屋あるのだが、難点としては「車端部にある」ということ。
列車も車も同じだが、前後の車輪間の外側(車端)というのは揺れるのだ。
あと、連結面間に響く「タタン、タタン」という線路の音や上下に揺れた時の「ガッチョンガッチョン」という連結器や渡り板等から出る音も大きい。

結局、個室空間の広さや位置・居住性等を考えると、どの部屋も「トータルではチャラで同じ」ということだ。
それぞれに違った短所・長所がある。

タバコの臭い以外はソックリな13号車を抜けて、12号車に入る。

平屋部分の「シングル」を通り抜け、カクカクッと曲がった通路を曲がると…
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9211
船だぁーーーーーーーっ

まるで船の3等船室か2等船室のような、オープンな空間に出た。

ココは「ノビノビ座席」といい、イチバン安い指定席だ。
運賃+特急指定席料金だけで乗れ、寝台料金は不要

なので、利用客は「少しお金を持っている青年」が多い。
(夜行バスよりは快適で安全性も高い)

カーテンが閉まっていると、昔の2段寝台客車と似たような雰囲気がある。
(ブルトレはこんなに木目のキレイな車両ではナイが…

人がいない区画があったので、座席を撮ってみた。
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9212
ペッタンコぉーーーーーーぅ

座席」と言っておきながら、真っ平らだ。
まさに船と一緒。

でも、一応お互いの顔は見えないように仕切りが設けられているので、健康ランドの雑魚寝部屋的な感覚で利用出来る
ココを利用する女性のお着替えは、トイレでね

船室の先に行くと、明るい空間があった。
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9213
ココだけ木目ぢゃナーーーーーーイ

ココは車掌室のようだ。
さすがに中は覗けナイので、外観だけを撮影。

対面で光っているのは、自販機の明かりだ。
(内容は後述)
ちなみに、奥が船室ッス。

では、11号車へ行こう。

貫通扉を通って11号車に入ると、他の車両とは明らかに違った雰囲気に。
何か狭くて静かだ…

目の前の廊下に、窓の無い広い扉があった。
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9214
過去を洗い流せーーーーーーーっ

ココはシャワールームだ。
だが、ココは「シングルデラックス」(A寝台)のセレヴ客専用で、B寝台や船室で寝ている下々の者は使えナイ。

…ということは、ココはA寝台の車両だ。

なので、狭い通路をカクカクッと曲がると…
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9215
別空間~~~~~~っ

まるでロシアや欧州の寝台車のような雰囲気だ

廊下は平屋の高さで、個室が上下に設置されている。

つまり、部屋の入口の前に立つと…
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9216
のぼれ~~~~ぃ

上階にはA寝台が4部屋ある。
部屋の中にも洗面台がある等、設備・広さはサイコーに良い。

そして下を見ると…
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9217
おりろ~~~~ぅ

下階には「サンライズツイン」(B寝台の2人部屋)が6部屋ある。
こちらは、一般的なビジネスホテルのツインルームのように、シングルベッドが2つ並んで置いてある。

どの部屋も乗客がいるようで、部屋の写真は撮れなかった…

この車両は、部屋によって喫煙・禁煙が分かれているのだが、廊下を伝ってタバコの臭いが漂って来る。 
ホントにタバコの煙と臭いが苦手な方は、「シングルの禁煙車」を指定することをオススメする

この車両は茶色い廊下しか拝めなかった…

では、10号車へ行こう。

貫通扉を通り抜けると、またも明るい空間があった。
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9218
こうてやぁ~~~~

列車内の貴重な水分補給源の、飲料自販機だ。
コレは大きな幅のモノだが、さっきの12号車にあった小さな自販機も売っている商品は一緒だ。

コーラ・お茶・水・コーヒーは解るが、ナゼに「リアルゴールド(笑)
出張でお疲れのビジネスマン向け

その左横にも小さな自販機があり、タオルを持った青年が立っていた。
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9219
洗うなら買えーーーーっ

コレが下民用のシャワーカード販売機だ。
貯水タンクが空になる枚数が売れると、当然販売終了になるので、購入は乗車後お早目に~
料金は320円だよ~~~~ん。

シャワーは、1回の使用で合計6分間温水が出るとのこと。
出しっぱなしにしていたら6分後に、蛇口をこまめに止めていたら長く使える。
シャワールームの中には更衣室もあるそうなので、ご安心を

ココで正面を向くと…
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9220
くつろげーーーーーーっ

小さいながらもラウンジがある。

朝方はココで食事をするのも良いかも
ただし、夜間は静かにしようね

さらに目の前にある仕切り扉を開けて進むと…
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9221
そろそろ揃ってソロが来るーーーーっ

ココが「ソロ」(狭いB寝台個室)の車両だ。

見えている範囲に20室もある。
廊下は隣のA寝台車と同様で平屋の高さにあり、個室が上下に並んでいる。

意外と「ソロ」は空いていて、写真が撮り放題だった

まずは、下の個室を見てみると…
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9222
…明らかに狭い。

廊下にフツーに立った目線で撮ったアングルがコレで、目の前に上の個室の壁が見える。

では、しゃがんで中を見てみると…
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9223
ベッドが途中で細くなっちょる…

掛け布団のほうが幅が広いね。(笑)

奥の足側を見ると…
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9224
カプセルホテルぢゃ。

コレ、寝返り打てるのかなぁ…

立つことも出来ナイ。
おデブちんは無理だなや。
当然、大きな荷物を置く場所などナイ。

では、上の個室はどうなっているかというと…
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9225
…おっ、広そう

…と思うのは、大~~~~きな間違い。

フツーに立ったアングルで、中を見てみると…
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9226
…コレやで。

こちらのベッドは2段階で細くなっている。

左に見える壁が、さっき下の部屋のドアの目の前にあった壁だ。

ほいで、このベッドに寝るにはどうするのかというと…
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9227
つま先で登れ~~~~~ぃ

この「階段」と呼んでイイのか的なステップがあるだけ。
サルノコシカケ」や「木くらげ」ではナイ。

ドアを閉めたら、ブーツ登山靴は脱ぎ履きが出来ナイだろう…

上の個室は、お年寄りや足をケガしている人等は利用しないほうが良い。
おデブちんも相当キツいだろう…
…力士は完全に無理。

何で「ソロ」はこんなに高さ的に無理があるかというと、この車両の床下には走行用の機器がビッシリ設置されていて、高さ制限上、純粋な2階建て構造に出来なかったからだ。

この「サンライズ」は、機関車が牽く「客車」ではなく自走する「電車」なので、編成内に走行用モーターを制御する電気機器が必要だ。
なので、7両編成中の2両に走行用機器を床下に設置している。

…ってなワケで、安い「ノビノビ座席」(12号車)と「ソロ」(10号車)の2両が一般の電車と同じ平屋構造なのだ
この2両は、走行中はモーター音が聞こえる。
(国鉄時代の電車に比べれば格段に静かだが…)

さて、コレで寝台の解説は終~了~

9号車8号車は、オラの14号車と同じ「シングル」なのでね
設備も、13・14号車とほぼ一緒。

ほな、部屋に戻るでぇ~

部屋に戻って、本格的に寝る準備をする。

外は真っ暗だ。
時々、明るくなって駅を通過するのが見えた。
新幹線の高架橋も見えたので、たぶん「相生(あいおい)」駅付近を通過中だろう…

そして、ほどなくご就寝~~

おやすみんみ~~~~~ん

途中、揺れで何度か目覚める。
今回は、「三ノ宮(さんのみや)」「大阪(おおさか)」「米原(まいばら)」駅を見ることが出来た。
列車はダイヤ通りで順調らしい。

先頭車に乗っている関係上、運転士が交代する度に、乗務員扉を強く「バタンっ」と閉める音と振動が伝わって来る。
3年前もその音で目が覚めることが何度かあったので、運転士さん達にココ一で言。

サンライズ」の乗務員扉は静かに閉めて欲しい。

ぜひ、ご配慮お願いします

こんな「覚めては寝て」をちょこちょこ繰り返して……

…明け方。

おはようございます。あと30分ほどで横浜駅に到着いたします」のアナウンスで目が覚めた。

今回はガッツリ寝たのぉ~~

熱海(あたみ)」駅の記憶はかすかにあるが、その前後は全くナイ。

前回は、目覚めたら貨物線を走っていてビックリしたのだが、今回は解っているので余裕だ
上りの「サンライズ」は、「小田原(おだわら)」~「茅ヶ崎(ちがさき)」駅間は、旅客線の隣にある貨物線を走るのだ。
東海道線の朝ラッシュの対策だろう。
(あるいは、普段は使わないポイントをわざと通過させてメンテするという作戦もあるかも…)

そして、「大船(おおふな)」駅も過ぎ、淡々と走っていると…

…おっ、見えて来た
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9228
平沼ぁ~のぉ~~ガスタンクっ

横浜では有名な「平沼のガスタンク」だっ

小田原方面からやって来る人達にとって、相模鉄道の線路が隣に並んでガスタンクが見えたら「横浜駅はもうすぐだ」と解るランドマークだ。
京都駅に着く前の、山科(やましな)のトンネルと似たようなカンジだね

6時44分、列車は横浜駅に停車した。

そこそこの乗客が降りて行き、車内が少し静かになったカンジがする…
サンライズ停車中の横浜駅の様子は、こちらの日記「ELレトロ栃木・福島号 2015」に写っているのでご覧あれ

わずかな停車の後、列車は発車した。

加速していくと、横に別の列車がもっと加速してやって来た。
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9229
横ッスかぁーーーーーっ

横須賀線だ。

こちらの列車のほうが軽くて短いのに、ラッシュで満載の15両編成の列車は軽やかに追い越していく。

面白がって見ていたら、横須賀線からこっちを見る視線のほうがケタ違いに多く、慌ててカーテンをかなり降ろして隙間から外を眺める。
あちらはギュウギュウで立っているのに、こちらは足を投げ出してのんびり個室で座っているんだからねぇ~。

今日も「ゆったり通勤」してスミマセ~~~ン(笑)

そしてアッサリと…
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9230
バイバイキン~~~~~

このエリアは、横須賀東海道京浜急行の各線がモーレツな速度で競い合う、鉄ちゃんには堪らないスポットなのだ
時速100~120Km前後で同方向に3列車(12~15両編成)が揃ってやって来ると、なかなかのモノよ

列車は多摩川の鉄橋を渡り、東京都に入った。

…あぁ、あと15分ほどで旅が終わってしまう。

そろそろ本気で降りる準備をしておかないと。
パジャマを脱いでジーンズに履き替えよう。

…でも、待てよ。

カーテン全開で穿き替えたら、駅や踏切通過時にオラのおパンツ姿が世間に晒されてしまう
特に、踏切待ちの人達とは目線が同じ高さなので、イヤでもオラのおケツが視界に入ってしまう。

皆様に朝から不快な思いをさせないためにも、駅間でカーテンを結構降ろした状態で穿き替えた。

よし、これでOK~~ぃ

コレで大田区の治安は守られた。(笑)

列車は「品川(しながわ)」駅をサックリと通過。
普段、品川を通過する列車は数本しかナイので、コレは貴重だ…

そしてついに、「日本電波塔」が目の前に現れたっ
(「東京タワー」とも言う)

コレぞ大東京のシンボル

ほどなく、赤レンガの建物が見え、列車は終点の東京駅に到着した。
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9231
帰って来たよぉぉぉぉぉぉ~~~ん

ただ今、7時11分

朝日がマヴすぃ~~ぜぇ~~~ぃ

最後にお約束の1枚をば。
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行くぞ!松山2016冬その22・寝台特急サンライズ瀬戸・後編-9232
…あれ?3年前とホームが違う。

そっか、上野東京ラインが開通したから、停車ホームも変更されたのね~

前面のスカート(連結器周りの防護板)がピッカピカなので、今回は何もぶつかっていないようだ
(3年前は岡山付近で鹿さんがぶつかって、チト汚れていたのだ…

さて、これからどうするか

このまま歩いて職場へ行くかいったん家に帰るか
職場までは歩いても10分ほどだ。

…う~ん、要冷蔵の荷物(Myみやげ)もあるし、今回は家に帰ろう。

…ってなワケで、朝ラッシュの流れに逆行していったん家に帰り、おみやげを冷蔵庫に放り込んでカラダを洗って着替えて職場に行きましたわん

いやぁ~~、超~充実した旅だった

こんなに濃密でワクワクした旅は久々だね
楽しかったぁ~

やっぱ四国はイイねぇ~~~

みなさんも、日本各地へ「ぶらり気ままな個人旅」をしてみてね~~
ツアー旅とは違う発見がいっぱいだよーーーーっ

(おしまーい!)

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2017年6月12日 (月)

旅日記 ~「行くぞ!松山 2016冬」その21 寝台特急サンライズ瀬戸・前編~

前回「その20 クリスマスの高松アーケード街」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

2016年12月3~5日、10年ぶりに四国・愛媛県の「松山(まつやま)」に行って来たぞ
その帰りのおハナシ。

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さぁ、いよいよ東京に帰るぞっ

これから乗る、寝台特急「サンライズ瀬戸」(東京行き)の発車時間は21時26分
ただ今の時間は、19時

2時間どうすっぺ~~

まぁ、30分ほどは予定があるので、残りの1時間半をどうするかだなや…

まずは、JR高松(たかまつ)」駅前に立つ。
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9101
3年前とほぼ同じ状況…

上のおさしんは17時に撮ったので、今はもう真っ暗だ。

3年前も、サンライズ発車時間までの数時間をこの駅前でぐでぐで~と潰した。
2013年に乗った時の日記はこちらをクリック

…まぁ、まずはお約束の場所へ行こう。

その場所とは、駅入口のお隣にある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9102
えーーーーすわんっ

ACE ONE(エースワン)」と言うスーパーで、品数もかなり多い。

駅の真横にある…ってか、駅舎に直結しているので、旅行者には超~ありがたいお店

中に入って、ゆ~~~~っくりと商品を見て回る。

車内での宴用に食材を買い込もうかと思ったけど、さっき食べた讃岐うどんが胃袋を満たしている…
なので、「ご当地モノ」の食品をいくつかチョイスしただけで、お買い上げ~となった。

さぁ、1時間半どうすっぺぇ~~~。

やはり今回も、駅舎内にあるおみやげ屋を覗いたり、2階の飲食店と雑貨屋の間にあるソファーに座っていたり…と、ぐでぐで過ごす。

…オラにとって「高松駅」って、このソファーの記憶がキョーレツに残っているんだけどぉ~。

もうガマンの限界ぢゃ

20時40分、少し早いがホームに行ってしまおう。

改札の前に立つと…
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9103
サソラーーーーーーーイヅ

発車案内板には、すでに「サンライズ瀬戸 21:26 東京」の文字が
表示されている行先が四国島内と岡山のみの中、キョーレツに遠い「大東京」の文字がマヴすぃ~~~

東京駅までは805Kmとのこと。
数字的には長距離なカンジがするが、実際に乗車すると速度が速いのでそれほどの距離感はナイ。
むしろ、少し物足りないくらいの乗車時間だ。
(中国では2泊3日(4000Km)、ロシアでは6泊7日(9000Km)の超距離寝台列車も走っている)

では、改札を通ろう。

サンライズ瀬戸号の切符は、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9104
ぷれみあむぅぅぅぅぅ~~~~ぅ

金・土・日曜日発の切符は、入手困難な「プレミアムチケット」だ。
でも、今日は月曜の夜なので、まぁ入手しやすいほうかと

1ヶ月前に、東京の「中野(なかの)」駅のみどりの窓口で、おねぃさんが間違えて「きゃーーーっ」と慌てながら取ってくれた価値ある1枚(笑)
(その時のコミカルなやりとりは、こちら「その1」をクリック

今夜乗る寝台は、「シングル」と呼ばれる標準的なB寝台個室だ。
この下には「ソロ」と言うランクもあり、少々安いが室内が狭くて窮屈だ。
さらに下には「ノビノビ座席」という、3等船室並みのオープンな雑魚寝空間の車両もある。

シングル」の上は「シングルツイン」「ツイン」と「A寝台」しかナイので、1人旅なら「シングル(禁煙)」がオススメ

料金は、運賃11,310円+特急・寝台券10,800円=22,110円ッス

ちなみに、新幹線「のぞみ」+特急「うずしお」だと、お値段は19,020円だ。
岡山~高松間を快速「マリンライナー」に乗ると、18,690円となる。

…今待っていた2時間前に「マリンライナー」に乗れば、サンライズよりも安くて今夜中に東京駅に着けるのだ(笑)

でも、今夜は「夜汽車」を味わうので、コレでイイのだ
(「夜汽車」と言うには車両が新し過ぎるが…

指定された寝台は、14号車の7番
3年前と同じ先頭車だ。

改札を通り、イチバン右にあるホーム(9番のりば)に行く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9105
わくわく

ココから、左のほうを見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9106
せいぞろり~~~~~

JR四国の主力車両がほぼ勢揃いしているっ

手前3本が電車で、奥の2本がディーゼルカーだ。
電車は松山岡山方面に行き、ディーゼルカーは高知徳島方面に行く。

では、乗車位置まで移動しよう。

とりあえずは、駅名板をば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9107
うどん駅ぃぃぃぃ~~~~~

ココは「うどん県」の「さぬきうどん駅」なのだ

高松駅」とは、世間を欺く仮の名称でしかナイ。

やっと乗車位置にたどり着いた。
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9108
150mも歩いたぜ…

14号車は7両編成の先頭車なので、何もナイ先端の方まで歩かされるのだ。

なので、後ろを振り返ると…
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9109
電車達がはるか後ろに…

高松駅に来る列車は1~5両編成がほとんどなので、7両もの長大編成は考慮されていないのよ…
ベンチすらナイ…

20時56分、アナウンスと共にサンライズ瀬戸号がやって来た。
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9110
いぃぃぃ~~~~やっほぉぉぉぉ~~~う

今日もよろしくね

発車まで30分近く停車しているので、昔の汽車旅気分も味わえる

列車が停まった。
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9111
わくわく

まずは、お約束の1枚をば。
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9112
サンライズうどん~~~~~~

コレで証拠も残った

列車の行き先表示器も撮っておいた。
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9113
トキオーーーーーーーっ

ココから乗り換えなしで大東京ステイションまで行けるといのもスゴい。
…ってか、昔は青森~鹿児島まで、東京行きが走っていたんだけどね。

ドアが開いた。
まずは、部屋の位置を確かめるために車内へ入る。
そして、荷物を置いて部屋の電気を点けて再び車外へ…

さて、今回の寝台の位置は…
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9114
おとなりーーーーーーっ

3年前とほぼ同じで、1つ後ろにズレただけだった。
(明かりが点いている1階の窓ね)

…また「あの轟音」が鳴り響くのか。

3年前は台車のすぐ後ろだったので、高速で鉄橋に入る度にものすごい轟音が部屋に響いて目が覚めていたのだ。
今回は1つ後ろだから、果たしてどうだべか…

前回は撮らなかった、外から見た部屋の様子を撮っておこう。

まずは東京寄りを。
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9115
結構広いっしょ

ビジネスホテルよりも狭く、カプセルホテルよりは広いというカンジ。
安い「ソロ」だと、リアルにカプセルホテルだ。
(次回「その22」で各部屋をご紹介~

あの黒いバッグに、麦汁エサがたんまり入っているのよ 

そして、高松(出雲市)寄りは…
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9116
ドアっす~~~~ぅ

部屋のドアと鏡などが写っている。
(室内はこの後すぐにご紹介~

1階部分は、このようにホーム床面スレスレに窓がある。

では、車内をご案内しよう

14号車のドアから、1歩車内に入ると…
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9117
ビジネスホテル~~~~~ぅ

まるでビジネスホテルのようなシックな廊下が目に入る。
正面は2階で、オラの部屋は1階なので、左の階段で下に行こう。

ちなみに、右手前に見える部屋は、平屋部分にある「シングルツイン」ルームだ。
目線の高さにベッドがあるのが見えるっしょ
個室内で2段ベッドになっている。

階段はこのとーり。
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9118
ちょい狭っ

一般家庭ならフツーの広さだが、大きくて重いスーツケースを持っているとチト大変かも…

個室内に荷物を置く場所も限られているので、サンライズに乗る時は大きな荷物は持ち込まないようにするのがベターだ

階段を降りると、こんなカンジ。
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9119
意外と天井が高い~~~~ぃ

1階だけど、思ったよりは天井の高さがある。

この車両、輪切りにして断面を見たら、ものすごい精密な寸法で組み上げられているんだろうなぁ…
日本の鉄道の高さ・幅は、世界的に見るとあまり大きな方ではナイ。
新幹線は中国・ロシア・アメリカ等に近い大きな寸法だが、在来線は欧州よりも少し小さいくらいだ。

ちなみに、この「サンライズ」は、JRミサワホーム等の共同開発だそうな。

個室のドアを開けて部屋を見ると、こんなカンジ。
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9120
しんぷるしんぐる~~~~~ぅ

今までの「ブルートレイン」と呼ばれた青い寝台客車と、ほぼ同じ寸法のベッドがある。
サンライズ」は、「全て個室」という点が大きな違いッス。

手前側を見ると、こんなカンジ。
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9121
色々なモノがあるーーーぅ

テーブル・鏡・コンセント・靴脱ぎ場等がある。
靴を脱いで置くためのスペースがあることで、ベッドの幅が少し狭くなっている。
なので、こちら側を足にして寝るのがヨロシアルヨ

ベッドの長さは、180cm位の人までなら充分余裕で寝られる。

小柄な女性だったら、かなり余裕だろう
余ったスペースに荷物を置くことも出来るしね

1つ上の写真の、ハンガーの下辺りが荷物置き場で、ホームから個室内を撮った写真の黒いバッグがある部分しかない。
なので、相当デカい荷物を持ち込んでしまった場合は、すぐに車掌さんに知らせましょう

部屋に入ったら、ドアを閉めよう。
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9122
鍵はしっかりと掛けるんだよーーーっ

ちゃんとドアには鍵があるので、就寝中はしっかりとロックしよう。
トイレ等で外に出る時は、外からも暗証番号式のロックが掛けられるので安心
(暗証番号は、自分で自由に何度も変更出来る

コンセントがあるので、スマホの充電やPCの使用もOKだ
ただし、ドライヤーはヒューズが飛ぶ恐れがあるので、多分無理だろう…

頭側(東京寄り)の壁回りは、こんなカンジ。
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9123
スイッチと注意書きーーーーっ

時計の他に、室内の照明・車内アナウンスの音量・空調の強弱・目覚ましの設定が出来るスイッチ類がある。 
あとは、列車内の設備の案内図と注意書きが貼られている。

3年前の写真と見比べてみると、ステッカー類が新しくなっているねぇ~。
(2013年に乗った時の日記はこちらをクリック

個室の天井は、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9124
けっこうたかい~~~~~ぃ

ブルートレイン時代とは比べものにならないくらいに、天井が高い
(昔はベッドの上で立つことが出来なかった
中腰くらいなら、立つことも出来るッス

換気(空調)は、天井の茶色いのと靴脱ぎ場のベッド下にある換気口で行われている。
天井の白いのは煙感知器だと思うッス。

ベッドに座って窓の外を見ると、こんなカンジ。
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9125
ホームより低いーーーーーーっ

おぉ窓の下端はホームよりも低かった

なので、ちょっと見回してみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9126
ぢうよんーーーーっ

普段では見ることの出来ない、ホーム側面の標記を間近で観ることが出来るッス

さぁ、これで「シングル」ルームのご紹介は、終~了~~ぅ
残りのお部屋は、次回「その22」でね

…さてさて。

あとは車掌さんが来たら切符を見せれば、東京駅まで完全フリーなので、着替えて宴の用意をしますか
ジーンズを脱いで、持って来たパジャマのスボンに穿き替える。

泊まり旅には、パジャマの下(スボン)だけを持ち歩くと、何かと便利なのだ
軽いし、かさばらないしぃ~。
宿の浴衣やムームーだけでは寒かった場合、かなり助けられるッス
(実際、何度か救われた

まだ検札が済んでいないので、上半身は着替えずにそのまま待機。

バッグを開けたついでに、宴の準備も済ませましたわん
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9127
いぃぃぃぃぃやっほぉぉぉぉ~~~~う

夢のテーブルっす

愛媛・京都・函館……もう産地がバラバラ。(笑)

麦汁があと1本欲しかったかなぁ~と思ったケド、コレくらいでちょうどエェ~のかもしれない。
今から往復300m歩いて売店へ買いに行く気力は、すでにナ~~~イ。

ちなみに、サンライズには車内販売はナイのでご注意を
(ソフトドリンクの自販機はある)

発車15分前となった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9128
車掌さん、まだ来ないぉ…

検札も来ず、動き出してもいない状態で宴を始めてしまったら…

四国を出る前に麦汁が無くなってまう~~~ぅ(笑)

3年前はもうこの時点で検札も済んでリラックスモードだったんだけどなぁ~。
(「北斗星」の個室に乗った時も、上野駅停車中に検札が済んぢゃっていた)

そして21時26分、「発車いたします」のアナウンスが個室内に流れ、列車は静かに発車した。
(はるか先頭にいるので、ホームのアナウンス音は届かないのだ。(笑))

走り出してほどなく、車掌さんがドアを「コンコン」とノックした。
ドアを開けて切符を見せて、「東京までですね~」と言葉を交わして検札終了

…さぁ、宴を開始しますわよん

まずは麦汁様をプシュと開けて、夜景にカンパ~~~イ

そして、松山の「三津浜(みつはま)」で買った「じゃこ天」や、おみやげでもらった愛媛の食べ物をモグモグ…

いやぁ~~~、今夜も最高

個室ごとに照明は調整出来るので、早速明かりを消して夜景を楽しむ。
真っ暗な部屋だと、窓ガラスの反射もなくてハッキリと夜景が見える。
それを、あぐらをかきながら麦汁を飲みつつ、まったりと眺める。

夜行寝台列車ならではの楽しみ方だ

しばらく走ると、再び瀬戸大橋に戻って来た。

今夜のハイライトぉ~~~~~~~

部屋を真っ暗にして、備え付けのコップに麦汁を注いでおいて、カメラを構えてスタンバイ

ぐんぐんと坂を登り、瀬戸大橋に突入した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9129
ブレブレ~~~~~~っ

…まぁ、解っちゃ~いるが、ブレブレだ。
(フラッシュ焚いたら窓ガラスしか写らないのでね)

なので、メインは「飲みながら眺める」にして、所々で撮る作戦に。

真っ暗で遠くまで良く見えるのだが、時々外が明るくなる時がある。
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9130
へっどらいとぉぉぉぉぉ~~~~っ

橋の橋脚部分等に来ると、コンクリートの壁にヘッドライトが当たって明るくなるのだ。
3年前は真横が明るくなったけど、今回は個室1つ分前にズレているねぇ~

瀬戸大橋の夜景を楽しんだ直後の22時、列車は「児島(こじま)」駅に到着した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9131
JR四国はココまで~~~

この駅から先はJR西日本となり、乗務員も交代する。

この先、「米原(まいばら)」駅でJR東海、「熱海(あたみ)」駅でJR東日本の乗務員に入れ替わるッス。
(運転士は、こまめに「大阪(おおさか)」駅等でも交代する

サンライズ」の車両自体は、JR西日本JR東海が所有している。

ココから先は陸地の市街地を走るので、それほど外を見る必要もナイ。
…逆に、カーテンをフルオープンにしていたら、踏切待ちの人達から丸見えだ

およそ30分走り、列車は「岡山(おかやま)」駅に到着。
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行くぞ!松山2016冬その21・寝台特急サンライズ瀬戸・前編-9132
…ま~た東横インだよ。(笑)

岡山駅では、後ろに「出雲市(いずもし)」駅発の「サンライズ出雲」号を連結するので、「サンライズ瀬戸」号は前のほうに停車する。
オラは先頭の14号車なので、ホントにホームの先端だっ
ココからは、リアルに14両編成になる。

何気に岡山からも乗り込んでいるようだ。
この先もいくつか停車するが、寝台を楽しむのであれば、岡山駅から乗車がギリギリであろう…

さぁ、いよいよ本格的に「夜汽車」の区間に突入だっ
車内アナウンスも、岡山を最後に、翌朝の横浜到着前までは一切ナイ。

オラの宴もピークは過ぎた。
麦汁も残り少ない。

…そろそろ寝る準備もしておこう。

…ほな、発車するでぇ~~~~

サンライズ号の各室や設備を知りたい方は、次回「その22」を見逃すなーーーっ
 下のカッコ内をクリック

つづき「行くぞ!松山2016冬 その22」はこちらーっ!

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2017年1月19日 (木)

旅日記 ~「行くぞ!松山 2016冬」その2 瀬戸大橋を渡って到着~

前回「その1」からのつづきーっ!

2016年12月3~5日10年ぶりに四国・愛媛県の「松山(まつやま)」に行って来たぞ

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さぁ、いよいよ「岡山(おかやま)」駅を出発して、四国に攻め込むぞ

遅れていた対向列車がやって来た。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7201
アンパンメーーーーーン

何とっアンパンマン列車だった

JR四国には、アンパンマンのラッピングがされた列車が数編成存在する。
当然、キッズからの人気は絶大だ

さて、今から進むルートはこんなカンジ。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7202
(2017年のグーグルマップより)
からへ行くのぢゃ

…岡山駅
…高松駅
…伊予三島駅
…今治駅
…松山駅

線路(灰色の線)は、ほぼ海沿いをひたすらに走る。
当然、車窓からの景色は「そーびゅーちほー」の連続だ

わくわく

列車「しおかぜ7号」は、アナウンス通りの8分遅れで出発。

まずは、遅れの原因となった、JR西日本の単線区間を急いで走る。
(地図のとすぐ下の国道30号線マーク左の分岐点の間)

この区間(瀬戸大橋線)は、通過量に対しての線路の規格が合っていなく、遅延量産地帯となっている。
元々は盲腸線(本四フェリーの接続線)の単線だったのだが、瀬戸大橋が出来てからは大幹線へと変貌を遂げた。
だが、その途中の区間は複線化が進まず、部分的に単線が残っている状態のまま…

そのため、岡山駅で新幹線に乗り換える人達は、いつもハラハラ・ドキドキしているのだ
(実際、間に合わなかった人も多い)

遅れを回復しようにも、単線なので対向列車との兼ね合いもある。
それでも、そこそこのスピードで走り抜けてゆく。

元々あった線路(宇野線)との分岐点「茶屋町(ちゃやまち)」駅を過ぎると、後は新幹線も走れそうな立派な複線区間となる。
(関東で言うと、JR成田空港付近の路線と同じイメージ)
ココではかなりの速度でカッ飛ばす

そしてほどなく、本州側の端っこの「児島(こじま)」駅に停車。
この駅で、乗務員がJR西日本からJR四国へと交代する。
ココから先は、JR四国の管轄だ。

カッ飛ばしたにもかかわらず、遅れ時間は回復しなかった。
つまり、普段もあの速度でカッ飛ばすダイヤなんだねぇ~。

列車はすぐに発車。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7203
瀬戸内海が見えて来たぞ

さぁ、いよいよ瀬戸大橋

今回で4度目の通過。

1回目は10年前の雨の昼、2回目は3年前の昼、3回目は3年前の夜だった。
なので、まともに景色を観たのは実質1回のみ。
(夜もキレイなんだけどねぇ~

今日のお天気は申し分ナイっ

では、突入ぅーーーーーーーーーっ

どん!
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7204
おぉ、いぇい

いつ通っても、この巨大な橋にはコーフンするねっ
日本の技術と努力の結晶だよ

そして海上の区間に入ると…
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7205
コレだーーーーーーーっ

眠気もブッ飛ぶこの絶景

日差しを避けてカーテンを閉めていた女子達も、ココでは一斉に開けて撮影大会。(笑)

列車は遅れているにもかかわらず、速度をあまり上げないで走っている。
観光客用に速度を落としてくれているのかな
それとも制限速度があるのかな
(調べたら、最高速度は120Kmだそうな)

瀬戸大橋には、所々に島の上を通る区間がある。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7206
イイ景色だ

瀬戸内海の景色って、オラ、ホントに好きなんだよね~

来て良かったぁ~~~~

やっぱ、旅に出ないとダメだね。
心がリフレッシュされるよ

海の底を見ると、こんなカンジだった。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7207
グリ~~~~~~ン

薄いエメラルドグリーンの、爽やかでキレイな色だ
ココは底が浅いのかな

再び島の上を通過する。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7208
リゾ~~~~トぉ~~~

橋の開通のおかげか、すっかり車で来れるリゾート地と化したような雰囲気…
昔は小船でのんびり来るしか無かったんだよねぇ~。

ついに四国が見えて来た。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7209
ゼッケーーーーーーぃ

左が本州で右が四国。

…あぁ、宝くじで1億円くらい当たったら、速攻ココに引っ越すのになぁ~
小さな家を建てて、畑をいぢりながら悠々自適に暮らすのだ

ちょうど下にお船がやって来た。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7210
隠れちゃった…

お互いに移動しているので、撮影のタイミングが難しい…

そして、ついに四国の陸地が見えて来た。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7211
たんくぅ~~~~~ん

石油コンビナート(コスモ石油)の貯油タンクがズラリっ

タンク群を過ぎると、工場が見えて来た。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7212
デカい工場だぞ…

ココが実質的な四国の玄関口なので、工場が多く建っている。
ちなみに、今いる場所は香川県だ。

工場の全体が見えて来たぞ。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7213
メカメカしくてモクモクしぃぃぃーーーーっ

すんげぇ~水蒸気っ

製鉄所のようにも見えるが、地図で見たら三菱系列の化学工場がいくつか連なっているようだ。

ついに瀬戸大橋を渡り切った。
人生3度目の四国入りぢゃぁ~~~

線路はすぐに左右に分岐した。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7214
今日は右に行くわよぉぉぉぉ~~~ん

巨大なデルタ(三角)線だ

奥の左が、「坂出(さかいで)」「高松(たかまつ)」駅方面。
右が「松山(まつやま)」「高知(こうち)」駅方面。

帰りは右から左奥へと特急列車で通過し、その夜に左奥から寝台列車でココに戻って来る。

このような構造は、関東の武蔵野京葉)線「西船橋(にしふなばし)」駅周辺等にも存在している。

正面の線路と合流すると、すぐに「宇多津(うたづ)」駅に到着した。

ココで、高松駅から来た3両編成とドッキング
9両編成となって、松山駅を目指す。

連結作業のため、少々停車。
遅れは一向に縮まらナイ…

ドアが閉まって発車した。

…も、すぐに隣の「丸亀(まるがめ)」駅に到着。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7215
こまめに停まるのぉ~~~。

四国の玄関口のせいか、小さな都市や工場等が点在しているので、この辺は特急も数駅ごとに停まるようだ。

…ってか、このキャラは何者

なぁ~んてね、オラはいつも見ているよぉ~~ん
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7216
美味そう

とり奉行 骨付じゅうじゅう」というお方ぢゃ

丸亀名物「骨付鳥(ほねつきどり)」のキャラクターなのだ。
(「骨付鳥」の文字は商標登録されているそうな

オラはいつも豊橋で食べているッス~~~
…でも、まだ本場のココでは食べていない。
(彼の詳細はこちらをクリック、豊橋の骨付き鶏の画像はこちらをクリック

意外なことに、この辺で降りる乗客が多い。

この距離だったら、快適な快速列車も走っているんだけどなぁ~。
新幹線乗り継ぎの割引切符なら、特急料金も安いのだろう。

列車はすぐに発車。

…またもやすぐに2つ目の「多度津(たどつ)」駅に停車。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7217
かもっつぅぅぅぅぅーーーーーっ

未だに慣れない、四国のコンテナ貨物列車…
走り出して、もはや30年になろうとしているのに、違和感ぐゎ。
(「見慣れていない」だけなんだけどね

隣のホームには、国鉄の最後の置き土産「121系」電車のお顔がチラっと見える。
JR四国は水色がコーポレートカラーなので、この電車も水色帯になったが、この編成は登場当時のピンク帯(京葉線と同じ色)に復元されている。

ココで線路は松山方面の「予讃線(よさんせん)」と、高知方面の「土讃線(どさんせん)」に分かれる。

宇多津」と「多度津」、「予讃」に「土讃」…
四国には似た名称が多くて紛らわしい。

ちなみに、JR四国の工場もある。
でも、工場は離れているので、列車からは見えナイ。

さぁ、ココからは走るぞっ

ただし、曲線が多い路線なので超高速では走れナイ。

でも、心配ご無用

この特急列車は曲線区間でも高速で走れるように、「振り子式」と言う構造の足回りになっている。
なので、一般の普通列車よりも高速でカーブに突っ込んで行くのだ。

そのせいか、車掌さんが車内を移動する時は、イスに手を添えたままカニ歩きで移動していた。
(全体的に、JR四国の特急列車内にいるスタッフは、年配者が多いカンジ)

振り子式=酔う」という都市伝説は全く存在せず、実に快適に走って行く。

…座っていればね。(笑)

さらに、トイレに行くのは「一大決心」がいるようで、女性がトイレから帰って来ると、みんな一様に「怖かった…」とポツリ。
トイレは洋式と和式があり、「和式だと無理っ」と話している女性もいた。

オラも走行中に一度行ったが……男でも怖ぇ。(笑)

この「しおかぜ」に乗る時は、離れていても洋式トイレに行きませう

この先は、ひたすら海沿いを走って行く。
なので、右には海が、左には山が、ずーーーーーっと続く。

山側の景色はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7218
畑とおむすびのような山々が並んでいる。

四国のお山は、おむすび形の丸っこいモノが多い。

そして、海側はこんなカンジ。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7219
おぉ、いぇい

指定席を何も考えずに「」席で予約してしまったため、山側になってしまった。
しかも、ずーっと南向きなので、太陽が当たりまくって暑い…
(新幹線と一緒だ)

」席だったら、涼し~く間近に海が見えたのになぁ…

ココでも観光客たちは撮影をしていた。
(オラもその1人)

列車はクネクネ走って「伊予三島(いよみしま)」駅に到着した。(また三島駅かよ…
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7220
ぴーーーーーえふっ

JR貨物の電気機関車「EF65」が停まっていた。
(鉄ちゃん達は、この機関車を通称「PF」と呼んでいる)

今や、大量生産されたこの機関車も貴重になって来たなぁ…
昔はブルートレインを牽く「花形スター」だったのにねぇ~

この辺りで、車内の乗客は半分ほどに…
松山まで乗り通す人って、思ったより少なかったッス

…そうそう、今回の旅は「隣に誰も座らない」という、フシギな現象が。
東京から松山まで、オラの隣の席には誰も座らなかった…

列車は遅れを回復出来ずに、ずっと8分遅れのまま発車。

…逆に、単線区間で遅れ時間が増えないというのがスゴい。

今回、昼間に乗って判ったが、予讃線の車窓の景色って、延々と変化しないんだね。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7221
山側は、ずーーーっとこのような景色が続くッス。

横(東西)に続く山脈と海に挟まれて走っているので、そりゃ、変わらんわな。

しばらくして、列車は進路を北に大きく変えた。
やっと太陽様の攻撃から解放される…

そして、「今治(いまばり)」駅に停車。

ココは四国の西側の玄関口で、尾道(広島)方面に通じている吊り橋「しまなみ海道」がある。
工場も多く、特にタオルの生産量は日本トップクラス

駅に停車すると、女子達の口から「今どこえっバリィさん(笑)」と、こぼれる。

今やすっかり全国区になった、ゆるキャラ「バリィさん」のホームグラウンドでもある。
今治出身の人が他の都市に行くと、あだ名が「バリィさん」になるんでしょ、絶対

…オラだったら「バリィさん」と呼ぶ。確実に呼ぶ。(笑)

そして、列車は突き出た丸っこい半島に沿うように半円を描く感じで、南向きに変わった。
今まで海側で涼しく過ごしていた人達の窓に、太陽様が容赦なくお邪魔する。
すると「シャーッシャッ」とカーテンを閉める音が、あちこちから…

日差しが無くなると、途端に頭上が涼しくなる。

…あぁ、クーラー効いていたのね(笑)

確実に車内の左右で2℃以上は違っていたようだ。
前に座っていた女子達も「あっ、こっち涼しいっ」と、さっきまでしばらく海側のイスに座っていたほどだ。(笑)

だんだん建物が増え、平地が多くなって来た頃、見覚えのある光景が目に入って来た。

懐かしいにも程ガァーーーーーーーールっ 

実に、10年ぶりの光景だ。
案外、変わっていないなぁ~~

チョットわくわくして来た

沿線に伊予鉄道の駅も見えた頃、松山駅に着くアナウンスが。
結局、遅れは回復しなかったらしい。

きっちり8分遅れで松山駅に到着した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7222
来たぜ、松山ぁーーーーーーっ

いやぁ~、懐かしい

まずは、お約束の駅名板と一緒に。
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行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7223
コレで安心

だが、ホーム上では戦争が始まっている。

今まで乗っていた「しおかぜ」が遅れて来たので、それに接続する「宇和島(うわじま)」駅行きの特急列車等に乗り換える乗客がバタバタしているのだ

乗り換え時間は、わずか2~3分
(昔は宇和島⇔高松・岡山間を直通していたのだが、電化されている松山以東は電車特急に統一されたために、非電化の宇和島⇔松山間は分離された)

すぐに、同じホームの先頭部分に、接続するディーゼル特急「宇和海(うわかい)」(3両編成)がゆっくりとやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7224
乗り換えが楽ッス~~~~

同じホームを前に移動すればイイだけなので楽だが、高松から乗って来た人は最後尾の9号車から歩いて来なければならない。
僅か3分程で混雑したホームを前に進むのは、チトキツいものがある…
駅員さんもその辺は解っているので、後ろを凝視して、前に歩いて来る人がいるかをチェックしている。

待ってくれぇ~~~~ぃ」と叫ぶ乗り換え客。

ダイジョーヴだよ、ちゃんと待ってくれるから。

奥のホームには、全席指定の観光列車「伊予灘ものがたり(いよなだものがたり)」も停車している。
こちらは、「宇和海」が発車した後でないと発車出来ないため、それほど慌てる必要もナイ。

数分のバタバタ劇が終わり、特急「宇和海」は黒い煙を一発吐いて、ディーゼルエンジンの音を轟かせて去って行った…

では、外に出よう。

改札を出て、まずは駅舎入口まで移動。

入口から振り返って見ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7225
10年前と変わってナイねぇ~~

だが、目の前に気になるモノが数点。

まずは片方をアップで見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7226
全開バリバリィ~~~~~~~ぃ

観光大使の「バリィ」さんがお出迎えだ

ひこーきで来ると、松山が玄関口になるので、ココにも設置されているのだろう

そして、もう1つは…
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7227
そんしゃんちぇーじゃんっ

一見、フツーの駅名板なのだが、よ~く見ると中国語が…

コレは、台湾にも「松山(ソンシャン)」駅があり、そことコラボして設置されているようだ。

台湾は日本の統治が長く続いたため、日本の地名が各地に名付けられている。
なので、「板橋」「汐止」「清水」「追分」「水上」「岡山」「池上」「豊田」「新城」「亀山」等の、聞いたことがある名前の駅がある。

ちなみに、「車站(チェージャン)」で「鉄道駅」という意味。

台湾の一般的なローカル駅は、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7228
(2002年3月14日撮影)
イイカンジっしょ

ココは「十分(シーフェン)」駅と言い、近くに滝があるのと、短いけど家に挟まれた生活道路上に線路があるので有名。
ヒジョーにのどかで静かな所なので、おすすめッス~

…んでは、日本の「松山(まつやま)」駅に戻ろう。

駅舎は、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7229
変わってナイねぇ~~~

シンプルな三角お屋根が特徴ッス
駅舎内にはレストランやおみやげ屋さんが入っているので、待ち時間にも困らナ~イ
(10年前の旅日記はこちらをクリック

さて、待ち合わせ場所に移動しよう。

今日の待ち合わせ場所は、JRの松山駅ではなく、伊予鉄道の「松山市(まつやまし)」駅前だ。

松山市駅、地元では「市駅(しえき)」と呼ばれている。
JRの駅は「松山駅」と呼んでいるそうな)

市駅等の位置関係は、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7230
(2017年のグーグルマップより)
案外近いッス

…JR松山駅
…松山市駅
…路面電車

市駅までは、伊予鉄の路面電車で移動なのだ
(歩いても行ける距離だけどね

路面電車の「松山駅前(まつやまえきまえ)」電停は、JR松山駅の目の前にある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7231
駅舎の入口から撮影~

チト判りづらいが、正面の青い「リムジンバス」と書かれた看板の裏側が電停だ。

昔の記憶を頼りにテコテコ移動し、すぐにやって来た市駅行きの電車に乗り込む。
オラのだぁ~い好きな旧型車両だ

…ただ、色は最新の濃いオレンジ一色バージョンに変わっていたが。
(昔はクリーム地に、窓周りと裾が薄いオレンジ色)

ちなみに、松山は「辺境の地」なので、ICカードは伊予鉄オリジナルの「ICい~カード」しか使えナイのでご注意を

…そもそも、JR四国にはICカードがナイ
JR西日本の「icoca」をそのまま導入し、現在では香川県(高松)エリアで使えるだけだ。

電車はすぐに発車した。

ぐも゙も゙も゙も゙も゙も゙も゙も゙~~~~~~~ん

 

ゴンゴンゴンゴン、ゴンゴンゴンゴン…

 

ギギギギギギーーーーーーっ プシューっ

…あぁ、全身の穴から汁が出そう(笑)

コレに乗れただけでも来た甲斐があった
もうこんなにレトロな車両は日本全国でも少なくなったからねぇ~。
伊予鉄には、まだたくさんいるのだ

電車は淡々と進み、お城のお堀端にやって来た。(地図の間の「56」の辺り)
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7232
ココからくねくね曲がるわよぉ~~~ん

お堀に沿って走るので、線路が直角にカクカク曲がっている。

そうそう、車内はこんなにレトロなのよん。
もちろん、壁や天井は木の板ッス

ただ1つ、高島屋の萌えな広告がいただけナイ…
世間でも「どうしちゃったんだ高島屋…」と、オドロキと落胆の声が聞かれている。

コレと同じモノが、東京の地下鉄等でもバンバン貼られている。

萌え好きな人達が、とても高島屋で買い物をするとは思えナイ。
ましてや、この広告はお歳暮だ。
彼らはほぼ、お歳暮なんて贈らないだろうに…。

さて、そろそろ市駅だ。

ポケットに小銭を用意して、降りる準備をば
(運賃は後払いッス)

縦横に交差する線路をくねくね曲がり、電車は市駅にやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7233
(2017年のグーグルストリードビューより)
ゴーーーーーーーーーーールっ 

13時45分、やっとゴールにたどり着いたよぉぉぉぉぉ~~~~ん

目の前のデカイ建物が、待ち合わせ場所の松山市駅だ。
建物の中には、ウワサの高島屋が入っている。

6時に東京の地元駅で電車に乗って……7時間半チョット掛かっただ。
ひこーきならシンガポールに着くぞ(笑)

まずは、乗って来たオレンジ君を1枚
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7234
…こ、濃ゆい。

みかん」のイメージからはチョット遠のいたような…

ちなみに、今までの色はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その2・瀬戸大橋を渡って到着-7235
こっちのほうが優しい~~~~~~っ

スポンジケーキにみかんジャムが挟まっているような、松山名物のタルトのような、優しいイメージ
今の色は、攻撃的なポンジュース(笑)

…こっそり、後ろに「坊っちゃん列車」が写っているねぇ~

さて、待ち合わせ場所には…

目の前の横断歩道を見ると…

いたいた

やっほぉ~、おひさぁ~~~~

再会は3年ぶりなのだが、松山は10年ぶりなので、何かいろいろ混乱している(笑)

コレでまずは目的達成

さて、松山の街へくり出すとしますかいのぉ~~~~

レッツラ、ゴーーーーーーっ(←死語好きねぇ…

つづき「行くぞ!松山2016冬 その3」はこちらーっ!

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2017年1月16日 (月)

旅日記 ~「行くぞ!松山 2016冬」その1 旅立ち~

「その5」はこちら)(「その10」はこちら)(「その15」はこちら)(「その20」はこちら
(全22回シリーズ)

2016年12月3日10年ぶりに四国・愛媛県の「松山(まつやま)」に行って来たぞ
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その1・旅立ち-7101
立つんだ、ジョーーーーーーーっ

初めて松山城に立ったぜぃ…。

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事の初めは10月頃…

松山在住のブログ仲間とつぶやき合っていた時に、「そういえば、松山って10年前に行ったきりだなぁ~」と、ポツリと言ったら…

んぢゃ、来るいつ来るあたし休み取るから~」と、お返事が。

そんなやり取りをしていたら、アッと言う間に行くことに決まってしまった

…まぢッスか

まぁ、決まってしまったモノは仕方がナイ。(笑)

12月3日(土)~5日(月)に、ちょうど10年ぶりの松山詣でをすることに。

東京からどのルートで攻め込もうかいろいろ研究したが、時間との兼ね合いで、行きは素直に新幹線+特急の定番コースにした。
(行きの切符は、11月3日に自動券売機でサックリ購入)

…んで、11月5日(土)。

1ヶ月前なので、朝からJRの駅へ帰りの切符を買いに行った。
(指定券は1ヶ月前の朝10時から予約開始なのだ)

さて、松山は一体どこにあるのかというと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その1・旅立ち-7102
(2017年のグーグルマップより)
最果ての地だ。(笑)

…東京
…岡山
…高松
…松山
…函館

東日本の方々に判り易く説明すると、東京~松山間は、東京~函館間にほぼ匹敵する。
新幹線で気軽に行けるので錯覚しやすいが、ホッカイドーへ行くのと変わらナイのだ

行きは、「岡山(おかやま)」駅で在来線特急に乗り換える。
(広島・尾道辺りから船やバスも考えたんだけどねぇ~

帰りは、特急(松山→高松)+寝台列車「サンライズエクスプレス瀬戸」(高松→東京)とシャレ込んでみた
3年ぶりのサンライズだ

行きに乗ろうかとも考えたが、金曜夜なので予約が難しいのと、土曜に松山に到着する時間が朝一の「のぞみ」とわずか数時間しか変わらなかったのでパスした。
(実は、帰りも松山発は最終「のぞみ」(東京行き)に乗れる列車と同じなんだけどねぇ…

10時過ぎ、JRのみどりの窓口で、おねぃさんに「サンライズ瀬戸」の予約を書き込んだ紙を渡すと…

はっサンライズっ

と、緊張した顔立ちになって、パカパカと端末を操作しだした。

…そりゃそうだ、今や「プレミアムチケット」だからねぇ~。

まぁ、月曜夜の出発なので、すぐに満席になるとは思っていなかったのだが…

カワイイおねいぃさん、早速寝台を押さえてくれた。

…だが、何か違和感が…

念のため、「禁煙ですよ…ね」と聞いたら…

…「はっ禁煙っ

と、急いで指定を取りなおした。

…アッブネ~~~っ

タバコ臭い部屋に閉じ込められては、翌日もずっとタバコの臭いを身にまとって仕事をしなければならない。
(結果的には、出社前にいったん帰宅出来たが)

おねぃさん、再度パカパカ打ち直して、乗車券と一緒に発行してくれた。

そして、明るい声で「お待たせしましたぁ~」と一言。

カウンターの上にまずは乗車券を置いて、「12月5日開始の高松→東京ですね」と一言。
続いて…

寝台券も高松~東京で、11月5日………キャーーーーーっ

パカパカパカパカっ

おねぃさん、サンライズだからって慌てなくてイイから。

…今夜までに高松駅に行ける自信はナイ。(笑)

速攻、12月5日の指定券に取り直して、何とか無事に解決
もしコレが12月2日(金)の行きの切符だったら、パカパカ打ち直しているうちに満席になったかもねぇ~。

あぁ、ホッとした

往復で、諭吉がグループで去って行ったぜぃ… 

コレで往復の足が確保出来たので、後は当日を待つのみ
(帰りの松山→高松間は、その時のノリで決めることに)

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…んで、当日。

ひさっさびさの早起きさんだ

いつもは9時頃に起きているので、4時半起きはツラい…

5時半に家を出て歩いていると、運よくタクシーがやって来た。

乗ってしまえぃ

タクシーに乗れたおかげで、サックリと駅に到着出来た

そして、切符を自動改札機に通して、ホームに上がる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その1・旅立ち-7103
まだ日が出てねーよ。

ちょうど6時、冬なのでまだ日が出ていない。

早朝は快速電車も走っていないので、各駅停車でチンタラと東京駅へ向かう。

東京駅なう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その1・旅立ち-7104
にぎやか~~~~~

まだ7時前だって~のに、何で新幹線は10分おきに走っているワケ~ 

博多(はかた)」行きが早朝から20分おきというのも、よく考えれば恐ろしいこと

オラの乗る列車は、左の真ん中に表示されている「のぞみ9号」(7:10発)だ。

今年は「こだま」をメインに、少しだけ「ひかり」に乗る生活をしていたので、久々の「のぞみ」ちゃんはワクワクする(笑)

ホーム上はかなりの混雑だ。
特に買い込むものもナイので、待合室に避難しよう…

ホームを歩いていると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その1・旅立ち-7105
やっと日が出て来たッス

奥は東京湾で、この方向に真っ直ぐ行くと「東京ネズミーリゾート」がある。

しばらくして、「のぞみ9号」ちゃんがやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その1・旅立ち-7106
おはぁ~~~~

…まぁ、何だってこんなに人がいるんだ
朝ラッシュ並みだよ。

ドアが開いたので、車内に入る。

そして、指定された席に座る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その1・旅立ち-7107
11号車ぁ~~~~~っ

何とも珍しや、11号車ではナイかっ
この11号車は、色々な設備がある関係上、座席(客室空間)が他の車両の半分くらいしかナイのだ。
なので、ちょっとしたコンパートメント(小部屋)気分になるッス

まぁ、岡山駅での乗り換え切符で指定したので、その辺が考慮されているのかもしれない…
(11号車は階段の近くに停まる)

実は、岡山駅での乗り換え時間は、わずか8分しかナイのだっ

いくら在来線ホームが近いとはいえ、コレは無理があるんでないかい
のぞみ」が遅れたらどーすんのさ足を怪我していたらどーすんのさ

みどりの窓口で予約すれば、1本前の「のぞみ7号」でもOKだったのかもしれない。
でも、券売機で買ったため、乗り継ぎ割引の列車が固定されていて変更が出来なかったのだ…
(新幹線と特急に続けて乗ると、特急料金が2割引きになる)

まぁ、とにかく、7時10分に列車は定刻通り発車した。

あとは岡山駅までのんべんだらりと過ごすだけだ。

…寝過ごさなければね。

いつもの海側の「」席を指定したので、朝日を浴びながらまったりと過ごす。

そして、お約束の小田原~熱海間で、窓にへばりついて撮影。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その1・旅立ち-7108
日の出だねぇ~~~~

昔、東海道線を走っていた、朝一番の「東京発静岡行き」に乗った以来の朝やけだ
(ちなみに、この場所の昼間の光景はこちらをクリック

2016年に通い慣れた「三島(みしま)」「静岡(しずおか)」「豊橋(とよはし)」というへっぽこ駅はアッと言う間に通過し、列車は「新大阪(しんおおさか)」駅に到着した。

隣のホームには…
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その1・旅立ち-7109
さくらたぁーーーーーーーん

九州新幹線の「さくら」が、鹿児島から到着したところだった。

未だに慣れナイのだが、新幹線って、函館から鹿児島まで走っているんだよねぇ~。

九州新幹線も乗ったことがあるけど、まさに10年前に松山(というか屋久島)へ行く時に「つばめ」として暫定開業区間を乗っただけだからなぁ~
時代は変わったモノよのぉ~(笑)
(2006年当時の鹿児島の日記はこちらをクリック

…さぁ、ココから岡山まではあと少しっ

車窓の景色もトンネルだらけになるので、なおさら寝ないようにしないと…
山陽新幹線の乗り心地は、東海道新幹線とは比べ物にならないくらい揺れなくて快適なのでね
(山陽新幹線の方が新しくて高規格)

神戸の辺りの長いトンネルを抜けると、アッサリと岡山駅に着いてしまった。(地図の
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その1・旅立ち-7110
山陽新幹線、快適ぃ~~~~~

さぁ、ココからが戦争ぢゃーーーーーーっ

乗り換え時間はわずか8分
荷物も大きく&重くナイので、慌てる必要はナイ。

だが、ちんたら撮影等をしていると、置いてきぼりは必至だ

この集団の中の何割かも乗り換えるらしく、階段部分では軽く殺気立っている。
まぁ、駅員さんも毎日の事なので、その辺は考えられて対処してくれるだろう…

階段下の目の前にある新幹線の改札を出て、10m程先の在来線ホームへ降りる階段へと急ぐ。
コンコースのお土産物屋等に立ち寄る時間は一切ナイ。

ホームへ降りると、ちょうどこれから乗る特急「しおかぜ7号」がホームに入って来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その1・旅立ち-7111
間に合ったぜぇ~~~~ぃ

ほどなくドアが開き、ぞろぞろと車内へ入る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その1・旅立ち-7112
入る前に何とか撮影~~~~

車内に入り、指定された席に着く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その1・旅立ち-7113
みんなバタバタだっ

全員が座るかどうかの頃に出発時間になった。

…ぜーーーーんぜん時間ナイぢゃん

周りの人達も「切符を買う時に「走らないと間に合わないかもしれない」って言われたぁ~」とか話し合っていた。
乗り換え組のみんなの表情に余裕はナイ。

だが、車掌さんからこんなアナウンスが…

対向列車が遅れているため、出発時間が8分ほど遅れます

…倍の時間ぢゃねーーーーかっ

合計16分ありゃぁ~、もっとのんびり乗り換え出来たよっ
コンコースで駅弁やお茶も買えたよっ
(この先の路線は一部単線なので、よく遅れるのだ)

この後の列車は、乗り換え時間が15~20分くらいあるので、この列車だけがタイトなのかもしれない。

とにかく、乗り換えも無事済んだので、ちょっとホッとした。
もう寝過ごしも何も関係ナイ

改めて、自分の席の周りを見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その1・旅立ち-7114
ドーーーーーーーゴっ

木目の鮮やかな座席のテーブル部分に、これから行く松山の名所「道後温泉(どうごおんせん)」と、観光列車「伊予灘ものがたり(いよなだものがたり)」の写真があった。 
他の座席には、別の四国の名所がいくつかランダムに貼られている。

この特急列車は、JR四国の車両(8000系)なのだ

いやぁ~~~、ホントに四国に行くのね

バタバタだったので、やっと実感が湧いて来た
オラ的には、岡山辺りではまだ「遠くに来た」と感じナイのだ。

全員が席に着いて、車内が落ち着いた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その1・旅立ち-7115
今回も周囲は女性ばっかり

今日の旅、不思議と隣には誰も座らず、前後と通路の向こうには女性が多いという現象が…
(結局、東京から松山まで隣は空いていた

いつもながら、女性に囲まれて旅をするという至福のひと時
オッサンは、臭いし生理的に嫌な音(歯の隙間に詰まった食べカスをクチャクチャ取る等)を立てるのでキライだ

指定席は満席に近い状態だ。

…四国の特急って、こんなに混んだっけ

まぁ、東京~大阪から来るにはちょうどイイ時間の列車なので、人気なのだろう。
意外と自由席はガラガラかもしれない…
(さすがに、調べには行かなかった)

発車まで、ホームを眺める。
(画像をクリックすると拡大するよん)
行くぞ!松山2016冬その1・旅立ち-7116
あぁ、模型で観たことがある特急車両だぁ~

岡山はJR西日本独特の車両が多いので、いろいろ見てみたいのだが、さすがに今日は時間がナイ…
せめて、隙間から見える車両達だけでも見ておこう。
(この先、すぐにJR四国のエリアになってしまうのでね)

ホーム上には、明らかに「鉄ちゃん」と思われる「大きなお友達」が、結構な割合いでいるのに気が付いた。

青春18きっぷ」は来週から開始なんだけどなぁ…
単純に、一大ジャンクションの乗り換え駅だから多いだけか

さぁ、そろそろ出発のようだ

わくわく

わくわく

つづき「行くぞ!松山2016冬 その2」はこちらーっ!

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2014年3月17日 (月)

実物日記 ~「一枚の写真から:いにしえの岡山」1970's~

古い写真が出てきたぢょん

今日はこの1枚の写真をご覧頂こう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
いにしえの岡山1970's-2501
国鉄「岡山(おかやま)」駅前の光景だ。

おそらく1970年代と思われる。
父親が撮ったモノだろうか…??

岡山電気軌道(路面電車)の「2501」形が写っているね
現在のビックカメラ側から電停を撮ったモノ。
(現在の駅前の写真はこちらの日記を見てね

長いこと、撮影場所が不明だった。
後ろの「南海電鉄」のカンバンから、「大阪のなんばの辺りかな」と思っていた。
ネットが発達した現在、本気で調べてみたら、アッサリ「岡山駅前だよぉ~ん」と判明した

子供の頃からのモヤモヤが一瞬にして解消してしまった。
なんか「あっけナイ」というか「物足りナイ」というか…。
判明した時の「感動」が無かった。

便利な世の中というのも、イイのか、悪いのか…(笑)

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2013年6月 6日 (木)

旅日記 ~「日光を見ずして結構と言うなかれ:岡山」2013~

前回「岡山といえば、ももだろう2013」からのつづきーっ!

岡山電気軌道の「東山(ひがしやま)」電停からMOMOちんに乗り、「岡山駅(おかやまえき)」電停に戻って来た。

さて、次はすぐそばにあるアーケード商店街に行ってみよう

…でも、その前に。

実は、もう1両見たい電車が走っているのだ。
さっきから二度もすれ違っているので、待っていればやって来るハズー

なので、電停が見渡せる歩道に移動して待つことにした。

…しばらくしたらやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山電気軌道2013・東武日光色-6001
にっこーーーーーーーーーーーーーーーぅ

数回前の日記に出た「KURO」ちゃんのオリジナルの姿だ。
東武鉄道の、日光エリアで走っていた路面電車だ。
東武時代はこんな色をしていた。
(「KURO」の日記はこちらをクリック

ちょうどこの車両(3010号車)が近々引退するので、記念にデビュー当時の塗装に戻したというワケ
2013年3月17日~4月7日限定の「さよならイベント」だ

岡山で栃木の車両が見られるとゎ…
(東京でも仲間が東武博物館に置いてあるケド~)

何と、4月末には生まれ故郷の日光へ帰るそうな

人とクルマがいなくなったので、もう1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山電気軌道2013・東武日光色-6002
意外とカッチョエェ~~~~

…というか、ぷりちーかな

降車ホームから乗車ホームに移動して来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山電気軌道2013・東武日光色-6003
う~~~ん、模型みたい♪

ピカピカで車内に人がいなく、窓ガラスに広告シール等が貼られていないので、余計に模型っぽく見える。

周囲の景色も入れて撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山電気軌道2013・東武日光色-6004
間違いなく、岡山

これで証拠写真は残った

さぁ、日光色の写真も撮ったので、商店街へ…。

目の前の横断歩道で信号待ちをしていると、さっきから気になっていたバスがやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山電気軌道2013・東武日光色-6005
警察の護送バス

…ではナイ。

立派な民間路線バス「宇野バス」だ。
(「宇野」は、地名ではなく社長の苗字とのこと)

全国でも珍しい、シック過ぎる色合い。

最初に見た時は、「やけに岡山は警察の車両が多いな…」と思ったくらいだ
自衛隊の基地でもあるのか」とも思ったほど。

公式サイトには「日本最低をめざすバス会社」と書いてある。

この宇野バス、オリジナルでユニークな点がいくつもある。

まずは屋根上のちっこいランプ群。
マーカーランプ」と言うのだが、コレって昭和中期の観光バス(はとバス等)に付いていたモノだ。
今ではトラック野郎のダンプぐらいか。

コレが付いているだけで、強そうに見える

さらに後ろにも…
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山電気軌道2013・東武日光色-6006
こちらにもマーカーランプが。  

そして、後ろの窓ガラスの下には、運転士さんのネームプレート(白いヤツ)が貼り付けられている。
コレも全国的に珍しい…

う~~ん、岡山、あなどれん。
(アナドレリン全開ぢゃ

さぁ、ホントに商店街へ行こう。
信号を渡り、少し進むとすぐにアーケードがつながっている道に出る。

このアーケードの入口に立って撮影してみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山電気軌道2013・東武日光色-6007
すかいもーーーーーるぅ~~~~

SKY MOLL 21(スカイモール21)」と言うそうな。

商店街はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山電気軌道2013・東武日光色-6008
イイねぇ~~~♪

早速、ワクワクしながら歩き回る。
そして、スーパーを発見したので、迷わず中へ…

当然、食品売り場で「ご当地食材」を探し回る。
何点かGET出来たぞ

いやぁ~~、地方の商店街って楽すぃ~~~~い

大満足のうち、岡山駅へ戻ることに。
ロータリーの信号を渡り、JRの駅ビルへ。
ココでも、お約束の「きびだんご」を買う。

コレで岡山はリスペクト終~~了~~
なかなか楽しい数時間だったぞ

さて、快速列車「マリンライナー」に乗って、四国の「高松(たかまつ)」駅へ行きますか…

…あーーーーーっ!!

駅前の、桃太郎の銅像を観るの忘れたぁーーーーーーーっ

つづき「高松って…2013」はこちらーっ!

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2013年6月 3日 (月)

旅日記 ~「岡山といえば、ももだろう 」2013~

前回「岡山だけど、たまちゃんです2013」からのつづきーっ!

さて、岡山駅に戻ろう

終点の「東山(ひがしやま)」電停で、イチバン乗ってみたかった「MOMO」(9200型)を待つ。

…しばらくしたらやって来た。

この車両は「MOMO2」だね。
(「MOMO」は2両いて、9201号車が「MOMO」、1011号車が「MOMO2」と呼ばれている)

お客を降ろした後、いったん奥まで移動して停止。
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山・路面電車MOMO2013-5001
運転士さんがこちら側の運転台へ移動している。

準備が整ったので、こちらのホームへと動き出した。

ポイントを渡ってやって来たぞ
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山・路面電車MOMO2013-5002
くねくねなのぢゃ~~~~っ

この「MOMO」は、他の車両と違って、2車体で1組の「連接構造」になっている。
なので、車両の長さも2倍近い。
ホーム先端の柵に車体が触っちゃいそうなくらいの、ギリギリの隙間でカーブを曲がって来た。

モモちんが目の前に停まった。

かなり、わくわく♪♪

ドアが開いたので、後ろから乗り込んだ。

すぐに車内を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山・路面電車MOMO2013-5003
カァ~~~~~~ッチョエェ~~~~~

スンゲー良いデザインだ
おされなカフェにいるような感覚。

前後の車体で、内装の色を変えている。
後ろの車体はがベースだ。

座席を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
岡山・路面電車MOMO2013-5004
う~~~ん、お・さ・れ♪

路面電車ながら向かい合わせの座席もある。
おざぶ(クッション)は固定されていないので、親子なら2つ並べて一緒に座れる。
おっきいオッサンなら1人でいっぱい。

小さなテーブルも付いているので、ちょっとした手持ちのモノを置くのに便利だ
結構考えられた設計になっている。

車両の中央部はこんなカンジ。
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岡山・路面電車MOMO2013-5005
こちらは横長のイスになっている。

混雑時や車椅子使用時でもOKだ。

前の車体はこんなカンジ。
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岡山・路面電車MOMO2013-5006
黒いッス。

こちらはがベースになっている。

床は、最新型ながら「」だ。
だが、昔の「油をしみ込ませた木の床」ではなく、カフェのような「フローリング」だよん

鉄道車両は、昭和中期から最近まで製造されたモノには、内装に木材を使うことは出来なかった。
防火上の理由により、難燃木が開発されるまで禁止されていたからだ。
現在は、厳しい防災基準に耐えられる難燃木材も開発されたので、ふんだんに使われるようになってきた。

次に、運転台を見てみよう。
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岡山・路面電車MOMO2013-5007
う~~ん、近未来

何か、ひこーきのコックピットっぽい印象。
さっきまで乗っていた「KURO」とはエラい違いだ。

…コレで同じ運賃だぜぇ。

ドアが閉まり、いよいよ動き出した。

わくわく♪

う~~~ん、し・づ・か

最新型だけあって、走行音はすごく静かだ。

少し走ったら、カーブが連続する区間にやって来た。
モモちんは長い車体を「くねっ♪」と曲げ始めた。

曲がりまーーーーす。
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岡山・路面電車MOMO2013-5008
前の車体が余裕で見える

結構曲がっているねぇ~~~。
他の1両の車両の時とは、カーブのキツさが違うように感じられる。

目の錯覚か。
(「視覚効果」ではナイな

左右にくねくね曲がりながら、モモちんは老舗の前を通り掛かった。
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岡山・路面電車MOMO2013-5009
きびだんごぉぉぉぉぉぉ~~~

ひとつオラにもちょーだいな

広栄堂武田」という、「元祖きびだんご」の超老舗だそうな。
(お店のサイトはこちらをクリック

さらにモモちんが進むと、こんな建物が目に留った。
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岡山・路面電車MOMO2013-5010
おぉ、いぇい

禁酒會館(会館)」という、オラにはチト近寄りがたい建物だ。
(…あ、酒がなくてもぜ~んぜん生きていけるよただ「あったほうがより楽しい」だけ

入口に聖書も売っているので、おそらく教会の一部なのであろう…

さてさて、モモちんは実に快適に走り、スタート地点の岡山駅前に戻って来た。
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岡山・路面電車MOMO2013-5011
デッカイねぇ~~~

電停で待っていたお客達も、モモちんが来ると心なしか嬉しそうな顔をしているカンジがする。

駅前に佇むモモちんを一枚。
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岡山・路面電車MOMO2013-5012
今ドキの都会だねぇ~~~~

平成と昭和の景色の違いって、「ガラスがたくさん使われているかどうか」ってカンジがする。
特に最近では曲面にもガラスが使われているので、なおさらそう思う…。

さぁ戻って来たぞ

あとは高松駅に向けて、快速列車「マリンライナー」に乗り込むだけ~。
でも、その前に大好きな「地方都市のアーケード商店街」を楽しまねばっ

上の写真に写っているビル(ビックカメラ)の裏側にあるので、チョット行ってみよ~~~~~~っと

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 おまけ 

この時、もう1両のモモちん(9201号車)はどこにいたかというと…
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岡山・路面電車MOMO2013-5013
…寝てやがる。(笑)

車庫のイチバン奥でグースカ寝てましたとさ

つづき「日光を見ずして結構と言うなかれ2013」はこちらーっ!

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