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2024年8月

2024年8月26日 (月)

つぶやき日記 ~「一枚の写真から・全て曲がってます。東京・四谷」2024夏~

今回もサックリと。

東京都新宿区」は、都心方面に行くほどレトロな街が多い。

観光客等は「東京都庁」周辺の高層ビル群をイメージするけど、地元民は「四谷(よつや)」「市ヶ谷(いちがや)」等と聞くと、江戸の雰囲気が残っているレトロなごちゃごちゃした下町のイメージが浮かんで来る。

そんなレトロな街の1つ「荒木町(あらきちょう)」の「車力門通り(しゃりきもんどおり)」を歩いていたら、ちょっとおもしろい看板を発見した。

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都新宿区荒木町「全て曲がってます」2024夏-1001
全てが曲がってるぅぅぅ~~~~~っ

奥の突き当りを左に曲がると、すぐに地下鉄丸ノ内線の「四谷三丁目(よつやさんちょうめ)」駅前(甲州街道)に出る。

この一角は、高低差がかなりあるためか真っ直ぐな道が無く、全てが直角に曲がりくねっている。
昔の大名屋敷跡のとの事、

この写真のすぐ後ろも、直角に折れ曲がっている。

そんな曲がり角の手前にあった電柱の看板には「まがり医院」と書かれている。

確かに、病院は角を曲がってすぐの場所にある。
病院の先もまた、直角に折れ曲がっている。

極め付きなのは、「まがり医院」の看板も曲がっている事だ

う~ん、「くねくねタウンだ

この一帯は小さな飲食店がたくさんあり、昼はランチで、夜は飲みで…と、多くのビジネスマンで賑わっている。

昭和中期で時間が止まったかのような場所も多いので、カメラ片手に訪れてみては
美味しそうなお店も、たくさんあるよぉ~ 

では、またぁ~

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2024年8月14日 (水)

つぶやき日記 ~「せっかくのお盆休みなのに…」2024夏~

…何なんだよ、今年も暑いぢゃねーかっ

去年に引き続き、今年も世界中で酷暑だとか。
もう、うんざりだね。
今や、沖縄よりも関東の方が暑い状態に…

4月は毎週月曜日に雨が降り、5月から暑くなりだして、6月は雨が少なく、7月は酷暑でゲリラ豪雨の連続。
…で、8月と来たもんだ。

今年は、とりあえず「お盆休みが9日間取れた」という事が、オラ的一大ニュースであろう

東京・世田谷区の常駐現場が、受注の関係で1ヶ月近くストップしていたので、その間はあちこちの別の現場に行かされていた。
土日は、花火大会等のイベント警備にも駆り出されたりしていたしぃ~。
なので、ちゃんとお盆休みが取れるかどうかが怪しかったんだよね…
(突然、仕事の予定(受注)を入れて来るので)

結果的には、何とか無事にお盆休みが取れる事になった

去年までは、休みの前にスーパーで食料を買い込みまくり、休み中は一切外出しないという作戦を決行。
この数年は、コロナ禍の影響もあったので、ずっとそうしていた。

でも、今年はそろそろ緩和しても良いんじゃない

まぁ派手に遊びに行くつもりは無いので、近所の銭湯に寄った後にスーパーに買い物に行く程度かなぁ~という感じぃ~
電車に乗ったとしても、いつも乗っている西武線と小田急線だけにするつもりぃ~。(笑)

…で、8月10日

待望のお盆休みに突入~

おっしゃぁぁぁぁぁぁーーーーーっ!!

…と喜んだものの、身の回りに色々な出来事が起こっていた。

順に説明していこう。

-------------------------

 喉がイガイガ、痰が出る。

7月20日くらいからだろうか、朝目覚めたら喉がイガイガしていた

急に暑くなったから、部屋のクーラー様をガンガンに効かせてその真下で寝ていたのだ。
そのせいなのかな

…でも、考えてみれば、その頃から電車の中で咳をしている人が多くなっていたなぁ~。

…感染(うつ)されたか

みんな、もはやマスクをしていないし、連日遠い現場だったので乗車時間も長かったからねぇ~。

最初はイガイガだけだったのだが、すぐに真っ黄色の痰が気管支から出始めた。
しかも、痰を出そうとすると、激しい咳をしなければならない。
でも、熱は無い

…風邪ではないようだなぁ~。

家のクーラーのカビかホコリが原因なのかな
でも、電車の中でもみんな咳をしているし…

1週間くらいしたら、気管支からの黄色い痰が、喉の部分から出る白い痰に変わって来た。
イガイガは治まらず、声が出ない瞬間もある。

…これって、程度の弱いコロナなんじゃないの

ここ数年の新型コロナウイルスのような強さは無い、従来から存在している弱いコロナウイルスの仕業では
…と思うようになってきた。
(後でネットで調べたら「ワクチンを3回以上打っているが故の、特有の軽めの症状」とも書かれているけど、定かでは無い)

2週間もイガイガしているので、8月の頭に掛かり付けの病院に行って、先生に話してお薬をもらって来た。

2週間!?それは長過ぎですねぇ…」と、先生も驚いていた。
でも、後から来た若いお兄さんも全く同じ症状で「心臓がドキドキする」とも言っていたので、完全に同じ状態だ。
(咳をした後は、心臓が苦しくなるのよ)

…これは、流行しているな。

お薬を1週間飲み続けたら、少し良くなった。
イガイガも治まりつつあり、お盆休みの今では、喉から鼻水に移行している感じ。(笑)
ただ、毎日クーラー様をかけっぱなしにしているので、鼻水の原因はハッキリしていない…

 お盆休みの計画もグラつく地震だってさ。

8月8日16時43分宮崎県の日向灘で震度6弱の地震が起きた。

南海トラフ地震発生の可能性がある」と発表され、世間が騒ぎ出した。

神奈川県から九州まで、太平洋側の沿岸部は用心する事にし、列車も速度を落として走ったり、運休する特急列車も出て来た。
関東でも、小田急線が「本厚木(ほんあつぎ)」~「小田原(おだわら)」駅間の速度を落として運行する事に…

その翌日、19時57分に神奈川県西部で震度5弱の地震が発生。

まさかの関東地方で、日本国民が完全にビビった

後の発表では「南海トラフ地震との直接的な関係は無い」と言われたが、もう国民はビビりまくっている。
お盆の旅行もキャンセルが出始め、観光業に大打撃となった。

…ここで、完全に勝利していたのが小田急で「減速運転は正解だった」という事になった

その後は大きな地震も無く、とりあえずは平和なお盆休みが訪れている。

 台風が来るぞー(その1)

お盆で帰省をし出した「みちのくの民」に、更なる追い打ちが…

台風5号が、11~12日に東北地方を横切る事になった。

それでなくても、先月の大雨で山形県一帯が大打撃を受けているというのに…

関東地方は何事も無く無事だったが、台風のあおりか、連日の猛暑となってしまった。

 もはや、ぬる湯に浸かっている状態。

お盆休みにお出掛けしようかと考えていたら、連日35℃超えの酷暑となってしまった

部屋にいてクーラー様をつけていても、全然冷えない。
窓際と天井が暑いのだ。
でも、部屋から出ると熱風が体に巻き付くので、外よりはちゃんと涼しくなっているのが実感出来る。

13~14時くらいは36℃になる日もあり、完全にぬる湯の風呂に浸かっているのと同じ状態に…

12日の昼に、試しにちょっとスーパーに買い出しに行っただけで、もうヘロヘロよ。
お仕事で毎日外出していれば、体が慣れていて少しは大丈夫なんだけど、いったん涼しい部屋で休んじゃうとねぇ~。

…これじゃぁ、遊びに行けないよ。

最寄り駅に着くだけで、すでに汗だくだ
ましてや、スーパー銭湯で温泉に浸かるなんて…考えただけでも茹で上がるっ

なので、今年のお盆休みも外出を断念した。

スーパーに行くのも最小限にして、なるべく朝の早い時間に行こう。
家の不具合箇所を直すのに、DIYショップに行こうとも思っていたんだけど、駅から離れているので断念。
9月の連休にでも直しますかねぇ~。

 台風が来るぞー(その2)

今年のお盆も外出しない」と決めた日、何気なくお天気予報のアプリを見ると…

…あれ16日だけ最高気温が28℃と低いぞ

連日35℃くらいなのに、何でこの日だけこんなに低いの
詳細を見てみると…

…また台風が来るの!?

ここ1週間ほどで、日本近海に台風が4つも出来た。

そのうちの、台風7号が関東地方に接近するそうな。
16日に、伊豆や房総に最接近する予想らしい。
7号は、16日時点では「ちょいと強め」との事。

…んでは、その前にスーパーに買い出しに行きますかいのぉ~。

まぁ、18日までの分のビールは買い込んであるので(笑)、つまみのおかず(ちょっと不足している分の補充)だけだね。

数日に一度は外出しておかないと、連休明けに体が暑さに付いて行けなくて、去年みたいにストレス臭が出ちゃうかもしれないからねぇ~
(とりあえず、あれからは激しいストレス臭は出ていない。お仕事終わりに汗を拭いて着替えれば全く問題ないレベルを維持中~

 ねぶた祭り。

…という訳で、今年のお盆休みも、毎日クーラーをガンガンに効かせて「食っちゃ寝ぇ~」の日々となる事に。

特に趣味活動も無いので(暑過ぎて工作室で鉄道模型をいじる気になれない)、パソコンとスマホだけがお友達だ
でも、ゲームも飽きたんだよねぇ~。

キンキンに冷えたビール様がいれば、それで良い

なので、毎日が「ねぶた祭り」だ

ほれ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
酷暑と地震と台風と。「せっかくのお盆休みなのに…」2024夏-1001
らっせぇ~らぁぁぁぁ~~~~~~っ

オラの部屋には「寝ブタ様」が鎮座ましましているので、それを見習ってお盆休みを過ごしますわよん

では、またぁ~

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2024年8月12日 (月)

探検日記 ~「今や伝説の短絡線・代田連絡線」2024夏~

前回「一枚の写真から・都会の小さな楽園。東京・世田谷代田2024夏」からのつづきーっ!

今回はお盆休みなので、久々にちゃんとした日記を書こう。(笑)

前回では、東京都世田谷区にある小田急線「世田谷代田(せたがやだいた)」駅上の、小さな癒し空間をご紹介した。
今回は、そのすぐそばを走っていた「今や伝説と化した臨時の短絡線」をご紹介しよう

では、スタート

オラは、いつもは世田谷区内の北東部に当たる「北沢地区」を、毎日うろうろしている。
そんな中で、とある公園(代沢せせらぎ公園)に1つの案内板(地図)があるのを発見した

それは、これだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都世田谷区「伝説の短絡線・代田連絡線」2024夏-1001
文化地図ぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~っ

北沢地区の、文化人等の住居跡を記した地図だ。

歴史や文学が好きな人には、非常に嬉しい案内板だ
下北沢(しもきたざわ)」駅を起点に、2つの散策コースが設定されている。

さすが世田谷区、数々の著名人が住んでいたんだねぇ…
今でも超有名な芸能人等がたくさん住んでいるけど、どこに住んでいるかは教えなぁ~い
(毎日うろついていると大体判るのよ。工事現場のすぐ横だったりするからね)

そんな中、地図上に鉄ちゃんには見逃す事の出来ない、超重要な記述があった

アップで見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都世田谷区「伝説の短絡線・代田連絡線」2024夏-1002
伝説の路線~~~~~~~~~~~っ

何とっ僅か数年しか存在しなかった伝説の短絡線「代田連絡線(だいたれんらくせん)」が描かれているではないかっ!!

…これは珍しい

今まで代田連絡線がちゃんと描かれた地図はほとんど存在せず、「幻の線路」となっていたのだ。

見付けちゃったからにゃぁ~、撮るしかないわね

炎天下のクソ暑い中、スマホを取り出して地図を撮影。

後は現地を調べてみるだけだ

…なぁ~んてね

実は、この連絡線の場所は、半年間も毎日常駐していたエリアなのだ。
なので、この地図を見た瞬間に、どこの家の所を通っていたかが瞬時に解った
あまりにいつも居た場所なので、写真すら撮った事が無いエリアだよ。(笑)
顔見知りになった住人さんも多い

…で、今回は日記を書く時間も出来たので、この線路跡をご紹介してみようと思った訳

では、この代田連絡線の解説をしよう

場所はどこ

現在の小田急線「世田谷代田」駅と京王井の頭線「新代田(しんだいた)」駅の間。
造られた当時は、世田谷代田は「世田谷中原(せたがやなかはら)」駅、新代田は「代田二丁目(だいたにちょうめ)」駅と名乗っていた。
(現在の代田2丁目は全く違う場所にあり、世田谷代田駅の南側の一帯なので、むしろ世田谷代田駅が代田二丁目駅を名乗ってもいいくらい。(笑))

何の目的で造られたか

小田急線の車両を井の頭線に送り込むため。

何でそうしたのか

第二次世界大戦中の1945年(昭和20年)5月25日の早朝に、米軍の空襲によって、井の頭線の「永福町(えいふくちょう)」駅にあった車庫が大打撃を受けた。
井の頭線在籍の全31両中の、24両もが被災したそうで。
それで、急遽小田急線から車両が送り込まれる事となった。
軍隊も応援に来て、1ヶ月弱の短期間で完成したとの事。

戦争中なので民間の土地を強制的に接収して、焼け残った民家も取り壊しての、突貫工事だったらしい
(土地は戦後に返還されている)

何で小田急線からなの

戦時中は、政府の政策によって、小田急も京王も京急も、全て東急電鉄に合併されていた。
なので、同じ会社どうしで線路の幅と架線電圧が同じ事から、小田急線から送り込まれた。
(京王の本線は、線路の幅が路面電車と同じで広い)

…と言うか、東急合併前は、井の頭線は小田急の路線だった。
(現在の京王電鉄となったのは、戦後の分割後)

余談だが、改良(地下化)される前の地上時代の下北沢駅には、小田急線と井の頭線の間に中間改札は無かった。
なので、どの改札口から入っても、どちらの列車にも乗る事が出来た。
現在、改札前に水色とピンクでしつこく「小田急線はこちら」「井の頭線はこちら」と大きく書かれているのは、その名残りだ

いつまであったの

1945年6月頃(文献によって年月が違うものがあるので、定かではない)から1953年9月までとの事。
使用していたのは最初の数年間のようだ。
(京王1800形の新車搬入まで使っていたという記述がある)

これで解説はおしまい

では、現在の代田連絡線の跡地を見て行こう

地図の下(世田谷代田駅)から上(新代田駅)へ向かって見て行こうね。

まず最初の、世田谷代田駅から。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都世田谷区「伝説の短絡線・代田連絡線」2024夏-1003
(2024年のグーグルストリートビューより)
今や温泉~~~~~~~~~~~~っ

今立っている場所は、世田谷代田駅の真上に出来た遊歩道「下北線路街」だ。
この右斜め後ろには、小さな改札口(東口)がある。
正面の左右に見える和風な建物は「由縁別邸 代田(ゆえんべってい だいた)」と言う高級温泉旅館で、箱根から源泉を運んで来ている。

連絡線は、駅前ロータリーの環七通りと交差する部分(地上時代の踏切の少し先)で分岐して、この左側の建物辺りを走っていたものと思われる。
…あ、戦時中の資材不足の中での突貫工事なので、もちろん単線

線路は、正面左側に見えるマンションの部分から、左に曲がり始めるようだ。

マンションの前に行ってみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都世田谷区「伝説の短絡線・代田連絡線」2024夏-1004
(2024年のグーグルストリートビューより)
痕跡無しぃぃぃぃぃぃぃ~~~~~っ

今や完全に痕跡は無い。

線路は、右の電柱の辺りから、正面の丁字路部分で左にカクッと曲がって進んでいるようだ。
正面の大きな木が稲荷神社で、地図を見ると、この手前を通過している。

余談だが、正面突き当りの白い建物の左横が、前回ご紹介した「白髭(しろひげ)のシュークリーム工房」だ。

その白い建物のすぐ右横の場所が、前回の日記の「癒しの空間」になっている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都世田谷区「伝説の短絡線・代田連絡線」2024夏-1005
癒しの空間~~~~~~~~~~~っ

この写真で言うと、正面の和風な建物の後ろを、連絡線が右奥へとカーブしている訳だ♪ 

では、進もう。

ここで道路はいったん下り坂となる(その先は上り坂)が、線路はそのままの高さで通っていたのではないかと思われる。
この谷っぽい地形は、現在ここを横切っている道路の為に切り下げられたものかもしれない。
(下北沢駅前(鎌倉通り)と環七をつなぐ、この辺りのメインの道路でもあるため)

この、交通量の多い道を横切って坂を上りきると、こんな住宅街になっている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都世田谷区「伝説の短絡線・代田連絡線」2024夏-1006
(2024年のグーグルストリートビューより)
線路どこよぉぉぉぉぉぉ~~~~~っ

何の変哲もない普通の住宅街だが、オラには超見慣れた場所だ。(笑)
この電柱の場所に立って警備(通行止め)した事が、何度もある。

地図を見ると、連絡線は左斜め後ろからやって来て、この黒い車から正面の白い家に進んでいる。
地図で言うと「代田連絡線跡」の「」の字と「戦時応急車両搬送線」の「」の字の間ね

さらに進もう。

ここからは、連絡線は直線に近い形で進んでいる。
左に見える白い車の横にも真っ直ぐな道があるのだが、この部分だけ究極的に狭く、小型車以外は通り抜け出来ない。
そこを無理やり通ろうとする奴もいるようで、この一帯の家の車や壁には傷を付けられた跡が残っている。
どこにでも、悪い奴がいるもんだ…。

少し進むと、直線部分の中間地点に出る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都世田谷区「伝説の短絡線・代田連絡線」2024夏-1007
(2019年のグーグルストリートビューより)
まるで判らなぁぁぁぁぁ~~~~いっ

…これ、連絡線があった事を知っている人じゃないと、全く判らないよね。

場所的には、地図の「戦時応急車両搬送線」の「」の字の所ね

奥に進む道路の右側の家々が、連絡線の跡地と思われる。
家並みが奥で左にカーブしていて、地図の線路跡と同じ形になっているので、ほぼ間違いないだろう

先ほどの写真もそうだけど、ここから右側は下り坂になっていて、この高さが小田急線と井の頭線を難なく結ぶのにちょうど良いようだ。
ちなみに、左側は上り坂になっている。

この日記を書くのに、「鉄道ピクトリアル」の2003年7月号「京王電鉄特集」(No.734)を参考にしたのだけど、そこの173ページに写っている1950年代の当時の写真、もしかしたらこの場所かもしれない。
…何か、直感で感じる。(笑)

余談だが、オラが警備員になって初めての世田谷区内の仕事(入社10日後)が、この十字路に立って右の下り坂を通行止めにする事だった。
なので、感慨深い場所でもある。(笑)
その後は、約半年間、この周囲を毎日うろうろしていた。

今の常駐現場の工事でも、この交差点のちょっと奥をやった。
久々に立って、懐かしかったねぇ~

2020年5月に仕事内容も地理も何も解らず緊張して立っていたこの場所に、今やこの辺の地理(特にトイレの場所(笑))に精通したリーダー(警備隊長)となって悠々と立っている事に、時の流れを感じる。(笑)
この辺ならば、「住んでるよ」とウソを付けるくらいに詳しいよん

でも、まさかこの見慣れた場所に代田連絡線があるとは思いもしなかったねぇ~。
オラ程のヘビーな鉄ちゃんでも気付かないんだから、一般の方々はなおさらだよ

先に進もう。

奥の突き当りに見えている家辺りで線路も左に緩くカーブしている。
この家の数軒後ろは、もう井の頭線の線路だ

ちょうどこの位置の井の頭線は、この道路の高さと同じになっている。
(左から右への下り坂の途中の、ちょうど良い中間点だね)

最後は、井の頭線の新代田駅のホームから見てみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都世田谷区「伝説の短絡線・代田連絡線」2024夏-1008
(2024年のグーグルストリートビューより)
おそらくここぉぉぉぉぉ~~~~~ぅ

上りホームから下北沢駅(渋谷)方面を見たところ。

線路の奥に見える電車の位置が、下北沢駅のホームね。

…で、連絡線の位置は、地図と写真の建物の関係からして、右手前のアパートと奥の白いマンションの間にある一軒家であろうと推測出来る。
鉄道ピクトリアル」の当時の写真と見比べると、この2軒の一軒家が線路に対して斜めに建っている事と、連絡線の合流地点のカーブがかなり似ているのだ

ちなみに、ホームの背中側の上空には環七通りが走っている。
…という事は、代田連絡線は「環七に対して半円状に造られていた」という事だ
まぁ、当時は「環状七号線」という言葉(計画)すら無かったのではないかと思われるので、たまたまの偶然でしょう…。

おっしゃこれで代田連絡線の探検は終~了~ぅ

今や伝説の路線と化してしまったので、「みなさんもいかがぁ~」とはお勧め出来ないけど(笑)、身近にある「隠れた廃線跡」を探してみるのも楽しいかもね

では、またぁ~

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2024年8月10日 (土)

つぶやき日記 ~「一枚の写真から・都会の小さな楽園。東京・世田谷代田」2024夏~

今回はサックリと。

オラのお仕事は、通常は東京都世田谷区の北沢地区(「下北沢(しもきたざわ)」駅を中心とした一帯ね)を毎日うろうろしているのだが、この1ヶ月間程は、現場の都合で違う場所に行きまくっていた。
(ほとんどが大田区の「蒲田(かまた)」駅周辺だったけどね)

…で、久々にいつもの北沢地区に戻って来た

やっぱり落ち着くねぇ~
もう、ほとんど「地元」と言ってもいいくらいだ。(笑)
(もう4年間もうろついているからねぇ~)

そして、いつもの休憩スポットに行ってみると…

…あれこんなに自然が豊かだったっけ???

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都世田谷区「都会の小さな楽園。世田谷代田」2024夏-1001
山の中ぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~っ

…んここ、下北沢駅から歩いて10分かからない場所だよね
しかも、真下(地下)に小田急線が走っているよね

こんなに緑がたくさんあったっけ…

どうやら、木々の葉っぱが増えたようで、去年と比べたらかなり違っている。

…何か、すんごい山の中の楽園っぽいんですけどぉ~。

今座っている場所は、小田急線の「世田谷代田(せたがやだいた)」駅の新宿寄りの端っこで、おそらくこの真下にホームの端っこがあると思われる。
(写真の左斜め奥が改札口ね)
地上に線路があった時代は、ここまで増設(延伸)ホームが伸びていて、目の前を横切っている道は歩道橋だった。(1988年当時)
さらに昔の1980年当時は、ホームも延伸されておらず、ここは踏切だったのが昔の動画で見てとれる。

この楽園は「下北線路街(しもきたせんろがい)」と言う緑道(遊歩道)の途中にある。
下北線路街は、小田急線が地下に潜った部分の跡地(「東北沢(ひがしきたざわ)」~「世田谷代田」駅間)に造られた、お洒落な空間だ。
まだ下北沢駅前が未完成だが、全体の80%程は完成しているんじゃないか…な

正面の建物は「由縁別邸 代田(ゆえんべってい だいた)」と言う高級温泉旅館で、箱根の芦ノ湖温泉から源泉を運んで来ている。
この狭い横道に、大きなタンクローリーが入って来るのは、なかなかの見物よ
小田急線の地下化完成と同時に出来た、まだ新しい旅館だ。
(公式サイトはこちらをクリック

背中側には、小田急線の換気塔らしき施設と幼稚園があり、お洒落で都会的な光景になっている。
緑道(遊歩道)の奥には下北沢駅も見える。

この場所の正面と後ろで全く雰囲気が違うので、なかなか面白い

…で、右側には小さな稲荷神社があり、この周辺が森になっている。
地元の人に聞くと、この一帯の大地主の土地だそうだ。

そして、その右側に「白髭(しろひげ)のシュークリーム工房」というお店があり、女性に大人気の観光スポットになっている
トトロのシュークリーム」と言えば判る人も多く、早めに買いに来ないと売り切れてしまう程だ。
冬は店の横の大きなモミの木に電飾をするので、実物大のクリスマスツリーが見られるよん
(公式サイトはこちらをクリック

さらに、左側には街の小さなコンビニ「ヤマザキYショップ・サンカツ酒店」がある。

このサンカツさんは、この地域では有名で、名物の親切なおばちゃんがいる。
オラも、年始の日記で書いている干支のビールは、ここで買っている。

サンカツさんの数軒横には、かつてタモリ氏が住んでいたマンションがあり、「ブラタモリ」で映していた。
おばちゃんと一緒に撮った写真も店内に飾ってある。

おばちゃんに「ブラタモリ観ましたよ」と言ったら、少々照れ臭そうにしていた

余談だが、タモリ氏が住んでいたマンションの数軒隣には、コーヒーで有名な「KALDI(カルディ)」の本社がある。

下北線路街は色々なお店があって楽しく、この楽園も途中にあるので、シモキタの散策がてらに訪れてみては

この楽園にはさらなる秘密があるのだが、それは次回ご紹介しよう

では、またぁ~

つづき「今や伝説の短絡線・代田連絡線2024夏」はこちらーっ!

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2024年8月 5日 (月)

つぶやき日記 ~「一枚の写真から・修行の聖地?東京・中野」2024夏~

今回はサックリと。

オラが住んでいる町「東京都中野区」は、お寺神社が多い。
特に、早稲田通り沿いはお寺だらけで、民家があまりない場所もある。

そんな町内を歩いていたら、こんな看板を発見した。

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京都中野区「修行の聖地?行者に注意」2024夏-1001
ただいま修行中ぅぅぅぅ~~~~~っ

この交差点、右側から行者(修行者)が飛び出して来るかもしれないから、注意しようね

ここで騒いだら、「修行の邪魔だっ!」って怒られるかもよ。

では、またぁ~

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