実物日記 ~「西武新宿線 沼袋駅」2023秋(ダイジェスト版)~
今回は久々の新ネタで、しかも鉄三昧な日記だぞ★
2023年10~11月にかけて、西武新宿線の「沼袋(ぬまぶくろ)」駅に大きな変化が現れたので、久々に行ってみた。
2017年3月16日以来の、6年振りのちゃんとした取材だ★
(2017年春の日記はこちらをクリック)
この間にもちょこちょこ撮ってはいたものの、それほど大きな変化はなかったので日記にしていなかった次第。
お隣の「新井薬師前(あらいやくしまえ)」駅にも大きな変化が現れたので、今回は「ダイジェスト版」として両駅間を「速報」的にご紹介
西武新宿線は、東京都の「新宿(しんじゅく)」と埼玉県の「川越(かわごえ)」を結ぶ路線。
通勤輸送が主体だが、最近は「小江戸(こえど)」と呼ばれる古都・川越への観光輸送も増えている。
現在、この沼袋駅と新井薬師前駅は地下化工事の真っ最中で、将来的には地上にある駅設備が全て無くなってしまうのだ★
沿線住民としても、これは放っておけない一大イベントだ。
6年経っても「沼袋ってどこぢゃいな?池袋ちゃうのん?新井薬師前ってどこぢゃいな?西新井ちゃうのん?」とお思いのあなた、まずはこれを見たまへ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2017年のグーグルマップより)
●が沼袋駅だよん★
★…西武新宿駅
◆…高田馬場駅
▼…地下化区間の起点
↓…新井薬師前の崩壊アパート
●…沼袋駅
▲…地下化区間の終点
▼~▲の間(中野区内)が地下に潜る範囲で、途中には新井薬師前駅と沼袋駅がある。
この2駅が地下駅になるのだ。
ちなみに、「池袋(いけぶくろ)」駅は◆の「高田馬場(たかだのばば)」駅から北(上)に2つ目の所にある。
「西新井(にしあらい)」駅は、足立区の東武伊勢崎線(スカイツリーライン)にある。
池袋も沼袋も、名前の由来はほぼ一緒で、「袋状に窪んだ沼地(池)」という意味。
つまり、どちらもジメジメしている土地という事。
新井は「新しい井戸」の意味で、どちらも「新しく開墾した土地」というニュアンスだ。
今まで数回ほど、↓の線路際にある崩壊しかかっているアパートをこのブログでご紹介して来た。
今回も移動中に撮影しておいたので、後日ご紹介しよう♪
興味のある方はこちらをクリック
では、スタート★
まずは沼袋駅のお顔、北口駅舎から。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2023年11月4日撮影)
何も無ぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~いっ★
駅舎も以前にあった施設も送電線も、何もかも無くなった。
空が開けて見晴らしが格段に良くなったが、逆に、日が沈むと真っ暗なゴーストタウン状態になった…
(新井薬師前駅も同じ)
本当に駅前に明かりが無い状態。
奥多摩の方の駅だって、もうちょっと明るいぞ。(笑)
余談だが、ちょうど20000系の「ハリーポッター」ラッピング車両が通過中。
この編成は池袋線から貸し出されていて、期間限定で新宿線でも走っている。
しばらくしたら、また池袋線に帰ってしまうので、まぁまぁ貴重な1枚かもしれない
北口の改札は、写真で言うと中央奥に移設されていて、もう5年くらい経っている。
南口の改札は、ほぼ同じ位置の横に移設された程度。
その北口改札は、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2023年11月4日撮影)
絶賛工事中ぅぅぅぅぅ~~~~~~っ★
改札前の通路以外は、ガンガンに掘られている状態。
このエリアはだいぶ掘り進んだようで、時々隙間から地下空間が見える。
この駅前には地域猫が数匹おり、実に堂々とのんびり歩きまわっている。
歩いている女性達にも人気のようだ♪
余談だが、目の前にある黄色いカラーコーン、西武線を意識したのか、101系や2000系っぽい色合いになっている。
昼に見ると白い帯が巻かれているようにみえるが、夜になると…
ほれ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2023年11月2日撮影)
しぇいぶしぇぇぇぇぇぇ~~~~~ん★
白い帯が銀色に反射して、完全な西武線の車両状態に
…えっ?近江鉄道??
北口改札から駅前広場の方に振り返ると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2023年11月4日撮影)
ホワイトクリフぅぅぅぅぅ~~~~っ★
レッドクリフ(赤い壁)ならぬ「ホワイトクリフ(白い壁)」が万里の長城のように続いている。
(新井薬師前駅も同じね)
さて、つい先日、ここに大きな変化が現れた。
「買い物難民」だった沼袋の民に、明るい一筋の光が降り注いだのだ
ここから右側を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2023年11月4日撮影)
家族の市場ぁぁぁぁぁ~~~~~~っ★
「ファミリーマート沼袋駅北店」が開店したのだぁ~
更地だった小さな空き地に、突然平屋の建物が建てられた。
最初は「…駅前に平屋って、何て贅沢な造りだ」と思ったのだが、よく見ると仮設(プレハブ)っぽい簡素な造りになっている。
「…もしかして、コンビニ?」と思ったら……案の定って~やつ。(笑)
沼袋民待望のファミマは、2023年11月8日にオープンした。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2023年11月4日撮影)
開店準備中ぅぅぅぅぅ~~~~~~っ★
面積が広くないので、販売アイテム数はやや少ないものの、今まで何も無かった改札前に出来たのは大きな効果がある
これまでは南口改札前のセブンイレブンしかなかったのでね。
(後は「スーパーマーケット問題」だけなんだよねぇ~)
建物の造りからして、北口改札(仮設)が存在している間だけ商売する気なのかもしれない。
まぁ、西武鉄道とファミリーマートは仲良しなので、いずれ完成した駅前広場に移転するのでしょう。
(現在のエキナカのコンビニ「トモニー」は、ファミマがやっている。昔のファミマは西武グループの企業だった)
さてさて。
このファミマ以外にも大きな変化が表れているので、ご紹介しよう。
下りホームから少し新井薬師前寄りに進んだ所に、新しい変電所が造られた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2023年11月4日撮影)
本格稼働開始ぃぃぃぃぃ~~~~~っ★
建物はだいぶ前に建てられたが、中の設備や送電線等の工事をしていたのだろう、本格的な稼働は今年になってからだと思う。
(新しい送電線は、この周辺の道路の地下を通っていると思われる)
それに伴って、既存の沼袋変電所は役目を終えて、解体されることになった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2023年11月4日撮影)
街のシンボルの終焉~~~~~~~っ★
上りホーム脇に建つ旧変電所に、10月25日に足場が架けられ、11月1日頃から緑色のネットで覆われた。
沼袋のシンボル「西武沼袋線の白い鉄塔」も、そう遠くないうちに撤去されるのだろう。
他の西武沼袋線の鉄塔は、完全に撤去されている。
ちなみに、地下に潜る新駅は、女性が立っている場所までずれる事になっている。
女性の位置が、上りの待避線部分になる。
毎晩、その境界線まで地面の蓋が開けられて、ガンガン掘られている。
新井薬師前駅も、新駅が来る位置まで道路上に鉄の蓋がされているので、どこを通るのかが地上からでも判る。
スプレー等で道路に境界線が描かれているので、今なら一目瞭然だ★
(両駅とも、急曲線緩和のために、現在のホームの位置から左右にずれる事になっている)
旧変電所が稼働停止したので、それに付随する設備は全て撤去された。
なので、空中の送電線や本線の架線に給電する設備(複雑な架線柱群)も、きれいさっぱり無くなった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2023年10月13日撮影)
何も無ぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~いっ★
JR「中野(なかの)」駅前も再開発で更地になっているので、中野区内の駅の上空はどこも広々としている。
この数年で、急に見晴らしが良くなったよなぁ~。
余談だが、写真に写っている40000系電車、平日は毎朝6時50分頃に「急行 西武新宿」行きで通過して行く。
それが折り返し「急行 拝島」行きとなり、更にその折り返しが上りの「拝島ライナー」となる。
なので、この列車か折り返しの下り列車に乗れば、座席指定料金なしに拝島ライナー気分が味わえるのだ(笑)
(座席は全てロングシート状態なので、あくまで「気分」で♪)
…まぁ、こんな感じで取材して来ましたよ、えぇ。
とりあえずは「ダイジェスト版」でご紹介して、時間のある時にじっくりと日記に書こうと思っておりまする。
近日中に「沼袋~新井薬師前駅間」と「新井薬師前駅」のダイジェスト版も書くつもりです…が、果たして仕事の都合でちゃと書く時間が取れるのか…な?
(何せ、仕事の拘束時間が長過ぎて、この数年間まともに休日を楽しめていないのよ…)
あまり期待せずに、気長~に待っていてくだされ。
では、また~♪
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