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2023年5月

2023年5月22日 (月)

お散歩日記 ~「一枚の写真から:新宿・売る気のない自販機」2023春~

今回はサックリと。

ここ最近、夜勤に駆り出される事が多い。
そのため、東京都の中心地「新宿(しんじゅく)」駅周辺を、夜中にうろうろしている時がある。

そこで、昔から気になっていた「売る気のない自販機」と、じ~っくりご対面出来る時間があったので、撮ってみた。

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・新宿「アルタ裏にある売る気のない自販機」2023春-1001
値段も位置も高過ぎぃぃぃ~~~~っ

まぁ、値段は最近の値上げで180円前後になったので、ある意味では仕方が無い。

だが、何だよ、この設置位置は…。

身長が170~180cmくらいの人でも、最上段のボタンに手が届くかどうか…だ。
子供や小柄な女性では、まず無理だろう。

車いす対応の親切な自販機には、コイン投入口くらいの低い位置に「最上段の飲み物は、こちらボタンでも買えます」と書かれてボタンが並んでいるが、これは全くの非対応。
踏み台があるとはいえ、この高さではほとんど役に立っていない。

上から目線の、高飛車な商売してまんなぁ~。

記憶では、20年以上も前からこの位置にあったと思うので、売り上げはそれなりにあるのだろう。

設置場所は、「新宿アルタ」の裏口なので、東京観光の1つとして見てやってくださいな

では、またぁ~~~~

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2023年5月15日 (月)

お散歩日記 ~「へめへめくつじ。世田谷・八幡山」2023春~

いやぁ~、ゴールデンウィーク中は仕事が無かったので、強制的にのんびりさせられたよ。

その反動で、5月出勤日数がギリギリの状態…。
なので、雨が降ると常駐現場以外の現場に無理やり押し込められる…と言うか、押し込んでもらわないとヤヴァいのだ
(欠勤扱いになって給料が減るので)

…という訳で、今回は雨のせいで夜勤に回された時に発見した物をご紹介

今回の場所は、東京都の世田谷区と杉並区の境にある、京王線「八幡山(はちまんやま)」駅。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・世田谷「八幡山駅のへめへめくつじ」2023春-1001
電車来ないよぉぉぉぉ~~~~~~ん

これは、夜勤が早めに終わったので、始発電車が来る前に改札付近で待っていた時に撮ったもの。
(改札は4時20分に開く)

余談だが、この八幡山駅の改札は杉並区の上高井戸(かみたかいど)なのだが、左の道路は世田谷区の上北沢(かみきたざわ)で、奥の道路の先が世田谷区の八幡山(はちまんやま)となっている。
最初に来た時に、駅前商店街の住所は杉並区なのに、街灯には世田谷区の見慣れた商店会の旗がはためいているので「???」と思っていたんだよねぇ…
後で調べたら、道路の向こう側の商店は世田谷区だったという次第。

先日は、区議会議員の選挙があったので、このエリアには杉並区と世田谷区の選挙ポスターの掲示板が入り乱れて立っていて、不思議な感覚だったよ。
(掲示板で区境が解るくらい)

さてさて。

この八幡山駅は、東京の大動脈である環状八号線(通称「環八(かんぱち)」)と交差している。
なので、昔から高架になっていて、あまり京王線らしくない存在だった。
他の駅は地上なので、現在は鋭意高架化が進められている。
数年前に、京王線は「開かずの踏切」で全国ワースト1という栄光に輝いたので、国や都が「早ぉ何とかせんとっ」と頑張っている次第。
(都内の高架化(立体交差化)工事の主体は東京都で、鉄道会社ではない)

その環八の高架下の柱に、落書きがされているのを発見した。

ほれ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・世田谷「八幡山駅のへめへめくつじ」2023春-1002
へのへのもへじぃぃぃぃ~~~~~っ

近寄って見ると「へのへのもへじ」がGoodサイン付きで書かれていた。

まぁ、へのへのもへじ自体は特に変わったものではないので「ふぅ~ん…」という感じで眺めていたのだが(今どきへのへのもへじが書いてあるというのは逆に珍しいかもしれないけどね。(笑))、その1本先の柱を見たら…

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・世田谷「八幡山駅のへめへめくつじ」2023春-1003
へめへめくつじぃぃぃぃ~~~~~っ

おぉ、いぇい

まぁ、何と美人なへのへのもへじだこと。(笑)

よく見ると「へめへめくつじ」になっている。

だから、お目めがパッチリしているのね
お鼻もスッキリしているしぃ~。

センスが良いね
ちょいと芸術作品っぽい。(笑)

真夜中の薄暗い高架下で、ポツンと1人で美術鑑賞していたオラであった。
(写真は夜明けに撮ったものね。この日記のUP後に再び行かされたので、撮り直したよん)

美術作品の全体像は、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・世田谷「八幡山駅のへめへめくつじ」2023春-1004
ミニギャラリぃぃぃぃ~~~~~~っ

以上、八幡山の隠れた観光スポットでしたとさ

では、またぁ~~~

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2023年5月 1日 (月)

お散歩日記 ~「今のうちに…。中野サンプラザと桜」2023春~

いやぁ~、やっとお仕事の忙しさから解放されたよ……と思ったら、再び忙しい状態に。
(ゴールデンウィーク中は仕事が無いんだけどね)

やれやれ、この先どうなる事やら。

そんな訳なので、今回もサックリと。

今回は、通勤途中で見た、地元のJR中央線中野(なかの)」駅前の光景をご紹介

中野駅は、東京の中心「新宿(しんじゅく)」駅から、黄色い各駅停車で3駅目の所にある。
オレンジ色の快速電車だと1駅、わずか数分で到着する。

その中野駅前には、日本人であればかなりの人が知っている有名な建物がある。

それは、これぢゃ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・中野「中野サンプラザと桜」2023春-1001
太陽広場ぁぁぁぁぁ~~~~~~~っ

この白い建物は「中野サンプラザ」と言い、中にあるコンサートホールが全国的に知られている。

昔の正式名称は「全国勤労青少年会館」と言ったのだが、地元民ですら知っている人はいない。(笑)
子供の時から、通称が「サンプラザ」だった。
途中から正式名称も「中野サンプラザ」に変わった。

…みんな間違えるけど、「サンプラザ中野」じゃないからね。(笑)
まぁ、彼のおかげで知名度が全国区になっているけどぉ~。

現在は、建物の中央部に「帝京平成大学」の大きな広告があるため、大学の建物と勘違いする人もいるとか。
…まぁ、中野以外から電車で来た人は間違えてもおかしくないな。

ちょうど桜の季節だったので、横の「中野通り」の名物の桜並木と一緒に撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・中野「中野サンプラザと桜」2023春-1002
判りにくいぃぃぃぃ~~~~~~~っ

大きなビルが並んでいるので判りにくいが、この奥のビル辺りから先(北側)は、見事な桜並木が3Km近く続いている。
桜並木の終点(「哲学堂」がある場所ね)で交差する「新青梅街道」の桜並木と合わせると、全長は4Kmを超えるのではなかろうか…。

余談だが、中野区の文化と生活圏は、中野駅(中央線)を境にして南北で違っているので、お互いに行き来する事は少ない。
東西に移動すれば生活出来てしまうので、南北に移動する必要が少ないのだ。
みんな中野駅まで来て、そこから都心に向かうので、中野駅エリアから越境しないのだ。
なので、オラは南側地域の事は、あまり詳しくない。

南北住民で唯一同じ事は、「都心に向かうには、まず新宿か高田馬場を経由する」という事。
西武新宿線・都営大江戸線・JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・京王線は、全て新宿に行く。
池袋や渋谷経由で都心に行く人の割合は少ない。
(北端の西武池袋線沿線の住民と、南端のバス通勤の住民くらいだろうか…)

ちなみに、サンプラザの後ろに見えるビルが「丸井」の本社で、中野駅の南側に丸井本店がある。
この事実を言うと、大抵の人が「丸井の本店って、新宿や渋谷じゃないの???」と驚く。

昔は、中野の田舎臭いデパートだったのだ。(笑)
ファミリー向けに生活用品全般が売られていて、今のようなファッション性は無かった。
ビルの看板も「OIOI」じゃなくて「(井)」だったしね。(笑)
地下のスーパー「大丸ピーコック」が、唯一お洒落な店舗だった感じがする。
(子供の頃の感想だよ

オラがお子様の頃は、4階(だったかな)のおもちゃ売り場を覗いて、レストラン街の「森永」でお子様ランチを食べて、屋上広場で遊ぶのが大好きだった
いつまでいても飽きない、楽園だったさぁ~~~
レストラン街の下には、ボーリング場もあったんだよん

さてさて。

この中野サンプラザ、コンサートホール以外にも色々な施設がある。

全部で20階建てで、地下にはプールとアスレチックジムがあり、ボーリング場も地下だったか…な
1階から上は、コンサートホール(大・小の2つがある)・オフォス・テニスコート・レストラン・結婚式場等がある。
テニスコートは(確か)10階にあり、「天空のテニス場」のような感じがして面白かった。
今はネットカフェ等が入っていて、昔と内容は変わっている。

オラ、子供の頃は泳げなかったので、地下2階にあるプールに通っていた。
お陰で、今ではクラゲのように水中を漂えるくらいにまで泳げるようになった

コンサートホールは、中野区民であれば成人式で必ず入る場所。
オラもここで立派な成人になった。

ところで、ビルの形が何か変に見えるよね。

中野サンプラザは、正面から見ると普通の四角いビルに見えるのだけど、横や裏から見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・中野「中野サンプラザと桜」2023春-1003
三角いぃぃぃぃぃぃ~~~~~~~っ

見事なまでの直角三角形なのだ

恐らく、日照権等の理由でこの形になったと思われる。
建造当時は、周囲は雑居ビルや店舗がゴチャゴチャ並ぶ下町だったのでね。

建物のコンセプトが「三角形」だったような…。
なので、正面も三角形のひさしのような出っ張りがある。

ビルの中央部に見える木々の所がテニスコートと思われる。
今までの人生で一度しか行った事がないので、もはや記憶に無い。

目の前に見えるトラックがいる場所が、コンサートホールへの機材搬入口で、ライブが開催される時には有名歌手の専用の大型トレーラーが横付けされるので、それを見ると「あぁ、今日はこの人のライブなんだ」とすぐに判る。

ちなみに、このトラックの左側が楽屋(控室)になっていて、外から見る事が出来るが、当然ライブ開催時にはカーテンで遮られる。

子供頃は、この斜めの部分が「巨大なすべり台」に見えて、一度でいいから滑ってみたくて仕方がなかった。
今改めて見ると、ちょっとダムの堤体っぽいね。

中野駅前(北口)は、夕方になるとちょっとした絶景スポットになるのだ
目の前の黒いNTTビル等を除いて、左右の周りに大きなビルが無いので、夕日がきれいに見えるのだ。
帰宅途中にスマホで撮影する人も多い。

そんな中野駅前からサンプラザ周辺を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・中野「中野サンプラザと桜」2023春-1004
空が広いぃぃぃぃぃ~~~~~~~っ

中野は住宅地なので、空が広いのだ

サンプラザの左横にあるのが中野区役所で、その隙間から奥に見えるのが、建築中の新庁舎。
昔は中野体育館があったが、西武新宿線の「沼袋(ぬまぶくろ)」駅付近に移転して、その跡地に区役所を移動させる事になった。
左の黒いビルがNTTで、その右横に見えるビルが、中野で最も新しくてきれいな空間にあるビル群だ。
帝京平成と明治の2大学が入り、隣のビルには、オラの生きるエネルギーである「キリンビール」の本社がある。

このように、急に駅の利用者が増えたので、現在は中野駅とその周辺の大規模再開発工事が行われている。
なので、今見えている光景も、あと5年もしたら全く違う光景になるからね。
新宿と吉祥寺の大都会の間にある、地方都市っぽいローカルな駅前」ではなくなる。(笑)

それに関連して、中野区役所とサンプラザは解体される事が決まった。

サンプラザに関してはかなり議論されて、「取り壊し反対っ!!」と声高に訴えた酒井氏が新区長に当選したが、就任後に「やっぱ壊すぅ~」と手のひらを返した。
大物歌手達も「我々の想い出の場所を残してくれっ!!」と言っていたのだが…

まぁ、「老朽化」という観点からは「そりゃそうだよねぇ…」と思える。
内部の構造は子供の頃から変わっていないので、今のビルと比べたら、柱も多くて空間が狭い。
バリアフリー対応だって万全ではないでしょう…多分。

余談だけど、中野区役所のある一帯は、昔は「囲町(かこいちょう)」と言った。
江戸時代の「生類憐みの令」の犬の保護施設「御犬囲(中野犬屋敷)」があったそうな。
お犬様」といえば中野駅前なのよ。はい。

そして、その跡地には陸軍中野学校が出来て、それが警察大学や警察病院等になり、現在は大学とキリンビール等のビルになった次第。
オラ的には「おキリン様」のお屋敷だね

移転した中野体育館の場所には「中野刑務所」があった。
刑務所の高い塀の横の道で、壁打ちテニスやキャッチボールやサッカーをするのが、当時の学生達の遊びだった。
小学校から帰ってくると、ランドセルを玄関に放り投げて「ちょいとムショ(刑務所)に行ってくるわ」と母親に言う。
母親はごく普通に「夕飯までには帰って来なさいよ~」と返事する。
遊び終わると「さて、シャバ(娑婆)に帰るか」と言ってみんなで帰る…という感じだった。(笑)

一度、塀の中にボールが入ってしまった時は「刑務所に入っている怖いおじさんが、怒って出て来るーっ」と思って、みんなで一目散に家に帰った事があったなぁ~。
絶対そんな事はないのにね。

刑務所の跡地は「平和の森公園」の一部となり、地下には下水処理場もある広場になった。
刑務所時代からの建物もいくつかあるのだけど、それは残すのか移築するのか??取り壊すのか???

中野は今、激変する最中なのだ

さてさて。

改めて中野サンプラザの「現在の日常」を撮っておこう。
解体が始まる頃には大勢撮影しに来るだろうしね。

まずは、ごく普通に1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・中野「中野サンプラザと桜」2023春-1005
基本のキ~~~~~~~~~~~~っ

この、「何の変哲もない1枚」が良いのだ

オラ…と言うか、中野区民がいつも見ている光景は、これなのだ。

そして、さらに中野っぽさを出してみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
東京・中野「中野サンプラザと桜」2023春-1006
かっ飛ばすぅぅぅぅ~~~~~~~っ

中野サンプラザと関東バス」、これが中野駅北口駅前の日常なのだ

関東バスは、新宿区・中野区・杉並区・武蔵野市等の、中央線と西武線沿線のエリアを走っているバスで、沿線住民なら誰でも知っている。

昔は、運転が乱暴でかっ飛ばすので有名だった。
踏切でもスピードを上げて通過して、最後部の座席に座っていたら飛び上がった事がある。
今は安全運転で、そんな危険な事は無いからね

…ふぅ、これで中野サンプラザの事は充分だろう。

あれ冒頭で「今回もサックリと」とか書いた割には、熱く長々と書いてしまったねぇ…。

まぁ、それだけ「想い出の詰まった建物」だという事

残りわずかな時間しかないけど、温かく見守ってあげましょ

…あぁ、諸行無常。(ー人ー)

では、またぁ~~~

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