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2020年3月23日 (月)

プチ旅日記 ~「お江戸・烏森神社の長屋」2020春~

今回はサラッと。

ただ今、転職活動中でお金も無いうえに新型コロナウィルスの影響と花粉症で、外出もままならない状態が続いている。
(金欠と花粉症の要因が大)

そんな中、就職の面接で東京のオフィス街「新橋(しんばし)」駅前に行って来た。
そう、駅前広場に蒸気機関車「C11形」が置かれていて「SL広場」と言われている場所で、酔っぱらったサラリーマン達がTV局のインタビューに「イェ~イ」と答えている「おっちゃんの聖地」だ

約束の時間より少し早めに到着したので、駅前を散歩してみることにした。

久々の街歩きぃ~~~~

駅前は昔から歩いた事があったけど、この付近の飲み屋街を通ったことは無かったなぁ…
(銀座から新橋駅へ来る道と、皇居からずっと南下する道はよく歩いた)

駅前の地図を見ると、すぐ近くに神社があるのが判った。

…あっ、ここなの

烏森神社(からすもりじんじゃ)」と言う大変由緒のある神社で、江戸っ子なら誰でも知っている。
(創建は天慶3年(940年)だそうな)

今の新橋駅(2代目)も、明治42年(1909年)の開業当初は「烏森」駅と呼ばれていた。
初代の新橋駅は、2代目が改名した時に「汐留(しおどめ)」駅と改称されている。

SL広場を背にして左に50mほど進んだ裏道に、烏森神社は建っている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
お江戸・烏森神社の長屋2020春-1101
せまぁーーーーーーーーいっ

周囲は大きなオフィスビルだらけなのに、この神社の周辺だけは昔ながらの昭和レトロな雰囲気が残っていた。

上野浅草に来たみたい

正面奥の立派なコンクリートの建物が烏森神社で、想像と違って近代的でちょいと驚いた。
朝の9時半過ぎだけど、参拝に訪れる人が結構いる。
スーツ姿のサラリーマンもいた。

今立っている場所が参道のようで、背中側のすぐ先にある大きな道へと通じている。
JR新橋駅は右奥ね

正面の階段が始まる手前にも細い横道があって、数分前に歩いてみた。
小さな飲食店(居酒屋やスナック等)が並んでいる、周囲から比べたらディープな空間だった。

次に、今立っている場所の左にある細い道を歩いてみることにした。

左を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
お江戸・烏森神社の長屋2020春-1102
…おんや?

メチャクチャ住宅街と同じ光景なんですけどぉ…

オフィス街という感じがまるでしない。

余談だが、右のお店の戸の横に書いてある「酒は百薬の長」という文字が、毎日飲み歩いているおっちゃん達の免罪符になっている感じがして微笑ましい
呑んべぇには、これ以上に救われるお言葉は無い。
大日本麦汁愛飲党」の党首であるオラも、このお言葉に魂を救済されている

正面の古い建物が気になったので、近寄ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
お江戸・烏森神社の長屋2020春-1103
…南千住

まるで、下町の「南千住(みなみせんじゅ)」駅や「三河島(みかわしま)」駅や「町屋(まちや)」駅の近くにいるようだ。
右の青い壁の建物が町工場…みたいな。

左の建物の壁を見ると、手前に建っていたであろう家とつながっていた感じがする。
特に、屋根の付近にもう1つ屋根っぽい線の痕跡があるよねぇ…
(でも、くっついていたら窓は作れないか。ただの飾りだね)
壁の色(汚れ)がはっきりと違っているので、白っぽい部分が密接していたのだろう。

手前の更地は、これから何が建つんだろう…
高いビルは、面積と法規的に無理だろうね。

右の「酒は百薬の長」みたいな感じの2階建てでも建つのかな

この道は、新橋駅から見ると「裏道のさらに裏道」というような感じになっている。
駅からだと、3回曲がらないとこの道にたどり着けない。

道を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
お江戸・烏森神社の長屋2020春-1104
…先斗町

まるで京都の「先斗町(ぽんとちょう)」や奈良の「ならまち」にでも来たような感覚だ
看板の飛び出し方は香港っぽい。(笑)

奥の車が見える所が大きな道で、そこもビルが立ち並ぶオフィス街になっている。

では、歩いてみよう。

まだ朝なので、お店の仕込みも始まっていなくてとても静かだ。
(ランチも営業する店もあるようだ)

すぐ右前にあったこんなアイテムに心惹かれて、思わず撮ってしまった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
お江戸・烏森神社の長屋2020春-1105
てつびぃーーーーーーーーん

おそらく鉄瓶であろう。

植木鉢代わりに使っているのかな
それとも、この吊り下げ方に商売的な意味があるのかな

何か、オラ的にはこの2軒のデザインは「東京」よりも「京都」を感じる。

さらにお隣の建物に進むと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
お江戸・烏森神社の長屋2020春-1106
おぉ、いぇい

…これぞ、お江戸の長屋っ

板張りで、近代的な機器が外付けで、2階に物干し台がある…この構造だよ

タオルの横にとうもろこしが干してるのが気に入った
粒は全く付いていないので、縁起物とかかな

これらの家の密接具合からして長屋であることは間違いないな…と思っていたら、このお店の名前はそのものズバリの「長屋」。(笑)
いわし料理専門店」だって

…ふぅ、意外な所に「お江戸」が残っていたなぁ~。

何も、今の下町(上野・浅草・千住界隈)だけが「江戸情緒」の街ではないことが解った。
(大昔は、新橋も神保町も本郷も下町の範囲だったと言われると…

このレトロな建物群は、どうやらこの烏森神社の一角だけっぽい。
(もう少し南にもレトロな一角があるようだ)

…今まで気付かない訳だよ。

この辺の大きな道路をしょっちゅう歩いていたのは大学生~20代の時だもん。
こんな大人向けの飲み屋街には来ないからね。

…おっ、そろそろ面接の時間だ。

ほな、行ってくるでぇ~~~~~

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旅と鉄道(03関東)」カテゴリの記事

コメント

いわし料理専門店ですとお~~??
行きたい!食べたい!飲みたい!!!

投稿: ばんび | 2020年3月23日 (月) 13時59分

★ ばんびさん

…絶対「いわし」に反応すると思ってた。(^艸^)

コロナ収まってオラがお金持ちになったらね♪

投稿: まりりん | 2020年3月23日 (月) 14時10分

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