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2019年10月28日 (月)

つぶやき日記 ~「災害に備えたつもりが…GENERALのラジオC-59」2019秋~

前回「第一勧銀のメジャー2019春」からのつづきーっ!

2019年の9~10月は、とにかく台風大雨の災害が多かった。

オラも災害に備えるべく、東日本大震災以降は普段から水・非常食やライト等を常備していた。
3~4日間は部屋に籠っても大丈夫なくらいにはしてある。

そんな中、ニュースで「今度の19号はハンパ無ぇから、お前らまぢで命守れよ」と何度も繰り返し言っている。

ちょっと前の15号の時にはまだ一般市民は警戒していなかったのだが、19号の予告があるとスーパーのパン・冷凍食品・電池・カップラーメンがほぼ品切れ状態となった。
(何故に、火も水も要らない缶詰を買わないのだ…???

台風通過後が交通マヒによって食糧不足になるので、オラも食料を調達しておいた。
家に帰って、雨戸を閉めて、いつもより多めに水を汲んで、乾電池もかき集めた。

よし、これで準備OKだぞ

お気楽に布団に寝っ転がって「フンフフ~~~~~ン」と鼻歌交じりにのんびりしていたら、あることに気が付いた。

…あれ停電したら情報源が無くなっちゃわね

TVとパソコンが使用不能(PCは動いても、ルーターが停電でネット回線がつながらない)になると…

後は、町の防災無線放送ラジオしかない…

ラジオってどこにしまったっけ???

目の前にCDラジカセがあるんだけど、通常はアダプターを使用していて、乾電池だと単2を8本も使用しなければ使えない。
部屋の中には単2電池が8本なんて存在していない…
(単2は、ウチではラジカセ以外に使い道が無い)

ランタンとガス湯沸かし器用の単1電池は用意していたのだが…

そうだ昔買ったラジオがあるぢゃん

急いで家中を探したが、あると思っていたラジオが無い…

…あれ誰かにあげちゃったっけ

1996年の「ユーラシア大陸横断鉄道旅行」の時に買った、AM・FM・短波が聴ける優れモノだったのに…
(海外ではNHKの短波放送(日本語)が聴けるのだ

帰国後に、貧乏な友達にあげちゃったかもしれない…

だとすると…

…あれがあったぞ

衣装ケースに入れてあるのは覚えていたので、すぐに見つかった。

…さて、問題はこれがまだ使えるかどうかだ。

そのラジオとは、これだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
GENERALのラジオC-59・2019秋-1101
こっとうひぃぃぃぃぃーーーーーーーん

もはや「骨董品」と呼ぶにふさわしい、大昔のラジオ様だ。

母親が使っていたモノで、昭和30~40年代(1960年前後)くらいに買ったのであろうか。
昭和50年代までは実際に使っていて、音も聴いたことがある。

ずっと持っていると価値が出るかな」と思って、捨てずに保存しておいた次第。

このラジオ、現在のスマートなモノと違って、アナログ感がたっぷりなのぢゃ

まずは、受信を良くするためのアンテナを伸ばしてみる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
GENERALのラジオC-59・2019秋-1102
ニョキーーーーーーーーン

本当はもっと伸びるけど、撮影用に少しだけ出した状態にしてある。

このアンテナの長さや角度や方向を調整すると、受信感度が大きく変化する。

裏側は、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
GENERALのラジオC-59・2019秋-1103
大事な家電ーーーーーーーっ

革のケースに入れられて、大事に育ってきた。

昔はラジオとて大事な家電(財産)であり、このように手厚く保護されていたのだ。
バッグのような手掛けも付いていて、持ち運びにも便利になっている。

さて、今でも使えるかどうか、電池を入れてみなければ。

電池は裏ブタを外さないと入れられないので、このおしゃれな革ジャンを脱がしてみよう

背中側にボタンがあるので、それを外して革ジャンをめくると…

出て来ました
(画像をクリックすると拡大するよん)
GENERALのラジオC-59・2019秋-1104
レトロ大魔王ーーーーーーーーぅ

全身メタリックの、重厚感あふれるデザインだ。
(実際に、重量は少しある)

何とな~く、当時走っていた営団地下鉄日比谷線3000系)にも似たデザインのような…

正面の四角く縁取られた場所にはスピーカーが1個あって、そこから音が出る。
この当時はFMステレオ放送など存在していなかったので、モノラル放送ゆえにスピーカーは1個しかついていない。

左上の黒いモノはボリュームで、左右に回して音量を調整する。
(ON・OFFスイッチも兼ねている)

右上は選局用の目盛りで、これは現在でもラジオに付いているから解るよね

アップで見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
GENERALのラジオC-59・2019秋-1105
今と違ぁぁぁぁぁ~~~~~~~う

メモリの表記が、現在と異なっている。

MW」は中波放送のことで、大雑把に言ってしまえば「AM放送」。
5.3 6 7 8 10 12 14 16」は周波数で、単位は「100KHz(キロヘルツ)」。
(「8」に合わせると、8×100KHz=800KHzになる)

現在でも周波数の範囲は変化していないので、現在のAM放送もほぼ聴くことが出来る。

SW」は短波放送のことで、遠くまで電波が飛ぶので、状況が良ければ世界中(地球の裏側も)の放送を聴くことが出来る
3.3 4 5 7 9 12」は周波数で、単位は「MHz(メガヘルツ)」。
その下に小さく「―90 ―75 ―60 ―49 ―41 ―31 ―25」と書かれているのは「バンド(周波数帯)」で、この「」の範囲に合わせると放送が聴ける。
日本国内の放送は「49・60・75」がほとんど。

逆に言うと、このラジオ様は海外に持って行っても聴くことが出来るのだ

側面も含めて撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
GENERALのラジオC-59・2019秋-1106
奥行きたっぷり

今のラジオからしたら、分厚いよねぇ~。

右側面には、選局用のダイヤル(つまみ)と、イヤホン用のジャックがある。

正面右下には「GENERAL」と書かれていて、メーカー名の「ゼネラル」だ。

裏側を見ると、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
GENERALのラジオC-59・2019秋-1107
シンプルーーーーーーーーぅ

白で統一された、シンプルなデザインだ。

正面から見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
GENERALのラジオC-59・2019秋-1108
いろいろ刻印されているねぇ~。

左上の丸いのはネジで、ここを緩めると、この白い裏カバーが外れる。
ネジの上には「←OPEN」と書かれている。
ドライバーが無くても硬貨でも充分回せるので、何気に便利

その下は「SW」「MW」の選択スイッチ。
現在のラジオでも「AM」「FM」等のスイッチがあるでしょ。

その下には「8 TRANSISTOR」と書かれている。
トランジスタ(受信した電波の増幅・安定化用の電子パーツ)を8個も使用している高品質品という、当時では最大限のアピールだったのであろう…。
(よく見ると、前面のボリュームの下にも小さく書かれているのだ)
音質等に拘らず、単にラジオを聴くだけなら、トランジスタは2~3個あれば充分機能する。
(今ならICが1個ぢゃ

右側のスリットは、恐らく放熱用と思われる。
(ほとんど熱は出ないけど)

…でも、革ジャンを着せちゃったら意味ないぢゃん

その下には「901 MADE IN JAPAN」と書かれている。

…つまり、このラジオ様は「GENERAL 901」と言う製品名なのだろうか
(正解はこの後に…)

さぁ、裏ブタをオープン
(画像をクリックすると拡大するよん)
GENERALのラジオC-59・2019秋-1109
ぱかりんちょ~~~~~~~ぉ

裏ブタをパカッと開けると、ラジオそのもののメカメカしい基板が現れる。

電池を入れる前に、裏ブタの内側を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
GENERALのラジオC-59・2019秋-1110
…おっ、詳細が書いてある

読んでみると、「MODEL C-59」と書かれていた。

そうか、このラジオ様は「GENERAL C-59」というお名前だったのかっ

ネットで調べたら、型番が「901」→「C-58」→「C-59」と進化して来たっぽい。
なので、刻印が「901」だったのね。

そして、「FREQUENCY RANGE(周波数帯)」の単位が現在の「KHz・MHz(Hz:ヘルツ)」ではなく「KC・MC(C:サイクル)」なので、呼称改正前の昭和47年(1972年)までに作られた製品だという事が判明した。
(HzとCは呼び方が違うだけで、単位そのものの値は一緒。気圧の「ヘクトパスカル」と「ミリバール」みたいな感じ)

いろいろ調べてみたら、このラジオ様は「昭和25年(1950年)から47年(1972年)の間のモデル」という事だ
(製造初年は判らない…

さらに、ここにも「8 TRANSISTOR」と書かれている。

そんなに自慢するなら、本当に8個あるのか数えてみようぢゃねーか

なので、各パーツの解説も含めて書いてみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
GENERALのラジオC-59・2019秋-1111
もりだくさぁ~~~~~~ん

…トランジスタ
…選局用ダイヤルの本体(通称:バリコン)
…「SW」「MW」の選択スイッチ
…みんなが「アンテナ」だと思っているモノ

まずはトランジスタだ

電子パーツが動いて隣同士が接触しないように、蝋のようなモノで固められているのではっきり見えない部分もあるけど、青い●の8個がトランジスタだ。
(ちゃんと8個あったね)
現在のトランジスタは黒いプラスチック製なので、金属の銀色をした製品に歴史を感じる…

次に、真ん中にあるのがスピーカーで、「0.3W・8Ω」という、まぁ一般的な製品を使用している。

右端の黒いのが電池ボックスね。
これからここに単3電池を2本入れてテストしてみるから

スピーカーの左にあるが短波(SW)とAM(MW)の選択スイッチ。

その左にあるが、選局用のダイヤルを回すと中が動いて反応する「可変コンデンサ」。
英語だと「バリアブルコンデンサ」と言うので、通称「バリコン」と呼ばれている。
この中がある場所で引っ掛かって動かなくなると、その時聞こえている放送局限定のラジオとなってしまう。

そして、上部にどでん!と鎮座しているのが、アンテナの本体だ。
中心が金属の棒なので、ラジオ全体の重さの大半を占めていて、このアンテナが無ければ相当軽くなる。
(当然、無ければ音は聴こえなくなる)
アンテナ本体」と書いた部分にあるコイルがポイントで、これの向き(方角)を調整すると受信感度が大きく変化する。

ラジオ本体の向きを動かせない場合は、のニョッキリ棒を伸ばして、アンテナの感度を補ってあげる。
(世界中の短波放送を受信してみたい時は、かなり動かしていろいろチャレンジする

一般市民はこのニョッキリ棒を「アンテナ」だと思っているけど、実は違うのだぁ~~~よ

さて、ここからが本題。

実際に停電時にラジオが受信出来るか試してみよう
(前置きが長過ぎんだよ

新品の単3電池を2本入れて、ボリュームを回してみると…

・・・・・・

…あれ

選択スイッチや選局ダイヤルをいぢってみる。

・・・・・・

ウンともスンとも言わねぇーーーーーよっ

あらら、もう「博物館入り」しちゃったのね…

まぁ、このラジオ様ももう60歳くらいであろうから、のんびり隠居生活を送らないとねぇ~。

ネットで調べたら、音が聞こえたらヤフオクで5000円~1万円くらいで売れるらしい。
(意外とみなさん持っていらっしゃるのね…)
でも、このお方は音が出ないので、「アンティークな飾り」にしかならないね、もう…

----------------------------------------

…という訳で、判った。

あい はう゛のぅ れぃでぃおぉぉぉ~~~ぅ
(I have no radio.)

オラの家は、停電時には情報が一切入手出来ないことが判った。

さぁ、軽くて新しいレィディオ様を買ってくるか、単2電池を8本買ってくるか…

あなたなら、どうする

それぢゃぁねん

つづき「第一勧銀のキャッシュカード」はこちらーっ!

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コメント

わっ! おっかさんは当時ワールドボーイ(ナショナル)愛着してました、黒革携帯ケース入りだった、
よく似てて懐かしい、

投稿: bell | 2019年10月29日 (火) 08時18分

さすがまりちゃん

物持ちいい~📻
持ち手のベルトの傷み具合がしぶい!!
安価なラジオも売っているけれどなんとかして再生しないかしらね。
人生という長い旅のお供に。

投稿: あめぶる | 2019年10月29日 (火) 14時59分

★ おっかさま

ワールドボーイは兄弟みたいなものですな

ウチの母親はTBSラジオが好きで、よく聴いていました…
(オラは文化放送とFM東京)

投稿: まりりん | 2019年10月29日 (火) 22時06分

★ 師匠ぉ

アナログなレィディオなので、部品さえ交換すれば聴けると思いますが、故障個所を調べて、その部品を秋葉原まで買いに行ってハンダ付けで直して…
その手間と時間と交通費を考えたら、近くの家電量販店やドンキで買ったほうが安くつく訳で…(^^;)

まぁ、もうしばらく大事に保存しておきます~
(まずは単2電池8本買えってか(笑))

投稿: まりりん | 2019年10月29日 (火) 22時11分

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