シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その35:トルファン・カレーズ楽園~
(前回「その34:トルファン・ウイグル民家とぶどう」からのつづきーっ!)
(「その1」はこちら)
このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。
…では、スタート★
※この日も写真が多いので、数回に分けてご紹介ぃ~♪
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2006年7月19日(水):ウルトラ快晴
吐魯番(トルファン:تۇرپان)
さぁ、本当に「カレーズ楽園」へ行くぞ★![]()
今日の観光ルートは以下のとおり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2017年のグーグルマップより)
凸から▲まで移動だよぉぉぉぉ~~~~ん★
●…お宿(トルファン賓館)
♨…火焔山(かえんざん)
▲…吐峪溝(千仏洞)
■…ピチャンの沙山公園(砂漠公園)
■…艾丁湖(アイディン湖)
凸…高昌故城
▼…アスターナ古墳群
▲…ベゼクリク千仏洞
凸…交河故城
■…カレーズ楽園
▼…葡萄溝
▲…蘇公塔
結果的には、●→凸→■→▼→▲→●と巡った。
今から■へ向かうところ。
ズノンさんのタクシーに乗り込み、出発しんこーぅ★![]()
今日は短距離移動の連続なので、それほど時間も掛からずにカレーズ楽園に到着ぅ~~♪
「カレーズ」とは、砂漠等の乾燥地帯に水路を造るため、井戸のように縦穴を掘ってその間を横穴でつないだトンネル(地下水路)の事。
地下だと途中での水の蒸発が少ないので、多くの水量が得られる。
しかも、水が冷たくて気持ちがイイ![]()
小学校か中学校で「カレーズ」という言葉は習ったけど、実際に観るのは初めてだ★
ちょっとドキドキ![]()
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今回もズノンさんは外で待っているとのことなので、まずは入口に行き、チケットを買う。![]()
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(2006年当時の実物を撮影)
とりぷるえーーーーーーーっ★
「国家AAA級」で20元(270円)は、結構お安いんでなぁ~~~~い![]()
チケット売り場の建物の周囲に、こんな看板があった。
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たくみーーーーーーーーん★
この当時の国家主席「江沢民(チァンツーミン)」氏が訪れた時の説話だ。
まぁ、ざっくり訳せば「このカレーズは、先人達のアイデアで造られた貴重な財産なので、観光や開発の資源に利用して、充分に保護してもらいたい」ということ。
カネの臭いがプンプンする説話だ。![]()
中に入って入口側を見ると、こんな感じ。
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緑の楽園ーーーーーーっ★
木々に囲まれた、木陰タップリのナイス空間だ![]()
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奥が道路で、そこでタクシーを降りてやって来た。
右はおみやげ屋さんで、色々なモノが売られている。![]()
2階はレストランのようだ。![]()
この場所から振り返ると、こんな感じ。![]()
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ぶだうのみちーーーーーーっ★
見事なぶどう棚の道が続いている。
左側に楽器を持ったおじさん達がいるねぇ…![]()
見てみよう。
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実演販売ぃぃぃぃーーーーっ★
楽器屋さんで、実際に演奏して観光客にアピールしているようだ。![]()
これを聴いているだけで、シルクロード感がタップリ![]()
ここからほんの少し右側を見ると…![]()
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らくえーーーーーーーーん★
漢字とウイグル語で「坎児井楽園(カレーズ楽園)」と書かれた木彫りの案内が。
その後ろのぶどう畑が気になったので、撮ってみた。![]()
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ひろいーーーーーーーっ★
結構な広さの畑が★![]()
…ここって「ぶどう楽園」と言う名前のほうがイイんでないの?![]()
では、進もう。![]()
ぶどう棚の道は、こんな感じ。
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さわやかぁ~~~~~~★
木陰が涼し気な、ナイスな道だ![]()
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実際、床が熱くなっていないので、周囲に比べたら少しひんやりする気も…
こんな庭が欲しい![]()
奥まで進んでから、振り返って見てみた。![]()
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う~ん、ステキ![]()
奥に見える建物が、さっきいたおみやげ屋さんや楽器屋さんね。
ぶどう棚を抜けると、各種の展示物があるコーナーになった。
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モノトーーーーーーーーン★
実際は色があるんだけど、天井の緑色のシートで全てが緑一色に…![]()
しかも、目に優しくないキツい色なので、チカチカする★![]()
カレーズを掘っている様子を展示しているけど、この緑色の印象しか残らなかった…![]()
次のコーナーへ行こう。
この辺は工事中らしく、部分的にシートで覆われていた。
ふと横道を見ると、かなりナイスな光景だったので撮ってみた。![]()
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イイねぇ~~~~~~♪![]()
ぶどう畑に行く小道のようだ。
右のシートは麻等で出来ていて、かなり丈夫だ。
この布で造られた袋が、通称「チャイナヴィトン」と呼ばれ、中国全土で使われている。
色も、この3色のストライプでなければイケナイ。![]()
ぶどう棚にも、当然ながらぶどうの実が生っている。
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タップリ![]()
粒がいっぱいだねぇ~~~~★![]()
多分、1粒くらいなら食べても怒られはしないだろうけど、手は出さないでおこうね。
(周囲に誰もいなかったので、食べたくなっちゃった…
)
ぶどう畑は、こんな感じ。
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緑の世界~~~~~~っ★
鮮やかな黄緑色の世界だ★![]()
ここは木の背が高いので、山梨等の日本の畑っぽい。
さて、いよいよカレーズの現場にたどり着いたぞ♪
みんなが覗き込んでいる穴を見てみると…![]()
![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
これがカレーズかぁ…![]()
結構な深さの場所に、キレイな水がたっぷりと流れている。
目の前に解説板があったので、読んでみた。
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ほうほう。![]()
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この縦穴の深さは10mだそうで。
そして、この水路の最も深い部分は75mで、縦穴は440個もあるそうな。![]()
新疆ウイグル自治区全体では、縦穴の数は16,3068個なんだって★![]()
地下水路だらけだなや★
それだけ水が貴重な地域なのだ。
遠くの雪山から一生懸命に引っ張って来るしかない。
少し進むと、賑やかなコーナーがあった。
覗いてみると…
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ジュディ・オングーーーーーーーぅ★
民族衣装を着た娘達が、来場者と記念撮影するコーナーのようだ。![]()
衣装とポーズはある程度決まっているようで、誰が撮ってもこんな感じになっていた。
ちなみに、写っている男性は日本人のツアー観光客だ。
背後の壁は、ぶどうを乾燥させるあの団地と同じ造りになっている。
中に入って観ることが出来たら、こんな感じだったんだろうなぁ…![]()
すぐそばにも、別の撮影コーナーがあった。
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あざやかぁぁぁぁぁぁ~~~~~っ★
こちらは明るい空間で、女性用の衣装が並んでいて華やかな雰囲気だ![]()
ちなみに、男性用の衣装は2・3種類ほどしかないので、ガッカリしないでね。![]()
途中に、水路が見える場所があった。
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いっぱい流れちょるぅぅぅぅ~~~~っ★
流量はかなりあり、勢いよく水音を立てている。![]()
中央部分に鯉でも泳いでいるのかと思ったけど、よく見たら水草だった★![]()
少し先に、トンネルらしき横穴があったので、覗いてみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ちっこいーーーーーっ★
こちらはすぐ行き止まりになっていて、そこから先は小さな水路用の穴しかない。
流量もチョロチョロで、そのためか、わざわざ「カレーズ」と書かれた案内板が付けられている。
…これ、少し前までの中国のトイレとソックリだよね。(笑)
今でも、田舎に行けばこんなトイレがたくさん残っていそうだ。
順路沿いに建っていた建物の2階に上がれるようになっていたので、ちょいと登ってみた。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
ちみつーーーーーーーぅ★
緻密なイスラム様式の装飾が施されている。
でも、ここは工事中らしく、この面以外は作業中だった。![]()
…どうりで、誰も上がって来ない訳だ。
「立入禁止」とは書かれていなかったので、登ってみた次第。
再びカレーズの穴の近くに来ると、こんな案内板が…
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米がななぢう~~~~~~っ★
「此処海抜70米」、つまり「ここは海抜70m」ということ。
アジア大陸のど真ん中にしては、標高は低いほうではないのかと…
まぁ、昨日行った「艾丁湖(アイディン湖)」がマイナス154mだったから、トルファンでは高いほうかもしれない。![]()
ここの横穴は、こんな感じ。
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しかくいーーーーーっ★
さっきの、いかにもトンネルのような横穴に比べると、こちらは四角いねぇ~。
水量はあるけど勢いはなく、静かに流れている状態。
ここからはトンネルの中に入るようだ。
水路が覗ける場所に来た。
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ここは大きいぞ★![]()
手掘りで掘ったであろうゴツゴツしたトンネルに、大量のキレイな水が流れている。
振り返って観ると、こんな感じ。![]()
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何かあるーーーーーーーぅ★
四角く組まれた木の部分が縦穴なのかな?![]()
少し進むと、縦穴を下から見られる場所があった。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
深いッス★
さっき上から見た縦穴と同じ造りのモノで、落下物を防ぐために格子や透明な板で塞がれている。
どんどん進もう。![]()
![]()
またもや水路が現れた。
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曲がってますぅぅぅぅ~~~~★
ホントに水がキレイだ![]()
日に当たらないので水草やコケも生えず、水質が良いまま運ばれるのだろう。
あと、中国なのに「ゴミが落ちていない」ことにも驚いている。![]()
トンネルの終点に着いた。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
ひろびろドーーーーーーム★
突然、広い半球状の場所に出たので、ちょっとビックリ★![]()
ここは観光客の団体が解説を受けながら記念撮影をする場所で、かなりやかましい。![]()
人が集まっている場所がカレーズの横穴で、ここが撮影スポットのようだ。![]()
天井を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
全てが丸い。![]()
ちょうど縦穴の位置で、そこを広げたようだ。![]()
撮影スポットを撮影しようと近付いたけど、一向に人がいなくならないので、諦めて団体さんの隙間から撮ってみた。![]()
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フツーの穴ぢゃん★
…これなら、さっき観た穴のほうが良くね?![]()
まぁ、団体さんを集めておくには良い場所なのかもしれない。
後から後から団体さんがやって来る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
やかましーーーーーーーーーい★![]()
正面のおねぃさんのように、全てのガイドさんが拡声器を腰につけながら話しているので、ドーム内に反響してとにかくうるさい。![]()
ゲンナリしたので、さっさとこのトンネルから出ることにした。
トンネルを出ると、静かな空間に戻った。
ホッとするね♪![]()
そして、入口まで今来た道を戻る。![]()
ぶどう棚まで戻って来た時に、偶然に、誰もいない中を記念撮影コーナーの娘が1人で歩いていて画になっていたので、思わず撮ってみた。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
イイねぇ~~~~~♪![]()
このくらい静かな雰囲気だったら、このカレーズ楽園は大好きになれたかもしれない。
でも、あまりにも観光地化されてしまっているので、ちょっとねぇ…![]()
(とにかく、中国語のガイドさん達の声がやかましい)
まぁ、時代ももう少し経てば、西洋等の観光地を同じように静かになるのかな?![]()
さぁ、これでカレーズ楽園を観終わったぞ★
ズノンさんのタクシーに戻ろう。
おみやげは何も買わずに、車に戻る。![]()
ズノンさんに「どうだった?」と訊かれたので「やかましかった」と言ったら、笑っていた。![]()
ただ今、正午過ぎ。![]()
さて、次はどこへ行くのかなぁ~~~~?
…ってか、お昼ご飯の時間だねぇ~。
ほな、れっつらごーーーーーーーーぅ★![]()


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