ジオラマ日記 ~「今日も、都電で。」の巻~
今回は「ワンショットジオラマ」(略して「ワンジオ」)編を…。
(画像をクリックすると拡大するよん)
イイカンジっしょ★![]()
これは、「特攻野郎Bチーム」の展示会用に制作したもの。
メンバー全員が「路面電車」というお題で各自制作して、展示会で発表するというイベント用だ。
オラは「1960年代の東京の当たり前の光景」として、古本の街、神田・神保町界隈をイメージ。
でも、実景の写真を見ると全然違うけどねぇ~。
どちらかと言えば日本橋・浅草・南千住界隈のほうが似ているかもぉ~![]()
…まぁ、「都電が走っている所ではどこでも見られた光景」というコト♪
ちなみに、こちらの方のブログの築地界隈の写真を参考にした。
なので、この作品は築地電停前なのかもしれない…![]()
今回は「お金を掛けて楽をしたらどうなるか?」というコンセプトのもと、いつものように廃材や余りモノでちまちま作らずに、新品を買って来て取り組んでみた。![]()
たまには違う方法を使ってみないと、今ドキの製品の知識や技法の幅が広がらないのでね…★
(決して手抜きではナイぞ…
)
では、スタート![]()
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ケースは、昔ダイソーで買った少し大きめの長方形のモノ。
サイズは、幅223mm×奥行114mm。
大き過ぎると作るのが大変になって展示会に間に合わなくなるし、小さいと奥行きが上手く表現出来ない。
このサイズがちょうどエェ~~~![]()
![]()
まずは、地面になる部分を作る。
ケースの土台に、歩道と建物の位置に合わせて切り出したボール紙を、ゴム系ボンド(G17)で貼る。
そして、表面にグレーの画用紙を貼る。
ボンドが乾くと、こうなる。
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わずかな段差ぁ~~~~~★![]()
これが基礎になり、奥が歩道と建物に、手前が車道と線路になる。
今回の土木工事はこれで完了なので、早速建物や人形を置いていこう♪
(いやぁ~ラクだ![]()
)
建物はKATO製の、「看板建築」と呼ばれる昭和30年代頃の木造商店用の前面交換パーツを使用。
前面が4つだけ入っているセットが売られているので、チョウドエェ~~~~★![]()
それを一番奥に4つ並べてゴム系ボンドで接着し、店舗の前面には看板類のシールを貼り、裏側にはカーテンや店舗内を再現するための紙を貼っておく。
店舗内の紙は、すりガラスで店内がハッキリ見えないので、広告チラシや他の建物に付属のシール等をそれっぽく奥に立てて貼っておいた。
(中華店は赤色系の中華料理屋のチラシ、フランス菓子店は茶色系のシール等)
建物の壁は凹凸が多いので、凹んだ部分を少し汚しておいた。
茶色やクリーム色の汚し(ウェザリング)用の水性ペンで、凹んだ部分を塗り塗り…![]()
そしてすぐに表面をティッシュや指等で拭き取っていく。
すると、凹んだ部分にだけ色が残るので、乾くとエェ~カンジになる♪
汚し方のコツは「自分が思っているよりも一歩手前で止めて、いったんお茶でも飲んで休憩し、30分後位に改めて眺めてみる」だそうな。![]()
そうすれば、気分がリセットされて客観的に見られるし、汚し方が足りなかったら追加出来る。
やり過ぎちゃったら元に戻せないのでね。![]()
![]()
次に、歩道の街路樹を植える工事に入る。![]()
木を植える部分の地面を、茶色(マホガニー)の水性塗料で四角く筆塗りし、ドリルで軽く穴をあけてから木の根元を差し込んでゴム系ボンドで接着。
樹木は、「昔の東京」と言えば「柳の木」が定番だったので、迷わず柳を選択。
今回は初めての試みで、ポポンデッタ製品を使用。
葉をもう少し下に垂らしたかったが、分岐している枝の根元が硬かったので、それらしい形になった所で止めておいた。
そして、歩道と車道の境には、KATO製のガードレールをゴム系ボンドで接着。
横断禁止の標識は、手持ちのTOMYTEC(トミーテック)製品の付属パーツ(だったと思う)を使用。
電柱は、KATO製品を使用。
ケースのフタの高さの関係上、上部は少し切っておいた。![]()
(でも、切らなくても収まっていたっぽいね…
)
これで、歩道部分の基礎工事は終~了~♪![]()
![]()
続いて、線路の敷設に入る。
…と言っても、実際にレールは敷かず、銀色(メタリック)の細いテープ(0.5mm幅)を真っ直ぐ貼っただけぇ~~~~~★![]()
路面の線路の表現は、走らせないのであればコレで充分だ。
臨港線の岸壁の線路も、この方法がラク♪
同様に、車道の白線も白いテープを貼っておいた。
(これらのテープは画材屋さんで売っているよん)
地面も建物同様に汚しを入れておいた。
こちらは鉛筆や茶色系のクレヨンで、力を入れずに「
乙女の気持ち
」になって、やさぁ~しく描いた、![]()
ここまで来たら、完成は目前★
仕上げとして、歩道に人形と自転車と郵便ポストを、車道に車とバイクをゴム系ボンドで接着。
背景は、余っていた実景を印刷した紙をボール紙に貼って、建物の後ろの下部にゴム系ボンドで接着。
最後に、Bトレの都電(6000形)を置いて(固定していない)、でっきあっがりぃ~~~~~![]()
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…早い。(笑)
実質の工作時間は3時間くらいだった。![]()
(乾燥時間は除く)
ただ、暑さと仕事の忙しさでやる気が出なかったので、地面の基礎を作ってから3週間くらい掛かったけどねぇ~★![]()
では、いろいろなアングルから詳細を見ていこう。![]()
まずは左側から眺めると、こんなカンジ。![]()
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イイねぇ~~~♪![]()
ケースの寸法の関係で建物の左端が広々して空も見えているが、そこは目をつむって…![]()
1960年代は高層ビルもナイ時代なので、背後は青空だけでモウマンタイ(無問題)♪
(…えっ?工場のスモッグで白いだろって?
)
後ろの黒い部分が写らないように、少しアップで。![]()
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かなり良い![]()
…やはり、築地か千住大橋辺りっぽいな。![]()
次に、右側から歩道を見てみると、こんなカンジ。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
…どうよ?![]()
一応、人形は服装がレトロなモノをチョイスして、ストーリー(物語)を付けて配置。
オラの全ての作品では、人形はランダムに配置はしておりませぬ。![]()
自転車は手持ちのTOMIX製に古いタイプが無かったので、色だけ昔のっぽくして配置。
(黒や深緑等)![]()
ピンクのオート三輪は、TOMYTEC製の「マツダK360」だと思われる。
貰いモノを使用したので、よく理解していなかった…![]()
歩道の上から見てみると…
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…うん、昔の東京だ![]()
立て看板等も欲しいが、とりあえずはOKであろう♪![]()
では、建物を2軒ずつアップで。![]()
![]()
![]()
右の2軒は…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
おフランスざぁ~~~ます★
フランス菓子店(喫茶店)と古本屋さんだ。
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実際の神保町にも老舗の洋菓子屋さんがあったのだが、数年前に閉店してしまった。![]()
古本屋さんは、説明するまでもナイ。
古本を買って、隣の喫茶店でケーキを食べながら読む……これぞ神保町![]()
左の2軒は…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
ちうかやぁ~~~~~★
中華料理屋さんと学校の教材屋さんだ。
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神保町と言えば、オフィス街の安くて美味しい食堂が密集しているので、夜は飲める中華屋は欠かせない
![]()
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そして、学校が多い街でもあるので、教材屋さんも欠かせない。
…つまり、この4種類のお店は神保町には欠かせない存在なのぢゃ![]()
左側も、歩道上から眺めてみると…
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良い![]()
グーゼンだが、人形の上着のまくれ方が揃っていて、どうやら左から右に風が吹いているようだ。(笑)
確かに、左(東)には隅田川や東京湾があるので、夕方には海風がやって来るからねぇ~。![]()
最後に、上から見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
おぉ、いぇい★
建物セットは、ホントに前面が4つ入っているだけだったので、僅かとはいえ屋根は自作せねばならなかった。![]()
模型目線で道路から見るとほとんど見えない場所なので、サックリと手抜き工事で作ることに★![]()
グレーの画用紙を切り出して真ん中で山状に折り、シャープペンシルで瓦やトタンっぽい模様を描き描き…![]()
中華屋さんだけは平らな屋根にしてみた。
その紙をゴム系ボンドで建物に接着して、アッサリ完成~♪
今回の作品は、オラ的には「まぁまぁの出来」だと思っている。
金掛けて楽をしたのだから、制作時間の割には完成度が高いほうでは…?![]()
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一週間後の、7月14~16日に行われた展示会に出してみた。
お客さん達は、オラの作品を見ても「スゴーい★」とかの反応は無かったが、静かにカメラを取り出して撮影しているのを何回も見た。![]()
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…とりあえずは「評価されている」って~コトで宜しいですね?![]()
まぁ、現在で60代以上の江戸っ子ぢゃナイと、実際の光景を毎日しっかりと観た事がある人は少ないからねぇ~。![]()
オラも写真を観ただけで作っているしぃ~★![]()
…いかがでした?
建物を今ドキのビルに置き換えれば、日本各地の路面電車の線路沿いになるので、みなさんも作ってみてねぇ~♪![]()
ほな、またぁ~~~~♪![]()
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コメント
素晴らしい!!
次回はぜひトヨテツ路面電車お願いします。公会堂前か、東田の坂を夕日に染まったビール電車でどうでしょう。自分で作れって?無理~~
投稿: ばんび | 2018年7月23日 (月) 11時30分
★ ばんびさん
公会堂はケースに収まりませーん
喜聞屋でも作りますか?(^艸^)
投稿: まりりん | 2018年7月23日 (月) 12時50分
先日はお邪魔しました!
今回の作品は、非の打ちどころのない感じがしました。
素敵でした。さすが、元○○!!!!
詳細まで計画通りという印象でした。
そして、制作の裏側を拝見して、ますます、ほほう~~~っと納得。
以前に拝見した、田舎の風景とのコラボは、どこか不安定な要素があって、でも、それが温かい魅力を感じさせました。
模型、ジオラマ、って面白いですね~(^^)/
また、お邪魔させてください。
投稿: nonoca | 2018年7月28日 (土) 21時14分
★ nonocaさん
私は「力まず、拘らず、まったりゆったり
」の境地で作っております。
使用している車両(Bトレイン)がすでにリアルな模型の長さを半分にデフォルメしているので、細部に拘らずに全体的な雰囲気が統一できるくらいのレヴェルで揃えるようにしています。
なので「計算されたユルさ」とでも言いましょうか、そういった遊び心も最近は取り入れるようにしていま~す

またお越しください
投稿: まりりん | 2018年7月29日 (日) 23時17分