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2017年12月 7日 (木)

旅日記 ~「スミレの花咲く頃…ではなかったが。宝塚の旅 2017秋」その1・いざ宝塚~

2017年11月18・19日、ちょいと大阪周辺でどんちゃんして来たぞ

…ついに来た。

以前から、「一度でイイからヅカ(宝塚歌劇団)が観てみたいなぁ~」と周囲に言っていたら、やっとこさ念願が叶った
いつものとーりに、愛知県の豊橋から「チケット取れたから来なさい」と召集令状が…

今回は土曜日(18日)の午前中に現地集合だったので、金曜の夜からの行動開始となった。

令状が来てから速攻「のぞみ」ちゃんの指定席をGETし、17日(金)に荷物をいっぱい持って出社。
早く仕事終わらないかなぁ~」とソワソワ。(笑)

そしてバタバタと仕事を終わらせた17時半

出撃ぢゃーーーーーーーーーーーっ

ホラ貝の音と共に会社から出陣。
そそくさと東京駅へ向かう。

歩いても行けるのだが、駅弁を買う時間が欲しかったので、地下鉄で1駅だけ移動。
おかげでデパ地下(大丸)で、美味しそうな「当店イチの人気セット」のお弁当をGET

よし、ホームに向かうべ

さてさて、今から向かう「宝塚(たからづか)」とはどこにあるのかと言うと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
宝塚大劇場2017その1-1101
(2017年のグーグルマップより)
大阪のちょい上ッス

が宝塚駅だ。(兵庫県だよ)
大劇場は駅のすぐそばにある。

今夜は、大阪(梅田)駅のお隣「中津(なかつ)」駅の近くにお宿を取ったので、まずは新幹線で「新大阪(しんおおさか)」駅(地図の)まで行き、地下鉄で中津駅へ移動することに。
翌朝は大阪駅まで歩き、阪急の「梅田(うめだ)」駅から宝塚駅へ攻め込む計画ぅ~
(「大阪」駅はJRのみの呼び方で、私鉄・地下鉄は「梅田」駅と呼ぶ。東京駅と大手町駅の関係に近い)

そんなワケなので、新大阪まで行くべ。

ホームに上がると…
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宝塚大劇場2017その1-1102
のぞみまくりーーーーーーーーっ

発車案内板の全てが「のぞみ」ちゃんだ。
しかも10分おきの発車という景気の良さ

オラが乗るのは、左の真ん中にある「のぞみ251号」の新大阪行き。
この帰宅ラッシュ時に広島や博多行きの席を抑えるのは遠距離客に迷惑なので、ちゃんと新大阪行きをチョイスしたッス

ホーム上はかなりの混雑。

待合室の壁に寄り添うようにくっついて待機。
(画像をクリックすると拡大するよん)
宝塚大劇場2017その1-1103
ぢういちーーーーーーーーっ

…今回も11号車だ。

ナゼかオラが新幹線の指定席を取ると、ほぼ11号車になるんだよねぇ…
早めに予約すると、11号車辺りから席が割り当てられるのかな

この11号車、東海道新幹線では異色の車両なのだ。
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宝塚大劇場2017その1-1104
つみこめーーーーーーーっ

他の車両と違って座席が半分しか無く、残りのスペースは業務用になっている。
右のドアは車内販売用の部屋で、商品を積み込んでいるところ。
(昔、寝台列車の食堂車のこのドアから降りて、作業員さんにビックリされたことがある。

左のドアが乗客用で、ただいま清掃作業の真っ最中

慌ただしく清掃も済み、改めてドアが開いた。
乗り込んだらほぼ席が埋まっている状態。
今空いている席も、「品川(しながわ)」「新横浜(しんよこはま)」の両駅で全て埋まるとのこと。

今日は全車両満席だってー。

列車はほどなく発車。

すぐに、有楽町にある東京宝塚劇場(東宝)の横を通過。(笑)
やはり初回は「お作法」に則って、公式参拝ルートである兵庫県の宝塚へ行かねばのぉ~

数分で品川駅に到着。
わずかに空いている席にポツポツ埋まった。

そして、新横浜駅で満席となった。
自由席は相当な混雑だと、後でアナウンスがあった。

でも、指定席なので、ゆったりとお弁当食べながらのんびりタァ~~~イム

名古屋(なごや)」駅を過ぎたら結構空席が出来た。
もう「京都(きょうと)」駅しか停まらないからねぇ~。

そして、実にサックリと終点の新大阪駅に到着ぅ~。
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宝塚大劇場2017その1-1105
おひさぁ~~~~~

のぞみ」ちゃんで大坂(おおざか)に攻め入るのは久方ぶりぢゃのぉ~

お約束の発車案内板を見ると…
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宝塚大劇場2017その1-1106
閉店ガラガラ~~~~~(←寒いよね…)

21時を過ぎると、新幹線は店じまいを始める。
なので、半分以上が「当駅止まり」となっている。
動いている列車も途中駅止まりで、東京駅では見られない「のぞみ 名古屋」等の表示も見られる。

さて、今日はもう寝るだけなので、さっさとお宿へ移動しよう。
ココで繁華街に繰り出しては、翌朝寝坊する可能性が…

もう食事も済ませたので、何も買わずに地下鉄のホームへ移動。
久々に聞く列車接近のメロディーに一人で心の中で盛り上がり、中津駅に到着。

地上に出ると…

何にも無ぇーーーーよ。

駅の出入り口付近には数軒の飲食店があるが、歩き出すと真っ暗だ。
ビルも多いので、昼はビジネス街っぽいね。

そして、数分でお宿に到着ぅー。

さっさとベッドに寝っ転がるべぇ~
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宝塚大劇場2017その1-1107
ちょいせまーーーーーっ

やはりオーサカのど真ん中のせいか、部屋は若干狭い。
料金は若干高い。

さぁさぁ、寝るべ。

おやすみんみ~~~~~~ん

ZZZzzz...

おはよう

無事に起きられた。

今日のお天気はどうかなぁ~~
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宝塚大劇場2017その1-1108
…あぁ、雨だ。

やっぱ予報通りだったなや。

10時に宝塚大劇場で待ち合わせなので、サクサク行動するベ

まずは、阪急梅田駅まで歩いて移動する。
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宝塚大劇場2017その1-1109
外は寒いでーーーーっ

昨日と違って、今日は風もあって寒いね。

このお宿、道路の向かい側に線路が走っているのだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
宝塚大劇場2017その1-1110
この路線わっ

バスの向こうに見える高台が、JRの線路。
この線路は元貨物線で、現在は京都から関西空港や紀伊半島に向かう特急列車が通過するのみ。
広大な梅田貨物駅なき後は、東海道線と大阪環状線の連絡線として使用されている。

上の高架道路(新御堂筋)を右に行くと、地下鉄御堂筋線が並んで淀川を渡る、あの鉄橋がある。

雨の道を歩くこと約10分、予定通り阪急の梅田駅に到着した。
久しぶりやのぉ~

タカラヅカ」を観に行くには、やはり阪急電車で詣でるのが「お作法」というものであろう。
JR線で行ってはアカンのや。(笑)

ヅカにとって阪急電車は「表参道」で、「公式参拝ルート」でもあるのだ。
(歌劇団は阪急電鉄の一部門(部署)なのだ)

なので、改札前からすでにヅカのポスターがバンバン貼られている。
気分はイヤでも盛り上がる

ホームに上がると…
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宝塚大劇場2017その1-1111
そうそう、これこれ

阪急名物のズラリと並んだホームのお姿が。
ホームの床が黒く光っているのも特徴。

駅全体はこんなカンジ。
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宝塚大劇場2017その1-1112
(ブレてゴメンね…)
デカーーーーーーーいっ

神戸宝塚京都の3路線がここに集まるため、それぞれのホームがお祭り状態で並んでいる。
私鉄では日本一デカい駅なのでは
(南海電車の「なんば(難波)」駅もデカい)

阪急電車は、どこを見てもピッカピカだ
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宝塚大劇場2017その1-1113
お上品ーーーーーーっ

関西で「阪急沿線に住んでいる」というのは1つのステータスで、関東で言う「小田急沿線」「東急沿線」に近いものがある。
車両のキレイさから言えば、小田急線に近いのかなぁ…

余談だが、今停まっている列車の行き先「雲雀丘花屋敷」は「ひばりがおか はなやしき」と読む。
よそ者には難読駅名なのだ。

地元民の「阪急愛」はハンパで無い。
故に、車体の色から車内の色まで「伝統色」として決められていて、チョットでも変更すると沿線住民が大騒ぎするのだとか。

事実、車体の上部にクリーム色を追加しただけでも大騒ぎになった。
阪急電車はマルーン1色に限るっ」ってね。

今では「チョコパフェ色」として定着している感じがする。

その伝統的な車内は、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
宝塚大劇場2017その1-1114
もくめーーーーーーーーっ

壁が木目で座席はオリーブ、天井はという組み合わせ。
これが昔から受け継がれているのだ。

なので、どんな新車が出るとしても、初めっから内装の色は決まっているのだ
(変化するのは床の色くらいか

座席の掛け心地も、申し分ない
(画像をクリックすると拡大するよん)
宝塚大劇場2017その1-1115
ふっかふかッス

比較的新車という事もあると思うが、ロングシートでもゆったり感があってヒジョーに良い
ホントはクロスシート車に乗りたかったんだけどねぇ~

そうそう、今から乗る宝塚線は普通急行が交互に走るダイヤで、急行は途中駅から各駅に停まるようだ。
(途中の追い越しはナイ)

なので、おとなしく急行列車に乗り込んだ。
宝塚駅までは35分ほどとのこと。

ほどなく列車は発車。

…いよいよだぞ

この阪急の梅田駅には、鉄ちゃんには堪らないイベントがあるのだ。

3方面の列車が同時に発車するので、しばらくは3列車が併走する一大ショーが繰り広げられる。
今回は真ん中の宝塚線に乗っているので、車窓の両側に列車が併走している状態に

…コレは堪らんっ

歌劇団を観る前にも、こんなショーが観られるのだ。
心憎い演出だぜぃ

淀川を渡り「十三(じゅうそう)」駅を過ぎると、各線は離れてフツーの複線になる。
景色は「都会の住宅地」という感じが続き、それほど観るポイントは無さそうだ。

宝塚線は路線距離が短いのもあり、速度はあまり出さない。
何とな~く、昔の東武の準急列車のような走りだ。

そして、山がだんだんと近づいて来た頃、終点の宝塚駅に到着した。
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宝塚大劇場2017その1-1116
来たでぇーーーーーーーーっ

初めて来たッス、阪急の宝塚駅
JR線では一度通過(往復)したことはあるんだけどねぇ~。

では、待ち合わせ場所に行こう。

ホームを歩いていると、向かいに停まっていた今津線列車の発車メロディーが鳴った。
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宝塚大劇場2017その1-1117
…高田馬場

東京の山手線高田馬場(たかだのばば)」駅と同じなのだ。

何の曲かと言うと「鉄腕アトム」。

…ココも関係あるの???

高田馬場は、アトムが2003年4月7日に生まれた場所とされているのだ

疑問に思っていたけど、今は先を急ぐのでそのまま改札へ…
(後で謎はアッサリと解けた

宝塚大劇場は線路沿いにデカデカと建っているのだが、どの道を歩けばイイのかが良く解らなかった。
一応、公式サイト等で下調べはしてあるので、時間に多少の余裕もあるし、プチ観光しながら歩きますかいのぉ~

まずは改札を出て、駅前に出る。
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宝塚大劇場2017その1-1118
いたーーーーーーーーーーっ

これぞ、宝塚ならではのお出迎えぢゃ

気分が盛り上がって来た

この先は、どうやら左のビルの中を突っ切って行けば良いようだ。
素直に矢印に従ってテコテコ歩く。

…う~ん、女子率高い。

さすが宝塚、劇場に向かって歩いている人のほとんどが女性だ。
お店もその女性向けが多いので、店員さん達も女性で、見える範囲の大半が女性で占められている。
(上のおさしんも、男子は写っていない)

ビルを抜けると、目の前に遊歩道のような広い道が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
宝塚大劇場2017その1-1119
…おっちゃんで見えない。(笑)

ココはで希少種の「おっちゃん(オス)」が、ボーッと立っていて奥が見えない。
…ま、信号が変わったら移動してくれたのだけど、周りの女性達も歩き出したので再撮影は出来ず。

…後でまた撮ろう。

この道は「花乃みち(はなのみち)」と言うようで、四季折々の花が植えられているようだ。
でも、今は紅葉のシーズンなので、花は咲いていないようだねぇ…
ココは真ん中が遊歩道で、両側が車道になっている。

テコテコ歩いていて思った。
(画像をクリックすると拡大するよん)
宝塚大劇場2017その1-1120
お台場

駅前から、おされな雰囲気がず~~~~っと続いているのだ。
このエリアは東京湾岸のお台場っぽくもあり、明らかにヅカを見に来た女性達を意識してデザインされている。

これは、駅に着いた時点から気分が盛り上がるね
東京ネズミーリゾートのようだ

でも、右側を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
宝塚大劇場2017その1-1121
純和風温泉街ッス

川を挟んだ向こう側には、純和風な温泉宿が並んでいる。

…そっか、元々はあちらが先の古い温泉郷だったのね。

宝塚」と言うと、どうしても歌劇団のイメージが先に来るが、温泉客に見せるために始まったのがこの歌劇団だもんね
どちらも歴史は古いのだ

目の前で絶賛工事中なのは新宝塚ホテルで、完成したら大劇場と直結だ
(これだけは事前に公式サイトで把握していたッス)

直結」という事は、すぐ先に目的地の大劇場があるワケで…
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宝塚大劇場2017その1-1122
見えて来たぞ

右奥の建物が大劇場らしい。

そして、ついに到着ぅ~~~~
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宝塚大劇場2017その1-1123
おぉ、いぇい

ついに来たぞ、人生初の宝塚

入口の写真を撮ろうとしたら、目の前で記念撮影しているのはおぢさんばっかり。

…あれ?(笑)

ココって「女子の殿堂」では…

まぁ、雨も降っているので、とりあえず中に入って待ちますかいのぉ~。

では、おぢゃましまぁ~~~~~っす

つづき「その2」はこちらーっ!

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