« グルメ日記 ~「へい、お待ちっ! ベトナムのラーメン」2017~ | トップページ | シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その27:トルファン・吐峪溝~ »

2017年10月 5日 (木)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その26:トルファン・吐峪溝~

前回「その25」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

…では、スタート

この日は写真をハゲしく撮りまくったので、数回に分けてご紹介ぃ~

-----------------------------------

2006年7月17日(月):晴れ

吐魯番(トルファン:تۇرپان)

さぁ、次に行こう

火星から伸びている道路で、次の星へ…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2601
(2006年撮影)
…お次は木星(笑)

ココでもう一度地図をご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2602
(2017年のグーグルマップより)
シマシマ模様がすでに木星だなや

…お宿
…火焔山
…吐峪溝
…ピチャンの沙山公園(砂漠公園)

さっき観た「火焔山(かえんざん)」は、このシマシマの地層(断層)が表面に出た部分のようだ。
今からはの「吐峪溝(とよくこう:トゥーユーコウ)」という仏教遺跡に行くとのこと。

吐峪溝は仏教とイスラム教の聖地だそうで、多くの観光客や信徒が訪れるそうな。

仏教は解るけど、イスラム教もな…の

まぁ、行って実際に観てみれば判るっぺ(笑)

車が山間部を抜けて、比較的見通しの良い場所に出た。

すると、道の左右にこんな建物がたくさん現れた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2603
(2006年撮影)
…団地

こんな所に団地があるワケが…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2604
(2006年撮影)
ニュータウン

…いや、ゴーストタウンだろ、こんな環境ぢゃ。
戦争後の焼け野原のようだ。

ズノンさんに聞くと「あぁ、ブドウの乾燥所だよ。干しブドウ作っているんだよ」とのこと。

…なるほどね

よ~く見ると、壁は全て隙間があり風が通るようになっている。
その四角い隙間が、団地の窓に見えたのだ。

…そうだ、NHKの「シルクロード」で観た事あったぞ
そこでは室内を写していたので、外観が判らなかった次第。

10分ほど走ると、また景色が変わった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2605
(2006年撮影)
たにぞこーーーーーーっ

谷をひたすら下って行くようだ。
トルファンはちうごくでイチバン低い場所にあるので、この先がその世界有数の低地エリアなのだろう。

視界から緑色が消えた頃、ズノンさんが「ちょっと車の調子がイマイチなので、いったん停めるよ」と言った。
何かさっきからガチャガチャ操作していると思ったら、不調らしい。

…ってなワケなので、少しスペースがある場所で停車。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2606
(2006年撮影)
…ココで立ち往生したら人生も往生だなや。

日陰がナイので、当然暑い……いや、熱い。
でも、湿度がほとんどナイので、不思議と汗はかかない。
爽やかな低温サウナ」にいるカンジかなぁ~。

ズノンさんは、いろいろと車をいぢくっている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2607
(2006年撮影)
このタクシーが唯一の「緑のオアシス」だ

ちなみに、走行中はクーラーをつけていないよん。
クーラーつける」と言われたけど、すぐに「窓を開けていれば風が入るし、外との温度差が激しくなるので体がダルくなるよ」と。

…そうだよね、止めておこう。

日本人の団体はクーラーの効いたバスで移動するから、酒飲んでるおじさん達はフラフラだよ」と笑いながら言っている。
この気温で昼から酒飲んでいたら、マジで死ぬぞ…
それにズノンさんはムスリム(イスラム教徒)だから、横でゴーカイに飲んでいるワケにもいかないっしょ。
しかも途中にトイレ無いしぃ~

…そうだ、今のうちに周りの景色を撮っておこう

まずは、上のおさしんの右側から。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2608
(2006年撮影)
いわだらけ~~~~っ

岩砂漠」といったカンジですな。

さらに右を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2609
(2006年撮影)
美味しそう

…何か、チョコの山に見えて来た。
ココアも飲みたくなって来た

少し右下を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2610
(2006年撮影)
きゃにお~~~~~~ん

渓谷っぽいねぇ~。
下はかなり深そうだ。

さらに右を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2611
(2006年撮影)
ひおしがりーーーーーっ

まるで潮干狩りで熊手に引っ掻かれた砂浜のようだ。

昔は雨が降って水が流れていたのが判る。
緑豊かな大地だったのだろう…。
それ故に仏教遺跡があるという事だ。

ココでズノンさんが「直ったから動かすよ~」と一言。

いそいそと車内に戻る。
そして再び発車。

ほんの1分ほど走った所で「…んもう1回停まるね」と言って来た。
壊れてはいないけど、直ったかどうか様子が見たい」とのこと。

またココでも降りて、さっきいた場所を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2612
(2006年撮影)
ケッコーなケーコクーーーーーぅ

やはり、かなりの狭い渓谷になっているようだ。

右奥のチョコ山が、さっき撮った山ね

…ホントにココアパウダーの世界だ

下を覗き込むと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2613
(2006年撮影)
スゴい地形だ…

水が流れて地表が丸く削れ、風化によって崖の部分が崩落していったのがハッキリと判る。
ヘタな教科書よりも解りやすいぞ

違う部分も撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2614
(2006年撮影)
…やっぱ火星だ。

NASAに送られて来た火星の画像に1枚紛れ込ませても、バレないんでなくね

ココから低地(目的地)のほうを見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2615
(2006年撮影)
開けてるぅぅぅぅぅぅ~~~っ

奥に広大な盆地が見えて来た。

しかも、この渓谷に緑があるぅぅぅぅぅーーーっ

つまり、川が流れているという証拠だ。

アップで見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2616
(2006年撮影)
どこから流れて来た

う~~~ん、この辺は「カレーズ」という井戸を掘って水を得ているので有名なので(日本の教科書にも載っている)、どこかで地下水が湧いているのだろう…

ズノンさん、タイヤ周りを覗き込んで「うん、大丈夫」と一言。

すぐに乗り込んで、またまた発車。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2617
(2006年撮影)
目的地はすぐそこ~~~~ぅ

吐峪溝は、この川沿いにあるそうな。

坂を下ること数分、突然街が見えて来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2618
(2006年撮影)
…廃墟?

でも、キレイなモスクが建っているねぇ~。
どうやら人が住んでいるようだ。

街の前まで来ると、観光客用の駐車場と店があった。
そこにタクシーを停めて下車。

ズノンさんが「1人でのんびり行っておいで~。帰って来るまで待っているから」と。

…おっ、ではオラ1人でのんびり行ってきますかいのぉ~
(今思えば、ムスリムが仏教遺跡に入るということはしないんだよねぇ

人が少ない集落をテコテコ歩き出す。

地図も何も持っていないので、どこに行けばいいのやら…

すると、家の壁に小さな案内板が。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2619
(2006年撮影)
助かったぁ~~~~

千仏洞(ぜんぶつどう)」と書かれたこの小さな板が、ものすごく重要なアイテムだった

矢印の方向(左)を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2620
(2006年撮影)
…カシュガル

カシュガルの旧市街(ウイグル人街)によく似た道が1本。

…コレ、案内板が無かったら絶対入らナイで。

どう見てもフツーの生活道路を歩いていると、奥が広くなっている場所に出た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2621
(2006年撮影)
…おっ、また案内板が

大きな木に案内板が付けられている。
ココのは読まなかったが、恐らくこの木の解説かもしれない…
(ネットで調べたら「長老(不老長寿)の木」のようだ)

この細い道は1本道のようなので、素直に歩いていれば迷うことはナイ。

…後で知ったが、今まで歩いて来た道は観光客の通る道ではなかったようだ。
観光客用の道には入口で入場料を取られるそうで。
ズノンさんが、タダで入れる生活道路のルートを案内してくれたっぽい。
この木の辺りから、観光用客の「本流」に合流したらしい。

ほんの少し進むと、住宅地から抜けて景色が開けた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2622
(2006年撮影)
おぉ、いぇい

さっき上(タクシー)から見えた緑は、このエリアだったのかぁ~。
つまり、ずっと千仏洞の上を走っていたワケね

この先は遊歩道が整備されていて、とても歩きやすい。

奥に洞窟が見えるね…
あの辺が千仏洞かな

クルッと振り返って、今歩いて来た方向を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2623
(2006年撮影)
緑のオアシスぅぅぅぅ~~~~

日本にいると気付かないが、1本の木や草がどれだけ大事なのかが、よ~~~~~~く解る

川の対岸を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2624
(2006年撮影)
ほら、水辺以外に草木が生えていないでしょ

あっ、対岸に人が歩いている。
あっちにも道があるんだね。

…ってか、正面に建物が建っているんだから、道はあるわな。

それにしても、あの建物だけ造りがしっかりしているぞ。
帰りはあっちを通ってみよう

少し見晴らしのイイ所で、遊歩道を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2625
(2006年撮影)
ちうごくっぽくナイ、しっかりした造りぃ~~~

外国人観光客を意識したようで、かなりおされでしっかりとしている。
事実、明らかに外国人と思われる人々と、たくさんではナイがすれ違う。
(西洋人よりも東洋人のほうが多いね。シルクロードは東洋人に人気があるのだ)

前のほうから、水の音が聞こえて来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2626
(2006年撮影)
…橋があるねぇ~。

あの橋から対岸を歩くようだ。

それにしてもこの水の音、ただの清流の音ではナイぞ。
滝っぽい音だなや…

近付いてみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2627
(2006年撮影)
おぉ、いぇい

何とも立派な滝だなや

予想以上の流量があってビックリ
この乾燥した地だと、「水の匂い」が良く判る。

滝の下を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2628
(2006年撮影)
ぢゃぶぢゃぶぅ~~~~

住民の女性達が洗濯をしている。

橋の上から見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2629
(2006年撮影)
イイねぇ~~~~

こういう光景が好きなのよ

ココは高低差が大きいためか、すぐ目の前にも小さな滝があるように見える。
岩砂漠にコレだけの水が湧いているって、何気にスゴいよねぇ~。
北にある雪山から、地下をはるばる流れて来ているようだ。

橋から今来た方向を眺めてみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2630
(2006年撮影)
…ココだけ別世界

ホントに、水と植物は大事だよ~~~~~~っ

山影あり、川の音あり……かなり快適な空間だ。
そりゃ、人が住み着くわなぁ~

さて、橋の上からこれから行く方向を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その26・トルファン・吐峪溝-2631
(2006年撮影)
まるで景色が違ぁーーーーーうっ

こちらは、浅くて小さな川が流れているようにしか見えないッス

目の前に洞窟がいくつか見えるが、遊歩道はまだまだ先に伸びているようだ。

…んぢゃぁ、ゆっくり進みますか。

待ってろよぉぉぉぉ~~~~ん

つづき「その27」はこちらーっ!

|

« グルメ日記 ~「へい、お待ちっ! ベトナムのラーメン」2017~ | トップページ | シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その27:トルファン・吐峪溝~ »

▼シルクロード一人旅」カテゴリの記事

コメント

やっぱり喜多郎のシルクロードを聞かなきゃ。
喜多郎は豊橋出身だからね^^

投稿: ばんび | 2017年10月 5日 (木) 21時13分

★ ばんびさん

あら、そうだったのネーーーーーーっ

投稿: まりりん | 2017年10月 5日 (木) 21時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« グルメ日記 ~「へい、お待ちっ! ベトナムのラーメン」2017~ | トップページ | シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その27:トルファン・吐峪溝~ »