シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その26:トルファン・吐峪溝~
(前回「その25」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら)
このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。![]()
…では、スタート★
※この日は写真をハゲしく撮りまくったので、数回に分けてご紹介ぃ~♪![]()
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2006年7月17日(月):晴れ
吐魯番(トルファン:تۇرپان)
さぁ、次に行こう♪
火星から伸びている道路で、次の星へ…![]()
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(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…お次は木星?(笑)
ココでもう一度地図をご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2017年のグーグルマップより)
シマシマ模様がすでに木星だなや★
●…お宿
♨…火焔山
▲…吐峪溝
■…ピチャンの沙山公園(砂漠公園)
さっき観た「火焔山(かえんざん)」は、このシマシマの地層(断層)が表面に出た部分のようだ。
今からは▲の「吐峪溝(とよくこう:トゥーユーコウ)」という仏教遺跡に行くとのこと。
吐峪溝は仏教とイスラム教の聖地だそうで、多くの観光客や信徒が訪れるそうな。
仏教は解るけど、イスラム教もな…の?![]()
まぁ、行って実際に観てみれば判るっぺ★(笑)
車が山間部を抜けて、比較的見通しの良い場所に出た。![]()
すると、道の左右にこんな建物がたくさん現れた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…団地?
こんな所に団地があるワケが…
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
ニュータウン?
…いや、ゴーストタウンだろ、こんな環境ぢゃ。
戦争後の焼け野原のようだ。![]()
ズノンさんに聞くと「あぁ、ブドウの乾燥所だよ。干しブドウ作っているんだよ♪」とのこと。
…なるほどね![]()
よ~く見ると、壁は全て隙間があり風が通るようになっている。![]()
その四角い隙間が、団地の窓に見えたのだ。
…そうだ、NHKの「シルクロード」で観た事あったぞ★![]()
そこでは室内を写していたので、外観が判らなかった次第。![]()
10分ほど走ると、また景色が変わった。![]()
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(2006年撮影)
たにぞこーーーーーーっ★
谷をひたすら下って行くようだ。![]()
トルファンはちうごくでイチバン低い場所にあるので、この先がその世界有数の低地エリアなのだろう。
視界から緑色が消えた頃、ズノンさんが「ちょっと車の調子がイマイチなので、いったん停めるよ」と言った。
何かさっきからガチャガチャ操作していると思ったら、不調らしい。![]()
…ってなワケなので、少しスペースがある場所で停車。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…ココで立ち往生したら人生も往生だなや。![]()
日陰がナイので、当然暑い……いや、熱い。![]()
でも、湿度がほとんどナイので、不思議と汗はかかない。
「爽やかな低温サウナ」にいるカンジかなぁ~。![]()
ズノンさんは、いろいろと車をいぢくっている。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
このタクシーが唯一の「緑のオアシス」だ★![]()
ちなみに、走行中はクーラーをつけていないよん。
「クーラーつける?」と言われたけど、すぐに「窓を開けていれば風が入るし、外との温度差が激しくなるので体がダルくなるよ」と。
…そうだよね、止めておこう。![]()
「日本人の団体はクーラーの効いたバスで移動するから、酒飲んでるおじさん達はフラフラだよ」と笑いながら言っている。![]()
この気温で昼から酒飲んでいたら、マジで死ぬぞ…![]()
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それにズノンさんはムスリム(イスラム教徒)だから、横でゴーカイに飲んでいるワケにもいかないっしょ。
しかも途中にトイレ無いしぃ~★
…そうだ、今のうちに周りの景色を撮っておこう♪![]()
まずは、上のおさしんの右側から。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
いわだらけ~~~~っ★
「岩砂漠」といったカンジですな。
さらに右を見ると…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
美味しそう![]()
…何か、チョコの山に見えて来た。
ココアも飲みたくなって来た♪![]()
少し右下を見ると…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
きゃにお~~~~~~ん★
渓谷っぽいねぇ~。
下はかなり深そうだ。![]()
さらに右を見てみると…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
ひおしがりーーーーーっ★
まるで潮干狩りで熊手に引っ掻かれた砂浜のようだ。![]()
昔は雨が降って水が流れていたのが判る。![]()
緑豊かな大地だったのだろう…。![]()
それ故に仏教遺跡があるという事だ。
ココでズノンさんが「直ったから動かすよ~」と一言。
いそいそと車内に戻る。
そして再び発車。![]()
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ほんの1分ほど走った所で「…ん?もう1回停まるね」と言って来た。
「壊れてはいないけど、直ったかどうか様子が見たい」とのこと。
またココでも降りて、さっきいた場所を撮ってみた。![]()
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(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
ケッコーなケーコクーーーーーぅ★![]()
やはり、かなりの狭い渓谷になっているようだ。
右奥のチョコ山が、さっき撮った山ね♪
…ホントにココアパウダーの世界だ★
下を覗き込むと…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
スゴい地形だ…![]()
水が流れて地表が丸く削れ、風化によって崖の部分が崩落していったのがハッキリと判る。
ヘタな教科書よりも解りやすいぞ![]()
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違う部分も撮ってみた。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…やっぱ火星だ。![]()
NASAに送られて来た火星の画像に1枚紛れ込ませても、バレないんでなくね?![]()
ココから低地(目的地)のほうを見てみると…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
開けてるぅぅぅぅぅぅ~~~っ★![]()
奥に広大な盆地が見えて来た。
しかも、この渓谷に緑があるぅぅぅぅぅーーーっ★![]()
つまり、川が流れているという証拠だ。
アップで見ると…![]()
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(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
どこから流れて来た?![]()
う~~~ん、この辺は「カレーズ」という井戸を掘って水を得ているので有名なので(日本の教科書にも載っている)、どこかで地下水が湧いているのだろう…![]()
ズノンさん、タイヤ周りを覗き込んで「うん、大丈夫♪」と一言。
すぐに乗り込んで、またまた発車。![]()
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(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
目的地はすぐそこ~~~~ぅ★![]()
吐峪溝は、この川沿いにあるそうな。
坂を下ること数分、突然街が見えて来た。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…廃墟?![]()
でも、キレイなモスクが建っているねぇ~。![]()
どうやら人が住んでいるようだ。
街の前まで来ると、観光客用の駐車場と店があった。
そこにタクシーを停めて下車。
ズノンさんが「1人でのんびり行っておいで~。帰って来るまで待っているから♪」と。
…おっ、ではオラ1人でのんびり行ってきますかいのぉ~♪![]()
(今思えば、ムスリムが仏教遺跡に入るということはしないんだよねぇ?)
人が少ない集落をテコテコ歩き出す。![]()
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地図も何も持っていないので、どこに行けばいいのやら…![]()
すると、家の壁に小さな案内板が。
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(2006年撮影)
助かったぁ~~~~♪![]()
「千仏洞(ぜんぶつどう)」と書かれたこの小さな板が、ものすごく重要なアイテムだった★
矢印の方向(左)を見ると…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…カシュガル?
カシュガルの旧市街(ウイグル人街)によく似た道が1本。
…コレ、案内板が無かったら絶対入らナイで。![]()
どう見てもフツーの生活道路を歩いていると、奥が広くなっている場所に出た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…おっ、また案内板が★
大きな木に案内板が付けられている。
ココのは読まなかったが、恐らくこの木の解説かもしれない…
(ネットで調べたら「長老(不老長寿)の木」のようだ)
この細い道は1本道のようなので、素直に歩いていれば迷うことはナイ。![]()
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…後で知ったが、今まで歩いて来た道は観光客の通る道ではなかったようだ。
観光客用の道には入口で入場料を取られるそうで。![]()
ズノンさんが、タダで入れる生活道路のルートを案内してくれたっぽい。![]()
この木の辺りから、観光用客の「本流」に合流したらしい。
ほんの少し進むと、住宅地から抜けて景色が開けた。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
おぉ、いぇい★
さっき上(タクシー)から見えた緑は、このエリアだったのかぁ~。![]()
つまり、ずっと千仏洞の上を走っていたワケね★
この先は遊歩道が整備されていて、とても歩きやすい。![]()
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奥に洞窟が見えるね…
あの辺が千仏洞かな?
クルッと振り返って、今歩いて来た方向を見ると…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
緑のオアシスぅぅぅぅ~~~~★![]()
日本にいると気付かないが、1本の木や草がどれだけ大事なのかが、よ~~~~~~く解る![]()
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川の対岸を見ると…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
ほら、水辺以外に草木が生えていないでしょ?
あっ、対岸に人が歩いている。![]()
あっちにも道があるんだね。
…ってか、正面に建物が建っているんだから、道はあるわな。![]()
それにしても、あの建物だけ造りがしっかりしているぞ。
帰りはあっちを通ってみよう♪![]()
少し見晴らしのイイ所で、遊歩道を撮ってみた。![]()
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(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
ちうごくっぽくナイ、しっかりした造りぃ~~~♪
外国人観光客を意識したようで、かなりおされでしっかりとしている。![]()
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事実、明らかに外国人と思われる人々と、たくさんではナイがすれ違う。
(西洋人よりも東洋人のほうが多いね。シルクロードは東洋人に人気があるのだ)
前のほうから、水の音が聞こえて来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…橋があるねぇ~。
あの橋から対岸を歩くようだ。
それにしてもこの水の音、ただの清流の音ではナイぞ。
滝っぽい音だなや…![]()
近付いてみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
おぉ、いぇい★
何とも立派な滝だなや♪![]()
予想以上の流量があってビックリ★
この乾燥した地だと、「水の匂い」が良く判る。
滝の下を見ると…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
ぢゃぶぢゃぶぅ~~~~♪
住民の女性達が洗濯をしている。![]()
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橋の上から見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
イイねぇ~~~~♪
こういう光景が好きなのよ![]()
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ココは高低差が大きいためか、すぐ目の前にも小さな滝があるように見える。![]()
岩砂漠にコレだけの水が湧いているって、何気にスゴいよねぇ~。
北にある雪山から、地下をはるばる流れて来ているようだ。![]()
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橋から今来た方向を眺めてみると…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…ココだけ別世界♪
ホントに、水と植物は大事だよ~~~~~~っ★![]()
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山影あり、川の音あり……かなり快適な空間だ。
そりゃ、人が住み着くわなぁ~♪
さて、橋の上からこれから行く方向を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
まるで景色が違ぁーーーーーうっ★![]()
こちらは、浅くて小さな川が流れているようにしか見えないッス★
目の前に洞窟がいくつか見えるが、遊歩道はまだまだ先に伸びているようだ。
…んぢゃぁ、ゆっくり進みますか。![]()
待ってろよぉぉぉぉ~~~~ん♪![]()
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コメント
やっぱり喜多郎のシルクロードを聞かなきゃ。
喜多郎は豊橋出身だからね^^
投稿: ばんび | 2017年10月 5日 (木) 21時13分
★ ばんびさん
あら、そうだったのネーーーーーーっ

投稿: まりりん | 2017年10月 5日 (木) 21時25分