シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その25:トルファン・火焔山~
(前回「その24」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら)
このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。![]()
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…では、スタート★
※この日は写真をハゲしく撮りまくったので、数回に分けてご紹介ぃ~♪![]()
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2006年7月17日(月):晴れ
吐魯番(トルファン:تۇرپان)
…そろそろ時間だ。![]()
30分でも寝っ転がったら、気力・体力が回復したぞ♪![]()
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…さてと、観光に行きますか。
15時ちょい前、マーシー氏と約束した通りにお宿の前に行く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…いたいた♪
左の赤いポロシャツを着た彼がマーシーだ。![]()
知り合いらしき人と話しをしているねぇ~。
右の黄緑色のタクシーに乗って、観光に行くッス★
ちなみに、このぶどう棚のブドウ(マスカットっぽい種類で、ウイグルの特産品)は当然食べられるので、ひょいとつまんで口に運んでいる市民の姿もたまに見かける。![]()
(味はかなり良い![]()
)
では、乗り込む前にお約束のセクシーショット
…いや、タクシーショット★![]()
どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
おぉ、いぇい★
車種はこちらでは一般的なフォルクスワーゲンの「サンタナ」なんだけど、他と比べて妙にオシリの車高が上がっているねぇ…![]()
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後輪だけ4WDの車みたいだ。
コレは「走り」に徹した車っぽいぞ…![]()
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地図を持っていなかったので距離感が解らなかったが、結果的にはすんごい距離をマーシーと移動した。![]()
いつも観光客とコレくらい走っているそうだ。
…なるほどね。![]()
地図と言えば![]()
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結局、トルファンでは町の地図を買わなかったので、しばらくはグーグルマップをご覧くだされ。![]()
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…と、その前に。![]()
車に乗り込んで、マーシーと「どこに行くぅ?」と相談を始める。
いろいろ候補を聞いた結果、2ヶ所を巡って800元(約11,000円)のコースに決めた。
少々高いが、バスで行くと激安だけどかなりメンド臭いらしい(時間も掛かり過ぎる)ので、まぁイイだろう♪![]()
(…この軽い考えが後に大変な事に。(笑))
よっしゃ
では出発しよぉ~~~~~ぅ★![]()
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今日これから移動する場所は、このとーり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2017年のグーグルマップより)
地形と色がスゴ過ぎるぅぅぅぅぅぅーーーっ★![]()
●…お宿
♨…火焔山
▲…吐峪溝
■…ピチャンの沙山公園(砂漠公園)
この順番で巡ったッス。![]()
オラ的には「火焔山(かえんざん)」がイチバン観たい場所だったのだが、他のスポットに行く途中で何度もガッツリ観れるとのこと。![]()
…あっ、そうなのね。![]()
助手席に座り、出発しんこーーーーーーぅ★![]()
余談だが、ちうごくのタクシーは、基本的には客は助手席に座ることが多い。
後ろに座ると、運転士が「後ろから襲われて現金を奪われる」と警戒するからだ。
2017年の現在ではだいぶ変わったと思うけど、この当時はそういう考えが多かった。
マーシーに「後ろに座る?」とも聞かれたけど、直後に「ハナシがしたいから前においでよ♪」と言われて、笑いながら助手席に座った次第★![]()
オラだけの貸切だもん、そりゃそうだ。
少し走って市街地を抜けると、いきなり景色が変わった。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
奥が広い…
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一本道(ココも高速道路ね)の両側に、ドライブインらしきお店(古いレンガ造りでボロいけど)がポツポツと並んでいるだけの状態に…![]()
市街地を抜けて気が楽になったせいか、スピードを上げながらオラに「名前は?」と聞いて来た。
オラが答えると、マーシーが「私はズノンです」と一言。
…やっと名前が判った。(笑)
では、今から「マーシー」改め「ズノンさん」と呼ぶことにしよう。
さらに、「29歳で3歳半の男児がいる」とのこと。
…フケてるねぇ。![]()
強烈な日差しのせいか、日本人の29歳と比べるとお肌がフケて見える。![]()
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まぁ、仕方ナイよね。
かなりな速度でカッ飛ばしていると(スピードメーターはずっと0Kmを指したまま
)、いよいよ建物が無くなった。
どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
ちへいせんーーーーーーっ★
日本では滅多に見ることの出来ない地平線が現れた。
そして目の前に赤褐色の山が…
どうやら、あそこが火焔山らしい。
ひたすら最短距離で時速0kmでカッ飛ばし、それほど時間も掛からずに火焔山に到着した。![]()
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…案外近いのね。![]()
車を降りて、今来た道を観る。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
あじあはいうぇ~~~~~~~ぃ★
コレがあの「アジアハイウェイ」だっ![]()
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「現代版シルクロード」として、中国沿岸部から欧州まで高速道路をつなげようと、国際的に実施された作戦だ。![]()
かなりの部分が開通したが、各国間の政治的思惑や戦争・紛争等で未だに全通していない。
…でも、この道を東に行けば上海(シャンハイ)やロシアのウラジオストク、西に行けばポルトガルのロカ岬まで繋がっているのは事実だ。![]()
そのほぼ中間地点がこの周辺という事ッス★
ロマンだねぇ~~~~★![]()
さぁ、火焔山だっ![]()
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ココから右を見て行くと…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
山が近付いて来ているねぇ…
さらに右を見ると…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
ぎゅーーーーまおーーーーーーっ★![]()
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コレだっ![]()
コレが子供の頃から観たかった火焔山だっ★![]()
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40代以上はドラマ「西遊記」で、20~40代はアニメ「ドラゴンボール」で、この名を聞いたことがあるだろう。![]()
(ドラゴンボールだと「フライパン山」だけどね)
「孫悟空」と「牛魔王」と「芭蕉扇」の、あの舞台ぢゃ★![]()
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さらに右を見ると…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…おっ、団体がいる。
道路の先には金網が張ってあり、あの中に入るには入場料が必要だそうな。![]()
でも、ココから見ている分にはタダなので、コレで充分![]()
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さらに右を見ると…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
別の岩山が…
ココが砂漠と岩山の境目のようだ。
さらに右を見ると…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
がっこん、がっこん★
オレンジ色の巨大な機械が、水飲み鳥のようにゆっくりとお辞儀を繰り返している。![]()
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…へぇぇぇ~~、こんな所にも★
この機械はカンタンに言えば「ポンプ」で、石油を採掘しているのだ。
新疆は石油が豊富で、ちうごくの重要な国内産油地になっている。
なので、砂漠の中でも意外な所でポツポツと見掛けることが出来る。![]()
この石油に火が付いたら、火焔山はもっと燃えてまうでぇ~~~~~![]()
(笑)
ちなみに、ココは「火州(かしゅう)」と呼ばれるほどの灼熱の地で、温度は余裕で50℃くらいまで上がるッス。![]()
故に、「火炎の山」と言うワケだ。
雨もほとんど降らナイ。![]()
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三蔵法師一行も、かなりの苦労をしてココを通過したようだ。![]()
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改めて火焔山を観てみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…気になる。![]()
手前の白い物体が気になって仕方がナイ…![]()
アップで見ると…![]()
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(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
エリンギーーーーーーーっ★
何ともヒョロヒョロしたエリンギ君ではないか。
このやる気のナイ立ち方で、衛星と何を通信しているのだろうか…?![]()
…ってか、機能しているの?![]()
地元民も気になるのか、このパラボラアンテナを見て行く人も多い。![]()
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(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…何だ、コレ?(笑)
きっと、車上の農民たちはそう思って観ているのだろう…![]()
…っつーか、この灼熱の地でこのトラクターの速度で移動していたら焦げてしまうんでなくね??![]()
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もう1つ、気になる物体が建っている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
カンバァ~~~~~ン★
こちらは至ってフツーの案内板のようだ。
読んでみると…
「火焔山 最美的火焔山身躯・最佳撮影点 → 前方200米」
と書かれている。
ザックリ訳せば、
「火焔山の最も美しい撮影ポイントは、200m前方だよん♪」![]()
という意味ッス。
よく見ると、カンバンの裏の僅かな日陰部分にバイクが5台停めてあるねぇ~。
金網の内側で乗り回す用の、レンタルバイクかな?
日なたに置いていたら、ガソリンタンクがヤヴァいことになるっ★![]()
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さらに右を見ると…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
何か建ってるぅぅぅぅぅ~~~~っ★![]()
アレが撮影ポイントかな?
記念撮影用の塔っぽいね。
あんな所で写真を撮るのはちうごく人だけだよ。
外国からはるばる火焔山を観に来た人は、敢えて写らないようにして撮るだろう…![]()
ココで何枚か撮ろうとしていたら…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
ぶぅぅぅぅ~~~~~~~~~ん★![]()
「いかにもちうごく」な古いトラックが来たので、慌てて撮ってみた★![]()
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いいコラボだ♪![]()
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ココでズノンさんが「記念撮影してあげるよ♪」と言って来た。
滅多に自分を撮らないオラだけど、せっかくなのでお言葉に甘えて…![]()
はい、チーズ★
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
おぉ、いぇい★
…テントが邪魔だな。(笑)
まぁ、有料エリアから撮ればもっとキレイに撮れるのだろうけどね。![]()
この道、さすが東西の最重要路なだけあって、交通量がかなりある。
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…おっ、またちうごくっぽいトラックが来たぞ★
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
コレもイイねぇ~~~~♪![]()
段ボール箱が満載だ★![]()
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箱を見ると、野菜か果物っぽいねぇ~。
運転席の上には、ハミ瓜がむき出しでゴロゴロ積まれているっ★![]()
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…って~ことは、積荷は全てハミ瓜かな?
ハミ瓜を積んで「哈密(ハミ)」方面に向かっているトラックって…![]()
…ん、チョット待て。![]()
その後ろのちびトラックは何モノだーーーーーっ★![]()
目の前に来たので、撮ってみた。![]()
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(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
さんとらーーーーーーーーっ★
おぉ
懐かしの「三輪トラック(オート三輪)」ではナイかっ★![]()
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でも、雨の降らないトルファンのせいか、屋根がナイ仕様になっているねぇ~。
荷台部分に「時風」と書かれている通り、この車種は「時風集団」と言うメーカー製らしい。
この時は気付かなかったが、帰国して家でこの写真を見たら…![]()
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ああああぁぁぁーーーーーっ!!![]()
アップでご覧いただこう。![]()
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どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
いぇ~~~~~~~~い★
助手席に座っているおじさんの、見事なピースサインが![]()
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コレが火焔山でのサイコーの1枚になった![]()
「そろそろ次に行くよ~」とズノンさんの声。
車に戻ろう。
最後に、もう一度この道のお姿をご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
いやぁ~、シルクロード★
日本人がイメージするまんまのお姿が目の前に♪
オラ、ついに来たんだねぇ~![]()
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奥が欧州方面。
クルッと振り返って、これから行く方向(日本方面)を見る。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…この先は山道かな?
では、車に乗ろう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
ほな、次行くでぇ~~~~~♪
再びタクシーが動き出した。![]()
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やはり、道は岩山の手前で左に曲がり、山道となった。
すると、またもや景色が一変っ★![]()
ズノンさんが「写真撮る?スピード落とすよ♪」と言って、速度を下げてくれた。![]()
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スピードメーターは0Kmのままだが。
そして、車内から撮ってみたのが、コレ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
火星だーーーーーーっ★
どう見ても地球ぢゃ~ナイだろ、コレ。![]()
カシュガル(カラクリ湖)のタクシー日帰り旅でも絶景を見たが、ココもなかなかどーして♪
チョット進んだ先でも撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
ワイルドぉぉぉぉぉ~~~~っ★
地層(断層)好きには堪らない光景なんだろうなぁ~~~。![]()
またチョットしたら、正面にスゴい光景が現れたっ![]()
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ズノンさんが「停まるかい?」と聞いて来たので、「特にイイよ」とは言ったのものの、さすがにココは超低速にしてもらった。![]()
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そして撮影っ![]()
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どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
火星に道路が開通ぅぅぅぅぅぅぅーーーっ★
…まさにそんなカンジの光景だ。
コレはスゴい![]()
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この先の景色も楽しみだなぁ~~~~♪
わくわく![]()
ほな、次行くでぇ~~~~♪
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コメント
西遊記のお芝居をやったことあるのだ。牛魔王の奥さんの羅刹女にはお婆が…。火焔山を舞台に壮絶なコメディだったなあ…。
投稿: ばんび | 2017年9月18日 (月) 10時37分
★ ばんびさん
この旅日記もラストが壮絶なノンフィクションよ

投稿: まりりん | 2017年9月18日 (月) 13時11分