シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その24:トルファンへ~
(前回「その23」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら)
このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。![]()
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…では、スタート★
※この日は写真をハゲしく撮りまくったので、数回に分けてご紹介ぃ~♪![]()
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2006年7月17日(月):晴れ
烏魯木斉(ウルムチ:ئۈرۈمچی) → 吐魯番(トルファン:تۇرپان)
おはよう♪![]()
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今日も電話線を抜いておいたおかげで、安眠できましたわん![]()
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気分爽快★
…でも、何かもうこのお宿がイヤになった。![]()
別のもっとキレイなお宿に移ろうか?
それとも、もうトルファンに移動しちゃおうか…?
寝る前に考えていて、今朝目覚めてから心が決まった。![]()
そうだ トルファンに、行こう。![]()
…やっぱそうだ、トルファンに行くべきだ。
そうと決まったら、早速行動開始っ★![]()
荷物をパパッとまとめて、10時頃にチェックアウト。
(海外のチェックアウト時間は、12時がほとんど)
新疆時間では8時くらいなので、外は思いっきり「朝」の通勤時間帯だ![]()
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さて、トルファンに行くには長距離バスのターミナルに行かねばならない。![]()
(鉄道よりも速くて便数も多くてカンタンに乗れて楽なのだ)
地図を見ると、思ったほど遠くはナイな…![]()
でも、朝のラッシュ時なのでバスは避けておきたい。![]()
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…ってなワケなので、お宿の前にいたタクシーに乗って「南郊客運站までっ★」と告げた。
(「客運站」でバスターミナルの意味ね)
バスターミナルは「南郊」の名の通り、町の南側にある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
通い慣れた大通りの右奥にあるッス~~~★![]()
白い大きなビルのちょい先で右折し、しばらく進んだ所にある。
ほどなく、緑豊かな公園の先でタクシーは停まった。![]()
料金は8.5元(約120円)。
メッチャ安いぃぃぃぃぃ~~~~っ★![]()
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朝ラッシュに120円で朝日を浴びながら快適に座って移動出来るなんて、シ・ア・ワ・セ![]()
サイフを見たら少額のお札が無かったので、広州や深圳でおサイフに入って来た1元コインで支払おうとした。
すると案の定、「その金は何だっ
」と受け取り拒否。![]()
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でも、この運ちゃんは1元コインの存在は知っていたようで、他の店で使えないので受け取るのを嫌がっているみたい。
オラ、仕方なしにサイフの中身を見せて「小銭がナイんだよぉぉぉぉぉぉーーーっ★」と叫んだら、渋々受け取ってくれた。![]()
…やれやれ。![]()
自国のお金がどこでも自由に使えナイ国って、何だよ…![]()
(まぁ、まだ新種の硬貨だったからねぇ~)
目の前のバスターミナルの中に入る。![]()
ちうごくでは初めての長距離バス乗車なので、ちょっとドキドキ![]()
時刻表を見ると、11時発があるようだ。
ちうごくの長距離バスの本数は多く、どこに行くにもあまり困らナイ。
(逆に、この当時の鉄道は本数が少なく切符の入手が困難で、短距離を移動するには不向きだった)
窓口でチケットを購入。![]()
33元(約450円)というお安さ♪
約180Km走って450円かぁ…![]()
ほぼ東京~静岡間と同じ距離だ。![]()
ココで地図をご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2017年のグーグルマップより)
ちうごくのはじっこーーーーっ★![]()
■…ウルムチ
●…トルファン
右上はモンゴル、上はロシア、左はカザフスタンやキルギスの国々との国境線がある。
先週までいたカシュガルは、左下の先にある。![]()
コレを衛星写真で見ると、こんなカンジになる。
どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2017年のグーグルマップより)
火星だーーーーーっ★![]()
岩山と砂漠しかない、灼熱の世界だ。![]()
緑のオアシスは僅かしかナイ。![]()
ウルムチとトルファンの間には山脈が横切っていて、そこを頂点にして両側で標高がまるで違う。
ウルムチは標高が高め(919m)なのだが、トルファンは世界有数の低地になっていて、海面よりもかなり低い(最低点は-154m)。
…まぁ、ウルムチは世界でイチバン内陸にある都市なので、トルファンに海水が流れ込んでくることはナ~イ★
(どの海までも2500Km以上あるそうな)
ちなみに、トルファンは北海道の苫小牧(とまこまい)とほぼ同じ緯度にある。![]()
地形的・距離的に言えば、東京→韮崎(甲府のちょい先)を走るのに似ているね★
早速バスに乗り込もう。![]()
チケットを見ると、席番は「42」。
後ろから2列目の後部座席だ。![]()
バスは日本でもよく見る一般的な観光バスタイプで、座席もまあまあで空調も効いていて、結構快適♪![]()
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ほどなく発車時間になり、バスが動き出した。![]()
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街のはじっこなので、すぐに高速道路の入口に入る。
ちうごくの高速道路は、最初(北京市内)は日本の技術で造られたため、料金所やインターチェンジの様子が似ている。
道はかなり整備されていて、ビックリするくらい快適に走行出来る。![]()
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…東京の首都高速って、何なの?![]()
この道、途中に面白いエリアがあるのだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
くるくるぅぅぅぅぅ~~~~~★![]()
巨大な風力発電機が250本くらい建っている。
世界最大の風力発電所だそうで。
列車からでも見ることが出来、コレが見えたら「もうすぐウルムチだ♪」というシンボルになっている。
(以前の「その21」にも出て来たッス)
帰りはココで車(タクシー)から降りて見学したッス♪
高速道路内に見学場所(駐車エリア)があるのだ。![]()
上のおさしんは、そのエリアから本線側を撮ったモノだよん。![]()
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風力発電所があるという事は「風が強い」という事でもあるので、見学の際はご注意を。![]()
今は乗合バスなので、アッサリと通過~~~★
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この発電所を越えると険しい岩山の山脈となり、風景も殺風景な赤褐色の世界となる。
でも、高速道路は緩やかな曲線で谷を通り抜けていて、バスは実に快適に飛ばしている。
…予想以上に快適な旅だぞ♪![]()
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昔、広州や敦煌で一般道を走る中距離バスに乗った時は、笑っちゃうくらいのスパルタンでスリリングな走りをしていたので、そのギャップに驚いている最中。(笑)
甲府盆地のような山と谷の間(緑はナイが)を走っていると、トルファンの町が見えて来た。
トルファン駅は町からだいぶ離れた場所にあったので、実際に町を見るのは初めてだ♪
高速道路から市街地に入り少し走ると、緑に囲まれた道路が現れた。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
オアシスぅ~~~~♪![]()
ココが街のメイン道路なのかな?
そして13時半頃、バスはトルファンのバスターミナルに到着した。
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…列車より格段に早い♪![]()
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バスを降りて「さて、どうしようか?」と考える間もなく、近くにいた日本人っぽい顔立ちのウイグル族のお兄さんに「トルファン賓館に行くか?」と声を掛けられた。
事前にガイドブックで「トルファン賓館」を第一候補にしていたので、即答で「行きま~す♪」と笑顔でお返事★![]()
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するとお兄さんも笑顔で、「じゃぁ、付いて来て♪」とオラを案内し出した。![]()
すぐ先には、新疆ではお馴染みの黄緑色のタクシーが1台停まっていた。![]()
「このタクシーに乗って。無料で送ってあげるから♪」とのこと。
タクシーに乗り込むと、運転士さんが「Japanese?」と聞いて来るので「Yes」と答えたら、何と流暢な日本語で話し出した。[ ● ]
…ココ、どこ?(笑)
「外国で日本語で話し掛けて来る人には要注意
」と世間では言われているので、一応は用心しておこう。![]()
この運ちゃん、誰かに似ているなぁ…![]()
…ああっ!田代まさしっ★
サングラスをしているので、「シャネルズ」「ラッツアンドスター」時代の、田代まさし氏に激似なのだ★![]()
(おさしんは次回以降でね♪ ちなみに、サングラスを外すと似ていない。(笑))
お兄さんは他の客を獲得するために、バスターミナルに残るそうだ。![]()
なので、マーシーと2人でお宿へ行く事に…
タクシーが走り出した。![]()
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お宿まではそれほど離れていないので、乗車時間は僅かだ。![]()
でも、最初の市内観光としては大事なイベントでもある。
街の雰囲気や滞在時に必要なお店等のチェックも兼ねているのでね★![]()
大通りから横道に入り少し進むと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…こ、こりゎっ★![]()
ガイドブックや旅行パンフで見た「あの道」ではないかっ★![]()
道の上が見事なブドウ棚になっている、ステキな道なのだ![]()
マーシー、当たり前のようにこの道に入って行く。![]()
そしてぶどう棚の終わり辺りで「宿に着いたよ♪」と一言。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
この左にお宿があるそうな。![]()
左に曲がってお宿の敷地に入る。
そこで停車し、タクシーから降りた。
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ふと敷地内を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…ひ、広い。![]()
予想以上の広さだ。
マーシーが一緒にフロントまで来て、チェックインを手伝ってくれると言う。
コレはありがたい![]()
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「フロントはこっちだよ」と言われて、指差す左の方を見ると…![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
…えっ?
デカいんですけどぉ…![]()
赤い横断幕の部分が入口のようだ。
デカいので、少し下がって撮ってみた。![]()
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(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
えええ~~~~~っ★![]()
…立派過ぎる。![]()
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まぁ、今回は1996年の「ユーラシア大陸横断鉄道旅行」の時みたいにケチケチ旅行ではナイので、宿代はしっかり出しますわよん♪![]()
正面から観てみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
どどぉーーーーーーーーーん★![]()
まさに「賓館」やぁ~~~~~![]()
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今朝の新疆「飯店」とはエラい違いなのぢゃぁ~~~~っ★![]()
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中に入ってフロントに行く。
1泊280元(約3800円)でデポジット(保証金)500元(約6800円)とのこと。
ココで怠ってはイケナイ「お部屋の事前チェック」をする。![]()
「部屋を見せて」と言って、軽く室内を見せてもらった。
…素晴らしい![]()
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今朝までは酷かったせいか、もう心はココに決まってしまった★![]()
「OK♪」と言って、支払いを済ませる。![]()
しっかりと「領収書」をもらうのを忘れずに。![]()
(後日コレで詐欺に遭いかけた
)
部屋の鍵をもらう。![]()
1階のロビー左側にある1109号室だ。
とりあえず荷物を置きに行こうとしたら、マーシーが「これからトルファン観光に行かないかい?」と一言。
もちろん♪
でも、もう14時(新疆時間は12時)なので、たくさんは観れないなぁ…![]()
とりあえずは落ち着きたいので、15時にまた宿の前で会う約束をして、いったんバイバイキン★![]()
さて、部屋に行こう。
落ち着いたところで、ロビーの天井を見上げてみた。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
ゲーーーヒンカーーーーーーン★
まるで「迎賓館」のような豪華な内装だっ![]()
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頭上にもこんなモノが…
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
しゃんでりーーーーーーーーぃ★
見事なシャンデリアが、どどーん!と![]()
…もはや「宮殿」だなや。![]()
ロビーの左奥に進み、廊下を歩く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
キレイだね♪![]()
新疆飯店とは雲泥の差だ。(笑)
そして、お部屋に入ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
イイカンジぃ~~~~♪
窓の外に見える緑が、ス・テ・キ![]()
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岩砂漠の中の街とは思えナイ。
室内の設備は一般的で、ウルムチ空港やカシュガルで泊まったお部屋にも似ている。
部屋の奥からドアの方向を見ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
中華風な味付けですな。![]()
ロビーが思いっ切りイスラム様式だったのに、部屋はナゼか中華風。![]()
(額の書のせいか?)
左(書の壁の向こう)が風呂・トイレ・洗面台になっている。![]()
右側を見ると、こんなカンジ。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年撮影)
一般的ですな。
奥の方に茶器が見えるねぇ~。![]()
近付いて見たら、備え付けのティーバッグは、やはりあの「悲しい茶」だった。![]()
そこら辺の葉っぱを拾って来て蒸したんぢゃナイかと思われるほどの、色と味の薄い、飲むと切なくなるお茶だ。![]()
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ちうごくの旅では、まず最初に大都市のスーパーでちゃんとした茶葉やコーヒーを買って、帰国まで持ち歩く事を強くオススメする★![]()
幸い、香港でもらったリプトンのティーバッグがまだ残っているので、大事に飲もう♪![]()
さてさて、30分ほど時間があるので、とりあえずは寝っ転がるべぇ~~~。
ちうごくで初めての単身長距離バス移動で、何気に心身共に疲れたッス。![]()
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…んぢゃ、後ほどぉ~~~~ぅ♪![]()
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コメント
葡萄棚の写真見てたら干しブドウが食べたくなった。
枝付きの干しブドウを探しました。
ホテルのベッドカバーはきらびやかなサテンが多いの?
昔なら絹なんだろうけど^^;
そっけない日本のビジネスホテルとは大違いですね。
投稿: ばんび | 2017年9月16日 (土) 23時30分
★ ばんびさん
ブドウはこの先にも出て来まっせ~~

このホテルは観光客用の「賓館」なので、カバーが豪華なのです。
日本で言うビジネスホテルは「飯店」に当たり、ウルムチのようにそっけない設備です。
サテンなのはシルクロードを意識しているかもしれません。
北京ではフツーの布地でしたから…
投稿: まりりん | 2017年9月17日 (日) 00時26分