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2017年5月25日 (木)

旅日記 ~「仙台臨海鉄道・仙台港駅とタンク列車」2017春~

前回「塩釜港・海鮮グルメ2017春」からのつづきーっ!)(初回はこちら

今回は、2017年3月4~5日に出掛けた、宮城県「仙台(せんだい)」のおハナシをば

5日の朝、「特攻野郎Bチーム」の小鶴隊員と、仙台近郊の「鉄スポット巡りドライブ」に出掛けた。
最初の目的地の「仙石線の車庫」を側道から眺めた後、仙石線沿いの国道を進んで「塩釜港(しおがまこう)」の「塩釜水産物仲卸市場」に行った。
その帰路に3番目の目的地へ…

行きにも見たが、気になっていた鉄橋の下に再びやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7101
りんかぁーーーーーーーいっ

仙台臨海鉄道」と書かれた、ステ~~~~キな鉄橋

コレがローカル私鉄の旅客線ならそれほど騒がナイが、「臨海鉄道」という港につながっている貨物線となればハナシは別っ
小鶴隊員とニヤニヤしながら向かうことに

鉄橋をくぐって、臨海点突破っ

では、ココで地図をご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7102
(2017年のグーグルマップより)
まずはこの辺の広域地図からぁ~

…仙台駅
…小鶴新田駅
…陸前山王駅
…仙台港駅
…塩釜水産物仲卸市場

今朝はから出発し、国道45号線を通ってさっきまでへ行って来たところ。
これからへ行くッス~

ちなみに、今くぐった鉄橋の仙台臨海線は、からの間を走っている。

次に、仙台港(せんだいこう)」駅のエリアの拡大図をば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7103
(2017年のグーグルマップより)
線路がいっぱい~~~~

…仙台港駅
…今くぐった鉄橋(国道45号線)
…中野栄駅
…仙台西港駅(三井アウトレットパーク横)
…仙台埠頭駅

と進んで行く。

ちなみに、から上に伸びている左右の線が本線で、右上のはじっこが「仙台北港(せんだいきたこう)」駅。
北港には何もナイらしく、「観に行かナ~イ」とのこと。

からにクルッと伸びている線は「仙台埠頭線」と言い、の駅はその線名の通り「仙台埠頭(せんだいふとう)」駅と言う。
半円形をしているので、からは列車よりも歩いて行ったほうが早い。(笑)
実は、こっちのほうが今回のメインらしく、後で観に行くそうな

からの下まで伸びている線は「仙台西港線」と言い、から下に広がる広大な駅も「仙台西港(せんだいにしこう)」駅と言う。
この路線はキリンビール仙台工場の移転のために造られ、出来立ての麦汁様がお通りになられる、我が「大日本麦汁愛飲党(だいにっぽんむぎじるあいいんとう)」にとっては超~重要路線だ

のすぐ右下にある「東洋製罐(とうようせいかん)」では、缶ビールの缶等が作られている。
飲料・缶詰や缶スプレー等の業界では超有名企業
缶の隅っこに、ちっこく楕円形の中に(CAN)と書いてあったら、東洋製罐の缶ッス

さて、ハナシを進めよう。

鉄橋をくぐった後は、いったん仙石線の「中野栄(なかのさかえ)」駅前(地図の)を経由して進む。
このほうが、途中から線路沿いに走れて楽しいのだそうな

ほどなく、の交差点に到着~
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7104
おぉ、いぇい

広い道に巨大なトレーラと、道の脇にヒョロヒョロの単線線路が1本。

コレぞ臨海地区独特の光景

正面の歩道にある警報器は、一日に数回しか鳴らないのだろう…
(線路は左右に横切っている

臨海貨物線の踏切って、警報機や遮断機はあっても自動ではナイ場合が多い。
(ONは手動で、OFFになるのは自動)

列車がゆっくり進んで来て、踏切の前でいったん停車。
そして、機関車のデッキの先頭に添乗している係員が降りて、線路脇にある踏切のスイッチを入れる。
すると、警報機が鳴りだして遮断機が下りる。
大抵の場合は、道路上に信号機も併設されているので、それもに変わる。
係員が戻って機関車に乗り込むと、ゆっくりと動き出し、警笛を鳴らしながら踏切を通過する。
列車が去ると自動的に踏切は鳴り止み、道路の信号機もに戻る。

大体、全国的にこのような流れで貨物線の列車は走っている。

なので、この交差点には遮断機(遮断桿)がナイ
パッと見、フツーの交差点だね

では、線路沿いに走るべく、左に曲がろう。

途中に巨大な変電所があった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7105
鉄柱まつりぢゃーーーーーーーいっ

わずか数本の細くて黒い電線を通すためだけに、これほどの鉄柱や絶縁用の碍子(がいし)が必要なのだ。

正面右寄りのクリーム色の機器たちは、変圧器だ。
ココで、「激ヤバ超~高圧」な電圧を「結構高圧」な電圧に下げている。

家庭のコンセントは100V(ボルト)だが、発電所からの送電線は20~50万Vという、モーレツな電圧なのだ
(家の前の電柱までは6600Vが来ていて、電柱に付いている変圧器で100Vにしている)

高電圧のほうが、途中でのロスが少なくて良いし、電線も細く(軽く)出来る。

…あ、20~50万Vくらいになると、不用意に近づいたら、何もしなくても吸い寄せられるからね。
そして、露出した通電部分に触った瞬間に、頭から煙が出て一発即死

なので、変電所にはゼッタイにふざけて侵入しないように。

オラ、専攻が電気工学だったので、感電死した人のハナシはいろんな変電所でよく聞いただ…

…ま、物騒なハナシはコレくらいに。

車を進めていると、右を走っていた線路が左側に移った。
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7106
こっちのほうが見やすぅ~~~い

この一帯は2011年3月11日の大津波でガッサリやられてしまったので、周囲にあるモノは比較的新しい。
右の街路樹も植え直されたのかな

この光景のまま少し進むと、前方の景色が変わって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7107
建物が増えてきた

そろそろ仙台港駅が見えるよん」と小鶴隊員。

そして、左の単線線路がいくつにも分岐されて増えた辺りでいったん停車。

車を降りて前を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7108
いぃぃぃぃぃやっほぉぉぉぉぉ~~~~う

遂に来ました、仙台港駅

広大なヤード(留置線)には、石油タンク貨車(タキ1000形)が「これでもかっ」という群れで停まっている。

オラ、タッキー大好き

はやる気持ちを抑えて、まずは今来た道を振り返って1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7109
ポイントがいっぱい

単線からココまで分岐して増えているが、これらのポイントはほとんどが手動だ。
自動で切り替えられるモノは恐らく本線上くらいで、数は少ないであろう…

ではでは、タッキーを拝みに行こう

まずは、列車の全体像をば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7110
ながぁ~~~~~~~い

パッと見でも、14両くらいつながっているようだ。

車種は全部同じ「タキ1000」っぽい。

では、各車両をアップで。

イチバン手前にいた子は、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7111
まるまる肥えちょる

一滴でも多く石油やガソリンが運べるよう、改良され続けてきた結果がこのボッテリ腹だ。(笑)

このタッキーは、おへその辺りに書かれているとおり「ガソリン専用」車ッス。
ENEOS」マークがマヴすぃ~ねっ

途中に、逆向きにつながっている子もいた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7112
ハシゴの位置が前後逆っしょ

貨車って、日本全国の路線や複雑な貨物線を走っているうちに、自然と向きが逆になってしまうことが多い。
行きと帰りの経由が違うと、形に走るようになってしまうことがあり、そうなると向きが変わる。

タッキーの天井には、石油(ガソリン)の詰め込み口がある。
逆に、取り出す時は、下っ腹にあるバルブを開いてドバドバ放出する。

…まぁ、冷水器とかと一緒ですな。

逆向きの子もかなり多く、編成の端っこに両向きの子が並んでいたので撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7113
両サイドが同時に拝める便利な1枚っ(笑)

左側の子、すんごい色褪せてますなぁ~。

貨物のヤード(留置線)って屋根がナイ所がほとんどなので、色褪せるのも早いのだ。
この緑色はまだ色褪せても同じような色合いだが、おなじ形式(タキ)で紺色のお仲間が色褪せたのを見たら、紺では無くもはや薄紫になっていたのがあった。

オラが「 あの車両は“むらタキ”だ」と言ったら、同行の仲間にウケていた…

次に、両端の連結面(デッキ)の違いも撮っておこう。

まずはコレ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7114
タキタキしてるぅ~~~ん

デッキも同じように見えるが、前後でビミョーに長さが違う
上の写真だと右側のほうが少し長く、手スリにハンドルが付いている。
このハンドルはブレーキ用で、留置時や緊急時にクルクル回してブレーキを掛けるのだ。

ヤードで貨車の繋ぎかえや仕分けをする時に、「突放(とっぽう)」と呼ばれる方法がある。
機関車で押してスピードがのったところで、機関車に急ブレーキを掛けると同時に貨車を切り離す。
すると、貨車だけがどこまでも自由に走って行く。
そして、止めたい(繋ぎたい)場所に近付いたら、デッキに乗っていた係員がこのハンドルを絶妙に操りながら、ピッタリと所定の位置に静かに停車させるのだ。
この時のハンドル捌きは「神業」に近い
(…だって、ヤード内とは言え激突したら大事故になるからね)

関東だったら川崎貨物駅(羽田空港の対岸)で見られるから、行ってみればぁ~~
川崎貨物駅は、京急大師線「小島新田(こじましんでん)」駅の目の前ッス。
陸橋があるので、見晴らしもバツグン
オススメっす

右のタンク体に書かれている文字を見ると…

仙台北港駅常備 荷重45t 実容積61.6㎥ 自重16.9t

と書かれている。
つまり、1両で45tものガソリンが積めるのだ
満タン時の車重は、何と62t

62t×約15両ものガソリンが、JRの本線を時速100Km近くで走って来る迫力と言ったら…
(逆に、事故ったら大惨事だけど…

右側の子は、ココ(隣駅)が本拠地の地元っ子だ

他の子達を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7115
あたしゃ根岸の生まれでねっ

こちらは「根岸駅常備」と書かれている。

根岸」と言っても、浅草の近くの林家一門の本拠地ではなく、神奈川県の横浜付近にあるほうだ
根岸線の根岸駅にも全く同じタンク貨車がゴロゴロ転がっていて、信州等の内陸地に向けて頻繁に走っている。
港の石油コンビナートで積んで、海から遠い内陸の石油ターミナルで降ろすのだ。

このタッキー達は「郡山」「倉賀野」「川崎貨物」「安善」「四日市」「塩浜」等の各駅が書いてあることも多い。

タッキー列車の奥のはじっこまで来ると、こんな光景が。
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7116
じむしょーーーーーーっ

意外と小さ目な詰所(事務所)がポツリ。

コレだけタッキーが並んでいるのに、「JRコンテナ取扱駅」…
いやいや、ココからコンテナが1個も見えないから

小鶴隊員に聞くと「コンテナは事務所の向こう側にいっぱいあるよん」とのこと。
向こう側は後で観に行くそうな。

なるほどねぇ~。

想像以上に広かったのね、この駅ってば

この辺りから、線路のさらに先(奥)を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7117
…おっ、機関庫がある

しかも、機関車のお顔がチロッと見えるではナイかっ

歩きながら近づいてみよう

実はこの撮影中、小鶴隊員は少しずつ車を移動させてくれていたんだけど、「メンド臭い」と一気に奥まで行って、オラがいる所まで歩いて戻って来る作戦に
…優しいなぁ~、もう

今日のお天気は雲の流れが速い。
なので、晴れと曇りが目まぐるしく入れ替わる。

晴れるのを待って、日差しが当たった瞬間に撮影しまくりっ
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7118
…まぁまぁだな。

機関庫の横で、線路が分岐しているのが見える。
赤い信号機がある線路が、半円を描いて仙台埠頭駅へ向かう埠頭線で、機関庫のすぐ後ろに回り込んでいて踏切がある線路が本線のようだ。
本線の先には仙台北港駅がある。

では、機関庫をアップで

どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7119
おぉ、いぇい

好ましいサイズですな
模型化に最適

アップで見ると、機関車の前面には「SD55 105」の文字が読み取れる。
元京葉臨海鉄道の「KD55 105」号機だ。
千葉県の「蘇我(そが)」駅から、東京湾沿いの貨物線を走っていたッス。

仙台臨海鉄道には、現在動いている機関車は3両いるとのこと。
(以前はもっといたけど、津波で流されて廃車になったそうな)

残りの2両はどこぢゃいな
後で見られるかな

ほんぢゃ、埠頭に行くよ~」と小鶴隊員の声。

なので、最後に振り返って全景を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
仙台港駅とタンク列車2017春-7120
雄大ですな。

空も広けりゃ、敷地も広い…

…あっ、右奥にワインレッドのコンテナが見えるっ
やっぱりあったのね

ほな、本日メインの埠頭に行ってみまひょかぁ~

れっつら・ごー

…と言うほどの距離でもナイらしい。

せば、行くべ

つづき「仙台埠頭駅2017春」はこちらーっ!

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旅と鉄道(02東北)」カテゴリの記事

コメント

わ~~い!タキタキしてる♪

突放仕分しているのを見たことが無いので、
今度見に行ってみよ~~っと。

仙台臨海鉄道の踏切の作動方法はどうなんでしょう?
暇な時にでも張り付いてみててみようかな。

仙台からちょっと北の、小牛田駅も色々あって楽しそうです☆彡

投稿: 小鶴 | 2017年5月26日 (金) 00時42分

★ コヅールたん

突放、今度東京に来たら一緒に観に行くべぇ~
踏切の動作は、ぜひ動画で 

コゴタモ良イネーーーー

投稿: まりりん | 2017年5月26日 (金) 13時41分

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