旅日記 ~「銚子電鉄 2007」その2・外川駅と旧型電車~
2007年9月8日と12月24日に、千葉県の「銚子(ちょうし)」へ行って来た時のおハナシ。
(全3回シリーズ)
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さて、東京へ帰ろう。
まずは港から「外川(とかわ)」駅までテコテコ歩く。
駅前を少し見回った後、線路側から駅全体を見てみた。
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模型化するには最適なサイズですな
列車が走るのに必要最低限のサイズでまとめられている。
駅舎の前に移動して、駅舎と駅前広場(笑)を撮る。
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超~バリアフリーな駅ッス★
道路からホームまで全く段差がナイ。
ホームに行って、いろいろ撮ってみた。
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はじっこぉ~~~★
よく観ると、ホームの形と線路の位置が合ってナイねぇ…
線路を敷き直したカンジだ。
ホーム屋根の電灯がナイスだったので、思わず1枚。
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現役だぜぇ~~~~ぃ★
ワザとぢゃナイ、「本物」というのが良い
右の業務用室の、アルミ戸の向こうが気になった。
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型番古過ぎぃ~~~★
「docomo 210i」シリーズって…
…いつの時代のケータイよ?
その右下には「ぬれ煎餅」の段ボールも。
さすが主力商品、こんな所にも箱がある。
少し下がって駅舎全体を見ると、こんなカンジ。
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トタンまつりーーーーーーぃ★
ほぼトタン板で覆われているね★
雨漏りしないのかなぁ…
右にチラッと見える、ベンチと案内板をば。
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ヒゲーーーーーーーータっ★
ココ銚子は「ヒゲタ醤油」と「ヤマサ醤油」の一大産地なのだ。
ちなみに、世界の「キッコーマン」は、千葉県北西部の「野田市(のだし)」駅前にデカい工場がある。
関東には「キッコーマン」「ヤマサ」「ヒゲタ」「キッコーショー(正田)」「ヤマキ」等のメーカーがある。
…さて、そろそろ列車が来る時間だ。
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超~ローカルな光景ぢゃ★
線路がヘロヘロだねぇ~~♪
踏切が鳴り、遮断機が下りる。
すると、奥の方から…
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来たッスーーーーっ★
そうそう、この古いのに乗りたかったのよん
列車はゆっくりテコテコと近づいて来る。
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…旅番組を観ているようだ。
リアル「関東甲信越 小さな旅」だなや★
そして、ギギギギギ~~~ッとブレーキが掛かり…
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イイカンジぃ~~~~♪
目の前で停まったッス。
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わくわく
ドアが開いた。
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おぉ、いぇい★
ひっさびさの旧型電車だよっ★
昔は西武・東急・東武で、こんなタイプの車両に乗っていたんだけどねぇ~。
今や、残っているのは江ノ電の2両だけくらいかなぁ…
乗り込む前に、全体のお姿をば。
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カッチョエェ~~のぉ~~♪
この車両は「デハ801」号と言い、元伊予鉄道の車両とのこと。
(「デ」は電動車、「ハ」はイロハのハで3等車の意味)
…んでは、車内に入ろう。
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コレっすーーーーっ★
いやぁ~、なつかしや
床・壁・天井の全てが木製だ。
(車体の骨組みとドアは、さすがに鉄だよん)
昭和初期の標準的な内装のままだね♪
全国的によく見られたタイプっす。
運転台を見ると…
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はんしつーーーーーーぅ★
「半室運転台」と言う、乗務員室が片隅にしか無いタイプだ。
昭和初期くらいの電車では標準的な構造ッス。
現在の電車は、全て壁で仕切られた「全室運転台」というタイプが基本で、ローカル線でワンマン運転をする車両が、この半室運転台タイプになっている。
半室運転台の魅力は「前面が見放題」というところ♪
お子様にとっては特上席なのだっ
戦後の混乱期は、前面の窓ガラスにまでビッシリと乗客が詰まっていたが、さすがに現代では仕切り棒の手前でお上品に前を眺めるのがルールだ。
車内には、地元の広告もたくさん貼られている。
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食いモンばっかりぃぃぃぃーーーっ★(笑)
痛い娘は横に置いといて、「たい焼」「たこ焼」「ジェラート」は銚子電鉄がやっているお店のモノっぽい。
車で移動している人にも買ってもらわないとねっ♪
さすが「醤油」と「漁港」の町、素材の大豆・小豆・タコには困りませんな。
イスに座って、窓から外を眺める。
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さんせっとーーーーーっ
ガラスが曇っているせいで、良くは観えナイが、何とも味のある夕景になっているッス
車内にファミリーが乗って来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
少年よ、しっかりと記憶に留めておくんだぞ★
大きくなった時に、「そういえば、床が木のオンボロ電車に乗ったよなぁ…」と思い出し欲しいねぇ~♪
列車は、ほどなく発車。
夕日を浴びながら、吊り掛けモーターの「ぐも゙も゙も゙も゙ぉ~~~~~ん★」という轟音を響かせてテコテコ走る。
…音の割には速度が出ていない。(笑)
銚子駅に戻った頃には、日没間近だった。
もうどこにも行けないなぁ…
帰るだけでも今から3時間半掛かるので、おとなしくJR線に乗ることに。
家に着く頃には22時になっちゃうよ…
もし今度来ることがあったら、もっと早く家を出ようねぇ~。
「もう数年は来ることはナイだろう…」と思っていたら、わずか3ヶ月後に再訪することに★
(「特攻野郎Bチーム」の「たかし」君に誘われた…)
…ってなワケで、次回は昼間の光景をご紹介ぃぃぃぃーーーっ★
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コメント
戸川って濁らないのね。
おんぼろ電車、茶色のところベコベコだなあ^^;
去年乗った釧路湿原のノロッコ号もベコベコで塗装がめくれてた。
木製の床、独特な匂いがしましたね。ワックスっていうか油っぽい匂い。
投稿: ばんび | 2016年10月20日 (木) 09時50分
★ ばんびさん
オラの日記には、駅名には最初に必ず読みがなを付けておりまする。
海に近い路線は、どの車両もサビでぼろぼろですね…
青函トンネル用の客車「ドラえもん海峡号」も、サビを隠すためにドラ達のステッカーを貼ったのでは…といったカンジでした。
電車やバスの木の床は油拭きしていましたから、油の匂いですねぇ~
投稿: まりりん | 2016年10月20日 (木) 13時46分
あれ?
昨夜 使った醤油・・・ヤマサ醤油だ!!
確かに住所が千葉県銚子市だ~♪
しつもーん★
上から8枚目の画像に写っている○○○確認 ▲(ミラーの下)
って何のことかわかる??
投稿: ひめ子 | 2016年10月21日 (金) 10時51分
★ ひめぽ
実はオラ、ヤマサとヒゲタの醤油は使ったことがナイ…
めんつゆとかでもよく見かけるよねぇ~
○○○は「スタフ確認」と書かれていて、スタフは通行手形みたいなモノ。
この手形を持っていないと、列車を動かしてはいけないのだ
(単線だから途中で正面衝突する可能性があるのでね)
今は信号機等の別の方式を使っているので、このスタフ方式は使ってませ~ん
投稿: まりりん | 2016年10月21日 (金) 12時29分