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2016年10月20日 (木)

旅日記 ~「銚子電鉄 2007」その2・外川駅と旧型電車~

前回「銚子電鉄2007その1」からのつづきーっ!

2007年9月8日12月24日に、千葉県の「銚子(ちょうし)」へ行って来た時のおハナシ。
(全3回シリーズ)

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さて、東京へ帰ろう。

まずは港から「外川(とかわ)」駅までテコテコ歩く。

駅前を少し見回った後、線路側から駅全体を見てみた。
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1201
模型化するには最適なサイズですな

列車が走るのに必要最低限のサイズでまとめられている。

駅舎の前に移動して、駅舎と駅前広場(笑)を撮る。
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1202
超~バリアフリーな駅ッス

道路からホームまで全く段差がナイ。

ホームに行って、いろいろ撮ってみた。
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1203
はじっこぉ~~~

よく観ると、ホームの形と線路の位置が合ってナイねぇ…
線路を敷き直したカンジだ。

ホーム屋根の電灯がナイスだったので、思わず1枚。
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1204
現役だぜぇ~~~~ぃ

ワザとぢゃナイ、「本物」というのが良い

右の業務用室の、アルミ戸の向こうが気になった。
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1205
型番古過ぎぃ~~~

docomo 210i」シリーズって…

…いつの時代のケータイよ

その右下には「ぬれ煎餅」の段ボールも。
さすが主力商品、こんな所にも箱がある。

少し下がって駅舎全体を見ると、こんなカンジ。
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1206
トタンまつりーーーーーーぃ

ほぼトタン板で覆われているね

雨漏りしないのかなぁ… 

右にチラッと見える、ベンチと案内板をば。
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1207
ヒゲーーーーーーーータっ

ココ銚子は「ヒゲタ醤油」と「ヤマサ醤油」の一大産地なのだ。

ちなみに、世界の「キッコーマン」は、千葉県北西部の「野田市(のだし)」駅前にデカい工場がある。
関東には「キッコーマン」「ヤマサ」「ヒゲタ」「キッコーショー(正田)」「ヤマキ」等のメーカーがある。

…さて、そろそろ列車が来る時間だ。
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1208
超~ローカルな光景ぢゃ

線路がヘロヘロだねぇ~~

踏切が鳴り、遮断機が下りる。

すると、奥の方から…
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1209
来たッスーーーーっ

そうそう、この古いのに乗りたかったのよん 

列車はゆっくりテコテコと近づいて来る。
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1210
…旅番組を観ているようだ。

リアル「関東甲信越 小さな旅」だなや

そして、ギギギギギ~~~ッとブレーキが掛かり…
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1211
イイカンジぃ~~~~

目の前で停まったッス。
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1212
わくわく

ドアが開いた。
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1213
おぉ、いぇい

ひっさびさの旧型電車だよっ

昔は西武・東急・東武で、こんなタイプの車両に乗っていたんだけどねぇ~。
今や、残っているのは江ノ電の2両だけくらいかなぁ…

乗り込む前に、全体のお姿をば。
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1214
カッチョエェ~~のぉ~~

この車両は「デハ801」号と言い、元伊予鉄道の車両とのこと。
(「デ」は電動車、「ハ」はイロハのハで3等車の意味)

…んでは、車内に入ろう。
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1215
コレっすーーーーっ

いやぁ~、なつかしや

床・壁・天井の全てが木製だ。
(車体の骨組みとドアは、さすがに鉄だよん)

昭和初期の標準的な内装のままだね
全国的によく見られたタイプっす。

運転台を見ると…
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1216
はんしつーーーーーーぅ

半室運転台」と言う、乗務員室が片隅にしか無いタイプだ。
昭和初期くらいの電車では標準的な構造ッス。

現在の電車は、全て壁で仕切られた「全室運転台」というタイプが基本で、ローカル線でワンマン運転をする車両が、この半室運転台タイプになっている。

半室運転台の魅力は「前面が見放題」というところ
お子様にとっては特上席なのだっ

戦後の混乱期は、前面の窓ガラスにまでビッシリと乗客が詰まっていたが、さすがに現代では仕切り棒の手前でお上品に前を眺めるのがルールだ。

車内には、地元の広告もたくさん貼られている。
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1217
食いモンばっかりぃぃぃぃーーーっ(笑)

痛い娘は横に置いといて、「たい焼」「たこ焼」「ジェラート」は銚子電鉄がやっているお店のモノっぽい。
車で移動している人にも買ってもらわないとねっ

さすが「醤油」と「漁港」の町、素材の大豆・小豆・タコには困りませんな。

イスに座って、窓から外を眺める。
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1218
さんせっとーーーーーっ

ガラスが曇っているせいで、良くは観えナイが、何とも味のある夕景になっているッス

車内にファミリーが乗って来た。
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銚子電鉄2007その2・外川駅と旧型電車-1219
少年よ、しっかりと記憶に留めておくんだぞ

大きくなった時に、「そういえば、床が木のオンボロ電車に乗ったよなぁ…」と思い出し欲しいねぇ~

列車は、ほどなく発車。

夕日を浴びながら、吊り掛けモーターの「ぐも゙も゙も゙も゙ぉ~~~~~ん」という轟音を響かせてテコテコ走る。

…音の割には速度が出ていない。(笑)

銚子駅に戻った頃には、日没間近だった。

もうどこにも行けないなぁ…

帰るだけでも今から3時間半掛かるので、おとなしくJR線に乗ることに。
家に着く頃には22時になっちゃうよ…

もし今度来ることがあったら、もっと早く家を出ようねぇ~。

もう数年は来ることはナイだろう…」と思っていたら、わずか3ヶ月後に再訪することに
(「特攻野郎Bチーム」の「たかし」君に誘われた…

…ってなワケで、次回は昼間の光景をご紹介ぃぃぃぃーーーっ

つづき「銚子電鉄2007その3」はこちらーっ!

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コメント

戸川って濁らないのね。
おんぼろ電車、茶色のところベコベコだなあ^^;
去年乗った釧路湿原のノロッコ号もベコベコで塗装がめくれてた。
木製の床、独特な匂いがしましたね。ワックスっていうか油っぽい匂い。

投稿: ばんび | 2016年10月20日 (木) 09時50分

★ ばんびさん

オラの日記には、駅名には最初に必ず読みがなを付けておりまする。

海に近い路線は、どの車両もサビでぼろぼろですね…
青函トンネル用の客車「ドラえもん海峡号」も、サビを隠すためにドラ達のステッカーを貼ったのでは…といったカンジでした。

電車やバスの木の床は油拭きしていましたから、油の匂いですねぇ~

投稿: まりりん | 2016年10月20日 (木) 13時46分

あれ?
昨夜 使った醤油・・・ヤマサ醤油だ!!
確かに住所が千葉県銚子市だ~♪

しつもーん★
上から8枚目の画像に写っている○○○確認 ▲(ミラーの下)
って何のことかわかる??

投稿: ひめ子 | 2016年10月21日 (金) 10時51分

★ ひめぽ

実はオラ、ヤマサとヒゲタの醤油は使ったことがナイ…
めんつゆとかでもよく見かけるよねぇ~

○○○は「スタフ確認」と書かれていて、スタフは通行手形みたいなモノ。
この手形を持っていないと、列車を動かしてはいけないのだ
(単線だから途中で正面衝突する可能性があるのでね)

今は信号機等の別の方式を使っているので、このスタフ方式は使ってませ~ん

投稿: まりりん | 2016年10月21日 (金) 12時29分

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