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2016年7月21日 (木)

旅日記 ~「三岐鉄道の貨物だよ。2016」その1・丹生川駅~

一応、「三岐鉄道三岐線 2015」からのつづきーっ!

2016年6月18日、期せずして再び三岐(さんぎ)鉄道を見て来たぞぇ

特攻野郎Bチーム」の展示会が、6月19日に琵琶湖畔の「彦根(ひこね)」駅前で開催されることになった。
その前日の午前中に荷物を会場に運び込んで、ついでに夜は京阪電車の「ビールde電車」にも乗ってしまおうという作戦に出た

そんなワケなので、18日になったばかりの深夜1時ころ、Bチームの「ボブ」ちん(埼玉在住)の車に荷物を積み込んで、2人で東京を出発。
新東名高速をひた走る。

…この道、快適過ぎて眠くなるね。

明け方に「豊田ジャンクション」に着いた。
このまま東名高速に行って「彦根インター」で降りるのかな?…と思っていたら、ボブちんが「湾岸に行きますよ~」と一言。

…あれルート違うんぢゃナイの

何故に伊勢湾岸方面へ行くのか
ボブちんに何か作戦があるのだろうと思い、「OK~」と軽く返事をする。

海沿いにしばらく走って、ボブちんが一言。

…あれ彦根にたどり着かナイ…

この道を真っ直ぐ行くと、大津(京都)まで南側を迂回してしまうのだ。

…ほら、やっぱり。

なので、急遽、途中で高速を降りて一般道へ。
ココからは一山越えて彦根へ抜ける国道がある。

朝日を浴びて快適に走っていると…

「↑いなべ」

の標識が。

…あぁ、見ちゃった。

いなべ(員弁)」と言えば、この一帯は三岐鉄道の支配下である。(笑)
今日は11時に集合すればイイので、まだまだ時間には余裕があるねぇ…
(眠気だけが敵なのだ)

ボブちんに「三岐鉄道が観れるよ」と言ったら、「行っちゃいますぅ~」とすっかり乗り気に

本来ならば、もう彦根に着いて11時まで寝ている計画だったのに…
滋賀県に行くのに、何故「三重県」にいるのだ

…ってなワケで、国道を曲がって路地を走る。

しばらくすると…
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三岐鉄道の貨物2016その1-1001
踏切ハッケーーーーーン

眠気のせいで、最初は川の両岸を走るどちらの路線だか理解出来ていなかった。
でも、線路の幅を見てすぐに理解。

近鉄富田(きんてつとみだ)」駅~「西藤原(にしふじわら)」駅間を走っている、三岐線だ。

とりあえず、線路に沿って道を進む。
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三岐鉄道の貨物2016その1-1002
いーーーーーーーーーおんっ

おぉコレがウワサの「イオンモール東員(とういん)」店かぁっ

前回の訪問時に、三岐線と対岸の北勢(ほくせい)線のどちらの駅にも案内があった、この辺りのランドマークだ
駅からのバス路線も結構あるみたいだね。

川岸をひたすら走っていると、前方に…
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三岐鉄道の貨物2016その1-1003
関ヶ原」の文字が。

…そうだよ、当初は関ヶ原を高速で通過する予定だったんだよっ

その奥に、観た事がある削れたお山の姿が…

…ってぇ~、こ・と・は(にや)

そして、道端にあった小さな「」という標識を見て、「ちょっくら寄ってみっぺぇ~」と左折。

細~い生活道路を進んで行くと、広い空間に出た。
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三岐鉄道の貨物2016その1-1004
駅ッス~~~~~

道路の細さに比べて、駅前が異様に広い。

ホームのほうを見ると…
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三岐鉄道の貨物2016その1-1005
貨車が停まっているねぇ~。

これらの貨車を見て思い出した。

…そうだよ、この駅わっ

何ともラッキーな事か、三岐線でイチバンの「鉄スポット駅」にたどり着いたのだった
ココには昔の貨車がたくさん展示されているのだ

駅名はご覧のとおり。
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三岐鉄道の貨物2016その1-1006
にゅぅぅぅぅぅぅ~~~~~ん

丹生川(にゅうがわ)」駅と言う。
(「丹生(にう・にゅう)」とは水銀の産地の事)

こんなに明るいが、まだ早朝の6時半
なので、人の姿はまばらだ。
(土曜日だしぃ~)

さて、貨車を撮りますか。

前回は途中下車しなかったので、今回はゆっくりと

まずは、目の前の銀色タンク君から。
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三岐鉄道の貨物2016その1-1007
どどーーーーーーん

迫力ある撮り方で撮ってあげたので存在感がデカいが、本来は超~ちっこいタンク貨車なのだ。

車体の前に解説板があった。
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三岐鉄道の貨物2016その1-1008
たむたむぅ~~~~~~

この子のお名前は「タム8000」と言う。
銀色なのは、「アルミ製のタンクだよ」という目印。
(昔はタンク体の色が素材や用途によって決められていた)

積荷は「過酸化水素」…つまり、水に溶かせば消毒液の「オキシドール」になる。

車体の台枠に、こんな銘板が…
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三岐鉄道の貨物2016その1-1009
こくてつーーーーーーっ

元は国鉄の貨車だったのだ。

テッペンを見上げてみた。
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三岐鉄道の貨物2016その1-1010
カァ~~~~チョエェ~~~~~~っ

オラは「タンク貨車」が大好きなのだ

タンクには、各種標記がかろうじて残っているね…
黒い文字が剥がれるくらいだから、相当放置されていたんだろうなぁ~。

ココで、遠くから電車が来る音がした。
(イナカなのでよく聴こえる…)

少し待っていると…
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三岐鉄道の貨物2016その1-1011
しぇいぶしぇぇぇぇぇ~~~~ん

元西武401系の、101系だ。
(…紛らわしい

2両で走っていると、昔の西武多摩湖線を思い出させる

列車が停まったので、フツーに撮っていると、ボブちんが急に慌てて叫び出した。

「志村、うしろ、うしろーーーーーっ

…いや、「まりりんさん、後ろっ」と叫んでいる。

ほぇ」と思いながら、ゆっくり振り返ると…
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三岐鉄道の貨物2016その1-1012
おーーーまいがーーーーーーーっ

貨物列車ダヨーーーーーーっ
イインダヨーーーーーっ
グリーンダヨーーっ
(_´д`) アイ~ン

まさか来るとは思っていなかったので、2人で大コーフン

ココからは、ひたすら撮り続ける。
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三岐鉄道の貨物2016その1-1013
重連だぜぇ~~~~~~~い

今や私鉄の貨物列車自体も珍しいのに、機関車が重連だぜぃ

しかも、引っ張っている貨車は…
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三岐鉄道の貨物2016その1-1014
ふらいあーーーーーーーっしゅ

ホキ1000」という、日本の貨車の中では新しい車両だ。
積荷は「フライアッシュ(石炭灰)」または「炭酸カルシウム」だって。
行きと帰りで積荷が変えられるのだ。

ホキ1000は、三重県と愛知県の間だけを往復していて、他の地域では見られナイ。
なので、関東の我々にとっては新鮮ッス

このような、コンテナ貨車でない専用貨車(「車扱い(しゃあつかい)」と言う)列車も激減したなぁ…

現在残っている専用貨車の列車は、石油・石炭・セメント関係がほとんどだ。
昔は陶器・小麦・家畜・海産物とかも運んでいたんだけどねぇ…。
全てコンテナまたはトラック化されてしまった。

貨物列車は停車するようだ。
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三岐鉄道の貨物2016その1-1015
…な、長い。

踏切を塞いだまま、列車はギギギギギ…と停車した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道の貨物2016その1-1016
カッチョエェ~~~のぉ~~~~

奥に見える削れた山(藤原岳)から、この貨車に積む炭酸カルシウム(石灰石)を産出している。

1分も停まっていなく、列車は再びゆっくりと動き出した。
信号とポイントが切り換わるのを待っていただけっぽいッス。

力強い吊り掛けモーターの低音が周囲に響く。

…たまんねっす

そして列車はゆっくりと去っていった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道の貨物2016その1-1017
バイバイキ~~~~ン

少し先にある鉄橋を渡る音が聞こえた後、また静寂が戻って来た。

さぁ、駅周辺の見学を続けよう。

ココには小さな博物館があるのだ。
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三岐鉄道の貨物2016その1-1018
貨物鉄道博物館」と言う。

ボランティア団体の運営なので、建物内は公開される時間が限られているが、外に置いてある車両達は自由に観ることが出来る
(公式サイトはこちらをクリック → 見れない場合はこちらをクリック

…ココの館長って、貨車好きなら知らない人はいないというくらいに有名な大御所、「吉岡心平」氏だったのね

建物と三岐線の間には、こんな車両達が展示されている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道の貨物2016その1-1019
ぽっぽぉぉぉぉぉぉ~~~~~っ

小形の蒸気機関車と2軸貨車達だ。

このSL、こんな所に置かれているが、車体の社紋を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道の貨物2016その1-1020
とぉーーーーーーーーーぶっ

上の丸い紋章は、東武鉄道の社章だ。
B4形 39号」というお名前で、貨物列車を引っ張って、関東平野を黙々(モクモク)と走っていたッス。

現在、東武鉄道ではJR北海道からSL「C11」を購入して、SL観光列車を鬼怒川地方で走らせる計画だ。
ビンボーなJR北海道から買い取る優しさもあると思うが、ココに自社のSLがあるぢゃん(笑)

…まぁ、パゥヲーが違うから、この「39」号機では勾配区間で客車を満足に引っ張れナイでしょうな。

このSLのお仲間が、とうきょうスカイツリー近くの「東向島(ひがしむこうじま)」駅下にある「東武博物館」にもいるよん
(オラの東武博物館日記はこちらをクリック

後ろにつながっている貨車はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道の貨物2016その1-1021
とーーーーーーーーーーっ

トラックのような木造貨車(無蓋車)で、お名前は「ト200」と言う。

車籍は「名古屋鉄道」、つまり「名鉄」の貨車なのだっ
昔は日本全国に、コレに似たような貨車が大量にいたッス。

さらに、木造貨車2両を挟んだオシリには…
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三岐鉄道の貨物2016その1-1022
わっふぅぅぅぅぅ~~~~ん

ワフ21000」と言う貨車で、半分が車掌室、残りが貨物室になっている。

社紋は「西濃鉄道」で、岐阜県大垣市に路線がある。
JR東海道線「美濃赤坂(みのあかさか)」駅が起点。西濃運輸とは無関係)

建物の先にも、貨車が停まっている。
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三岐鉄道の貨物2016その1-1023
いろいろあるぅ~~~~~

屋根がナイので、こちらは金属車体の貨車ばかりだ。

手前は「テラ1」形と言う国鉄貨車。
(「」は鉄板の「」)

」は「名古屋鉄道管理局」の印。
独特な書体が、お子様の頃から気になっていた…

隣のタンク車はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道の貨物2016その1-1024
たむたむぅ~~~~~~

タム5000」と言う車両だ。

先ほどの「タム8000」と似たような車両だが、こちらはタンク体が鉄製だ。
このタム5000は、Nゲージの貨車で大昔から製品化されているので、馴染みがある方も多いハズ~~

この車両の積荷は「塩酸」。
中に入ったら死ぬでーーーーっ

そして、隣の石炭用貨車の奥には…
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道の貨物2016その1-1025
ほねほねぇーーーーーーーっ

車輪のお化けの上に恐竜の化石が乗ったようなお姿だ

この怪物のお名前は…
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道の貨物2016その1-1026
しっきーーーーーーーっ

シキ160」と言う。

そして、この車両の中心を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道の貨物2016その1-1027
パッカリ

ど真ん中の部分で、前後2つに分割出来るようになっている。

この貨車は何なのか言うと、「巨大なお荷物を運ぶ」貨車なのだ。
主に、発電所や変電所などの「変圧器」を運ぶのが任務だ。

変圧器も、この「シキ」に挟めるように設計・製造される。
そして夜中などに線路上をゆっくり走る。
あまりにデカいので、走れる路線などが限定されているのだ

そして、イチバン奥には…
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道の貨物2016その1-1028
ちっこ~~~~~~い

ちっこくても、立派なディーゼル機関車だ。

日本全国の工場内や貨物駅の隅っこにいる一般的な存在で、意外と力持ちなのだ
(力がある故、速度はあまり出ナイ)
ココのは古いタイプなので、引退してから長いのだろう…

はじっこから、全体を撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道の貨物2016その1-1029
奥行きがスゴーーーーーーーーい

それにしても超~イイ天気だなや
コレで明日は雨が降るって~予報なんだけど、信じられナイ。
(実際に降ったッス)

ぬぼへ~~~~~っとしていたら、電車の音が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道の貨物2016その1-1030
おぉ、いぇい

土曜日とはいえ、朝ラッシュの始まる頃なので列車の本数が意外なほどに多い。
三岐鉄道って、結構走っているんだねぇ~。

列車は目の前を軽やかに通過し、奥の鉄橋へと進んで行った。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道の貨物2016その1-1031
望遠だとキツい…

もっと近くまで行ったら、キレイな写真が撮れるんだろうケドぉ~~。

鉄橋の後ろの森の向こうは、もう次の駅だ。
我々の進む方向も同じなので、各駅に見学して行きますか(笑)
(時間はぜ~んぜん余裕ッス …昼に寝なければね。

さて、移動再開しよう。

駅舎に戻って、ボブちんがトイレ休憩。

その間に駅舎内の掲示物を見る。
貨物列車についていろいろな解説や写真が飾られている。
貨物の駅」として、みんなに認知されているようだ。

その中に…
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三岐鉄道の貨物2016その1-1032
コレだーーーーーーーっ

我々がイチバン見たかった「貨物列車時刻表」ッス

さっき通過して行ったのが、6:34の石炭灰(フライアッシュ)列車。
愛知県の碧南市(へきなんし)から来たんだねぇ~。

そして、次の貨物列車は8:37とのこと。
しばらく先だねぇ…
貨車も同じようだしぃ~。

…あ、よく見たら、8:37はこの駅で上下の貨物列車がすれ違うぢゃん

上り列車はセメント列車。
真黒な貨車が、ゾロゾロと16両編成で通過して行くのだ

…コレは観たかった

でも、さすがに8時半では集合時間ぐゎ~~~~ぁ。

ガッカリしていると、また踏切が鳴った。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道の貨物2016その1-1033
おぉ、新車

三岐鉄道では新車の、元西武新101系だ。
ココでは「751系」と名乗っている。

ホームにいる女性達が列車に見向きもしないし、ドアも開かナイので、回送列車のようだ。
そういえば、時刻表には書いていないね…

ほどなく、上り列車もやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道の貨物2016その1-1034
お花満開ぃ~~~~♪

車体の色とお花たんの色がマッチして、とてもキレイだ

さっきから見ていて思ったのだが、この時間は異様に女性(特に高校生)が多い。
ママが軽自動車で娘を駅まで送りに来る光景が、何度か見られた。
土曜日なので通勤する男性が少ないというのもあるかとは思うけど…

…ま、そのほうが写真撮る分には華やかさがアップするけどぉ~

こんな朝早くから出掛けるのは、大変ッスね…
(いや、都会の連中が夜ふかしし過ぎなんだよね

さぁさぁ、先へ進むのぢゃー

今からセメント貨車を観に行くから、そのまま待ってろーーーーーーーーっ
(だから、8時過ぎまで動かねーよ)

つづき「その2」はこちらーーっ!

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コメント

うちの近くのJRの踏切はこんな楽しい貨物はやってこないな^^;
昔は踏切で貨物の数を数えたけれど、今はあっさり行っちゃうのでつまりません。夜中に貨物列車の音もあまり聞こえなくなりましたねえ。

投稿: ばんび | 2016年7月24日 (日) 17時34分

★ ばんびさん

あそこは今やコンテナ貨物列車しか走っていませんからねぇ~。
機関車の種類や両数も決まってるしぃ~

そうそう、時々東京の私鉄電車等が、機関車に引っ張られて下関や兵庫の工場からピッカピカの新車状態でやって来まっせ~~~

投稿: まりりん | 2016年7月24日 (日) 18時28分

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