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2016年6月 6日 (月)

シルクロード一人旅日記 ~「我的長征 2006」その8:カシュガル・老城を歩く~

前回「その7」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、「香港」からスタートし、中国奥地にあるシルクロードの街「カシュガル」「トルファン」「ウルムチ」を巡って、無一文に近い状態で「北京」へ戻って来た、1ヶ月半の過酷な一人旅。

今回からは、こちらまたはこちらの動画を聴きながら読むのもヨロシアルヨ~
 (オススメっす

…では、スタート

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2006年7月6日(木):ド快晴 のち くもり(夜に雨)

喀什(カシュガル:Kashgar:قەشقەر)

おはよう

ガッツリ食べたせいか、結構良く寝られたぞ
今は…9時過ぎかな

…そうそう、今夜からの寝床を探さねば

今夜の1泊分しか空いていない」って言われていたからねぇ~。

荷物の準備などをしようかと思っていたら、お宿のスタッフがやって来た。
そして「1週間ほど泊まりたいんでしょOKになったよ」と言われた。

ラッキーーーーーーーっ

コレで一安心だ
(相手も用心して「1泊分しか~」って言っていたのかもしれない)

…んぢゃぁ、街中探検に行こう

お出掛けの準備をして、11時前に部屋を出た。
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0801
(2006年撮影)
ド快晴だぜぇ~~い

…それにしても、ホントにこの建物はモザイクがキレイだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0802
(2006年撮影)
清潔感があるッス

四角い建物かと思いきや、意外と鋭角でトンガっている形っぽい。

目の前の中庭を通り、受付のおねぃさんに鍵を渡す。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0803
(2006年撮影)
おはぁ~~~~~

11時」と言っても、新疆時間ではまだ9時なので、みんなの表情は「」という雰囲気だ。

さて、探検の前に、まず最初にやらねばならない事がある。

今のうちに、ウルムチまで行く列車の切符を手配しておくのだ

1996年にちうごくに来た時、列車の切符の手配で数日間足止めを食らった苦い経験が何度かある。
なので、さっさと予約だけでもしておこうと思った次第。
(自分で駅へ買いに行くのはかなりの時間を無駄にするので、止めておいた方がイイ)

幸いにも、旅行社(中国旅行社:CITS)はこのお宿の敷地内にある。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0804
(2006年撮影)
正面の門の左側にある建物の中に、旅行社がある。

ちなみに、右側の丸っこい建物は、ツアー団体客が泊まる客室のようだ。
他の建物とはチョット雰囲気が違っていた。

旅行社に入り、ウルムチ行きの列車の切符をお願いする。

そしたら、14日発の硬臥(日本で言うB寝台)車両で、料金350元+手数料50元=400元(6000円)だそうな。
再びちうごくの寝台車に乗れるので、もちろん「OK」と即答
スタッフさん曰く「了解しました。また明日おいで~」とのお返事。

…こんなにアッサリとお互いに笑顔で事が進んで、チョットびっくり

ちうごく鉄路の切符も、オンライン化の発達でだいぶ取りやすくなったようだ
列車本数自体も、全国的に増えているようだしぃ~。

さぁ、街中探検に行こう

門を出て、目の前の環状道路に出る。

お宿の入口は上のおさしんの通り。

そこから右を見ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0805
(2006年撮影)
こうようーーーーーーっ

こんな砂漠のオアシスで、7月に紅葉する木があるのか
…そう、あるワケがナイ。
コレはニセモノの葉っぱだ

お宿の両側には小さなお店が並んでいて、アイスやジュース等の軽食や雑貨類を買うことが出来る。

カシュガルのタクシーは、全て黄緑色のようだ。
(ちうごくでは、地域の規則で決まっている場合がある)

環状道路はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0806
(2006年撮影)
チャリからトラック、ロバ君まで何でも走っている。

後ろに振り返ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0807
(2006年撮影)
街路樹の緑が心地良いッス

空気が乾燥しているので、地面に流してある水がちょうど良い

街の中心へは、左斜め前の横道(青い窓ガラスの建物の横)から入って行く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0808
(2006年撮影)
わくわく

もうね、道の匂いがシルクロードなのよ
香辛料や石炭の匂いッス

さて、ココでカシュガル市街の地図をご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0809
(2006年当時のモノを撮影)
ちっこいッス

十字に交差する大通りと環状道路がある、シンプルな構造ッス。

…お宿 (チニワク賓館)
…エイティガール寺院
…「中巴公路」の起点 (たぶん)
…「天山南路」と「西域南道」の交差点 (NHKではそう言っていた)
…中国銀行
…旧市街(老城)のはじっこ
…バザール
…香妃墓 (アパクホージャ墓)
…ユスフ ハズ ジャジェブ墓 (玉素甫 哈斯 哈吉甫墓)
…班超城 (盤槖城)
…空港
…鉄道駅

オラが泊まっているお宿って、かなり広いのね…
赤いエリアが全てお宿ッス)

東西の大通り(人民路)から下(南)は漢民族が住む新市街で、それ以外はウイグル人が古来から住む旧市街(老城)になっている。

衛星写真で見ると、建物の違いが一目瞭然
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0810
(2016年のグーグルマップより)
せんとてーーーーーーーーん

新市街は大きなビルや団地が建ち並んでいるが、旧市街はレンガ造りの小さな家がゴチャゴチャ並んでいる。
建物の違いが、「」と「」になって見えているっしょ

今から探検するのは、もちろん「」の旧市街のほう
では、進んで行こう

横道を歩き出すと、こんな光景に変わる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0811
(2006年撮影)
いきなりビルがナイっす

旧市街の中では、道の両側に小さな商店と露店が並んでいる。
まず目指すのは、奥の木が生えている場所ッス~

数分で木が生えている所の広場に到着(地図の
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0812
(2006年撮影)
お馬さぁーーーーーーーーん

昨日は夕暮れ時だったので何もやっていなかったが、今日はいろいろいるねぇ~
ココは、お馬さんに乗って記念撮影をする露店のようだ。

そのお隣さんは…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0813
(2006年撮影)
開店準備中か…な

座っているのは店の家族っぽいね。

奥には、日本のショッピングモールや遊園地等にある、お子様用の乗り物も置いてあるねぇ~。
キッズにとっては、ココが遊園地なのだろう

くるっと見回してみよう。

右に振り向いていくと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0814
(2006年撮影)
寺院と道ッス

この道は、おそらく地図のから方向に向かってへろっと伸びている道路だと思う。

では、もう少し右に向いて、寺院(モスク)のお姿をば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0815
(2006年撮影)
色合いが美しいッス

青い空」と「木の緑」と「黄色い壁」の組み合わせが何とも
(南欧っぽい色だね)

まだ昼の礼拝の時間ではナイので、観光客が中を覗きに行っているような雰囲気だ。
特別な礼拝時は、広場前もビッシリとムスリム達で埋め尽くされるようだ。
(昔のNHKの「シルクロード」ではそうだった)

先へ進もう。

広場の向こう側に行き、右にある横道の「阿熱亜路(アールーヤールー:Areya road)」に入る。
(地図のからの上を通ってに出る、半円形っぽい道)

路地はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0816
(2006年撮影)
来たーーーーーーっ

まさに望んでいた光景だ

す~~っかり取り憑かれたように、夢中で歩く。
上下左右、どこを見ても魅力的だ

途中には…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0817
(2006年撮影)
改築中の家だろうか

老城内は、日干しレンガに土やモルタルを塗って固めたような造りの家ばかり。
このような工事中の姿を見ると、家(壁)の構造が良く解る

ココから右を向いた景色は、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0818
(2006年撮影)
ヤーレン ソーランよぉ~~~~

とってもイスラムでウイグルな光景なのだけど、街中に流れているラジオから聴こえて来る歌は、ナゼか吉幾三の「酔歌(すいか)」なのだ。
それもウイグル語バージョン

極東から4000Km離れたアジア大陸のど真ん中まで来て、イクゾーかよ。(笑)
しかも、オラのカラオケの得意曲

当然、日本語で歌いながら街を歩く。
笑いが止まらナイ

ウイグル人は日本人好き」と聞いていたけど、まさかココまでとゎ…
(旅に出る前に「ウイグル人に会ったら、漢民族と間違われてイヤな目に遭わナイように日本語を話せ。親切にしてくれるから」と言われていた)

酔歌」以外にも、日本の曲(ウイグル語版)が結構流れている。

う~~ん、ココは一体どこなんだ(笑)

さらに右を見ると…
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0819
(2006年撮影)
トンテンカン、トンテンカン

この道には、商店と町工場がたくさんあるねぇ~。
ハンマーで叩く音や、木を削る音などがあちこちから聴こえて来る。
(それと一緒に日本の演歌もね

こんな家もハッケーン
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0820
(2006年撮影)
おぉ、いぇい

増改築を繰り返して、このようなフクザツな形になったのだろうか…
地震がほとんどナイ地域なので、レンガや木材を積み上げて行けば建て増し出来るからね
(ちうごくで「建築基準法」なんて、まともに機能しているワケないだろう…(笑))

…それにしても暑い……いや、「熱い」っ

乾燥しているので汗が出て来ナイし、出てもすぐに蒸発する。
熱中症になりそうだ。

水分補給はしっかりしておこう。
ジュース類は簡単に手に入るので、ありがたや
(当たり前だが、老城内で麦汁は売っていない)

少し進んだら、住宅地に差し掛かったようだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0821
(2006年撮影)
気になるーーーーーーぅ

何とも気になる横道ではナイか

入ってみたいが、ココこそウイグル人の住宅地。
外国人が興味本位で入るワケにもいかないだろう…。

そうそう、大抵の横道の入口にはキッズがいて遊んでいる。
彼らは外国人だと解ると、人見知りもせずにニッコリと手を振って話し掛けて来る。
ウイグルキッズ、なかなか人懐っこいぞ

あまりに横道が気になったので、ズームで撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0822
(2006年撮影)
奥に人がいるぅぅぅぅぅ~~~~っ

静かなので誰もいないと思っていたら、奥にキッズとママの姿が。
手前で遊んでいるキッズの母親達かな

この細い路地、実はこの先まだまだ続いている。
(後日、別の横道から入ってみた)

まさに「迷宮への入口」なのだ

建物がレンガのせいか、視界が全体的に赤茶色っぽい。
その中で、鮮やかな緑色が目に入って来た。

近寄ってみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0823
(2006年撮影)
すずしげぇ~~~

右手前の建物はモスクだねぇ。
それで周囲に木が生えているのかな

テコテコ歩いていると、ステキな看板をハッケーーーーーン
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0824
(2006年撮影)
メンズビーム大量放出ぅぅぅぅぅぅーーーっ

おそらく店主であろう顔写真が、どどーーん!
ウイグルでは、このような顔写真付きの看板が多い。

この店、珍しくピンク色でおけしょーされている。
周囲とは明らかに違う色遣いだ

何のお店なんだろう…

アップで見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0825
(2006年撮影)
あっばすーーーーーーーぅ

床屋さん(美髪中心)だ。
アルファベットで「ABBAS」と書いてあるから、店名か店主の名が「アッバス」なのだろう。

ほっぺたとアゴの青ジョリが、ス・テ・キ

店員さんが男性だったら、お客は当然男性のみ。
女性だったら客も女性のみ。
この店は、おそらく「メンズな床屋」であろう…。
(でも窓がピンク色なので、どっちか判らん

キョロキョロしながら歩いていたら、見晴らしのイイ場所に出た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0826
(2006年撮影)
ひろーーーい

今歩いていた路地から、環状道路の東側「吐曼路(トゥーマンルー:Tuman Road)」に出た所。
(地図のの辺り)

こちら側からだと、老城のお姿が良く判る。

ちょうどハト達が飛んでいたので1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0827
(2006年撮影)
えぇ~のぉ~~~

今まで歩いて来た道は、(おそらく)左側に見える木々の辺りにある。
ちなみに、左に見えるモスクのように、塔の上には必ず三日月の飾りが付いている。
(イスラム教のシンボルは「」なのだ。イスラム圏の国旗や救急車を見るとよく解る)

この地点で後ろに振り返ると、こんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0828
(2006年撮影)
まるで景色が違ぁーーーーーーう

この広大な道は「艾孜熱特路(アイズールートゥールー:Izlati road)」と言い、ひたすらまっすぐ伸びている。

目の前に見える辺りの左右に広大なバザール中西亜国際貿易市場」(地図の)があり、大勢のウイグル人が出入りしている。
ココは日を改めてゆっくり来てみよっと

さて、今日の最大の目的、まずは銀行に行かねばっ
宿代と列車代を用意しておかないとね。

ガイドブックで事前調査したところ、街の中心にある中国銀行でしか両替出来ナイらしい。
なので、ココで向きを変えて、街の中心へ向かって歩き始める。

今歩いて来た道を少し戻り、途中で左に曲がる。
すると、先のほうにビルが立ち並ぶ都会的な光景が見えてきた。

少し歩くと、広い道路「人民東路(レンミントンルー)」に出た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0829
(2006年撮影)
…あぁ、やっぱりココは「ちうごく」だ。

突然、中国の一般都市に引き戻されたような、変な感覚。
(「人民路」「解放路」「中山路」「建設路」「友誼路」は、ちうごくのどの都市にもある道路名)

まっすぐ歩いていると、目の前に「あのお方」の姿が…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0830
(2006年撮影)
まおさまーーーーーーーーっ

このちうごく最果ての地にも「毛沢東(マオツートン)主席」の像ぐゎ

歩いている人達も、急に漢民族だらけになった。
この写真だけを見ると、北京と何も変わらナイ光景だ。

では、まお様をアップで。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0831
(2006年撮影)
ふくよか~~~~

結構晩年の姿を像にしているね。

人民帽の上にいるハトのほうが偉そうだ
たまにしか雨が降らないせいか、像が汚れていなくてキレイだ。

像の下には、共産党(人民政府)の看板があった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0832
(2006年撮影)
わかーーーーーーーーーいっ

こちらのまお様は、えんらい若いッスな

紀念紅軍長征勝利70周年」なので、若い時の写真のほうが良いのだろう…。

長征勝利(新疆地区への遠征に勝利した)記念」のせいか、この看板にはウイグル語が書かれていない。
ウイグル人には気分の良くナイ看板であろう…
(グーゼンにもウイグル人しか写っていないが…

さて、銀行ぢゃ

ちうごく銀行は、まお様の斜め前に建っている。(地図の
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0833
(2006年撮影)
やっと着いたぜぃ…

ココで5万円の両替をする。
1万円で675.1元だった。(1元=14.8円)

カシュガルで生活するには必要のナイ額だが、いつ替えられるか判らナイので余裕を持っておいた。
5万円(約3400元)なんて、カシュガル市民(ウイグル人)の年収より多いんぢゃナイの…

…なんか急に怖くなった。

今からは、サイフは見せナイで行動しよう。
(「サイフを持っている」事自体が金持ちの証なので)

さぁ、今日最大の目的2つが果たせたので、あとはのんびりしよう

銀行を出て、人民東路を少し進むと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0834
(2006年撮影)
デカい交差点に出た。

人民東路(西路)と解放北路(南路)の交差点で、ココがカシュガル市街の中心点だ。
(地図の

NHKの「新シルクロード」で観た方も多いのでは
恐らく、オープニングに出て来る老人(アクサカル)が立っていた交差点では…
(文頭の動画のリンク先を参照してちょ)
エンディングの少女が立っていたのは、間違いなくこの交差点。

ココは、古来からのシルクロード「天山南路」と「西域南道」の交差点でもあるそうな。
(NHKではそう言っていた)
本当だとすると、2200年前からこの交差点はあるのかぁ…

少し右側を見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0835
(2006年撮影)
大都会だ。

奥が「解放北路(チエファンペイルー)」、左が「人民東路」。
ココだけ見たら、とてもシルクロードの奥地にいるとは思えナイ…。

こんどは左側を見てみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0836
(2006年撮影)
南西の方角ッス

奥が「人民西路(レンミンシールー)」、右が「解放南路(チエファンナンルー)」。
写っている人々も、ほとんどが漢民族だ。

さぁ、先に進もう……イヤ、もう無理だ。

あまりの暑さに、ココでギブアップ
いったんお宿に戻ろう。

現在、北京時間で正午過ぎ、新疆時間では10時過ぎだ。
まだ午後ぢゃナイのに、何てぇ~暑さだ…。

日陰を選びながら、お宿まで歩いて戻る。
途中で「ナン」を買ってみた。

こちらのナンは、カンタンに言えば「ベーグルを日なたに1日置いたようなモノ」だ。(笑)
形はベーグルにソックリで、表面に白ゴマがまぶしてある。
しかも、1個5角(1元=10角)でヒジョーに安い

お宿に戻ったので、部屋で食べてみた。

このナン、味はとても良いのだが、とにかく「表面が硬い
ちぎってお湯に浸けたりして、柔らかくして食べるそうな。

中身はフランスパン程度の柔らかさ(硬さ)だが、店によってかなりの差がある。
(この後いろいろ食べてみたが、パサパサで粉っぽいのも多数あった)

ガンバれば、そのままでも充分食べられる。
…まぁ、乾パンきな粉よりはマシぃ~

イスラム圏御用達の、牛肉鶏肉ソーセージと良く合う
(魚肉ソーセージのイスラム版ですな 写真はこちらの日記の中程にあるッス)

地元民に倣って、お昼寝タ~イム

灼熱の地方の民は、昼は外に出ないで昼寝しているそうな。
気温が下がり始めた夕方あたりから、活動を再開するとのこと。

目が覚めたら夕方だったので、散歩がてらに周囲の店舗調査夕飯を買いに出掛ける。
夕方」といっても北京時間であって、外はまだまだフツーの午後なので明るい。

今度は、お宿の前の環状道路を右側(南)に向かって歩く。

…おっ、いろいろお店があるぢゃん

漢民族のお店もあり、見慣れたチョットした食べ物や生活雑貨類は問題なく手に入りそうだ
だいぶ心理的不安が減ったぞ

環状道路は、途中で名前がコロコロ変わって行く。
今歩いている所は「雲木拉克夏路(ユンムーラークーシァールー:Yunmulakxia road)」と言うようだ。
(お宿の前は「色満路(スーマンルー:Seman road)」と言う)

途中で市場があるのをハッケーン
中を覗き、ナンを2個買う。◎◎

値段は1個5角でさっきと一緒だけど、今度のはデカい
明日の朝ごはん用に、1個は残しておこう

もう少し歩くと、大きな交差点に出た。(地図の
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0837
(2006年撮影)
ちょんぱーーーーーーーっ

今見えている道が、「中巴公路(チョンパーコンルー:Sino-Pakistan Highway)」で、ココが起点っぽい。
」はちうごく、「」はパキスタンの意味。

つまり、険しい山々を越えてパキスタンまで続いている道なのだ
(道路名は「西域大道」となっている)

NHKの「シルクロード」でも観たが、トンでもなく過酷な道なのだ。
行ってみたいねぇ~~。
でも、パキスタンのビザがナイから行けないケドね。
(ビザが欲しけりゃ、北京まで戻らねばならない)

ちなみに、上のおさしんの明るさで19時40分だ。

お腹が空いたので、お宿に戻ろう。
まずは、すぐそばの売店でコーラを買う。
(500~600mlペットボトルで3元(約45円))

コーラは「可楽」と書き、「クールー(ke le)」と発音する。
だが、この「クー」も「ルー」も日本語にはナイ母音なので、いつも通じナイ…。

ちうごく語の「e」の発音は「」ではなく、背中をグッと押された時に言ってしまう「うぅぅぅ…」とほぼ同じ音。
日本語の「」でもナイ。
(ke)」の発音は、夏の暑い炎天下で冷たぁ~い炭酸を飲んで「クゥゥゥゥ~~~ッ」と唸った時に近い。(笑)

またもや「e」の呪いに打ちのめされて、凹みながら歩いていると…

…んアレって…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0838
(2006年撮影)
家の前に立っているの、「」ッスか電柱」ッスか

えんらい傾いてますなぁ~~~。
日本だったらとても許されナイ傾き加減だ

コレ以外にも、すぐ手前に…
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0839
(2006年撮影)
だから、「」ッスか電柱」ッスか

…「仮設ポール」って~ヤツですかぇ

まぁ、木材なので漏電・感電の恐れは無さそうだしぃ~

戻りながら食堂を探してみたが、見つからなかった。
なので、結局は昨日と同じくお宿内の「John's cafe」で食べることに。

いったん部屋に行って、荷物を置いてからカフェに行く。
席に座って、今宵の「でぃなー」を注文。

・新疆啤酒 (しんきょうビール)
・腰果鶏丁 (鶏とカシューナッツの炒め物)
・什景炒飯 (五目チャーハン)

全部で41元(約620円)。
命の麦汁は、1本5元ッス

日本人が一般的に食べているチャーハンは、ちうごくでは「什景炒飯(シーチンチャオファン)」と書く。
什景十景十目」で、意味は「盛り合わせ」、日本的に言えば「五目チャーハン」となる。
味も大体同じ(レタスが入っている場合もアリ)。

なので、「什景炒飯」の4文字さえ覚えておけば、ちうごくで食いっぱぐれる事はナ~イ 

食べ終わる寸前だけど、こんなカンジっす。
(画像をクリックすると拡大するよん)
シルクロード一人旅「我的長征2006」その8・カシュガル・老城を歩く-0840
(2006年撮影)
鶏だけ先に食べちゃった(笑)

鶏の味付けが美味しかったので、麦汁と一緒にパクパク食べちゃったッス~
カシューナッツはつまみになるから、のんびり食べよう。
キュウリは…

ちなみに、こんなに明るいけど、20時40分ッス

店内には、明らかに日本人らしき雰囲気のおじさんが1人座っていた。
イキナリ声をかけるのもなんなので、まずは様子見…
(女性だったらすぐ声掛けたッス(笑))

西洋人達も結構泊まっているようだ。
バックパッカー同士でいろいろ情報交換をしている。

…そうだ、今日の宿代を払いに行かねばっ

お店を出て、本館のフロントへ行き、宿代を払った。
1泊120元(約1800円)。
しっかりと領収書をもらって、部屋に戻る。

…あ、お湯がナイ。

ポットのお湯をもらいに、建物の入口にある受付に行く。
受付にいたウイグル人のおねぃさんに「お湯ちょうだい(請給我開水)」と普通話(北京語)で言ったら、通じたよ~ん

お湯を入れてもらっている最中に、おねぃさんが「アナタ韓国人」と訊いて来たから「日本人だよ」と答えた。
すると、意外そうな顔をされた。

大抵の日本人は団体(ツアー)で旅行するので、個人旅行者は珍しいようだ。
しかも、韓国で個人海外旅行がブームらしくて、かなりの韓国人が来ている様子。

…確かに、昔からちうごくのあちこちで「あなた、韓国人」って訊かれたなぁ~。
目鼻立ちがハッキリしているから、北京の京劇の役者さんかと思った」とも言われたことがある。

…日本人が北京で京劇役者やってる訳ナイでしょ。(ーー;)

とにかく、オラは世界中の人がイメージしている「ニホンジン」とは違っているらしい。
オラの顔立ちは、アジア大陸(中央アジア)では標準っぽい。

ポットにお湯が満たされた。
おねぃさんが手渡しながら、「そうそう、もう1人日本人が泊まっているよ」と言って来た。
うん、知っているよ」と答える。

…やっぱ、さっきのおじさんがそうなのかぁ~。

逆に、あのおじさんしかいないのね。

謝謝」とお礼を言って、部屋に戻る。

もう今日はコレでおしまぁ~~い

あとはベッドでゴロゴロしていよう。
体調も、まだ完全復活とは言えないしぃ~。

TVを点けて、いろいろ観てみる。

CCTV(国営放送)の音楽番組チャンネルがイチバン面白い

おされだし、美女もたくさん出て来るしね

さて、寝ますか。

…おっ、雨が降って来たぞ。
ココでの雨は珍しいっぽい。

んぢゃ、おやすみんみぃ~~~~ん

つづき「その9」はこちらーっ!

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