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2015年11月 9日 (月)

海外旅日記 ~「Go West!ユーラシア大陸横断鉄道旅行1996」その90:クアラルンプールからシンガポールへ~

前回「その89」からのつづきーっ!
その1「香港」その10「広州」その20「ウルムチ」その30「北京」
その40「ウーメオ」その50「ミュンヘン」その60「セルベール」
その70「アテネ」その80「イスタンブール」その90「クアラルンプール」

このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。
その57」からは、その帰路の、ポルトガル→イタリア→ギリシャ→トルコと、シンガポール⇔マレーシアの鉄道旅。

日本帰国は8月28日だよん

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1996年8月25日(日):くもり 一時 雨

Kuala Lumpur:クアラルンプール

確か、朝だったか?
Pさんのオフィスで寝ていたら、突然若い男性が部屋に入って来た。
ビックリして起き上ると、向こうも少しビックリ

そして英語で一言、「Cさんの友達かい?」と聞いて来た。
そうだ」と答えると、「あぁ、ゴメンね。ゆっくり寝てて」と言って、手短に用事を済ませて出て行った。

この彼、当時はPさんの仕事仲間だと思っていたのだが、4年後の2000年にCさんの結婚式に呼ばれて来たら、新郎だった。 

何が何だか解らないが、再び寝る。(笑)

そして、12時ころ目覚めて起きあがる。
Cさんに電話をする。

しばらくするとお迎えが来て、Cさんの実家に行って昼食を食べる。
食後にフルーツを食べながら、少しおしゃべり。

わらび餅みたいな色をした丸いフルーツと、みたいな色をした台形っぽい形の種のデカいフルーツを食べた。

…どっちらもメチャメチャ甘い。

あと、カボチャと里芋の餡と、少し固い餅を重ねて油で揚げてあるスイーツもあった。
揚げ饅頭のようなカンジで、白い里芋餡の中にオレンジのカボチャ餡茶色い餅が層になって挟まっている。
(白・オレンジオレンジ・白の順)

コレも甘かった…。

…それにしても、この一族の話し声はとにかくデカイ。

中国語自体に「有気音(息を強く出す発音)」があるため、本人達は気付いていないけど声がデカくなってしまうのだ。
コレが「ちうごく人の会話は、怒ってケンカしているように聴こえて怖い」と言われるゆえんだ。

さて、次はおばさんの家へ戻るそうな。

タクシーで戻り、しばし休憩。
そしたら、今度はおばさんの母親の家に行くそうな
家は近くにあるとのこと。

お盆なので、おばさんも実家に帰るんだね

JさんやSくんも、おばあちゃんに会いたいだろうし…。

おばさんの母親の家で夕飯を食べる。
ココもおしゃべりがウルサイ。

…なんか、オラは親戚中に紹介されているような…

少しくつろいだ後、またおばさんの家に戻る。
ココでは、Cさん・おばさん・Jさんとハナシをする。

今日は女性だらけだなぁ~。

さて、そろそろシャワーを浴びて寝ますか。

シャワー」と言っても、浴室の一角に水を貯める四角い水槽があるだけ。
それを手桶ですくって頭からかける方式。
お湯はナイ。
夏の海水浴場の水シャワー(行水)」をイメージして頂ければ近いかと。

熱帯地域なので、水でもまぁダイジョーヴだが、冬季は少し寒いとのこと。
(Pさんの妹夫婦の家は、お湯が使えたので気持ち良かった

また今夜もSくんと添い寝だ(笑)

んぢゃ、おやすみぃ~~

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1996年8月26日(月):くもり のち 雨

Kuala Lumpur:クアラルンプール → Singapole:シンガポール

今日は11時ころ起きる。
…といっても、夜中にSくんが寝返り打って幅寄せして来たので、狭くて寝にくくて時々目覚めていたんだけど。

そして、Cさんと近くの屋台村に昼食を食べに行く。
マトンカレーにチキンを載せて、いんげんの細切れ炒めを付け合わせた一品。

チョト辛いが、結構美味い
自宅で作りたくなる味だ~~
(といっても、現在ではすっかり記憶に残っていない…

あと、メロンも食べて、家に戻る。

さぁ、今日はシンガポールに戻る日だっ

明後日は、ついに東京へ移動だ。

荷物をまとめて、挨拶をして出発

タクシー(マレー語では「Teksi」と言う)でKL駅まで移動。
列車の時間までは、買出しや写真を撮ったりすることに。

Cさんは風邪をひいたらしく、駅で大人しくしているとのこと。
そういえば、風邪薬を飲んでたっけなぁ…
鼻水とクシャミばっかりしている。

今から乗る列車の切符はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その90・クアラルンプールからシンガポールへ-9001
(1996年当時のモノを撮影)
14:10発のシンガポール行きだ。

昼間なので、座席の車両だ。
シンガポールは20:08着。
ちなみに、料金はRM34(約1100円)。

列車番号は「1」。
つまり、マレー鉄道の最重要列車という意味であろう。
日本でも、かつての寝台特急「富士」「さくら」や「北斗星」などが「1列車」だった。

では、駅舎の写真を撮ろう。

駅舎の角まで歩いて行き、数枚撮影。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その90・クアラルンプールからシンガポールへ-9002
(1996年撮影)
宮殿のような美しい駅舎は、ぜひ撮影しておかねば

近郊列車も来たので、しっかりと撮っておいたぞ

さて、ホームに戻ろう。
手前の4番線に列車が来るそうなので、ホーム上に立って待つことに。

ココでも記念に1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その90・クアラルンプールからシンガポールへ-9003
(1996年撮影)
あまり「アジアの駅」という雰囲気がしないねぇ~。

屋根のカンジが、北欧デンマークのコペンハーゲン駅っぽくもある…。
(数ヶ月前のコペンハーゲン駅のおさしんはこちらをクリック

列車を待っていたら、おばちゃんに広東語で声を掛けられた。
シンガポールに行く列車はココでイイの」と。

そうですよ~我々もシンガポールに行くからモウマンタイ(無問題)」と2人で答えると…
ありがとう …あなた達、香港人」と聞かれた。

2人で「ううん」と首を振る。
…あっそう。」と、おばちゃんは手を振って笑顔で離れて行った。

我々は広東語をしゃべりはするが、日本人マレーシア人(華僑)だ。
残念だけど、英国(香港)人でもポルトガル(マカオ)人でも中国人でもナ~イ。

…グーゼンかどうか、香港は日本とマレーのちょうど中間だ。

しばらくして、14時に列車がやって来た。
出発は5分遅れて14:15になるとのこと。

…まぁ、マレーシアにしては遅れていないほうだ。
(長距離バス等はすごく遅れる)

列車はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その90・クアラルンプールからシンガポールへ-9004
(1996年撮影)
コレは別の列車だけど、大体同じだ。

今回乗る列車も、韓国の「現代(ヒョンデ:ヒュンダイ)」製だ。

ちなみに、機関車はこんなイメージ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その90・クアラルンプールからシンガポールへ-9005
(2000年撮影)
ゴツい…

コレはマラッカに置いてあった古めの展示車両だが、まぁ、似たようなモンだろう

余談だが、この機関車の製造銘板を観たら…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その90・クアラルンプールからシンガポールへ-9006
(2000年撮影)
日本製ぢゃん

銘板には「KISHA SEIZO KAISHA OSAKA JAPAN 1965」と書いてあった。

コレは、1972年まで大阪にあった「汽車製造(汽車会社)」のこと。
1972年に合併されて、現在は「川崎重工」になっている。

さぁ、列車に乗り込もう

我々の席は、F号車の3A・3B番だ。
この車両は、座席は全て中央を向いている「集団見合い式」という配置だ。

座席番号は、シンガポール側から1A・2A~の順になっている。
なので、我々はずっと後ろ向きのままシンガポールまで引っ張られることになる。

後ろ向きであの線路の揺れ…
乗り物に弱い人には耐えられナイかも。
(2015年の現在では、さすがに設備がグレードアップされていると思うが)

14:15、列車は発車した。

列車は揺れながら、熱帯の森の中を進む。
さすが熱帯、森の「濃さ」が違う…

…あ、雨が降って来た。

この先、ずっと雨かなぁ~。
傘持ってナイんだよなぁ…

景色も単調になり、雨で外も見えにくくなった。

…そっか、行きの寝台列車はこんな森の中を走っていたんだねぇ~。

どおりで外が真っ暗(真っ黒)だったワケだ。(笑)
しばらくはまったりと過ごそう。
Cさんは薬飲んで寝ているしぃ~。

乗った車両の、客室とデッキの間の仕切り扉(自動ドア)が壊れていて、開いたり閉じたりばかりしていて落ち着かナイ…
しかも、前の席のお子ちゃまがウルサイ。
この車両にはキッズが多いなぁ…。

そして、日も暮れる19時半過ぎに、マレーシア最南端の「Johor Bahru(ジョホールバル)」駅に到着。
ココで、マレーシアの出国審査が行われる。

出国審査は、係員が座席に出国カードを受け取りに来てパスポートにサインをするだけの、超~カンタンなもの

コレは欧州並みで楽だねぇ~~~

しばらくして、全員の出国審査を済ませた列車は発車した。

…あ、マレーシアでほとんどお金を使わなかった。

食事・宿泊・移動代は全てタダだったのでね
自分で払ったのは、1人行動中の夕飯くらいか

Cさん一族に、非常感謝(^入^)

コーズウェイ」の長い橋を渡って、シンガポールに入る。
ココからは、あと数十分で終点に到着だ。

橋を渡り始めたら、Cさんが「今のうちに先頭に行かないと、入国審査の列がスゴイよっ」と慌て出した。
周りの人達も先頭へ移動し始めている。
なので、荷物を持って、先頭車両へ移動して行くと…

…うわぁもう人でいっぱいだ

車両の通路にズラ~~~っと並んでいる。
その列は、どんどん後ろに伸びて行く。

(シンガの街並み)を観る」なんて~ことはもう不可能なので、車内に書いてある注意書きなどをCさんと読んで盛り上がる。
マレー語の「ありがとう」という意味の「Terima kasih(テリマ・カシ)」は、この時に覚えた(笑)

Cさんが「マレーシアとインドネシアでは、微妙に発音が違うネ~~」と、違いを喋ってくれた。
我々がしきりに「てりまかし~~」と読んでいたので、周りにいたマレー人達が不思議そうな表情をしてこちらを見ていた。(笑)

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余談だが、東京の電車内で後ろにいた黒人のお兄さんが、横にいた友達に日本語の「すみません」を説明するために連呼していた時は、コレを思い出して笑いそうになった。
その途中で、彼の足がオラにぶつかった。
そしたら、その彼が「Sorry」とオラに言って来た。

…おいおい、ココでこそ「すみません」でしょが(笑)

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さて、列車はシンガポール駅に到着した。
列車のドアが開く。

各馬、一斉にスターーーーーートっ

ホームの中ほどにある、入国審査用のブースへダッシュ
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その90・クアラルンプールからシンガポールへ-9007
(1996年撮影)
遅れれば遅れるほど、入国完了までに待たされる時間が飛躍的に増えるそうな。

Cさんと一緒に走り、Cさんはマレーシア・シンガポール国籍用、オラは外国人用のゲートへ別れて並ぶ。
オラは3番乗りだったので、すぐに順番が回って来て、パスポートにスタンプを押されて手早く手続きが完了した。
列の中ほどにいたCさんより早かっただろうと思って前へ進むと、なんと目の前に「遅いよ~」と言っているCさんの姿が…

…は、早ぇ。

ハナシを聞くと、マレーシア人とシンガポール人には、パスポートにスタンプも押さナイそうだ。
…どおりで早いワケだ。

とにかく、シンガへの入国は済んだので、後はフリーだ
駅舎の中で写真を撮り、ココで解散。

Cさんは、風邪もひいているのでタクシーで帰るそうな。
オラは地下鉄の「Tanjong Pagar(タンジョン・パガー)」駅まで歩いて戻ろう。
お宿は再び「LEE BOADING HOUSE(リー・ボーディングハウス)」にする予定。

雨が降っているので、足早に歩く。
ビルの軒下で雨をよけながら、地下鉄駅に到着。

そして、「Dhoby Ghaut(ドビーゴート)」駅で下車し、ベンクーレン通りを歩いてお宿に到着。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その90・クアラルンプールからシンガポールへ-9008
(1996年撮影)
今度は入口も解っているので、余裕だぞ

7階のフロントに行って空き部屋を尋ねると、フロントのお兄さんがオラを覚えていてくれて、すぐにチェックインが済んだ。
今夜のお部屋は、7階の3号室だ。(今回は1泊のみ)

疲れたので、シャワー浴びますか

共同シャワールーム(兼トイレ)に行き、頭を洗う。
数日ぶりのお湯だぁ~~~

気持ちイイ~~~

気持ち良く頭を洗って目を開けると、視界が無かった。

…あれオラ死んぢゃったの

落ち着いてそのまま立っていると、外でざわざわ喋っている声が聞こえた。
そして、ほどなく明るくなった。

…あぁ、オラ、死んでなかった(笑)

どうやら、停電したらしい。
誰かがブレーカーを飛ばしたのだろう。
窓がナイので、完全に暗黒の世界だった…

ちなみに、東南アジアの安宿のシャワーは、電気温水器が多い。
なので、ずっと使っているとタンクが空になって水になっちゃうし、停電するとお湯が冷めて行く。

…といっても、海外の電気は200V~240Vが多いので、水を沸かすのはヒジョーに早い。(日本は100V
ホテルの部屋にある電気ポットの仕事の早さに、ビックリした経験を持つ方も多いのでは

サッパリしたので、部屋に戻る。
やっぱ、お湯はイイねぇ~

そうそう、日記を書いておこう。
今日は書くことが多いからね

さて、明日はどうしよう…
明日はシンガポール最終日だ。

…つまり、「この旅の海外最終日」ということだ

ついにこの旅も終わるのかぁ…。

明日はちゃんと外に出て行動しよう

んぢゃ、おやすみぃ~

つづき「その91」はこちらーっ!

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コメント

Cさん一家と親戚付き合いが始まった経緯がよおくわかりました。

投稿: ばんび | 2015年11月 9日 (月) 07時47分

★ ばんびさん

数年前はCさんが娘も連れて東京にやって来ましたとさ。

投稿: まりりん | 2015年11月 9日 (月) 09時50分

1人暮らしをしてた時に近所に中国人女性が経営されてるお店があって時々食べに行ってたの。
日本語で上手にお話ししてたけど サバサバした口調で
感情をズバッ★っと口に出す方でね。
その女性と会話してたら「ひょえ~~!!」っと思うこともあったけど 思いながらも会話を楽しんでたんだワタシ。(笑)

おまけ。
マラッカの展示車両のお顔。
マジンガーZを思い出してしまった・・・。

投稿: ひめ子 | 2015年11月10日 (火) 20時00分

★ ひめぽ

自分の思ったことをハッキリ言わないのは、世界的に見ても日本人女性くらいなモンだよ…
だからうつ病が多いのさ。

…マジンガーZ

ボク、5さいだからわかんなーい

投稿: まりりん | 2015年11月11日 (水) 00時39分

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