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2015年5月28日 (木)

旅日記 ~「初めてなのに懐かしい 三岐鉄道三岐線 2015」その4・西藤原→近鉄富田の車窓の旅~

前回「三岐線2015その3」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

2015年4月12日に三重県の「三岐(さんぎ)鉄道」を探検して来たぞ

さて、「近鉄富田(きんてつとみだ)」駅まで一気に戻りますかいのぉ~。
今日中にもう一つの路線「北勢線(ほくせいせん)」も乗りに行きたいのでね
どちらの線も列車本数が少なく、終点まで1時間ほど掛かるので、のんびりとはしていられナイ。

まずは、先頭のお顔を1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道三岐線2015その4-5401
キッズがハゲしくチョロチョロしていたので、タイミングを見計らって素早く撮った。

このキッズは車でココに来ているようだ。
なので、電車の発車時間には無関心
1時間に1本だから、乗るならそろそろ慌てないとね(笑)

発車する前に、車内のパーツもいろいろ撮ってみた。

まずはコレ。
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三岐鉄道三岐線2015その4-5402
近鉄富田寄りの先頭車「クモハ805」の銘板。

」は「モーター(動力)のある車両」の意味。

運転席背後にあるこの銘板、「西武 所沢車両工場 昭和42年」のプレートが丸い旧タイプのものだ。

だけど、同じ車両の連結面寄りに行って見上げると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道三岐線2015その4-5403
年号は同じなのに、新タイプの菱形プレートが付けられている。

コレはかなりレアである。
…ナゼって?

銘板は、国内では通常は1両に1つしか取り付けられていない。
なのに、この車両には2枚も付いている。
しかも新旧両タイプが…

この理由は、元々中間車だった「モハ」に、先頭車「クハ」の運転台部分をスパッと切ってくっつけちゃって「クモハ」にしたからだ
まるで模型のような切り継ぎ合体改造

新タイプの銘板でも、年号が古いのは時々見掛けた。
古い銘板が破損したり、工場で内装(化粧板)をリニューアルしたりすると、新しいのに取り替えられることもあったからだ。
昭和42~44年辺りが銘板デザインの過渡期っぽい)

禁煙」のプレートは西武当時のまま。
車両番号「805」のプレートは、三岐に来る前は「781」番だった。
(運転席背後は、元「1781」番)

では次に、中間車「モハ」の銘板等をば。

近鉄富田(クモハ)寄りはこんなカンジ。
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三岐鉄道三岐線2015その4-5404
銘板機器箱が取り付けられている。

危険品持込禁止」もオリジナルのまま。
機器箱は、ドアや側面ランプ等のスイッチが入っている。

余談だが、貫通扉上部に細長いプレートを剥がした跡があるでしょ。
非冷房の時代には、そこに車両番号のプレート(「781」)が付いていた記憶がある。
もう相当昔のことなので、記憶が曖昧。
記憶が間違っているかもしれナイ…

反対向きの西藤原(クハ)寄りはこんなカンジ。
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三岐鉄道三岐線2015その4-5405
こちらは製造銘板車番禁煙プレートがある。

製造銘板は旧タイプで「昭和42年」。
車番は「806」、つまりこの車両は「モハ806」と言う。

余談だが、この端面だけ他の部分と違って白い板でナイでしょ。
コレは、ココに横長の機器箱が設けられているためで、結構室内側に出っ張っているのだ。
なので、表面の仕上げが、天井の白でなく室内のベージュと同じ色になっているワケ。
貫通路の上に大きなフタがあるのが判るっしょ

…んでは、室内の注意書きプレート等をば。
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三岐鉄道三岐線2015その4-5406
お願い」プレートと「シルバーシート」のステッカーだ。

コレはオリジナルのまま。
現在の西武線でも同じ「お願い」プレートが付いている。

子供の頃は、「お願い」を「おがんい」と読んで(親に?)笑われたっけかな…
なので、今でも通勤時に心の中で「お・が・ん・い」と読んでいる(笑)

下の「窓から手や顔を~」ステッカーは、新しいね。
JRで現在貼られているモノにかなり近いデザインなので、最近貼られたのだろう。

もういっちょ。
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三岐鉄道三岐線2015その4-5407
非常用ドアコック」のプレートだ。

これも西武時代のオリジナル。
幸い、今までコレを実際に操作している場面に出くわしたことはナ~イ。

最後に、車体外側の連結面をば。
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三岐鉄道三岐線2015その4-5408
形式名・重さ・定員・検査日が書いてある。

26.4」は「平成26年4月」に「22.6」は「平成22年6月」に定期検査(車で言う車検)を受けたという意味。
これらの表記は法規で義務付けられているので、日本国内の車両にはどこかしらに書かれている。
書体は三岐鉄道仕様のようだ。

さて、コレで各部の点検も終わったぞ

前方を見ると、出発信号がに変わっている。
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三岐鉄道三岐線2015その4-5409
いよいよ発車だ。

運転士さんもやって来た。
帰りも「かぶり付き席で」と思ったのだが、発車近くになって男性が一人最前部までやって来た。

…コレでは窓を開けて楽しめナイ。

そこでチト考えた。

……!!

そうだ、京都……いや、中間車に行こう。

中間車の連結面の小窓を開けて、走行音を楽しむのだ
子供の頃はよくこの窓を開けて、レールのつなぎ目の爆音を楽しんだよなぁ~
幸い、中間車に乗客は誰もいない。

小窓をオ~~~~プン

ほどなく列車は発車した。
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三岐鉄道三岐線2015その4-5410
いぃぃぃぃぃぃやっほぉぉぉぉぉ~~~~ぅ

そうこう、この音とこの眺め

新型車両の窓が下から開けられなくなってしまった今の世では、コレは貴重な体験だ
一気に子供時代の懐かしさがこみ上げてくる

この車両は、窓を全て上にしまって全開にすることも出来るのだが、もうイイ大人なんだから、そこまですることもナイだろう。
…危険だし。
下半分を開けてしばらく楽しむ。

ふと上を見上げたら…
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三岐鉄道三岐線2015その4-5411
イイねぇ~~~~~~♪

西武時代のままだ
車体がかなり汚れているが、太陽光線とのコラボがカッチョエェ~

さて、行きにコーフンして撮りまくった、東藤原のセメント工場が近づいて来た。
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三岐鉄道三岐線2015その4-5412
林の向こうに工場が見えるね

カメラを持ってスタンバイ。

列車が林を抜けたと同時に、再び撮りまくった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道三岐線2015その4-5413
カァ~~~~~ッチョエェ~~~~~

こっち向きのほうが、ぜ~んぜんエェやん
いかにもセメント工場」的なニオイがプンプンなのぢゃ

そして、つづけて…
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三岐鉄道三岐線2015その4-5414
めかめかーーーーーーーーーっ

なんというメカメカしさ
この建物を設計した人、超スゲーよ 

ココは速度も出ているので、アッという間に通り過ぎてしまう。

東藤原駅に伸びる貨物線もしっかり撮っておいた。
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三岐鉄道三岐線2015その4-5415
パッと見、複線のようだね…

…ってか、架線柱の辺りの左側のレール、少し盛り上がってませんかぁ~?
上下にズレているのなら車両が少し斜めに傾く程度で済むが、左右に歪んでいたとすると脱線する可能性がある。
(多分、上下の歪みでしょう…)
まぁ、ココを走る貨物列車は速度がかなり低いので、それほど危険性はナイのかもしれないケド~。

さて、行きに撮影出来なかった展示車両(貨車)を撮ってやろうぢゃナイかっ

今度は展示場所も判っているので、しっかりとカメラを構えてGo!
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道三岐線2015その4-5416
ホッキーーーーーーーーーーっ

真っ黒で車体表記が何もナイが、コレは「ホキ5700」形というセメント用ホッパー車だ。
車番は「ホキ25767」。
全国でもよく見られた形式で、関東では秩父鉄道JR八高線でも走っていた。
この車両を画像検索すると、2014年はサビサビだが車体表記もあったので、お化粧直しの最中なのかな?

行きに留置線に停まっていた貨物列車は、もういなかった。
…残念。

…いや、待てよ。

いない」ということは「今日は貨物列車が動いている」ということ
期待が高まる

途中下車して貨物列車を撮影しても良いが、今日はあまり時間に余裕がナイ。
初めての地なので、無理して飛ばさナイようにしなければ…。
また来ればイイんだしぃ~

列車が東藤原駅のホームに停まった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道三岐線2015その4-5417
いやぁ~~~~~~~~ん

メッチャ目の前にタッキー様が

1996年以来、約20年ぶりに見る「タキ1900」が連なった貨物列車だ
かつて、西武線であれほどフツーにいつでも見れていた列車だったのに…
(西武の貨物列車は1996年3月廃止

ヤヴェェェ、スイッチ入った

連結面の窓はもうイイ
右側の窓を開けてカメラを構えてスタンバイ。

このセメント満載の貨物列車、どうやらこれからJR富田駅まで走るっぽい。

…動き出すのを見てみたい。

…でも時間ぐゎ~。

泣く泣く諦め、車内から撮影することに。

先頭の機関車は、結構近くにいた。
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三岐鉄道三岐線2015その4-5418
あぁ、これぞ貨物列車。

貨物は、機関車が付いてこそ「列車」だ

こちらの列車が動き出した。

ホームを抜けると、機関車が近づいて来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道三岐線2015その4-5419
…ち、近い。

こんな間近で見る貨物列車は、秩父鉄道以来だ
(秩父の貨物列車日記はこちらをクリック

車は機関車の横を通り過ぎた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道三岐線2015その4-5420
あぁぁぁぁぁぁ…

また見に来るよぉぉぉぉぉぉ~~~ん

列車は淡々と走り、次の「伊勢治田(いせはった)」駅に停車。
上り列車だけあって、乗客が増えて来た。

先頭車を見ると、女子高生の1グループが中ほどにいるだけだ。
むしろこっちの中間車のほうが人が乗っている。

…ってなワケで、今のうちに先頭の「かぶり付きシート」にそそくさと移動した。

あとは大人しく前方を見て行こう。
人が増えたからもう窓も開けられナイしね。

そして再び、車庫のある「丹生川(にゅうがわ)」駅へ到着。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道三岐線2015その4-5421
どこでもそうだが、駅名板をイタズラする高校生って必ずいるよね…

下り列車と交換後、列車は発車。

行きとは逆方向から車庫を見てみた。
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三岐鉄道三岐線2015その4-5422
手前にいるラッピング車両の他に、奥にも同じ形式の車両がいるのが見えた。

この車両は「101系」といい、元西武の「401(411)系」だ。
2両編成で、お顔が平べったい食パンタイプなのが特徴。

今乗っている801系とは兄弟だ。
西武時代も仲良く手をつないで走っていた。

そして、留置線にいた列車も撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道三岐線2015その4-5423
ココにもいたね、食パン君

かつで西武線にいた3ドア車両のほとんどは、この乗っている列車のお顔か、ココにいる2つのお顔の、計3タイプのどれかに当てはまる。
つまり、三岐線には一昔前の西武の代表的なお顔が全て揃っているのだ

駅構内を出てすぐに、行きにすんごぉ~~~~く気になっていた場所に戻って来た。

それはコレだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道三岐線2015その4-5424
あくろばっとぉぉぉぉぉぉぉーーーーーっ

なんと線路の真上に工事現場がっ

コレは初めて見た。
通常、線路上に橋を架ける時などは、別の場所で組み立てた橋を巨大クレーンで吊り上げて「よっこらせぇ~」と一気に設置してしまう。
あるいは、太い鉄骨を1本先に架けておいて、そこに肉付けをしていくとかの工法だ。

巨大な仮設足場が宙ぶらりん…
解っちゃいるけど、「落っこちて来ないのかな」…?

さてさて、列車は淡々と各駅に停まり、再び「平津(へいづ)」駅に戻って来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道三岐線2015その4-5425
行きに見たのと全く逆の立場のアングルっす~~~~

…コレはなかなか面白い

さぁ、あと2駅で終点の近鉄富田駅だぞ
この先、線路はほぼ直線だ。

景色も街中なカンジになってきた。
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三岐鉄道三岐線2015その4-5426
奥地の山林から戻って来ると、大都会に見える(笑)

このすぐ先が、近鉄富田駅(旅客列車)とJR富田駅(貨物列車)への分岐点だ。

JR線を鉄橋で越えると、すぐ目の前に分岐点のポイントがある。
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三岐鉄道三岐線2015その4-5427
左が貨物、右が旅客だ。

オラは貨物ではナイので、当然右へ曲がる。

すると、貨物線は地平へと下って行く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道三岐線2015その4-5428
右側にある青い鉄橋の下はJR線で、正面は近鉄線だ。

短い距離でJR線を2度跨ぐのだ。(「」の字状)
ちょうど目の前に近鉄電車が走って来た。

駅まで一緒に行こうねぇ~~

三岐線が近鉄線の横に並んだ。
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三岐鉄道三岐線2015その4-5429
おぉ、なんかカッチョエェ

まさか併走してくれるとは思わなかった。
チョイと大阪あたりの複々線っぽいフンイキも

そしていよいよ駅のホームが見え…
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三岐鉄道三岐線2015その4-5430
名古屋方面の列車も来てるね

およそ2時間ぶりにご帰還~~~
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道三岐線2015その4-5431
意外と長かったよぉ~~~~~ん

列車はホームに停車。
乗客全員がぞろぞろと下車する。

記念にお顔を1枚。
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三岐鉄道三岐線2015その4-5432
やっぱ萩山(はぎやま)駅にしか見えなぁ~い

いやぁ~~~、楽しかったよ
久々にありがとうね
飯能(はんのう)」~「西武秩父(せいぶちちぶ)」間の往復並みの満足度

最後に、駅名板と列車を一緒に撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
三岐鉄道三岐線2015その4-5433
また来るよぉぉぉぉぉ~~~ん

さて、もう14時だ。
急いで次の北勢線に向かわねばっ

いったん改札を出て、近鉄線の切符を買う。
そして同じホームに戻って、近鉄電車を待つ。

さぁ、桑名駅まで戻るのぢゃぁ~~~~~~~

つづき「三岐鉄道北勢線2015その1」はこちらーっ!
つづき「三岐鉄道の貨物だよ2016」はこちらーっ!

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旅と鉄道(20三岐)」カテゴリの記事

コメント

まりちゃん
このタッキー様なら私も惚れちまぃそうです♡
それにしても、まりちゃん記事は鉄道の教科書みたいだぁ^^v

投稿: あめぶる | 2015年5月28日 (木) 06時23分

★ 師匠ぉ

オラの日記は、10年後くらいに貴重な資料になるように書いているッス

こういった細かい部分を調査・研究している人も多いので…

投稿: まりりん | 2015年5月28日 (木) 12時10分

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