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2015年4月13日 (月)

海外旅日記 ~「Go West!ユーラシア大陸横断鉄道旅行1996」その76:イスタンブール・宮殿とモスクを見学~

前回「その75」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。
その57」からは、その帰路の、ポルトガル→イタリア→ギリシャ→トルコと、シンガポール⇔マレーシアの鉄道旅。

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1996年8月8日(木):晴れ

İSTANBUL:イスタンブール

昨夜はなかなか眠れず、結局3~4時頃に寝たと思われる。
睡眠時間がズレまくってるなぁ…。

なので、起きたのもお昼頃。

…今日は1人で観光しよう。

もっさりと支度をして、外出。

ここで、今日歩き回った場所の地図をご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その76・イスタンブール・宮殿とモスクを見学-7601
(1996年当時の地図を撮影)
ちょっと見づらいかもしれないけど、ガマンしてね

…お宿
…地下宮殿
…アヤソフィア
…ブルーモスク
…ジャンクルタラン駅
…トプカプ宮殿の入り口
…ギュルハネ公園
…電車の写真を撮った橋
…シルケジ駅

大体この順番で歩き回った。

さて、まずはお宿のすぐ近くにある「Yerebatan Sarayı(地下宮殿)」を見に行こう
入場料150,000リラ(約180円)を払い、中に入る。

地下鉄駅のように、階段を下りて行くと…
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ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その76・イスタンブール・宮殿とモスクを見学-7602
(1996年撮影)
おぉ地下に大空間がっ

スゲーーーーーーっ

この上はフツーに市街地だぞ。

下まで降りて、さらに奥を見ると…
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ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その76・イスタンブール・宮殿とモスクを見学-7603
(1996年撮影)
ダイQデ~~~~~~~~ン

この地下の大宮殿、東ローマ帝国時代(6世紀)に造られた貯水槽だそうだ。
長さ138m・幅65m・高さ9mとのこと。
中はひんやりとしていて、夏には快適だ

この地下空間には柱がたくさんあるのだが、中には変わったモノもある。
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ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その76・イスタンブール・宮殿とモスクを見学-7604
(1996年撮影)
逆さまになったメデューサだ。

地下なので、どこかの廃材を流用して建造されたためなのか、意図的にデザインされたモノなのかの詳細は不明。
説明では、「悪さをするメデューサを柱で抑え込んでいる(魔除け)」とのことだった。

メデューサ」とは、ギリシャ神話に出てくる、頭髪が毒蛇で見つめた相手を石に変えてしまう女の怪物。

もう1つ、同じような柱があった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その76・イスタンブール・宮殿とモスクを見学-7605
(1996年撮影)
コレはメデューサが横向きになっているね。

この2つがココの観光ポイントにもなっている。
観光客も結構いたねぇ~。

さて、次へ行こう。

…の、その前に。

お腹が空いたので、いつもの「CAN」へ食べに行こう。

今回は…
・キョフテ(köfte:羊の挽き肉のハンバーグの中央にマッシュポテト)
・…何食べたか忘れた。
(笑)

今日も満足

さぁ、次に移動しよう。

次はお宿の目の前にある「Ayasofya(アヤソフィア)」だ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その76・イスタンブール・宮殿とモスクを見学-7606
(1996年撮影)
観光スポットどうしの移動距離が、徒歩数分というのも良い(笑)

アヤソフィアは博物館で、東ローマ帝国(ビザンティン帝国)時代に正統派キリスト教の大聖堂として建設されたそうな。
その後、キリスト教の帝国が衰退し、イスラム教国家の支配下となった。
その時にモスクとして改装されて、現在の博物館に至るとのこと。

なので、「キリスト教の教会」と「イスラム教のモスク」が合体したような建物になっている。

まずは入場券(340,000リラ:約410円)を買う。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その76・イスタンブール・宮殿とモスクを見学-7607
(1996年撮影)
…何か、写真の建物、ちっこくね

文字はちゃんと「アヤソフィア博物館」と書いてあるので、間違いナイ。
敷地内の別の建物かな

では、建物の中に入ってみよう。

…デカい。とにかくデカい。

ドーム状なので、中は広々している。
元々がキリスト教会だったので、やはり教会のような雰囲気がある。

でも、上を見上げると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その76・イスタンブール・宮殿とモスクを見学-7608
(1996年撮影)
アッラーーーーーーーーっ

柱にはイスラム教のシンボル、アラビア文字で「الله アッラー(神)」と書かれた飾り(カリグラフィー)が。

そして天井にはキリスト教のシンボル、キリストとマリアの画が。
(見づらくてゴメンね

この2つが同じ空間にあるということは、世界的にも大変珍しいことなのだっ

キリスト教イスラム教ユダヤ教の「」は、全て同一人物(唯一神)だ。
(同じ地域でユダヤ教→キリスト教→イスラム教の順に成立していった、兄弟的宗教だ)
なので、共存していても不思議はナイと思うのだが、イスラム教とユダヤ教は「偶像崇拝禁止」なので、人物や動物の画や像が飾られることはナイ。

シルクロードなどで、イスラム勢力に征服された仏教遺跡等は、ことごとく画や像の顔を破壊されたのだ。
特に「」を忌み嫌うので、目だけが残っているモノなどは、まずナイ。

そんな中、ココにキリストなどの画がそのまま残っているということは「奇跡」に近い。

…ってなワケで、この建物の中にはキリスト教の壁画(モザイク画)が数多く残っている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その76・イスタンブール・宮殿とモスクを見学-7609
(1996年撮影)
マリアとキリストだ。

この他にもいろいろあるようで、イスタンブールの地図(パンフ)の表紙にも描かれている。
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その76・イスタンブール・宮殿とモスクを見学-7610
(1996年撮影)
おぅ、ぢーざす

イエス・キリストだ。

さすがトルコ。
周辺の他のイスラム教国家では考えられない表紙だ。

中は一部が工事中で、巨大な足場があった。
なので、全てを観ることは出来なかった。

自分のすぐ前を、アラブ系の家族が歩いていた。
特に、奥さんとおばあさん(まさか第1・第2夫人)の黒いベール「ブルカ」が印象的だった。

…あぁ、ホントにイスラム圏にいるんだ。

国や宗派によっては、女性は全身真っ黒なブルカに包まれているのだが、人によって多少差がある。
(トルコでは、女性の格好は自由)
おばあさんは手袋までしていて、目の部分以外は完全に真っ黒。
奥さんは、袖の部分から赤と白のギンガムチェックのシャツが見えた。
裾からは青いジーンズが…。

…あ、中の服装は一緒なんだ

…何だろう、シャツの袖が見えただけでドキドキしてしまった。
何か「見てはイケナイものを見てしまった」罪悪感みたいな。

やはり、女性はある程度カラダを隠していたほうが魅力的(神秘的)だ

さて、次に行こう。

アヤソフィアを出て、目の前の公園を歩く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その76・イスタンブール・宮殿とモスクを見学-7611
(1996年撮影)
正面に見えるのは「Sultanahmet Camii(ブルーモスク)」だ

ブルーモスクは今でも礼拝所なので、気安く中には入れない。
なので、今は横を通過。
(明日にでも観に来よ~~っと

モスクの横を抜け、側へと進む。
ココで少し道に迷い、裏道の住宅地を歩く。

のどかな午後だねぇ~~

そして、海沿いにある「Cankurtaran(ジャンクルタラン)」駅に出た。
この駅は、シルケジ駅から1つ目にある。
日本でもよく見るような、ごく一般的な都市の駅。
島式ホーム(上下線の中間にホームがある)だった気がする…

ホームの高さが日本と同じくらいなので、欧州の駅とはだいぶ違ったフンイキ。
やっぱ、トルコは「アジア」なんだねぇ~。

駅からは、すぐそばにある城壁に沿って歩き、大きな門の前に出た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その76・イスタンブール・宮殿とモスクを見学-7612
(1996年撮影)
立派だねぇ~~~

コレが「Topkapı Sarayı(トプカプ宮殿)」という、15~19世紀にオスマン帝国の君主が住んでいた宮殿だ。
今は博物館になっていて、国宝級のモノがたくさん展示されているそうな。

でも今回はお金を持っていないビンボー旅行なので、入場料をケチッて中には入らなかった。
(暑いのと、まだ歩き回るので体力を残しておきたいというのもあった)

門から少し移動し、お宿の方へ行く坂道を下る。
すると、お宿のすぐ近くにある、虹のゲートの前に出た。

…ココは公園のようだ。

入場料40,000リラ(約50円)を払い、中に入る。
この公園は、トプカプ宮殿に隣接した「Gülhane Parkı(ギュルハネ公園)」というそうな。
地図を見ても想像つくが、元々は宮殿の一部だったのだろう。

広々した公園内をのんびり歩き、反対側の海沿いに出る。

目の前に線路を跨ぐ橋があったので、この周辺で列車を撮ってみることにした。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その76・イスタンブール・宮殿とモスクを見学-7613
(1996年撮影)
しばらく待ったが、近郊電車しか来なかった。

ホントは長距離の客車列車を撮りたかったんだけどなぁ…
相変わらず、オニーチャン達はドアから半身出して乗っているね。

この電車、よく見ると新旧のタイプがあるようだ。
前面の塗り分けが「曲線」か「カクッと折れ曲がっている」かの違いと、屋根上の機器配置の違いは判った。
(「その72」で、2タイプの写真が載っているよぉ~ん)

さて、次に移動しよう。

すぐ目の前がシルケジ駅構内なので、線路沿いに歩いて駅前に出る。
駅前の郵便局へ行き、香港のおねーさまへ国際電話を掛けるが不在。
日本のおねーさまにも掛けてみたが「帰りが遅い」とのこと。

このおねーさま達は、東京で一緒に広東語を習った「ご学友」だ
ケータイがまだ普及していないこの時代、連絡を取るのはタイヘンだった…

…仕方ナイ、お宿に戻ろう。

部屋に戻り、目の前のベランダ(屋上)で昼寝(夕寝)。
そして、18時頃に「CAN」へ夕飯を食べに行く。

・ステーキと、肉としし唐の煮込み(肉じゃがに近い)
・肉とフライドポテト(三角形状)としし唐

を注文。

今日も美味しかったが、ししとうの最後の1個がキョーレツに辛く、のたうち回ってしまった。

最後の1個が「アタリ」だなんて…

トルコ料理はトマトししとうを大量に使うようだ。
ナスイモ豆類も多い)

帰り道、路上にアイス売りがいたので、食べてみることに。
トルコのアイスは「Dondurma(ドンドルマ)」と言い、味はバニラアイスなのだが、食感はお餅(白玉)みたいに粘り気があるのが特徴。

しかも、ただアイスをカップ(コーン)に入れて出すのではなく、いろいろな芸を見せてくれる。
ちょっとしたショー(コント)のようなカンジで超~面白い

2015年の現在では、東京の上野等でもドンドルマ売りを見かけるようになったので、ぜひ実演を楽しみながら食べてみて
(アイスの材料はトルコと同じではナイかもしれない)

お宿に戻って、シャワーを浴びる。
そしてダラダラと過ごし、今日も寝るとしますか。

んぢゃ、おやすみぃ~

つづき「その77」はこちらーっ!

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コメント

ほーー、ユダヤ教→キリスト教→イスラム教、って、勉強になりました。愛.地球博でトルコアイスクリーム大人気だったわ、芸入りだったよ。

投稿: bell | 2015年4月13日 (月) 07時56分

★ おっかさま

トルコアイス売り、昨日の大須にもいましたよ~~ん

投稿: まりりん | 2015年4月13日 (月) 10時05分

ギョ!万博以来名古屋で開業かな?

投稿: bell | 2015年4月14日 (火) 10時16分

★ おっかさま

先日の大須は外国人だらけ。
なのでケバブサンド売りのトルコ料理屋さんなどもあるのでしょう…

いつ出来たかは、食べに行って聞いてみて~

投稿: まりりん | 2015年4月14日 (火) 11時57分

トプカプ宮殿とブルーモスクもっと見たいよ~。
地下の構造物ってなんだか怖いね。
人柱とか立ってなきゃいいけど…
こういう貴重な遺跡はちゃんと守ってほしいですね。

トルコのアイスは浜名湖花博で一昨年見ました。
パフォーマンスしてたから買いたかったけど、ちょっと高かったのでやめました。

投稿: ばんび | 2015年4月14日 (火) 13時39分

★ ばんびさん

この地下宮殿、何が怖いかって、フツーに市街地の真下にあることです。
上の家はダイジョーヴなんだろか…?

トルコアイス、値段が高いのはパフォーマンス代でしょう。
昔、日本全国で「トルコ風アイス」というカップアイスが売っていましたが、ただ食べただけでは、味も一緒だし面白くも何ともアリマセンでした…
(すぐに消えた…)

投稿: まりりん | 2015年4月14日 (火) 14時04分

柱で抑えられているメデューサを見てたら
自分まで息苦しくなってきた・・・。(^-^;

投稿: ひめ子 | 2015年4月14日 (火) 22時35分

★ ひめぽ

…そなたは蛇かぇ

投稿: まりりん | 2015年4月14日 (火) 23時06分

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