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2014年10月16日 (木)

離島の旅日記~「ここも東京、小笠原。 2007」その1~

「その5」はこちら)(「その10」はこちら

久々に「離島の旅」シリーズを書いてみようかと
(全14回シリーズ)

今回は、東京都の秘境・世界遺産小笠原諸島(おがさわらしょとう)」編その1を…。
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キレイだねぇ~♪

このシリーズは、2006~2007年に集中して日本各地の離島に旅した時のハナシで、以前からmixi(ミクシィ)に載せていたもの。
mixiがいつの間にか「友達限定の閉鎖的空間」(外から閲覧不可能)になってしまったので、こちらのブログにも改めて載せている次第。
(一部、mixi時代の小さめの画像を使用)

この当時、かなりの精神的ストレスから仕事を辞めて、しばらくのんびりしていた。
引きこもり」でもない、外出ばっかりしている「アクティブなニート」だった(笑)

今までの人生で「やりたくても出来ていなかったこと」を「まとめてやってしまえ~~~っ!」てな事で、貯金を使ってガシガシ旅行に行きまくった。
そんな時のおハナシっす

では、スタート

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 なぜ小笠原諸島へ? 

2007年4月3日~8日まで小笠原諸島の父島(ちちじま)を旅してきた。

屋久島沖縄の島々を巡った後は、やはり「最後の秘境」に行かねば
小笠原諸島は、フツーにサラリーマンをしていたら、まずカンタンに行ける場所ではナイからだ。
今行かねば、いつ行くのっ!

…ま、それに「都内」旅行なので気楽だしね(笑)

ホントに「都内」なのか確かめたいというのもあった。

そんなワケで、ガイドブック買って、船のチケットと宿の予約をして準備した。

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2007年4月3日の朝、気合を入れて家を出る。 

近所の人に会ったら「ちょっと都内へ」と言うつもりだったが、誰にも会わず。

東京港の「竹芝桟橋(たけしばさんばし)」へと向かった。
竹芝は、伊豆諸島などへの船が出るターミナルだ。

JRの「浜松町(はままつちょう)」駅から近いので、歩いて行ける。
地下鉄ゆりかもめでも行けるよん)

う~ん、チョット雨が降ってるなぁ…。
そういえば、台風が来てるんだったよなぁ~。
波は大丈夫かな?

ターミナルビルに着いた。
まだ時間に余裕があったので、とりあえず埠頭を観に行った。

すると…
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デカい船が来たーーーーっ

先ほどまでいた、伊豆の大島まで行く高速船とはまるで違う。
(写真の右側に写っている、黄色のお船が高速船)
後ろのレインボーブリッジフジテレビが隠れるほどだ。

このお船の名前は…
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おがまるーーーーーっ

おがさわら丸」と言い、通称は「おがまる」。

これから乗るお船はコレなのだ
よろしくね

まずは、ターミナルの窓口へ行く。
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わくわく♪

小笠原」の文字を見ると、じわじわと実感が湧いてくる。
伊豆の新島(にいじま)へは行ったことがあるけど、それとはぜ~んぜん違うんだな

受付を済ませたら、案内があるまで並んで待つことに。
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番号によって並ぶ位置が決まっているらしい。

まぁ、早めに並んだから、船室内もイイ場所を取れそうだ

ココで突然、見た事がある顔が視界に入った。

よく見ると芸能人が数人。
あぁ、お笑い芸人の慰安旅行か撮影かな」と思っていたら様子が違う…。

中央にタスキを掛けた人が。
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そのタスキには「桜金造」の文字。

なんと彼は、東京都知事選のポスターを、竹芝に来ていた乗船客に「むこう(島)に行ったら、選挙ポスター掲示板に貼ってくださいね」と、手渡ししていたのだ。
そう、この時は都知事選挙直前だったのだ

…これはある意味賢い方法だ。
竹芝からは東京都の離島に行くほとんどの船が出ている。
ここで協力的な市民に委託すれば、効率よくポスターが都内中に貼れるというものだ。
オラも一枚もらってみた。

桜金造氏の右にいる、ピンク色のトレーナーを着ている人はお手伝いさん。
その名を「たけC(たけしー)」さんと言う。
以前、TV番組「元祖!でぶや」などにも出ていたので、ご存知の方も多いだろう。

彼に声をかけたら、ビックリして返事してくれた。
ありがとうございます!すごく嬉しいです」と大喜び。
この後、彼からmixiにお礼のコメントが来た。
イイ人だ

周囲のみんなも金造氏に気付き出した。

中には…
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記念写真~~~~~

旅の前のサプライズイベントだった

選挙結果はみなさんご存知の通りであるが、彼の頑張りに敬意を表したい。

さて、乗船時間

指定された船室に行き、寝床を確保する。
真ん中のほうが揺れなさそうだったので、景色は見れないが中心をキープ。
(景色って言ったって、窓から見えるものは何もナイ)
天気がイマイチなので、揺れないことを願うのみ…。

さぁ、出発シーンを見るためにデッキへ行こう
(船内の写真は後ほどね

このおが丸は、10時に出航する。

デッキに行き、桟橋を見ると…
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横断幕と見送りの人がたくさん

4月なので、ちょうどお役所関係の方々の転勤(異動)と重なったようだ。
都庁関係者(教師も)をはじめ、国家公務員(気象庁や自衛隊や法務省など)の方も結構いる。

小笠原諸島は「日本のはじっこ」。
つまりは「国境」なのだ。[  ] 
なので、単なる観光の静かな離島ではナイのだ。

デッキの左右を見ると…
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おぉ!いっぱい

スーツ姿の皆さんは転勤組だ。
結構多いね…

さぁ!出航だ

船はゆっくりと桟橋を離れる。

さよなら~~~」の声も大きくなる。
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鉄道とも飛行機とも違う出発の光景に、チョット感動。

軽くウルウル来てたら、左にいた女性が泣きながら大声で「ありがと~~~~~う!」と叫んでいた。
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彼女はウルウルどころではナイ。

転勤であれば1年近くは戻って来れないということになる。
同じ「都内」でありながら、全く違う環境に…
小笠原で「生活」するとなると、タイヘンなんだろうなぁ~。

この旅でイチバン印象に残った光景だった。

おが丸はゆっくり東京港内を進む。

ほどなく、目の前に…
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トーキョータワーーーーーっ

東京」の象徴も、しばらく見れないのか…。
都内にいればまず見れる「当たり前の存在」なのにね。

さらに、レインボーブリッジが近づいてきた。
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海上から全景をちゃんと見るのは初めてだ…

すぐに、その下をくぐる。
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デケぇ…。

橋もデカいが、お船もデカいので、今まで観たことがナイ位置からの眺め。
屋形船とは大違いだ

おが丸は、東京港を出て、羽田空港を横目に東京湾内をゆっくり南下する。
東京湾は船の交通量がハンパなく多いので、どの船も慎重に進むのだ。
巨大なタンカーやコンテナ船ともすれ違う。

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さて、ココでこのおが丸の行程について解説しよう。

東京(竹芝)から小笠原(父島)までは、片道25時間半の船旅だ。
距離にして約1,000Km
北だと「稚内(わっかない)」、南西だと「奄美大島(あまみおおしま)」までと同じくらいの距離だ。

このおが丸、約一週間に1便しかない。
それ以外の方法では行くことが出来ナイ。(飛行機もナイ)

…いや、行く方法もあるが、止めておいたほうがイイだろう。
片道42時間の揺れる貨物船に乗る(定員8名)か、クルーザー20時間黒潮をブッちぎるか…。
どっちにしろ、素人に出来る方法ではナイ。

一週間に一便ということは、帰りの船は一週間ナイということ。

なので、小笠原へ観光旅行に行くとなると「一週間でワンセット」ということになる。
途中で帰ったりすることは不可能
延長するとなると、一週間単位になる。
(急病人とかは自衛隊や海上保安庁などのヘリが飛ぶ)

コレが今まで「秘境」として残って来れた要因かもしれない…

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さて、これから丸一日どう過ごそう

一応、ケータイのパズルゲームがあるから時間は潰せるが…。

船内では、新たな出会いを期待したものの、予想に反してというか、予想通りなのか、両脇を70過ぎのジィさん達に挟まれた。
(片方はナイスな紳士だったが、もう片方は少し精神的におかしい人だった。周りのみんなも少し対応に困っていた)
女性はというと、先着順でレディースルームへと行ってしまったのだ…。
仕方なしに24時間の無償老人介護ボランティアをした。

船内は長時間の滞在に耐えられるよう、充分な設備があるのだが、あまりお金は使えない。
(だって父島にいつもの銀行のATMはナイから。クレジットカードも使えないし)

陸地に近い島に行くのとはワケが違う。
太平洋上の孤島」に行くのだ。
緊急時などに備えて、なるべく現金はキープしておいたほうがイイ。
(1万円札はおつりが無くて使えない可能性もあるので、千円札をいっぱい持っていこう)

寝床でグダグダしていたら、15時頃アナウンスが入った。
ただ今、右側に伊豆大島が見えています

おぉそんなら観に行くべぇ~(笑)

おかしなジィさんの相手も疲れたので、いそいそとデッキに向かう。
みんなもヒマらしく、ぞろぞろ出て来た。(笑)

海の先を見ると…
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おーーしまぁ~~~~

大島(おおしま)」だ。
江東区の「大島(おおま)」ではナイ。

チトお天気が良くナイが、晴れ間も見えて来たねぇ~。
コレなら何とかお天気回復するかな?

だが、別の方向を見ると…
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…おいおい、何ぢゃい、あの雲は。

台風の影響の低い雨雲と、高い空にある雲の差といったら…。
まだまだ心配だなぁ。

16時半頃、超~ヒマなので船内を探検することにした。

まずは、甲板に行ってみた。
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おぉ、いぇい

少し風が強いが、イイカンジぃ~

後ろ側を見ると…
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旅情タップリ

しかも、晴れ間も見えて来たぁ~

さらに他の場所へ行ってみよう

階段を下りて進んでいくと…
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みんなも佇んでいるね~~

腕を組んで、じっと遠くを見つめるオニイサンが印象的だった。

船尾に行って、後ろを見ると…
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もう視界に陸地はナイ。

360度、完全に海の上だ

さて、おが丸は伊豆七島の東側沖合いを通り過ぎ、いよいよ「外洋(太平洋)」へ…。
黒潮を横切る形になるので揺れやすくなる。

しかも台風1号が来ていた関係もあるのだろうか、天気の割には揺れている。
でもこんなのはまだまだ。
シケの時はすごいらしい。

余談だが、船尾の緑のコンテナには島民の食料品や転勤組の家財道具などが入っている。
もし海に落っこちたら、一巻の終わり。

おとなしく、船室で寝っ転がってますかのぉ…。

つづき「その2」はこちらーっ!

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●離島の旅(小笠原・沖縄)」カテゴリの記事

コメント

船旅ってたいくつかなと思ったけどいいもんですね。
小笠原諸島が日本に返還されたのちょっとだけ覚えてます。
外国だったのよね。
行ってみたいなよその国~♪

投稿: ばんび | 2014年10月16日 (木) 07時58分

まりちゃん、しっかり読んでるよ⭐️
小笠原の一週間の生活、期待⭐️

投稿: bell | 2014年10月16日 (木) 08時11分

★ ばんびさん

日本の離島は大抵アメリカに接収されてましたからねぇ…

行ける時に行っておきましょう

投稿: まりりん | 2014年10月16日 (木) 10時58分

★ おっかさま

楽しみに待っててねぇ~~~

投稿: まりりん | 2014年10月16日 (木) 10時59分

ここも東洋のガラパゴスと言われている島々ですね
海がキレイだぁ(*˘︶˘*)
死ぬ前に一度は行ってみたい

投稿: ヨメ | 2014年10月16日 (木) 12時44分

まりちゃん

きょうび一週間帰って来れないって、ある意味スゴいことかも^^;
まずは体力つけなきゃね
次回も楽しみ♡

投稿: あめぶる | 2014年10月16日 (木) 18時23分

お~~~、小笠原諸島
そういえば、世界遺産になった時に、地元の人のブログを見てました。
素敵な所ですよね。
しっかし、片道25時間~~~
きゃぁ~~~

投稿: ジャネット・ぽこ・リン | 2014年10月16日 (木) 20時21分

★ ヨメちゃん

東京のガラパゴス、今のウチに行っとくべしぃぃぃぃぃぃ~~~~っ

投稿: まりりん | 2014年10月16日 (木) 22時23分

★ 師匠ぉ

次からの日記にも書くけど、それなりの覚悟と胃袋で臨まなければ行けナ~~イ

行くのがタイヘンだからこそ、沖縄よりもスゴい環境が待っている

投稿: まりりん | 2014年10月16日 (木) 22時25分

★ ジャネぽこさん

なぁ~に、大阪から寝台車で札幌まで行くのと大して変わりませんことよ~~

ただ、景色は水平線だけしかナイというコト

今回のおハナシは、世界遺産になる前の出来事なのだ~

投稿: まりりん | 2014年10月16日 (木) 22時28分

こんにちは、はじめまして。
いいですね。小笠原。
いつか行ってみたいです。
一般の人からすればどうでもいいことですが…。小笠原にヘリコプターで行くことは出来ません。航続距離が足りないんです。そのため急病人は飛行艇で輸送するそうです。

投稿: UW | 2014年10月16日 (木) 23時39分

★ UWさん

はじめまして。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございます

ヘリは硫黄島で輸送機に乗り換えというのは知っています。
さすがに1000Kmも飛べるヘリはナイですからねぇ…
飛行艇も知っていますが、軽~い旅日記なので事細かに書く必要もないかと割愛した次第です。
(興味ある方は、ご自身でいろいろ調べていらっしゃるでしょうから…)

ひきつづき、ご愛読くださいませ

投稿: まりりん | 2014年10月17日 (金) 10時05分

うわ~~小笠原遠いよ~~
三半規管の弱い私は船酔い確実・・・
酔っても逃げ場がないって辛すぎる
隣りのジイさんも気になるし~
その2楽しみにしてます!

投稿: mitsumiya | 2014年10月17日 (金) 11時56分

最初の画像を見て「海キレェ~~~イ」っとワクワクしながら
読んでたら・・・。
出発シーンにウルウルしちゃった。(ノ_-。)
離島旅の記事楽しみぃ~~

投稿: ひめ子 | 2014年10月17日 (金) 22時34分

★ mitsumiyaさん

がぐぅ~~るぐるぅ~~

まぁ、ココばかりはどうしようもナイ

超セレブだったら、自衛隊とかに頼み込んでヒコーキで行けるのでしょうケドぉ~
…あとは、いっそ都知事に

投稿: まりりん | 2014年10月17日 (金) 22時59分

★ ひめぽ

江戸時代の刑罰は八丈島への「島流し」。
父島はソレを数倍も上回る距離。

住所こそ「東京都」なれど、一夜にして生活が根底から変わるんだから、出張組の苦労は大変なモノです…
好きで行くのとはワケが違うので。

その辺もこれから紹介するよぉ~~ん

一般の小笠原紹介日記とは視点がまったく違うので、乞うご期待っ

投稿: まりりん | 2014年10月17日 (金) 23時04分

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