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2014年7月 3日 (木)

海外旅日記 ~「Go West!ユーラシア大陸横断鉄道旅行1996」その63:ヴェネツィア・街歩き~

前回「その62」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。
その57」からは、その帰路の、ポルトガル→イタリア→ギリシャ→トルコと、シンガポール⇔マレーシアの鉄道旅。

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1996年7月27日(土):晴れ

Firenze:フィレンツェ → Venezia:ヴェネツィア

今日は昼間の移動だ

次の目的地は「Venezia(ヴェネツィア)」。

朝食後にチェックアウトし、すぐそばの「Santa Maria Novella(サンタ・マリア・ノヴェッラ)」駅へ移動。

これから乗る列車は特急(IC)の「Trieste(トリエステ)」行き。
この列車、ヴェネツィアを通るのだが、みんなが想像している「あのヴェネツィア」には行かないのだ。
なので、途中の「Venezia Mestre(ヴェネツィア・メストレ)」駅で乗り換える。

晴天の中、列車は快調に走り、ヴェネツィア・メストレ駅に到着。
乗客がぞろぞろと降りる。
みんな「あのヴェネツィア」に行く客だ。

ほどなくやって来た、ごくフツーの通勤電車にぞろぞろと乗り込む。
たった一駅、5分ほどで到着するそうだ。

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ココでヴェネツィアの地形を解説しておこう。

世界的に有名な「あのヴェネツィア」は、海に浮かぶ小島なのだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6301
(1996年当時の地図を撮影)
日本で言えば「江の島」や「安芸の宮島」みたいなカンジ。

鉄道の路線は陸地を走っていて、島には直接経由しない。
地図のが、今降りた「ヴェネツィア・メストレ」駅。
が「あのヴェネツィア」。

なので、陸地の最寄り駅から島まで橋を架けて、線路(と道路)を分岐させて島の入口まで引っ張って来た。
安芸の宮島」で例えれば、「山陽本線の途中駅から線路を分岐し、鉄橋を渡して宮島の入口に駅を作った」となる。
江の島」も、「江ノ電の江ノ島駅から線路を分岐して伸ばして来た」とイメージすればOK

その島の駅名は「Venezia Santa Lucia(ヴェネツィア・サンタ・ルチーア)」と言う。

かの有名な「オリエント急行(VSOE)」の終着駅だ

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電車は長~い海上の橋(リベルタ橋)を渡る。
みんなが知っている「あのヴェネツィア」が見えだした途端、車内がざわめき出した

そして、ついに「Venezia Santa Lucia(ヴェネツィア・サンタ・ルチーア)」駅に到着した。
みんないそいそと出口へ向かう。

我々は宿を探すべく、まずは駅舎の中(インフォメーション)でガイドブックとにらめっこ。
どうやら、駅の目の前に宿があるらしい。
よっしゃでは行ってみよう

駅舎の外に出ると、すぐ目の前に運河があった。
すぐ近くに橋が掛かっていたので渡り、駅の正面まで移動。

そこから撮った写真がコレだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6302
(1996年撮影)
来たーーーーーーーーーーーっ

コレだ、コレだ

目の前の平たい建物が駅舎。
運河と駅舎の間は階段と広場だ。

ついに来たぞーーーーーーーっ

運河には観光用ゴンドラがたくさんいる。
観光客が乗ってガイドされているのだ。

どのゴンドラも同じ歌を歌っている。
(あとで知ったが、「この場所ではこの歌」と決まっているらしい)

早速宿に入り、フロントで交渉する。
フロントにはかなり若い娘が出て来たのでチョットびっくり
女子高生くらいかなココの家族かな

値段を交渉して、「んぢゃ、決まり」(1人4000リレ)となった所で、その娘がニヤニヤしながら何か言いたげに立っている。
オラが「」ってな顔をしていたら、彼女、笑いながら話し掛けて来た。

アナタ、日本人でしょ
うん」(パスポート見てんでしょ)
ココ、イタリアよね
うん」(何が言いたいんだ
アナタが着ているTシャツ、ドイツのベルリンよね
うん
ふふふ…
……あっっっ

…そうだよ。我々は50年以上経っても盟友だよ

まったくのグーゼンながら、「」のスリーカードが揃ってしまった。

ベルリンで買った黒いTシャツをずっと着ていたので、ま~ったく意識していなかった。
(今までの写真でも出て来ているでしょ 次の写真もそうッス

チェックインがすべて済み、彼女は笑いながら「我々はベストフレンドだ」らしき事を言って、奥に消えて行った。

…やっちまったな。

さて、部屋に入って荷物を下ろす。
窓からの景色は、上の写真のとおり。

はやる気持ちが抑え切れずに、すぐに観光に行くことに
宿のおばちゃん曰く、「で島の奥まで行って、歩いて戻ってくるのがベストよ」とのことなので、素直に従うことにした。

さて、まずはヴェネツィアの地図をご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6303
(1996年当時の地図を撮影)
浅瀬の中の島に、運河が無数に走っている。

島の中央にある「」字状の運河は、「Canal Grande(カナル・グランデ)」と言う。
意味は「大運河」。

赤い★が駅。
その左の白い埋め立て地部分までは車道があり、車が入って来れる。
それ以外は歩道のみ

水上にたくさん描かれている線は、水上バスの路線。
車が走れナイので、公共交通機関(バス・タクシー)は全て船

まずは、宿の前(駅前)に立つ。

船の乗り場は対岸(駅側)なので、すぐ近くにある橋「Ponte degli Scalzi(スカルツィ橋)」を渡る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6304
(1996年撮影)
おぉ、いぇい

左岸の中ほどが宿だ。
駅は右側(写ってナイ…)で、小舟が写っている場所が水上バス乗り場番。

ココで、島の中心部の地図をご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6305
(1996年当時の地図を撮影)
歩道と水路が同じくらいあるっしょ

…サンタ・ルチーア駅
…お宿
…スカルツィ橋
…リアルト橋
…サン・マルコ広場
…サンタンジェロ広場
…サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂
…サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会
…水上バス乗り場

まずは、から水上バスに乗り、まで向かう。

水上バスは混んでいる。
やっぱ、ベネツィアに来たらコレに乗らないとねぇ~

船の先頭は、みんなが狙っていて行けナイので、船尾から街並みを見ることに。

さて、ココからはコレをBGMにしながらご覧いただこう
(Youtubeの動画が別窓で開くよん。広告が出たら、数秒後にスキップしてね)
やっぱ聴くなら「本物」だよね

さて、船は船着き場(バス停)に順番に停まりながら、のんびりと進む。
番を過ぎて少し進むと、が見えてきた。

この運河には、橋がなんと3つしかナイのだ。(2008年に4つ目が完成)
そのため、船着き場は左岸・右岸交互に設置されている。

真ん中の橋「Ponte di Rialto(リアルト橋)」をくぐる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6306
(1996年撮影)
イイねぇ~~~~~~

ココがこの島の中心と言ってもイイだろう。
ほとんどの観光客が、この橋を目指す。
この橋の上も、フィレンツェと同じくお店が並んでいる。

お船はまったりと進んで行く。

運河には、水上バスの他にも色々なお船が行き交っている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6307
(1996年撮影)
観光用のゴンドラだ。

場所に合わせて、船頭さんがいろいろ歌ってくれる。

すぐ近くには、こんなお舟もいた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6308
(1996年撮影)
おぉ、いぇい

これは「チャリンコ舟」と言えばイイのだろうか…
自転車と同じように漕ぎながら進んでいた。

コレ、イイなぁ~~~

ちなみに、警察・消防・救急も全て船だ。
リアカーに至るまで、タイヤの付いたものはこの街にはほとんどナイ。

番を過ぎた辺りで街並みを撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6309
(1996年撮影)
ぶらぼーーーーーーーっ

しばしの船旅を楽しむ。
やがて、お船は番の船着き場に到着。
みんなぞろぞろ降りる。

みんなにくっついて歩いて行くと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6310
(1996年撮影)
混んでいるねぇ~~~~

ココにはイチバンの見どころ「Piazza San Marco(サン・マルコ広場)」がある。

その前に、今降りた船着き場のほうを振り返って見てみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6311
(1996年撮影)
さんたぁ~る~ぅちぃ~あぁ~ さんたぁ~~~~~るちぃ~~あ 

コレぞ、ヴェネツィア

目の前の教会は、島の先端にある「Basilica di Santa Maria della Salute(サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂)」だ。

さぁ、サン・マルコ広場に行こう。

…と言っても、建物を曲がればすぐ目の前なのだが。(笑)

広場はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6312
(1996年撮影)
くるっぽぉぉぉぉぉぉぉぉ~~~~ぅ

ハトさんがいっぱいだ

あまりにいたので、アングルを変えて撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6313
(1996年撮影)
おぉ、いぇい

まるで通勤ラッシュだ…

この広場、普段はこうなのだが、最近は大雨が降ったりすると水没するようになってきたそうで。
地盤沈下と地球温暖化の影響だとか。
この1996年当時はまだ水没する回数は少なかったと思う…。

さて、ココからは歩いてお宿に戻ろう♪

細い道と水路が交互にあるような街なので、橋が多い
階段状になっている橋も多いので、自転車も無理。

まずは、観光客が多い、広めの道を歩く。
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6314
(1996年撮影)
イイねぇ~~~~~~

ほかの街と違うところは、この左右の建物のすぐ裏に水路が張り巡らされていることだ

テコテコ歩いていたら、お船でくぐったリアルト橋に着いた。
橋の上が商店街になっている。

橋の中ほどから見るとこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6315
(1996年撮影)
橋の上」ってカンジがしないねっ

橋から運河を見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6316
(1996年撮影)
ぶらぼーーーーーーーーーーっ

サイコーの景色だ
夕暮れなのもイイ味が出てるぅ~~~。

場所によって道の幅はさまざま。
家の通路か」と思うような細い所もあった。

そんな道から、ひょっこり水路に出たら…
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6317
(1996年撮影)
おぉ、いぇい

まさにヴェネツィア

船頭さんの歌声もナイス

細い路地はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その63・ヴェネツィア・街歩き-6318
(1996年当時の絵葉書を撮影)
どんな路地裏にも水路がある。

う~~ん、歩き過ぎてお腹すいたなぁ…

途中のレストランで夕飯を食べることに。

・イカ墨のリゾット
・スパゲッティ ペペロンチーノ

味はとっても良かったのだが、イタリア人並に大量に注文しなかったので、ウェイターのおじさんに軽くぞんざいに扱われた。
ムリだって、あんなに食うの…
決して「ケチ」というワケではナイんだよ。

さぁ、宿に戻ろう

テコテコ歩いてほどなく帰還。

今夜は早めにシャワーを浴びて寝るとするか。

んぢゃ、おやすみぃ~

つづき「その64」はこちらーっ!

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コメント

裏路地の水路にかかる小さな橋がとてもおしゃれですね^^
壁がボロいのもいい雰囲気だ。
こういうところの湿気ってどんなだろう?
今梅雨時なんで蒸し暑さを想像してしまうけど、違うよね。
夏は乾燥してるんだっけ

投稿: ばんび | 2014年7月 3日 (木) 08時26分

★ ばんびさん

緯度が高いので湿気はそれほど無かったハズ~。
でも海沿いなので、時期によってはあるのでしょうねぇ~

投稿: まりりん | 2014年7月 3日 (木) 09時04分

ため息橋、思い出した。

その後海面が上昇して、2005年12月のサンマルコ広場は冠水時の観光用に多く台のような足場がたくさん用意してありました。
リヒャルト橋のショップ☆ nice! だったわ。

投稿: おっかさんbell | 2014年7月 3日 (木) 09時56分

BGM聴きながら見たぜ
この感じいいかも~
旅の情緒も伝わってきそう♡
そして、チャリ舟漕いでみたい~

投稿: あめぶる | 2014年7月 3日 (木) 18時44分

★ おっかさま

もう1回行きますか?
セントレ~アからサンタルチ~アへ

投稿: まりりん | 2014年7月 3日 (木) 20時41分

★ 師匠ぉ

もちろん、夜の宴は…
一樽ぅ~ 二樽ぅ~ 三樽ぅちぃ~~~あ~~~

ブラボーサンタ・ルチーア

投稿: まりりん | 2014年7月 3日 (木) 20時43分

おほ! その旅で行きたかった所は「真実の口」セントコスメディン教会☆映画「ローマの休日」に憧れただべ‥‥‥瀬戸の妹と行っただよ、ローマの冬は雨降り‥‥‥地下鉄乗ったよ、ジプシーに遭ったよ、チェルコマッシモから降りて30分以上雨の中迷子になっただべ‥‥‥
でも一番楽しいイタリアだったべさ☆☆

投稿: おっかさんbell | 2014年7月 3日 (木) 21時06分

旅の最終日の前夜レストランで「カンツォーネの夕べ」があったのさ☆
ステージ上がって妹と歌ったよ「♪ノノレタ〜」高校生の時カタカナで覚えたイタリア語☆
バイオリンのおっさんもソロのおばさんも嬉しがってくれたよ♪

やっぱイタリア好き☆

投稿: おっかさんbell | 2014年7月 3日 (木) 21時13分

★ おっかさまアゲイン

ヴェネツィアの次はローマだから、待っててねぇ~~~ん

投稿: まりりん | 2014年7月 3日 (木) 22時18分

まりりんさん、こんにちは^^

自然と大好きな映画「旅情」のメロディーが頭に浮かび、
鼻歌を歌いながら、この記事を拝見していました♪
「旅情」を見るたび、
私もキャサリン・ヘプバーンのように
この街を歩いてみたいと思っていながら
まだその夢は達成していません^^;
素敵な写真を拝見していると、
こういうところでスケッチしたくなります。

投稿: はるる | 2014年7月 4日 (金) 17時31分

★ はるるさん

Youtubeの動画で「旅情」の曲を聴きながら映画の各シーンを観てみました。

…あぁ、こんなふうにヴェネツィアを楽しみたかった。

ヴェネツィアでのスケッチ、かなりイイのではないでしょうか

投稿: まりりん | 2014年7月 4日 (金) 22時34分

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