海外鉄旅日記 ~「Go West!ユーラシア大陸横断鉄道旅行1996」その59:リスボア~
このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。![]()
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「その57」からは、その帰路の、ポルトガル→イタリア→ギリシャ→トルコと、シンガポール⇔マレーシアの鉄道旅。
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1996年7月23日(火):晴れ
Lisboa:リスボア →
さて、今夜からはひたすら東を目指して「帰国への道」を進む。![]()
昼前に宿をチェックアウトし、「Lisboa-Santa Apolónia(リスボア・サンタ・アポローニャ)」駅へ行くことに。
宿の前の「ロッシオ広場」近くにある郵便局から、昨夜書いた手紙を出す。![]()
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バスに乗って駅へ移動。![]()
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駅で今夜乗る列車の予約をしようとしたら、窓口の係員曰く「マドリードの予約システムとネット回線がつながらないから、少し待って」。![]()
仕方がナイのでしばし待つ。![]()
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(この当時ではよくあることだった)
結構待たされながらも、予約が取れた。
(1996年当時のモノを撮影)
リスボアからスペインのマドリードまでの座席指定券だ★
リスボア22時発、マドリード翌朝8:35分着。
1等車の禁煙席。![]()
さぁ、これで出発時間まで自由だ。![]()
市内観光に行こ~う♪![]()
仲間の1人と一緒に街中を歩く。
(詳細は前回「その58」と前々回「その57」を参照)
旧市街の東側にある城跡と展望台へ行く。![]()
城跡に入って中を歩くと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年撮影)
イイねぇ~~♪![]()
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この城跡は「Jardim do Castelo de São Jorge(カステロ・デ・サン・ジョルジェ庭園)」と言うそうな。
高台の見晴らしのイイ所に建っているので、観光にはベストな場所だ![]()
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…ただ、一つ難点が。![]()
「高台にある」ということは、当然…
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年撮影)
…これを登ってくるのだぁ~よ★![]()
仲間が「登ってる姿を撮ってくれ」と言うので、この写真を撮った。![]()
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わざわざまた降りて登って来たこの根性★![]()
左上に写っている車がある場所が、市街地の地平部分だ。![]()
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庭園の中をぐるっと見た後は、路面電車などを観に行くために坂を下ることに。![]()
途中、キレイな展望台があったので寄ってみることにした。![]()
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中に入ってみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年撮影)
びゅーちほーー♪![]()
キレイな庭だね![]()
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ココは「Miradouro de Santa Luzia(サンタ・ルジア展望台)」と言うそうな。
有名な観光スポットとは知らずに寄ってしまった次第。![]()
右側が展望スペースになっていて、観光客がいっぱいいる。
日差しが強いので、この日陰で休んでいる人も多い。![]()
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奥に進んだら、左側にキレイなタイル画の壁があった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年撮影)
イイねぇ~~~♪
これぞポルトガルだ![]()
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余談だが、2008年にマカオに行った時、コレとよく似た場所があった。![]()
比べてみてちょ♪![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2008年マカオにて撮影)
おぉ、いぇい★
かなり似てなくね?![]()
配置といい、曲線といい、花の色といい…
やはり「マカオでもポルトガルは味わえる」ということか。![]()
ちなみに、写っているのはオラのダディだ。![]()
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さぁ、やっと展望スペースが空いたぞ♪
いそいそと近づいて、オラも写真を撮ってもらった。![]()
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(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年撮影)
いぃぃぃぃやっほぉぉぉぉぉ~~~~~い![]()
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キレイな景色だねぇ~♪
コレも大事な記念の1枚になった![]()
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ちなみに、ココの全体の様子はこんなカンジ(絵葉書があった)。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年当時の絵葉書を撮影)
びゅーちほーーーー♪![]()
リスボアはイイ街だ![]()
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でも、もう今夜出発しないとイケナイ…![]()
またいつか来よう♪![]()
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展望台を後にする。
坂道を下りながら、路面電車などを眺める。![]()
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そして、途中にあった教会の近くでフリーマーケットをやっているのを発見★
興味津々だったので、迷わず寄ってみることに♪![]()
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ココはホントの「ボロ市」で、「コレ、売り物か
」というようなモノまでたくさん並べてあった。![]()
仲間がボロボロの車のエンブレムを買った。
(帰国後、ウチでキレイに塗り直してあげたら、ずっ~とハンドルの真ん中に貼っていたよ★
)
そして、旧市街をず~っと歩いて、再びロッシオ広場まで戻って来た。![]()
お腹も空いたし、「ポルトガル最後のディナーを
」ということで、おととい食べたレストランに行くことにした。
お店に入ってメニューを見ていると、ウェイターのお兄さんが…
「あなたたち、コレはおととい食べただろう。今日はこっちにしなよ。コレも美味しいよ♪」
と、薦めて来たので、素直に従うことに。![]()
ほどなく料理がやって来た。
・イカの塩焼き
・シーフードのリゾット
・あさりのスペイン風料理(おとといと同じ)
・ビールかポートワイン(記憶にナイ…)
ポルトガル語が解らなかったので、「さぁ~て、何だろう♪」と期待していたら「イカの塩焼き」…。![]()
…日本の縁日でも食えるぞ。![]()
一口食べてみたら…
まいうぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~っ![]()
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…ココの店は美味いっ![]()
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すっかり満足♪![]()
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気分良く店を出る。
さて、駅に行こう。
旧市街を歩いていると、曲が聴こえて来た。![]()
路上で楽器を売っている。
よく見ると、南米っぽいオニイサンが、「コンドルは飛んでいく(El Cóndor Pasa)」を「サンポーニャ(zampoña:アンデスの笙っぽい笛)」で吹いて演奏している。![]()
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それを聴いていたら無性にサンポーニャ欲しくなった。![]()
サイフを見たら、僅かに金が足りナイ…![]()
もう使うこともナイと思って、夕飯で使ってしまったのだ★
…ってなワケで、急遽近くにあるクレジットカードのATMでお金を引き出すことに。![]()
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最低限の金額を引き出し、オニイサンの元へ戻って楽器を買った。(1500エスクード。1000円ちょっと)
オニイサンも嬉しがってた。![]()
オラも嬉しかった♪![]()
壊れやすいので、あまり大きなモノにしないで、中くらいのにした。
日本まで壊さずに持って帰れるかなぁ…![]()
テージョ川に出た。
ココからは駅まで川沿いを歩く。![]()
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早速、さっきのサンポーニャを吹いてみる。
…お、意外とカンタンに音が出たぞ♪![]()
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真似をして「コンドルは飛んでいく」を吹いてみる。
…イイねぇ~♪![]()
だが、その直後★![]()
サビの部分を吹いていたら、何とイチバン高い音の筒がナイ![]()
これではコンドルが飛べナイぢゃないかっ★![]()
どうやら、中くらいのを選んでしまったせいで、出せる音の範囲が狭くなってしまったようだ。
大きいのを買っていれば、ちゃんと演奏出来たのになぁ…![]()
(大きいのだと、確実に壊れる自信があった。(笑))
…まぁ、コレは仕方がナイ。諦めよう。![]()
さて、サンタ・アポローニャ駅に着いたぞ♪
(楽器の「サンポーニャ」と名前が似てるな…)
ココでもう1人の仲間と合流。
22時までしばらく列車を待つ。![]()
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待合室にいると、奥に日本女性の2人組がいた。![]()
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そして、我々と女性の間には西洋人青年が2人ほど座っていた。
彼ら、我々と女性を何度もチラチラ見ている。![]()
そして、一人が我々に近寄って来て話し出した。
「オマエたちは日本人だろ?」
「そうだよ。」
「彼女たちも日本人だろ?」
「多分そうだよ。」
「じゃぁ、何で話しかけない?」
「えっ?」
「オマエらはシャイか
」
「はぁ?」
「目の前に女性がいるんだぞ★」
「うん」
「オレ達はスペイン人だけど、近くに女性がいたら必ず声を掛ける。それがスペインの女性へのマナーだ★」![]()
「…はぁ。」![]()
そう言って、彼らは日本女性のそばに言って話し出した。
向こうでも「彼らは日本人だ」と言ったらしく、女性が会釈をした。
なのでこちらも「日本人ですよね?旅行ですか?」みたいな事を少しだけ話しかけた。
でも、日本人どうしのマナーはこれが限度だ。
そのままニッコリ微笑んで「どうも」で話を終わらせたら、スペイン青年が「コイツらは何なんだ
」という怪訝そうな顔をしていたのが印象的だった。
国が違えばマナーも違うのだよ。うんうん。
「西洋の美学」と「東洋の美学」は明らかに違う。
「狩猟民族と農耕民族の違い」ってヤツだぁ~よ★
結局、女性たちも彼らのアクションに耐えきれずに席を離れてしまった。![]()
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…ほぉ~ら、見ろ。![]()
…ま、イイお勉強にはなった。![]()
夜も更けて、やっと列車に乗り込める時間になった。![]()
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今夜の列車も、背の低~い「タルゴ」型客車だ。
そして22時、列車は定刻に発車した。
また今夜から一気にイタリアまで長距離移動するので、しっかり寝ておかないとね★![]()
…あれ?眠くナイ。![]()
さっきのスペイン青年に、ナンパのエナジーを与えられ過ぎたか。![]()
まぁ、明日は一日中列車に乗っているから、イイっかぁ~♪![]()
んぢゃ、おやすみぃ~♪![]()
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コメント
東洋の美学と西洋の美学、そうそう、賛成、
日本の余韻もニュアンスも風情も節操もここにあるのだ。
まりちゃん、ナイス!!だぜぃ⭐️
投稿: おっかさんbell | 2014年5月15日 (木) 08時04分
★ おっかさま
西洋人は男女ともに男性ホルモンが多いそうなので、積極的・攻撃的なのだそうです。
(女性も産毛濃いし…)
逆に、東洋人は男性ホルモンが少ないので、大人しいそうです。
(男も胸毛やすね毛が少ない…)
投稿: まりりん | 2014年5月15日 (木) 12時58分
庭園のタイル画、素敵ですね



紫の花も綺麗。何ていうお花なんざんしょ
ポルトガルのディナーも美味しそうやねぇ。
ああ、食べたいよ~~~ん
投稿: ジャネット・ぽこ・リン | 2014年5月15日 (木) 20時11分
★ ジャネぽこさん
このお花たんは「ブーゲンビリア」だそうです



投稿: まりりん | 2014年5月15日 (木) 20時42分
海が見えるあのキレイな景色って絵画とかで観たような気がする・・・。
違うかなぁ~。ちょっと詳しくは覚えてないや・・・
以前に社員旅行でドイツの森だったかな?




そこで外国の人(従業員)に囲まれて。
せっかくだから写真撮っておこう!っと思いベンチに座ったの。
そしたら肩に手をまわしてきてガッチリ抱き寄せられて
あれにはビックリした
そのあとまた外国の人が歩いてるの見かけたら逃げた
日本の男性には出来ない行為だなぁ・・・。
って思ったことを記事読んでて思い出したよぉ~。
投稿: ひめ子 | 2014年5月15日 (木) 21時28分
★ ひめ

「ドイツの森」って、岡山の?
この日記でドイツの森って言ったら、ドイツ南西部にある「シュバルツバルト(黒い森)」になるだぁ~よ。
ココは、海ではなくて川なのだ。
)
対岸までの幅が広すぎて海だと思うけど川なのだ。
(最初オラもすっかり海だと思ってた…
それだけ海外の川幅はデカい。
あぁ、とうとうポルトガルを離れちゃった…
この先も景色イイ所がまだまだあるので、乞うご期待っ
投稿: まりりん | 2014年5月16日 (金) 08時55分
外国でナンパ?なかったなあ・・
警察に捕まってパスポート見せたときも
子どもと間違われてた。
日本人はシャイかってよく言われたけど、
障子1枚隔てた向こうにいる人を気遣うって
シャイじゃなくて、配慮なんだと伝えるの苦労しましたね。
ポルトガルとマカオ。うんうんよくわかりますね。
さすが旅する少年、写真がそろってる!
投稿: ばんび | 2014年5月16日 (金) 11時40分
★ ばんびさん
東洋人は、西洋人から見ると幼く見えるので、某メーカーの社長さん(40代)がアメリカに行った時に同年代の相手に「Hey!Guys!!」と呼ばれたそうです。
「…どうやら、私はまだ“少年”のようだね
」と苦笑してましたとさ。
投稿: まりりん | 2014年5月16日 (金) 13時58分