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2014年5月15日 (木)

海外鉄旅日記 ~「Go West!ユーラシア大陸横断鉄道旅行1996」その59:リスボア~

前回「その58」のつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。
「その57」からは、その帰路の、ポルトガル→イタリア→ギリシャ→トルコと、シンガポール⇔マレーシアの鉄道旅。

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1996年7月23日(火):晴れ

Lisboa:リスボア →

さて、今夜からはひたすら東を目指して「帰国への道」を進む。

昼前に宿をチェックアウトし、「Lisboa-Santa Apolónia(リスボア・サンタ・アポローニャ)」駅へ行くことに。
宿の前の「ロッシオ広場」近くにある郵便局から、昨夜書いた手紙を出す。

バスに乗って駅へ移動。

駅で今夜乗る列車の予約をしようとしたら、窓口の係員曰く「マドリードの予約システムとネット回線がつながらないから、少し待って」。
仕方がナイのでしばし待つ。
(この当時ではよくあることだった)

結構待たされながらも、予約が取れた。
5901
(1996年当時のモノを撮影)
リスボアからスペインのマドリードまでの座席指定券

リスボア22時発、マドリード翌朝8:35分着。
1等車の禁煙席。

さぁ、これで出発時間まで自由だ。
市内観光に行こ~う

仲間の1人と一緒に街中を歩く。
(詳細は前回「その58」と前々回「その57」を参照)

旧市街の東側にある城跡展望台へ行く。

城跡に入って中を歩くと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
5902
(1996年撮影)
イイねぇ~~♪

この城跡は「Jardim do Castelo de São Jorge(カステロ・デ・サン・ジョルジェ庭園)」と言うそうな。
高台の見晴らしのイイ所に建っているので、観光にはベストな場所

…ただ、一つ難点が。

高台にある」ということは、当然…
(画像をクリックすると拡大するよん)
5903
(1996年撮影)
…これを登ってくるのだぁ~よ

仲間が「登ってる姿を撮ってくれ」と言うので、この写真を撮った。
わざわざまた降りて登って来たこの根性

左上に写っている車がある場所が、市街地の地平部分だ。

庭園の中をぐるっと見た後は、路面電車などを観に行くために坂を下ることに。
途中、キレイな展望台があったので寄ってみることにした。

中に入ってみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
5904
(1996年撮影)
びゅーちほーー♪

キレイな庭だね

ココは「Miradouro de Santa Luzia(サンタ・ルジア展望台)」と言うそうな。
有名な観光スポットとは知らずに寄ってしまった次第。

右側が展望スペースになっていて、観光客がいっぱいいる。
日差しが強いので、この日陰で休んでいる人も多い。

奥に進んだら、左側にキレイなタイル画の壁があった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
5905
(1996年撮影)
イイねぇ~~~♪

これぞポルトガル

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余談だが、2008年マカオに行った時、コレとよく似た場所があった。

比べてみてちょ
(画像をクリックすると拡大するよん)
5906
(2008年マカオにて撮影)
おぉ、いぇい

かなり似てなくね?

配置といい、曲線といい、花の色といい…
やはり「マカオでもポルトガルは味わえる」ということか。
ちなみに、写っているのはオラのダディだ。

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さぁ、やっと展望スペースが空いたぞ

いそいそと近づいて、オラも写真を撮ってもらった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
5907
(1996年撮影)
いぃぃぃぃやっほぉぉぉぉぉ~~~~~い

キレイな景色だねぇ~
コレも大事な記念の1枚になった

ちなみに、ココの全体の様子はこんなカンジ(絵葉書があった)。
(画像をクリックすると拡大するよん)
5908
(1996年当時の絵葉書を撮影)
びゅーちほーーーー♪

リスボアはイイ街だ

でも、もう今夜出発しないとイケナイ…
またいつか来よう

展望台を後にする。

坂道を下りながら、路面電車などを眺める。
そして、途中にあった教会の近くでフリーマーケットをやっているのを発見
興味津々だったので、迷わず寄ってみることに

ココはホントの「ボロ市」で、「コレ、売り物か」というようなモノまでたくさん並べてあった。
仲間がボロボロの車のエンブレムを買った。
(帰国後、ウチでキレイに塗り直してあげたら、ずっ~とハンドルの真ん中に貼っていたよ

そして、旧市街をず~っと歩いて、再びロッシオ広場まで戻って来た。
お腹も空いたし、「ポルトガル最後のディナーを」ということで、おととい食べたレストランに行くことにした。

お店に入ってメニューを見ていると、ウェイターのお兄さんが…
あなたたち、コレはおととい食べただろう。今日はこっちにしなよ。コレも美味しいよ
と、薦めて来たので、素直に従うことに。

ほどなく料理がやって来た。

・イカの塩焼き
・シーフードのリゾット
・あさりのスペイン風料理(おとといと同じ)
・ビールかポートワイン(記憶にナイ…)

ポルトガル語が解らなかったので、「さぁ~て、何だろう」と期待していたら「イカの塩焼き」…。
…日本の縁日でも食えるぞ。

一口食べてみたら…

まいうぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~っ

…ココの店は美味いっ

すっかり満足

気分良く店を出る。
さて、駅に行こう。
旧市街を歩いていると、が聴こえて来た。

路上で楽器を売っている。
よく見ると、南米っぽいオニイサンが、「コンドルは飛んでいく(El Cóndor Pasa)」を「サンポーニャ(zampoña:アンデスの笙っぽい笛)」で吹いて演奏している。

それを聴いていたら無性にサンポーニャ欲しくなった
サイフを見たら、僅かに金が足りナイ
もう使うこともナイと思って、夕飯で使ってしまったのだ
…ってなワケで、急遽近くにあるクレジットカードのATMでお金を引き出すことに。

最低限の金額を引き出し、オニイサンの元へ戻って楽器を買った。(1500エスクード。1000円ちょっと)
オニイサンも嬉しがってた。
オラも嬉しかった

壊れやすいので、あまり大きなモノにしないで、中くらいのにした。
日本まで壊さずに持って帰れるかなぁ…

テージョ川に出た。
ココからは駅まで川沿いを歩く。

早速、さっきのサンポーニャを吹いてみる。

…お、意外とカンタンに音が出たぞ

真似をして「コンドルは飛んでいく」を吹いてみる。
イイねぇ~♪

だが、その直後

サビの部分を吹いていたら、何とイチバン高い音の筒がナイ
これではコンドルが飛べナイぢゃないかっ

どうやら、中くらいのを選んでしまったせいで、出せる音の範囲が狭くなってしまったようだ。
大きいのを買っていれば、ちゃんと演奏出来たのになぁ…
(大きいのだと、確実に壊れる自信があった。(笑))
…まぁ、コレは仕方がナイ。諦めよう。

さて、サンタ・アポローニャ駅に着いたぞ
(楽器の「サンポーニャ」と名前が似てるな…)

ココでもう1人の仲間と合流。
22時までしばらく列車を待つ。

待合室にいると、奥に日本女性の2人組がいた。
そして、我々と女性の間には西洋人青年が2人ほど座っていた。

彼ら、我々と女性を何度もチラチラ見ている。
そして、一人が我々に近寄って来て話し出した。

オマエたちは日本人だろ?
そうだよ。
彼女たちも日本人だろ?
多分そうだよ。
じゃぁ、何で話しかけない?
えっ?
オマエらはシャイ
はぁ?
目の前に女性がいるんだぞ
うん
オレ達はスペイン人だけど、近くに女性がいたら必ず声を掛ける。それがスペインの女性へのマナー
…はぁ。

そう言って、彼らは日本女性のそばに言って話し出した。
向こうでも「彼らは日本人だ」と言ったらしく、女性が会釈をした。
なのでこちらも「日本人ですよね?旅行ですか?」みたいな事を少しだけ話しかけた。
でも、日本人どうしのマナーはこれが限度だ。
そのままニッコリ微笑んで「どうも」で話を終わらせたら、スペイン青年が「コイツらは何なんだ」という怪訝そうな顔をしていたのが印象的だった。

国が違えばマナーも違うのだよ。うんうん。

西洋の美学」と「東洋の美学」は明らかに違う。
狩猟民族農耕民族の違い」ってヤツだぁ~よ

結局、女性たちも彼らのアクションに耐えきれずに席を離れてしまった。
…ほぉ~ら、見ろ。

…ま、イイお勉強にはなった。

夜も更けて、やっと列車に乗り込める時間になった。
今夜の列車も、背の低~い「タルゴ」型客車だ。

そして22時、列車は定刻に発車した。
また今夜から一気にイタリアまで長距離移動するので、しっかり寝ておかないとね

…あれ?眠くナイ。
さっきのスペイン青年に、ナンパのエナジーを与えられ過ぎたか。

まぁ、明日は一日中列車に乗っているから、イイっかぁ~

んぢゃ、おやすみぃ~

つづき「その60」はこちらーっ!

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コメント

東洋の美学と西洋の美学、そうそう、賛成、
日本の余韻もニュアンスも風情も節操もここにあるのだ。
まりちゃん、ナイス!!だぜぃ⭐️

投稿: おっかさんbell | 2014年5月15日 (木) 08時04分

★ おっかさま

西洋人は男女ともに男性ホルモンが多いそうなので、積極的・攻撃的なのだそうです。
(女性も産毛濃いし…)

逆に、東洋人は男性ホルモンが少ないので、大人しいそうです。
(男も胸毛やすね毛が少ない…)

投稿: まりりん | 2014年5月15日 (木) 12時58分

庭園のタイル画、素敵ですね
紫の花も綺麗。何ていうお花なんざんしょ
ポルトガルのディナーも美味しそうやねぇ。
ああ、食べたいよ~~~ん

投稿: ジャネット・ぽこ・リン | 2014年5月15日 (木) 20時11分

★ ジャネぽこさん

このお花たんは「ブーゲンビリア」だそうです

投稿: まりりん | 2014年5月15日 (木) 20時42分

海が見えるあのキレイな景色って絵画とかで観たような気がする・・・。
違うかなぁ~。ちょっと詳しくは覚えてないや・・・

以前に社員旅行でドイツの森だったかな?
そこで外国の人(従業員)に囲まれて。
せっかくだから写真撮っておこう!っと思いベンチに座ったの。
そしたら肩に手をまわしてきてガッチリ抱き寄せられて
あれにはビックリした
そのあとまた外国の人が歩いてるの見かけたら逃げた
日本の男性には出来ない行為だなぁ・・・。
って思ったことを記事読んでて思い出したよぉ~。

投稿: ひめ子 | 2014年5月15日 (木) 21時28分

★ ひめ

「ドイツの森」って、岡山の?
この日記でドイツの森って言ったら、ドイツ南西部にある「シュバルツバルト(黒い森)」になるだぁ~よ。

ココは、海ではなくて川なのだ。
対岸までの幅が広すぎて海だと思うけど川なのだ。
(最初オラもすっかり海だと思ってた…
それだけ海外の川幅はデカい。

あぁ、とうとうポルトガルを離れちゃった…

この先も景色イイ所がまだまだあるので、乞うご期待っ

投稿: まりりん | 2014年5月16日 (金) 08時55分

外国でナンパ?なかったなあ・・
警察に捕まってパスポート見せたときも
子どもと間違われてた。
日本人はシャイかってよく言われたけど、
障子1枚隔てた向こうにいる人を気遣うって
シャイじゃなくて、配慮なんだと伝えるの苦労しましたね。
ポルトガルとマカオ。うんうんよくわかりますね。
さすが旅する少年、写真がそろってる!

投稿: ばんび | 2014年5月16日 (金) 11時40分

★ ばんびさん

東洋人は、西洋人から見ると幼く見えるので、某メーカーの社長さん(40代)がアメリカに行った時に同年代の相手に「Hey!Guys!!」と呼ばれたそうです。

「…どうやら、私はまだ“少年”のようだね」と苦笑してましたとさ。

投稿: まりりん | 2014年5月16日 (金) 13時58分

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