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2014年4月 3日 (木)

海外鉄旅日記 ~「Go West!ユーラシア大陸横断鉄道旅行1996」その57:リスボア~

前回「その56」のつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。
「その57」からは、その帰路の、ポルトガル→イタリア→ギリシャ→トルコと、シンガポール⇔マレーシアの鉄道旅。

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1996年7月23日(火):晴れ

Lisboa:リスボア

今日は夜の出発まで、リスボア市内をのんびり観光しよう
(今回と次回は、出発までの市内の観光だよ~ん)

昨日から気になっていた路面電車を見に行こう

宿の目の前の広場に出ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
5701
(1996年撮影)
イイねぇ~~~~~~っ

この旧型の電車が好きなのよ
乗客のオジイちゃんも、イイ味出してるぅ~

地図を見ながら、路面電車が走っていそうな道を狙って歩いてみる。

広場の西側(地図だと左側)にある坂道を見てみたら…
(画像をクリックすると拡大するよん)
5702
(1996年撮影)
カッチョエェ~~~~~~

なんか映画のセットみたい
模型のジオラマにも見えなくはナイな…。

少し下がって全体を見てみると…
5703
(1996年撮影)
味があるよねぇ~~

チト、手前のおぢさんのデコが眩しいのだが。(笑)
(カメラを構えているのに全然避けようとしない。まぁ、西洋では当たり前のコトなんだけど…
余談だが、リスボアは路面電車も右側通行だ。

今度は、東側に行ってみよう
地図を見てたら、東側のほうが面白そうだったので

広場を通り抜け、丘に続く坂道を歩く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
5704
(1996年撮影)
おぉ、いぇい

ごくフツーの住宅地のようだ。
イイ雰囲気だね

道も狭いし、坂もキツイ…

キョロキョロしながら歩いていると、いろんな生活の光景が目に飛び込んで来る。
5705
(1996年撮影)
このゴチャゴチャ感がイイっ

窓には植木鉢と洗濯物……世界中、どこでも一緒なんだね

写真手前にいるおぢさん・おばさん達が、東洋人が写真を撮っている姿を見てニコニコしていたのが印象的だった。
我々も、東京の裏路地で西洋人がワクワクしながら街並みを撮影していたら、同じような気持ちになるんだろうなぁ…。

しばらく歩いていたら、目の前の小路に線路があるのをハッケーーーン

線路を追いながら細い道を歩いていると…

小さな曲がり角から電車が現れた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
5706
(1996年撮影)
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~~っ

急カーブ過ぎやぁ~しませんか、ダンナ。
しかも狭いし、下り坂の90度カーブ

右側のお店のイスに座っていると、スンゲー迫力なんだろうなぁ…
チョット、あの女の子と同じアングルで見てみたくなった

…と、その前に。

線路の配置が少々変わっていることに気付いた。
複線なんだけど、線路が半分交差している状態になっている。
ポイントで単線にまとめるワケでもナイ…。
コレぢゃぁ、交互にしか走らせられないぢゃん。

これは、世界でも稀な「ガントレット」という方式の線路配置なのだ
土地の幅や運行方式などの事情によって、ワザとこのように半分交差しているのだ。
ちなみに、この写真を撮っている地点から後ろは、しばらく複線になっていて、すれ違いができるようになっている。

コレを見れただけでも、かなり貴重なんだよぉぉぉぉ~~っ

ラテン系の民族にしては、妙にキッチリを車を停めているのに笑ってしまった。
普段は、か~な~りテキトーなのにね。
さすがに、電車にぶつかるワケにはいかナイからなぁ~~。

…では、迫力のアングル地点に行ってみよう

でも、さすがにお店のイスには座れない。
(ジュース買う金もケチった(笑))

なので、すぐ横から撮影してみた。
5707
(1996年撮影)
登ってるぅぅぅぅ~~~

周囲に観光客も多くいたので、狙いどおりのアングルでは撮れなかった…
でも、肉眼では迫力あったぞ

そうそう、思い出したっ

ココは昔、TV番組の「なるほど!ザ・ワールド」で紹介されたことがあったのだ。
それを観て「スゲーっ」と思っていた。
まさか、その場所がイキナリ目の前に現れるとゎ…

…そっか、ココだったのか。(笑)

さて、このガントレットはどこまで続いてるんだろう…?

さぁ続きを見に行こ~~~う

つづき「その58」はこちらーっ!

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コメント

可愛い路面電車ですね。でも走ってる路地裏がすごい!
マカオの街をみせてもらったから、冒頭の建物の色が懐かしく思えました。
サングラスのおじさん、いい味出てる。サスペンス映画のようだわ。
ここから日本へ・・・またまた長旅だー!!

投稿: ばんび | 2014年4月 3日 (木) 13時48分

すごーーーいッ!!
そこの車ーーーぶつかるよーーーッヾ(.;.;゚Д゚)ノ
なんか、運転手さんドア開けて確認してない??
ネズミーランドかユーエスジェーのアトラクションみたい
あ、いや、鼻屋敷かな・・・
乗ってみたいです

投稿: mitsumiya | 2014年4月 3日 (木) 15時11分


壁のカーブがびゅーてぃふぉー
そして坂道とな?
作るのタイヘンだったろうけど、
ジオラマにできたらカッコいいよね~
建物と一緒で超急カーブ&スロープの電車
見応えたっぷり^^v
お・おジイちゃん、まさかのカーネルサンダース?

投稿: あめぶる | 2014年4月 3日 (木) 15時55分

★ ばんびさん

ポルトガルの日記を書いている最中にマカオの日記を書くのは、読んでいるみなさんが混乱しそうで気にしてたのですが…

この路面電車の車両、日本(四国)でも走ってたんですよぉ~ん 

投稿: まりりん | 2014年4月 3日 (木) 19時04分

★ 壇mitsuさん

ドアから外見てる人は乗客ですから… 

…ってか、「鼻屋敷」

この路線のルート(28系統?)は、観光客に人気だそうです

投稿: まりりん | 2014年4月 3日 (木) 19時11分

★ 師匠ぉ

カーブしている建物の壁なんて、日本では滅多に見れナイので、どーしても模型に見えてしまいましたとさ 

リスボアでは、カーネルおぢさんは路面電車で運ぶのかぁ…

投稿: まりりん | 2014年4月 3日 (木) 19時14分

お~、特に2枚目と3枚目が素晴らしい
色も良いし、ビルのカーブした壁面が綺麗だわ~
おでこの親父も、居なかったら、気の抜けたビールのような感じかも…

投稿: ジャネット・ぽこ・リン | 2014年4月 3日 (木) 23時42分

★ ジャネぽこさん

この光景って独特ですよね~
窓掃除?のオニイサンもイイカンジ~

やっぱ、デコオヤジは必要っすか。

…なんかそんなカンジがして来た

投稿: まりりん | 2014年4月 4日 (金) 12時56分

あの路面電車って高知で走ってたんだよね?
今はコカコーラの工場に保存されてる…であってるよね?
まだ見に行ってないよぉ~。

まりちゃんお顔出しちゃって大丈夫なの!!!
あっ
サングラスかけてるから大丈夫ね

投稿: ひめ子 | 2014年4月 5日 (土) 20時51分

★ ひめ

そう。あのコカコーラにある車両と同型ぢゃ

顔出し…

オラ、こんなにデコ広くナイ

投稿: まりりん | 2014年4月 5日 (土) 20時56分

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