海外鉄旅日記 ~「Go West!ユーラシア大陸横断鉄道旅行1996」その56:リスボア・ロカ岬~
このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。![]()
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祝! ユーラシア大陸最西端到達!!
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1996年7月22日(月):晴れ
Lisboa:リスボア ←→ Cabo da Roca:ロカ岬(カボ・ダ・ロカ)
今日は記念すべき一日だ![]()
昼ごろまで宿でのんびりした後、仲間と3人で出掛ける。
(今朝も向かいの宿屋のオバちゃんに「こっちに泊まりなー
」と叫ばれた。
)
旧市街地を歩き、近郊電車の駅「Cais do Sodré(カイス・ド・ソドレ)」(前回「その55」にある地図の、青い★)に行く。
ユーラシア大陸最西端の「ロカ岬」は、リスボアから近郊電車で行くことが出来る。![]()
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ロカ岬の位置はご覧のとおり。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2013年のグーグルマップより)
案外近いのだ。
黄色い★…リスボア市内(カイス・ド・ソドレ駅)
桃色の★…カスカイス駅(近郊電車の終点)
赤色の★…ロカ岬(ユーラシア大陸最西端)
テコテコ歩いて、カイス・ド・ソドレ駅に着いた。
この駅に来る路線の名前は「カスカイス線」と言う。
その名の通り、近郊の「Cascais(カスカイス)」駅まで走っている。
ココは、他の路線とはつながっていないような、独立した路線のカンジがする。
それ故か、「ポルトガル国鉄」というよりも、私鉄っぽいフンイキが漂う。
東京で言えば、一昔前の南武線のようなカンジか…。![]()
早速きっぷを買う。
(1996年当時のモノを撮影)
左が行き、右が帰りのきっぷだ。![]()
料金は、片道180エスクード(約130円)。
乗車時間は40分ほど。
駅構内に入る。
う~~ん、和風★![]()
この路線、ポルトガル国鉄の路線なのに、至るところに「和風な匂い」がしていて、あまり「欧州の鉄道」という感じがしない。
ホントに日本のどこかのローカル私鉄みたいだ。![]()
ホームの横にある留置線に電車が停まっていた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年撮影)
う~~ん、和風★
車輌のデザインも、前面はJRのディーゼルカー「キハ20」、全体的には昔の「営団地下鉄日比谷線3000系」にかなり似ている。
外板はステンレスで、窓周りが黄色で裾は紺色の塗装。
日本人にはすんなり馴染むデザインだ。(馴染みやす過ぎる
)
車内はチャチなクロスシート(ビニール革張りだったけ?木のベンチだったっけ?)で、クーラー様なんて高級なものはあるワケがナイ。![]()
こんな車両達が5~7両くらいでトコトコ走る姿はもう「懐かしの東急目蒲線」♪![]()
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さてこの電車、なんと快速運転もしていて、快速は途中の駅(ちょうど中間位)までノンストップ。
そこから終点まで各駅に停車する。(相鉄や京阪みたいな運転形態だね…)
カイス・ド・ソドレ駅からは快速と各停が交互に発車。各停は快速の最初の停車駅まで。
終点まで行くので当然「快速」に乗り込んだ。
海の近くをひたすら西へ走るこの線は、雰囲気がとても良く、江ノ電っぽくもある。
ちょうど夏休みシーズンということもあって、あちこちの駅でバカンスを楽しむ人達が乗り降りしていた。![]()
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ちょうど頃良い時間に、電車は扇風機をプルプルいわせながら、ユーラシア最西端のカスカイス駅に到着(12時着)。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年撮影)
ユーラシア最西端への「鉄旅」の最後を締めくくるにふさわしい路線だった![]()
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もうこの先にレールはナイ。
ここからはバス(路線No.403)に乗り「Cabo da Roca(ロカ岬)」に行くのだが、わずか数分の差で間に合わず(12時発)…![]()
地元のおばさんが親切に教えてくれたところによると、次のバスはなんと1時間半後(13時半発)★![]()
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仕方ない、待つとしよう…。![]()
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…ん?そうだ!![]()
せっかく水着持って来たんだから、目の前海だし、泳ごう![]()
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…といって泳いじゃったよ、
夏の大西洋
♪
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年撮影)
いぃやっほ~ぅ♪![]()
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イメージとしては最高でしょう?![]()
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でも現実は×。
いくら暑くても水温は低いのだ。![]()
よく考えたら、ココは北緯38度。
仙台や「あの北の国」の軍事境界線と同じ緯度…。![]()
西洋人と東洋人は寒さ・冷たさに対する感覚が違うらしく(後で知ったのだが本当にそうらしい…)みんな平気で泳いでいる。![]()
オラも頑張ったけど、5分もしないうちに「ごめんなさい」。![]()
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さっさと服を着て、仲間と近くのオープンカフェテリアで海を見ながらTea time。![]()
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こっちのほうが優雅だねぇ~♪
そして、やっとバスが来たので乗り込んだ。
バスは電車と違って近代的。新車だね![]()
料金は、片道280エスクード(約200円)。
のどかなイナカ道をトコトコ西へ…。![]()
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もう地元の人しかいない、完全な生活路線。
そこに少しだけロカ岬に行く観光客が乗っている感じ。![]()
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ここはあまり訪れる人は少なく、欧州人は特に少ないらしい。
(東洋人は宿でそそのかされるが。(笑))
やがて視界が開け、海が一望できる崖だらけの所にバスはやって来た。
キレイだねぇ~~♪![]()
目の前に灯台が見えて来た。
どうやら目的地はココみたいだ。
運転士のおじちゃんが、すんごい巻き舌で「ロロロロ~~カ
」と大声で教えてくれて、数名が下車。
(ポルトガルとスペイン語は、「R」を巻き舌で発音する)
バスはこの先まだ走って行くらしく、僅かな人を乗せてバイバイキ~ン。![]()
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バスを降りると、目の前に小さな観光案内所があった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年撮影)
いぇ~~~~い![]()
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とりあえずは、「CABO DA ROCA」の文字と一緒に記念撮影♪![]()
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では、早速はじっこの地点へ行こう★![]()
はじっこは、観光案内所のすぐ後ろにあった。
(1996年撮影)
来たーーーーーーーーーーーーッス★
ついに、ついに終点が目の前に…。![]()
わくわく♪![]()
まずはユーラシア大陸最西端の碑で記念撮影。![]()
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(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年撮影)
いぃぃぃやっほぉぉぉぉ~~~~い★![]()
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やっと到着!最西端!!![]()
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少し離れた場所から、この碑を撮ってみた。
(1996年撮影)
…う~ん、崖っぷち。![]()
ホントに、間違いなく「はじっこ」のようだ。![]()
そして、ユーラシア大陸のホントのはじっこで撮影。![]()
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(1996年撮影)
海のはるか向こうは、もうアメリカだ。■☆■
5月7日の香港に始まり、中国・ロシア・北欧・欧州と続いた列車旅の「ゴール」に、ようやっとたどり着いたぞ♪![]()
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もう7月22日かぁ…。![]()
長かったぁ~~~。![]()
これで我が旅の目的は終了![]()
…さぁて、日本に帰るか★![]()
意を決して、「帰路の第一歩」を踏み出す。![]()
もう今からは「ひたすら東を目指す」のだ。![]()
バスの時間までまだあるので、少しのんびりしよう♪![]()
行きのバスで見えた灯台も見てみよう。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年撮影)
右にかすかに写っている屋根が、観光案内所だ。![]()
立っている場所の背中側に最西端の碑がある。
灯台の中には入れないようだ。![]()
観光案内所を覗いてみた。
ココでは「最西端に来た」という証明書を書いてもらうことが出来るとのこと★
(1996年当時のモノを撮影)
当然お願いする事に♪![]()
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グレードが2種類あって、500エスクード(350円)と800エスクード(570円)と、値段も違う。
ココは奮発して、800エスクードのを頼んだ。![]()
人生の一大記念日に200円ケチってどーする。(笑)
上の写真は表紙だ。
証明書は中に入っている。
見事な書体(ドイツの飾り文字みたい)で名前と日付を証明書に入れてもらい、完成![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年当時のモノを撮影)
おぉ、いぇい![]()
この証明書には通しナンバーが打ってあり、全く同じものは存在しない。![]()
これですべて証拠は揃った![]()
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安心したせいか、お腹が空いた。
建物内のバーに行き、オニオンバーガーを注文。![]()
どかーーーーーん★
うゎぁぁぁぁぁぁ~~っ![]()
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…デカい。![]()
マクドナルドとかのハンバーガーしか見たことがなかったので、この肉のデカさに驚いた。
そして、食べてみると…。
なんぢゃい、こりゃぁぁぁぁぁぁーーーっ★![]()
…なんてぇ美味さだ。![]()
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作りたてなので、肉汁が染み出してくるぅ~♪![]()
これが「本当のハンバーガー」というヤツか。
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※この1996年当時は、日本に「フレッシュネスバーガー」などの本格的なお店はまだ少なかった。
(「モスバーガー」がやっと…ってカンジか…な?)
なので、ハンバーガーと言えば「マック」や「ロッテリア」などの薄っぺらいものしかイメージ出来なかったのだよぉぉぉ~。![]()
あまりに美味かったので、ビールを注文。![]()
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「Super Bock」というビールで、こちらではスタンダードなモノらしい。![]()
いやぁ~、非常に満足♪
今日は言うことナシ![]()
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15:25発のバスに乗り、カスカイス駅まで戻る。![]()
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そして電車に乗り、リスボアへ。![]()
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夕飯は、昨日食べたレストランのすぐ手前にある店に入ってみた。![]()
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・シーフードのリゾット(風?)
・タラとタマネギと卵の炒め物
・焼きタラのオリーブオイルがけ(昨日のに似ている)
ココも美味しい♪![]()
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こちらの店は香菜(パクチー)が効いてるね。![]()
お値段は全部で9110エスクード(6500円)。
満足しながら宿に戻る。![]()
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今夜は記念すべき日なので、日本の友達に手紙を書こう♪
途中で買った絵葉書を数枚書く。![]()
そしてシャワーを浴び、今日はおしまい★
おやすみぃ~~~♪![]()
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コメント
泳ぐのには最高というロケーションなのにね~
そういえば…こっちでも真夏でも泳いだことないし。
「最西端に来た」という証明書…一生モノの宝物ね^^v
投稿: あめぶる | 2013年12月23日 (月) 14時28分
ロカ岬の岩が凄いね。

、美味しそう
岩や海の色は南国風なのに、水が冷たいとは…
実際に行ってみないと分からないって、とこですね
オニオンバーガーと
投稿: ジャネット・ぽこ・リン | 2013年12月23日 (月) 16時55分
★ 師匠ぉ
気温は夏なのに、水温は秋でしたとさ


この証明書、大掃除後に一度見つからなくなり焦りました



でも、ちゃんとしまっていた場所の中で、他の資料と一緒に挟まっていたので一安心
投稿: まりりん | 2013年12月23日 (月) 19時30分
★ ジャネぽこさん
日本人からすると、「南欧」って九州・沖縄あたりのイメージがしますよね。



でも、やっぱ仙台と同じ緯度なので、気温は高くても水温は高くなってくれませんでしたとさ。とほほ。
オニオンバーガー、コレ食べた後はホントにマックとかのハンバーガーが食べられなくなりました。


投稿: まりりん | 2013年12月23日 (月) 19時34分
写真に写ってるまりちゃん、嬉しそうだね~♪
目標が達成した時って 「うぉ~~!!」ってこみ上げてくるものがあるよね♪
そういやぁ~。

テレビで外人さんが日本は暖かい★(冬なのに・・・)
って言ってるもんね。
着ている服も薄着だった
そうそう。私、寒いと鼻が真っ赤になるの。(笑)
中学ん時に男子に笑われた
投稿: ひめ子 | 2013年12月25日 (水) 20時18分
★ 赤鼻のひめぽ
そりゃぁ~、2ヶ月もかけてたどり着いた終着点さ、嬉しいさぁ~~~


ひこーきではなく、「すべて列車でたどり着いた」という点がカンドーだね

これで「香港からポルトガルまで地面はつながっている」というのを実際に確認できたワケだ

香港に行くと、西洋人のオジィさん達が、グッタリしながら短パンとTシャツで歩いているのをよく見かけるよん。


そんな中、広州の90歳のオバァが、30℃で4枚も服を着ていて「アンタ達は薄着だねぇ~。寒くナイのかい?」と聞かれた時は、さすがに笑うしかなかったッス
投稿: まりりん | 2013年12月25日 (水) 21時59分
わっかーい!少年まりちゃんだ。
ロカ岬到達おめれとう^^
って記事アップがだね。
海はいいよね。ちたまは海の星だね。
投稿: ばんび | 2014年1月 8日 (水) 21時41分
★ ばんびさん
この時のオラは、まだ5歳だったからのぉ~
('0ノ'*)オーホホッ
結局、いまだに「アメリカ」と名の付く所は行ったことがナイ。

大阪のアメ村以外は。
投稿: まりりん | 2014年1月 8日 (水) 22時35分