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2013年10月31日 (木)

海外鉄旅日記 ~「Go West!ユーラシア大陸横断鉄道旅行1996」その53:ジュネーヴ~

前回「その52」のつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。

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1996年7月19日(金):晴れ

→ Chur:クール → Genève:ジュネーヴ →

朝、まぶしい光で目が覚めたら、もうスイスに入っていた。
列車は、ものすごく美しい景色の中にある「Chur(クール)」駅に到着した。
ホームに降りる。
おぉ、何となく肌寒い…。
目の前にはアルプスの山々。
ココは、リヒテンシュタインオーストリアイタリアなどの国境に近い、スイス東部の地域にある。

登山や観光には素晴らしい所なのだが、我々はすぐに引き返すことに。
単純に夜行列車を少しでも長く乗って、寝ていたかったためだ

別のホームに停まっていた「Zürich(チューリッヒ)」行きの「IC(国内特急:インターシティと呼んでいる)」に乗り込んだ。
こちらはスイス国鉄の最新型客車
ものすごくキレイでおされだ
外装・内装共に「グレー」でまとめられていて、シックかつおされ。
日本でも、JR東日本の「成田エクスプレス」がそれに近いが、そこは欧州人のセンス力の差が出ている
(あまりに気に入ったので、帰国後にこの車両の模型(HOゲージ)を買ってしまった

僅かな滞在時間ののち、Chur駅を発車。
あぁ、今度はゆっくり見に来よう…。

朝日を浴びてキレイに光る湖を見ながら列車は走る。
スイスは湖や山がとてもキレイで、オラのへっぽこな文章力ではとても美しさを伝えきれない…。
(1991年に、スイスの「ユングフラウヨッホ」の登山電車に乗ったときの日記があるので、こちらも読んでね~♪)

列車はチューリッヒ駅に到着した。
ココでまたもや乗り換える。
今度は首都の「Genève(ジュネーブ)」駅行きだ。

スイスという国は横に長く、そのほとんどは山岳地帯で、平地は僅かしかナイ。
チューリッヒは東側の大都市で、ジュネーブは西側の大都市。

カンのイイ方ならもう気付いていると思うが、「Zürich(チューリッヒ)」という地名はドイツ語で、「Genève(ジュネーヴ)」という地名はフランス語だ。
母音の上の記号や読み方で解る方も多いハズ~。

スイスは公用語が4つ。つまり、義務教育で4ヶ国語を学習する。
ドイツ・フランス・イタリア・ロマンシュ語の4種類だ。
それぞれの国境付近では、その隣国の言語が話されている。

なので、同じ国内なのに、列車に乗っていると途中で言語が変化する。
でも、車掌さんの言葉はフランス語で統一されているようだ…。

チューリッヒからICに乗りジュネーヴを目指す。
もうフランス語圏だ。
一日ごとに言語が変わるので、欧州の長距離移動は何気にタイヘン
お金も違うので、そのたびに両替せねばならない。
(今は「ユーロ」に統一されたので超便利になったが…)

列車は超有名な湖のほとりをひたすら走る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
5301
(1991年撮影)
そう、これが「レマン湖」だ

細長い湖で、南側の対岸はフランス。

しばらくして、列車はスイスの西の端、ジュネーヴ駅に到着した。
(ジュネーヴの周辺だけ、フランスに食い込んでいるような形をしている)

駅にはこんな車両も停まっていた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
5302
(1996年撮影)
どなるどぉぉぉぉぉ~~~~っ

なんとマクドナルドの食堂車」だ。
メニューはやはりマックしかナイのだろうか…?

さて、ココでスペインの「Barcelona(バルセロナ)」行きの座席を予約しようとするが、「寝台車だけで座席車はナイ」と言われた。
いくらユーレイルパスを持っていても、寝台料金は別払いだ。
それでは宿代を浮かせた意味がナイ(むしろ高い)。

困っていると「フランス・スペインの国境駅で乗り換えるのならば座席車があるよ」と言われた。
では、それでっ」と言ったら「あ、満席だぁ…」とのお返事。
学生達の夏のバカンスシーズンに突入したため、席がもういっぱいなのだ…。
(…あ、いつの間にか季節はもう7月中旬になっていたのね。

仕方がナイので、予約ナシで直接乗り込もうと覚悟を決めた。
(この後、ユーレイルパス様のご威光が輝くコトに

…ってなワケで、夜の出発まで半日ほどフリータイムということに
1991年には歩かなかった所を歩こうと、いそいそと駅から出掛けた。

 ココからの街歩きは、以前(2009年2月9日)に日記で書いたので、こちらも読んでね~
(内容もほぼ重複しているケド…
海外鉄旅日記 ~「国境の国際都市・ジュネーヴ」1991&1996~」(←こちらをクリック

駅前のマックを覗いてみたら、「ビッグマックのバリューセット」がなんと(日本円で)1200円もしたっ
どこが「バリュー」やねん
北欧とスイスは税金(消費税)が高いので有名。
なので、外国のビンボー旅行者には手が出せない「高級料理」なのだ。
そぐそばのスーパーに入ったら、バックパッカーで混雑していた

まずは繁華街へ。

中心部はこんなカンジ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
5303
(1996年撮影)
おされだねぇ~

道路の真ん中には路面電車とトロリーバスが走っている。
どちらも電気で動くので「排気ガスゼロ」でクリーンだ
一般車は入ってこれなくなっていたと思う。

別の場所でも1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
5304
(1991年撮影)
これが「理想の商店街」なのではナイだろうか…?

そんな街角に、大道芸人が立っていた。
5305
(1996年撮影)
…動かねぇッス

ピクリとも動かナイ(わんこ除く)。

足元のバケツにお金を投げ入れると、少しの時間、オルゴールの人形のように動いて踊ってくれる。
面白ぉ~~い
(この当時は、まだ日本では大道芸人の自由なパフォーマンスが認められていなかったので、滅多に見ることが出来なかった)

とりあえず、レマン湖に向かって歩いてみよう

街中には、至る所に画になる光景が待っている。
5306
(1991年撮影)
イイねぇ~~

コレは、フツーの公園(緑地)の一角だ。

少し歩いたら、目の前の景色が広がった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
5307
(1996年撮影)
みずうみぃ~~~

この時は、湖の中(灯台付近)に「海の家」のような浮島のハウスが出来ていて、ほとりの入り口で1SF(スイスフラン。約100円)を払うと、中にあるハウスまでいけるようになっていた。
オラも1フラン払って入ってみた。
大勢の人が日光浴&海水浴(湖水浴か)を楽しんでいる。

その人たちに何気に目をやると…

おーまいがーーーーっ

なんと、女性(西洋人)のほとんどが「トップレス」でゎナイかぁぁぁぁぁぁぁ~~~っ
ありがたや、ありがたや

東洋人女性(観光客)はそれを見てビックリ
いやぁ~、生活習慣(宗教)の差って、大きいね…。

目の保養も出来たので、次に進みますか。(笑)

レマン湖のほとりは公園になっていて、みんなくつろぎに来ている。
5308
(1996年撮影)
のどかだねぇ~~~

湖からフランス側を見ると、大きな山が見える。
(画像をクリックすると拡大するよん)
5309
(1991年撮影)
地層がクッキリ

ミルフィーユみたいだ

途中の橋にいろいろな旗が掲げてあった。
(画像をクリックすると拡大するよん)
5310
(1991年撮影)
スイスだねぇ~~~

これらの旗、各都市の紋章の柄なのかな?

橋を渡った対岸側で、こんな光景が。
5311
(1991年撮影)
西洋人の子供って、ホント、画になるよねぇ~~

さて、街中に戻ろう。

途中の公園ではこんな光景が。
5312
(1996年撮影)
ちぇーーーーーッス

みんなで大きなチェスをしていた。
周囲のあちこちに巨大なチェスが…。

右のおぢさんの考え込んでいるポーズがナイス(笑)

交差点(ロータリー)などには、結構銅像が建っている。
5313
(1996年撮影)
こんなのや…

キレイなモノでは…
5314
(1996年撮影)
こんなのなど。

ちゃんと調べれば由緒正しいモノなのだろうが、あいにく歴史には興味がナイもので…

途中の工事現場に、こんなカンバンがあった。
5315
(1996年撮影)
スイス国鉄(CFF)の広告だ。

上から…
「フランス(SNCF)のTGV(テジェヴェ)」
「イタリア国鉄(FS)のCisalpino(チザルピーノ)」
「ドイツ国鉄(DB)のICE(イーツェーエー)」
だ。

各国の超高速(新幹線)列車が並んでいる。
列車の上の文章は、それぞれの国の言語で書いてある。

ちなみに、スイス国鉄(正式にはスイス連邦鉄道)の略称は3つある。
CFF…フランス語の頭文字」
SBB…ドイツ語の頭文字」
FFS…イタリア語の頭文字」
だ。

さて、駅に戻ろう。
駅に戻って、夕飯を食べ、列車に乗る準備をする。

座席に座れナイのを覚悟しながら、カンタンな出国審査を済ませ、ホームに行く。
今夜乗る列車は、フランス・スペイン国境にある「Port Bou(ポルトボウ)」駅行き。
停まっていた列車は、やはり混んでいた。

列車の編成を見ていたら、なんと1等座席車」様が連結されているではナイかっ
車両の半分が1等座席車、残り半分が2等座席車の「合造車」だ。
急いで1等室に入る。

そしたら、なんとちょうど3人分だけ予約ナシの座席が空いているではナイかぁ~~
ラッキーーーーーーーっ
これでゆっくり眠れるぞ

検札に来た車掌さんに「若者のオマエら、ココは1等車だぞ」という顔をされたが、ユーレールパス様を見せた途端、笑顔で「メルシー」(笑)

1・2等室の間にはガラスの仕切りがあって、こちらはとても静か
向こうの2等室は、ポパイみたいなガタイのデカい兄ちゃんが、ずっと騒いでいて眠れなさそう。
(結局、コイツは終点(朝)まで騒いでいた)
う~ん、ユーレールパス様々だ

ジュネーヴの駅は、スイスのはじっこにあるため、フランス・イタリア方面の列車は、専用の「国際線ホーム」から発着する。
5316
(1991年撮影)
線路際にある青いカンバンが、いわば「国境」。

向こうのホームに行くには出国審査を受けなければならない。
青いカンバンには「渡るんぢゃねーぞ、オイ」と4ヶ国語で書いてある。

ちなみに、写真に写っている機関車と列車は、フランス国鉄の車両たちだ。
ココからフランス国境までは、わずか十数キロしかない。

列車は出発した。
すぐにフランスに入る。あとはひたすら南下していくだけ。
さぁ、これで翌朝はペイだぁ~~~~

では、おやすみぃ~~

つづき「その54」はこちらーっ!

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コメント

鉄道の写真なかったら、観光用のパンフレットかと思うね。
久々のコメントでした~~
PCを入院させてHDDを交換だったのでなかなか身に来れなかったの。
もうスイスなんだね^^
ちゃんと読んでますけどね。

投稿: ばんび | 2013年11月 4日 (月) 14時55分

★ ばんびさん

欧州では、鉄道の写真もフツーにパンフに載ってますわよん
あちらでは「鉄道はファミリーで楽しむもの」という考えがあるので、昔から女性も関心が高かったッス

PCの入院はタイヘンでしたねぇ~

ココから一気にポルトガル目指しますので、あと3日(日記3回分)でロカ岬に到着するッス~~~

投稿: まりりん | 2013年11月 4日 (月) 17時56分

義務教育で4ヶ国語を学習かぁ・・・。
私は英語すら自信ないのに・・・
英語も勉強し直そうかな~と思ったまま・・・そのまんま。(笑)

国によって街の様子も違ってて 読んでて楽しかったよー♬

投稿: ひめ子 | 2013年11月10日 (日) 17時51分

★ ひめぽ

オラのまわりにいた友達たちは、みんな3~5ヶ国語はしゃべれるのが多かった。
そのせいか、オラも広く浅くいろんな言葉をかじった次第。

ちょっとでもその国の言葉をしゃべれると、相手の反応がぜ~んぜん違うよ
遠くの人たちと仲良しになると、イイことがたくさんあるのだ

投稿: まりりん | 2013年11月10日 (日) 17時58分

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