« 旅日記 ~「JR最短の区間列車、羽衣線。」2013夏~ | トップページ | 旅日記 ~「木曽の森林鉄道 2013夏」その2~ »

2013年9月12日 (木)

旅日記 ~「木曽の森林鉄道 2013夏」その1~

2013年8月15日長野県南部木曽(きそ)に行って来た。
仲間に「森林鉄道乗せてあげるよぉ~」と言われたのでね

前日は安曇野(あずみの)でJR大糸線と湖を満喫(こちらの日記を見てね)。
そのままJR中央線「塩尻(しおじり)」駅近くのビジネスホテルに一泊。

15日の朝、ド晴天の中、汗をかきかき塩尻駅へと向かった。
101
暑いよぉ~~~~

コレから乗る列車(「中津川(なかつがわ)」行き)はすでに駅に到着していた。
ココで長時間停車している。
座席をキープするため、急ぎ足で列車に向かった。
(なんせ2時間に1本、しかも2両編成なので…

なんとか座席をキープ出来た
余裕が出たので、列車を撮影することに。
仲間曰く「今からおもしろいのが撮れるよ」だって。
なんだろう…

ほどなく意味が解った。
(画像をクリックすると拡大するよん)
102
せいぞろりぃ~~~~~~~~っ

なんと、信州を走っている普通列車の全ての形式が並ぶという奇跡
手前から、313系・211系・E127系・115系だ。
オレンジ帯の313系だけJR東海の車両で、残りの水色JR東日本
この塩尻駅から名古屋方面の中央線は、JR東海のエリアとなる。

ほどなく、列車は発車(8時17分頃)。
車内は何気に混んでいる。
…ってか、列車の本数と連結両数が少な過ぎるんだよねぇ~。
せめて3両編成か、1時間に1本は欲しい。

列車は快調に木曽路を進む。
ホントに「木曽路はすべて山の中」だ

江戸時代の宿場町の雰囲気が残っている「奈良井(ならい)」駅に到着。
103
…思ったより人が降りない。

多分、みんなマイカーや観光バスで来るんだろうなぁ~。
(電車は2時間に1本。身動き取りにくいしね)

木曽路の景色はこんなカンジ。
104
山深いッス

両側を山に囲まれながら、ひたすら前進。

反対側の車窓がイイカンジだったので、1枚。
105
う~~ん、木曽路♪

典型的な木曽の光景だ。

9時ちょい過ぎ、列車は今回の下車駅、「木曽福島(きそふくしま)」駅に到着した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
106
いやぁ~快適だった

この313系は、座席がイイので実に快適だ。
長時間乗車も苦痛にならない。

ここでバスに乗り換える。
目的地は山の中だ。

バスの発車時間までわずか数分しかナイ。
急いでおトイレ様に寄り、改札を出る。

木曽福島の駅舎はこんなカンジ。
107
威風堂々~~~~っ

宿場町のイメージを再現した、なかなか趣のある意匠だ。
「木曽福島」と、「駅」の字が旧字体なのがカッチョエェ

そうそう!バス!バス!!

バスは駅前に停まっていた。
108
すでに発車準備OK状態

あぁ、時間に余裕ナイなぁ~~。

バスの行き先は「王滝(おうたき)」。
御嶽山(おんたけさん)のふもとにある、湖沿いの村だ。
ココからは40分ほど掛かる。

バスの中はこんなカンジ。
109
ごく一般的な路線バスだ。

乗ってから気が付いた。
なんと、このバス、どこまで乗ってもたったの「200円」なのだっ
や、安過ぎるぅ~~~~っ

フツー、このようなローカルな路線バスは、途中で運賃がガンガン上がって行って、40分も乗ったら500~800円近く掛かる場合もザラである。
なのに、ナゼこのように都心のバス並みの低運賃なのだ…
かなりの補助金が入っているのだろう。
住民にはありがたいサービスだ

バスは発車した。
乗客は5・6人ほど。

駅前から街の中へ、急坂を降りる。
木曽福島駅は高台にあるため、街は眼下にあるのだ。

駅前からの光景はこんなカンジ。
110
イイ眺めだ♪

駅前に旅館があって、その部屋からはこんな景色が拝める。
(実際に泊まったことがあるッス)

バスは街中を走り、すぐに病院へ到着した。
そしたら、乗客がほとんど降りてしまい、3人程度に…

ココからは街を外れ、山の中へ。
緑いっぱいの景色の中、バスは快調に走る。

山の中の景色はこんなカンジ。
111
イイねぇ~~~♪

途中にいくつか集落もあり、景色は結構変化する。
なかなか楽しい路線だぞ

しばらく走ったら、突然景色が開けた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
112
おぉ、いぇい!!

キレイな湖だぁ~~~~
コレは「御岳湖(おんたけこ)」という。

我々の目的地は、この湖の先端にある。
まだまだ遠そうだ…。

バスは湖沿いに進んでいく。

すると、目の前に集落が見えて来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
113
これがバスの終点がある「王滝村」だ

わくわく♪

バスは橋を渡り、対岸に移動。
そして最後の急坂を上り、9時40分ころ終点の「王滝」に到着した。

バス停はこんなカンジ。
114
ココは折り返しするバス用なので、広々している。

もっと先に行くバスは、フツーの道路上にある。
余談だが、この先からはバス運賃が突然1000円台にまで跳ね上がる

その、フツーの道路はこんなカンジ。
115
撮っている地点の右側に今降りたバス停(折り返し場)がある。

目の前のと、対面のマークの下に、先に行くバスのバス停がある。
正面の坂の下はだ。

ココから振り返ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
116
ちゅうしん~~~~~っ

ココが大滝村の中心部だ。
左の建物に観光案内所がある。

仲間にこれからの予定を聞いたら…
森林鉄道は13時からだよ。会場までは歩いて40分くらいさ
だって。

…おいおい、まだ3時間以上あるぢゃねーかっ
しかも、さらに炎天下を40分歩くのぉ~~~~っ
やれやれ。
(バスの本数が極端にナイので、このバスでないと間に合わないんだってさぁ~

さて、どうやって時間潰そう…

…まずは観光案内所で相談だ

つづき「その2」はこちらーっ!

|

« 旅日記 ~「JR最短の区間列車、羽衣線。」2013夏~ | トップページ | 旅日記 ~「木曽の森林鉄道 2013夏」その2~ »

旅と鉄道(04甲信越)」カテゴリの記事

コメント

  いいお天気でよかったね。
木枯し紋次郎と夜明け前とがごっちゃになってきた。
王滝村も覚えています。
長野西部地震で大きな被害があった…。
御嶽山ももう少し前に噴火したよね。

投稿: ばんび | 2013年9月12日 (木) 09時40分

★ ばんびさん

王滝村は何の前情報も持たずに仲間に付いて行っただけなので、地震や噴火のこととかはまったく考えていませんでした…。
(今でも「そう言われれば…」くらいのレベルです

投稿: まりりん | 2013年9月12日 (木) 12時48分

こんにちは。
今回は、木曽福島驛と、御嶽湖が印象的。
良いね~~~、木曾路
暑かったかもしれないけど、青空が目に染みる~~~

投稿: ジャネット・ぽこ・リン | 2013年9月12日 (木) 16時30分

★ ジャネぽこさん

このおハナシ、これからが面白いのよ…(^艸^)

投稿: まりりん | 2013年9月12日 (木) 20時53分

こんにちは.
つづき、たのしみにしています(*^-^)
“ならい”を目にしたら、気になって気になって(^-^;
いつも、ありがとうございます

投稿: A・オラシオン | 2013年9月13日 (金) 11時58分

★ A・オラシオンさん

さすが、信州ネタには食い付いて来ますね… 

つづき、ご期待くださいっ

投稿: まりりん | 2013年9月13日 (金) 15時34分

★塩尻駅の普通列車さん達。
模型さんで欲しい光景なんですけど・・・。
★夏休み。
1日目も2日目もとぉ~っても楽しんで来たんだね♪
★村。
私は村っ子だった。
小学校までの歩いての通学。
40分くらいだったかな?(笑)
★木曽の森林鉄道記事。
早く読みたぁぁぁぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃ~♪

投稿: ひめ子 | 2013年9月15日 (日) 22時27分

★ ひめぽ

模型さん。左から2番目はまだ製品化されていない…
(違う帯の色のならあるので、帯を塗り替えてちょ)

この2日間は、青春18きっぷを有意義にとことん使ったでぇ~

通学路。ウチのいとこも埼玉の山の中を通学してた。
ランドセルに熊避けの鈴付けながら…
オラも最近は手前の駅で降りて、40分くらい歩いて帰宅してるでぇ~ 

この木曽日記、「その7」くらいまでつづくんぢゃナイか…な?
(「その6」まではすでに書いたッス

投稿: まりりん | 2013年9月15日 (日) 22時37分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 旅日記 ~「JR最短の区間列車、羽衣線。」2013夏~ | トップページ | 旅日記 ~「木曽の森林鉄道 2013夏」その2~ »