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2012年11月29日 (木)

レイアウト日記 ~「駅のある風景2」の巻~

「駅のある風景3」のつづきーっ!

今回も「集合式単線ミニモジュール」(略して「単モジ」)編を…。
(画像をクリックすると拡大するよん)
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これは、「特攻野郎Bチーム」の公開展示・運転会用に制作したもの。

コンパクトにまったりとローカル風景などを楽しむために、この「単モジ」が生み出された。
Bチームのオリジナル規格だ
ボードのサイズは278mm×190mm。高さは60mm

これは「幹線のローカル駅」というイメージで作った3部作の、真ん中部分だ。
両側の詳細は、当ブログの「駅のある風景1」と「駅のある風景3」をご覧くだされ

今回も作り方を詳細にご紹介していこう

まずは地面になる部分に茶色を塗ろう。
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これは水性塗料の「マホガニー」(こげ茶)を使用した。
(塗料の詳細は後述)

木の地肌が見えている所には、線路(Nゲージ用)が置かれる。
(手前部分は駅前広場の道路(灰色)になる)
茶色は、ボードの側面にも少し掛かるように塗るのがポイント。

次に、線路を固定しよう。
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TOMIX(トミックス)製の線路を使用。

曲線とポイントの半径はR140mm

ポイント部分以外の、レールのつなぎめにある金属ジョイントは外しておこう。(理由は後述)

線路はゴム系のボンドで接着した(ポイントを除く)。
釘は使用していない。
裏側に飛び出て危ないしね

線路配置は、「島式ホームの両側に線路+留置線」という、オーソドックスなもの。
日本全国でフツーに見られる。

線路が固定されたら、レールを塗装する。
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塗料は「水性ホビーカラー」を使用。これを筆で塗る。

色は、地面は「マホガニー」、レールは「ウッドブラウン」にした。
レールの色は、好みで「ラスト(さび)」などを使用してもイイ感じに仕上がる

水性塗料は害も少なく、臭くもないので、夜などでも思い立ったらすぐに塗装できるので、タイヘン便利
筆も、水かぬるま湯で洗えばカンタンに塗料が落ちる。
絵の具のような感覚だ
ただし、必ず換気はしておこう。

塗料は「半光沢」なので、「フラットベース」を少量混ぜて「つや消し」にしておいた。
(「ウッドブラウン」のみ。「ラスト」は元からつや消し。「マホガニー」は地面用なのでそのまま塗った)

レールの両端の金属ジョイント部分(隣のボードとつなげる、はじっこ部分)は塗らないこと
ジョイントの中に塗料が入ってしまうと、電気が流れなくなってしまうのでね
ポイントのレールは繊細に出来ているので、塗装は充分に注意されたしっ
(「難しい…」と思ったら、無理に塗らないこと。

今回はレールをハンダ付けする前に塗ったので、当然ながらハンダ付けする部分は塗らないで残しておいた。
ハンダ付けが終わった後に、その部分を追加で塗ったよん。

塗料が乾いたら、レールの上面を磨き出そう。
目の細かい、デザイン画用の砂消しゴム紙ヤスリ(1500番程度)で、優しく擦ろう。
あまり擦りすぎると、レールに傷が付いて線路と車輪を傷めるので要注意

これで線路周りの加工は完了。
つづいて、地面の造形に移ろう

まずは駅手前側の、「駅前広場」を舗装しよう。
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この部分には木工ボンド原液のまま(水で薄めずに)薄~~~~く塗り、グレーの画用紙を貼った。

乾燥するまで半日以上待つ。

もうこのグレーの面には不用意に触らないコト。
もし汚れちゃったら、全てやり直しだからね

舗装が完了したら、イメージを固めるために、3部作すべてをつなげてみる
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これでやっと全貌が見えてきた

ココでいろいろ駅前のプランを考える。
実際に建物や車などを仮置きして、「実寸」で測ること。
想像だけで進めると、ほぼ100%収まらない

人間ってヤツは、物を実寸よりも小さく思い込みがちだ。
買って来た家具が、部屋で収まらなかったことあるべ~

さぁ、プランも決まった

木の地肌に茶色を塗っただけだった地面に、「」を撒こう。
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茶色い面に木工ボンドをそのまま薄く塗り(ゼッタイに水で薄めないこと)、地面用の「パウダー」を撒いた。

地面は好みで何色を使用してもOKだ。
私はTOMIX製の「カラーパウダー・ブラウンミックス)」を愛用している。

撒き方のコツは…

1.木工ボンドを原液のまま、指でボードに薄く塗る。
2.大き目の空箱を用意し、箱の上にボードを置き、パウダーをドカッとかける。(ケチらない)
3.パウダーを指でかる~く上から押さえたら、ボードを傾けて、余分なパウダーを全部箱の中に落とす。
4.箱に落ちたパウダーは、タッパーなどの容器に入れておく。

これを、地面を作りたい各場所で繰り返す。
パウダーは、この時点では他のスポンジなどと混ざらないので、まったく無駄が出ない。

乾いた時点で「フーッ」と息をかけて、余分なパウダーを完全に落とす。
この時に上手く撒かれていない部分があったら、追加でボンドを塗ってパウダーを撒いておこう。

これで地面の「」の工事も完了。

ココで、線路に安定して電気を流すために、レールの外側の側面をハンダ付けしよう。
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赤い矢印の部分がそうだ。

金属のジョイントにはハンダが付かないので、あらかじめ外しておいて線路を板に接着しておいたからね。
ポイントは、不具合発生時に取り外せるようにしたかったので、ハンダ付けしていない。

ハンダ付けが済んだら、レールの未塗装部分も塗料を塗っておこう。

さぁ、いよいよ「緑化」工事に入る

まず、線路のはじっこなどの、「(ふち)」の部分に大きめの草を植えていく。
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草はスポンジの「若草色」を使用した。(「ウッドランドシーニクス(KATO)」製)

実物の景色を見ればよく解るが、草は大抵こんな「縁」に生えている。

スポンジは、小さくちぎってゴム系ボンドで接着した。
表現したい「季節」によって、草の色は選択しよう。

この時点で、留置線の横には(KATO製)をゴム系ボンドで接着しておいた。
だいぶ出来てきたカンジがするねぇ~~

さぁ、これで「緑化」第1次工事が完了した。

次に、「草(芝生)を植える」工事だ。

草は、少し濃い目の緑色のパウダー(ターフ)を使用した。
緑色は、数種類使用したほうがリアルに見える(いつも2色をブレンド)。
ほんの一手間を掛けるだけで、仕上がりが全然違うよ
料理と一緒だよ。うんうん

草を植えたい部分に木工ボンドの原液を薄く塗り、緑のパウダーをパラパラと撒く。
今度は土と違って、焼きそばたこ焼きに「青のり」を掛けるような繊細さでだ

すると、こうなる。
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う~~ん、緑の大地

さてさて、本命の「ホーム設置」工事に移ろう。
この3部作の最大の見せ場だからねっ

まずは、ホーム下の土台整備だ。
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線路の脇に薄くて細長い木の棒(板)をグレーに塗って貼った。

これは、この上に載せるホームの高さをかさ上げするためのモノ。
使用するホームと線路の組み合わせによって高さが違うので、しばしばこの工事を行わねばならない…。

今回使用した木の棒は、某コーヒー店に置いてある「まぜまぜ棒」だ。
グーゼン、サイズがピッタリだったので、数本コソッと拝借
(お店でちゃんと飲みモノ買って飲んだでーっ

もちろん、木の棒でなくてもボール紙などでも全く問題ナイ。
普段はボール紙を使用している。

さぁ、ホーム様のご登場だ
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TOMIX製の「ミニホームセット」だ。

これは幅がかなり狭い、「Bトレ様用に作ったんぢゃナイかっ」ってなくらいデフォルメされたホームだ。
初めて見ると違和感ありまくりだが、Nゲージの小型車両などで遊ぶ時にはイイカンジのバランスとなる。
実際、名鉄京急京成あたりなんて、実物でもこれくらいしか幅のない駅があったんだから、イイんでない

まずはホームをボードに仮置きしてみる。
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うんうん、イイカンジぃ~~~♪

線路に電車を置いてみる。
よしホームの高さもピッタリだ

ホームのはじっこ部分には、駅舎に行く地下通路用の階段をはめこんだ。
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ホームの裏側に切り欠き用の溝があるので、それをカッターでなぞるだけ。

あとは製品に付属の階段をスポッとはめるだけ。
でもホームを塗装したいので、今はまだ固定しな~い。

さて、駅舎様にもご登場願おう
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今回使用したのは、TOMYTEC(トミーテック)製の「ジオコレ・駅B」だ。

ちなみに、TOMYTECTOMIXと同じ会社。(どちらも「タカラトミー」だ)
ブランド(品質と価格帯の設定)が違うだけ。

この「駅B」の駅舎部分を使用する。
(ホームは別のモジュール(上井草駅)に使ったよん)

駅舎周りのベースの出っ張りをニッパーで切り落とし、地面に接着する。
今回は、改札の中は階段で地下道に行く設定のため、改札通路の背中側はボール紙でふさいでおいた。

ココでホームも塗装
水性塗料のグレー3色を使い、ホーム側面(濃いグレー)とホーム上面(明るいグレー)とホームの縁(白っぽいグレー)を筆塗りした。
つや消しクリアーも塗ってみたが、筆塗りでは上手くいかナイね、やっぱ…。
でも塗りムラがかえってリアルっぽいから、イイかっ

ホームの屋根グレーで汚しておいた。
筆にテキトーに塗料を付けて、力を入れずに屋根にこするように色を付けて行く。
あまりやり過ぎると「ホントに汚くなってしまう(笑)」ので、要注意

柱と階段の側壁は、おされに水色をアクセントとして塗っておいた

ホームをボードに接着し、上面にイスなどの付属品を差し込んだら、ほぼ駅部分の完成だ
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おぉ!いぇい!!

この時一緒に、ベース板の「お化粧」をしてあげた。
売り物のようにカッチョエェくなるでぇ~~~

おけしょーに使用するのはコレだ。
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フローリングの補修用」として売られている、木目柄のテープ(シール)だ。

ホームセンターなどで手に入る。1個300円程度。
今回もシックな「ダークブラウン」をチョイス。
Bチームメンバーの単線モジュールは、ほぼこれに合わせてある。

これを「ぺろ~~~~ん」と剥がし、ボードの側面に貼っていく。
結構貼りやすくてカンタンだ。

いよいよ完成間近だっ

ホームの屋根を接着し、駅前広場にカンバンなどを置き、最後に人形を接着する。
そして、すべての方向から見回して、ヘンな隙間や穴が見えていないかをチェックする。

ホームの上に穴があったので、ココはを植えて「花壇」として隠しておいた。

ココで列車がちゃんと走れるか、実際に車両を通してみる。

ガツンッ!!

…おぉ!のぉ!!ヽ(´~`)ノ

ホーム前後のカーブのおかげで、駅舎側(内側)のホームに車両が当たってしまう。
なので、当たってしまう部分だけ、ホームの一部を切り取っておいた
切り取った部分だけ、後から色を塗り直したよん。

さぁ、これで全て完成~~~~~~っ
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…どうにかカタチになった。

では、詳細をぐるっと見ていこう。

さぁ、ぢっくりご覧いただこう

まずは、反対側の駅前広場部分を。
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カ~~~~チョエェ

どうよ

ホームの切り取った部分も判るかな?

次に、駅舎の背中側から…
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前述のとおり、駅舎の背中側にはを作っておいた。

改札を入って、階段を下りて、地下通路を歩いてホームに出るというイメージ。

くるっと回って、ホーム側を見てみよう。
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ホームのベンチで列車を待つ人々。

こういう人々が臨場感を盛り上げる。
やっぱ人がいないと「場に動き」が出て来ないね

ホームや屋根の色は、ココで見てねん

さて、駅前広場をアップで見てみよう。
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イイねぇ~~~~♪♪

自販機と電話ボックスと銀色の柵は、KATO製のパーツを使用。
売店とカンバンとベンチは、TOMIX製だ。
バス停は、GM(グリーンマックス)製品を塗装して使用。

シール類はいろいろな物を寄せ集めて来て、切り貼り状態。
でもそれが「オリジナリティー」を醸し出している
(↑なにカッコつけてんだ、オイ…

道路の白いラインは、「デザインテープ」の0.5mm幅を使用。
ぴぃ~~~~っ」と伸ばして貼るだけの、カンタンアイテムだ
他の単モジ制作日記に詳細を載せているので参照されたし)

広場を反対側から見てみよう。
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イイカンジ♪♪

イナカなので、人はあまり多く置かないほうがイイ。
売店をチラ見する女性と、バスが来たので近寄るお姉さん、誰かを待っているのか?疲れたのか?座り込んでるオジィさん
この3人がいれば充分だ

売店の白い壁は、白を塗装すると色がキチンと乗らないので、白い紙のシールをぐるりと貼ってしまった
この方が、結果的にキレイに仕上がった。
屋根のは筆で塗装。
青いドアはシールだ。

このワザは今後使えるな… ( ̄∀ ̄)にや

バス横のカンバン、とにかくシールを貼るのに疲れた…
サイズと色と内容のチョイスに、かなりの時間を費やしてもうた。

最後にカッコ付けて撮影してみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
224
う~~ん。良い♪

このシーンは、信州・伊那の山奥、「飯田(いいだ)」をイメージ。

この3部作は、埼玉・奥多摩・山梨・長野あたりの雰囲気をイメージしたもの。
なので、西武秩父線秩父鉄道中央線青梅線富士急行飯田線身延線などの車両が良く似合う

…と勝手に思い込んでいる。

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さて、いかがでしたかな?
参考になったかなぁ~~~?!

ではまた~~~♪♪

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コメント

おお~!力作!傑作!
大きさはA4よりもちょっと小さいのね。
A4の紙拡げて、この上に乗っているのかと
思い描いただけで感動してしまう。
電話BOXも今や見かけなくなったし、
駅って変わるのね。
人物の服装も統一されていて、季節は初夏ですか?
(まぜまぜ棒は某店のと同じ?)

投稿: ばんび | 2012年11月29日 (木) 10時53分

田舎の緑たくさんの風景も凄いなぁ…って思ったけど。
またまたこちらもすんばらしいなぁ~。( ̄▽ ̄)

あの駅舎。私も買ったやつだ。(笑)
背中側の開いてる所をどうしようかと考えてたんだ。
ボール紙でよかったんだ。(笑)

シールも考え方によっては いろいろと使えそうだね。
さてと。私も作るぞぉ~~
((o(> <)o))うずうずっ

投稿: ひめ子 | 2012年11月29日 (木) 11時59分

草2色使うなんざプロ級だね
いや、プロか(^_^;
屋根の汚れ具合といい、いい味だしてましゅな~

投稿: あめぶる | 2012年11月29日 (木) 14時59分

★ ばんびさん

季節は仰せの通り「初夏」ッス
まぜまぜ棒は、某駅上の「あの店」と同じモノっす

電話BOX、時代によってデザインが違うので、どれを置こうか少し考えてしまいました…。
まぁ、「イナカ」というコトで、少々古めのデザインのモノを採用。

何気に「時代考証」ってタイヘンどすぇ~~~

投稿: まりりん | 2012年11月29日 (木) 17時03分

★ ひめぽ

「困った時はボール紙」ぢゃ
ティッシュの空き箱は結構使える

シールも使えるけど、広告チラシの切り抜きを両面テープで貼るワザも超~使えるでぇ~~

投稿: まりりん | 2012年11月29日 (木) 17時05分

★ 師匠ぉ

屋根は汚れているけど、オラの心はキレイだぜ

投稿: まりりん | 2012年11月29日 (木) 17時07分

知ってる

投稿: あめぶる | 2012年11月29日 (木) 17時51分

なんだかどこかで見たことが
あるような風景だよ~
懐かしい~

電話ボックスがお気に入り~

投稿: piyoko | 2012年11月30日 (金) 21時29分

★ おピヨ

この電話ボックスはレアアイテムなのだぁ~~よ
高いセットの中に1個しか入っていない…

投稿: まりりん | 2012年12月 1日 (土) 02時38分

おお、凄いですね
特に、三つも繋げると壮観
電話ボックス良いですね。
質問で~す。
高いセットって、何と何が入って、ハウマッチ~~~

投稿: ジャネット・ぽこ・リン | 2012年12月 1日 (土) 11時47分

★ ジャネ・ぽこさん

ハウマッチの詳細は↓コレを見てね

http://www.katomodels.com/product/nmi/diotown_road_accessories.shtml

投稿: まりりん | 2012年12月 1日 (土) 16時08分

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