(前回「その40」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら)
このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。
注:文中の地名・名称等にふり仮名がないものは、前回までの日記を参照されたし。
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1996年7月10日(水):くもり 時々 雨
→ Stockholm(ストックホルム) →
おはよう★
揺れない夜行列車に揺られ、今朝は7時半頃にスウェーデンの首都にある「Stockholms Central(ストックホルム中央)」駅に到着した。
(画像をクリックすると拡大するよん)

(1996年撮影)
お上品な駅舎っ
「白い東京駅」みたいだ★
さて、今日はどうしよっか…?
相談の結果、今夜に乗る列車が22:30発なので、21時半まで自由行動にした。
まずは、駅の中のコインロッカーに荷物を入れる。
そして、仲間の片割れと2人で駅前のマクドナルドに行き、朝食の「マックブレックファースト」を食べる。m 
そのセットの中身は…
・オムレツ
・ハム
・マフィン
・ハッシュポテト
・コーヒー
・オレンジ
…という、文章だけで見ると豪華な内容★
これで35kr.(クローネ)、580円ほど。
(1万円で約600クローネ。1kr.=16.6円)
食事をしながら、今夜から明日にかけての移動ルートを再チェックする。
移動ルートは、以下のとおり。
(画像をクリックすると拡大するよん)

(1996年当時の地図を撮影)
●を目指せーーーーーーっ★
今は、右上の「●STOCKHOLM(ストックホルム)」にいるよん。
今夜発の夜行列車に乗って、翌朝に中央下にあるデンマークの「●KØBENHAVN(コペンハーゲン)」へ。
さらに列車を乗り換えて、左下のドイツの「●Puttgarden(プットガルテン)」を経由し、夕方にドイツの首都「Berlin(ベルリン)」に到着する予定。
地図の■黄緑色の線は国境で、結構複雑に入り組んでいるのが判る。
デンマークは、地図に見えている部分でほとんどだ。
「小さい国だなぁ…
」と思うでしょ。
でもね、実は北極に「グリーンランド」という世界最大の島(デンマーク本土の50倍で、日本の5.7倍)を持っているのだぁ~よ。
…そっか、もう明日の夜にはドイツにいるんだ★
そう考えたら、何か急にワクワクして来た

ドイツ他の数ヶ国は、以前行ったことがある「馴染みの土地」だからだ。
さて、食事も済んだので市内観光に行こう♪
ストックホルムの町は、周囲を海と川に囲まれた、大小さまざまな島々からなる複雑な地形になっている。
広域地図で見ると、このとおり。
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(2019年のグーグルマップより)
北欧の瀬戸内海やぁ~~~~~~っ★
●がストックホルム中央駅だよん。
中央駅は海と川の角に接するようにあり、その周辺が繁華街とオフィス街になっている。
地図をアップで見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)

(2019年のグーグルマップより)
アップでも島だらけぇぇぇぇ~~~~っ★
●…ストックホルム中央駅
▲…大聖堂
◆…ストックホルム宮殿
▼…旧市街の商店街
◎…新市街の商店街
■…市庁舎
★…列車を撮影した場所
中央駅の目の前(地図では下側)に、小さな島がポツンと中洲のようにあるでしょ。
そこが「旧市街地」で、中世の雰囲気を残している超~観光スポットだ
なので、迷わず即決で旧市街地へ行くことに。
駅の横から伸びている橋を渡る。(衛星写真の★の橋)
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(1996年撮影)
わくわく
この橋は、線路に平行して左右に歩道橋と道路橋がある。
今立っている場所は道路橋のほうで、奥が旧市街。
目の前の橋が、水上で丁字路になっているのが面白いね♪
橋を渡り切って、旧市街に入った。
とりあえず、すぐ近くある「ストックホルム大聖堂」と「ストックホルム宮殿(王宮)」を観ることにした。
まずは、大聖堂から。(衛星写真の▲)
教会なので、静かに入る。
中は、こんな感じ。
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(1996年撮影)
荘厳~~~~~~~っ★
かなり大きいけど、造りは一般的な教会と同じだ。
ステンドグラスがキレイだね
こんな像も置いてあった。
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(1996年撮影)
ブレた…
龍らしきものを踏んでいるようなんだけど、超ブレてしまった…
フラッシュ無しで当時のへっぽこアナログ(フィルム)カメラぢゃねぇ~~★
(アナログ時代に補正機能なんて付いている訳が無い)
さらに巨大なモノがあったぞ。
(画像をクリックすると拡大するよん)

(1996年撮影)
せばすちゃーーーーーーーーん★
こちらはフラッシュを点けて撮ってみたのでキレイに撮れた♪
2階にあるのは、巨大なパイプオルガンだ。
パイプオルガンの大きさと音質で、その教会のランクが解るとか。
詳細は、J.S.バッハ大先生に訊いていただきたい。
…ふぅ、いきなり見応えのある観光スポットだったぞ★
さぁ、次は王宮だ★(衛星写真の◆)
王宮は目の前にあるので、カニ歩き状態でスライドして入口へ向かう。

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(1996年撮影)
…おぉ!スゴイねぇ~~~★
さすが王宮だけあって、「いかにも西洋の宮殿」といった感じだ。
正面の門をくぐって中に入ると、広場があった。
おんや?人がたくさんいるねぇ~。
近寄ってみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)

(1996年撮影)
兵隊さぁぁぁぁーーーーーん★
何かの儀式(イベント?)が行われていた。
ラッキーーーーっ★
偶然にイイものが観られた♪
さて、ここでお昼になったので、昼食を。
旧市街の商店街をいろいろ観て歩く。(衛星写真の▼のエリア)
賑やかで楽しい所だぁねぇ~~~♪
オラ、「旧市街」って好きなんだよね
世界中の町で、旧市街があったら絶対に中に入っている。
途中(南側)にあった、良さげなレストランに入ることに。
席に着いてメニューを見ると…
何と!日本語のメニューがあった★
多少アヤシゲな日本語もあるけど、安心して注文が出来るっす♪
・スウェーデンソーセージ
・ポテト料理
・ファルコンビール2杯
を注文。
2人で307kr.(約5100円)は、この国の物価からしたら高くはないのだろう…
ホントに北欧の税金は高いので、外国人旅行者は買い物や食事に苦労する…
(福祉が充実しているので税金が高い。その分、労働者の収入も高い)
料理が来た。
いっただっきまぁぁぁぁ~~~~っす♪
もぐもぐ。
…おっ、結構美味いっ★
注文した内容がちょっとドイツ料理っぽかったけど、まぁ近くの国だからOKでしょ♪(笑)
やっぱり、欧州のビールは、まいう~~~~ちゃん

あぁ、シアワセ
満足して店を出て、再び旧市街をのんびり歩く。
ほどなく、島の裏側まで来たので、ここで引き返す。
テコテコ歩いていると…
…あっ、雨だ!
急に雨が降って来た。
なので、少し急ぎ足で王宮付近の教会に入り、しばしの雨宿り。
周りの観光客達も、以下同文。
ほどなく雨も止んだので、外に出る。
ここからは、仲間と別れて単独行動に。
今度は、中央駅の東側にある新市街地へ行き、現代の繁華街を歩くことに。(衛星写真の◎のエリア)
おぉ~、こちらは今どきの街並みだね。
旧市街と違って、地元の人達で賑わっている。
途中にあったセブンイレブンに入り、夜食用にパンとジュースを買う。

値段が高いから、北欧では倹約を心掛けなければ…
さらに、中央駅の西側へ移動。
駅の西側には小さな川が流れている。
その橋を渡り、川が海に出る場所の角にある「市庁舎」に行ってみた。(衛星写真の■)
市庁舎から、今歩いて来た方向を見る。
(画像をクリックすると拡大するよん)

(1996年撮影)
港町ぃぃぃぃ~~~~★
中央駅は、左端にわずかに写っている建物で、旧市街の島は右に行った所にある。
教会のトンガリ屋根が印象的ぃ~★
こちら(駅の西側)は栄えていなく、どちらかと言えば「住宅街」っぽい。
周囲は静かだ。
なぜにそんな場所にある市庁舎に来たかと言うと…
上の写真からもう少し右に視線を移すと…
(画像をクリックすると拡大するよん)

(1996年撮影)
Yes!! これだぁ~~~★
そうなのだ、「鉄ちゃん撮影ポイント」だったのだぁ★
列車の右後ろは旧市街で、左後ろが新市街。
この列車の橋のすぐ脇(手前)に歩道橋があって、そこを歩いてみたかったのだ♪
人々が歩いているのが見えるっしょ。
早速歩き出す。

すぐに歩道橋に到着。
まずは、橋を歩いて線路側を眺める。
そして、写真が撮れそうな場所へ移動。
結局、橋の上だと塀もあるし近過ぎるしで上手く撮れないので、橋のたもとに落ち着いた。(衛星写真の★)
ほどなく、列車がやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)

(1996年撮影)
えっくすにせぇーーーーーーん!!
「X2000」と言う、スウェーデンの誇る高速列車だ。
豪雪・酷寒地を走るので多少無骨なスタイルだけど、室内は素晴らしい

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★ おまけ ★
余談だが、中国にもこの「X2000」のソックリさんが存在する(していた)。
その名も「新時速」と言い、走行区間は「香港~広州」の高速新線。
ライセンス生産したのか輸入したのかは覚えていないが、「パチモノ」ではナイ。
正式なスウェーデン車両の中国版だ。
中国は、どんなに洗練された海外製品をも野暮ったくさせる天才でもある。
このX2000、中国に来たらこんなお顔になった。
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(2001年に深圳で撮影…だと思う)
…ナゼ!?
「黄金バット」だよ、まるで。
さらに、側面は…
(画像をクリックすると拡大するよん)

(2001年に香港で撮影…だと思う)
文字だらけぇぇぇぇ~~~~っ★
デカデカと自分の企業名「広深鉄路股份有限公司(広州深圳鉄道株式会社)」を宣伝している…
…何かもう少し方法はあっただろう。(笑)
香港人にデザインしてもらったら、もっとカッチョエェくなったのに…ね★
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X2000が走り去った後、隣のホームに停まっていた普通列車もすぐに動き出した。
ヘッドライトが点いていたので、「すぐに動くぞ★」と思っていた。
こちらも、しっかりと撮影。
(画像をクリックすると拡大するよん)

(1996年撮影)
フツーの子ぉぉぉぉぉ~~~~っ★
世界的にごくありふれたデザインの車両だ。
日本にも似たようなデザインの車両がたくさんいるので、見ていてなんとなく落ち着く♪
(営団地下鉄5000系(東西線)っぽくも感じる…)
他の列車は、動く気配がない又は逆方向に去って行ったので、これで撮影を終了して観光に戻ることにした。
海べりでまったりした後、中央駅へ向かう。(衛星写真の●)
そして、19時半に先ほどの仲間の片割れと合流。
その後、21時半になったので、3人で集まるべく、待ち合わせ場所の駅の地下1階にあるロッカールームへ移動。
すると、1人で我々を待っているはずの仲間が、若い日本人女性とにこやかに話しているではないかっ★ 

…あ、あれ???
挨拶をして、ハナシを聞いてみると…
この彼女、仕事で1年間スウェーデンに働きに来ているとのこと。
住んでいる所は、ウーメオの北にある小さな町だそうで。
でも、今月末(約3週間後)には日本に帰国すると言う。
突然日本人と遭遇したので、うれしくて話しかけて来たっぽい。
我々も一緒になって30分ほど話し込んだ。
「北欧に住めるなんてイイなぁ~~」
「…いやいや、もううんざり。
」
「えっ?何で?」
「夏はイイけど、冬はすごく寒くて太陽が何ヶ月も出て来ないんですよ!
」
「…あっ、そっか。」
「私はやっぱり日本がイイ。今月で帰れると思うと、もう嬉しくて♪
」
…というような内容の会話だったと思う。
そして、彼女とさよならをし、22時頃にホームへと向かう。
今から乗る列車は、22:30発の「IN283列車」コペンハーゲン行きだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)

(1996年当時の実物を撮影)
翌朝にはデンマークよ
コペンハーゲン駅には翌朝7時に到着する。
寝ている間に国境越えだ。
今回は国境のチェックが無いから、何も感じないままに出入国しちゃうんだろうなぁ…
(国境は日付が変わった後に通過するみたい)
車両に乗り込み、指定された2等座席車の「232号車52番」に座る。
この車両も、今朝まで乗っていた車両と同じタイプ(系列)のようだ。
列車は静かに発車。
動き出してほどなく、車掌さんが検札に来た。
我々3人を見るなり、一言。
「この列車には“映画館”が付いているぞ!良かったら観においで♪
」
へぇ~~~~~~っ★
そう言えば、さっきホームで変わった車両を見かけたから、写真を撮ったんだよなぁ…。
それが映画館車両だったのか。
(画像をクリックすると拡大するよん)

(1996年撮影)
情熱の赤ぁーーーーーっ★
青い客車の中に1両だけ赤い車両が。
しかも、ドアや外を見る窓が無く、窓ガラスには写真が貼られている。
この中央部分に映写機があって、前後それぞれに鑑賞室があるのだろう…
車掌さんの親切はありがたかったけど、勝手も解らない上に「セリフの言葉が解らない」★
なので、おとなしく自席で寝ることにした。
今日は歩きまくったから、疲れて眠いや。
もう寝よっと★
列車は快調に高速で走っている。
明日は、2回連続で国境越えを体験することになるのかぁ…。
(つまり、デンマークは通過するだけ)
スウェーデンは良い国だったけど、物価が高かった…。
お金持ちになったら、また来よう★
それぢゃ、おやすみんみ~~~~ん♪


(つづき「その42」はこちらーっ!)
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