海外旅日記 ~「Go West!ユーラシア大陸横断鉄道旅行1996」その38:前半のおさらい~
(前回「その37」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら)
このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。
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今回は、ちょうど全旅程の半分くらいまで来たし、アジアとロシアを抜けて欧州に入ったので「キリがいい♪」
…ということで、今までの滞在した各都市の位置や町の地図をご覧いただこう★
(既存の日記にも追記で地図を挿入していってます~)
まず、最初に…。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年当時の地図を撮影)
アジア大陸を移動したルートだ。
まず最初に香港へ上陸し、ほぼ同地域のマカオ・広州と旅した。
そして列車に乗り、❶の西安へ…。
その後は以下の順番で移動。
❶…西安
❷…敦煌 (とんこう)
❸…ウルムチ
❹…北京
❺…満洲里 (マンチョウリ)
❻…イルクーツク (バイカル湖)
❼…モスクワ
❽…サンクトペテルブルグ
❾…ヘルシンキ
❿…バーサ
⓫…ストックホルム
⓬…コペンハーゲン
⓭…ベルリン
(この間にポルトガルの大陸最西端「ロカ岬」へ)
⓮…イスタンブール
イスタンブールからは、ひこーきでシンガポールへ一気に移動。
❶~❾は、赤い★の路線を列車で移動した。
次に、ちうごくの国内を…
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2016年のグーグルマップより)
これで大体の位置関係はご理解いただけると思う。
赤い●が滞在&入出国した街。
青い●は日記に出て来た都市。
では、最初の滞在地「香港」の地図を…
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年当時の地図を撮影)
●のある所が日記に関連した場所。
❶…啓徳空港
❷…尖沙咀 (道路上のネオンと繁華街)
❸…九龍湾 (友達の家:淘大花園)
❹…北角 (タイガーバームガーデン等)
❺…山頂 (夜景)
❻…赤柱 (スタンレーマーケット)
❼…大埔墟 (鉄道博物館)
❽…羅湖 (英中国境)
❾…香港国際空港 (1997年以降)
❾の空港は、1996年当時は工事中。
当然、赤い★の高速道路も同様だ。
香港や広州周辺の地図を。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年当時の地図を撮影)
●香港・●マカオ・●広州の辺りは「珠江(じゅこう)デルタ地帯」と呼ばれている。
「珠江」は広州市内を流れる川。
珠江が流れ出る、地図の真ん中の海が「珠海」
香港とマカオは、それぞれの枠で囲まれた範囲内で全てだ。
深圳(しんせん)は香港に接している都市で、市の範囲は広いが、中心部はオレンジ色の●の辺りだけ。
では、広州に移動しよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2001年当時の地図を撮影)
新しい地図なので、1996年当時とは建物や交通機関がだいぶ違うが…
❶…広州駅
★…解放北路
★…東風中路
★…東山口
❷…北京路 (繁華街)
❸…列車の切符の場外売り場 (白雲路)
❹…天字碼頭 (埠頭)
❺…珠江沿いの夜景
❻…中大碼頭
❼…中山大学 (周囲の緑の枠内すべてが敷地)
❽…陳家祠 (陳氏書院)
❾…白天鵞賓館 (ホワイトスワンホテル)
1996年当時は、地図上の赤い線と緑の点線(地下鉄)は全て存在していなかった。
いかに道路が大混雑していたか……
さらに、西安に移動してみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年当時の地図を撮影)
立体的ぃぃぃぃ~~~~~★
❶.西安駅
❷.鐘楼と鼓楼
❸.東大街(繁華街)
❹.南門
❺.碑林
❻.勝利飯店
❼.小雁塔
❽.大雁塔(三蔵法師が経典をまとめた大慈恩寺)
❾.シルクロード起点の碑
❶の辺りから❹を経由してくるっと一周している緑色の部分は、城壁だ。
兵馬俑はこの地図の遥か東(右側)にある。
いよいよシルクロードの秘境、敦煌だ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年当時の地図を撮影)
この当時はまだまだ開発の手が入っていない、のどかな小さい街だった…。
❶.バスターミナル(柳園駅⇔敦煌)
❷.飛天賓館
❸.市場巷(カバブを食べた露店街)
❹.中国国際旅行社(CITS)
❺.博物館
❻.鳴沙山(砂漠の山)
莫高窟は、地図の右下側へ27Km行った所にある。
そして、シルクロードの一大拠点、ウルムチだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年当時の地図を撮影)
中央を上下に走る大きな道路は、まだ工事中だった…。
❶.ウルムチ駅
❷.新疆飯店
❸.二道橋市場(バザール)
❹.自治区政府幹部招待所(トルディーさんが紹介してくれた宿)
❺.テングリモスク(南門モスク)
❻.漢民族の繁華街
❼.紅山地区(旅行社・郵便局)
新疆自治区博物館は、❼の紅山の左斜め上にある。
ここから、いったん北京に戻る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年の地図を撮影)
北京の街は巨大なので、少々見づらいがご容赦を。
❶…北京動物園
❷…西直門駅
❸…雍和宮(チベット寺院)
❹…華夏賓館
❺…軍事博物館
❻…北京西駅
❼…西単(繁華街)
❽…故宮(天安門)
❾…王府井(繁華街)
❿…天安門広場
⓫…大柵欄街(繁華街)
⓬…北京南駅
⓭…西友(BITCC)
⓮…北京駅
この地図では、1996年当時よりも地下鉄などの路線は増えているが、街の様子はそれほど変わっていない。
❷の所を走っている環状の道路部分に、大昔は城壁があったらしい。
「建国門」駅と「友諠商店」は、⓮北京駅の右斜め上にある。
では、これから先の北欧の地図を…
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年当時のパンフを撮影)
黄色い土地が北欧4カ国。
右からフィンランド(SUOMI FINLAND)、スウェーデン(SVERIGE)、ノルウェイ(NORGE)。
そして下にあるのがデンマーク(DANMARK)だ。
地図の上のほうにある青い点線より上は北極圏だ。
以下の街を順番に移動した。
●:サンクトペテルブルク (ロシア)
●:ヘルシンキ (フィンランド)
●:バーサ (フィンランド)
●:ウーメオ (スウェーデン)
●:ストックホルム (スウェーデン)
●:コペンハーゲン (デンマーク)
●:プットガルテン (ドイツ)
フィンランド部分のアップを。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(1996年当時のパンフを撮影)
●の色と都市名は上の地図と同じ。
●ヘルシンキから●ドイツに行くのに、●ストックホルムまで船(海上の赤い点線)で行けば近くて早いのだが、費用の面などで断念。
ゆえに、●バーサに行き、●ウーメオまで船で移動し、列車で●ストックホルムまで行くというルートになった。
(詳細は次回の日記「その39」を参照)
では、後半戦行ってみよーーーーーーーう!!(゜`-´)/ おいーっす★
(↑オマエはいかりや長介かっ
)
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コメント
まりちゃん
自分の旅の足跡を、きちんと整理していて、すごいな~
自分はどこに行くにも、漫然と行くことが多かったから、
地図と印を見て思わず唸っちゃった…
いつか本にまとめるんでしょ!
まめさと行動力、それがまりちゃんの魅力なのね^^v
投稿: あめぶる | 2012年7月12日 (木) 00時23分
★ 師匠ぉ
この旅は、自分でも「人生の一大イベント」と思っていましたので、最初から日記をつけ、地図などの資料も現地で手に入れたものはなるべく持って帰るようにしました。
んで、15年ぶりに資料を見てみると…


…何と記憶が間違えていることか。
行動した場所など、かなりの思い違いがあることが発覚。
いやぁ~、イイきっかけになった
これからは欧州なので、日記を書くスピードも落ちると思います。
)



(検証がタイヘン
…ま、気長に待っててチョーダイ
投稿: まりりん | 2012年7月12日 (木) 03時06分
おはよう
まりりんは本当に旅が大好きなんだね
写真もたくさん撮ってるし、いろんな記憶が細かく
文章に書かれていて凄いな~って思って
読ませてもらったよ
私ね、地図が大好きなんだ。
世界地図は持ってないけど、
こんな細かく綺麗な地図欲しくなった~
旅には行けないけど、行ったつもりで
いろんな地図を見たら楽しいだろうね
地球儀があるからちょっとグルグルまわして
まりりんの旅したところ、旅行してきま~す
もし、旅行に行けたら~まりりんの日記を参考に
思い出をいっぱい記録しておこうと思います
投稿: piyo | 2012年7月12日 (木) 05時24分
★ おピヨ
コレでいろいろ旅が出来るよん
http://maps.google.co.jp/
画面右上にある「航空写真」を押すと、世界中の実際の景色が見れる。
左にある人の形をしたものを地図上にスライドさせれば、その場所の町並みも見ることが出来る(少々コツがいる)
世界中のみんながコレで楽しんでいるので、おピヨもいかが?
投稿: まりりん | 2012年7月12日 (木) 12時08分
ありゃ
地図だ・・・。
ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
とろとろしてたらまりちゃんが記事にしてくれてた。(笑)
自分でも地図を用意して地名や観光名所など記入してる。
最近は日本の事も頭にいれてるから、さぼってた
今は広州の地図のところでストップしてる。
この記事は非常にありがたい。(笑)( ̄人 ̄)
プリントアウトしちゃた。
投稿: ひめ子 | 2012年7月12日 (木) 14時41分
★ ひめぽ
文章だけでは説明しにくいので、地図を載せてみた。

)
でも、地図って著作権とかあるので、文句が来たら削除するからねん。
(だからちうごくで発行された地図を使ったのダ
ひめぽは地図の見方がもう解ったでしょ。

)
だから今回の地図見て読み進めて行ったほうが速いで~~~
(やっぱ自分で記入したほうが確実に理解出来るけどね
今回用意した地図は、旅での行動した範囲や距離感や町の雰囲気をつかんで欲しいだけだからねぇ
この先は結構速いペースで欧州内をちょこまか移動するから、地図で追いかけるの大変やでー。


まぁ、オラが日記書くのが遅ければ余裕で追いつくけど。
投稿: まりりん | 2012年7月12日 (木) 16時33分
おお、地図は細かいねえ。ナビなんてなかったんだもん。
車で移動にしろ、電車を乗り継ぐにしろ地図は必要ですね。
シベリア鉄道もいいけど、中国の国内を西へ向かうのは
あこがれでありました。西遊記はもちろんですが、えぬえいちけいの「シルクロード」はずっと見てました。キタローのシンセサイザー音楽と隊商のシルエットが素敵でした。
キタロー氏は豊橋の人なんですよ~。
スカンジナビア半島の付け根って、ドイツ近いのね。
投稿: ばんび | 2012年7月13日 (金) 00時50分
★ ばんびさん
えぬえいちけいのシルクロードは、新旧あわせてほぼビデオで持っています。
コレを見たせいで、この旅にシルクロード部分が追加されたワケで…
挙句の果てに、2006年に再度シルクロードを訪れてしまいましたわん


自分にとってのシルクロードの音楽は「キタロー」と「ヨーヨーマ」です。ハイ

スカンジナビア半島の先っぽは、ほぼドイツにくっついています。
(デンマークとドイツは地続きです)
何回か後の旅日記に出てくる予定~~~~
投稿: まりりん | 2012年7月13日 (金) 02時46分
お疲れさま


まとめるのも大変そう
でも楽しいよね
投稿: マリコ✿ | 2012年7月15日 (日) 11時51分
★ まりっぺ
スゲー大変だったけど、楽しかったよ


投稿: まりりん | 2012年7月15日 (日) 13時06分