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2012年3月19日 (月)

海外旅日記 ~「Go West!ユーラシア大陸横断鉄道旅行1996」その30:北京・街歩きと胡同~

前回「その29」からのつづきーっ!
その1「香港」その10「広州」その20「ウルムチ」その30「北京」
その40「ウーメオ」その50「ミュンヘン」その60「セルベール」
その70「アテネ」その80「イスタンブール」その90「クアラルンプール」

このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。

注:文中の地名等のふり仮名は、ひらがなは日本語読み、カタカナは北京語(普通話)読みなのだ
ふり仮名がないものは、前回までの日記を参照されたし。

北京は10日間滞在。

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1996年6月25日(火):晴れ

北京(ぺきん:Beijing)

おはよう

今日は昼前に起床し、隣のお店に昼食を買いに行く。

…お、今日はチンする弁当が売っているぞ

」があるとのことなので、「豆角肉片」(いんげん(豆角)と豚肉の炒め物)を買う。

おいちい 

やはり入荷数が少ないので、昼には売切れてしまうとのこと。
人気があるんだね~。

さて、出掛けよう

今日も北京で行ってみたかった観光スポットへ。

その名は「雍和宮(ヨンホーゴン:ようわきゅう)」と言い、チベット仏教のお寺だ。

チベット(西蔵)地域には外国人は立ち入りが出来ないので、ぜひ観に行きたい
(時期によっては立ち入り出来たけど、情勢の変化によってしょっちゅう変更された)

ここで北京市街の地図をご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その38・北京の地図-3809
(2006年当時の地図を撮影)
北京の街は巨大なので、少々見づらいけどご容赦を。

…北京動物園
…西直門駅
…雍和宮(チベット寺院)
…華夏賓館
…軍事博物館
…北京西駅
…西単(繁華街)
…故宮(天安門)
…王府井(繁華街)
…天安門広場
…大柵欄街(繁華街)
…北京南駅
…西友(BITCC)
…北京駅

からに行くよん

最寄りの「東四十条(トンスーシーティァオ)」駅から地下鉄に乗って、2つ目の「雍和宮」駅で降りる。
雍和宮は故宮の北東部にある。

お寺は駅のすぐそば。
門前で入場料10元(135円)を払い、中に入る。

入口から見たよりも中は広く、とても落ち着いた雰囲気だ
お寺」なので、さすがの“やかましい”中国人達も静かだ

観光客も多く、香港人と西洋人がたくさんいた。
そんな中、ゆっくりとのんびり見学する。

チベット寺院なので、日本のお寺よりも少々派手だ。
でも、それも「荘厳さ」を醸し出している。
日本のお寺は地味っぽいけど、建立当初は金ピカだったはず。(いや、朱ピカかな
それが風化して現在の姿になったと思われる。
(復元工事もカンタンには行えないし…)

いやぁ~、落ち着くねぇ~~~

旅の疲れをリセットすべく、しばしまったり。

一通り観終わったので、門前から「116」番のバスに乗って「東四(トンスー)」へ。
「東四」は、雍和宮からまっすぐ南下した所にある繁華街の北端だ。
(南端は「東単 (トンタン)」で、地図のの右のエリア)

余談だが、お宿のある「東四十条」は、この「東四」地域にある「十条目の道」という意味。
「東・四十条」ではなく、「東四十条」だ。

東四でバスを降り、そこからテコテコ散歩してみる。

大通りの様子はバス等から見ていたので、せっかくなので、裏道
東四の西隣にあるもう1つの繁華街「王府井(ワンフーチン)」に向かう。(地図の

たまたま曲がった裏道は、当時の東京で言えば「原宿の竹下通り」っぽい雰囲気だった。
フツーのイナカ臭い路地なのだが、若い女の子向けの雑貨等を売っている小さいお店が並んでいる。
女子中学・高校生の姿が多い。

へぇ~~~、意外

そっか、北京市民の生活の光景って、こういう所にあったんだ。
新たな発見で、ちょっと嬉しい

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 おまけ 

1996年当時の街並みの写真がナイので、後年に撮った写真でご紹介しよう。

まずは…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その30・北京・街歩きと胡同-3001
(2002年撮影)
これは、故宮のすぐ東側の道。(地図のの間)

北京の一般的な道は、こんな感じだ。
TV等で出てくる大通りは、ホントのメインストリートで、本数的にはそんなにナイ。

全体的に並木道なので、気持ちがイイ

そんな路地にある一般的な商店は、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その30・北京・街歩きと胡同-3002
(2006年撮影)
これは釣具屋さんっぽい。

だけど、どう見ても入口にはジュースの山
カンバンも、あの赤い「世界的な炭酸飲料」だしぃ~

でも、名前は「漁具(釣具)」屋さん…。
北京には大きな池がたくさんあるからね~。

お店の前で座っている人々は、左は飲食(休憩)、右は将棋囲碁をやっているっぽい。
まさか右は、伝説の「闘コオロギ」をやっているんぢゃ…
(清の時代に北京で流行っていた伝統の遊び(競技)で、ラストエンペラーも大好きだった)

こんなのどかなお店があちこちにある。

さて、お次は…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その30・北京・街歩きと胡同-3003
(2006年撮影)
路地からさらに横道を見たところ。

このように、北京の家はレンガで造られている。
四合院(しごういん)」と呼ばれる造りの、北京の伝統的な建物だ。

これらの家の集まりは「胡同(フートン)」と呼ばれている。
とても味のある雰囲気だ。

もう少し細い裏路地を見てみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その30・北京・街歩きと胡同-3004
(2002年撮影)
ここも路地から横を見た光景。

この道は、住人以外の車が通らない。
この奥には社宅みたいな団地があって、道はそこで終わっていたと思う。

道端で休んでいる人達が、イイ味を出している

中央に見える赤い横断幕は、政府(共産党)が掲げた標語で、中国ではどこでも見られる。
昔は「みんなで文明社会を築こう!」とかの政治的なメッセージが多かったけど、最近では「街の衛生に気をつけよう」等の生活的なものに変わっている。

さらに、さらに、細い路地へ…。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その30・北京・街歩きと胡同-3005
(2006年撮影)
いやぁ~、これがホントの北京

このような「胡同」は、北京オリンピックが決まって以来、急激に取り壊された。
なので、2012年の今は北京に来てもこのような景色が見られる保証はナイ…。

最後に、北京のあちこちにある大きな池を…。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その30・北京・街歩きと胡同-3006
(2006年撮影)
これは「鼓楼(ころう)」の近くの橋で撮ったもの。(地図ののすぐ下の道を左に行った、池との接点)

この池は広大で、この写真の前後に向かって池がず~~っと広がっている。(地図のの左まで)
この周辺は、胡同が「観光用」に保存されている所で、外国人観光客が多い。

…まぁ、北京という街はこんな感じ。

イメージが掴めたかな

では、ハナシを戻そう。

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北京妹妹(少女)達に囲まれながら裏道を通り抜け、王府井の繁華街に出た。(地図の
繁華街を南下する。

テコテコ眺めながら歩くも、いまいちパッとしない。
1996年当時は、現在のように発展していなく、お固い書店等の地味なお店が多かった。)

なんやかんやで南端まで来てしまった…。

ここまで来たのなら、もう少し散歩しよう。

ここは「王府井大街」と「長安街」の交差点。
(地下鉄の王府井駅がある所で、北京に来た初日に入ったmマックがここにある)

長安街沿いには「天安門」がある。(地図の
なので、地下鉄には乗らずにバスに乗って、天安門を観ながら西へ移動してみよう

目的地は、おととい行った「西単(シータン)」。(地図の
あっちの方が、王府井より庶民的で面白い

オンボロバスに乗る。
車掌さんから切符を買い(0.5元)、外を眺める。

バスは非力でトロいので、天安門をゆっくり眺められる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その30・北京・街歩きと胡同-3007
(2002年撮影)
いつ見てもデカいなぁ~~~

後日来よう。

西単に到着したので、バスを降りる。

繁華街を歩いていたら、気になるお店をハッケーン
お腹も空いていたので、入ってみることに…。

お店の名前は「鉄板一郎(てっぱんいちろう)」。

日本風のラーメン屋さんだ。
…この名前のアヤシサに引き込まれた。

店内でメニューを見る。

……おいおい。

種類はフツーの日本のラーメン(塩・醤油・味噌)なんだけど、そのネーミングが…。

海鮮味噌ラーメン」を食べたかったので、早速注文。
メニューを指差し、「これ。」と一言。
その指先に書かれていた文字は…

飯田橋海鮮拉麺

…なぜ「飯田橋(いいだばし)」

飯田橋(東京ドームの隣町)に海はナイぞ。
神田川の水が淀んで海水臭くはあるが…。

他のラーメンにも、「九段下~~」や「板橋~~」のような、東京でもマイナーな地名が付いている。
フツーは「東京」「新宿」「渋谷」「赤坂」「青山」「浅草」「銀座」とか付けるだろ、オイ。

この店主、さては元留学生

自分が通っていた地名を付けたような感じがプンプンする
そうやって考えると、何だか自分が「神楽坂(かぐらざか)」辺りのラーメン屋にいるような気分になってきた。

そのアヤシイ「飯田橋」がやって来た。(笑)

…お、味は良い
フツーの味噌ラーメンだ。
何か安心した。

1杯15元(200円)。
これなら良い

なかなか楽しいイベントを体験出来たので、そろそろお宿に戻ることにしよう。(地図の
帰りは地下鉄でさっさとご帰還。

その後はゴロゴロしながら、「いつもどーり」という感じでくつろぐ。

さて、今夜も寝よう。

おやすみんみ~~~~ん

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1996年6月26日(水):晴れ

北京(ぺきん:Beijing)

おはよう

今日も昼前に起きる。

そして昼食を…。

…おっと、今日はおじちゃんのお店には行かないぜぇ~

たまにはちゃんとした食事がしたい。
なので、お宿の本棟1階にあるレストランへ行くことに。

ここで…

・蠔油生菜(ゆでレタスのオイスターソースがけ)
・家常豆腐(厚揚げのマーボー風炒め)
・豉椒牛肉(牛肉とピーマンの豆豉(とうち)みそ炒め)
・ごはん

を注文。

やっぱり、レストランは美味い~~~
満足、満足

さて、今日はやらねばならない事がある。

仲間と一緒に荷物を持って、大きな郵便局へと向かう。
日本へ小包を出すためだ。

もう7月も目前となり、日本出国時に着ていたオーバー等が要らなくなった。
念のため…」と持って来たモノも、この先で使わないのが判ったのも出てきた。
あと、お土産も少し買っていたので、「イチバン近い北京から先に送ってしまえっ!!」という作戦をとることにしたのだ

郵便局に着いた。

国際小包の受付カウンターで、箱に詰める。

カウンターにいた職員のおばさんと若いおねぃさんと、いろいろやりとり。
そしたら、だんだんとコントのようなやりとりに…。

おばさん、面白れぇ~

その場にいたみんなで大笑いしながら、梱包完了
無事、荷物は東京までお船で運ばれることとなった。
2週間くらいで着くそうな)

東京には、荷物が到着するのが先か我々が音を上げて帰宅するのが先か

…負けへんでぇ~

さて、チョー身軽になったので、仲間と先日の「友諠商店」へ行く。(地図ののほんの少し右上)
北京のお土産を買おっと

軽くて小さいのを…と探した結果、刺繍が入った布(ミニマット)を買うことにした。
北京の有名な庭園「頤和園(いわえん)」の湖畔の柄だ。
色も鮮やかで気に入った
(実はこれがトンデモナイ一品だった。帰国後に1回洗濯したら、きれいな色だった布が白黒になった 布に色を塗った(置いた)だけかよっ

そして、またもや「ヤオハン」デパートに寄った。
ここでは、これからの夏に向けてTシャツを買うことに…。

いろいろ見て回った結果、「丈夫な良いモノを…」と考え、これに決めた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その30・北京・街歩きと胡同-3008
(1996年撮影)
NIKE(ナイキ)」のTシャツ。

何と125元(1690円)

高ぁーーーーいっ!!

何日分の食費だよ…。

でも、ちゃんと「BEIJING」(北京)の文字も入っているので、北京みやげという証拠は残る

そして地下に移動し、カップラーメンを買う。
(今日はお金使っちゃったからねぇ~~

買い物を済ませた後は、そのままお宿に戻った。(地図の

またゴロゴロしたあと、夜中にカップラーメンパンを食べ、風呂に入る。

さて、今日も寝よう。

おやすみんみ~~~~ん

つづき「その31」はこちらーっ!

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コメント

先輩!!
北京オリンピックで無くなったかも知れない風情を楽しむ事ができたわ 
飯田橋なんちゃらラーメンも悪くないわね
ねね、船便の荷物って無事届くもんなんだね…

ところでNIKEののモデルさん まりちゃん かぃ!!!
わか!

投稿: あめぶる | 2012年3月19日 (月) 08時00分

★ 師匠ぉ

北京の街並みは、一部分は「観光用」で残されています。
…が、やはり「観光用」なので、なんか雰囲気が違います。

まだもう少し残っているっぽいですが、こればかりは行って見てみないと…

船便は、時間こそ掛かれど、結構ちゃんと届きますよん

モデルさんはまりちゃんです
16年前に撮ったのですから、そりゃぁ、若いッスよ。師匠ぉ…

投稿: まりりん | 2012年3月19日 (月) 11時25分

まりちゃんの日記だけは時間をかけて読まないとね(゚▽゚*)
丁寧に書いてるよね。オイラには 無理!!\(;゚∇゚)/
んで。感想。北京の街並みの写真が私は好きだな。
路地にある商店もいい味だしてる
写真で人が集ってるでしょ?あの光景もいい
あと池でかすぎ(笑)
ラーメンの名前が笑えたよ
ほんとに 楽しそうに旅してるのが伝わってくる。
これから先のつづきに ワクワクだーーー!!ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

投稿: ひめ子 | 2012年3月19日 (月) 14時57分

飯田橋海鮮拉麺 お願いしま〜す!


まりりんさんのツケで、お願いします
(`・ω´・)bキリ

投稿: 姫 | 2012年3月19日 (月) 15時16分

★ ひめぽ

この旅日記、1つ書くのに3日間くらい掛かるのだぞ

「物語」ではなくて「日記」なので、なるべく正確に残しておきたいから再確認で時間を食うのだ。
当時の資料と記憶とネットの情報と……疲れるべぇ。

これらはあくまでも「個人の日記」だけど、何かしらみんなのお役に立つのであれば、まりりん幸せ

北京の街並みは、グーグルマップなどを見ながらこの日記を読むと、より解りやすいよん
他の場所でもマップ見てみてちょ

ラーメンの名前は……いまだに謎ッス。

そろそろロシアに旅立つぞ~

投稿: まりりん | 2012年3月19日 (月) 16時47分

★ 姫様

北京まで取りに来てくださーい。

(`-´)~
⊂⊃ ハヤククルアルヨ...

投稿: まりりん | 2012年3月19日 (月) 16時49分

>トンスー
「あ、その『東』ロンね。(パラッ)どうだ!大四喜!!!32000!!!」・・・・・・違いますね、ハイ。
>胡同
日本の長屋みたいなもんでせうか??
>飯田橋海鮮拉麺シリーズ
是非カップ麺にして日本上陸希望。。絶対売れる!間違いない。。・・・多分。。

投稿: sigepe | 2012年3月19日 (月) 18時57分

★ しげっぺ

> トンスー

…東だ違いだ。

> ふーとん

家どうしはくっついちゃぁ~いないが、日本で言う長屋みたいなモンだす。

> ダバシ

マニアなコレクターしか買いませんってばーー。

投稿: まりりん | 2012年3月20日 (火) 03時05分

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