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2012年1月12日 (木)

海外旅日記 ~「Go West!ユーラシア大陸横断鉄道旅行1996」その24:天池から烏魯木斉へ~

前回「その23」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。

注:文中の地名等のふり仮名は、ひらがなは日本語読み、カタカナは北京語(普通話)読みなのだ
ふり仮名がない名称は、前回までの日記を参照されたし。

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1996年6月12日(火):雨

天池(ティェンチー:Tianchi)  → 烏魯木斉(ウールームーチー:Wulumuqi)

おはよぉ~~~う。

今日は朝食のために起こされる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その24・天池から烏魯木斉へ-2401
(1996年撮影)
まだ眠い~~~~~~

山に行く」と言っていたフランス人のカップルは、どうやら行かないらしい。
前日に我々のハナシを聴いていて「えっ雪山までたどり着けないの!?」と言っていたので…。
まぁ、外も天気が良くないのでね…。

朝食はオートミール風の、「牛乳にご飯を入れて、砂糖を好みで追加するもの」と「ナン」だ。
フランス人達と、もぐもぐ食べる。
美味くはナイが、これ以外に食料がナイのだから、文句は一切言わない。
たぶん、こちら(カザフ族)ではゼイタクな朝食だと思う。

食べ終わったので、のんびりしようと思ったら、キッズにぢゃまされた
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その24・天池から烏魯木斉へ-2402
(1996年撮影)
え~、遊ぶのぉ~~~~~~

登山と乗馬で疲れた体に、ガッチガチの床と布団で横向きになって寝ていたため、ものすごくカラダが痛い…。
仕方なくキッズの相手をする。

そして昼頃、日帰りのゲストがやって来て、一緒に昼食。

ここで、クザットさん(ガイド兼パオの住人)に、ウルムチにいるトルディーさん(ガイド)からの手紙をもらう。
手紙には、今日の行動予定とこのツアーの料金の払い方が、日本語で書いてあった。
日本語が上手だ…。

手紙にあるとおりに、クザットさんに料金を支払う。
これで清算完了

出発は何時にするの」と聞かれたので、日帰り団体と同じ14時に決めた。
それまでストーブにあたって、のんびりタイム。
今日は雨なので、外が寒い…。

出発時間になったので荷物を背負い、湖沿いの、かろうじて通れる幅の小道(写真の部分)を歩く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その24・天池から烏魯木斉へ-2403
(1996年撮影)
狭いっしょ

湖の下端にあるレストラン(駐車場)まで移動。
30分は歩いたな…。

傘や雨具を持っていなかったので、ビショ濡れだ。

さ、寒い…。

…今まで砂漠の中を通って来た人間が、雨具など持っているわけがナイ(笑)

迎えに来たマイクロバスに、そのまま乗り込む。
ビショ濡れだが、雨・風がしのげるだけありがたい。
バスはすぐに発車。
ウルムチ市内へと戻る。

あぁ、美しい景色とおさらばだ…。

あのキッズともお別れ。
楽しかったなぁ~。

天池とウルムチ市街の位置は、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その22・天池周辺の地図-2201
(2019年のグーグルマップより)
だよん

…天池
…ウルムチ駅(市街地)

2時間くらい乗っただろうか、バスは市内に入った。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その24・天池から烏魯木斉へ-2404
(2006年撮影:当時はもう少しビルが少なかった)
…あぁ、まるで景色が違う。

緑の山々が恋しい。

ほどなく、バスは旅行社のある「紅山賓館」に到着した。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その38・ウルムチ市街の地図-3808
(1996年当時の地図を撮影)
中央を上下に走る大きな道路は、まだ工事中だった…。

.ウルムチ駅
.新疆飯店
.二道橋市場(バザール)
.自治区政府幹部招待所(トルディーさんが紹介してくれた宿)
.テングリモスク(南門モスク)
.漢民族の繁華街
.紅山地区(旅行社・郵便局)

今はにいるよん。

ここでツアーは解散。

バスを降り、旅行社のオフィスへ行ってトルディーさんを待つことに。
どうやら、留学のための試験を受けているらしい。

少しの時間、天池から一緒だった香港人青年とハナシをする。
オラのつたない広東語でも、彼はちゃんと聴いてくれて、優しく返答してくれた。
もし香港の街中だったら、こうはいかない…。
多謝!!
(彼は、日本人が「北京語(標準語)」ではなく「広東語」を喋ってくれるというのが、非常に嬉しかったらしい…)

ほどなくして、トルディーさんが現れた。

何と、今夜からのお宿を紹介してくれるそうだ。
ラッキー
来た時に泊まった「新疆飯店」(地図の)は、ちょっとねぇ…。
(行きの車中でトルディーさんに宿のハナシをしたら「同じくらいの値段でもっとイイ所があるよ」と言っていた)

トルディーさんに案内され、一緒にホテルまで移動。

新華南路」にある「自治区政府幹部招待所」なる所に到着。(地図の
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その24・天池から烏魯木斉へ-2405
(2006年撮影:当時とはまったく景色が違う)
招待所は、白いビルの裏手辺りにあった。

…こ、これって「共産党幹部用のホテル」ぢゃナイっすか

極貧外国人バックパッカーが3人も泊まっちゃってイイんッスか

でも、トルディーさんは笑顔で「平気、平気」と言って手続きを済ませてくれた。

やはり、中国では「コネ」がモノを言う…。

1人1泊42元(567円)で、バス・トイレ付き。

超うれぴ~~~~~~~っ!!

新疆飯店の劣悪ドミトリーが30元だったから、この差はかなりデカい。

ちょうど入れ替わりに日本人2人組がチェックアウトをするところだった。
彼らも、トルディーさんにここを紹介されたっぽい。

彼らと少しだけハナシをした。
お土産にウイグル楽器を買ったそうで。
どうやって持って帰ろうっか…」というハナシで盛り上った。

トルディーさんにお礼を言って、さよならをし、部屋に入る。

早速シャワーを浴びる。
もうカラダが冷え切っていて、3人ともガマンの限界だ
バスタブもあったので、湯を張って湯船にも浸かる。

生・き・か・え・るぅ~~~~~ 

あ~、シアワセ

入浴後、部屋でしばしくつろぐ。

洗濯をしようと思ったけど、キョーレツな疲労感に負ける。
結局、日記を書いて寝ることにした。

おやすみんみ~~~~ん

つづき「その25」はこちらーっ!

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コメント

旅行記楽しく読んでます(#^.^#)私も旅行行きたいな~鉄道も素敵ですね!お金貯めなくちゃ。

投稿: ホワイトローズ | 2012年1月12日 (木) 12時40分

★ ホワイトローズさん

ありがとうございます

のんびり鉄道旅行も楽しいですよ~。
普通列車だと、その土地の「生活のニオイ」が感じ取れますし

時間がタップリあれば、あまりお金掛からずに旅に行けるんですけどねぇ…。

時間か、お金か。

その時々で、旅のしかたをチョイスしましょう。
楽しみ方は無限ですから

あぁ、また旅に行きたい…

投稿: まりりん | 2012年1月12日 (木) 17時31分

こんにちゎ(^-^ゞ


まりりんさん凄っ!!

姫…飛行機に乗れないので

妹には、海外に行かないのは、人生損してるよ!
って、言われてます
( TДT)

王子を海外に連れて行ってあげたいので

睡眠薬、飲んで…
と最近、思ってます
(`・ω´・)+


ドイツとエジプトに行ってみたい
(*´∇`*)

投稿: 姫 | 2012年1月14日 (土) 11時01分

★ 姫様

日記読んでいただき、ありがとうございますっ

妹さんの言うとおりですね。(笑)
海外に行くと、「新しい刺激」や「日本の良さの再発見」など、今までの人生観が変わります
ぜひ王子様を連れて行ってあげてください!

飛行機が苦手であれば、船旅…というテもあります。
でも、「乗ったら寝てしまう」のがイチバンの良策だと思います

私がイチバン最初に行った海外旅行はドイツでした。
あの雰囲気に憧れて、どうしても行ってみたくて…。
あと、ビールとソーセージにも会いたくてね

投稿: まりりん | 2012年1月14日 (土) 16時41分

ドイツのビール(_´Д`)ノ~~


ドイツは、障害関係で
優れてるみたいなんで
行ってみたいんです。

あと…
戦争の悲惨な跡地を
実際に見てみたいです


北海道も、電車で
行ったぐらいなんで…

投稿: 姫 | 2012年1月14日 (土) 23時58分

ドイツはあらゆる面で考え方が進んでいますので、学ぶ点は多いですね。

姫様のケースだと、ベルリンから旅をスタートされることをオススメします。
行けるといいですね~

投稿: まりりん | 2012年1月15日 (日) 00時08分

いつも いいねをありがとうございます!
ブログ拝見しました。
旅行いいですね
我が家も家族旅行 行きたいけど、なかなか・・・・。
今年はいくぞ!と思っていたら、
お姉ちゃんの修学旅行代が・・・。
う~~~~。

 

投稿: ひめ子 | 2012年1月15日 (日) 19時44分

★ ひめ子さん

コメントありがとうございます

国内旅行だったら、今は「バスツアー」が激安です

あと、JRだったら「青春18きっぷ」というのがあって、一日中どこまで乗っても1人2300円という秘密兵器です
ただし、これは「特急には乗れない」という決まりがありますが…。

これとビジネスホテルを組み合わせれば、案外安く旅に行けるものです

いっそ、「お姉ちゃんの旅行先で待ち伏せしている」という裏技も…

投稿: まりりん | 2012年1月15日 (日) 21時47分

北京語と広東語の違いってまりちゃんならどう説明する?
全然違うっていう意見だったり 書いたらなんとかわかるっていう意見だったりしてたけど。(ちょっとだけ 調べた)

あと気になったのは「ウイグル楽器」
どうやって持って帰るってことは大きい楽器なのかな?
今 曲を聴きながら考えてマス。
なにかヒントがあるかも…ってね( ´艸`)

コメント欄。懐かしいお名前が…。
数秒後 「ギャァーーーー!」 

投稿: ひめ子 | 2012年8月24日 (金) 00時08分

★ ひめぽ2

オラも久々に懐かしいお名前見ただ。(涙)
…お、おねぇたまぁ~

最後のコメント、若かりし頃の●●子さんですね
オラもまぢめに敬語使ってお返事してますね…

ウイグル楽器は、バイオリンやギターくらいの大きさがあるかなぁ~~…

北京語は流れるように音楽っぽく話す言葉。
やたら「シー、シー、アール、アール」言う言語。

広東語は上下に跳ねるような、江戸っ子言葉のような言語。
やたら「~~アー!」や「~~ラー!」が語尾に付く。

お互いは話してもまったく通じない。(通訳が要る)
書けば6割くらいは通じる。
同じ意味でも単語が違う場合もあり。
例「わんたん(日本語)」=「雲呑(広東)」=「餛飩(北京)」

広東語と日本語は漢字の単語の由来が一緒(古代中国語)で、単語の意味が共通しているのが多い。
北京語は北方の満州族などの言葉が由来(異言語)なので、違う単語が多い。
例:「行」=「いく(日本語)」「歩いて進む(広東語)」「可能だ(北京語)」

国語で習った「漢詩」は、日本人と広東人は難なく読めるが、北京語しか知らない中国人だと意味がさっぱり解らない。

投稿: まりりん | 2012年8月24日 (金) 00時32分

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