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2011年10月27日 (木)

海外旅日記 ~「Go West!ユーラシア大陸横断鉄道旅行1996」その23:天池・馬に乗って山登り~

前回「その22」からのつづきーっ!)(「その1」はこちら

このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。

注:文中の地名等のふり仮名は、ひらがなは日本語読み、カタカナは北京語(普通話)読みなのだ
ふり仮名がない名称は、前回までの日記を参照されたし。

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1996年6月11日(火):晴れ

天池(ティェンチー:Tianchi)

おはよう

すがすがしい朝だぜぃ

今日は、お山に登る日だ。

…と言っても「お馬ちゃん」での登山だけどね

まずは朝食。
昨日と同じ「すいとん」みたいなモノだった。

9時過ぎに、カザフ族の「ムラゲリ(木拉草力)」さん率いる3頭のお馬ちゃんたちが現れた。

乗り方のレクチャーを軽く受け、仲間2人は茶色い馬に、オラは白い馬に乗る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その23・天池・馬に乗って山登り-2301
(1996年撮影)
初めて長時間お馬に乗るぞ

そして、9:20発の「シュプール白馬1号」は、氷山の見える山を目指して動き出した。
編成は3両
わずか“3馬力”の非力なエンジンだが。(笑)

人が歩ける幅の登山道をのんびり進む。
ムラゲリさんと、もう1人のガイドさん(初老の男性。家族かな)は徒歩。

…何となく気分は「三蔵法師

途中にいくつか下馬して歩く険しい岩場もあったが、特に難なく進む。
しばらく行くと、開けた場所に到着。

ここで休憩することに。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その23・天池・馬に乗って山登り-2302
(1996年撮影)
のんびりぃ~~~~~~

左側が初老のガイドさんで、奥の左側がムラゲリさん。
残りの右側3人が我々だ。

ここには知り合いが住んでいるらしく、ムラゲリさんたちはのんびり会話をしている。

しばしの休憩後、再び動き出す。

そして、出発から1時間半後、目的の山に到着した。

ここで下馬。

目の前の山頂へは、徒歩で登る。
登山道などナイ。
草むらを掻き分ける感じで、3人だけで登る。

すぐに山頂に到着
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その23・天池・馬に乗って山登り-2303
(1996年撮影)
雄大な景色だ

草の緑が美しい。

イチバン遠くを見てみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その23・天池・馬に乗って山登り-2304
(1996年撮影)
おぉあれが雪山かっ

6月だけど、まだまだたくさん雪が積もっている。(万年雪だ)
あれが有名な「ボゴダ山」(博格達峰:5445m)なのかな…

衛星写真で見ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その22・天池周辺の地図-2201
(2019年のグーグルマップより)
右の雪山ね

から雪山()が見える場所まで来たようだ。
おそらく、2個分くらい右に来た辺りだろう…

とにかく、記念(証拠)撮影
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その23・天池・馬に乗って山登り-2305
(1996年撮影)
よし、ミッション達成

…ホントは「あの雪山まで馬で行ける」と3人とも思っていたのだが。
言葉が通じないので、最初の説明の時によく理解出来なかった…。
(カザフ語・ウイグル語・北京語・日本語が飛び交っていたので…)

下山してムラゲリさん達のもとへ戻る。

ここでしばらく休憩。

お馬ちゃん達も、の~んびり草をはみはみ(最初の画像)
ガイド両名の言うことは大変素直に聞く、とてもイイ子だ。
…だが、我々3人の指示にはあまり従ってくれない(笑)

さて、14時になったので戻ることに。

お馬ちゃんに乗る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その23・天池・馬に乗って山登り-2306
(1996年撮影)
準備完了

シュプール白馬1号」は、折り返し「急行白馬2号」となる。

さぁ、「帰宅」ならぬ「帰包(きぱお)」するぞ

帰りものんびりテンポで、パッカパッカ歩く。
お馬ちゃん、楽チンでありがたい。
一生懸命に山道を歩いている姿に感動すら覚える。
感謝、感謝

でも、時と場所も構わず歩きながら「オナラ」と「黄金のタレ」を出すのはいかがなモノか。(笑)
自分のケツのすぐ後ろに、後ろの馬のお顔があってもお構いナシ
まぁ、臭くはナイからモウマンタイ(無問題)なのだけれど…ね。

途中で、湖の近くに差し掛かった。
山道から湖を見下ろす。

…そこは何とも例えようのない、ものすごく美しい光景だった

若葉の森から湖に向かって流れ出ている川。
森と湖の間が三角州状に広がっていて、水面が太陽を反射してキラキラ輝いている。

こんな感じで。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その23・天池・馬に乗って山登り-2307
(1996年購入の絵葉書より。別の場所だけど、景色は似ている)
今まで見てきた、どんなものよりもキレイだった…

馬上だったのでカメラを出せず、撮影は断念。
でも、記憶にはしっかりと残っているぞ

川を渡ってさらにしばらく進み、天池の入口(上流側)のほとりにあるパオでお茶を飲むことに…。
お茶」と言っても、こちらの独特のお茶で、「バター茶」のようなものだ。
お椀で1杯5元(65円)。

味は、紅茶と烏龍茶の中間くらいのお茶に、ミルク(ヤギか羊かな)とバターと塩が入った感じ。
好みで砂糖を入れる。

味に慣れるのに少々時間が掛かったけど、飲み慣れるとまぁまぁイケる
(最初は“塩味”に違和感があった

そして、ほどなくパオ(カザフ語で「キーグズイ」)に帰還。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その23・天池・馬に乗って山登り-2308
(1996年撮影)
ただいまぁ~~~~

いやぁ~、疲れたけど楽しかった

夕飯まで1時間くらいあるので、パオの住人の子供達と遊ぶことにした。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その23・天池・馬に乗って山登り-2309
(1996年撮影)
兄弟と「クザット」さん(後ろ)。

お兄ちゃんは「やんちゃ」の盛り。

最初はおとなしかったのに、慣れたら途端にちょっかいを出してくる。
イタズラもたくさん

…結構疲れるッス。
チト小憎ったらしい。

でも、写真を撮る時だけ大人しく「シャキッ」と緊張しているのが、子供っぽくてカワイイ

おチビの弟の方は、おとなしくて超カワイイ
目がクリッとしているのがイイ。

格好はオシャレさんだが、しゃがむと「お股丸出し」になる

…そう、中国の幼児服は、男女用ともすべて股間が丸空きなのだ。

これならオムツしなくてもイイ。

かなり仲良しになったので、一緒に撮影。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その23・天池・馬に乗って山登り-2310
(1996年撮影)
ちっちゃいよねぇ~~~

ここで、新しいゲスト(観光客)がやって来た。

香港人4人とニューヨーカー1人の、計5人
少々離れた所にあるパオに一晩泊まるそうな。
明日の帰りは、我々と同じバスらしい…。

香港人男性としばらくハナシをする。
お兄ちゃんと遊んでいたら「仲イイね息子か」と聞かれたので、「小朋友(しうぱんやう:ちっちゃいお友達)だよ」と答えたら、笑っていた

横にいた香港人女性が、「あの”(清潔好きな)日本人が、“こんな”(小汚い野蛮な)少数民族の子と遊んでいる」みたいなギョッとした顔で、こっちを見ていたのが心に残った。
まぁ、こんな「野生児」、日本にも香港にももういないからねぇ…。
1970年代くらいまでは、東京にもフツーにいたけど

…お、夕飯が出来たぞ♪♪

今夜は、うどんの上に野菜の具を掛けたもの。
スパゲッティっぽい。(これが「ラグメン」なのかなぁ…)
うす味で、まぁまぁイケる。
(今まで中華料理は味が濃いものばっかりだったので、少々物足りない感覚に陥っているのかも

食事後、夕焼けを見ようと、湖畔で粘る。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その23・天池・馬に乗って山登り-2311
(1996年撮影)
…も、雲が低くて夕焼けにならず、リタイア。

そしてすぐに日没。

ここでは、「日没」は自動的に「寝る」を意味するので、今夜も強制的に寝かされた

おやすみんみ~~~~ん

つづき「その24」はこちらーっ!

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コメント

あ!白馬の王子様だ (笑)

手綱だけでお馬さん乗るのって怖くなかった?

まりちゃんの言葉遊び(帰包とかね)
言葉の発想がおもしろいね。

バター茶?なんとなく味がお口の中でケンカしそうな気がするなぁ。

イイ風景の写真もイイけど 子供達との写真も素敵だね。
3人ともイイお顔してるもんね。

投稿: ひめ子 | 2012年8月19日 (日) 23時49分

★ ひめぽ

王子様、イケメンだろう 

手綱と足でカラダは支えられるから、それほどでもなかったぉ。

「帰宅」「帰巣」ぢゃナイから、やっぱ「帰包」でしょう。

バター茶、そう!味がケンカしてたよ
イイ表現言うねぇ~~~

このワンパクお子様達との時間、かなり楽しかったッス。
だいぶ懐いてくれたしね

投稿: まりりん | 2012年8月20日 (月) 01時50分

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