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2011年5月23日 (月)

海外旅日記 ~「Go West!ユーラシア大陸横断鉄道旅行1996」その10:広州・珠江と路地裏を歩く~

前回「その9」からのつづきーっ!
その1「香港」その10「広州」その20「ウルムチ」その30「北京」
その40「ウーメオ」その50「ミュンヘン」その60「セルベール」
その70「アテネ」その80「イスタンブール」その90「クアラルンプール」

このシリーズは、香港からスタートし、中国・ロシア・北欧・南欧と進み、ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までの極貧鉄道旅行。

注:文中のふり仮名は、ひらがなは広東語読み、カタカナは北京語読みなのだ
ふり仮名がない名称は、前回までの日記を参照されたし。

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1996年5月22日(水):晴れ

広州(こうしゅう:Guangzhou)

今日はひたすら寝る、とにかく寝る。

…まるで部屋が病室のようだ。

仲間は初めての中国なので、いろいろ精神的な疲れも出ているんだろう…
長旅は、定期的に「何もしない1日」を作って、心身共に休ませることが重要だ。
これを怠ると、途中で必ずカラダと精神を壊すので要注意

今日は18時半に「東方賓館(とんふぉん ぱんくぅん:トンファン ピンクァン)」で、広州の友人(広州人女性2人。以降FさんとSさん)と待ち合わせている。

Y君は来ないそうだ。
…授業があったんだっけかな
(そう言えば、留学生なんだよね。

夕方になって、出掛ける支度をした。

ここで、またまた広州の地図をご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その38・地図-3805
(2001年当時の地図を撮影)
新しい地図なので、1996年当時とは建物や交通機関がだいぶ違うが…

…広州駅
…解放北路
…東風中路
…東山口
…北京路 (繁華街)
…列車の切符の場外売り場 (白雲路)
…天字碼頭 (埠頭)
…珠江沿いの夜景
…中大碼頭
…中山大学 (周囲の緑の枠内すべてが敷地)
…陳家祠 (陳氏書院)
…白天鵞賓館 (ホワイトスワンホテル)

中山大学の正門前(地図のの下)から3人でバスに乗り、東方賓館へ向かう。(地図のの左上)

無事に合流出来た。
1年ぶりッス~~~

今日はY君がいないので、オラがつたない広東語と英語で、仲間2人は少しの英語で会話をする。

5人で相談した結果、珠江沿いのレストラン「広州裕記焼鵞飯店」に行くことに。
(「」はガチョウのこと)

1年ぶりの再会なので、いろいろ話す。
今回の旅行のことを2人に話したら、すごくビックリされた

食後、珠江沿いを散歩することに。

渡し舟で対岸に渡る。(地図の
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1001
(1996年撮影)
暗いッス

お船の中は真っ暗に見えるが、ホントに真っ暗だ。(笑)
天井に電球が1個付いているだけ。

これでは何も解らナイので、昼間の光景で解説しよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1002
(2008年撮影)
いつも歩いている所にある、いつもの埠頭。(省総碼頭)

ここから対岸に渡し舟が出ている。
すぐ横に橋(解放大橋)があるのだが…。

…で、目の前の水面には…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1003
(2008年撮影)
ご覧のように船乗り場がある。

規模は小さい。

そして、船に乗ると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1004
(2008年撮影)
対岸にある埠頭まで運んでくれる。
塹口碼頭:「KONKA」のカンバン下にある紅白の建物)

…たったこれだけの距離だ

でも、意外と需要があるのがフシギだった…。
(チャリ用かな

対岸も遊歩道があり、こちら側から見た夜景のほうがキレイなので、ここで記念撮影。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1005
(1996年撮影)
美女2人に囲まれて、ご満悦のオラ(笑)

そして、左の美女Fさんは「これから仕事なの…」と言って、出勤して行った。
(バイト(副業)かな

…相変わらず忙しそうだ。

残り4人で、遊歩道上にある店で「たにし」を食べることに。
たにし」は広州名物でもあるのだ。

川沿いにあるお店に入る。
周囲が真っ暗なので、どこまでがお店なのだか判らナイ…
店先の空いている席に座る。
目の前のテーブルすらよく見えナイ暗さ。
まぁ、電球がポツンポツンとあるだけなので、仕方ナイか…
(盗難に注意

すぐにホッカホカの「たにし」がやって来た。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1006
(1996年撮影)
おぉ、いぇい

テーブルの真ん中にある黒っぽい山が「たにし」君。

それを「ちぅちぅ」と吸って食べるのだ。
(決してほじくらナイ)
この吸い方にコツがあって、慣れないと食べにくい。

殻のテッペンが切り欠いてあるので、まずはそこを指で押さえて、口に当てて中の身を吸う。
殻の中が真空になった頃、テッペンを押さえていた指を離すと、圧力で身が口の中に「スポッ」と入って来るという技だ

これが上手く出来ると、アナタも広東人の仲間入り

Sさんに笑われながらも、仲間2人は果敢にチャレンジしていた
…あ、オラはフツーに食べられるよん

まぁ、日本でも昔は食べていたそうだからねぇ~。
(ウチのばーちゃんが言っていた)

この後も少し散歩して、23時頃にSさんと別れ、お宿に戻った。

いやぁ~、楽しかった
広州を満喫したぞ

さぁ、いよいよ明日は「西安」に移動だっ

…んぢゃ、おやすみんみ~~~~ん

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 おまけ

広州の街の光景は、意外と日本人には知られていない。
観光ではなく、仕事(出張や転勤等)で来る人が多いせいかもしれない…。

かなり魅力的な街並みなので、少しご紹介しよう
(この旅日記の画像補填という意味も含めて

では、スタート

まずは、広州の街並みをば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1007
(2001年に同行の仲間が撮影)
だいとかい~~~~っ

ホテルの部屋から撮影。

確か地下鉄「東山口(とんさーんはう:トンシャンコウ)」駅の近くだったと…。(地図の
広州市街でもかなり東寄りだ。

広東地方では、どんな高いビル(200m級)でも工事用の足場はで組まれている。
(香港でもそう)

お次は…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1008
(1995年撮影)
のんびり~~~

広州の中心部辺りで、「中山紀念堂」近くの「東風中路」かと思われる。(地図の
この旅の前年(1995年)に訪れた時の光景。

先ほどの美女2人に「何かポーズとりなさいよっ」と言われて、何となく手を動かした時のモノ。
2人とも大笑いで、特にFさんにはバカ受け
写真からでも様子が判るね

Fさんは「チャキチャキの江戸っ娘」のように気持ちのイイ性格をしていた。
多分、広州人の気性って江戸っ子と似ているのかもしれない…。

もう片方のSさんは、知的で「良きお姉さん」という感じ。
この美女2人組、幼なじみだそうで、とても仲良し
確かに、見ていても性格的に相性ピッタリのような感じだった。

この2人とどうやって知り合ったかと言うと、「Sさんのお兄さんがY君と知り合い」という繋がり。

いやぁ~、人間、どこでどう繋がるか判らないね

そして…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1009
(1995年撮影)
中山紀念堂」にて。

後ろの建物が紀念堂だ。

いやぁ~、Fさんにはイイように扱われていた。
(からかわれていた

撮影する直前に、アタマの上に肘をつかれた。
それでみんなが笑ってるというシチュエーションなのだ

しかも、オラのあだ名は「肥仔(ふぇいちゃい)」だった。

日本語で言えば、(親しみを込めて)「おデブちゃん」というニュアンス。
日本では何て呼ばれているの」と聞かれたから、冗談で昔のあだ名「エコロジーでぶ」を言ったら、それに決まってしまった。
(「エコロジーでぶ」もすごいよね…。略して「エコでぶ」(笑)。バイト先の町名「江古田のでぶ」という意味もあった

街中でデッカい声で「ふぇいちゃい」と呼ぶもんだから、みんなが振り返る。
でもそこにいるのは、“超スリム”なオラだけ。
どこにもおデブ様はいらっしゃらない…

…まぁ、そんな良き想ひ出

ハナシが脱線したね、元に戻そう。

市内の主要な道路には、トロリーバスも走っている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1010
(2008年同行の仲間が撮影)
中国では、今でも当たり前に各地でトロバスが走っている。

環境問題に配慮しての政策だ。
静かで排ガス臭くなく、ヒジョーに良い。

だが、1つだけ欠点がある。
それは「前のバスを追い抜けナイ」こと。

前のバスが故障等でストップしてしまうと、後続のバスは全てアウト。
特に、多系統が通る幹線ではなおさらだ。

今では、架線がナイ区間も走れる、急速充電式のトロバスも登場している。
(北京の「王府井(ワンフーチン)」等)

日本も、もっと普及させればイイのに…。

さて、街中ではこんな光景もよく見かける。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1011
(2008年撮影)(2008年同行の仲間が撮影)
ファイトーーーーいっぱぁ~~~~つ

かなり重い荷物を引っ張る重労働だ。
表情も、つらそうな感じだ…。

でもカッコイイ

街では缶詰や飲料・ビール等を運んでいる人が多い。

加油(がんばれ

面白い乗り物をハッケーン
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1012
(2008年撮影)
2人乗りの自転車。

だけど、お子様同乗用なので、前の座席にはペダルはナイ。

…これのほうが、日本のより安全ぢゃなくね

ここからは街の光景を…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1013
(2008年撮影)
夕方の光景。

海珠広場」の脇だったはず。(地図の右上)

右側には日用品・雑貨系の問屋がたくさんある、楽しい場所だ
上野の「アメ横」みたいな感じ。

さぁ、ここからが見どころっ
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1014
(2008年撮影)
だうんたうーーーーーーん

解放大橋」横の「一徳路」の北側にある細い路地。(地図のの左上)
石室聖心大聖堂」からそのまま西に進むと、ここにたどり着ける。

おそらく昔から変わっていないであろう光景だ
この「猥雑さ」「混沌さ」が大好き

進んでみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1015
(2008年同行の仲間が撮影)
イイねぇ~

シヴ過ぎるっ
出来ることならば、住んでみたい(笑)

さらに進むと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1016
(2008年撮影)
たまんねッス

ここは路地の出口付近で、「海珠南路」の所。
出口側から振り返って撮影。
奥が教会方面。

正面の壁には「売麻街(まーいまぁかーい:マイマーチエ)」と書いてあるねぇ…

このすぐ近くの海珠南路の道に面している建物「海珠市場」に、模型等を扱っている店舗(問屋)があった。
少しだけど、鉄道模型も置いてあってビックリ
(この当時は中国型車両の製品はまだなかったので、欧州の車両がほとんどだった)

この付近だったか、ぷりちーな店員さんがいた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1017
(2008年撮影)
にゃーーーーーーん

お店番だろうか
お客が来るのをジ~ッと待っていた。

この界隈の光景をもう少し。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1018
(2008年同行の仲間が撮影)
…シヴい

海珠南路(だと思う)の道沿いにある市場のビルから、裏を眺めたところ。

同じく…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1019
(2008年撮影)
キョーーーーレツっ

このようなレトロな景色が見たくて、ちうごくに通っているようなものだ
(上海のような近代的な景色には興味がナイ)

あと、広州一の観光名所をば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1020
(2008年撮影)
ちんちゃんちーーーーーっ

陳家祠(ちゃんかーちー:チェンチャーツー)」と言い、別名は「陳氏書院」。(地図の

陳さん」の総本家的な家だそうで、読んで字のごとく、「陳家の祠(ほこら)」だ
国家も認めた博物館になっている。

我々は解りやすく「チンチャンチー」と呼んでいた。

…そう、「陳ちゃん家(ち)」

敷地の中は…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1021
(2008年撮影)
これぞ、ちうごくっ

このように、昔ながらの色鮮やかな建物が建っている。
ものすごく趣のある所なので、ぜひ訪れていただきたい。
地下鉄「陳家祠」駅の目の前ッス

最後に…
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1022
(2008年に同行の仲間が撮影)
ちかてつぅ~~~~

広州の地下鉄で、これはレモンイエローがラインカラーの「1号線」。
(地図のを走る赤い線
東京メトロ南北線のように、全面ガラスのホームドア完備なので、車両は撮影出来ず…。

車体は黄色で、赤の細いラインが1本。
車内は香港の地下鉄に似ている……けど、全体的に何かアカ抜けないデザインに仕上がっている。

駅名のアップをば。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ユーラシア大陸鉄道横断旅行 Go West!1996その10・広州・珠江と路地裏を歩く-1023
(2008年撮影)
こうえんまえーーーーっ

公園前(こんゆんちん:コンユァンチェン)」駅と言い、広州一の繁華街「北京路」の最寄り駅。
朝夕は結構混雑する。
この地下鉄が出来る前は、ポンコツバスしか走っていなかったので、いかに道路の渋滞が激しかったか…
(チャリ通勤の人も多かったので、車道が1車線分チャリ用に開けられていた道もあった)

広州はこんな感じっす~~~ぅ

楽しい街だよん

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さぁ、次回はシルクロードの出発点「西安」へGo

…んぢゃ、おやすみんみ~~~~ん

つづき「その11」はこちらーっ!

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コメント

「たにし」今日 田んぼで見たよ!
凄く大きかった。ジャンボだった。
味はどんな感じ? 何かに似てる味があったら教えてちょ☆

今回は まりちゃんの写真がたくさんあったね♪
わーい♪

まりちゃんは 生活感溢れてるような光景が好きなのかな…。
 
あ!そうだ。
「解放大橋」横の「一徳路」の北側にある裏路地の写真。
向かって左に上半身裸でカバン肩にかけてる男性に見入ってしまった。(・∀・)ニヤニヤ

投稿: ひめ子 | 2012年7月10日 (火) 23時32分

★ ひめぽ

たにしって、つぶ貝とシジミを足して割ったような食感…。
しかも、赤ちゃん貝が中に入っているとジャリジャリだ

まりちゃんはああいった「人間臭い」路地が大好き

上半身裸のオッサン、もうそこらじゅうにいるよ。
腹だけ出してケータイでしゃべってたり。 (  ×  )

投稿: まりりん | 2012年7月11日 (水) 01時17分

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