レイアウト日記 ~「土手のある風景」の巻~
今回は「DCC集合式モジュールレイアウト」編を…。
(「DCC」とは「デジタル制御(デジタル・コマンド・コントロール)」の略称だよん)
全体像は、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
盛り上がってますぅぅぅぅ~~~~ぅ★![]()
地面のはるか上の土手を走る線路を表現。
タイトルは「土手」になっているけど、正確には「築堤(ちくてい)」と言う。
これは「特攻野郎Bチーム」の公開展示・運転会用に、初期に制作したもの。
この作品は、東京の武蔵野(多摩地区)辺りをイメージし、時代は「昭和中期~後期(1960~90年)」頃に設定。
つまり「往年の名車達が似合う風景」という事★![]()
まぁ、特に場所を限定していないので、全国のどこの線区にも応用が利く作品だ![]()
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ボードのサイズは353mm×353mmで、地面の高さは40mm、線路の部分は100mm。
Bチームの「Nakanaka」隊員の手作り品だ。
本業が建具屋なので、寸法や作りはかなりしっかりしている★![]()
線路はKATO製のユニトラックで、曲線の半径はR249mmとR216mmを使用している。
線路には「カント(傾き)」を付けてある。![]()
路盤(線路部分)は、角材とベニヤ板で、高さが100mmになるように調整してかさ上げ。![]()
「法面(のりめん)」(土手側面のこと)の芝生部分は、段ボールやボール紙をカーブに沿って貼り付けてある。
カーブがきつくなればなるほど、貼り付けるのが難しい…。![]()
数枚の短冊状の小さなパーツに切り分けて貼り合わせるのが楽♪![]()
パーツどうしの隙間は、上から茶色い画用紙を貼ってごまかせばOK★![]()
この画用紙をきれいに貼ることさえ出来れば、美しい曲線が表現出来る。![]()
築堤に掛かった費用は、わずか30円ほど。
全てそこら辺に捨ててある廃材から再利用してある。
エコだねぇ~~~~★![]()
石膏や金網なんか使わなくても簡単に出来るよん♪![]()
それに、すんごく軽量だしぃ~。
(発泡スチロールは経年変化する(歪む)ので、なるべく使用は避けるべし)
築堤の土台が出来たら、全体的に水性塗料の「マホガニー(こげ茶)」を塗っておこう。
仕上がりがリアルになるよん♪
塗料が乾いたら、まずは線路を敷設しよう。
線路の固定位置が狂わないように、鉛筆で路盤に位置を書いておく。![]()
線路(道床)の全周を書いておけば、接着する途中でも位置の微調整が出来る★
今回は線路にカントを付けるため、道床の外側下部にボール紙を2枚ほど貼り重ねた。
あまり傾け過ぎると、車両の連結器によってはねじれて脱線する場合があるのでご注意を。![]()
線路の固定は、全てゴム系ボンド(G17)を使用。
道床の裏側にまんべんなくボンドを塗り、鉛筆で書いた線に合わせて路盤に置いていく。
モジュール両端の部分だけ、線路が浮かないように釘を打ち込んである。
(カントを付けると、外側が浮いてしまうので)
線路が固定出来たら、両端の接続線路が来る部分を灰色で塗っておこう。
そうすると、隣のモジュールと連結した時にも線路間が美しく見える![]()
灰色も塗れて乾いたら、線路周りに砂利(バラスト)を撒こう。
本来は、線路間の路盤を隠して左右のレールが一体の複線に見せるためなのだが、今回はカーブの外側が路盤よりも浮いているので、その隙間を隠す目的もある。
複線用の線路だったら、この作業は不要なんだけどねぇ~。![]()
(直線は売っているけど、曲線はこの半径の複線製品は売っていないので)
砂利は、KATO製の目の細かい物を使用。
色合いは、線路の製品によっても変わるので、自分の好みでチョイスしよう。
線路の周りに木工ボンドを薄めずに幅は狭く塗って(水で薄めたらいつまでも固着しないからダメだよ
)、砂利を豪快に撒く。
一日ほど乾燥させて固定出来たら、大きな箱の上でボードをひっくり返して、固着しなかった余分な砂利を落とそう。
箱の中の砂利は、容器に入れて再利用しよう。![]()
もし、レールの側面等にも砂利が付いてしまったら、ピンセット等で丁寧に取り除いておこう。
この作業を省略すると、列車が脱線するぞ★![]()
レールの砂利が除去出来たら、お好みでレールに茶色を塗っておこう。
オラは水性塗料の「ウッドブラウン」で、全ての作品のレールを筆で塗っている。
レールのつなぎ目は塗っちゃダメだよ★![]()
塗料が流れ込むと電気が流れなくなって、車両が走らなくなるからね。![]()
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つなぎ目は、塗る前にハンダ付けしておくと安心。
(ハンダ付けに自信のない方は、無理にする必要はありません)
塗料が乾いたら、レールの上面と内側に付いた塗料を剥がしておこう。
目の細かい砂消しゴムが便利♪
画材屋さんで売っている物が良く、HOゲージ向けの模型用は目が粗くてレールに傷が付くので使わないほうがベター。
この時点で、一度線路をつなげて走行テストをしておくと完璧だ![]()
左右の線路とも、両方向から走らせてチェックしてね。![]()
意外と「逆走時にだけ脱線する」等の現象も起こるので。
線路敷設が万全になったら、法面に芝生を植えよう。![]()
芝生は、緑のパウダー(ウッドランドシーニクス(KATO)製のターフ)を使用。
まずは木工ボンドを薄めずにまんべんなく塗って(水で薄めたらダメだよ
)、パウダーを豪快に撒く。
一日ほど乾燥させて固着出来たら、大きな箱の上でボードをひっくり返して、固着しなかったパウダーを箱の中に落とす。
箱の中のパウダーは、容器に入れて再利用しよう。![]()
(他の色や砂利等と混ざらないように注意)
芝生をリアルに見せるコツは、濃淡2種類の緑色を混ぜる事。●●
同じメーカーのパウダーの濃淡2種類を買ってくれば、極端に色合いが違って安っぽくなるのを防げる。
この芝生も2種類の緑色を使っているよん。![]()
芝生も固着出来たら、築堤の端面に灰色か緑色の画用紙を貼って、単体で観た時もきれいになるようにしておこう。
隣にどんなモジュールが来るか判らないので、展示会で木材丸出しのみっともない端面を見られたくなければ、必ず貼っておくべし★
灰色を使用したほうが、コンクリート壁っぽく見えて自然だね♪![]()
ここまで出来たら、築堤の両側の地面の制作に取り掛かろう。
ここはお好みで作ってね♪
…オラはちょいと手抜きした。![]()
(「金を掛けない」という方針もあったので)
最後に、線路周りのデコレーションと架線柱の設置をしたら、出っ来上っがりぃぃぃぃ~~~
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では、詳細を見て行こう。
まずは土手の外側から。
(画像をクリックすると拡大するよん)
耕せーーーーーーーっ★![]()
この三角部分は、いろいろ悩んだ挙句、畑にした。
しかも、既製品の畑のシートを貼っただけ。
…えぇ、手抜きです。はい。(笑)
季節は夏頃に設定したけど、特に細かいこだわりは無~い。![]()
土手との境目の柵は、KATO製品を使用。
ゴム系ボンドで接着してある。
次に、土手の内側にある住宅を見てみよう。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
う~ん、れ・と・ろ★
まぁ、1990年代までは都心でもこんな家はたくさん建っていた。
昔の「都営住宅」は、まさにこんな感じだった。![]()
建物はTOMYTECH(トミーテック)製品で、特に改造はしていない。
向こう側からのアングルで見てみよう。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
お出掛けぇぇぇ~~~~~★
家の前の細い道を歩く夫婦。
昔の夫婦は、並んで歩くなんて事はあまりしなかった。
まして「手をつなぐ」なんて…。
大抵、こうやって奥さんが少し後ろを歩いている…みたいな。
この20年くらいで、日本文化もだいぶ変わったねぇ~★![]()
電柱や町内のお知らせ掲示板等は、KATO製品のパーツを使用。
(ローカル駅用だっけ?)
この住宅、実は仕掛けがしてある。![]()
どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)
一家団欒~~~~~~★
…そう、光るのだ![]()
奥の家は電球色、手前の家は白色のLEDを入れてある。
昭和30年代頃は、まだ蛍光灯は金持ちの持つ家電製品だった…。
建物内を黒く塗ったりアルミテープを張ったりして、遮光や光の反射を調整している。
これで夜景も楽しめる♪![]()
LEDの電源は、線路から取っている。
DCC(デジタル制御)で運転しているので、常時点灯なのが良い♪![]()
従来のアナログ運転だと、車両を停めたら消えちゃうからね★
…これで、このモジュールについての説明は終わり。![]()
でも、このモジュールの風景には続きがある。![]()
最初にこれを作って展示会で車両を走らせていたら、続きの景色も欲しくなった。
そう、カーブだけでは存在感が薄いのだ…。![]()
なので、「その2」として直線版の「続・土手のある風景」を制作した。
(その制作記は次回でご紹介♪)
では、その続きのモジュールと連結した姿をご覧いただこう。
ほれ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
伸びたーーーーーーっ★![]()
どうだい?結構イカすだろう
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住宅の細い道がちゃんと生きるよう、直線モジュール側にも道を作っておいた。
これで、この夫婦も表通りに出られる♪![]()
では、その接続部分をアップでご覧いただこう。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
つながってるぅぅぅぅ~~~~ん★
景色が上手くつながるように、草の茂み等を配置して境目が目立たないようにしてある。![]()
左右のモジュールで芝生の緑色が違っているけど、元は同じ色だった。
カーブ側だけ収納箱に入れずに部屋に置いていたら、わずか半年ほどでこんなに色褪せてしまったという訳。![]()
一度、上から緑のターフを撒き直したけど、またもや色褪せ…。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
紫外線ーーーーーーーっ★![]()
日焼けの退色ってすごいんだね…![]()
「Nakanaka」隊員にコーナー用の収納箱を新しく作ってもらったので、もう1回撒けば色は揃うはず~。
…でも、何か面倒臭いぃぃぃぃ。(笑)
さて、実際に車両を置いて見てみよう★![]()
まずは、下から見上げた状態。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
(原画像が消失したので荒い画像で許してね)
鉄ちゃんには堪らない家ーーーーっ★![]()
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この家に住んでいたら間違いなく「鉄」に育つな。うんうん。(笑)
昭和40年代の東海道本線や上越線っぽく再現してみた。
次は、上から見下ろしてみよう。![]()
(画像をクリックすると拡大するよん)
いつもの光景ぃぃぃぃ~~~~っ★
これは展示会で通常見るアングルだね。![]()
昭和30~40年代の京王線っぽく再現してみた。
昔の京王線は、アイボリーにえんじ色帯の電車(5000系)が出るまでは明るい緑色だったのだ。
通称「グリーン車」と呼ばれていたけど、国鉄のようにグリーン料金は取らない…と言うか、ロングシートなので取れない。(笑)
(車両は「たかし」隊員の改造品)
制作当初の目的だった「武蔵野のイメージ」は他の画像でたくさん再現してあるので、このブログ内や「特攻野郎Bチーム」のサイト内にある「TOPページ画像集」でご覧下され![]()
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…ってな感じです。
いかがでした?ご参考になりましたか?
では、また~~~♪![]()
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