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2011年1月27日 (木)

実物日記 ~「ジョイフルな12系・国鉄とJRの団体専用列車」~

今回も、古いもらいモノ写真だじょ

テーマは国鉄とJRの「12系客車(急行用座席車)」。

それも「ぢょいふるとれいん」だ。
昨年末の「江戸」日記につづい…てんのか

ジョイフルトレイン……団体貸切用の、一般の車両とは異なった豪華な設備の列車で、お座敷列車や展望列車等がある。
財政難の国鉄が、増収策として余剰の客車や電車を改造したもの。

では、スタート

まずは、これ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
国鉄・JRのジョイフルトレイン12系客車-1201
おぉいきなり懐カシス

これは12系の初期のジョイフルトレイン、長野のお座敷列車「白樺(しらかば)」だ。
それも最初期(国鉄時代)の塗装バージョン。

これは、たぶん「品川(しながわ)」駅だねぇ…

後ろにいる東海道線(113系)、先頭車(クハ)が中間に閉じ込められている。
オラ、こういう先頭車と中間車がつながっている姿が好きなのよ

この白樺ちゃん、車内は和室なのだが、写真に写っている窓(4個分)の所だけ洋風のサロンになっていて、窓ガラスが固定されていた。
他の部分は、従来どおりの2段窓(障子付き)だ。

ちょいと引いて見てみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
国鉄・JRのジョイフルトレイン12系客車-1202
…ほらね

塗色は、白が「クリーム10号」(185系「特急:踊り子」の原色と同じ)、黄緑が「黄緑6号」(山手線や関西線のウグイス色)だった。
この後、緑だけ濃い「緑14号」(185系や東北・上越新幹線200系の緑)になった。
つまり、登場時の185系と同じ色になったというコト

そして更に、塗色変更。
今度は現在の秩父鉄道「パレオエクスプレス」にも似た、深緑色に金帯+赤茶帯という姿になった。

この最初の色は、登場したときにインパクトが大きかった(“あの国鉄”が、こんなに明るい色を客車に塗る訳がナイと誰しもが思っていた)が、次第に慣れたせいか、その淡い色合い故に目立たなくなってしまった。
なので緑色が濃くなったのかと。

そうしたら、185系や200系新幹線と同じ色になってしまったので、またもや変更…になったのかも。
だんだん「白樺」の木のイメージから離れていってしまった。

余談だが、この色の白樺が山手貨物線(現:埼京線池袋~大崎間)を走った時は、全然目立たなかった。
だって、隣の山手線(103系)と同じ色なんだモン

では、お次。
(画像をクリックすると拡大するよん)
国鉄・JRのジョイフルトレイン12系客車-1203
名古屋の欧風客車「ユーロライナー」だ

内装がすごく良く、まさに「ユーロ」だ。
あまりに室内のカラーコーディネイトが宜しかったので、NゲージのTOMIX製車両の室内を全部塗ってしまったほどだ

コンパートメント(個室寝台)の座席とヘッドレストの色が「黄緑」とグラデーションっぽく配置されていた。
天窓もあって室内が良く見えたので、「これは再現したいっ」と意気込んだ訳よ、学生時代のオラ…。

写真は、たぶん「名古屋(なごや)」駅での1シーン。
関西線方面からやって来たのかな

この車両の白色は、ホントは「白」ではナイ。
ものすごく青味の掛かった「ブルーライトグレー」とでも言うべきか。
光の当たり方や見る場所で、全然違って見える色合いだ。

TOMIX製の模型は真っ白で製品化されていた。
それしか見たことが無かったオラ、初めて品川駅でホンモノを観た時に、あまりの青白さに驚いた
ぜぇ~んぜん違うやんけぇ~~~っ」と。
(後に販売されたKATO製のユーロライナー色の機関車は正しい色合いだった)

この列車には、専用の機関車達がいた。
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国鉄・JRのジョイフルトレイン12系客車-1204
ロクヨーーーーーーン

山岳地帯用の機関車「EF64」の、66号機様だ
中央線(信州)方面で活躍している。

これも登場した時は、メッチャカッコ良く感じた。
兄弟分の、南紀・岐阜方面用で活躍するディーゼル機関車「DD51」様も、1両が同じ色に塗装変更された。

その後、東海道方面用の「EF65」にもユーロライナー色が登場。
EF64には、もう1両仲間が増えた(2代目)。

まぁ、大抵は信州方面への出張だったので、こんな光景は良く見られた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
国鉄・JRのジョイフルトレイン12系客車-1205
カッチョエェ~~~~~~ぃ

これは…信越本線の「黒姫(くろひめ)」駅の辺りではないかと…。
機関車のヘッドマークにも書いてあるとおり、列車名が「ユーロ赤倉」になっている。

余談だが、中間車は屋根の高さからして、どう見ても種車は寝台車(14系)っぽいが、車体は新製だろう。
屋根を大改造したというハナシだが、当時の財政難の国鉄では「車体は新製しましたてへっ」なんて言ったら、報道機関に叩かれまくられるので、真相はどうだか…
台車等は、間違いなく12系からの流用だろう。

あと、「ユーロライナー」を訳すと「欧州定期便」という意味になる。
臨時用列車なのに“ライナー”ってどうよ」という議論が当時からあった

では、お次。
(画像をクリックすると拡大するよん)
国鉄・JRのジョイフルトレイン12系客車-1206
くつろいでますぅぅぅ~~~~

品川駅で休憩中の、お座敷列車「くつろぎ」。

群馬県の「高崎(たかさき)」地区所属の列車で、これは初期の塗装バージョン。
長野県の「篠ノ井(しののい)」機関区のロクヨン(EF64)が引っ張るということは、中央線に向かって走るのだろう…。

品川駅でロクヨンを見る」ということが珍しかった。
(当時からしょっちゅう居たのかもしれないが、オラには「中央線(信州)の機関車」という認識があったので、意外に思えた)

その中央線での光景が、これ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
国鉄・JRのジョイフルトレイン12系客車-1207
お約束の構図ーーーーっ

東京都杉並区の「阿佐ヶ谷(あさがや)」駅ホームから西(吉祥寺方面)を向いて撮ったもの。
撮影ポイントとしては定番で、あまりの撮り鉄の多さに問題が噴出し、JRが見通しを悪くするためか変電設備を線路間に置いてしまった。

ノーマルの12系客車の6両編成なので、単なる臨時団体列車か臨時急行「アルプス」あたりではなかろーか。
昔は、こんな光景を当たり前に観ることが出来たのになぁ…

お次は、これ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
国鉄・JRのジョイフルトレイン12系客車-1208
くりそつーーーーーーっ

上の写真と似ているが、後ろの客車がジョイフルトレインだ。
この写真だけだとちゃんと判別出来ないけど、JR東海のお座敷列車「いこい」ではないかと思われる。

ちなみに、このロクヨン「EF64 37」号機ちゃん、このあと茶色くなって長い間イベント列車等で走っていた。

これね。
(画像をクリックすると拡大するよん)
国鉄・JRのジョイフルトレイン12系客車-1209
(2014年1月に甲府駅で撮影)
ぐーぐー。

この子の所属は高崎なんだけど、甲府育ちの甲州っ子なので、いつも故郷のこの場所でお寝んねしていた。
2019年の現在では、元のこの色に戻されている。

…いやぁ~、客車ってイイねぇ 

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コメント

12系客車、最近ですと、パレオとかデゴイチとかが引いてますね。

ジョイフルトレイン時代は記憶にありません…。


西武の昔の資料見ますと、E851のラストランの時にJRから12系を借りて運転した。とあります。見てみたかった…。

投稿: rapid | 2011年1月27日 (木) 06時43分

もはや12系も、全国でわずか数編成しかいない存在…

E851+12系、私も見ていません。
そんな夢のようなモノが走るとは知らずに、その直前に長期海外旅行に旅立ってしまったからなのです…
あぁ、もっと早く知っていれば…
あの時代は、「インターネット」なんていう近代兵器はナイに等しかったからなぁ。
今は「ゆうちうぶ」の動画で、その光景を楽しんでます

投稿: まりりん | 2011年1月27日 (木) 11時20分

ロクヨンの一般色後期型と客車の組み合わせもかなりかっこいいなぁ。
民営化された時に旅客会社に移ったのは後期型は66号だけだったから「ちくま」を除けばほとんどお会いできなかったはず。

先週の土曜日に中央線に6437+12系+641001が走ったみたい。気づくの遅かったorz

投稿: 二束 | 2011年1月29日 (土) 18時42分

ロクヨンは後期型に限る。 

茶色いおカマちゃん+12系は、旧型電機以外興味なくてよーーーっ

投稿: まりりん | 2011年1月29日 (土) 21時34分

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