ジオラマ日記 ~「The 青梅線」の巻~
今回ご紹介するワンジオ「The 青梅線」も、「特攻野郎Bチーム」の展示会用に作って、Bチームのホームページに掲載したもの。
我々Bチームで「ワンジオ(ワンショット・ジオラマ)」と呼んでいる、小形のジオラマだ。
小さなスペースに、いかに「それらしく」エッセンスを凝縮して再現するかが、腕の見せ所。
カンタンな様でいて、案外難しい…(プランを決めるまでが難しく、制作自体はカンタンだ)
このワンジオは、ミョーに縦に長いケースを使用した。
ベースのサイズは80mm×80mm。ジオラマ自体の高さは148mm。
イメージしたのは、JR青梅線の「沢井(さわい)」駅や「鳩ノ巣(はとのす)」駅あたりの景色。
片方を山に、もう片方を青梅街道と多摩川に挟まれた狭~い区間を、くねくねと進んでいくカンジだ。
似たような実景でいうと、こんなんかな…
これはチョット開けた区間だが、この右側奥には、まさにイメージしたような区間がある。
では、フタをはずして見てみよう…
まずは、正面側を。
草木の中になんとか線路が敷かれているイメージ。
青梅街道からよりも、多摩川対岸の吉野街道から見たカンジのほうが近いか…な。
では、全部の方向から見てみよう♪
正面左側の、電車のお顔側から見た光景。
土台は全てダンボールで形成。
イキオイで作ったので、制作時間は30分も掛かっていない。
中身はスッカスカだ★
ダンボールの上に茶色い画用紙を貼り、水性塗料の「マホガニー」を筆塗りした。
その上に土のパウダーを撒き、草木を接着する…という工程だ。
今回は背景がナイので、ケース内をすべてダンボールで覆い尽くした。
次に、車両のおしり側からみた光景を。
こちらも特に特徴はナイ…。
…これで一周見て回った。
では、細部の解説を。
線路はKATOのフレキシブル線路を切って使用。
ベース板の上に、透明ゴム系ボンドを塗り、その上に線路を置き、上からバラストを撒いて固着。
アングルを変えて見てみよう。
草木の部分は、濃淡組み合わせた緑色のスポンジを使用。
あとは線路下にリアルな木を接着してある。
ウッドランド製のイイ奴を奮発したッス★
…で、これを実際の目線で撮ると…
ホントはもっと下からなのだが、まぁ、写真的にはこれが限界。
「青梅街道から望遠で撮った」という風に脳内変換していただきたい♪
ちなみに、車両は1日に1本しかない「快速:東京」行きだ。(奥多摩駅6:04発)
判る人が見ればイッパツで判る★
…んで、さらに実景を後ろにリンクさせてみると…
カッコイイべぇ~♪
超リアルだなや★
…っても、コレ、実は西武秩父(池袋)線の「東吾野(ひがしあがの)」駅手前の景色なんだよね~。
秋に4000系の車窓から撮ったヤツ。(笑)
それにしては、グーゼンにも似合ってるべ。
やっぱ、何でも撮っておくもんだなや♪
ウッドランドのリアルな木が、上手くリンクしてるでしょ★
やっぱ、使ってみて良かった~~♪
…チト高かったケドぉ。
| 固定リンク
「Bトレイン-ジオラマ」カテゴリの記事
- つぶやき日記 ~「展示会が終わったよ」2022秋~(2022.11.07)
- お知らせ ~「特攻野郎Bチーム展示会」2022秋~(2022.09.26)
- ジオラマ日記 ~「線路に添えるお手軽ジオラマ。カーブ編・2020春」の巻~(2020.03.16)
- ジオラマ日記 ~「線路に添えるお手軽ジオラマ。直線編・2020春」の巻~(2020.03.05)
- お知らせ ~「特攻野郎Bチーム展示会」2020春~(2020.01.27)
コメント