海外旅日記 ~「香港:“小心地滑”友の会 その3・ピークトラム(山頂)と夜景」2008秋~
(前回「その2 下町(春秧街)の二階建てトラム2007夏」からのつづきーっ!)
(「その1 二階建てトラムと夜景2008秋」はこちら)
今回も香港のお話しだよ~ん★
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うわぁぁぁぁーーーーーーーーーっち★
一瞬でバランスを崩してコケていく感じの小心地滑(しうさむていわーっ)くんだ★
これはステッカー版だね。
さて、今回は「その3」として、これまた香港名物の「ピークトラム(山頂纜車)」をご紹介
「山頂纜車」は「さーん てん らむ ちぇー」と読む。
「纜」は日本語で「ともづな」。
日本風に書くと「山頂綱車」かな?
「綱の車」で「ケーブルカー」という訳♪
今回は「バーチャル香港旅行」の2日目の夜という設定★
※文中のふりがなは、ひらがなが広東(かんとん)語読みで、カタカナは英語読みだよん。
(地名・道路名や駅名は、広東語と英語で全く違う時があるのでご注意を。)
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日暮れから、行きつけの露店街(男人街)の海鮮屋さん(下の地図の■・その17を参照)で死ぬほど食って酔っ払い、上機嫌で店を出る。
さて、ナイトツアーに出掛けますか♪
今夜も絶景が待ってますわよん
今回はどこに行くのかと言うと…
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(2016年のグーグルマップより)
▲の位置だよん★
■…廟街(男人街)
✈…旧・啓徳空港の滑走路
●…ビクトリア湾(尖沙咀)
★…スターフェリー乗り場(尖沙咀)
☆…スターフェリー乗り場(中環)
▼…ピークトラム乗り場(山麓)
▲…ピークトラム乗り場(山頂)
◆…北角(春秧街)
お山(太平山)の頂上付近にある、香港の街を一望出来る展望台だ。
香港人には、単に「山頂」と言うだけで通じる。
ここに行かなければ、香港に来た意味が無いくらいに、重要な観光スポットだ
…では、酔い覚ましと腹ごなしを兼ねて、レッツラGo!
そのまま男人街の露店を冷やかし、ひたすら南へ歩いて港に出る。
港の展望台(地図の●)に行くと…
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(2007年6月撮影)
そーびゅーーーちほぉぉぉーーーーっ★
何てきれいな夜景だろう
ここは「維多利亞港(ビクトリア港)」と言って、香港の中心地だ。
この景色を知らないようでは、「香港に行った事がある」とは、人にはとても言えない…。
この場所で散歩して、少し酔い覚まし。
これで隣に美女がいれば最高なのだが…
(酔っぱらいの横になんて、いないか)
さて、ここに来たからには、偉大なる師匠に表敬訪問しないといけない。
なので、早速歩いて訪ねてみた。
その大先生は、今日も元気なお姿で佇んでいらした。
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(2007年6月撮影)
ほぁちゃぁぁぁぁーーーーーーーーっ★
我が偉大的師匠、「李 小龍(れい しうろん)」大先生だ
相変わらず恰好良くていらっしゃる
英語名では「ブルース・リー(Bruce Lee)」とも言うらしい。
みんな、知ってたぁ~?
違うアングルで。
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(2010年10月撮影)
カァ~~~~ッチョエェ~~~~~ぃ★
…あぁ、死なない程度に蹴られてみたひ
さて、頃合いも良くなったので、「山頂」に向かうとするか。
その場所は、この夜景の対岸のビルの向こう側。
解りにくいので、昼間の写真で解説しよう。
最初の夜景写真と、ほぼ同じ位置だ。
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(2006年7月撮影)
ビルだらけぇぇぇぇ~~~~~~~っ★
黄色い矢印↓の所(ビルの隙間の向こう側)に、ケーブルカー(ピークトラム)の駅がある。(地図の▼)
そして、ピークトラムに乗ると、赤い矢印↓の所(山頂)の建物(地図の▲)まで連れて行ってくれる。
この建物は展望台になっていて、香港屈指の観光スポットだ
…ってな訳で、何かしらの方法で対岸(香港島)に移動せねばならない。
バス・地下鉄・タクシー…いろいろあるが、やっぱり「香港」といえば「おふね」だろう♪
この写真に写っている、白と緑の渡し船「天星小輪(スターフェリー)」に乗り込んだ。
地図の★から対岸の☆まで、わずか2Km弱。
それをゆ~っくりと進む。
少しリッチな、のどかな船旅気分だ♪
料金は日本円で40円前後で、便数は終日頻繁にある。
東京の臨海地区にも、もっと安い水上バスを頻繁に走らせろーっ★
この時は、目の前の座席に…
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おぉ、いぇい★
…さすが、本物の西洋娘は違うねっ!
良い船旅だ
さて、対岸の「中環碼頭(セントラル埠頭)」に着いた。(地図の☆)
ここからは、少しだが急な坂道をテコテコ歩いて上らねばならない。
バスもあるのだが、1Km弱のわずかな距離を乗るのも、何かねぇ…
しばらくして、ヘロヘロになってきたところで、ピークトラムの山麓の駅に到着。(地図の▼)
酒飲んで山道なんか登るなよ…
改札を抜け、ホームに行って整列する。
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あっさりシンプルぅぅぅ~~~~~っ★
山麓の駅は、ご覧のようにシンプルだ。
観光スポットだけあってかなり混むので、右側の乗車用ホームは広いのだが、左の降車用ホームの狭さといったら…
1人歩くのがやっとな幅。
これでも、事故は起きた話は聞いた事が無い。
やがて、列車がゆっくりとやって来た。
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のそのそぉぉぉぉ~~~~~~~~ぅ★
2両編成の大型ケーブルカーだ。
車両の色は、ワインレッドに金色の帯。
昔、JRの東北地方にいた団体専用列車「オリエントサルーン」の配色に近いかな?
今まで何度か車両が新しくなり、その度に大型化されている。
※追記:2022年からさらに大型化された(6代目)。深緑色で、昔のドイツの客車みたいな雰囲気。
車両をアップで。
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窓全開ぃぃぃぃ~~~~~~~~~っ★
椅子は木製の、公園や駅のホームによくあるような「ベンチ」タイプで、全て山頂側を向いて固定されている。
では、いよいよ出発★
距離1.4km・標高差363mを、約10分掛けての~んびり走る。
このピークトラムには、途中駅が3つほどある。
なので、車内の柱にある降車ボタンを押すと途中駅で停まってしまうので要注意★
恐ろしいほどの勾配を上りながら進んで行く。
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傾くにも程があるぅぅぅぅーーーーっ★
…ねぇねぇ、何かねぇ、おそとのビルたちがみんな折れて傾いてるように見えるよぉ~。
酔っ払っていなくてもね★
最大27度(約509.5‰(パーミル))で、登り始めてしばらく区間が、ものすご~く傾く。
車内で立っていると、1人だけスキージャンプをしているかのように見える。(笑)
マイケルジャクソンだってびっくりの角度だよ★
余談だが、日本最急勾配と言われる東京の「高尾山(たかおざん)」のケーブルカーは、最大で31度18分(608‰)。
この傾きは山頂の高尾山駅に着く直前の区間のみで、それ以外の区間は案外緩い。
ちなみに、写真中央のライトの先にある線路上の白っぽい建物は、途中駅の「白加道(ぱっかーとう:Barker Road)」だ。
列車はぐんぐん登って行く。
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よいしょ、よいしょ、よっこらしょ~★
これは展望台から観たもので、夜に観るときれいだよっ
そろそろ終点だ。
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きらびやかぁぁぁぁ~~~~~~~っ
周りには、お寺や洒落たバーやレストランが建っている。
線路の少し上にも中華風な庭園っぽい展望台もあるねぇ~。
でも、かなりの高低差があるので、気力・体力のある時に行かないと…
これだけじゃちょっと判りにくいから、昼間のケーブルカーの写真もご覧いただこう。
こんな感じだ。
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(2016年3月撮影)
登ってるでぇぇぇぇぇ~~~~~~ぃ★
山頂の駅から見下ろした状態で、車両の後ろの白いのが、さっきの白加道駅。
山頂近くは、山だけあって、結構緑で溢れている★
そして、山頂の駅に到着。(地図の▲)
(画像をクリックすると拡大するよん)
ひろびろぉぉぉぉぉ~~~~~~~ぅ★
左が降車用ホームで、右は乗車待ちの列。
やっぱり、夜は人気があるからねぇ~♪
おまけで、線路の写真も撮っておいた。
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ケーブルがぶっといぞぉぉぉーーーぅ★
線路の幅は、ロシアと同じ1520mmだ。
国際(イギリス)標準は1435mmなんだよねぇ~。
香港って、旧イギリス領なのにね★
(日本は、新幹線が1435mmでJR在来線は1067mm)
ホームには、新しくオブジェが飾ってあった。
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ぐるぐるぅぅぅぅぅ~~~~~~~っ★
ケーブルを巻き上げる機器をイメージしたとの事。
背景の色は、一定の時間で何色にも変化して、結構恰好良い♪
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爽やかな色合いぃ~~~~~~~~っ★
青くなったねぇ~。
ほどなく…
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派手な色合いぃ~~~~~~~~~っ★
赤紫になったり…
香港に来るといつも思うのだが、日本人はこういった美的センスが、この20年くらいでかなり落ちてしまったと思う。
漢字を使った、ハイセンスで秀逸なデザインの看板等を見ていると、そう感じずにはいられない。
日本人は何でもアルファベットのマークにしてしまう。(JR・NTT・docomo・UFJ…等々)
もっと漢字やひらがなとかで恰好良くデザインしようぜっ★
…個人的には東京都「奥多摩町」のマークに惜しみない拍手を送りたい♪
あと神奈川県「横浜市」のマーク(カタカナの“ハマ”をデザイン)も。
(市町名のところをクリックしてご覧あれ)
さてさて。
山頂に来たからには、景色を観ないと意味が無いっ★
なので、いそいそと展望台へ向かう。
展望台は、駅の直上と、隣接しているショッピングビルの屋上にある。
お好みで選んでね♪
その景色が、これだ。
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おぉ、いぇい★
…良い景色だ
旅行のパンフレットやガイドブック等でよく見かける、見慣れた光景だ。
この香港の夜景も、オラにとってはそろそろ「20年間」になろうか…
長く通ったものだ。うんうん。
(初回が1992年だからねぇ~)
最初の頃は、この景色の海上をひこーきが飛んでいたよなぁ…。
写真中央の左奥辺りの海上に、昔の空港(「啓徳機場(カイタック空港)」)の滑走路があったのさ★(地図の✈)
天候によって、景色の雰囲気も変わる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
赤いぃぃぃぃぃ~~~~~~~~~っ★
この時は、湿った雲が急に流れ込んで来て、全体的に赤っぽくなったねぇ~。
どっちの景色も好きだ♪
最後に、ここから観た昼間の景色をご覧いただこう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
(2006年7月撮影)
雰囲気が違うぅぅぅぅ~~~~~~っ★
真ん中のビクトリア湾を挟んで、手前が「香港島」で、奥が「九龍(かうろん)半島」。
前回の2階建てトラムは、手前の島側を走っている。
ちょうど写真に写っているビル群の足元を縫うように…。
「北角(ぱっこっ:ノースポイント)」のトラム折り返し線路は、手前(島側)右側の海に出っ張っているビル群の辺りにある。(地図の◆)
対岸の中央に見える突き出た所が、香港一の繁華街「尖沙咀(ちむさぁちょい)」だ。
パンフやガイドブックに必ず載っている場所で、道路に突き出た看板がある大通りがメインストリート。
李小龍先生も、ここの茶色いビルの海岸沿いプロムナードにいらっしゃる★(地図の●)
…さ、これで2日目夜の「 酔い(宵)もピークの山頂トラム旅 」はクエスト出来た
お宿に帰って、おねんねしようねぇ~。
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…まぁ、こ~んな感じで、酔っ払いながらホテルに戻って来た。
到着2日目の夜に、これだけ歩き回れば充分でしょう
…んぢゃ、おやすみんみ~~~~~ん♪
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コメント
ジオラマ日記の帰りに寄り道しちゃった。(笑)
海外鉄旅日記の香港が読みたかった。
山頂って観光スポットってことは やっぱり観光客が多いのかな?
・・・地元民はデートで利用したりもしてるのかな?(*v.v)。
投稿: たこみ。 | 2013年2月11日 (月) 18時07分
★ たこみー。
山頂はスゲー混雑するよ。(笑)
昼夜も人種も問わず、いつでも客は多い。
山頂から夜景を眺めて口説かれたら…
ま、大抵の女子はその気になるわな
逆に、男が砕かれたら…
ロクな男子ではナイということだ。
投稿: まりりん | 2013年2月11日 (月) 18時41分