ジオラマ日記 ~「みちのく一人旅」の巻~
今回も、かなり初期のワンジオ作品を…
この作品は、「特攻野郎Bチーム」の展示会用に作ったモノ。
…っていうかぁ~、Bチームの大将(Nakanaka氏)から無償譲渡されたモノをリメイクした「半自作」だ。
(いや、ホントは「30%自作」くらいだろう…(笑))
最初は箱根登山鉄道の「箱根湯本」駅手前を再現してたのだが、当時の制作計画だと自分のワンジオが小田急だらけになってしまうので、あえて違う地域のシーンに変えてみた。
その結果が「秋の東北」となったワケ☆
ちょうどEF81とカニ24が余ってたのでね。
寝台特急「あけぼの」のソロに乗って、「♪みちのく~一人旅~~~」みたいな♪
さて、フタをはずしてみよう…
ケースのサイズは223mm×114mmだ。
ベースには木の台を使用している。
「特攻野郎Bチーム」の大将が制作。
線路の部分が一段高くなっていて、下に道路がある。
地方では良く見かける構造で、応用が利く、かなり便利なベース板だ♪
では横からも見てみよう。
線路はKATOのフレキシブル線路を使用。
線路のバラストは茶色だ。レールにもこげ茶系の色を塗ってある。
架線柱とガードレールは、KATO製品をそのまま使用した。街灯はGM?津川?
道路は白いプラ板をグレーで塗装したもの。
車道脇の歩道のラインは、塗装前にマスキングしてプラ板の地色を生かしてある。
さらに上空からの写真を。
線路際の葉が、かなりギリギリのところまで車両に迫っている。
譲渡時は非電化路線だったのだが、電化するために架線柱を設置。
だが、線路際に余裕があまりなく、削ったりして取り付けスペースをなんとか確保。
ヘンな所で意外と苦労した…。orz
自動車は2台設置。
細い対面通行の道をすれ違う時を再現するため、自動車の接着する角度を本物らしくなるように研究。
その効果はいかほどか…?
それではアップの写真を。
機関車(EF81)は「赤2号」に塗装してある。
台車はKATOの「DT21」を使用。台車間のブレーキシューはお互いに干渉してしまうので切り取った。
後ろのカニ24の台車は、付属品のレリーフをそのまま使用した。
JRマークは市販のインレタだ。
カニの線路際のキロポストはGM製を塗装。
草木は譲渡時から、少し増量。
車道のガードレール部分にヒョロッと生えている雑草も追加表現。
結構秋らしくなったかな…?
そしてもう一つ、隠しアイテム☆
ケースに実景を貼ってみた。
この背景はカレンダーから切り抜いたモノ。
正面から見ると、奥行きが増して効果アリ♪
実景は埼玉県の秩父地方だが。(笑)
こうしてリメイクが完了したジオラマに、青空を付けて見てみると…
結構イケてるでしょ?!
さぁ、秋のみちのくを満喫しに行こう!(一部ではもう雪降ってるで~!)
| 固定リンク
「Bトレイン-ジオラマ」カテゴリの記事
- つぶやき日記 ~「展示会が終わったよ」2022秋~(2022.11.07)
- お知らせ ~「特攻野郎Bチーム展示会」2022秋~(2022.09.26)
- ジオラマ日記 ~「線路に添えるお手軽ジオラマ。カーブ編・2020春」の巻~(2020.03.16)
- ジオラマ日記 ~「線路に添えるお手軽ジオラマ。直線編・2020春」の巻~(2020.03.05)
- お知らせ ~「特攻野郎Bチーム展示会」2020春~(2020.01.27)
コメント
自然…そういう言葉でしか言い表せません。
勉強になります。
さりげない演出の大切さですね。
投稿: CHIANTI | 2009年11月26日 (木) 21時13分
このワンジオは、元々の完成度が高かったので、ホントに「追加加工」程度でさらにレベルアップ出来たものです♪
やっぱ、基礎工事がキチンとしてあると、後々の変更がラクですね☆
Bチーム大将の技術力・着眼点の高さが解ります…
私も勉強になりました♪
投稿: まりりん | 2009年11月26日 (木) 23時50分