今回は119系のおハナシを…
105系(オリジナル新製車)にも応用が利くので読んでってね~~♪

前回の115系でも書いたのだが…
…信州の車両がことごとく発売されてナイっ!(>θ<)
…ってなワケで、作りましたよ。えぇ。

今回の車両は、飯田線で活躍する「119系」。
JRになってからは東海の所属になり、一時期東海道線などでも走ったが、やはり私にとっての119系は「水色の飯田線色」だ。
デビューした時のインパクトは大きかった。
103系の水色に白帯が入っただけなのに、何だろう、この清涼感は…
国鉄の傑作色だ。
では改造内容のご紹介を。

ベース車は、103系ATC(ユニットサッシ窓)車の先頭車だ。
色は何色でもイイ。
屋根は201系用のパンタ付きと無しを使用する。
103系用では屋根カーブが深すぎるのだ。
119系は「クモハ」と「クハ」、そして「クモハ(両運転台)」の3種類のみ。
超ローカル線用なので、中間車は存在しない。
3両編成の場合は、「クモハ+クモハ+クハ」というように連結していた。
まずは前面の加工から。

前面はGM製キットの119系用を使用。
下部の裾の出っ張りがBトレには大きすぎるため、青い矢印の位置まで削って(裾上げして)おこう。
そしたら、前面裏側の、赤い矢印の部分のリブを、Bトレの103系とキレイにピッタリと接着できるように削っておく。
次に側面の加工だ。

まずは、クモハ・クハ共通の加工から。
側面パーツを「IPA」の液体に入れ、塗料を剥離する。(無理な場合はそのままでもOK)
そして、青い矢印部分の、「すべてのドアと戸袋のHゴム」と「車端部窓上の行先表示器」を削る。
カッターで慎重に少しずつ削っていこう。彫刻刀などがあれば便利かも♪
削ったら、サンドペーパーで、表面の凸凹が消えるまでヤスッておこう。
ヤスリを掛け過ぎると表面が歪むので要注意!
赤い矢印は、クハのみの加工で、写真に写っている向きの窓1個だけを埋める。
これはトイレを表現するためのものだ。
窓周りのユニットサッシの出っ張りを削り、窓の大きさに切ったプラ板を瞬間接着剤で接着し、表面が平らになるようにヤスる。
他の加工部分と同時にやったほうがやりやすい。
削り終わった状態がコレだ。

上の側面2枚がクモハ119、下がクハ118だ。
で、白帯用の白色をスプレーしたモノがコレだ。

一つ上の写真と側面の上下が入れ替わってしまった…orz
実車の帯は「灰色9号」のシールなのだが、GMカラースプレーのそれでは濃すぎるため、私は「白3号」を使った。
手抜きをするならば、帯は実車同様にシールで済ませてしまい、この工程はパスしよう。(笑)
クハのトイレ部分は、今回は実験もかねて「乳白色」のプラ板を使用したために、塗料が掛からないようにマスキングしておいた。
フツーのプラ板を使用する場合は、すべて塗っておこう。
続いて、妻板(連結面)の加工だ。

実車の妻板には窓がナイので、窓埋めをしなければならない。
ココは手抜き(笑)で、103系の妻板全部に薄いコピー用紙を貼ってしまった。
瞬間接着剤を滲み込ませれば、薄い紙でもプラ板のように頑丈になる。
…コレ、ペーパー車体制作技法の、基本中の基本☆
接着剤が乾いたら、紙の表面を軽くヤスリ掛けしておこう。
あまりやり過ぎると、紙のケバケバが出て来てやり直しになるゾ!
ココまで来たら、車体(前面・側面・妻板)の水色をスプレーする。

白帯と、トイレ窓の部分をマスキングし、GMカラーの「青22号」をスプレーする。
充分乾燥した後、マスキングをはがすと、あのさわやかな飯田線の色が現れる♪
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余談だが、白帯はマスキングに失敗してヨレヨレになったとしても、そのままで構わない。
実車は、「国鉄で初めて帯にシールを使用した(帯の塗装を省略した)」車両と、経費節減努力を全国に大々的にアピールしたので、地元の高校生たちにベリベリに剥がされた。(笑)
みんな窓から手を伸ばして、シールかどうか確かめるために剥がそうとしたのだ。
証拠写真は鉄道誌に無数に載っている。ネズミがかじったように帯が欠けているから…
やがて、その魔手は常磐線の青帯にも伸びたのだが、その頃にはブーム(笑)は去ったみたいで、被害は少なかった。
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さて、このままでは「まだ」103系だ。
さらに119系っぽくしなければならない。
…というコトで、窓を加工しよう。

側面に窓ガラスをはめ込み、中央の窓の縦桟を太くして、連続窓を個別の窓が2個あるように見せる。
アップで見てみよう。

赤い矢印のところに、水色に塗ったプラ帯(幅1mm)をゴム系ボンドで窓ガラスに接着する。
これで側面の加工は終了だ♪
前面の白帯や窓周りの黒、ライト類の色入れをしておこう。

窓ガラスを貼って、ステッカー類を貼れば、前面も完了☆
では、屋根の加工に移ろう。

201系の屋根の、クーラーとベンチレーターを削り、クーラー部分に開いた穴を塞いでおく。
塞ぎ方は「大体(大雑把)」で構わない。
屋根裏を見るとこうなっている。

プラパーツの余り部分を使用して裏当てした。
次に、屋根に薄い紙を貼る。

表面が凸凹にならないように調整してから、ゴム系ボンドなどで接着しよう。
パンタ台横の、避雷器を削って、ダークグレー系の塗料をスプレー。

今回はグンゼの13番「ニュートラルグレー」を使用。
余談だが、私はグンゼの32番「軍艦色(2)」が昔からのお気に入り。
国鉄時代の車両の屋根は、この色がイチバンしっくりと落ち着くと思う。個人的に。
塗料が乾いたら、屋根を車体にハメ込もう。

屋根の中央を強く押さえると、せっかく埋めた穴が陥没するので注意!
ハメ込むと、屋根の先頭部分がハミ出るのが判る。

この赤い矢印からハミ出た部分をニッパーなどで切り取る。
ここで、屋根に載せるパーツ類を用意しよう。

写真はクモハ+クハの2両編成分だ。
1は最前部に付く大型のベンチレーター。各車1個使用。GM製の別売パーツだ。
2は通常の箱型ベンチレーター。クモハが2個、クハが3個使用。201系の屋根から削り取った。
GM製キットやTOMIX製のパーツなどでも、もちろんOK!
3は避雷器と遮断器。クモハに各1個使用。GM製やKATO製などのパーツでOK。
すべて用意したら、「ねずみ色1号」を塗っておこう。
パーツの塗料が乾燥したら、屋根にゴム系ボンドで接着する。

位置は写真を参考にしていただきたい。

接着が済んだら、前面パーツも接着し、床板をはめて台車を履かせよう。

実車はクモハがDT33(103系モハと同じ)、クハがDT21T(101系と同じ)だ。
一瞬、近郊型だから逆のようにも思えるが、クハは廃車になった101系から台車をもらったので、これで合っている。
これで119系の出来上がりぃ~♪
私のコレクション対象の中央線でもナイこの車両を、何で作ったかというと…

この「クモユニ147」のためだけだ。(笑)
ずっとウチで休車だったのを、何とか生かせないかと。
天賞堂Bトレは連結相手がイナイのが多いので、苦労する…☆
でも、これで晴れて「辰野発豊橋行き」一番列車が走ったワケだ♪

夜行のアルプス(165系+クモニ83)で辰野に行き、未明(朝4時半頃)の豊橋行きに乗り込む。
ホームでは、クモユニ147への荷物の積み込み作業が慌しく行われている。
乗客を乗せたまま、運転士が起動試験を行っていたのも懐かしい想い出…
いきなり電車が数メートルも前後に動くんだから、オバちゃんたちはビビるわな。
(事前アナウンスはあったよ!もちろん)
豊橋まで7時間以上の各駅停車の旅。
5時間乗っても、ホームから女子学生たちが「おはよー♪」と仲間にあいさつしながら乗ってくる。
…そっか、まだ朝の9時か。
豊橋に付く頃には、気分的にはすっかり15~16時くらいの感覚になってるのだが、時計を見ると11時半。(汗)
「もう二度と乗るもんか!」と思いながらも数回乗ったか…な?(笑)
途中で、クモユニがいろんな光景を見せてくれたね。
5両編成だと、一旦後ろに下がらないとホームから出られない駅(4両までは問題ナイ)とか。
トンネルにはいると、クモユニからは101系のモーター音が聞こえ、すぐ後ろのクモハからは103系のモーター音がする…
といった、東京・大阪の都会の電車ではありえない組み合わせの走行音も楽しめた。
あぁ、またこんな飯田線が見れないものだらふか…(TωT)

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