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2009年4月16日 (木)

ジオラマ日記 ~「花のある風景」の巻~

前回のつづき)
今回は、前回と2回連続で、東急池上線「石川台(いしかわだい)」駅付近の桜の風景を…
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前回でご紹介した石川台の桜、気に入ったので「ワンジオ」(ワンショット・ジオラマ)で作ってみることにした。
特攻野郎Bチーム」の展示会でお披露目するためだ。

サイズは223×114mm。時代は昭和末期頃をイメージ。
現在の風景はこんなカンジだ。
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同じようなアングルで撮ってみた。どぉ?
最初の写真、ジオラマの後ろには実物に似せて建物を置いてある。
あと、奥行き感を出すために、はじっこに鏡を置いてみた。
(画像は、鏡との境目の処理をしている)

ホントは上の写真と反対側の向きの再現をしたのだが…
↓この向きだ。
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実際には桜の木が少なくて、反対側の桜並木に見えてしまったね~
…ま、あくまでも「イメージ」ということで。(笑)

では、作品を見ていこう。
正面…というか、見ていただきたい角度(アングル)は↓コレ。
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その逆エンド側は、↓こんなカンジ。
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裏側は、こうなっている↓。
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壁の茶色い画用紙が寸足らずなので、へろへろと波打ってるケド、気にしないでね。(笑)

桜の木の隙間から電車を見てみた。
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ここに限らず、こんなカンジで桜並木から電車を眺めた方も多いのでは…?

桜の木の生え際(笑)の処理はこうなっている。
アップで見てみよう。
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木の根元を草で隠すのがポイント。
木がグラつかないように固定する「ガイド」みたいな役割もしてくれる。
紫の花は市販のカラーの「砂」を利用。模型店でよく置いてあるヤツだ。
他の色(白・黄色)も同じだ。
桜の花は、薄いピンクのスポンジを使用。
ただ、このスポンジ、現在は市販されていないと思う。ウチにも在庫があとわずか…。

今度は線路の端っこから見てみよう。
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実物の奥の赤い橋の上から見たようなアングルになる。
(詳細は前回の写真を見てネ)

では、線路周りのアップを…
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線路はKATOのユニトラックを使用。枕木はベージュで塗装。
コンクリート枕木っぽくなってるべぇ?
複線の間隔は25mmくらい。単純にユニトラックどうしをくっつけて固定。
実物もこんなモンでしょう。↓写真を見比べてみてちょ♪

線路際の壁にあるハシゴ、実はこれが重要。
ここの最大のアクセントになっている。
あと、壁上の草の中にある、電線を通すコンクリート製の管もね。

それでは、同じ場所の実物の写真を…。
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…いかがッスか?!雰囲気出てるべぇ~♪(あくまで「雰囲気」)
写真は桜吹雪が舞ってるので、少々見えにくいかも…。
まぁ、桜をメインに撮りに行ったので、これでイイのだ。
…いや、これ“が”イイのだ。(笑)

昭和末期ごろの昔の写真を見ると、木の下の法面にたくさん花が咲いていたのだが…
補強工事やら何やらした跡も見えるので、今はもう咲かないのかな。orz

では、マニアが気になる車両の方を…
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これは7200系という。
池上線では良く見られた形式だ。
モデルは、ほぼオリジナルの姿をしている。
ジオラマには2両しか載っていないが、本物は3両編成だ。

この当時は旧型の緑色の車両たちと一緒に走っていた。
夏場は、ホームで電車を待っている時に、銀色の車体が見えると嬉しかった…
旧型の吊り掛け車も好きなのだが、夏は暑苦しくてうるさい。(笑)

電車と桜並木が入るように撮ってみた。
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これも背面に鏡を置いて奥行きを出している。
鏡のフチも画像処理で消している。
結構イイでしょ? 私もお気に入りだ♪

架線柱は実物っぽい形状にしてみた。
KATOの単線架線柱を2個置いて、その間を細い真鍮線でつないだだけだ。

あと、周囲の目隠し用の壁・線路横の壁・線路の端面処理・並木下の法面など、すべて画用紙を使用。
加工がカンタンで、接着も早い、塗装もラク…とイイことづくめ♪
画用紙の最大のメリットは、プラ板の上に貼ると、パウダーなどが「木工ボンドで固着できる」ということだ。
強度はプラ板で負担させ、紙の表面が加工のしやすさをアップさせる。
オススメの方法なので、モジュール制作時にお試しくだされ☆

ちなみに、法面は補強部分も含めて、すべて段ボールで作成。
プラスチック部分は、線路・木・架線柱・金網・ケーブル配管・ハシゴだけだ。
…だから、制作費の安いのなんの。(笑)

最後に、「どこまで実物っぽく再現できるか」にチャレンジ!
まずは実物の、橋の上からの写真を。
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この奥の橋をメインに、似たような光景に挑戦。
↓コレがその結果だ。
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いかがでしょ?
私も相当気に入ってる自信作ぅ~♪☆

実物の同じアングルは絶対に撮れないので。(撮ってたら死ぬ(笑))
先頭車に乗ってカメラ構えたとしても、このタイミングに対向車が来ることは、現在のダイヤ上は、昼はナイ。

背景は、駅の踏切からズームで撮ったものを、パソコンの画面でさらに拡大。
そのモニターの前にジオラマ置いて、線路の角度などがウマく重なるようにして撮影。
画面とジオラマの明るさの調整を忘れたため、チョット奥のほうが明るいが…orz

まぁ、こんなカンジで石川台の春は過ぎていくのであった…。
(…って、全然シメになってないな。(笑))

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Bトレイン-ジオラマ」カテゴリの記事

コメント

前回の写真は今回の伏線だったのですね
西武だけでなく東急にも思い入れがおありなのだと
感じさせます。

>現在の風景は
白い建物とか同じですね。
実車よりも、今回の方がカラフルで明るい感じです。

>木の根元を草で隠すのがポイント。
見栄えと機能性、まさに一石二鳥ですね
私も緑化&カラフル化をしていこうと思います。

>これは7200系という。
ダイヤモンドカットですか。
転出先では色んな変身を遂げていますね。
ちなみに東急時代では、こどもの国線のイメージが強いです。

>制作費の安いのなんの。(笑)
全く同感です。
たとえ趣味であっても、いたずらにお金をかけない。
余っている物は有効活用する。
そんなところに経済感覚の有無が出るんですよね。
こういう発想大好きです

>私も相当気に入ってる自信作ぅ~♪☆
運転席の後ろから撮影しているみたいな感じですね。
本物の鉄道写真な雰囲気です
対向車が今にも向かってきそう

投稿: CHIANTI | 2009年4月16日 (木) 18時43分

そうです、前回のは伏線です。
でも、「しげぺ」さんに半分バラされましたケドね。(笑)

西武は子供の頃からの「趣味」として、東急は学生時代~社会人初期の頃の「仕事」として関わってましたので…

このワンジオは、グリーンマックスのカタログ(Vol.11:1996年発行)70ページの写真を見て作ろうと思ったのが、事の発端です。
桜とデハ3500形と菜の花と赤紫の花の色合いが非常にキレイで気に入ったので…
でも、現地に行ったらもう花は咲いてなかった。orz
なので、ホントはGMのカタログを見て評価していただければ…と。

こどもの国線、1ヶ月ほど時刻表上にない列車に仕事で乗ってました。
長津田駅8:00発だったか、7200形の2連でした。
現在でいえば「恩田」行きとでも申しましょうか。
…ハイ、長津田工場行きの職員輸送列車です。
なつかしいなぁ~

私のジオラマは、ベースのほとんどが段ボール&画用紙です。
プラスターやスチロール系のモノはほとんど使ってません。
経年劣化と補修の容易さを考えたら、ココにたどり着いたワケでして。
あと、「エコ」もネ☆

最後の写真、これに似たようなアングルでシルエット状に影で撮影したものがあります。
特攻野郎BチームのHP(「活動記録」の項目)にも載っていますし、「Bトレインショーティーのすべて3」の8ページにも、明るめですが同じようなカンジで掲載されています。
一度ご覧になってみてください♪

投稿: まりりん | 2009年4月17日 (金) 00時19分

いやー
お見事です!大好き

投稿: ばんび(こまち) | 2012年3月26日 (月) 01時29分

★ ばんび(こまち)さん

ありがとうございまーす

投稿: まりりん | 2012年3月26日 (月) 02時24分

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