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2009年4月20日 (月)

プチ旅日記 ~「箱根登山鉄道」2006秋~

前回「小田急・浪漫特快VSE2006秋」からのつづきーっ!

神奈川県にある世界的な超有名観光地「箱根(はこね)」の名物「箱根登山鉄道」に乗って来たぞ

箱根登山鉄道はどこを走っているかというと…
(画像をクリックすると拡大するよん)
箱根登山鉄道2006秋-1001
(2019年のグーグルマップより)
の間ッス

…新宿駅
…小田原駅
…箱根湯本駅
…強羅駅

の間は小田急線で、の間が箱根登山鉄道だ。

一般的なイメージから言うと、の間と思われがちだが、実際は違うのでご注意を。
(電車賃の計算もを境に変わるからね)

では、前回の続きの「箱根湯本(はこねゆもと)」駅(地図の)からスタートしよう。
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箱根登山鉄道2006秋-1002
かばぼこお屋根ぇ~~~~~~っ

特徴ある屋根の駅に停車しているのは、小田急の特急ロマンスカー「LSE」(7000形)だ。

東京の中心「新宿(しんじゅく)」駅から、直通で来れる手軽さが良い

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 おまけ 

前回の「VSE」日記の補足を少し…。

箱根湯本駅の近くにある踏切で、ちょいと撮影してみたのでご紹介を。

その踏切は、ちょうど正面の先頭車の足先部分にある。
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箱根登山鉄道2006秋-1003
手スリが目印ぃぃぃぃ~~~~っ

白い手スリが、道路から線路に向かって斜めに延びているのが判る。

その斜めの小道から見ると、こうなっている。
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箱根登山鉄道2006秋-1004
だいよんしゅーーーーーーぅ

警報機も遮断機もナイ、簡素過ぎる踏切だ。

オラが訪れた時は、ずっとリュック(写真中央の青いヤツ)が置きっぱなしだった。

誰のだろう…

撮影に邪魔なのだが、持ち主がどこか近くにいるかもしれないので、そのまま放置。

…ま、爆発はしないだろう。

踏切上から駅を見ると、こんな感じだ。
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箱根登山鉄道2006秋-1005
レールがさんぼぉ~~~~~~ん

線路は、レールを3本使用した「三線軌条」になっている。

外側2本が世界標準軌(新幹線と同じ1435mm)で箱根登山の車両用、内側と右側のレールが狭軌(JR在来線と同じ1067mm)で小田急の車両用だ。

左端の外側の線路は、現在では「入生田(いりうだ)」駅にある車庫に入る車両しか使用しないため、表面がサビている。
この当時でも、輸送力の都合上、箱根登山の車両は一日に数本しか「小田原(おだわら)」行きの運用がなかった。
(その後、車庫~小田原間の標準軌のレールは撤去され、小田急の車両のみで運用するようになってしまった)

余談だが、白い電車の右奥で架線の電圧が違っており、小田急の列車は今見えている2列車がいるホーム(1500V用)にしか停車出来ない。
箱根登山の電車は、右奥の電圧切り替えのセクションを通って低い電圧(600V)の区間に入り、短いホームに停車する。
(登山電車はどちらの電圧でも走れるようになっている)

…で、この踏切、小道の手スリの部分に立って撮影すると、こんな接近した感じで撮れる。
(画像をクリックすると拡大するよん)
箱根登山鉄道2006秋-1006
カッチョエェ~

ただし、注意しないと危険な上に列車運転の支障にもなるので、ゼッタイに無理はしないこと

必ず手スリから線路内に入らないように。
この位置に立っていても、当然ながら警笛を思いっきり鳴らされる。

さらに、警報機がナイので、下り列車が接近して来るのが判りづらい
時刻表を見ながら、線路の信号機を良く確認して自己責任で判断してほしい。

事故が起きてからでは遅いのだ…。

同じ位置から反対向きに撮ると、こんな感じだ。
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箱根登山鉄道2006秋-1007
超~ローアングルぅぅぅぅ~~~~

こちらは坂道にしゃがんで撮影。

坂道の部分にいるので警笛は鳴らされないが、それでも充分注意していただきたい。

ちなみに、通勤形車両はこんなカンジだ。
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箱根登山鉄道2006秋-1008
まるみえぇぇぇぇぇ~~~~っ

台車や床下機器を観るには最高の場所かもしれない。

でも、必ず坂道の途中から見てね。

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さて、箱根湯本駅に戻ろう。

ココから先は、登山電車しか進むことが出来ない。
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箱根登山鉄道2006秋-1009
いよっ待ってましたっ

やっぱり、「箱根登山」と言えばこの旧型車両達だろう…

ご老体ながらも、力強くゆっくりしっかりと登って行く。
出発前に水をガブガブ飲んでいる。
(写真左下の水色のホースがそう)

ちなみに、連結器の下はスカートぢゃなくて、水タンクだよ
急カーブの場所で車輪がキーキー言わないように水を撒くのさ。
(この先にかなりの急カーブが点在している)

この「110号」車両の車内は、こんな感じだ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
箱根登山鉄道2006秋-1010
ボックスシートぉぉぉ~~~っ

…そう、この車両はセミクロスシート(一部が向かい合わせのボックスシート)なのだ

他の旧型車はほとんどロング(横長)シートなので、貴重だね

だけど、「お宝」の旧式の吊り掛け駆動式車両はロングシートなんだよなぁ…
でも、室内は木製で照明は白熱電球だよ

どっちを選んで乗るかは、お好みで。 

箱根湯本駅のホームを出ると、いきなり80‰(パーミルと読む。道路で言う8%)の急坂が待ち構えている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
箱根登山鉄道2006秋-1011
激しい急勾配~~~~っ

もうこの時点で、小田急の車両達はギブアップ

つまり、湯本駅から先は100mも進めないのだ。
(それ以前に線路の幅と電圧が違うが

そりゃそうだ、日本の最急勾配区間(通常の粘着運転方式でね)だからねぇ~。

一般的な鉄道車両が登れるのは、40~50‰程度まで。
それ以上だと、特殊な装備が必要になってくる。
JRの碓氷峠は、専用の機関車(EF63)が麓側に付いて、列車全体を制御していた。

箱根登山の車両達は、それはもうバリバリの「山男仕様」よ
足腰の強さは半端ナイっす

そんな険しい坂道を、ご老体は難なく登って行く。
(画像をクリックすると拡大するよん)
箱根登山鉄道2006秋-1012
ビーーーーーームっ

夜のご老体はカッチョエェ~~~~

線路の上(上の写真の右上にある道)から見下ろすと、こんな感じ。
(画像をクリックすると拡大するよん)
箱根登山鉄道2006秋-1013
(2007年3月に撮影)
真っ暗ぁぁぁぁぁ~~~~~~

箱根という街は、日が沈むとすぐにゴーストタウンと化してしまうのだ。
人も車もほとんどいない。
これでもまだ19時頃だ。

この時間、観光客はホテルや旅館で温泉に入って、豪華な夕食と美酒を楽しんでいることだろう…。

さてさて、時間を昼に戻して…

登山電車の終点、「強羅(ごうら)」駅に到着。(地図の

いったん改札を出て、撮影出来そうな場所まで歩く。

そして、駅の近くで1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
箱根登山鉄道2006秋-1014
赤いぃぃぃぃぃ~~~~~っ

比較的最新の「2000形」だ。

この車両は、スイスの登山鉄道と同じ塗色になっている。
(姉妹提携を結んでいるのだ)
逆に、スイスに箱根登山電車の色の車両が走っている。
日本人が見たらビックリするだろうなぁ…

この車両が強羅駅に到着したところを、もう1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
箱根登山鉄道2006秋-1015
…おんや??

右側に何かヘンなのがいるぞぉ。
近寄ってみよう

切符を買って再びホームに入る。

すると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
箱根登山鉄道2006秋-1016
ゲテーーーーーーーーっ

また何ともキミョーな、イカ釣り漁船的な「ゲテ」具合だこと。

後ろ側も近寄って撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
箱根登山鉄道2006秋-1017
ホーム上からしか撮れないので、これが限界…

中央にぶら下がっている黄色いのはクレーンで、車内にはコンクリート枕木が積んである。
パンタグラフが、古っぽい車体の割には近代的で、チト似合わないなぁ。

…そう、これは「モニ1」と言って、保線作業用の車両だ。

大抵、ココでお昼寝している。

訪れた時にはパンタグラフが上がっていて、発電機(MG)とコンプレッサー(CP)の音を響かせていた。

う~ん、走ってるところを観てみたひ…

でも、それこそ箱根で1泊しなければ無理だろうなぁ~。
(恐らく、保線作業は夜間なので)

時間が無かったのと、駅の敷地内なので、反対側は撮影出来ず。

次回にトライだ

このまま強羅駅から箱根湯本駅に引き返すことにした。
のんびりしていると、駅近くの日帰り温泉に入れなくなっちゃうのでね

そうそう、先ほどの2000形の連結面は、こうなっている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
箱根登山鉄道2006秋-1018
広いーーーーーーっ

連結間隔も広く、かなりワイルドな連結面だ。

箱根登山の電車は、通常は車両間の通り抜けは出来ない。
急カーブ区間があるので、連結間隔を長く取らなければならないため、通り抜けられるようにするとキケンなのだ。
ここに見えている扉は非常用

この写真(連結面)だけ見ていると、JRや外国の「EH」級(2車体で動輪が8軸以上)の巨大電気機関車と言われても信じてしまいそうだ。
塗色のせいもあって、結構スイスチックな雰囲気も醸し出している。
スイスの貨物用機関車」といった雰囲気すらある。

強羅駅を出発する寸前のところを撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
箱根登山鉄道2006秋-1019
シュヴィッツァ~ラントぉぉぉぉ~~~~っ

ここ、スイスだよ」と言われても、今なら信じるね。うんうん。

だが、そんな感覚も、次に来たご老体のご光臨によって掻き消された。
(画像をクリックすると拡大するよん)
箱根登山鉄道2006秋-1020
控えおろぉぉぉぉぉ~~~~う

…間違いなくココは「箱根」だ。うんうん。

やっぱりご老体はカァ~ッチョエェ~~~~~ぃ

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コメント

こんばんは。
まずは“ご紹介”ありがとうございますm(_ _)m
光栄でございます。

>駅の近くにある踏切
この界隈では“お立ち台”ですよね。
ベルニナ号がブルーリボン賞を獲った時も、
黒山の人盛りでした。

>こちらは坂道にしゃがんで撮影。
素晴らしいアングルですよね。
このような写真は、ここでないと撮れないみたいな

>夜のご老体はカッコイイ…♪
人間もそうですが、いくつになっても“生涯現役”こそが
あるべき姿なのですけどね
ただ飾られてるだけよりも“普通”に走っている方が
輝いて見える好例ではないでしょうか?

>黄色いのはクレーンで
モニらしさであり、また再現に苦労した箇所です。
吊り掛け音がときめきます

>やっぱご老体カッコイイーっ!☆
初めて乗車したのがこのタイプで
今でも普通に動いているのに素直に感動を覚えます。
どんな車両でも“動態”こそが“幸せ”だと確信してます

投稿: CHIANTI | 2009年4月20日 (月) 00時22分

あの傑作「ミニモニ」は、世間に公表しなければイケマセン!(笑)
もっと注目を浴びてイイ車両だと思います♪

あのアングルで小田急の車両を撮るなら…やっぱココではないでしょうか?
線形上、ゆっくり走ってくれますしね☆

やはり、どこの鉄道でも「ご老体」はシブくてカッコイイです
以前、琴電に初めて乗ったときも、たまたまご老体が駅にいて、ホームに「翌週に廃車になる」との案内が…!
ビックリして慌てて乗りまくった想い出もあります。
まさに「一期一会」な出会いでした…

やっぱ「動いてナンボ」のご隠居さんです
「寝たきり老人」ではかわいそう…

投稿: まりりん | 2009年4月20日 (月) 00時41分

箱根登山鉄道に実は乗ったことが無いのですが、80‰の坂を粘着運転で登っている!というだけで十分すぎるほどの破壊力(=インパクト)を持っているのに、さらにスイッチバックや吊掛け式車両と言うカードをコンボ出してくる(!!)。聞いただけでゾクゾク(`・ω・´)してくる路線ですね(ただ以前の記事にも書いてありましたが、大半の三線式軌道が無くなってしまった事が残念です。)。
 >警報機も遮断機もない、簡素過ぎる踏切だ。
撮影場所には最適!(≧∇≦)・・・でもあれだけ接近していると緊張してしまって危ないし、うまく撮れないかも・・・。(。_。)ほかにも初めて行った時に参考になるような撮影場所や情報があったら教えてください。φ(・ω・ )?メモメモ

投稿: しげぺ | 2009年4月20日 (月) 19時00分

箱根登山の沿線は、意外と撮影できる場所というのがありません。
なにせ山の中を走ってるので、線路にたどり着く道がナイところが多いのですよ…
各駅で降りてみて、実際に自分なりのお気に入りスポットを見つけてください。
他人のデータだけで動いたって、収穫は何もナイですよ。
カーナビに頼り切って、いつまでたっても道を覚えられない…みたいな。

箱根の有名撮影地は、望遠レンズやら何やらと、重装備が必要そうです。
それこそ、有名撮影地は本屋のガイドブックやネット検索でいくらでも載っていますよ。
人と違うものを撮りたけりゃ、自分の「足」と「視点」で動くべし。

ただ、ゼッタイに無理&危険なことはしないように。
鉄道事故(遅延も)は、親戚一同が破産するくらいの損害賠償額を請求されますからね!


投稿: まりりん | 2009年4月21日 (火) 01時19分

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