プチ旅日記 ~「黄昏の和泉多摩川」2005~
過去に撮った画像達をチェックしていたら、こんなものが出て来たので、ご紹介を…
家から自転車でサックリ出掛けて、スナップ写真的に気楽に撮ったモノなので、アングル等にダメ出ししないように。
複々線化工事中の、小田急線の多摩川橋梁。
(画像をクリックすると拡大するよん)
県境ッス★
今立っている場所が東京都世田谷区で、すぐ左側に「和泉多摩川(いずみたまがわ)」駅がある。
奥の対岸は神奈川県川崎市多摩区で、土手の部分に「登戸(のぼりと)」駅がある。
これらの写真は、おそらく2005年だと思われる。
まだ複線分しか架け替わっていない状態で、見えている鉄橋は、現在の上り線だ。
2009年3月現在の多摩川橋梁は、つい先日に複々線化工事が完成し、今は上下線で別々の橋梁を走っている。
余談だが、多摩川の鉄道橋の上にはナゼかポイントが設置されている所が多い。
京急・東急・小田急…と。
京急と東急のポイントは列車折り返し用で、列車は鉄橋上でしばらく停車し、反対向きに走り出す。
強風の日や大増水した日等は…
考えただけでも恐怖を感じる。
(…オラだけか?)
この日は夕日がキレイだったので撮影した…と思う。
なにせ古い写真なモノで。
では、スタート★
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いきなり、何気に撮ったモノが今となっては貴重な写真になるとは…
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なつかしやぁ~★
やっぱりカッコ良かったね、9000形は。
夕日といえば、↓コレに反射させないと…
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ギラリン★
ステンレスの1000形だ。
ギラつき感がお気に入りッス♪
↓コレも何気に光っているねぇ~
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ロマンス溢れる輝き
ロマンスカー「EXE(エクセ)」だ。
見た目には「ロマンスカー」という「華やかさ」と「存在感」はナイが、室内はシックで落ち着いているので、オラはお気に入りだ。
以前、横にいたキッズが、従来の展望席付き特急車両(連接車)が来ると「あーっロマンスカーだぁ~★
」と叫んでいたのに、EXEが来ると「…あ、特急電車だ。
」とフツーに声を出していたのが印象的だった。
…そっか、お子様の脳内ではそのように区別されているのね★
…で、しばらくしたら珍客も現れた。
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おぉ、いぇい★
狙っていなかったので、ちょっとラッキー
JR東海の「あさぎり」(371系)だ。
2階建て部分がヒジョーに印象的で、全体的に「東海道新幹線の100系」とカブッて見えるのはオラだけか…?
橋梁の下流側に行ってみた。
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残っていたーーーーーっ★
まだ旧鉄橋が撤去中の状態。
新旧で線路の位置(高さ)や橋脚の本数などの違いがよく判る。
旧鉄橋の位置に、現在の新しい下り線の橋梁がある。
振り返って、和泉多摩川駅方向を見る。
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ちょうど、最新のロマンスカー「VSE」がやって来た♪
橋梁右下の土手のコンクリート部分(明るいグレー部分)が、旧鉄橋のあった位置。
こんなに低い位置にあったのだ。
たしかココに踏切があったよねぇ…?
夕方のラッシュを前に、色々なロマンスカーがやって来た♪
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カッチョエェのぉ~★
ちょうど橋に掲げてあった「高圧線注意」の文字が、VSEの車体に書いてあるように見える。
同じ色だったから違和感ナイね。
またロマンスカーがやって来た★
(画像をクリックすると拡大するよん)
今度はLSE(7000形)だ。
旧鉄橋の時代は、多摩川全体に響き渡る音量で「ダダン、ダダン、ダダン…」と、ロマンスカー(連接車)特有の音を出血大サービスしてくれて、まさに「鼻血ブー」モノだったのだが、今や軽やかに無音でスーッと走り抜けるだけになってしまった。
登戸駅の下りホームだけが、まだロングレール化していないので、唯一「連接音」が堪能出来る場所だ。
(追記:その後整備され、ここも無音に…)
ココからは、下流側の河川敷を歩いてみた。
小田急線とは関係ナイが、「和泉多摩川」と言えばこの建物だろう。
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ギザギザぁ~~~★
必ず写真等に登場する、線路沿いのギザギザマンション。
ココのジオラマを作る時には、必ず入れないとね
(デカいぞ)
あと、何気に視界に入ったこの木…
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…デカ過ぎぢゃね?
この~木、何の木ぃ~?
鉄道模型だとHOゲージの木?
(ベースがNゲージサイズだったらね)
その木の先から上流側を振り返ると、全体はこのような位置関係になっている。
(画像をクリックすると拡大するよん)
いろいろあるぅぅぅ~~~~★
正面に橋梁、右手にマンション、その手前に木、左は多摩川の堰(せき)だ。
手すりと左の壁の間には、水の階段があり、サケ等の魚が遡上出来るようになっている。
では、左側を見てみよう。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ダンサーーーーーーっ★
そう、ここには大きな段差があるので、ボート等は下って行くことが出来ない。
堰のアップ画像を…
(画像をクリックすると拡大するよん)
キレイだねぇ~~~~
「水」という流体が作り出す模様の、何とキレイなことか…。
薄緑の水の色もイイね。
オラのお気に入りの1枚だ
だんだん夕焼けがキレイになってきたので、チョット色気を出して撮ってみた。
(画像をクリックすると拡大するよん)
ススキと電車のコラボ。
今や真っ白な10両編成も貴重になってきたなぁ…
これこそが「小田急線」というイメージがある。
この日は雲の模様がナイスだったので、1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
…チョット不思議(神秘的)な模様だね。
暗くなってきて、電車の撮影も不可能になってきたので移動開始。
再び自転車をこぐ。
途中にある「国分寺崖線(こくぶんじがいせん)」の崖の急坂にはいつも苦労する★
崖の上にある「成城学園前(せいじょうがくえんまえ)」駅真上の、フタをしてある部分の「喜多見(きたみ)」駅寄り(崖のほう)に行ってみた。
ここでも1枚。
(画像をクリックすると拡大するよん)
イイねぇ~~~~♪
この周辺は見晴らしが良く、読売ランドの観覧車や富士山も見える。
さらに隣の「祖師ヶ谷大蔵(そしがやおおくら)」駅へと移動してみた。
線路沿いに道があるので、5分くらいで着く。
駅の近くに天然温泉の銭湯「そしがや温泉21」があるので、その前まで行ってみると…
(画像をクリックすると拡大するよん)
…絶景だなや
ヒコーキ雲もイイ演出をしている。
気が付いたら、横で同じように写真を撮っているオニイサンが…
そうだよねぇ~、カメラ持っていてコレ見たら撮らなきゃ★
-------------------
…まぁ、こんなカンジで「小田急線、チャリで撮影の旅」は終了した。
最後の写真を撮った後に、そのまま横の温泉に入った。
…っていうかぁ~、それが本来の目的ぃ~★
実は、撮影は「ついで」だった。
現在は、多摩川橋梁の下流側にあった工事用の広大な仮設資材置き場も取り払われたので、またこんなアングルの写真が撮れるようになった。
しばらくしたら、「比較写真」みたいに、上記の写真達と同じアングルで撮影してみよっかなぁ…
それぢゃぁねん♪
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コメント
>9000系
関東通勤車の中で1・2を争うお気にです
今見ても斬新なフォルムですから。
>EXE

歴代ロマンスカーで唯一ブルーリボンどころかローレルすらも
逃がしてしまった悲運の車両ですね
デビューした時代が時代というのもあるでしょう。
それを言うなら“あれ”も(以下略)
やっぱり小田急ロマンスカーは展望席があってこそ、
というイメージなんでしょう。
VSEは採算度外視の2代目バブリーカーです。
初代はHISEですけど
>堰のアップ画像を…
水面で何が大変かと申しますと、
表情を出す事ですよね。
ただノッペリではつまらないですし、
凹凸ぐらいでは、ありきたりですから。
>天然温泉の銭湯
良い湯加減でしたか?
疲れは取れました?
投稿: CHIANTI | 2009年3月30日 (月) 18時22分
9000形がいなかったら、私は小田急通勤車を「カッコイイ」とは思わなかったでしょう…
EXEは「寝心地」重視車両です。(笑)
意外にイチバン快適です♪
VSEの前面ガラス、3Dの曲面仕上げですよねぇ。
アレって、少し後ろから立って前を見ると、かなり歪んで見えるんですね。
線路がいきなりあさっての方向へ曲がって行く…みたいな。
なので、展望席などで「座って」眺めないと、気持ち悪くなります。
水面は…芸術品です。アレを1/150で再現するのはハッキリ言って無理ですねぇ…

雰囲気をどこまで近付けられるかが、腕の見せ所。
天然温泉、すっかりハマッてしまい、数年間通っています☆




今も通勤経路上にあるので、会社帰りにザブッっと…
投稿: まりりん | 2009年3月30日 (月) 22時10分
自分もここで撮りましたよ。
4000系のディスクブレーキを狙い撃ちしました。
NSEも逆光で撮ったんですが、その写真、どこいっちゃったんだろう。
投稿: 二足歩行 | 2009年3月31日 (火) 09時22分
もっと前からデジカメ持っていたら、私もディスクブレーキなんぞも撮ってたんでしょうねぇ…
くるくる
写真、探してみてちょ♪
投稿: まりりん | 2009年3月31日 (火) 10時34分
小田急4000系といったらディスクブレーキですよね
横から見ると目立ちます。
投稿: CHIANTI | 2009年3月31日 (火) 14時10分
ディスクブレーキの「くるくる」は、西武を見て育った少年には衝撃的でした…
小田急4000、東急7000、京王3000…
とってもメカニカルでカッコイイという印象でした。
しかも小田急4000形は吊り掛けだったのが、更に衝撃的。
非冷房の3連・5連だったというのも「小田急の異端児」的で好きでした。
冷房化されてからは5000形とさほど変わらなくなってしまいましたが…orz
投稿: まりりん | 2009年3月31日 (火) 21時10分