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2009年1月 5日 (月)

実物日記 ~「京急大師線」2005~

あけましておめでとうございます。

えー、勝手ながら「正月」といえば「初詣」、「初詣」といえば「川崎大師(かわさきだいし)」ということで。
毎年この時期になると「京急大師線に乗りたぁなってまうやろー症候群」が発症してしまうのである。

オラにとって「大師線」と言えば、やはり700形

今やドア上に次駅案内等が表示される1500形も走っているなんて、未だに信じられないものがある…。
実際に1500形に乗っているのにそう思う。

…ってなワケで、2005年10月当時の写真があるので、ご紹介がてら当時を振り返ってみよう。

まずは起点の「京急川崎(けいきゅうかわさき)」駅から。
(写真をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線2005-7001
イイねぇ~~~~

そうそう、コレ、コレ

本線の高架ホームから降りてくると目にする、いつもの風景。
(写真をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線2005-7002
オラは必ず先頭車に乗っていた。

大師駅の出口も前だし、前面の景色を見るもの好きだったし…
この影のコントラスト、個人的には気に入っているぞ

イチバン先頭の座席に座る。
(写真をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線2005-7003
むふふのふ

イチバン前の席を確保すると見える、大師線ユーザーには当たり前過ぎる光景だね

写っている車両も700形ばかり。
イイ時代だった…。

では出発

列車は景気よく走り出すが、すぐに減速~

そして、のそのそとカタツムリ並みの速さで急カーブを曲がる。
(写真をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線2005-7004
ギギギギギギギギ……

隣の「港町(みなとちょう)」駅手前の、多摩川土手横のS字急カーブ。
列車の後ろはすぐ土手だ。

制限速度25Kmというノンビリさで通過するこの地点が、小さい頃からのお気に入りスポット。
このカーブ、どう見ても明治の路面電車時代のままだろ…

さらに進もう。
(写真をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線2005-7005
みどりのてっきょーーーーーーぅ

ココは「港町」~「鈴木町(すずきちょう)」駅間にある鉄橋だ。

中央の後ろにある2個玉(ニコタマ)は、多摩川の歴史ある水門。
手前のダンプ等が停まってる場所は、むかし船溜まり(運河)で、小船がたくさん泊まっていた。
いつの間にか埋め立てられてしまい、左横のセメント工場関係車のヤードになってしまった…。

列車内からココを見ると、鉄橋の所だけ線路が盛り上がっていて、平坦な区間を走る大師線の見所でもある。
(写真をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線2005-7006
…ね、真ん中だけ盛り上がっているでしょ

小さい頃は、ちょっとしたジェットコースター気分にワクワクしたものだ。
今でも鉄橋だけは残っている。
(鉄橋の周辺を歩いた日記はこちらをクリック

余談だが、上の写真は港町駅から南側を撮ったモノで、奥に小さく赤い電車が見える位置が2つ先の川崎大師駅。
その間にある鈴木町駅は存在感が全くナイ…

サクサク進もう
(写真をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線2005-7007
あぢのもとーーーーーーーっ

大師線と言えば「味の素」。

切っても切れない関係にある。
多摩川土手沿いに延々と続く味の素の工場は圧巻だ。

以前は、海側にある「塩浜操車場(しおはまそうしゃじょう)」(今のJR川崎貨物駅)から味の素の工場まで、深夜に貨物列車が大師線を走っていた。

貨車の積荷は「アミノ酸」で、調味料の原料だ。
車両は「タム5000」と言う、超ぷりちーなちっこいタンク貨車だった。

京急の線路の幅は1435mm(世界標準軌で新幹線と一緒)、貨物は国鉄から乗り入れるから狭軌(1067mm)。
幅が違うので、3線軌条(レールが3本ある。片側は共用)になっていた。

でも下り線だけ
だから、京急の終電後に貨物が走るというワケなのだ。
貨物線は川崎大師駅の川崎寄りで工場内に入っていた。
今でも、その門だけは残っていると思う。

ちなみに、この写真を撮った場所の川崎側にある踏切(鈴木町駅の入口)は、一般人は渡る事が出来ない
(写真をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線2005-7008
線路の向こうは味の素の敷地内だ。

手前の交差点から鈴木町駅の駅舎に向かうだけでも、私服だと踏切に立っている味の素の警備員に監視される。

それだけ一般人はほとんど乗降しない駅だ。
(写真をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線2005-7009
子供の頃から気軽に近寄れない雰囲気を醸し出していた…

いっそ「味の素」駅にすればイイのに…。
昭和19年までは、まぢで「味の素前(あじのもとまえ)」駅だったそうな

さらに移動。
(写真をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線2005-7010
まっすぐーーーーーーーーぅ

ココは鈴木町駅から2つ目の「東門前(ひがしもんぜん)」駅。
(この線イチバンのメイン駅「川崎大師」を紹介しない日記って…

この駅付近が、いちばんキレイに編成が撮れる。

正月は、一つ手前の「川崎大師」駅が、初詣客で大混雑。
なので、帰りはこの駅から乗ると座って帰れるという裏ワザがある。
川崎大師は両駅の中間にあるので、歩く距離はさほど変わらない。

駅の姿を見てみよう。
(写真をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線2005-7011
良い

東門前駅はレトロ感があふれていて、非常に好ましい。

頭上を通る東京電力の送電線のブッとい鉄柱が、さらにイイ味を出している。

よく見ると、ホーム部分だけ鉄柱の足が外に折れ曲がっているのが判るでしょう…。
ドアが開いたら目の前が鉄柱ぢゃぁ降りられナイしぃ~。

前に行ってみよう。
(写真をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線2005-7012
ナイス屋根っ

シヴ過ぎて何も言うことはナイ。
永久保存版だ。

…しっかし、ココはあの都会的な川崎駅から、たった数キロ(4駅)しか離れていないんだぞ
ヒジョーにローカルだなや。

さらに進んで…
(写真をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線2005-7013
しうてぇ~~~~~~~ん

大師線の終点「小島新田(こじましんでん)」駅。
(東門前駅から2つ目)

非常に模型化しやすい駅だ…っていうか、模型っぽい駅。

Nゲージの、KATO製対向式ホームと地上駅舎で、速攻カンタンに再現出来る。
2011年現在では、もう1本線路が増えて変わってしまった)

この駅の先は、道路を挟んで広大な川崎貨物駅が横たわっている。
(写真をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線2005-7014
どどーーーーん

右下が小島新田の駅舎で、その正面の小屋(トイレ)と細い道路の先が貨物駅。

列車を1・2本見送って、ヤード内での石油タンク貨車の入れ換えを見ているのも楽しい
(写真をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線2005-7015
でーでーが来た~~~~

歩道橋の上からよく見えるよん

この駅まで来ると、多摩川の向こう岸は羽田空港で、広大な敷地が良く見える。

駅の改札側からホームを見る。
(写真をクリックすると拡大するよん)
京浜急行大師線2005-7016
のどかぁ~~~~~~

小島新田は非常にローカルな駅だ。
平日の日中は、ほんの数人しか乗降しない時もある。

大昔の京急の空港線「羽田空港(はねだくうこう)」駅と同じ雰囲気を醸し出している。
確かに似ていた…。
(現在の「天空橋(てんくうばし)」駅の内陸側で、細い川(海老取側)の手前にあった)

今や大師線は(旧)1000形の天下。(時折、新しい1500形も入って来るが…)
だが、その1000形ももう長くはナイ。(2011年で引退した)

しかも現在、大師線は地下化工事が始まっていて、「東門前」~「産業道路(さんぎょうどうろ)」駅間は地面をほじくっている状況だ。
あと数年もしたら、これらの景色全てが過去のモノとなるんだろうなぁ…
にわかファンの「さよなら祭り」になる前に、一度訪れて見ることを強くオススメします。

大都会にありながらも京急一のローカル線「大師線」は、今日も工場で一生懸命働く人達を乗せてガンバッています

2011年1月の様子の「リバーサイトハツモーデ川崎大師2011」はこちら
2018年6月の様子の「京急大師線を歩く。その1小島新田駅と川崎貨物駅2018夏」はこちら

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コメント

ブログでは初めまして、CHIANTIです。
よろしくお願いします。

大師線と言えば、この車両でしたね。
それで、初詣のヘッドマークが欠かせません(笑)
今は1000形ですが、やっぱり700形の独特な
前面が“大師線の主”って感じでした。
通勤快特にも使われていて、ドアの数を数えたりしました。
そんなに古い車両ではなかったのですが。

小島新田駅は一瞬、かつての羽田空港かと思いました。
あの頃は湘南顔がいましたよね。

投稿: CHIANTI | 2009年1月11日 (日) 20時03分

よろしくお願いします。

やはり、大師線は正月の「干支ヘッドマーク」ですね♪
「ヘッドマーク付き700形」+「破魔矢」+「着物美女」が、私にとっての「川崎大師参り」のイメージです。(笑)

700形の寸詰まりの直角イスも懐かしい想い出ですね。
アレに座ると、イヤでも「正しい姿勢」になって健康的なのですが…

昔の羽田空港駅、実は一度しか行ったことがありません。
やはり空港に行くには不便な駅なので、いつもモノレール使ってましたから…
でも、あのローカルさには強いインパクトがあって、いまだに記憶に残っています…

蛇足ですが、「釣りバカ日誌」の浜ちゃん家が、あの駅のすぐそばの設定でした。

投稿: まりりん | 2009年1月11日 (日) 20時38分

こん●ら帰りにイチバン先頭の座席に座ったね(笑)
・・・確かに同じお顔してる。(* ̄ー ̄*)
んじゃ こちらの赤いお顔の700形もあの縦揺れしてたのよね?

四国にはいろんな所からおいでになった電車さん達がいるんだね。

投稿: ひめ子 | 2013年3月28日 (木) 17時49分

あ~~~~!!
違う!!
縦揺れはレトロ電車の事だ
700形も揺れてたけど

投稿: ひめ子 | 2013年3月28日 (木) 17時58分

★ ひめぽ

京急とことでんは、線路の整備状態がまるで違う。
なので縦揺れなどするワケがナイではないか

京急は120Kmでスッ飛ばす、超一流私鉄だぞ
関東でイチバン速い電車だ

投稿: まりりん | 2013年3月29日 (金) 21時54分

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