今回は、鉄道模型の「Bトレイン」の、西武鉄道「4000系」をご紹介★
2005年の暮れ頃に制作した西武鉄道「4000系」は、おかげ様で鉄道模型誌に載ったり、「JAM(国際鉄道模型コンベンション)」等の展示会で注目を浴びたりしている。
…だが、今までちゃんと解説した事は無かったので、ここいらでやっておこうと思った次第。
どん!
(画像をクリックすると拡大するよん)

秩父路のスタァァァァ~~~~~~っ★
4000系は、1988年(昭和63年)に登場した秩父線用の4両編成で、「2扉・クロスシート・トイレ付き」と、観光用としても使える客室設備になっている。
車体は新製だが、足回りは廃車になった101系の部品を使用している。
101系は秩父線用に造られたので、同じ路線を走る4000系も同じ性能にしたかったのだろう。
まぁ、極限まで使いまわし(リサイクル)をするのは、西武鉄道の十八番(おはこ)だけどね★
外部の塗色は、今までの西武鉄道には無かった真っ白な物で、中央に青・赤・緑の3色の帯を巻いている。
この3色は「ライオンズカラー」と呼ばれ、西武ライオンズのユニホームが発祥だ。
西武グループでは、電車やバス・タクシーに加え、デパートの内装(エリアの色分け)にも採用されている。
本家の西武鉄道が、何故か最後に登場したような……気がする。
余談だが、ライオンズの獅子のキャラクター「レオ」の横顔は、「ジャングル大帝」の主人公の「レオ」ではなくて、父親の「パンジャ」がモデルだよん。
手塚治虫氏本人がテレビで言っていたので、間違いない★
(「大人になったレオ」という設定だそうだ)
この4000系、登場時はインパクトが大きくて、世間に大好評だった
「飯能(はんのう)」駅~「西武秩父(せいぶちちぶ)」駅間の各駅停車の運用のみならず、休日には「池袋(いけぶくろ)」駅から秩父鉄道の「三峰口(みつみねぐち)」駅と「野上(のがみ)」駅までの直通の快速急行の運用もあった。
野上駅は「長瀞(ながとろ)」の1つ先にある、小さな駅だ。
駅前に「西武長瀞ホテル」があったので、こんな途中にある小さな駅で終点となっていた次第。
その後「寄居(よりい)」駅まで延長されたが、現在は長瀞行きとなっている。
今まで、下手すると赤くてボロい非冷房の旧型電車がやって来た秩父線が、全てこの白い新車に置き換わるんだから……そりゃぁ~世間もビックリするわな★(笑)
東武鉄道の「6050系」と、同じような立ち位置だね♪
さてさて。
制作のきっかけは、「特攻野郎Bチーム」の仲間の「Kitchen(キッチン)製の4000系の前面パーツが手に入るよ~♪要るぅ?
」の一言だった。
この4000系は、Nゲージサイズで作ろうとすると大変な目に遭ってしまうのは明らかだったので、ずっと様子見状態だったのだ。
適した種車が無いので、大改造になってしまうので…ね。
だが、Bトレインでは「2扉」も「3扉」も関係無く、すべて2扉車と化してしまう。
…何てすばらしい模型なんだ
(笑)
「それならばっ!
」と、Bトレインの西武鉄道101系を眺めると…


比較しやすいように、完成したお姿でご覧いただこう。
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何とかなるぅぅぅぅぅ~~~~~~っ★
左が「モハ101形」で、右が「モハ4101形」ね。
一見、全然違うように見えるが「中央の窓をつなげて、全て一段窓にすればOK」なのだ
同じ西武鉄道の車両なので、各部の寸法もほぼ同じなのだ。
(厳密に言えば、戸袋窓の大きさが違うのだが、Bトレインなのでそこは省略♪
)
しかも、足回りや各部品は101系の再利用なので、台車・屋根・パンタグラフも全て同じで良い。
…これ、イケるんぢゃなくね?(笑)
…という訳なので、4両編成を2編成(合計8両)、一気に制作する事にした★
まずは「下ごしらえ」からだ★
種車となる西武鉄道101系の8両分を、友人宅での「IPAプール合宿」に送り出す。

「IPA」とは「ガソリンの水抜き材」の事で、ホームセンター等の車のコーナーで売っている。
それをタッパーに入れて、そこに塗装を剥離したいパーツを沈めれば、数時間~1日程度できれいに剥離出来るのだ★
歯ブラシなどで擦れば、ほぼ完全に剥離出来る。
(※IPAを触る時は、手袋等をして手指を保護してね
)
数週間後、生まれたままの筋肉質な姿になって、101系の車体が合宿から帰って来た。
…せめて水着くらい着てろよ。コースケ(北島康介)もビックリだ★
お顔のパーツはメタル(金属)製なので、下地用の「プライマー」を塗っておこう。
面積が少ないので、スプレーでも筆塗りでも可。
さぁ!ここからは加工あるのみ★
…と言っても、側板の中央の窓を1つにつなげるだけなんだけどね。
窓間の縦桟を切り取ってカッターできれいに仕上げるだけの、簡単なものだ。
8両で合計16ヶ所あるけど、それほど苦になる作業ではない。
以上でボディの加工は、おしまい。(笑)
※トイレ窓や妻板等の加工をしたい方は、この時点で済ませておくように
オラは手抜きをしたので、窓は埋めずに白いシールでごまかしたからね♪
屋根は、全車両とも無加工で大丈夫だ★
新101系の屋根(ベンチレーター(通風器)が四角い箱型の物)を使おう。
お次は塗装だ★
…と言っても、これも白く塗るだけなんだけどね。
なので、何も考えずにグリーンマックス(GM)製品の缶スプレー「白3号」を塗りたくろう。
…真っ白になったバディは美しい。
う~ん、美・白・
パンタグラフは、銀色に塗っておくとリアルだよん♪
オラは、KATO製の201系用「PS24」等を使用している。
一般的な「PS16」よりも小型なので、Bトレインに合っているからだ
次に、側面にガラスを貼り付けよう★
4000系は、一段下降窓の他に、ドアや戸袋のガラス部分にゴム(Hゴム)を使用していないので、101系の窓ガラスが使用出来ない。
なので、GM製品のキットに付属している透明な塩ビ板を使用する事にした。
(透明な物なら、何でも可)
車体に合う寸法に切り出して、ゴム系接着剤(G17)で接着する。
そのまま切って貼るだけなので、これも簡単なものだ♪
※床板をはめ込み式にしたい場合は、Bトレイン用の窓ガラスの下部にある、床板取り付け用のツメの部分だけを切り取って、車体にはめ込んでおこう。
そうすれば、後のメンテナンスが楽になるからね♪
中央窓の縦桟は、油性の黒マジックで線を引くだけだ。
8両で16本だけど、チョロいもんだ

ここまで仕上がったら、車体を組み立てよう★
Bトレイン純正の窓ガラスを使用していないので、はめ込みで組み立てる事は不可能になってしまったので、接着剤で組み立てる。
この時点では、先頭車のお顔だけは接着しないで残しておこう。
これで、真っ白な箱状の車体が8個出来上がった。
ここに、追加工をしていこう。
オラは手抜き工事をしているので、この時点で不要な窓を埋めなければならない。
埋める箇所は、先頭車の車端部(トイレ・自販機部分)と、全車の妻板(連結面)部分だ。
この当時のオラは「Bトレインは、お気楽・簡単加工で楽しもう♪」がコンセプトだったので、窓の穴埋めはすべて白いシールで簡単にふさぐ事にした。
…簡単過ぎるなぁ~。(笑)
窓よりも若干大きく切った白いシールを車体の各所に貼って、窓埋めはおしまい♪
白い車体なので、段差はそれほど目立たない。
(写真では目立ってしまうけどね…
)
こんな感じになる。
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結構いけるんぢゃないのぉぉぉ~~ぅ★
なぁ~に、走ってしまえば判らない、判らない★
しかも、連結面なんて誰も見ていないしぃ~♪
さぁ!ここまで来たら、一番大事な「お顔」の接着だ★
白と黒の塗装を済ませたパンダ顔に、裏面からガラスを貼り、行き先シール等も貼っておく。
そして、ゴム系ボンド(G17)で接着する。
もし、黄色いボンドがはみ出たら、乾燥後に取り除くか上から白く塗ってしまう作戦で解決しよう♪
先頭車が組み上がると、こんな感じになる。
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いい感じぃぃぃぃぃぃ~~~~~~っ★
写真は完成後のお姿だが、この時点では真っ白な車体のままなので何とな~く違和感があると思うが、これでOKなのだ

斜め横から見ると、こんな感じ。
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良いんでないのぉぉぉ~~~~~~ぅ★
だいぶ良い感じに仕上がったぞ
…って、あれ!?
…あっ、先頭車の屋根が短い!

お顔を接着するまで気が付かなかった…
おでこに隙間が空いちゃったねぇ~。
この場合は「中間車の屋根を使用する」という事を、401系の発売後に知った。(笑)
よって、作品はおでこに大胆な剃り込みがあるが、気にしないで頂きたい。
(…って、一番気になる部分だろが。
)
いつか修正しよう…。
ここまで来たら、最後の仕上げ「ライオンズカラーの帯を貼る」作業だ★
でも、市販品では使えそうな物が無く、この細い帯を塗装する技量と根性とマニア度も持ち合わせていない。
第一、「お気楽道」に反する。(笑)
…という訳で、前面パーツをくれた仲間を甘いワナで陥れて、帯もシールで作ってもらう事にした。
いやぁ~、悪魔だね★
仕上がった帯は多少太かったものの、上下を詰めて切ればモウマンタイ(無問題)♪
(そのせいか、赤帯が太く見えるような気が…
)
この帯は、貼り方に注意が必要だ
まず最初に、先頭車のお顔の部分から貼っていこう。
車体側面から先に貼ってしまうと、前面帯の上下の位置がずれてしまうからだ。
お顔の部分に当たる所だけ青帯をカットして、赤と緑の帯にした部分をお顔に貼る。
…で、そのまま残りを側面から妻面(連結面)に回して貼っていく。
上手く貼れたら、帯がドアに馴染むように、段差部分にカッターで軽くスジ目を入れる。
このシールは少々厚みがあって固めだったので、ちょいと苦労した…
続いて、中間車も貼っていこう。
こちらは、側面から貼って妻面に回していった方が楽だよん♪
先頭車と帯の位置(高さ)を合わせるのを、忘れずに
8両分の帯が貼れれば、塗装関係の加工は完了だ♪
前面のヘッドライトケース等は「付いているもの」と思い込んで見てくださいな。
(パーツが手に入らなかったので、手抜きをした。(笑))
なぁ~に、走り出してしまえば細かい所なんて、見えない、見えない。
行先字幕のシール等も、貼っておこうね。
時代によってデザインが異なっているので、お好みの物をチョイスしてね♪
最後に、床板を車体に接着しよう★
床板はBトレインに付属の物を使用するのだが、製品のガラスを使用していないので、ツメで留める事が出来ない。
なので、スペーサーを挟んで側板にゴム系ボンド(G17)で接着した。
※前述したが、ツメで固定したい場合は、製品のガラスの下部の穴とツメの部分だけ切り出して、車体にはめておこう。
手間は掛かるけど、後のメンテナンス時には床板が着脱出来て、非常に助かるから♪
床板が固定出来から、台車「FS372」を履かせて、出来上がりぃ~♪

4両編成を並べてみた。
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おぉ、いぇい★
戸袋窓がちょいと大きい(上部が高い)のだが、雰囲気は充分出ていると思う♪
Bトレインだから、これでいいのだ

さらに、8両全部を並べてみた。
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たいへんよくできましたぁぁぁ~~っ★
…壮観だなや
…まぁ、初期の改造品なのでアラは目立つが、黄色い電車の中にポツンと置いておくだけでも強烈なインパクトを皆さんに与えるようで、作った甲斐はあったと思う。
今だったら「新2000系」の製品から改造したほうが、塗装変更だけで済む気がする。
(窓ガラスもそのまま使えるからねぇ~)
先頭車の一番前寄りの戸袋窓も、黒いシールで表現すれば、穴を開ける必要も無いしぃ~。
池袋の都会の風景から秩父の山奥の風景まで、幅広く順応する「お得」な4000系、楽しみ方も200%UP(当社比)だ♪ 
では、色々なジオラマに置いてみよう!

池袋から秩父まで行こうね♪
まずは、ここから。
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行って来まぁぁぁぁぁ~~~~~すっ★
観光客をたくさん乗せて池袋駅を発車した、「快速急行 野上・三峰口」行きだ★
「中村橋(なかむらばし)」駅付近の高架複々線をイメージ。
奥には、新宿の高層ビル群も見えるねぇ~♪

お次は、これ。
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お昼寝ちうぅぅぅぅぅ~~~~~~っ★
「小手指(こてさし)」駅に隣接する、広大な車庫(小手指車両管理所)でお昼寝中♪ 

ここで4000系がお昼寝していると秩父線を走っていないのが判るので、秩父方面へ向かう観光客から「あぁ、今日は白い電車走っていないよ…
」と、ため息が漏れたものだ★(笑)
(デビュー当時は、まだ編成数が少なかったのでね)
あまりの人気に、すぐに増備された次第♪
この当時は、白い電車は目立っていたねぇ~

さらに進もう。
いよいよ山間部に入って来たぞ♪
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これぞ奥武蔵ぃぃぃぃ~~~~~~っ★
「吾野(あがの)」駅付近を走っているイメージ。
この周辺は、ご覧のような光景があちこちで見られ、奥武蔵では典型的な1シーンだ
ちょいと進むと…
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静かな山の秋ぃぃぃぃ~~~~~~っ★
「西吾野(にしあがの)」駅付近の紅葉だ。
背景は、実際に西武線の車窓から撮った実景を使用しているので、超リアルなのだ

…おや?変わった場所が見えるぞ。
ほれ。
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酒は黄桜、お花は芝桜ぁぁぁ~~~っ★
秩父と言えば「芝桜(しばざくら)」でしょ
芝桜人気が出てから、秩父線沿線にも植えられた場所があった。


実際は似ていないが、こんな感じで咲いていたような……気がする。
さぁ、秩父に着いたぞ♪
ここからは、秩父鉄道に乗り入れるのだ
どん!
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これぞ秩父ぅぅぅぅぅ~~~~~~っ★
秩父名物の石灰石貨物列車「デキ+ヲキフ+ヲキ」様の御成りだぁ~


秩父鉄道は、SL(蒸気機関車)の「パレオエクスプレス」が大人気だが、この貨物列車も陰の主役なのだ
実物でもBトレインのように短い黒い貨車「ヲキ101形」が、たくさんつながってチョコチョコ走っている姿が、これまたかわゆい
「影森(かげもり)」駅から「寄居(よりい)」駅(今は長瀞駅)までの間で、このような4000系との並びが見られる♪
…こんな感じで、秩父で大活躍の西武鉄道4000系、あなたもお手元に1編成いかが?
では、またぁ~♪


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