旅日記 ~「三岐鉄道の貨物だよ。2016」その2・東藤原駅~
2016年6月18日、期せずして再び三岐(さんぎ)鉄道を見て来たぞぇ★
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さて、移動しよう。
…と言っても、先ほど「鉄橋のすぐ奥に次の駅がある」と言ったとおり、あっけなく次の目的地に着いてしまった。
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はったーーーーーーーーーっ★
ココは「伊勢治田(いせはった)」駅と言う。
この駅には広大なヤード(留置線)があり、運がイイと貨物列車が観られると思うんだけど…
沿道から駅構内を覗いてみると…
…何も停まっちゃいねーよ。
とりあえず、オラもココでおトイレ休憩。
その間にも軽自動車がバンバンやって来て、学生達が降りて来た。
ホームを見ると、イチバン手前に黄色とオレンジ色の物体がいるのが目に入った。
近寄ってみると…
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さっきの回送列車だ★
ココでしばらく停まっていたようだ。
柵も無く撮影しやすかたので(逆光だけど)、カメラを構えたら…
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あれれ……動き出しちゃったよ★
とりあえず、横のお姿を撮影。
全体的に、西武時代とほとんど変わっていないようだ。
そして、後ろのお顔が去って行った。
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バイバイキ~~~ン★
また静かになっちゃった。
ホームに女子高生がやって来た。
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カワユス
「朝日と女子高生」のコラボって、爽やかで画になるねぇ~~
そうそう、ココの駅名板って、前回から気になっていたんだけど…
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…傾き過ぎでなくね?
木で出来ているとはいえ、コレって片足の土台が沈んでいるのでは…?
観るモノがナイので、さっさと次の駅へ行こう。
線路沿いの道を進んでいると…
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…おっ、お山がクッキリ★
なかなかイイ光景だったので、車を停めてもらってプチ撮影タイム。
ジオラマの背景に使えそう♪
(三岐鉄道限定だけどね…)
ココで列車がやって来た。
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朝だからか、2両編成が多いね~。
…ってか、さっき丹生川駅で見た列車が、もう折り返して戻って来ちゃったっぽくね?
この地点から次の駅は目の前だったので、アッサリと到着した。
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フージワラーーーーーーーーっ★
ココが三岐鉄道の最大の拠点「東藤原(ひがしふじわら)」駅だ。
貨物列車は、この駅から発車する。
駅舎前はこんなカンジ。
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ひろびろ~~~~♪
さすが地方の街、ほとんどが駐車スペースだ。
目の前に黒い貨車がいるねぇ…
近寄ってみた。
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ホッキーーーーーーーーーーっ★
「ホキ5700」という貨車で、セメント運搬用だ。
昔のスタンダード車両で、全国のセメント工場付近で一般的に見られた。
東京でも、八高線(高麗川~八王子間)等を走っていたッス♪
前回来た時は塗り替え中だったので、標記がナイ真っ黒くろすけ状態だった。●●●
(まるでHOゲージの模型だったよ…)
…ま、今の姿もピッカピカなので模型っぽいが。
横のフェンスからホーム側を見ると…
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いたいた
「三岐3セット」が並んでいるッス~~♪
停まっている機関車は、先ほどフライアッシュ貨物を引っ張って来た車両だ。
パンタグラフが降りているので、しばらく動かないのかな?
機関車が違うだけで、昔の西武秩父線「横瀬(よこぜ)」駅とほとんど同じような光景だ
まずは、機関車をアップで。
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いーーでーーーーーーっ★
「ED45」形という形式で、全部で9両いる。
それぞれ生まれや育ちがビミョーに異なり、お姿も何気に異なっている。
さっきは気付かなかったが、運転台が右側にあるんだねぇ~★
(日本の車両は、通常は左側に運転台がある)
ほどなく、踏切が鳴った。
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戻って来ちゃったーーーーっ★
さっきの回送列車が、上り営業列車として戻って来ちゃった。
運転士さんも「まだコイツ等いやがるよ…」と、思っているかもしれない。(笑)
そして、ホームで上下列車が並び、下り列車もやって来た。
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…ほぼ西武線だよね。(笑)
電車が去った後は、機関車を見に行こう。
踏切の向こう側に行ってみるべし★
目の前にある踏切は、こんなカンジ。
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カンバン付きぃ~~~♪
「太平洋セメント 藤原工場」の案内板がある。
太平洋セメントは、秩父セメント・小野田セメント・日本セメント(旧・浅野セメント)が合併した巨大な会社だ。
先ほどのホキ5700も、八高線や高崎線では黄色い「秩父セメント」のマークを掲げて走っていた。
ココ藤原工場は、小野田セメントだった。
踏切の足元に、こんな案内板があった。
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おぉ、いぇい★
…何というステキな資料なんでしょ
コレで貨物列車の入れ替え時間がハッキリと判った
直近だと7:55~8:00だね。
あと10分チョットかぁ…
…待とう(笑)
その間に、まずは踏切の向こう側へ。
踏切の真ん中で、ホーム側を見る。
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黒タッキーが、うぢゃうぢゃいる
ホームの横が留置線になっていて、セメント貨車「タキ1900」がいっぱい並んでいる。
ココで出発準備を整えたり、翌日までお寝んねしたりする。
このまま後ろに振り返ると…
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いろいろ伸びてるぅ~~~~~♪
全部で4方向に線路が伸びている。
左端が正面奥の工場へ、真ん中2本は貨物列車の入換え作業用、右端が本線だ。
その本線も、すぐ先でさらに分岐していて、右奥にある工場にもつながっている。
(右奥の工場の線路は、こちらの日記をご覧あれ)
踏切全体のお姿は、こんなカンジ。
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ふつーーーーーーーぅ。
あまり特徴のナイ一般的なイナカの踏切なんだけど、工場へ通勤するらしい車が多くて交通量はかなりある。
…あ、ちょうど通勤時間だったか。
(寝ていないから、時間の感覚がぁ~)
ちょうど駅舎の対面に回り込んだぞ。
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う~ん、ローカル♪
貨物を取り扱っている路線(秩父鉄道等)では、よく見るスタイルだね。
電車とホームの長さに比べて、貨物列車用の待避線がかなり長いのが特徴。
それ故か、駅舎からホームへの通路も長くなっている駅が多い。
(信号機やポイントの位置関係で、ホームが駅構内の真ん中で、駅舎がはじっこに来る構造)
目的の電気機関車様が、目の前にいた。
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おぉ、いぇい★
デッキ付きで車体に丸みがあるので、かなりバランスの取れたナイススタイルだ
国鉄で言えば、「EF10」をBトレインにしたような…
後ろの黒タッキー達も、ほれ、このとおり。
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癒されますのぉ~~~~♪(笑)
こんなに並んでいるのを間近で観るなんて、お子様の時以来だ★
(西武線の所沢駅や飯能駅でよく観ていたッス~♪)
タッキーをアップで。
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ずんぐりむっくり
この「タキ1900」は、積荷の重さの関係で長さが短い。
なので、カモりんのおなかのようにポッテリとしていて、ぷりちーなのだ
造られた時期によって、細部がかなり異なっている。
右の車両は、タンクに数本のリブ(縦の出っ張り)があるっしょ。
機関車の前にある小屋の脇に、何か真っ黄色のカタマリが…
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ぷろーーーーーーーーーーぅ★
「スノープロウ」だね。
大雪が降った時に、機関車等の前にくっつけて雪かきをするモノっす。
この辺って、そんなに雪は降らナイよねぇ…?
機関士さんがやって来て、機関車のパンタグラフを上げた。
そして各ポイントを点検開始。
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…いよいよ動くぞ
さっき走っていたんだから、パンタグラフを降ろさずにそのまま電源ON状態で停車させておけばイイと思うんだけど。
いろいろ取り決めがあるのだろう。
機関車の発電機やコンプレッサーが動き出す。
…あぁ、機関車の音だ
機関士さんは、運転台周りのチェックをしている。
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ぷしゅ~~~~ぅ。
色々な音がしだした。
まさに「生きている」カンジがプンプンぢゃ★
(かなりオヂイチャンだが…)
そろそろ踏切が閉まる時間になるので、また駅舎側に戻ろう。
踏切を渡って、さっきのフェンス部分に来ると、上下の電車がやって来た。
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2両編成祭りだなや★
前回来た時は3両編成の列車しか動いていなかったので、チョット新鮮♪
両方の電車が発車した後、線路上に係員さんがやって来た。
そして、線路脇にある箱を操作すると…
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カンカンカンカン
踏切が鳴り出した。
このような貨物駅や臨海貨物線には、手動で踏切を操作出来る装置がフツーに設置されている。
(ONの時だけ手動で、列車が通過すると一般の踏切と同じく自動的にOFFになる)
そして、機関車がゆっくりとやって来た。
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ギギギギギギギ……っ★
踏切上で停車。
その間に係員さんがポイントを切り替えて、今度は逆向きに動き出す。
そして、いったんホームの線路に停車。
(全国的に、安全上、誤って一発で本線上に出ることが無いような配線になっている)
またもやポイントが切り替わって、機関車がこっちにやって来た。
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いぃぃぃぃやっほぉぉぉぉぉ~~~~~ぅ♪
コレぞ貨物機関車っ
デッキに係員さんが乗っている姿がヒジョーによろすぃ♪
今から、奥にある工場へ貨車を迎えに行くのだ。
吊り掛けモーターの音が目の前を通り過ぎ…
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バイバイキ~~~ン★
ボブちんも一生懸命撮影しているねっ★
さぁ、コレで三岐まつりも終~了~~♪
今度こそホントに彦根に行こう。(笑)
山脈の向こうは、もう彦根なのだ。
車に乗り込んで、移動開始っ
奥の工場も見えるかなぁ~と、裏道を走ってみたモノの、門しか見えず。
あとは林に囲まれて一切見えナイ。
(むしろ、電車からのほうが良く見えるッス♪)
工場を過ぎた辺りで、お山がクッキリと見えた。
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どどーーーーーん!
いやぁ~、藤原岳(ふじわらだけ)ちゃん、今回もありがとうね♪
まさか今日、三岐詣でが出来るとは思わなかったッス~★
途中から山道に入る。
この国道306号線を真っ直ぐ行けば、もう彦根の町へダイレクト・インだっ♪
…ん?
何やら案内板がたくさん。
「この先、彦根へは通り抜けできません」
…ねぇねぇボブちん、通り抜け出来ナイって。
戻って迂回しようよ。
ところがボブちん、ナゼかひたすらこのクネクネ山道を登り続ける。
途中には、コケて壊れたバイクとライダーの姿が…
助けないと…と思ったが、ライダーは縁石に座ってスマホをいじっていたので、何かしらのSOSは自力で発信しているようだ。
そして、県境の長いトンネルの入り口にたどり着いたら、目の前に…
「トンネル出口、法面(のりめん)崩落のため通行止」
だから言ったぢゃナイかーーーーっ★
ガッチリとバリアが張られていて、トンネルの中に入ることも出来ナイ。
「法面崩落」って、カンタンに言えば「土砂崩れで道路が埋もれた or 道路の下の土が流れ去っちゃった」という意味。
コレはどうしようもナイ…
結局、麓まで引き返すことに。
…何やってんだよ、ブーボー。(ーー;)
どんどん寝る時間が無くなっていく。
さっきのバイクは、隣に身内らしい軽自動車が停まっていたので、大丈夫だろう。
麓まで降りたら、救急車が山道を登って行った。
結局、別の広い国道365号線を走り、関ヶ原(大垣)へと抜けた。
まだ岐阜県だよ…
さすがにボブちんも焦ったのか、ココからは名神高速道路へ…
短区間だけど効果は絶大で、あっという間に彦根へ到着した。
時間も9時半くらいだったので、何とかセーフ★
…あぁ、さすがに疲れたよ。
今夜は「ビールde電車」に乗るんだから、しっかり寝かせてくれよぉ~~~っ★
…ま、その前に展示会場を提供していただいたお店にご挨拶して、そのまま近江鉄道の「がちゃこんまつり2016」に行くんだけどねぇ~~♪
とりあえず、移動中も楽しめたし無事に着いたので、めでたし、めでたし
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